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個室温泉1 プレイヤー ログをクリアしました 1760606016048
個室温泉1 咲羽リリィ 「おまた~」 1760617479919
個室温泉1 明智 和葉 「お、おまたせ……」 1760617500063
個室温泉1 黒木 翼 「あっ待ってまし…わぁ…」最高の光景だった。やはり和葉ちゃんの髪と合わせた水着がよく似合っている。たわわな胸部の破壊力はやはりすごい。美しくおしとやかな所作とのギャップによりその破壊力はさらに増した。そして隣のリリィちゃん。大変に刺激的、目に毒どころではない。劇毒である。脳内物資の制御がなければ危うかったであろう、まさに淫魔。そんな言葉がよぎった。 1760617526900
個室温泉1 明智 和葉 リリィさんすごく可愛いしえっちだし、翼くん見惚れているんだろうなー 1760617582178
個室温泉1 咲羽リリィ 水着というか紐だった。局部を直線につないだV字水着。いわゆるスリングショット。現実に着用している人間を見た人は何人いるだろうか。 1760617643372
個室温泉1 咲羽リリィ 身長に比較して殺人的と言う他ない乳と尻を全く隠す気のない水着だった。というかどう見ても水泳したらまろび出る 1760617697310
個室温泉1 明智 和葉 「…………」流石に隣にいるのが恥ずかしい……! 1760617736819
個室温泉1 明智 和葉 可愛いけど!似合っているけど! 1760617753867
個室温泉1 咲羽リリィ 「ほらほら黒木く~ん、感想は~?」 1760617809530
個室温泉1 咲羽リリィ 「和葉ちゃん待ってるよ?」 1760617816055
個室温泉1 明智 和葉 「へっ!?」 1760617829081
個室温泉1 黒木 翼 「国宝」他に渡す気も見せなくもないが 1760617841682
個室温泉1 明智 和葉 「なっ……」 1760617852502
個室温泉1 咲羽リリィ 「国宝認定入りました~」 1760617856976
個室温泉1 明智 和葉 「……だ、誰にでも言ってるくせに」 1760617880071
個室温泉1 明智 和葉 「ほら、リリィさんの水着の感想も言ってあげてよ」 1760617911552
個室温泉1 黒木 翼 「いや本当ですよぉ。やっぱり和葉ちゃんのおしとやかさから飛んでくるギャップが最高で」 ダメだ、頭がやられている気がする 1760617955475
個室温泉1 咲羽リリィ 「わかる……」うなずく「えっちだよね」 1760618044014
個室温泉1 黒木 翼 「リリィちゃんのは…殺人的、淫魔的ですねぇ」和葉ちゃんいなかったら、多分 1760618105362
個室温泉1 黒木 翼 「目に劇毒というか、水泳する気ないよねといいますかぁ」 1760618126501
個室温泉1 明智 和葉 「リリィさんも……その、凄い水着だね……」わたしの水着も結構大胆な方だと思うんだけど、なんというか次元が違う。 1760618148132
個室温泉1 咲羽リリィ 「まあね~、男の子が勃起するやつ選んでるし?」 1760618180977
個室温泉1 咲羽リリィ 「運動はする気あるけど」 1760618195610
個室温泉1 黒木 翼 「…襲われちゃいますよ?」 1760618198699
個室温泉1 明智 和葉 「ぼっ……」あけすけ過ぎない!? 1760618222959
個室温泉1 咲羽リリィ 「やだこわ~い♡」体をくねらせるだけで胸がはみ出そう 1760618236204
個室温泉1 明智 和葉 あ、翼くんが目をつけた 1760618241272
個室温泉1 咲羽リリィ 「でも世間一般的には和葉ちゃんの方がウケ良さそうなんだよね~」 1760618264242
個室温泉1 黒木 翼 「…和葉ちゃん、もしかして仲間呼ぶタイプ?」2回目で3P狙う子とか初めてである 1760618272724
個室温泉1 咲羽リリィ 「ほら、前のナンパくんも和葉ちゃんの方が好みだって言ってたし。清楚系にしては凶悪だもんね~」 1760618298148
個室温泉1 咲羽リリィ 「こことか」和葉の胸にタッチ 1760618307917
個室温泉1 黒木 翼 「わかる」うなずく「えっちですよねぇ」 1760618313992
個室温泉1 明智 和葉 「仲間呼ぶって何!?」 1760618343957
個室温泉1 明智 和葉 「ひゃんっ!?」急に触られて避けられなかった 1760618387628
個室温泉1 黒木 翼 「…和葉ちゃん、勝つ気なんですねぇ」本当に3P狙いじゃないよね? 1760618397246
個室温泉1 明智 和葉 「や、やめてよリリィさん」 1760618439473
個室温泉1 咲羽リリィ 「え~? いいじゃん女の子同士なんだし~」 1760618469284
個室温泉1 咲羽リリィ 「それとも彼の前だと恥ずかしい?」 1760618479289
個室温泉1 明智 和葉 「女の子同士でもセクハラはあるからね……!?」 1760618518213
個室温泉1 咲羽リリィ 「おかた~い」 1760618537525
個室温泉1 黒木 翼 「やわらかくもある」 1760618560233
個室温泉1 咲羽リリィ 「ま、そこが和葉ちゃんの魅力だと思うけどね?」ちゃんとやめる 1760618560643
個室温泉1 明智 和葉 胸を手で隠している。隠しきれないだろうけど。 1760618587247
個室温泉1 咲羽リリィ 「黒木くんの方は乗り気みたいだけど、和葉ちゃんとは全然タイプ違うよね~」 1760618604268
個室温泉1 明智 和葉 「……まぁ、うん。翼くんはあそびなれてるもんね?」 1760618631006
個室温泉1 黒木 翼 (…仕草が一々えっちなんですよねぇ」和葉ちゃんを見ながら 1760618641072
個室温泉1 明智 和葉 多分無意識にジト目になってる。そんなつもりはないのに 1760618735771
個室温泉1 黒木 翼 「あんまりいじわるしないでくださあい。…遊び人らしく言っちゃえば、最上級ですよ。…離したくないくらい」執着を、混ぜる。 1760618780897
個室温泉1 咲羽リリィ 「熱烈ぅ~」 1760618798496
個室温泉1 黒木 翼 「正直。個室でこんなシチュ、耐えられませんよぉ?能力で押さえ込まなきゃ今頃とろとろにしてますかねぇ」 1760618885676
個室温泉1 明智 和葉 「……っ」それには厳しい目になります。 1760618936076
個室温泉1 黒木 翼 そんな目で見られて、何故か心が痛くなった。話して、当たり前だけど怒られて。気にならなかったのに。 1760618978391
個室温泉1 明智 和葉 「……翼くんには、悪いけど。その、前みたいなこと、するつもりは……ないから」 1760618982536
個室温泉1 明智 和葉 「遊びたいなら、そういう娘を探して。ほら、リリィさんとか、受け入れてくれそうだよ」最低なことを言っている。リリィさんにも非常に失礼だ。だというのに、そんなふうに口をついていしまった。 1760619078831
個室温泉1 黒木 翼 「…そう、ですかぁ。ざーんねん。そんな和葉ちゃんも可愛いですよ」白々しく、"邪悪"らしく。プレイボーイであれ。 1760619089645
個室温泉1 明智 和葉 言ってから、ひどく後悔する。 1760619101765
個室温泉1 明智 和葉 「……いえ、ごめんなさいリリィさん。引き合いに出してしまって」 1760619139347
個室温泉1 咲羽リリィ 「え?いいけど。アタシはいつでも誰でもセックスするし」 1760619162837
個室温泉1 黒木 翼 「えっ」えっ? 1760619174082
個室温泉1 黒木 翼 「…和葉ちゃん、すごいお友達ですねぇ…」あれはマジだ。いやマジかよ 1760619226603
個室温泉1 明智 和葉 「いやお友達ではないよ……」ビックリして冷たい発言を出てしまった。そこまでだったんだこの人。 1760619297401
個室温泉1 咲羽リリィ 「ひど~」 1760619308359
個室温泉1 咲羽リリィ 「まあでも、確かにどっちかというとただのお知り合いだよね、よく会うから顔覚えてるって感じ」 1760619349873
個室温泉1 明智 和葉 「いやだって偶々お店とかで顔合わせただけでお話はあまりしてなかったよね……!?」それなのにこうしてながされているのは、ともかく 1760619385138
個室温泉1 咲羽リリィ 「そうそう、最初に会った時も別の男とヤッてるところ見られただけだし」 1760619417779
個室温泉1 黒木 翼 「えぇ…?」 1760619454212
個室温泉1 咲羽リリィ 「二回目は喫茶店でナンパくんに話しかけられてるの見てただけだし」 1760619457824
個室温泉1 咲羽リリィ 「あ、そのナンパくんはアタシと友達になりました。結構かわいい子でさ~」 1760619475413
個室温泉1 黒木 翼 「…へぇ。会ってみたいですねぇ」 1760619478055
個室温泉1 咲羽リリィ 「気になる?」 1760619493468
個室温泉1 黒木 翼 「少しぃ」 1760619513188
個室温泉1 咲羽リリィ 「ていっても一発で撃沈されてたからそんなに面白い話にはならなかったよ~」 1760619567989
個室温泉1 黒木 翼 「若葉マークですねぇ」 1760619618315
個室温泉1 咲羽リリィ 「そうそう若葉マーク。安心した?」 1760619630611
個室温泉1 黒木 翼 「…気にしてませんしー?」同類だ。分かるのだろう。 1760619649283
個室温泉1 明智 和葉 「そうだね、翼くんみたいな手慣れた様子ではなかったよ」というかあの人は翼くん以外と比べてもだいぶ拙かった。とはいえしつこく、うっとおしくもなかったので、そこは好印象。 1760619717309
個室温泉1 明智 和葉 「あ、翼くんはあまり他の人に悪いこと教えちゃダメだよ」と注意しておこう 1760619859434
個室温泉1 咲羽リリィ 「アタシは悪いことなんて教えてないも~ん」 1760619891917
個室温泉1 黒木 翼 「悪いことなんて、そんなあ」 1760620066028
個室温泉1 明智 和葉 「……というか、わたし一応UGNの依頼で来たんだった。お仕事しないと……」この場から逃げ出すための言い訳を繰り出す! だってこのままだと翼くんとリリィさんがその……そういうことしそうだもん! 1760620123285
個室温泉1 黒木 翼 「ダメ」気付けば、言っていた。 1760620137817
個室温泉1 明智 和葉 そういう悪い人だとは知っているけど、悲しくなるから見たくはない。 1760620162998
個室温泉1 明智 和葉 「……え、どうして」 1760620196496
個室温泉1 明智 和葉 翼くんにしてみても、邪魔者が居ない方が、存分に楽しめるだろうに 1760620237843
個室温泉1 黒木 翼 「…逃しませんよぉ?」なんで止めたんだろう。こんな事した事なかったじゃないか 1760620253231
個室温泉1 咲羽リリィ 「……んふふ」 1760620264610
個室温泉1 咲羽リリィ 「ねーねー黒木くんさぁ」 1760620389279
個室温泉1 咲羽リリィ 「和葉ちゃんのことお気に入りでしょ?」 1760620412228
個室温泉1 黒木 翼 「はい、そうですよぉ?可愛い花、綺麗な宝石?うーん、例えが見つかりませんねぇ…とにかく、そばにおいておきたい、そんな感じです」スラスラと言葉を吐く 1760620490591
個室温泉1 明智 和葉 ……実のところ。自惚れでなければリリィさんの言う通り、“お気に入り”枠なのだろうという自覚はある。彼の反応は悪くないし、自分の容姿が優れている方だと客観的に理解している。そりゃ、そこらで引っ掛ける女の子の中では上澄みだろう。 1760620583048
個室温泉1 明智 和葉 でも、所詮は“お気に入り”という、沢山居るカテゴリの中の一つでしかないだろうから。 1760620638156
個室温泉1 明智 和葉 「あ、はは。相変わらず上手だねぇ翼くんは。そうやって何人の女の子を泣かせてきたの?」 1760620685321
個室温泉1 黒木 翼 そんな感情の動きを見て、見られて良かったと思いながら言葉を紡ぐ。 1760620700330
個室温泉1 黒木 翼 「…お気に入りとか作らないようにしてたんだよ」 1760620773639
個室温泉1 黒木 翼 「良くないから。でも、作っちゃったんだよね」決まった数しかない、そんな場所に丁寧に。霧谷とあの子、そして和葉ちゃん。 1760620926492
個室温泉1 明智 和葉 「……う、そだ」信じられない。そんな都合のいいこと、あるわけないんだから。 1760621081194
個室温泉1 明智 和葉 「だって、一度会っただけなのに」 1760621142309
個室温泉1 黒木 翼 「他の皆と一緒」最低な答えを返す 1760621160621
個室温泉1 明智 和葉 「……だ、よね。うん。代わりなんていくらでも居るんだよね」 1760621401853
個室温泉1 咲羽リリィ 「んっふふふ♪」 1760621415647
個室温泉1 明智 和葉 「あはは、あまりそんなことしてるといつか刺されちゃうよ。気をつけなね」 1760621444377
個室温泉1 黒木 翼 「…僕、言ってなかったけどイリーガルジョーカーなんです」 1760621462639
個室温泉1 黒木 翼 「─そう言って離れても逃しませんよ?」 1760621485722
個室温泉1 黒木 翼 「代わりなんていませんし、刺されてもまあ、死にませんから」 1760621528832
個室温泉1 明智 和葉 「……そこはもう刺されるようなことはしないって言いなさいよぉ……」 1760621571187
個室温泉1 黒木 翼 「和葉ちゃんに刺されたらさすがにショックですかねぇ、いや、アリかも。リリィちゃんはどう思います?」 1760621626844
個室温泉1 咲羽リリィ 「っふふ、えぇ~?」お腹を抱えて笑っている 1760621654733
個室温泉1 咲羽リリィ 「二人とも話ヘタクソすぎて面白いよ?」 1760621671147
個室温泉1 黒木 翼 「ノイマンじゃないのでー」 1760621696418
個室温泉1 明智 和葉 「わたし、一応発表とか得意な方なんだけど」 1760621732915
個室温泉1 咲羽リリィ 「分かるよ、和葉ちゃんそういうのは得意そうだよね」 1760621751098
個室温泉1 咲羽リリィ 「自分に関係ない事実を分かりやすく整理して人に伝えるのはきっと上手だろうな~って思うよ」 1760621780712
個室温泉1 咲羽リリィ 「黒木くんもどうでもいい女の子口説くのはすごく上手そうなんだけどね」 1760621825219
個室温泉1 黒木 翼 「あはは」犯し潰すぞ、このメスガキ。 1760621869255
個室温泉1 明智 和葉 今、翼くんの怒りの中に情欲が見えた。ズキリと胸が痛むあさましさが情けない。 1760621953627
個室温泉1 咲羽リリィ 「てかさ」 1760621999110
個室温泉1 咲羽リリィ 「そろそろ離してあげないと嫌われるよ」 1760622008622
個室温泉1 黒木 翼 「はあ…じゃあいいですよ…全部晒せばいいでしょう?」 1760622011250
個室温泉1 黒木 翼 「あっ」掴んだままだ。「あまりに触り心地が良かったから忘れてた」 1760622053151
個室温泉1 明智 和葉 彼の手の熱が離れる。握られていたところが赤くなり、熱を持っている。 1760622128423
個室温泉1 咲羽リリィ 「別に返事はしなくていいんだけど」前置き 1760622190147
個室温泉1 咲羽リリィ 「お互いのこと嫌いになりたくないなら今日はこの辺にしておいた方がいいと思うよ?」 1760622210243
個室温泉1 黒木 翼 「生殺しとか、酷いですねぇ。─そこまで壊れますか?」 1760622303916
個室温泉1 咲羽リリィ 「このまま一気にやって持ちこたえれそうならそんなに悩んでないんじゃなーい?」 1760622334737
個室温泉1 黒木 翼 タバコを吸うような所作で香気で自己中毒を起こして、呟く。「もういっそ、壊してしまえば。離れなくなってくれるんじゃないかなって、そんなのがよぎります」 1760622514494
個室温泉1 咲羽リリィ 「そうしたいならすればいいけど、サキュバス的には堕落は歓迎だし」 1760622586998
個室温泉1 咲羽リリィ 「でも本音じゃないことくらい、自分が一番分かってるよね~」 1760622616972
個室温泉1 黒木 翼 「…どうですかねぇ。そっちの方が、幸せかもしれませんよ?」 1760622662424
個室温泉1 咲羽リリィ 「あっはは、うっそだあ」 1760622675186
個室温泉1 咲羽リリィ 「そう信じれるならもうとっくに手籠めにしてるでしょ?」 1760622689224
個室温泉1 黒木 翼 「……」 1760622717484
個室温泉1 咲羽リリィ 「んふ♪」 1760622725299
個室温泉1 咲羽リリィ 「和葉ちゃん、行こ」手を引く 1760622734747
個室温泉1 明智 和葉 「え、あ、うん……」手を引かれながら、後ろ髪を引かれるように首だけで振り向いて翼くんを見る。 1760622827991
個室温泉1 明智 和葉 ──彼は、いままで見たことのない、とても辛そうな顔をしていた。 1760622868380
個室温泉1 黒木 翼 「…帰っちゃうんですかぁ?」止めたいけど、止められない。視線だけを彼女へ投げかけた。 1760622937850
個室温泉1 明智 和葉 「え、と」縋るようにリリィさんを見る。 1760622993036
個室温泉1 咲羽リリィ 「リピートアフターミー」 1760623008901
個室温泉1 咲羽リリィ 「またね?」 1760623013632
個室温泉1 明智 和葉 「…………」 1760623029693
個室温泉1 明智 和葉 「……翼くん、またね」 1760623069931
個室温泉1 明智 和葉 「わたしは、翼くんに……また、会いたいよ」 1760623095548
個室温泉1 黒木 翼 「またね、和葉ちゃん」いなくならないでいなくならないでいなくならないでいなくならないで はなれ、ないで 1760623125171
個室温泉1 明智 和葉 1760623300324
個室温泉1 明智 和葉 個室を出て、扉が閉まった途端。崩れ落ちるようにその場にへたり込む。 1760623354604
個室温泉1 明智 和葉 「……わたし、なにやってるんだろ」好きな人にあんな顔、させたかったわけじゃないのに。 1760623405327
個室温泉1 咲羽リリィ 「はー……まあこうなるよね」 1760623515376
個室温泉1 咲羽リリィ 「和葉ちゃん、今どんな気持ち?」 1760623530036
個室温泉1 明智 和葉 「……くるしい」 1760623551846
個室温泉1 明智 和葉 ぽつぽつと、話しだす。 1760623567869
個室温泉1 明智 和葉 「わたしさ。忘れるつもりだったんだ。というかありえないでしょ、一度会っただけの男の子に、そこまで本気で惚れちゃうなんて」 1760623642201
個室温泉1 咲羽リリィ 「うん」 1760623661507
個室温泉1 明智 和葉 「それに、彼は遊び人で、悪い人。わたしなんて、偶々その日引っ掛けただけの都合の良い女でしょ」 1760623735824
個室温泉1 咲羽リリィ 「そうかもね」 1760623772211
個室温泉1 明智 和葉 「だから、あの日の関係だけで、気の迷いで終わるべきだって。……だって、どんなに好きでも、報われないじゃん」 1760623875222
個室温泉1 明智 和葉 「わたし、婚約者だって居てさ」 1760623896871
個室温泉1 咲羽リリィ 「それは初耳……」 1760623911568
個室温泉1 明智 和葉 「あはは。政略結婚ってやつ。お父様が決めた許婚で、まだ会ったこともなくて顔も歳も知らないんだけど」 1760623981623
個室温泉1 明智 和葉 「でもさ、立派な人らしいんだ。育ててもらった恩もあるし、そんな良縁、断ったらバチが当たっちゃうし、迷惑かけちゃう」 1760624060428
個室温泉1 明智 和葉 「……おっもいこと言うけどさ。本当にわたしだけを見てくれて、愛してくれるなら──好きな人と駆け落ちとか、憧れてたりはしたんだ」 1760624158039
個室温泉1 明智 和葉 「でもさ、翼くんにそれを望むのは無理でしょう?」 1760624208878
個室温泉1 咲羽リリィ 「無理だったら……どう?」 1760624285045
個室温泉1 明智 和葉 「そりゃ、頑張って忘れるしかないよ。それに翼くんからしてもさ、こんな重い女に縋りつかれても、うわうざっ、面倒くさってなるだけでしょ」 1760624427989
個室温泉1 明智 和葉 「だからお互い、無かったことにするのが1番良かったハズなのに」 1760624484404
個室温泉1 明智 和葉 ──なんで彼は、あんな顔をしていたのだろう。 1760624509285
個室温泉1 咲羽リリィ 「そこまで分かってるなら大丈夫じゃない?」 1760624568815
個室温泉1 明智 和葉 「あはは、うん、そうだよねぇ」やっぱり、キッパリと割り切るしかないのだ。 1760624619285
個室温泉1 明智 和葉 「ごめんね、つまらない愚痴を聞いてもらっちゃって。ありがと、吹っ切れたよ」 1760624677501
個室温泉1 咲羽リリィ 「んふふ、どういたしまして」 1760624698423
個室温泉1 咲羽リリィ 「でも嘘は良くないなぁ」 1760624703633
個室温泉1 明智 和葉 「……え?」嘘? 嘘なんて。 1760624735837
個室温泉1 咲羽リリィ 「愛はね、羽のように軽く鎖のように重いのよ」 1760624749203
個室温泉1 咲羽リリィ 「簡単に割り切れるなら和葉ちゃんそんなに苦しまないでしょ?」 1760624779761
個室温泉1 明智 和葉 「でも、割り切らなかったらもっと苦しいよ」他の女の子を抱いている彼を想像するだけで、愛の言葉を囁いていると思うだけで、胸が張り裂けそうになる。 1760624852967
個室温泉1 明智 和葉 彼は遊び人だ。悪い人だ。だから早めに逃げるのが、これ以上溺れてしまう前に離れるのが、まだ傷が浅く済む。 1760624937361
個室温泉1 咲羽リリィ 「だって彼、和葉ちゃんのこと本気で好きだよ?」にこりと笑いながら、何気ないことのように伝える。 1760624989205
個室温泉1 明智 和葉 「……まっさかぁ」 1760625008997
個室温泉1 咲羽リリィ 「信じられないでしょ」 1760625034675
個室温泉1 明智 和葉 「そりゃもう」 1760625048816
個室温泉1 咲羽リリィ 「向こうもそう思ってるよ」 1760625061257
個室温泉1 明智 和葉 「……えっ?」 1760625100063
個室温泉1 明智 和葉 「……っ。いや、そんな希望を持たせるような慰め、やめてよ……」 1760625150819
個室温泉1 咲羽リリィ 「ほーら期待したぁ」けらけらと笑う「全然吹っ切れてなーい」 1760625178933
個室温泉1 明智 和葉 「……むー!」 1760625210015
個室温泉1 咲羽リリィ 「あっはは、ごめんごめん! でも、嘘じゃないよ」 1760625248035
個室温泉1 咲羽リリィ 「アタシは一つも嘘は言ってない。でも、今日会うのはもうダメ」 1760625318252
個室温泉1 咲羽リリィ 「まずは自分の気持ちに整理をつけなきゃね?」 1760625334304
個室温泉1 明智 和葉 「……それはなんとなく、分かる」会うのはダメ、に。 1760625345251
個室温泉1 明智 和葉 「……贅沢を言うならね。真っ当になった翼くんに、わたしだけを見てもらいたい」それが不可能だと分かっていても、望まずにはいられない。 1760625485887
個室温泉1 明智 和葉 「会いたくて、会いたくなくて、笑いかけてほしくて、いっそきっぱり捨ててほしくて」 1760625511204
個室温泉1 明智 和葉 「頭が、ぐちゃぐちゃだよぅ……」 1760625549839
個室温泉1 咲羽リリィ 「いいんだよ」優しく語り掛ける「それでいいの」 1760625567465
個室温泉1 咲羽リリィ 「あの人に会いたい、それは本当。あの人にもう会いたくない、それも本当」 1760625595599
個室温泉1 咲羽リリィ 「好き、だけど嫌い。振り向いてほしい、だけど捨てられたい。幸せになりたい、不幸になってでも欲しい、幸せにしたい、不幸にさせてでも欲しい」 1760625645256
個室温泉1 咲羽リリィ 「全部バラバラでも、全部本当の気持ちなの」 1760625665202
個室温泉1 咲羽リリィ 「それを無理やり押し込めたら、抑えきれなくなったときに本当はこんなはずじゃなかったのにって後悔するから」 1760625750730
個室温泉1 咲羽リリィ 「自分の気持ちを全部受け入れられるようになって、また会いに行こう」 1760625776509
個室温泉1 明智 和葉 「なんで、翼くんは期待させるの」捨てちゃってよ、わたしなんか 1760625806449
個室温泉1 明智 和葉 「……うん。ありがとう」吐き出して、少しづつ思考がクリアになっていく。曲がりなりにもノイマンだ。 1760625882901
個室温泉1 咲羽リリィ 「どういたしまして。一人で帰れる?」 1760625905749
個室温泉1 明智 和葉 「うん、大丈夫。……貴女に送ってもらったら、送り狼に会いそうだもの」冗談めかして。それだけの余裕が戻って来た。 1760625978469
個室温泉1 咲羽リリィ 「それもいいな~」半ば本気 1760625989762
個室温泉1 咲羽リリィ 「でもそれよりもっと面白くなりそうだから、今日はここでさよなら」 1760626007974
個室温泉1 明智 和葉 「うん、ありがと、優しいサキュバスさん」 1760626039180
個室温泉1 明智 和葉 「さようなら、またね」 1760626067993
個室温泉1 咲羽リリィ 「またね、和葉ちゃん。いい夢見てね」 1760626094213
個室温泉1 咲羽リリィ にこり、笑って背を向ける。 1760626167616
個室温泉1 咲羽リリィ 1760626168238
個室温泉1 咲羽リリィ 「……んふ」 1760626178035
個室温泉1 咲羽リリィ 「優しい……優しい? ふふ、そうね」 1760626200088
個室温泉1 咲羽リリィ 悪魔は常に人に優しい。苦しむ人に楽になれと囁く。欲望を節制するなと甘く誘う 1760626235949
個室温泉1 咲羽リリィ 愛を人は尊ぶけれど、肉欲とは切り離せない 1760626260727
個室温泉1 咲羽リリィ 「本当に駆け落ちしちゃったりして」 1760626278881
個室温泉1 咲羽リリィ 「それも愛よね」 1760626346311