繊巧レッドボア。それがワシの、AV男優としての名前や。  ワシの本名は、赤嶺 猪路(ルビ:あかみね いのじ)。四十五んなったばかりの猪獣人で、少しだけふくよかなお兄さん(※自称)や。  ワシは、ゲイ向けAVのタチ役として活動している。ざっくり言やあ、ビデオカメラん前で雄んケツにちんぽばぶち込むのが仕事や。  今日の仕事場は、海水浴場の近くにある別荘。  本日は八月十六日。通常ならば、海水浴をしにきた客で賑わっとる時期や。しかし、海水浴場が閉鎖されているため、別荘の大開口窓越しから見える砂浜は閑散としとる。  ワシが風ん噂で聞いた、閉鎖の原因は二つ。監視員の確保が難しいという事と、海水浴客の減少により利益が出ないという事。  太陽ん光ば浴びてキラキラと輝く海は綺麗やけど、砂浜に海水浴客がおらんと寂しか印象ば受くる。 「まあ、あれやね。昔は賑わっとったとこが寂れてるのは物悲しかね」 「そうッスねー」  ワシの呟きに、タンクトップ姿の狼獣人が相槌を打つ。細身の青年である彼の名は灰原 狼毅(はいばら ろうき)。腕利きのカメラマンで、ワシはロウ坊て呼んどる。 「ビデオカメラの準備はできとーと? ロウ坊」 「はい、ばっちりッス! ……けど、お相手が来ないッスね。約束の時間を過ぎてるんスけど」  ロウ坊が、腕時計を見ながら顔を顰める。 「海を眺めながらのんびり待っとけばよか。もし相手がドタキャンしたら、ロウ坊に相手してもろうかな」 「はははっ、それじゃ撮影する係が居なくなるッスよ。ビデオが撮れなきゃ商売上がったりッス」  そう言って、ロウ坊はダブルベッドの縁に腰掛けた。ワシも隣に座って海を眺めながら、これから撮影するビデオのコンセプトを思い返す。  これから撮影するのは、大手ゲイビデオメーカーの『ハウリング』からリリースされる予定の、ノンケ処女穴中出しシリーズの十九作目。  十九作目のコンセプトは、オーシャンビューが楽しめる別荘の中で、海水浴後のノンケと汗だくセックス……といったもんやった。そのためにワシは今、ボタニカル柄の黒いサーフパンツを着て、前開きタイプの白いラッシュガードを羽織っとる。  浮かれた格好やて思うばってん、メーカー側が用意した衣装なんやけん仕方なか。恐らく、相手も似たような衣装ば着て撮影に臨むはずや。 「遅刻しちまったぜ」  噂をすれば影や。ドスドスと足音ば立てながら、左目の下に小さな傷がある大柄な白熊獣人が別荘ん中に入ってきた。  彼はワシが着ているのとまったく同じ、黒いサーフパンツを着ている。ラッシュガードもワシと同じ型やが、色は赤。恐らく、被毛ん色と被るとば避けたっちゃろう。  ワシの被毛は赤で、彼の被毛は白。つまり、お互いの被毛の色のラッシュガードを着ている事になる。これも、メーカー側ん計らいなんやろう。  メーカー側から事前に貰った情報によると、この目付きが鋭い白熊獣人の名は白貫 熊臣(ルビ:しらぬき くまおみ)。年齢は二十五歳。高校生ん時は柔道部に所属しとったらしか。  前開きになったラッシュガードの隙間から見える身体は、筋肉の上に程よく脂肪が乗っとった。いわゆる、ガチムチ体型ちゅうやつや。 「時間にルーズな男は嫌われるばい。クマ坊」 「貰ったマニュアル通りに準備したら時間がかかっちまってよ……って、おい。クマ坊ってのは俺の事か?」 「もちろん。一回り年下の男は、ワシから見たらかわいい坊主ばい」  クマ坊の目付きがさらに鋭くなる。 「おっさん、舐めてんのか?」 「まだ舐めてなかよ。今から舐めるかもしれんがね。チンポを」 「まさかそっちの狼じゃなくて、おっさんが俺の相手なのか!?」   鋭い目付きは一転して、驚きで見開かれる。  ワシにはメーカー側から相手の情報が送られてきたが、クマ坊には送られなかったらしい。もしくは、クマ坊が情報を見落としたか。 「自分はただのカメラマンッス。お察しの通り、貴方のお相手はそちらのボアさんッスよ」  ロウ坊はすっくと立ち上がった後、ビデオカメラを構えた。 「ボア? 変な名前だな」 「通り名ってヤツや。こん界隈では、繊巧レッドボアて呼ばれとる」 「線香……?」 「今、仏壇ん前に供えるヤツば想像したろ!? 違うけんな! 細やかで巧みな技って意味や!」  確かに盆の時期だが、ワシはまだ死んどらん。線香ば想像されたら困る。 「はあ……金のためとはいえ、こんな太ったおっさんにヤられちまうのか……」 「そん様子やと金に困っとーごたーな。察するに、ギャンブルで負けて素寒貧になったちゅうところか?」 「げっ、何で分かるんだよ」  他者を見た目で判断するのは良くないが、クマ坊からは粗野で乱暴かつ、ギャンブルが好きそうな印象を受ける。その印象は当たりやった。 「ギャンブルは程々にしといた方が良かよ。パチンコが好きなワシん知り合いはヤクザに金ば借り過ぎた挙句、海に浮かぶハメになったけんな」 「ハッ、余計なお世話だ。この仕事でゲットした金で、負け分は余裕で取り戻せるはずだからな!」  どっからそげん自信が湧いてくるっちゃろう。頭が沸いとーとやなかとやろうか……なんて、口に出したら殴られそうやけん胸ん内に秘めとこう。  ばってん、放っといたら破滅してしまいそうな若者やな。ギャンブルで身を崩し、海に浮かぶハメになったら流石に可哀想や。 「……よし、決めたったい。ワシが今から、クマ坊にギャンブルよりも楽しか体験ばさせたるよ」 「は? 何言ってんだ?」 「あー、ボアさんが本気になっちまったッスね。ご愁傷様ッス」  ワシは長年の経験で培ってきたテクニックで、数多の雄をメスにしてきた。ワシのチンポが忘れられない、メスにな。クマ坊も、今からそんメスん仲間入りや。 「ほれ、一刻も早よ金が欲しかっちゃろう? なら、しゃっしゃとやるばい」 「チッ、言われなくともそうするぜ」  不機嫌なのを隠そうともせず、クマ坊はベッドに横たわって枕に頭を乗せた。そして、懐からスマホを取り出して弄り始める。 「ヤるなら勝手にヤれよ。おっさんのチンポをケツに入れるなんてすっげえ嫌だけど、背に腹は変えられねえ」 「大丈夫や。すぐに、ケツにチンポば入れらるー事が好きで堪らんくなる。数分後には喘ぎまくっとーはずや」 「ハッ、ありえねえな」  クマ坊は鼻で笑いながら、スマホを弄り続ける。  ──興奮してしまう。こん生意気な雄ガキば、今からメスにするばい。興奮せんわけがなか。興奮しすぎて、サーフパンツば突き破りそうなくらいにチンポが硬うなってしもうた。 「ロウ坊。撮影ば始めてよかよ」 「合点承知ッス! さあ、始めるッスよ! じゅー、きゅー、はーち……」  小型のビデオカメラを片手に構えたロウ坊が、カウントダウンを始めた。カウントがゼロんなったら、仕事ん始まりや。 「……さーん、にー」  イチ、ゼロ。  撮影が始まった。 「さて、お宝ば拝見っと」  クマ坊のサーフパンツに手をかけて下にずらすと、だらりと垂れたふてぶてしかチンポが姿ば現した。少し皮を被っとるそれから、仄かにシトラス系のボディーソープん香りがする。貰ったマニュアル通りに準備をしてきたというクマ坊の言葉は嘘ではないようや。 「まずは味見をさせてもらうばい」  ピンクの亀頭が露出している部分に顔を近づけ、舌で軽く舐める。 「……ふん」  上目遣いでクマ坊を見ると、眉間に皺が寄っていた。  きっと、気色悪かと思いよーとやろう。だが、そげん思っとられるのも今だけや。 「覚悟するったい。クマ坊」  大きく口を開け、だらりと垂れた肉棒を根元まで咥える。フローラルな風味に混ざって、汗の風味が微かに口の中に広がった。 「……っ!」  吸いつきながら、舌で肉棒を舐め回す。  舌ん動きに緩急ばつけるのが大事や。相手が予想できんタイミングで強か刺激ば断続的に与え続くる。そうすりゃ、チンポは快感ば得て必ず硬うなる。 「……クソッ、こんなおっさんの口で……!」  クマ坊の口から悔しげな声が漏れた。  絶対に勃起せんと思いよったんやろう。だが、現実はこん通り。クマ坊んチンポは今、ワシの口ん中でビンビンに硬くなっとる。 「がっ!? やめっ、くっ……!」  いつしか、クマ坊ん手からスマホが離れとった。もう、画面ば見る余裕が無かとやろう。それもそんはず。ワシは今、奥までチンポを咥え込んだ状態で、喉ん筋肉に力ば入れて締め付けとる。今まで、勃起した状態でワシのこん技ば食ろうた男は、一分も保たんで射精してきた。 「あっ、やべっ、あ、あぁぁぁっ!?」  口内で、硬くなったチンポが大きく跳ねる。同時に、喉ん奥に熱い液体が勢いよく叩きつけられるのを感じた。濃厚な雄の臭いが鼻腔を満たして、ワシの興奮がさらに高まる。 「気持ちよかったろ?」  チンポから口を離し、口内に放出された精液を右の手の平に垂らして受け止める。 「ちく、しょう……っ!」  クマ坊は、歯噛みして悔しげな表情を浮かべていた。ワシにイかされたのが信じられんといった様子や。 「放心しとー暇はなかくさ。本番はこれからなんやけんな」  半脱ぎ状態だったクマ坊のサーフパンツを、完全に剥ぎ取る。そして、ワシはクマ坊の左右の太腿をぐいと押し、M字開脚をさせた。  ──クマ坊のキュッと締まったアナルは、薄いピンク色をしとる。まさに処女穴と呼ぶに相応しい見た目や。 「今からここば、立派なおまんこにしちゃるけんな」  ローションが入ったボトルと、六つの小さな青い玉が一本の紐で繋がったアナルビーズ。ベッドの宮棚に予め置いていたそれらを手に取る。  ワシん指は太かけん、潤滑剤ば使うたって処女穴に入れるのはきつか。やけん、指ば挿入する前にこん性具ば使うて慣らす必要がある。  まず、アナルビーズにねばつくローションばたっぷりと垂らす。ついでに、ワシん右手にべっとりと付いたザーメンも纏わせといてやろう。 「痛か思いはしとうなかやろ? じーっくり、慣らしちゃるけんな」  アナルビーズの先端にある、ローションとザーメンに塗れた玉を、クマ坊の処女穴にゆっくりと沈めた。 「くっ……!」 「ほおれ、処女穴に玉が入っていくばい」 「う、うるせえ、っく……! やるなら、がっ、黙って、あっ……!」  一つ、また一つと玉が沈んでいく度に、クマ坊ん口からあいらしか声が漏れる。 「よし。問題のう全部入ったな」  六つの小さな玉は大した抵抗感無く、クマ坊のピンクのアナルに全て飲み込まれた。  次の段階に移行するため、末端のプルリングに指を引っ掛ける。 「まずはゆたっと抜いていくけんな」  指に力を込めてゆっくりと引っ張る。 「うあっ、っく、ああ……っ!」  先程とは逆に、一つ、また一つと玉が姿を現す。玉が姿を現す度に、ぐぽっ、と下品な音が響いた。  アナルが小さく開き、閉じて、また開く。そん光景ば見よーと、ワシんチンポがさらに硬うなってきた。  早くぶち犯したい気持ちを必死で堪え、拡張する作業に集中する。 「んで、また挿入っと」 「ひうっ!」  五つ目の玉が姿を現した後、ワシは再びアナルビーズをクマ坊の中に一つずつ沈み込ませていった。 「はっ、あっ、んうっ!」  引いて、押し込む。それを繰り返し、アナルビーズをズボズボと出し入れする。 「随分あいらしか声が漏れとーばってん、どげんした? 処女穴ばほじらるーとが気持ちいいと?」 「んなわけ、ねえ……っ! こんなの、気持ちよくなんか……ああっ!」  少し解れてきたようなので、アナルビーズを出し入れする速度を上げる。相手の反応ば見て攻め方ば変えんのが大事や。 「んあっ!? う、っく、ん、んんっ!」  玉がアナルから抜ける時の反応が特に良い。巨体ばびくりと震わせながら、やらしい声ば漏らす姿に唆られるばい。 「よいしょっとぉ」  掛け声の後、アナルビーズを一気に引き抜く。 「んおおおぉっ!?」  最後の玉が抜けた瞬間、クマ坊の巨体が大きく仰け反る。いつしか、クマ坊んチンポは再び硬うなっとった。 「チンポがギンギンになっとーぞ。おまんこで感じる才能があるな」 「んな才能、ねえよ……!」 「いいや、ある。断言しちゃるよ」  小さく口を開いたままのクマ坊のアナルに、ローションを垂らした人差し指をゆっくりと沈み込ませる。 「ぐ、ああっ……!」  クマ坊の中は、柔らかいのに弾力があり、指に絡みつくようだ。第一関節まで挿入すると、クマ坊の太ももが僅かに震えた。さらに深く沈めると、ローションとザーメンでぐちゅりと湿っているのが良く分かる。 「ひあっ、あっ……!」  さらに指を進ませると、熱を帯びた粘膜がうねうねと蠢くのが感じられた。 「ほおれ、拡がってくばい」  第二関節まで沈み込んだところで一旦奥に進むのを止め、今度は円を描くように肉壁全体を押し広げる動きへと移行する。 「はっ、あ、はあっ……ん」  クマ坊の呼吸が荒くなり始めた。時折、息を詰めるような短い声が漏れるが、それは苦痛によるものでは無さそうだ。 「クマ坊んウィークポイントはどっかなあ、っと」  第一関節と第二関節を何度か曲げてみる。そうしている内に、内壁の上側にある少し盛り上がったような感触のある部分──前立腺を探り当てる事に成功した。 「んぐぅっ!?」  途端にクマ坊の身体が大きく跳ねる。同時に、彼の膨れ上がったチンポの先端からどぴゅっと勢いよく我慢汁が噴き出した。 「ここんごたーな」  指先で、前立腺をぐにぐにと押す。 「や、やめろ、そこ、押すなぁ……っ!」 「やめろ? クマ坊んチンポは涙ば流して悦んどーごたーが?」  前立腺を押す度にクマ坊のチンポはびくびくと小刻みに震え、先端から止め処なく我慢汁が噴出する。 「びくびく動いてあいらしかねぇ」 「クソッ、見んな、見んなよお……っ!」 「見んなもなんも、撮られとるばい。撮影が済んでビデオが発売されたら、クマ坊は世界中ん雄に恥ずかしか姿ば見られてオナペットになるったい」  ロウ坊が構えるカメラのレンズは、クマ坊のチンポとアナルに向いている。性能が良かカメラば使用しとーけん、くっきりはっきりと撮られとーはずや。 「ひっ、ああっ……!」  撮られている事を意識させた瞬間、クマ坊のアナルの締め付けが良くなった。それは羞恥によるものか、それとも……。  まあ、何でも構わん。クマ坊がワシんチンポん虜になる未来は確定しとーっちゃけん。 「指ん数ば増やすばい」 「待っ……があっ!」  人差し指が作ったわずかな隙間を押し広げるように、中指を第二関節まで侵入させる。その状態で掻き回すように二本の指を動かすと、ぐちゅぐちゅと湿った音が室内に響いた。 「ぐっ、ああっ……!」  クマ坊の額には汗の粒が滲み、はだけたラッシュガードの間から見える乳首はぴんと立っていた。 「んおっ、おおっ!?」  二本の指の先端で前立腺を圧迫すると、クマ坊は腰を引いて逃げようとした。だが、ワシはそれを許さん。左手でがっしりと腰を固定し、愛撫ば続くる。 「ご開帳、ってな」  二本の指をV字に開き、ぐいっと左右に肉穴を伸ばす。ローションの助けもあり、思ったより容易く拡がった。 「んおおぉ……っ!」  これやったら、もう一本増やしたっちゃ大丈夫やろう。そう判断し、薬指もゆっくりと侵入させる。 「ひいぃっ……!」  爪が当たらないよう注意しながら、沈めていく。  もう、全てん指ば根元まで沈めてしまおう。 「んぐっ……もぉ……ひろげんなあ……っ」 「そいつは聞けん相談やな。ワシんチンポはごんぶとやけん、しっかり慣らさな裂けちまうばい」  小刻みに手首を動かして、挿入した三本の指を何度も捻る。 「んぐっ、や……ぐっ、んんっ!?」  肉壁を擦る度、クマ坊の喉奥から抑えきれない嗚咽のような声が漏れる。    しばらく三本の指でクマ坊の中をかき回した後、ゆっくりと引き抜いた。 「んぐっ!?」  指が完全に抜けた後もクマ坊ん処女穴はぽっかりと開いたままで、ピンク色ん肉襞まで丸見えやった。 「ワシんチンポば受け入れる準備が整うたな。今から太いので中ばゴリゴリしちゃる。楽しみやろ?」 「楽しみなんかじゃねえ……! これは、金のために仕方なく……」 「そん割には、ビーズや指で尻穴ばほじられて気持ちようなっとったごと見えたがな」 「うっ、うっせえ……! おっさんの目が節穴なだけだ……!」 「ふむ。強情やな。まあ良か。チンポば突っ込んだら、分かる事や」  ワシはサーフパンツに手をかけ、一気に脱ぎ捨てた。  窮屈な枷から解き放たれた、赤黒うてごんぶとな自慢のイチモツ。それば見たクマ坊は、目ば見開いた。 「ひっ!? な、なんだよそのバカでけえモンは……!」 「言うたろう? ワシんチンポはごんぶとだってな」  クマ坊は怯えているようだ。構わず、ワシはクマ坊の腰を掴み、亀頭の先端をぽっかりと開いたアナルに宛てがう。チンポで触れるとヒクついているのが良く分かり、ぶち込まれるのを待ち望んでいるようにさえ思えた。  チンポにローションば満遍のう垂らして、っと。よし、準備は万全や。 「さあ、処女喪失ん時間や。天国ば見せちゃるけんな」  ワシはそう宣言し、腰ばゆっくりと前ん突き出した。 「うあっ!? あっ、ああぁぁっ!」  亀頭が処女穴をみちみちと押し広げていく感覚に、背筋が震える。  少し抵抗はあるものの、ローションの滑りと前戯をじっくりしていたお陰で、亀頭がずるずると飲み込まれていった。 「うあああっ! ふ、ふてえのが、入って……!?」  ひとまず、亀頭のみを挿入した状態で腰をゆるゆると引いたり突き出したりしてみる。 「んあっ、あ、ああっ!」  カリ首が肉壁をゴリゴリと擦る度に、クマ坊の口からいやらしい声が漏れる。  根元まで一気にぶち込みたかところやが、焦りは禁物。じっくりとチンポん味ば覚えてもらおう。 「かっ、は……あ、あぁっ……!」  腰を前に突き出し、さらに深くまでチンポを沈ませた。  三分の一ほど挿入したところで、一度止まる。 「どげんや? ワシんチンポは気持ちよかか?」  クマ坊は無言で歯を噛み締めている。だがその瞳には涙が浮かび、頬は紅潮していた。しかもクマ坊のチンポは硬く、我慢汁を垂れ流しているままである。快感ば得とーとが明らかや。 「素直になれや。チンポでおまんこばゴリゴリされて感じとーっちゃろう?」  再びゆるゆると腰を振りつつ、少しずつ奥へとチンポを進ませていく。 「あがっ、あっ、ああっ!?」  体重をかける度、チンポが肉穴を押し広げながらどんどん埋没していていった。クマ坊はチンポを硬くしたまま、淫らな喘ぎ声を漏らしている。  半分ほど挿入した後は、スムーズやった。 「んあああぁっ!?」  一気に腰を前に突き出すと、ワシの自慢のごんぶとチンポは大した抵抗感無く根元まで飲み込まれた。 「全部入ったったい。処女喪失おめでとさん」 「ひぎっ、いっ……んううっ!?」  根元まで挿入したまま、さらに体重をかけて覆い被さる。すると、クマ坊の全身がガクガクと震え、ワシの腹に熱いものがかかる。どうやら、またザーメンを吐き出したようだ。 「ガハハ! クマ坊んチンポは正直やな! ワシに犯されて喜んどる!」 「クソッ、何で、こんなに……っ!」 「気持ちいいのかって? そりゃ、クマ坊ん身体がメスになってきとーけんや。おまんこにワシんチンポばハメられて悦ぶ、スケベなメスにな!」 「んっ、ひ、おおおっ!?」  チンポが引き抜ける寸前まで腰を引き、再び腰を前に突き出してチンポを根元まで押し込む。後はその動きを繰り返すのみ。  ワシはクマ坊の身体に覆い被さったまま、ひたすらに腰を振り始めた。 「やっ、ああっ、あっ、ひううっ!!」  ワシがチンポを根元までぶち込む度に、肉と肉が打ち合う乾いた音が室内に響き渡る。  窓ん外では海鳥が鳴きよーばってん、そん声は今んクマ坊には聞こえとらんやろう。 「ひっ、ぐっ、あああぁっ!? おかしくなるうぅっ!!」  チンポの先端で前立腺を当て掘りすると、クマ坊の口から大きな嬌声が漏れた。  こげんスケベであいらしか声は、もっと聞きとうなるとが当たり前。 「ここが良かっちゃろう!?」 「あがっ、あっ、あああっ!?」  先端で的確に前立腺を捉え続けつつ、さらに腰を振るスピードを上げた。クマ坊はだらしなく口を開いて、涎を垂らしている。その表情は苦痛ではなく、純粋な快感に染まっていた。 「どげんや? ワシんごんぶとチンポは最高やろう?」 「ひうぅっ! すっ、すげええぇ……っ!!」  さっきまでん生意気な態度はどこにやら。クマ坊は、ワシにしっかりとしがみついてきた。  クマ坊の身体は熱を持っており、しっとりと濡れている。雄の汗の香りが鼻腔を満たし、ワシの興奮をさらに高めた。 「素直になってきたな。あいらしか」  クマ坊を抱きしめ返し、さらに激しく腰を打ち付ける。 「んおっ!? おっ、おおっ!?」  突然、クマ坊の全身が小刻みに震え始めた。それと同時に、ワシのチンポを咥え込んだ肉穴が痙攣するように収縮を繰り返す。 「ひぐっ!? イっ、イくっ!!」  ワシの腹に密着するクマ坊のチンポがびくびくと震えるのが分かった。しかし、先程のようにワシの腹に熱いザーメンがかかる感触は無い。 「イっ、イくのが、止まんねえぇ……っ! 何だよこれぇ……っ!!」  クマ坊の身体は震え続け、肉穴は小刻みな収縮を続けている。 「ガハハ! そいつはメスイキってやつや!」  射精を伴わない絶頂をドライオーガズム──俗に、メスイキと言う。クマ坊はそれに至ったようだ。ちゅうか、ワシが狙うて至らせたんだが。 「やはりクマ坊はおまんこで感じる才能があったな!」  ワシの言葉はクマ坊に衝撃を与えたらしい。クマ坊が、「嘘だ」「俺はメスじゃねえ」とうわ言のように繰り返す。それでも身体は正直で、彼の腰が自然と揺れ動いている。まるで、ワシのチンポをより奥へと誘い込むかのように。 「嘘やなか! お前はワシんチンポでメスにされたんや! 嬉しかろ!?」 「嬉しくなんか……っ、ああぁっ!」  強がる言葉とは裏腹に、クマ坊のアナルはワシのチンポを絞り上げるように、きゅんきゅんと締め付けてくる。その貪欲な締め付けに、ワシの限界が急速に近づいてくるのを感じた。 「くっ……ワシもそろそろ出すぞっ! お前のやらしいおまんこの中に、たっぷり種付けしちゃあ!」  根元までチンポをぶち込んだまま、クマ坊に体重をかけて奥の奥まで圧迫する。  「ひっ……! 腹が……っ! それ以上は……っ!」 「出すぞ! ワシん子種で孕め!」 「んああああぁぁっっ!!!!!」  クマ坊が今までで一番大きな、悲鳴にも似た嬌声を上げた。同時に、ワシのチンポを包む肉壺がびくびくと蠢く。その蠢きを感じながら、ワシは絶頂の瞬間を迎えた。  ワシのチンポは何度も脈動を繰り返し、溜まりに溜まったザーメンが輸精管を駆け上がってクマ坊の中にドプドプと注がれていく。 「んおおっ!? 熱いのが……いっぱい出てるぅ……っ! 腹が……溶けるぅ……っ!!」  ワシの腹に、熱いものがじわじわと滲む。どうやら、ワシに中出しされながら、クマ坊も子種を撒き散らしたようだ。  クマ坊を完全に堕とした。ワシはそう確信し、征服感で胸が満たされるのを感じた。 「具合がよかおまんこやったぞ」  ようやくチンポの脈動が落ち着いたので、脱力したクマ坊を引き離しながら、ずるりと引き抜く。ぱっくりと開いたクマ坊のおまんこから大量の子種がどろりと流れ出て、シーツを染め上げる。 「はあ……っ、はあ……っ」  クマ坊は、焦点の合わない虚ろな目で天井を見つめている。顔は涙と唾液でぐちゃぐちゃになり、口元はだらしなく開いたままだ。 「どげんや、クマ坊。メスになった気分は」  しばしの沈黙の後、クマ坊は焦点の合わない瞳でワシを捉え、か細い声で呟いた。 「……俺、メスにされちまった……。おっさんの、メスに……」 「そん通り。クマ坊はもう、ワシんチンポば忘れられんちゃろうな」  ザーメンまみれのチンポを、クマ坊の口元に近付ける。 「さあ、これからもずっと世話になるチンポに上ん口でも挨拶するったい。……そうや。折角やけん、もう一本にも挨拶しとけ」  カメラを構えるロウ坊のズボンは、こんもりと膨らんでいる。  ロウ坊はこくりと頷いた後に片手で器用にズボンを脱いで、ガチガチに硬くなった長いチンポを取り出した。そしてベッドに乗り、ワシのチンポの先端に亀頭をぴったりとくっつけた。 「んっ、うっ、ん……はっ……」  亀頭同士でキスした状態の二本のチンポ。堕ちきったクマ坊は、それらをペロペロと舐め始める。  こん後、二人分のザーメンでクマ坊の顔ばさらに白う染め上げて、撮影は終了した。