「んっ……上手っ……そのまま続けて勇太君……っ」 ベッドに腰掛けたファヨンは、股ぐらに顔を埋めさせ秘所に舌を這わさせている少年の後頭部を、汗で微かに湿った柔らかい赤髪を撫でながら、抑え込む。 全身を走り続ける甘い痺れと高揚で惚けた顔のまま、彼の目を見る。嫌悪も憎悪も無い。だが潤んだ橙の目が、懇願を向けていた。 抑えつける手を緩め名残惜しく手を離すと、勇太は顔を離し、荒い呼吸をしばらく続けた。 「ミアーン……苦しかった?でもお姉ちゃんこれ好きでさ、許して?」 勇太は荒い息のまま何も言わず、まだ潤む目でファヨンを見据える。やがて息を整えるだけの沈黙が訪れると、ファヨンは勇太に近づき、頬に手を添えて強引に唇を重ねた。 粘性を帯びた音が鳴り、離した唇の唾液が繋がりの糸を残したまま、ファヨンは勇太をベッドに押し倒し、そのまま覆い被さる。 「やめて、くだ、さい。俺……」 「大丈夫だよ、勇太君」 ファヨンは顔を横に向けた勇太の手を自分の乳房に触れさせ、発した拒否の言葉に従えず震えて反り立つ陰茎に上から秘所を宛てがい、微笑んだ。 「お姉ちゃんも初めてだから」 そしてそのまま、純真(わがまま)に身を任せた。