トラミオン&シャルミオン [雑貨屋]
店員のいない雑貨屋の中
トラミオン&シャルミオン [雑貨屋]
二人のドレイクが寄り添い合いながらくつろいでいる
トラミオン&シャルミオン [雑貨屋]
まさしく比翼にして連理。
トラミオン&シャルミオン [雑貨屋]
「……ふむ。店主が外すからひとときの店番を頼まれてはみたが」
トラミオン&シャルミオン [雑貨屋]
「ええ。頼まれてはみたのですが」
トラミオン&シャルミオン [雑貨屋]
「「見事に何もないな/ありませんね」」
トラミオン&シャルミオン [雑貨屋]
「ふむ。シャルミに似合う髪飾りでもあるかと思って覗いてみたのだが」
トラミオン&シャルミオン [雑貨屋]
「ええ。トラミ兄様が好きそうな置物がないか探しに来たのですが」
トラミオン&シャルミオン [雑貨屋]
「残酷なことだな……村特有の工芸品などは取り扱っていないらしい」
トラミオン&シャルミオン [雑貨屋]
「残念なことです……これでは押し花くらいしか作れません」
トラミオン&シャルミオン [雑貨屋]
ぐでっと絡み合いながらベンチに座って休んでいる。暑くないのだろうか?まぁたとえ暑くてもこうしているのだろう
トラミオン&シャルミオン [雑貨屋]
「は……大変です、トラミ兄様」突如起き上がる
トラミオン&シャルミオン [雑貨屋]
「どうしたんだシャルミ、こんな村で慌てるようなこともなかろう」同じく起き上がる
トラミオン&シャルミオン [雑貨屋]
「いいえ、あまりにも退屈すぎるのが悪いんです」ぱっと袋を取り出す
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「なるほど、分かったぞシャルミ」
トラミオン&シャルミオン [雑貨屋]
「ええ、トラミ兄様。実は……」
トラミオン&シャルミオン [雑貨屋]
「「帰り道の分のお菓子がもうない……!」」
トラミオン&シャルミオン [雑貨屋]
「困ったなシャルミ、この村で補給できるとも思えない」
トラミオン&シャルミオン [雑貨屋]
「ええ、トラミ兄様。村唯一の雑貨屋ですらこの状態の村です。日持ちするお菓子なんてあるかどうか……」
トラミオン&シャルミオン [雑貨屋]
「……ふむ。仕方ないシャルミ、あの手を使おう」
トラミオン&シャルミオン [雑貨屋]
「あの手……というと、あの手ですね」
トラミオン&シャルミオン [雑貨屋]
「「優しそうな人族に甘えて分けてもらう作戦!」」息ぴったり
トラミオン&シャルミオン [雑貨屋]
「しかしトラミ兄様、都合良く優しそうな人族などいるでしょうか?」空になった袋を畳みながら
トラミオン&シャルミオン [雑貨屋]
「どうだろうなぁ。村人は少なそうだし……何より彼らから更に貰うというのは悪徳だ。|騎士《ナイト》道に反する」
トラミオン&シャルミオン [雑貨屋]
「……でも、お菓子のない帰り道なんて退屈の極みですよ?トラミ兄様」
トラミオン&シャルミオン [雑貨屋]
「全くその通りだなシャルミ。ふぅむ……」
指をパチンと鳴らす
トラミオン&シャルミオン [雑貨屋]
「そうだ、隊商の人と交換する、というのはどうだ?シャルミ」
トラミオン&シャルミオン [雑貨屋]
「交換、ですか?でもトラミ兄様、ボクたちはもう何もお菓子を……」
トラミオン&シャルミオン [雑貨屋]
「お菓子以外にもあるだろうさ、シャルミ!仕事を代わる、雑貨と換える……そうだ、ちょうどいい。何かいいものを見繕って帰ろうじゃないか!」
トラミオン&シャルミオン [雑貨屋]
「なるほど!ちょうど雑貨屋の店番を頼まれた甲斐がありました!」
トラミオン&シャルミオン [雑貨屋]
顔を見合わせ、こくりとうなずき……双子のドレイクは商品を物色し始めた