GM
[大浴場]
星が輝く夜
ここはとある町にある大浴場
近場に似たような施設もなく、癒しを求めるならここ一択
多人数で入ると落ち着かないという客層向けに個室風呂まで完備
夜景を楽しめる露天風呂もあります
美容や傷病に効く薬湯を揃えていることで近頃人気です
湯女
[大浴場]
"そういう"サービスも質が高い
GM
[大浴場]
君たちはいずれかを求めてここにやってきたのでしょう
また、君たちは当然お分かりでしょうが混浴です
入り口の混浴を示す看板は湯気かなにかで見えづらくなっていますが
混浴は常識ですし特に問題はないはずです!
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
がしゃん、がしゃん、と硬いかかとが床のタイルを踏みしめる音がする。
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「……あらぁ~。貸し切り状態ねぇ」たまにはそういう日もあるのか、と感激のあらぁ~であった
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
洗い場で義脚を洗い始める。心なしかいつもより丁寧に、時間をかけて
軽く歌を口ずさみながらしっかりと汚れを落としきり……油は後でささないとねぇ、と呟いて浴槽へ
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「…………」周囲を確認。誰もいない。隠れている気配もない
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「……なら……いいわよねぇ……」誰に許可を取るでもなく、脚から浴槽に浸かり始める。
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「ぅ……ぁ、あぁ~…………」だらしない声をあげ、はふぅ、と嘆息。相変わらず義体は流体と温度の同時フィードバックが妙だ。素足の頃の感覚とは違いすぎる
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
静かに入ってくる
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
ちゃぷ、ちゃぷ……と手で水を弄んでいたところ新たな来客が
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
「今日は先客居るな…いやまぁ先客居ることの方が多いけど……」
ちらっと確認してそそくさと目を逸らすように体を洗いに移動
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「はぁい、こんばんはぁ……」
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
「こんばんは……?」何故か疑問形
ぱぱっときちっと洗って湯舟の反対側へ
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「……ん~……エルフ、よねぇ」気にせず話しかける
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
「そうだな、見た所そっちもエルフか」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「ええ、そうよぉ。霧を出すタイプのぉ~……ミストエルフ?」
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
「霧エルフだの水エルフだの森エルフだの川エルフだの……なんか妙に分類が多い気がする…」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「私にとってはぁ……耳が長ければみぃんなエルフなんだけどねぇ……」
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
「流石に耳の長さだけで判別するのはアレじゃないかと思わなくもないが」
「まぁ大した差はないよな、うん」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「ミスリアでは耳を義体にして機械エルフになってる子もいたわねぇ……」
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
「機械エルフ」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「そぉ。みょぉ~に長耳のモデルがあったのよねぇ……」しみじみ
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
「作った奴がエルフだったのか、それともエルフを参考に作ったのか……」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「……ああ~、そう。その子には生エルフって呼ばれたわねぇ……」
「耳が……生だからぁ」
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
「流石に耳が生のエルフの方が多数だろうにおかしくないかそれは?」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「何か……本人にとっては大事な何かがあったんでしょうねぇ……」遠くを見る
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
「深く聞いていい話じゃないだろう、うん…」
デュラン・アームストロング
[大浴場]
ガラガラ
「わー、ひろいー」
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
「当たり前だけど人それぞれに別の人生があるからな、それだけの重みが……」
「三人目か」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「あらぁ、こんばんはぁ」新たな来客に
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「どうもー」
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
「この浴場も人気あるよなー」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「ひろぉいお風呂でぇ、こぉんな時間までやってるなんてぇ……珍しいものねぇ?」
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「ありがたいのです」とあらいばでじゃばじゃば
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
「本当にありがたい……いやマジで」
「依頼によっては数日は入れないみたいなこともザラだからな」
エナ・ミイヌ
[大浴場]
「なんだ、入ってんのかよ」ガラッと扉を開けて人相の悪いリカントが入ってくる
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「やっぱり冒険者なのです?」じゃぶじゃぶ
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「あらぁ、賑わってきたわねぇ……こんばんはぁ」
「ええ、今は冒険者よぉ……その方が楽に稼げるしぃ」
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「どーもなのです」ざばー
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
「冒険者やってると風呂のありがたみがまた一段と…」
デュラン・アームストロング
[大浴場]
そのまま湯船に
エナ・ミイヌ
[大浴場]
「ああ、こんばんは」
体を洗い湯船に
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「楽なのです?」
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
「こんばんは」
エナ・ミイヌ
[大浴場]
「あ"~っ」湯船に入り、変な声を出しながら伸びをする
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「楽よぉ。依頼さえしてれば見た目でとやかく言われることもないしぃ……非合法なお仕事なんてほとんどないしぃ?」
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
「もっと安全で稼げる仕事も多い気がするけど……まぁ手っ取り早いのは間違いない」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
がらり、と浴場の扉を開けて、赤茶色の髪の青年が姿を現す。
腰には白いタオルを巻き、背中には蒼いマナの炎が揺らめいている。
エナ・ミイヌ
[大浴場]
「なんだ、てめえら冒険者か?」
デュラン・アームストロング
[大浴場]
目をぱちくりさせる
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「おおっ! すげえな、こりゃ!」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「こんばん……あらぁ~」知っている顔に驚き
「レクスくん、この間ぶりぃ?」
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
「まぁ勉強の為に一番いいのが冒険者の身分だったって感じだ俺は」
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「あれは⋯いやまさか⋯」
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
「……燃えてる?」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「……おっ!? プリヴィじゃねえか!」
エナ・ミイヌ
[大浴場]
「また妙なのが来たな」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「へへっ! こんなところで会うとはな! お前も疲れを取りに来たのか?」
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「ふええ⋯」
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
「ファイアプロテクター貼ってるわけでもドワーフでもないのに平気で燃えてる奴は初めて見るな…」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「そうよぉ。この前の依頼、大変だったしぃ……」お腹を見せ……ようとするが迂闊に見せると色々言われるのよねぇと思い出す
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
マナの手で掛け湯をしてから浴槽へ向かう。
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
結果へその上を撫でるに留まった。なんだコイツ?
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「……この前の依頼は大変だったもんな。そういや、あれから身体の調子はどうだ?」
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「こういう炎をマナフレアというのです」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「調子は良好、傷跡も手当のおかげで殆ど残ってないしぃ……」
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「でも語源になった種族は魔法文明末期に絶滅したはず⋯」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「ちょぉっと疲れは残ってるからぁ、ここで休憩しに来たけどぉ」
エナ・ミイヌ
[大浴場]
「じゃあどっかで生き残ってたんだろ」
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
「へー、面白いもん見れた、ありがとな」
「やっぱ世界は広いな、まだまだ知らんことが多い」
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「学説が覆された判例なのです」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「|マナフレア《俺たち》のことを知ってるんだな。俺の他にも同じように保存されてたやつらはいるけど、まあほとんど全滅状態みたいだな」
エナ・ミイヌ
[大浴場]
「その学者だって別に世界の隅々まで知ってたわけじゃねえだろ、今じゃよく見かける魔動義肢もちょっと前までこの辺じゃ誰も知らなかった」
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「保存⋯なのです?」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「義体ぃ~……ミスリアではよく見かけたんだけどねぇ……」
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
「なんか増えたなぁ義体……」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「ああ! 俺の場合は幼馴染が保存魔法をかけてな。原理は知らねえけど」おそらく失われた秘奥魔法。
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
「保存魔法……」脳内でイメージされるカチーンと冷凍される目の前の男の姿
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「保存ねぇ~……」脳内でイメージされる機械の棺に収納されるレクスの姿
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「現代のほうが暮らしやすいのです?」
エナ・ミイヌ
[大浴場]
「そもそもいつの時代から来たんだよ」
デュラン・アームストロング
[大浴場]
デュランはユーシズ出身なのでユシア時代の被差別種族のひどい扱いについての知識はあった
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「ああ、俺は元々…えっと、魔法文明時代だ。今の方が暮らしやすいぜ。飯も美味い。便利なモンはたくさんある」
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「よかったのです!」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
(|貴族の支配力《ドミニオン》もないしな)
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
「色々根掘り葉掘り聞きたいが、風呂場でやることでもないな…」
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「僕はデュラン・アームストロングなのです!」にこやかに自己紹介
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「便利で楽なのが何よりだものねぇ~……」ぐぐ……と伸びをする。やや見えそう
「……プリヴィ・キャシェイルよぉ。よろしくねぇ?」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「俺はアウレクス・アルマンディン。レクスでいいぜ!」
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
「俺はエルディス・テルミショカ。よろしくな」
エナ・ミイヌ
[大浴場]
「エナ・ミイヌ」
「魔法文明だあ? そりゃ学者が黙ってなさそうで」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「デュランくん、エルディスくん、エナちゃん……ねぇ」指折り確認
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「なのです!」
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
「単なる一般エルフの俺でも何喰ってたんだ?とか色々気になるしな」
「学者ともなればもうすんごいことに」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「何だか変な気分だぜ。俺たちの時代にはそこら辺にいたのにな」
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
「年取ったら俺も根掘り葉掘り聞かれる側になんのかな……まぁエルフくらいの寿命だとそうでもない気もするが」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「エルフの里にはエルフしかいない、って聞くしぃ。時間も空間も同じこと……じゃないかしらぁ」
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「大破局のことはあんまり覚えてないエルフの人が多かったのです」
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
「不思議な話だ」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「300年前も後も想像つかないものねぇ。忘れちゃうんじゃないかしらぁ」
エナ・ミイヌ
[大浴場]
「300年じゃな、忘れてるだろ」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「魔動機文明時代も、それが滅びた大破局っていうのも、何だかすげえ話だなー」
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
「歴史の重みに押しつぶされたくはないが……うーん……」
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「前魔法文明時代も前魔動機文明時代も1000年ぐらい続いたと言われてるのです」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「……もしもぉ。その間ずぅ~っと生きてる人がいたらぁ……」
言葉を切って溜める
「………………………………とぉっても、大変ねぇ……?」上手い言葉は思いつかなかったらしい
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
「まぁうん、そうだな、大変だろうな」普通の事しか言えない
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「ああ! 大変そうだな!」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「うーん……いいお返事ねぇ……」しみじみ
エナ・ミイヌ
[大浴場]
「千年分もずっと覚えてたら頭がおかしくなりそうだ」
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「生き字引なのです」
「目覚めてからこの時代で気に入ったポイントとかあるのです?」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「そうだなぁ……やっぱり、ある程度自由なところだな!」
「昔は偉い貴族の一言で、強制的に人生を決められちまう……いや、それどころか捨てられる奴もいたんだ」
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「狂った時代なのです」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「俺もそう思うぜ!」
「だからいい時代だと思うぜ。まあ俺が知らないだけでこの時代もいいことばかりじゃないだろうけどよ」
エナ・ミイヌ
[大浴場]
「いつの時代も大して変わんねえな」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「まぁ……そうねぇ~」ミスリアのスラムもまぁまぁ過酷である
「……レクスくんはぁ……魔法文明時代でも戦士だったのよねぇ?」
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
(色々大変なんだなぁ……)
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「ああ! そうだぜ」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「いっつもぉ、ああいう風に戦ってたりぃ?」この前のことを思い出している
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「ああ! いつもあんな感じだぜ!」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「前に立って、剣を振るってぇ……」
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「どんな感じなのです?」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「……戦闘後に倒れた女の子をお姫様抱っこしたりぃ?」
エナ・ミイヌ
[大浴場]
「へえ」
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「なのです?」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「ん? ……そりゃあ、倒れてる奴がいたら運ぶだろ?」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「ん、ふ、ふぅ……そうねぇ、戦士の誉れだものねぇ」
「私もぉ、体力に余裕があるならそうするわぁ」ぐ、と腕に力こぶを作ろうとする。筋力8。
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「……ああ、でもお姫様抱っこってのはあんまりしなかったかもな!」
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「お姫様抱っこは憧れるのです」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「あんときゃプリヴィを楽に運べそうだったから、そうしただけだぜ!」
エナ・ミイヌ
[大浴場]
「傭兵崩れにゃ理解できないね」
デュラン・アームストロング
[大浴場]
こいつ22か
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「ん、ふ……ありがとうねぇ。義体、重かったでしょぉ?」
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
「抱っこする側には憧れなくもない、後衛だから全然筋肉が……」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「いや、そんなことなかったな。金属鎧の方がよっぽど重いぜ!」
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「力持ちなのです」
「僕ももっと筋力つけたいのです」
エナ・ミイヌ
[大浴場]
「ならせいぜい食って鍛える事だな」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「んもぉ……」表情は変わらない。照れたような困ったような雰囲気を感じ……感じるかな。運が良ければ感じるかも
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「いっぱい食べてるのです」
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
「やっぱり筋トレとかはやったほうがいいか…でも面倒で」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「よく食べてよく動いてよく寝ることだな!」
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「朝目が覚めたら素振り1000本して気合い入れて登城する宰相の話を思い出したのです」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「すげえな。俺もそれやろうかな……」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「そんな大変なことをぉ~……?」楽して暮らしたい派なのでイマイチピンと来ていない
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「木刀使うのです?」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「木刀か……棍棒でもいいかもな。それだけ振ってればさらに強くなれるかもしれないしな!」
エナ・ミイヌ
[大浴場]
「殺しあった方が早いぞ」
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「実戦剣法は⋯あんまりおすすめしないって言われたのです」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「そうなのか?」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「冒険者なら特に、ねぇ」
「スラム街でのストリートファイトとは違うものぉ」
エルディス・テルミショカ
[大浴場]
「簡単にこうパーって出来りゃよかったんだが、そう上手い話は無いのがなぁ」
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「筋力つけるのはそう簡単にうまく行かないのです」
エナ・ミイヌ
[大浴場]
「俺からすれば道場剣法の方が何の役に立つんだって思うがな、と言っても行った事はねえが」
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「それはー⋯あんまり言わないほうがいいのです」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「ん、ふ……それならぁ、試してみるのはどうかしらぁ」
「お風呂上がった後でぇ、実際に試合、とかぁ……すぐ近くにお風呂あるしぃ、汗も流せるわぁ」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「なるほどな。そういう手があったか」手をポンと叩く。
エナ・ミイヌ
[大浴場]
「ああ、いいぜ。今日は休みだしな」
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「ふむむー」
「誰と戦うのですー?」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「ん~……?」デュランに目を向ける
「ん。」ん。とのことだった
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「今の話の流れなら、デュランとエナじゃないか?」
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「おっけーなのです」
エナ・ミイヌ
[大浴場]
「へっ」
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「普通の模擬戦ぐらいなら大丈夫なのです」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「ん、ふ、ふぅ……怪我しすぎない程度に頑張ってねぇ」若干楽しそう
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「武器は使わないのです?」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「まあ、|野伏《レンジャー》の心得があるから多少の怪我なら大丈夫だぜ!」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「剣術の競い合いならぁ……木剣でも使った方がいいんじゃないかしらぁ?」
「……たまぁに売ってるお風呂もあるけどぉ……ここはどうだったかしらぁ……」
エナ・ミイヌ
[大浴場]
「まあな、実剣使うつもりはねえよ」
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「実戦剣使ったら大変なことになるのです」
「僕のは魔導武器なのです。ぎゅいーんぎゅいーんなのです」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「プリヴィの使ってるやつだな!」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「ええ、今は普段使いの方だけどぉ……」そういうことにも使う、とは言わなくていいだろう
「私のはぁ、ピカピカでバチバチねぇ」
エナ・ミイヌ
[大浴場]
「ただの拾い物だ」
デュラン・アームストロング
[大浴場]
「すごくかっこいいのです!持ってくるのです!」テンション上がってザバッと上がって
エナ・ミイヌ
[大浴場]
「魔動武器…どういうもんなのか全く知らねえんだよな」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「行っちゃったわねぇ……」
「まぁ~……ちょっと光ったりする武器よぉ」
エナ・ミイヌ
[大浴場]
「だいぶ説明はしょったな…」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「そうなんだなぁ。俺には使えなさそうだから羨ましいぜ」マナフレアは魔法技能を習得不可
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「こう……ねぇ。魔動機術を使うとぉ、光ったり動かしやすくなったりぃ……」
説明途中で面倒になったらしい。ジェスチャーの手をぽいっと投げ捨てる
「ともかくぅ……私には使いやすい武器、ってことよぉ……」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「なるほどな!」納得したらしい。
エナ・ミイヌ
[大浴場]
「魔動機術で強化される武器ってところか」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
ぱちぃ……と極めて緩やかな指を鳴らす音
「そういうことよぉ」
「だからぁ……獣変貌すると使えない、かもぉ……?」
エナ・ミイヌ
[大浴場]
「俺には無縁なものだ」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「見事な蹴りだったもんな! 敵を軽々と投げ飛ばすのも凄かったけどよ!」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「ん、ふ……レクスくんもすごかったわよぉ。両手剣と盾を使う異色の剣術もぉ……あの投槍と刃を受けてもぉ、無事だったところもぉ……」
「……私はぁ、一発でボロボロになっちゃったものぉ……」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「おう、あれはなかなか効いたぜ!」
「けどよ、プリヴィだって十分すげえと思うぜ! あんな一撃食らっても、最後まで立ってただろ?」
エナ・ミイヌ
[大浴場]
「両手剣と盾…?」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「ああ、両手剣を持ちながら、盾をマナの手で持つんだ。便利だろ!」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「……とのことよぉ」説明は面倒だった
「たまぁに、義腕を増やしてやってる子もい……なくは、ないけどぉ。それでもあんなに重い盾は持てないのよねぇ……」
エナ・ミイヌ
[大浴場]
「そうか…凄いな」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「ん、ふ、ふぅ……もしいいならぁ、後で見せてもらうといいわぁ」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「おう! 俺でよければいくらでも見せてやるぜ!」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
最後まで立ってただろ、という褒め言葉に対しては意図的に言及を避けている。珍しく短い髪を弄って少し遠くを見つめている
エナ・ミイヌ
[大浴場]
「聞いた所で俺には出来ねえ芸当だが…ま、興味はあるな」
プリヴィのその様子を細目で見て
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「ま、誰だって得意不得意はあるもんさ! 俺は頑丈なのが取り柄だからな!」
「魔動武器も魔法も使えないからこそ、この剣と盾で頑張らないとな!」
エナ・ミイヌ
[大浴場]
「使えなくもないが殆どの魔法はリカントにゃ向いてないな」ざばっと上がり
「じゃあ、俺はもう上がるぜ」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「あらぁ」
「また今度ぉ……ん~、試合を見物するからまた後でぇ、かしらぁ?」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「そうか、またな!」
エナ・ミイヌ
[大浴場]
「ゆっくりしてな、積もる話もありそうだしな」と言い残して風呂を出る
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「……そういえばデュランくんは帰ってこないわねぇ……」それとすっかり眠ってしまったエルディスを眺めながら
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「どこまで武器取りに行ったんだろうな?」
「……こんなところで寝ててもいいのは、エルフの便利なところだな」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「ほとんどのエルフは水中大丈夫だものねぇ」
とはいえ1時間を超えると危ない。顔まで浴槽に浸かっていたエルディスの元に歩いて行き、細腕で持ち上げて顔だけは出ているようにしてやる
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「おっと。言ってくれれば俺がやるのに」マナの手を動かしながら。
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「いいのよぉ。私が気付いてぇ、私が一番早く動けた。それならぁ、私がやるわぁ」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「そうか、優しいんだなプリヴィは!」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「優しいぃ~……?」
「……私がぁ?楽するのが好きでぇ、いつもぼぉ~っとしてる女よぉ?」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「へへっ。楽するのが好きならそれこそ俺に頼んだりするもんなのによ!」
「あんたその手使って動かしなさいよ!みたいな感じでさ!」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「妙に実感が……ああ~……」魔法文明時代の貴族、というのをイメージする
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「そうそう。そんな命令よくあったしな」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「ん~……それはぁ……」最悪な想像が思いついたが口にするのは躊躇われる
「……死体ぃ……、とかもぉ……」長く躊躇ってから口にした
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「……ああ、あったな」
「悪い、嫌な想像させちまったか?」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「……んーん。こっちこそぉ、聞いちゃってごめんなさいねぇ……」
少し縮こまっている。あんまりそういう踏み込み方はしない主義なんだけどぉ……
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「……ま、そういう昔の嫌なところがなくなったのは、ありがてえことだな!」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「……そうねぇ。普通に生きてる範囲ならぁ、そんなことはないしぃ?」
「うん。ごめんなさいねぇ?特に、お詫びの方法とかは持ち合わせてないんだけどぉ……」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「別に謝らなくてもいいって! むしろ、嫌な想像させちまった俺が謝るべきだろ!」
「へへっ、やっぱりプリヴィ、自分で思ってるより優しいと思うぜ?」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「……そうかしらぁ……」頬を掻きながら立ち上がる
「……それじゃーあ、フルーツ牛乳を奢るからぁ……今日は、それで手打ちにしてくれるかしらぁ?」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「お、いいのか!?」立ち上がる。
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
「ええ、もちろぉん。この前運んでもらったときのお礼……には、足りないけどぉ」
「入り口でぇ、待ってるわねぇ」
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「へへっ、分かった! また後でな!」
プリヴィ・キャシェイル
[大浴場]
がしゃ、がしゃ……と音を立てて脱衣場へ帰って行った。変わらぬ表情のまま……いや、少しくらいは変わっていたかもしれないが
アウレクス・アルマンディン
[大浴場]
「フルーツ牛乳か……美味そうだな」と言いながら、プリヴィさんが出た後しばらくしてから脱衣場へと向かった。
フィリップ・ポター
[大浴場]
====
フィリップ・ポター
[大浴場]
ある大浴場に、1匹の小さなタビットがやってきました。
名前はフィリップといいました。
フィリップ・ポター
[大浴場]
フィリップは、この大浴場がとても癒される話を聞いていました。
それは賢いフィリップにとって大切なことだと感じましたし、
何より住んでいた所にこのような大きな大浴場はなかったので、
一度見てみたかったのです。
フィリップ・ポター
[大浴場]
「ぼくの計算によれば、この時間帯であれば、ゆっくり浸かることが出来るはずです。」
大浴場に入ってきたフィリップは、大浴場の扉を開けて、
まさしくその計算が当たっていることに、喜びました。
フィリップ・ポター
[大浴場]
フィリップは落ち着きを保とうとしていましたが、
足をとんとんぴょんぴょん、毛並みをもふもふふわふわቺገቺገさせながらまずは湯を浴びました。
湯を浴びる度に、ふわふわቺገቺገした毛並みが、湯の水を含んでしっとりしました。
フィリップ・ポター
[大浴場]
(ぼくの計算によれば、大浴場に入る前の準備はこれでばっちりなはずです。)
ひとしきりお湯を浴びたフィリップは、足をとんとんぴょんぴょんさせながら、
大浴場に進んで止まりました。どうしたのでしょう?
フィリップ・ポター
[大浴場]
(……しまった!このまま入れば、ぼくから抜けた毛が浴場に浮かんでしまうんじゃないか!?)
賢いフィリップは、抜け毛が溜まらないか心配になったようです。
かわいいですね。
フィリップ・ポター
[大浴場]
きょろきょろ見回したフィリップは、ふと手持ち網があるのを見つけました。
どうやら、毛並みがわさわさቺገቺገしたリカント・タビット向けに置いてあるようです。
フィリップ・ポター
[大浴場]
フィリップは嬉しくなりましたが、はしゃいで転びそうだと思ってちょっとだけ飛び跳ねるだけにしておきました。
フィリップはさっそく、その手持ち網をもって、ゆっくり大浴場に浸かりました。
フィリップ・ポター
[大浴場]
「ふぅ……これはきもちいいなぁ……」
フィリップは体だけでなく、心もぽかぽかしてあったまりました。
フィリップ・ポター
[大浴場]
(ぼくの計算によれば、これは体だけでなく、考える頭にもしっかり癒しの効果がありそうです)
(こうやって頭を癒すことで更にぼくはかしこくなれるんだ……あぁきもちいいなぁ~)
フィリップ・ポター
[大浴場]
フィリップの考えることは、毛並みのふわふわቺገቺገのように、だんだんふわふわቺገቺገしてきました。
それほどきもちよかったのでしょうね。
ジェイレン・ヴリン
[大浴場]
「軽く風呂にでも入るか」ガラッと戸を開けて
湯を体にかけて旅塵を流してから湯船に入る
フィリップ・ポター
[大浴場]
フィリップは気持ちよさでふわふわቺገቺገしていたので、
新しく入ってきた人に気づいていませんでした。
ジェイレン・ヴリン
[大浴場]
「よお少年、女の子でなくて申し訳ないが一緒にいいか?」
フィリップ・ポター
[大浴場]
「はぁい、かまいませんよ。……えっ!?」
フィリップはふわふわと返事を返した後、突然現れた人にびっくりしました。
ジェイレン・ヴリン
[大浴場]
「どうした、俺が湯船から生えた事に驚いたか?」
フィリップ・ポター
[大浴場]
そして、我に返りました。
眼の前には、しっかりした体型の人族の男性が居ました。頭からは角が生えています。ナイトメアだ、とフィリップはかしこい知力で判断しました。
フィリップ・ポター
[大浴場]
「い、いえ!……ぼくの計算では、浴場から人は生えないはずです。つまり……新しく入ってきた人、ということですよね」
フィリップはなんとか冷静さを取り戻そうとしつつ、当たり前のことを言いました。
かわいいですね。
ジェイレン・ヴリン
[大浴場]
「なんだ俺の一発芸見てなかったのか、残念だぜ」冗談を口にして
「ああ、新しく入ってきたのさ」
フィリップ・ポター
[大浴場]
「ど、どうも始めまして。タビットのフィリップと言います。」
フィリップは少し震えながら挨拶をしました。
正直に言うと、相手の方のふいんきや見た目が、ちょっと怖かったからです。
ジェイレン・ヴリン
[大浴場]
「ジェイレン・ヴリン、見ての通りナイトメアだ」
「よろしくな」自分の事にビビってるなと思い、笑顔で
フィリップ・ポター
[大浴場]
ナイトメアは角の生えた、人族の中でも穢れを持っている人たちのことです。
故郷でも、隣の家に住むトーマスさんが『ナイトメアは見た目が怖い』と常々言っていたのを思い出しました。
フィリップ・ポター
[大浴場]
でもフィリップはたくさん勉強していたので、怖いけれども偏見はあまりよくないと知っていました。
「よ、よろしくおねがいします……」
ジェイレン・ヴリン
[大浴場]
「おう、よろしくな」
フィリップ・ポター
[大浴場]
その笑顔がまだちょっと怖いと思いましたが、頑張って挨拶をかえしました。
ジェイレン・ヴリン
[大浴場]
「あ、二回言っちまったな。ま、挨拶なんて何度言ってもいいもんさ」
フィリップ・ポター
[大浴場]
「そ、そういうものでしょうか?」
フィリップは戸惑いましたが、ちょっと考えて納得しました。
確かに挨拶は『おはようございます』『こんにちは』『こんばんは』など、沢山あります。
それに、挨拶は大切だとフィリップのお母さんもよく言っていましたからね。
ジェイレン・ヴリン
[大浴場]
「おう、元気に挨拶できりゃ角が生えてても問題なしってな」
フィリップ・ポター
[大浴場]
「……そ、そういうものなのですか?」
フィリップは戸惑いました。ナイトメアの人たちは、その見た目や穢れから、色々と苦労されているとは知っています。
それが挨拶一つで変わるものなのでしょうか?
賢いけどもまだ幼いフィリップには、よく意味が分かりきっていませんでした。
まだまだ青いですね。
ジェイレン・ヴリン
[大浴場]
「実際は挨拶一つで何が変わるわけでもないが……自分が選んだものでもないのにそれでびくびくしなきゃいけないなんて馬鹿らしいからな」ヘラっと笑う
「そういうの覚えは無いか? 深刻じゃなくても、体の事とかいろんな事で好き勝手言われたりするのとかさ」
フィリップ・ポター
[大浴場]
「!」
フィリップは、ジェイレンさんがあっけらかんというものですから、そう言ったものですから、びっくりしました。
フィリップ・ポター
[大浴場]
「それは……ぼくもあります。」
フィリップも、いえタビット達にも心のないことを言う人達を見たことがあります。
ジェイレン・ヴリン
[大浴場]
「だから、陰気で暗くて怖いナイトメア…なーんて印象を挨拶で裏切ってやるのさ」
「とはいえビビらせちまったみたいだしまだまだかもな。俺の強者のオーラに気圧されちまったか?」
フィリップ・ポター
[大浴場]
そこで、フィリップはたと気づきました。
色んな悪口を言われたりしたフィリップ自身も、相手をよくない目で見てしまうことがあるということに。
フィリップは、なんだか自分が恥ずかしくなりました。
フィリップ・ポター
[大浴場]
「……そうかもしれません。」
フィリップは反省しました。賢いと思っていても、まだまだ学ぶべきことは多いですね。
シーズン・ライトニング
[大浴場]
ずるりとドアが開けられてよたよたと女が入ってきた
「めちゃめちゃに⋯眠い…のである⋯」
ジェイレン・ヴリン
[大浴場]
「ま、やっぱり能のある鷹は爪を隠せないもんだな~」ナイトメアが怖いのだろう、しかしそこは言わずあくまで冒険者としてのレベルが原因だとしておく
シーズン・ライトニング
[大浴場]
「こんばんわで⋯あるな」ふらふらざばーとかけ湯して洗い場に
ジェイレン・ヴリン
[大浴場]
「よう、こんばんは」
フィリップ・ポター
[大浴場]
「隠せない爪というものも、あるものなんですね……」
ことわざを言い換えつつ笑うジェイレンさんを、フィリップは色んな事を考えて、どう答えるか悩みつつ、返しました。
シーズン・ライトニング
[大浴場]
緩慢に体を洗ってる
フィリップ・ポター
[大浴場]
しかし、その後入ってきた人を見て、フィリップはびっくりしました。
なんと、女性が入ってきたのです!
フィリップ・ポター
[大浴場]
「ジェイレンさん、ジェイレンさん!ぼくの計算によれば、ここは男性浴場だったはずでは!」
フィリップは慌てて言いました。
シーズン・ライトニング
[大浴場]
「ここは⋯混浴で⋯あるからして…」
フィリップ・ポター
[大浴場]
フィリップは、その女性の言葉を聞いて、またびっくりしました。
ジェイレン・ヴリン
[大浴場]
「混浴だぜ」
シーズン・ライトニング
[大浴場]
ざばーーっと泡を洗い流してふらふらと湯船に
フィリップ・ポター
[大浴場]
フィリップは、そのジェイレンさんの言葉を聞いて、またまたびっくりしました。
ジェイレン・ヴリン
[大浴場]
「一応看板も立ってるぞ。妙に見えづらい位置にな、きっと管理人は初めてきた奴を驚かせたいんだろうぜ」
フィリップ・ポター
[大浴場]
フィリップは、ここが混浴だということに全く気づかず入ったのです。
賢くて計算に強いと自分で思うフィリップも、まだまだ青二才ですね。
シーズン・ライトニング
[大浴場]
「我輩が⋯お風呂に入ったらいけないんで…あるか?」
フィリップ・ポター
[大浴場]
フィリップは、管理人さんへ怒りに行こうと思いましたが、
見落とした自分の悪さも感じて、思いとどまりました。
フィリップ・ポター
[大浴場]
「いえ!そんなことはないです!ここは大浴場ですから!」
フィリップはすぐさまそう返しました。
よくよく考えれば、ここは大浴場。つまり、皆のお風呂場なのです。
シーズン・ライトニング
[大浴場]
「で、あるよね⋯」
「帰れって言われたら畑のノルマンディーにするところだったのである⋯」
ジェイレン・ヴリン
[大浴場]
「なに、俺は大歓迎だぜ」
フィリップ・ポター
[大浴場]
「畑の……?」
フィリップはノルマンディーとはなんだろう?と疑問に思いました。
ちなみに、フィリップが住んでいた家ではキャベツ畑があります。
シーズン・ライトニング
[大浴場]
「さすがに貫徹二日目のお風呂はキクのであるな⋯」
ヴァルター
[大浴場]
がらがら。入場。ぺったぺったとはだしの音。
シーズン・ライトニング
[大浴場]
「にゃむにゃむ⋯」
ヴァルター
[大浴場]
見れば10歳の人間らしき子供が現れていた。辺りを見回す。
先客がいたが別にいいかと思って身体を洗った。ざばざば。雑。
シーズン・ライトニング
[大浴場]
「子供なのであるな⋯」
フィリップ・ポター
[大浴場]
フィリップは、とても忙しいことを2日も繰り返したことを理解して、
それでゆっくりしに来たんだな、と思いました。
その後2人目の女性、さっき入ってきた女性よりは小さな女の子が入ってきたことに、
少し驚きましたが、なんとか飛び跳ねることは抑えられました。
ヴァルター
[大浴場]
「ん、ウサギがいる」
ジェイレン・ヴリン
[大浴場]
「おお、この時間にしちゃこんなに増えるのは珍しいな」
シーズン・ライトニング
[大浴場]
「我輩はもうちょっと浸からないと姉に怒られるのであるからして」
ヴァルター
[大浴場]
「ツノがある人もいる」
別に誰に断るでもなくざぶざぶと湯に入る。
フィリップ・ポター
[大浴場]
「タ、タビットです」
フィリップはびくびくした気持ちを抑えつつ、言いました。
でもふと、少女の体に傷跡がいっぱいあるのを見て、今度こそ飛び跳ねるくらいびっくりしました。
ヴァルター
[大浴場]
「ん、喋るウサギ」
シーズン・ライトニング
[大浴場]
「そこのダビット殿はびっくりし過ぎであるな…」
ジェイレン・ヴリン
[大浴場]
「おいおい大丈夫かフィリップくん」
フィリップ・ポター
[大浴場]
「だ、大丈夫です!」
フィリップは背伸び気味に言いました。
びっくりしている今のフィリップでも、「その傷はなんですか?」と言ってはいけないことは分かります。
ヴァルター
[大浴場]
「だいじょうぶなウサギの人はどこから来たの?」およそ脈絡というものがない。
「喋るウサギ……みたことない……たぶん……」
「どこかに巣があるはず……」
フィリップ・ポター
[大浴場]
「どこからって……タビットの里ですが……」
フィリップは恐る恐る言いました。
ヴァルター
[大浴場]
「おお……」頷き。
「どこ?」分かってなかった
フィリップ・ポター
[大浴場]
「えっ」
フィリップは戸惑いました。あったばかりの人に、住んでる場所を細かく言うのはあまりよくありません。
それに、住んでいる場所を「巣」と言われたことに、フィリップはちょっと怒ってもいました。
ジェイレン・ヴリン
[大浴場]
「急に聞きすぎじゃねえの嬢ちゃん?」
シーズン・ライトニング
[大浴場]
「人族の里のことを巣と言うのは差別用語であるよ」
ヴァルター
[大浴場]
「おお……そうなんだ」
「知らなかった、ごめんね」
フィリップ・ポター
[大浴場]
フィリップは、ジェイレンさんに加え、女の人が助け舟を出してくれたことに
心のなかで感謝しました。
ちょっと怖かったんです。
シーズン・ライトニング
[大浴場]
「リルドラケンの里を巣と言ったら⋯まあ商売してもらえなくなるのであるな⋯」
「それと同じであるからして⋯⋯」
ヴァルター
[大浴場]
「リルドラケンって?」
フィリップ・ポター
[大浴場]
「……分かってくれたのならいいです」
グイグイ来る少女が謝ったのを見て、フィリップはちょっと落ち着きました。
でも、少女が別の方向に関心が行ったようで、それについてはちょっと不安になりました。
シーズン・ライトニング
[大浴場]
「竜人であるよ。君の語彙で言うと…トカゲの人であるな⋯」
ヴァルター
[大浴場]
「ああ」頷き。
「歩きトカゲ」ド差別用語。
シーズン・ライトニング
[大浴場]
「だいぶ言っちゃいけない言葉であるからして⋯」
ヴァルター
[大浴場]
「これもダメなんだ」
フィリップ・ポター
[大浴場]
「ちょっと!それはよくありませんよ!」
フィリップは思わず注意しました。この少女はやっぱりなんだか危ない気がします。
ある意味そのフィリップの予想は合っていました。
ヴァルター
[大浴場]
そうなんだー、という顔。怒られても堪えた様子はないが、悪意的な言葉の使い方もしていない。
ジェイレン・ヴリン
[大浴場]
「そういう言い方は勘違いされるからやめときな」
ヴァルター
[大浴場]
「ん、わかった。ツノの人はなんていう種族?」
「たぶん穢れ付きって呼ぶのはよくない気がする」
シーズン・ライトニング
[大浴場]
「ラインを大幅に超えた言葉遣いしたら囲んで殴られてると死ぬから注意するのであるからして」
ジェイレン・ヴリン
[大浴場]
「俺か?」
「ナイトメアっていうのさ」一瞬嘘つこうかと思ったが、ガチで信じそうだなとやめて
ヴァルター
[大浴場]
「ん、囲んで殴ってきたら殴り返した」
シーズン・ライトニング
[大浴場]
ざばーーー
ヴァルター
[大浴場]
「おお、ナイトメアの人」
フィリップ・ポター
[大浴場]
フィリップはびっくりして言葉が出ませんでした。
この少女は一体何を考えているのでしょうか?
今まで見たことのないような人物で、フィリップは凄く戸惑いました。
でも、世の中は広いですからね。
シーズン・ライトニング
[大浴場]
「我輩はシーズン・ライトニング」
「ただの二徹明けの冒険者であるからして⋯」
ヴァルター
[大浴場]
「眠そうな人、良く寝ないと死ぬ」
シーズン・ライトニング
[大浴場]
「休むのは死んでからで⋯⋯」
フィリップ・ポター
[大浴場]
「……寝るのは大事だと僕も思いますね。考える頭にも休みは大事です」
フィリップは頑張って話題を繋ぎました。
汗が出ましたが、この汗はお風呂の暖かさとは別の汗も混じっていました。
幼いフィリップにはとても大変な状況ですね。
シーズン・ライトニング
[大浴場]
「これ言ったら滅茶苦茶に怒られて生きているありがたみを味あわされたのであるからして⋯」
「ともかく言葉は考えたほうがいいのであるな⋯⋯」
そう言いつ風呂から上がって出ていった
ヴァルター
[大浴場]
「ん、地元では長期休暇をくれてやるって頭にガンを叩き込むジョークが流行っていた」
「じゃあね、眠そうなひと」
フィリップ・ポター
[大浴場]
「お、お疲れ様でした……」
フィリップは(あの女性はちゃんと寝るんでしょうか……)と、ちょっと不安になりました。
ジェイレン・ヴリン
[大浴場]
「おう、嬢ちゃんの地元の言葉は早めに忘れとくのをおすすめするぜ」
「おやすみっと、俺もそろそろ上がろうかね」湯船から出て
フィリップ・ポター
[大浴場]
その後の少女の言葉にフィリップはまたびっくりしました。
フィリップでは考えられない言葉ばかり出てきます。
一体どこに住んでいたか、フィリップは不安になりました。
ヴァルター
[大浴場]
「ツノの人もおやすみ」
ジェイレン・ヴリン
[大浴場]
「そんじゃあな」と風呂を出た
ヴァルター
[大浴場]
ぼんやりとした顔で湯に身体を沈めながら、視線がゆるりとタビットをとらえる。
フィリップ・ポター
[大浴場]
「お、お疲れ様です。ジェイレンさん」
フィリップはジェイレンさんに別れを告げました。
そして、少女と二人きりになったことに、気づいてしまいました。
これは大変なことになりましたね。
ヴァルター
[大浴場]
「ウサ……」
「タビットのひとはどこで言葉を覚えたの?」
フィリップ・ポター
[大浴場]
「タビットです!それに、僕にはフィリップという名前があります!」
フィリップは今度こそ、勇気を持って少女に伝えました。
フィリップ・ポター
[大浴場]
「言葉って……それはもちろん、故郷の里で生まれてからずっと学んでますよ」
フィリップはできるだけ勇気を振り絞って言いました。
ヴァルター
[大浴場]
「ん、フィリップ」
「フィリップの故郷の里はいい所?」
フィリップ・ポター
[大浴場]
「僕はそう思ってます。……ちょっと僕の計算を活かすのには、狭いかったのはありますけど」
フィリップはちょっと自慢げ?に言いました。調子を取り戻してきたのかもしれません。
ヴァルター
[大浴場]
「けいさん。」
「数をたくさん数えられる?」
フィリップ・ポター
[大浴場]
「それは……勿論です!僕はコンジャラーでもありますから!」
フィリップは、頑張って弱みを見せない様に言葉を続けます。
ヴァルター
[大浴場]
「おお」
「フィリップは魔法使い。とてもすごい」
フィリップ・ポター
[大浴場]
「そうですよ!僕は賢いんです!」
「……まだまだ、勉強不足なところも、それは、少し、ありますが」
フィリップは、今日の出来事を思い出しつつ呟きました。
色んな事がありましたからねぇ。
ヴァルター
[大浴場]
「そうなんだ」
「勉強できるのはすごいよ、頑張れ」
フィリップ・ポター
[大浴場]
「……ええ、頑張りますとも!」
フィリップは励まされて、元気よく答えました。
でもちょっぴり、上手く乗せられた気もしました。
元気よく返事したせいか、何だか頭のふわふわቺገቺገが急に増えてきました。
そこでフィリップは、お風呂に入りすぎたということに気が付きました。
ヴァルター
[大浴場]
「おお……揺れてる?」
フィリップ・ポター
[大浴場]
色んな経験があって、いっぱいいっぱいになってたんでしょうねぇ。
フィリップ・ポター
[大浴場]
「……ちょ、ちょっと入りすぎたかもしれません。ぼくの計算によれば、お風呂の浸かり過ぎはよくないですからね……!」
ヴァルター
[大浴場]
「ん、フィリップはかしこい」
フィリップ・ポター
[大浴場]
フィリップは慌てて湯に浮いた抜け毛を掬い網で掬って、上がる準備をしました。
フィリップ・ポター
[大浴場]
「……ありがとうございます。」
フィリップ・ポター
[大浴場]
フィリップは、少女のペースが掴みきれませんでしたが、
それでも褒められて悪い気はしませんでした。
まだまだ子どもですね。
フィリップ・ポター
[大浴場]
「それでは、ぼくは失礼します。さようなら……えっと」
そこまで聞いて、少女の名前を聞いてないことにフィリップは気づきました。
ヴァルター
[大浴場]
「ん、灰狼のヴァルター」名乗り。灰色でもないし狼でもないし男性名だった。
ヴァルター
[大浴場]
「とてもつよい」いらない情報もついた。
フィリップ・ポター
[大浴場]
「?……ヴァ、ヴァルターさんですね。ヴァルターさん、さようなら」
フィリップ・ポター
[大浴場]
フィリップはお礼をして、ぴょんぴょんと帰っていきました。
その後、『灰狼のヴァルター』の名前を調べて、びっくりしたのは……
また別のお話です。おしまい。〆
GM
[大浴場]
そうして大浴場は健全も不健全も飲み込んで、閉館時間まで稼働したのだった…