[main]
スカーレット :
ぐつぐつと鍋が湧いている。そろそろ食べ頃だろう。既に周囲からは酒盛りで盛り上がる人達の声が聞こえている
こちらのテントにも、汁物を求める人たちが来る頃合いだろう。杓子を握り椀の数を数える。十分な数があるはずだ
[main] スカーレット : choice[シチュー,ビーフシチュー,ポタージュ,豚汁,肉じゃが,カレー,ポトフ] (choice[シチュー,ビーフシチュー,ポタージュ,豚汁,肉じゃが,カレー,ポトフ]) > ポタージュ
[main] スカーレット : 2d6+5+5 (2D6+5+5) > 7[6,1]+5+5 > 17
[main]
サンスベリア=ソロモン :
「やっとるかの?」
夜勤を終えてやってきた金髪の人間が軽い挨拶
[main]
スカーレット :
「──」
大鍋に向けていた目線を声のした方へと向ける。
「ええ。今日はポタージュ」
[main] サンスベリア=ソロモン : 「頂きたい。少しばかり腹が空いての」
[main]
スカーレット :
「量は?」
そう言いながら褐色のエルフが手に取った椀は彼女の細い腕からはかなりの大きさだった。
[main] サンスベリア=ソロモン : 「少なめで頼む。食事を終えたら寝るので、あまり量を取るとな…」
[main]
スカーレット :
小柄な種族以外で少なめを注文して来たのは珍しかった。
「どうぞ」
[main]
サンスベリア=ソロモン :
「助かる」
受け取り、まずはじんわりと椀の熱で手を温める
[main] サンスベリア=ソロモン : そして息を吹きかけて冷まし、ゆっくりと飲んでいく
[main]
サンスベリア=ソロモン :
「…おお?存外手が込んでおるの?」
出来17に
[main] サンスベリア=ソロモン : 「いや、失礼じゃったか。とても旨い」
[main]
スカーレット :
「そう」
返答こそそっけなかったものの。その顔には薄く笑みが浮かんでいた。
[main]
サンスベリア=ソロモン :
「ただの野営でこの出来の料理が出るとは思っておらなんだ」
「料理人の経験が?」
食べ終わるまでの間、軽く雑談
[main]
スカーレット :
「そっちは、特に」
「恩人のお世話をしばらくしていたから、それで」
[main]
サンスベリア=ソロモン :
「ほほう。恩人に料理を?」
興味がありそう
[main] スカーレット : 「そう。私を拾ってくれた時にはもう、ご年配で独り身だったから。自然と」
[main]
サンスベリア=ソロモン :
「そうか…」
年配で独り身の老人に料理を”しばらく”作っていた…
あまり突っつくべきではないの
[main] サンスベリア=ソロモン : ズズ、と間を開けるように啜る
[main] メクリナ・ドローズ : 「少しお邪魔をするよ」と言って一人のエルフがやってくる
[main] スカーレット : 「いらっしゃ──うん?」
[main]
サンスベリア=ソロモン :
「いらっしゃい」
新手に空気を変えることを期待しながら
[main]
メクリナ・ドローズ :
「おや。どうかしたかな」
「一応、路銀を払って乗せてもらっている者だよ。何だったら確認を取ってもらってもいい」
[main] メクリナ・ドローズ : 不審がられたかな?と思っているようで、そんな弁明をしていた
[main] スカーレット : 「いや、ごめんなさい。知ってる顔に似ていたから。別人だったわ」
[main]
メクリナ・ドローズ :
「ふぅん?まあそういったこともあるか」
「世には同じ顔をした者が3人はいると聞く。誰の言葉だったかまでは失念したけれども」
[main]
サンスベリア=ソロモン :
「そちらも食事に?」
子孫に会ったことはあるけど思い浮かぶことはなく
[main]
メクリナ・ドローズ :
「ああ」そうだ、と思い出したように
「一皿頂いてもいいかな。何分空き腹を抱えて這い出てきたものでね」
[main]
スカーレット :
「ポタージュ。量は?」
杓子で掬って見せる。
[main]
メクリナ・ドローズ :
「ひとまず半量ほどを。足りなければおかわりを貰いたいところ」
「我ながら、まだ腹の満ちを正確に把握できないものでね」
[main]
スカーレット :
そうは見えないが──まだ幼いエルフなのだろうか。とりあえずリクエストには応える。
「はい、どうぞ」
[main]
サンスベリア=ソロモン :
「このポタージュは旨いから食べ過ぎてしまうかもしれんのう」
「そちらのお嬢さんが作ったそうじゃ」
[main]
サンスベリア=ソロモン :
メクリナさんに老成した雰囲気を感じている
おそらく自分と同じかそれ以上に生きていそうだ
[main]
メクリナ・ドローズ :
「ありがとう。……ほう、そうなのか」と言いつつ一口啜り
「なるほど、噂に違わぬ腕前だようで」匙をゆっくり動かし、上品に食べている
[main]
スカーレット :
あまり、見知らぬ人から褒められることには慣れていない。
頬が僅かに紅潮する。
[main]
サンスベリア=ソロモン :
「なんじゃなんじゃ、照れておるのか?」
「世辞でなく旨い。胸を張っていいんじゃぞ?」
若者をからかう老人
[main] メクリナ・ドローズ : 「そうだとも。これを味わえただけ、路銀の分の元は取れたと言っていい」
[main]
スカーレット :
「う」
「自分の腕には自信があるし、一緒の子もいつも美味しいって言ってくれるけど。……その他の人達から美味しい以上の言葉を貰うことは稀だから」
[main]
メクリナ・ドローズ :
「賞賛は人の心に染み入り、潤してくれるものであるからね。そうすべきだと思った価値あるものには、なるべく伝えるようにしている」
「無論、無闇に与えても根腐れを起こしてしまう、ということも理解しているけれど」
[main] メクリナ・ドローズ : 「大仰な言い方をしてしまってはいるけれど、結局のところは私の物言いも"美味しかった、ありがとう"に尽きる訳だしね」
[main]
サンスベリア=ソロモン :
うんうんと頷いている
可愛いからからかってしまったが旨いことに偽りはなかった
[main] スカーレット : 一呼吸置いて。
[main]
スカーレット :
「うん。美味しかったなら、私も嬉しい」
微笑む。
[main] メクリナ・ドローズ : 「特に近頃の夜はよく冷える。内から温めてくれる汁物なのはありがたい限りだよ」
[main] クレイヴ・ロック : 「こんばんわ!諸君!」
[main]
メクリナ・ドローズ :
「おや……こんばんは」
「そちらも夕餉かな」
[main]
サンスベリア=ソロモン :
「おや、こんばんは」
こんな夜中に元気じゃのう…
[main] クレイヴ・ロック : 「うむ、昼勤だったからね。今まで軽く寝ていたところだ」
[main] クレイヴ・ロック : 「私の名前はクレイヴ・ロック。ただの元商人の冒険者さ」
[main] メクリナ・ドローズ : 「そうかい。それはお疲れ様」
[main]
サンスベリア=ソロモン :
「そうか。寝起きならばこのポタージュは良いぞ」
「お嬢さんによそってもらうといい」
[main] クレイヴ・ロック : 「うむ」
[main] メクリナ・ドローズ : 「ああ……そういえば、名乗っていなかったか」と、クレイヴさんの自己紹介を聞いて
[main]
メクリナ・ドローズ :
「メクリナ。メクリナ・ドローズ」
「まあ……単なる旅人さ」
[main] メクリナ・ドローズ : そっちは?というように、サンスベリアさん達の方を
[main]
サンスベリア=ソロモン :
「ん?おう、名乗っておらんかったか」
「ソロモンじゃ。冒険者を半ば引退しておる、ただの老体じゃよ」
[main] クレイヴ・ロック : 「その姿から想像できないね」
[main]
メクリナ・ドローズ :
「そうかい。私と似たようなものか」
「中々、他種族の歳は外見からは推し量れないものだからね」
[main]
サンスベリア=ソロモン :
「なに、見た目から図れん冒険者なぞ珍しくもなかろう?」
カカッ
[main]
スカーレット :
随分と騒がしい男が来たなと思いつつ──見覚えはある気がする──業務を再開する。
「あなた、量は?」
[main] クレイヴ・ロック : 「おやハーヴェスで会ったね」
[main] クレイヴ・ロック : 「勿論大盛りだとも」
[main]
スカーレット :
小盛、並盛と来て大盛になった。冒険者はそれくらいは食べられなければ。
「はい、どうぞ」
[main] クレイヴ・ロック : 「うむ」
[main] クレイヴ・ロック : ぱくり
[main] クレイヴ・ロック : 「うまいね!」
[main] スカーレット : 「……唾、鍋に入れないように気を付けてね」
[main] クレイヴ・ロック : 「流石に辛辣じゃないかい?」
[main] クレイヴ・ロック : すすと下がる
[main] メクリナ・ドローズ : 「活力に満ちているのはいい事だと思うよ」
[main] スカーレット : 「どこでもそうである必要はないと思うけど……」
[main] クレイヴ・ロック : 「少なくともここではいいんじゃないかな?」
[main]
サンスベリア=ソロモン :
「溢れさせる場所を見極めれば問題ないじゃろ」
ここがそうかは言及しない
[main] メクリナ・ドローズ : 「そういうものかね。若者らしくていいと思うけれど」
[main] スカーレット : 「今から就寝する人もいるからね?」
[main] メクリナ・ドローズ : 「……?ああ、成程」
[main] クレイヴ・ロック : 「ふむ、まあほどほどに行こう」
[main] メクリナ・ドローズ : 「盲点だった。あまり周囲の騒がしさを気にしたことはなかったから」
[main] クレイヴ・ロック : 「冒険者など騒がしいものさ」とぱくぱく食べてる
[main] クレイヴ・ロック : 「そういえば何の話してたのかね?」
[main] メクリナ・ドローズ : 「ああ……いや、ポタージュに舌鼓を打っていただけだよ。少なくとも私はね」
[main] サンスベリア=ソロモン : 「うむ」
[main]
アポロ・オールデン :
昼勤の時間を終え仮眠に入ったと思えばこの時間であった。
無駄にしすぎた時間を取り戻すように、のそりと冒険者の集団に顔を出す。
[main] ジュリオ・リーベルト : 「賑やかで楽しそうだな。俺も仲間に入れてもらえるか」
[main] クレイヴ・ロック : 「おはよう」
[main] メクリナ・ドローズ : 「おや……続々と出てきたようだね。こんばんは」
[main] ジュリオ・リーベルト : ゆったりとした足取りでやってくる。テントに顔を向ければどこかで見た顔だ……以前もこのキャラバンで料理をしていたな
[main]
スカーレット :
金髪の男の方はここでたびたび見る顔だった。黒髪の方は初見だ。取り敢えず知ってる顔の方に。
「いらっしゃい。今日も大盛でいい?」
[main]
サンスベリア=ソロモン :
「騒がしくなってきたのう」
夜中にここまで集まるとは
[main] アポロ・オールデン : 「8時間24分30秒。仮眠にしてはあまりに長すぎた……」
[main] ジュリオ・リーベルト : 「ああ、頼む。お主の料理は美味いから、すっかり気に入ってしまった」
[main] クレイヴ・ロック : 「標準的な睡眠時間だよ。気にすることはないさ」
[main] メクリナ・ドローズ : 「よく眠るのはよいことだよ。仕事に間に合ったのなら誰恥じることもない」
[main]
スカーレット :
「そう、ありがとう」
微笑みながら。
「はい、どうぞ」
[main] クレイヴ・ロック : 「ふむ…」
[main]
サンスベリア=ソロモン :
「………おや」
アポロさんに気付き…
特に何もなさそうな振りをする
[main]
アポロ・オールデン :
「適量を頂いてもいいだろうか」
「クレイヴ、温泉で会った以来か?」
[main] ジュリオ・リーベルト : 「ありがとう。うむ、今日も美味そうだ」
[main] クレイヴ・ロック : 「うむ、アポロ君は最近どうかね?」
[main]
スカーレット :
「ええ」
やはり、冒険者は大盛でないと。
「はい、どうぞ」
[main] ジュリオ・リーベルト : 心の底から嬉しそうににっこり笑う。熱々のポタージュがなみなみと注がれた器を片手にみんなの輪に入ろうとする
[main] ジュリオ・リーベルト :
[main]
アポロ・オールデン :
「……そちらも、久しぶりだったか」ソロモンへ
「特段あれ以降俺に抜本的変化はない」クレイヴへ
配膳されたポタージュを頂こう
[main] サンスベリア=ソロモン : 「ああ……、そうじゃの」
[main] メクリナ・ドローズ : 「なんだ、結構知り合いの多いところなのか。邪魔をしてしまったのかな」
[main] メクリナ・ドローズ : と言いつつ申し訳なさそうなそぶりはない。
[main] スカーレット : 「長く続けていれば、顔見知りは出来て行くみたいだね」
[main]
アポロ・オールデン :
ずず、とポタージュをすする。
「構うことはない。こうしてコミュニケーションを交わしたのなら、それは知り合いに相当しよう」
[main]
サンスベリア=ソロモン :
他に尋常でない雰囲気を身にまとっている存在はいないかこっそり確認
本気で隠す気ならワシ程度に気取られるはずはないが
[main] クレイヴ・ロック : 「アポロくんの友達は増えたのかい?」
[main] ジュリオ・リーベルト : 「俺も今日は初対面のものが多いようだし、自己紹介をしておこう。俺はジュリオ・リーベルト。見ての通り、冒険者をやっている」
[main]
メクリナ・ドローズ :
「それも道理かな。では遠慮はしないでおこうか」
「メクリナ・ドローズという。単なる旅人だよ」
[main] アポロ・オールデン : 「友人……いや、変化はない」
[main]
アポロ・オールデン :
「ではこちらも」
「ティエンス、アポロ・オールデン」
[main]
サンスベリア=ソロモン :
「……ん。ソロモンじゃ、半隠居と思ってくれ」
[main]
メクリナ・ドローズ :
「ジュリオにアポロだね。よろしく頼むよ」
「まあ……荒事に巻き込まれる心配はなさそうだ。ありがたい限り」
[main] クレイヴ・ロック : 「私の名前はクレイヴ・ロック。ただの元商人の冒険者さ」
[main] ジュリオ・リーベルト : 「うむ、よろしく。こうして旅をして出会えば皆、友人のようなものだ」
[main]
サンスベリア=ソロモン :
繰り返されたドローズの苗字に、はて…どこかで聞いたような…となっている
…思い出せないなら大した事じゃないんじゃろう
[main]
アポロ・オールデン :
「荒事……」
メンバーを見回す。この編成にかかってくる者がいれば余程の強者か、或いは──
[main]
ジュリオ・リーベルト :
「何事もないのが一番だ」
熱々のポタージュをあまり冷まさず食べていく。口の中がやけどしそうなくらいが美味いというのが持論だった
[main] クレイヴ・ロック : 「もしかして我々は」
[main] クレイヴ・ロック : 「隊商護衛を偽装して反攻作戦の戦力として輸送されてるんじゃないかね?」
[main] アポロ・オールデン : 見回している間に皿のポタージュは空になっていた。
[main] アポロ・オールデン : 「……そうなのか?」そうなのか?
[main] メクリナ・ドローズ : 「随分と突飛なことを言い出すものだね」まだちびちびポタージュを飲んでいる
[main] ジュリオ・リーベルト : 「それは困ったな」それは困ったな
[main] クレイヴ・ロック : 「ただの隊商護衛なので手練れ集めてますとスパイを欺くのさ」
[main] クレイヴ・ロック : 本人は冗談で言ってる
[main] ジュリオ・リーベルト : 「ふむ、となると相手はどこになるのやら。いやはや、参ったな」本人は真剣である
[main]
サンスベリア=ソロモン :
「んなわけなかろ」
冗談で言ってるのがわかったのでツッコミ
[main] メクリナ・ドローズ : 「それが真実なら、知ったからには生きては帰れないのかね。困った困った」
[main] アポロ・オールデン : 「作戦の一手としては悪くない」俺の所属でもそういうやり口は見た記憶がある。
[main] クレイヴ・ロック : 「まあ魔神か蛮族だろう」
[main]
サンスベリア=ソロモン :
いや待て…鴉がいるとなればあながち冗談にもならんのか…?
と疑心暗鬼が生じている
[main] ジュリオ・リーベルト : 「そういった手合いなら相手をするのも吝かではないが、今回はのんびりした仕事のつもりだったのだがなぁ」
[main] クレイヴ・ロック : 「きっとある朝に全員起こされて作戦目標を知らされるのさ」
[main] メクリナ・ドローズ : 「だとするなら今夜のうちに逃げ出しておくべきなのかね」
[main] グース・コピー : 「おはよう。…おや、何やら集まってるね」そんな話をしている頃に姫っぽい少女が起きだしてきた。冒険者ではなさそうだ
[main] メクリナ・ドローズ : 「おはよう。……そちらも客分かな?」
[main]
サンスベリア=ソロモン :
よく見ればこの男(ジュリオさん)も隠しておるがかなりの強者…
まさか…まさか…?
[main] ジュリオ・リーベルト : 「激戦になるやもしれん。ご婦人が戦場に立つ自信がなければ、逐電された方がよろしいでしょう……」
[main] ジュリオ・リーベルト : 「おや、お主は以前図書館で……」
[main] スカーレット : 「いらっしゃい。ポタージュ、食べる?」
[main] クレイヴ・ロック : 「やあ」
[main] アポロ・オールデン : 「グースか」作戦が真実味を帯びてきたな
[main] グース・コピー : 「お、風来坊さんだね。この前はおかげでベッドの相場が分かったよ、ありがとう」
[main]
サンスベリア=ソロモン :
「……こんばんは」
挨拶を返しつつも思索を巡らせている
[main] クレイヴ・ロック : 「おや、深刻そうな顔だね」
[main]
メクリナ・ドローズ :
「そうしようか。……この子には苦労を掛けるかもしれないが」
「その分いい思いはさせてあげるとしようか」と言いつつ縮小の札を解除して
[main] クレイヴ・ロック : 「まあ何が起きてもこのメンツに勝てる敵はそうそういないさ」
[main]
メクリナ・ドローズ :
「よっこいせと」
「この子にもポタージュをあげてもいいかな」
[main] ジュリオ・リーベルト : 「ならばいいのだが……」まだ冗談を信じている
[main] グース・コピー : 「おっと、私は野外での寝具で何が必要か研究しに来ただけだから、戦力に数えなくていいよ」
[main]
サンスベリア=ソロモン :
「……ああ、そうじゃの」
「………ごちそうさま、じゃ」
飲み終わったポタージュ、椀をスカーレットさんに返して
[main]
スカーレット :
ラクーンか。
「いいよ。冷ましてからあげてね」
冷めやすいように小盛にしておく。
「はい、どうぞ」
[main] ジュリオ・リーベルト : 「いや、礼には及ばない。役に立ったならよかった」>グースさん
[main] アポロ・オールデン : 「レッサードラゴン程度であれば十分対応可能だろう」戦力に関して
[main]
スカーレット :
「お粗末様でした」
椀を受け取って、洗い物用の篭に入れる。
[main] メクリナ・ドローズ : 「ありがとう。……ほれ、ご飯だよ」ぺちぺち、と頭をつついてやるともそもそと食べ始める
[main] グース・コピー : 「ああ、キミもたぬきを飼ってるんだね。寝起きにスープは健康にいいし、私ももらおうかな」前者はメクリナに、後者にスカーレットに
[main] クレイヴ・ロック : 「我々も強くなったものだ」
[main]
サンスベリア=ソロモン :
「寝る前にちと散歩をしてくる」
「みなお疲れさまじゃ」
周囲をガチで探しておこう
最悪の場合、無関係な者たちを避難させられるだけでもしなければ…
[main] クレイヴ・ロック : 「うむ、さようなら」
[main] サンスベリア=ソロモン : ということで手を振って退場!
[main] アポロ・オールデン : 「了解した。また会おう」
[main]
スカーレット :
「量はどうする?」
そう紫の女に声を掛けながら。
「お疲れ様」
金髪の女に。
[main]
ジュリオ・リーベルト :
「ああ、お疲れ様」とその背を見送ろう
果たして我々の運命は!
[main]
メクリナ・ドローズ :
「中々に乗り心地が良くてね。気も合うし、しばらくはレンタルしようと思っているよ」
「ではね、ソロモン。気を付けて」
[main] グース・コピー : 「冒険者基準で普通は多い気がするね。じゃあ少な目で」スカーレットに
[main]
スカーレット :
冒険者じゃないとは言っていたが理解は深いらしい。
「はい、どうぞ。少なめだね」
[main]
ジュリオ・リーベルト :
「おお、可愛らしい騎獣だな。名は何と?」
撫でてもいいのかな、と興味津々で見ている
[main]
メクリナ・ドローズ :
「ふかふかさんと呼んでいるよ」
「おおらかな性格だからね。食事の邪魔にならなければ、お好きに」
[main] クレイヴ・ロック : 「可愛らしいね」
[main] グース・コピー : 「たぬきは毛玉をとってあげると寝具の材料になっていいんだ。枕に詰めるんだよ」と、騎獣用ブラシを出します
[main] グース・コピー : 「使う?風来坊さん」ブラシを見せつつ
[main] ジュリオ・リーベルト : 「ふかふかさんか。いい名前だ」
[main]
アポロ・オールデン :
「む」
すっかり空になっていた皿に気がつく。グースの後に続いておかわりを頼みに行く。
「前回より二割り増し程度を希望する」
[main] ジュリオ・リーベルト : 「いいのか? ではお借りしよう」
[main] ジュリオ・リーベルト : ヾ(・ω・*)なでなで
[main] クレイヴ・ロック : 「とても気に入ったのかい?」
[main]
スカーレット :
今日初めてのお代わりだ。冒険者はいっぱい食べなければ。
「はい、どうぞ」
2割5分増しにした。
[main]
アポロ・オールデン :
「感謝しよう」
指定より量が多いことに対しても。
[main]
メクリナ・ドローズ :
心地よさそうにしています
「気に入ったらしい。私も時折動かしてやる程度で、配慮が足りていなかったかな」
「また見かけたらこうしてやってくれると嬉しいよ」
[main] ジュリオ・リーベルト : 「うむ、実に愛らしいな」ヾ(・ω・*)なでなで
[main] ジュリオ・リーベルト : 「俺にはどうもライダーの才能がなくてな、馬くらいなら乗れるのだが……こうして触れ合えると心が安らぐ」
[main] クレイヴ・ロック : 「ふむ…」
[main]
アポロ・オールデン :
スープを口に運びつつ撫でられるエメラルドラクーンを見やる。
俺の乗騎はゴーレムだったな……
[main]
メクリナ・ドローズ :
「そうかな。とても丁寧な所作だったと思うけれど」
「……ああ、ただ乗るのは厳しいかもしれないね。私の重量でも乗ると少し渋い顔をするから」
[main] メクリナ・ドローズ : 見てくださいよこの顔。
[main] クレイヴ・ロック : 疲れている
[main] アポロ・オールデン : 疲労しているな
[main] ジュリオ・リーベルト : 獺
[main] クレイヴ・ロック : 「ジュリオ君、たまには遠乗りでも行ったらどうだい?」
[main] グース・コピー : 「騎獣は個体差があるからね。熊みたいなたぬきもいるらしいから、そっちなら戦士も乗れそうだけど」
[main] ジュリオ・リーベルト : 「それでも懐いているように見えますがね」
[main] クレイヴ・ロック : 「友達と一緒に」
[main]
ジュリオ・リーベルト :
「うむ、それもいいもしれないな。遠乗りか……」
白馬に乗って砂浜をかける映像が頭に浮かぶ
[main] メクリナ・ドローズ : 「そうだね。どちらかというと、私にとってのこの子は仲の良い友人という方が近いかな」
[main] ジュリオ・リーベルト : 「とも、だち……」
[main] クレイヴ・ロック : 「ジュリオ君???」
[main] ジュリオ・リーベルト : (部下、部下、馬に乗れない平民。うーん地元はアカンな)
[main] アポロ・オールデン : 「いないのか、友達と呼ぶに値する対象が」
[main] ジュリオ・リーベルト : 「冒険者仲間と、遠乗りするのもいいかもしれない」
[main] クレイヴ・ロック : 「アポロ君????」
[main] ジュリオ・リーベルト : 「一緒に冒険したら、それは友達といっていいのではないだろうか……」
[main]
スカーレット :
(私も最近までいなかったしな)
珍しいことだとはあまり思っていない。
[main]
メクリナ・ドローズ :
「話せば友同然と、そこのアポロも言っていたようだしね」
「私としてはいいと思うよ」
[main] クレイヴ・ロック : 「よし、こうしよう!」
[main] クレイヴ・ロック : 「アポロ君、ジュリオ君、この仕事が終わったら3人で遠乗りに行こう!」
[main] アポロ・オールデン : 「分かった。遠乗りの目的地は決まっているか?」
[main] ジュリオ・リーベルト : 「おお、それはいいな! うむ、そうしよう」
[main] クレイヴ・ロック : 「目的地はちょっとわからないが…」
[main] メクリナ・ドローズ : 「行くあてのない旅というのも悪くはないものだよ」
[main] クレイヴ・ロック : 「地元の名物料理を買い物しつつ決めるのも乙ではないか?」
[main] クレイヴ・ロック : 「おやつだったり昼食を買い込んで途中で昼飯にして焼き直したり酒のんだりするんだ!どうだい?」
[main] ジュリオ・リーベルト : 「遠出をして美味い飯を食う、いいじゃないか」
[main] アポロ・オールデン : 「行くあてなし……そういった行動を俺はあまりしてこなかったが」
[main] クレイヴ・ロック : 「何、これもいい経験さ」
[main] アポロ・オールデン : 「そうだな。俺に教えてくれれば助かる」
[main] グース・コピー : 「うん。人生経験は大事だね。楽しんできなよ、アポロくん」
[main] ジュリオ・リーベルト : 「俄然楽しみになって来たな。その前に仕事を片付けねばならんが」
[main] メクリナ・ドローズ : 「未知を識るというのは楽しいものだからね。存分に体感してくるといい」
[main] グース・コピー : 「私も動物避けの寝具の存在は知ってたけど、実際野外で寝起きしてみないと、その必要性がよく分かんなかったし。経験は別のことで役に立ったりすると思うよ」
[main] クレイヴ・ロック : 「うむ、人生の楽しみ方を…”君達”に教えよう」
[main]
アポロ・オールデン :
「俺はこれまでの稼働期間の中で、まだ“楽しむ”を理解できたとは言えない」
「今回で幾つか習得できればいいが……」
[main] ジュリオ・リーベルト : 「うむ、よろしく頼むクレイヴ、アポロ」
[main] クレイヴ・ロック : 「何、まだまだ寿命はあるんだろう?」
[main] クレイヴ・ロック : 「楽しもう!人生を!」
[main]
アポロ・オールデン :
「ああ、こちらこそ、と。こういう時に告げるのだったな」
「推定残り時間は46年8ヶ月と19日だ」
[main]
メクリナ・ドローズ :
「……」
「いいものだね。若さというのは」
[main] アポロ・オールデン : 「若くないのか?」若くないのか?
[main] クレイヴ・ロック : 「人生50年か」
[main] クレイヴ・ロック : 「ん?」
[main] クレイヴ・ロック : 「それは人前では言わないほうがいいね」
[main] メクリナ・ドローズ : 「あまり女性に歳を聞くものではないよ、アポロ」
[main] クレイヴ・ロック : 「怪訝な顔をされるよ」
[main] クレイヴ・ロック : とアポロの正確すぎる年齢について言及
[main] ジュリオ・リーベルト : 「ああ、ご婦人の年齢はセンシティブだからな」
[main] アポロ・オールデン : 「……了解した。心に留めておこう」
[main] クレイヴ・ロック : 「あとね、君は嘘はいってないとは思うけど」
[main] ジュリオ・リーベルト : 「俺も昔、エルフのお姉さんに年齢を聞いて……いや、この話はやめておこう」
[main] グース・コピー : 「生まれてから3000年超えてるとか言われて困惑するかもしれないもんね」古代魔法文明ジョーク
[main] クレイヴ・ロック : 「普通のティエンスは赤子から生まれるから稼働三年というと怪訝な顔をされる。気をつけたまえ」
[main] アポロ・オールデン : 「俺が起動してからの日数は逐一記録しているが……なるほど、そういうものか」
[main] ジュリオ・リーベルト : 「ははは、3,000年はナイトメアでも信じ難い年月だな」
[main] アポロ・オールデン : 「気をつけよう。となれば、俺がかつて被験者だったことも伏せておいた方がいい事項だろうか?」
[main]
メクリナ・ドローズ :
「……」
「そうだね。言いふらす事でもないだろう」
[main] ジュリオ・リーベルト : 「口に出てる出てる」
[main] アポロ・オールデン : 「……」
[main]
スカーレット :
「──」
被験者、か。ろくな過去ではあるまい。あまり、そういう話を聞くのは好きではない。思い出してしまう。
[main] クレイヴ・ロック : 「ま、これも勉強だ」
[main]
アポロ・オールデン :
「俺の認識としては何一つ隠し立てすることはないが……」
「先人の教えには倣うとしよう」
[main] グース・コピー : 「ま、あの頃と今じゃティエンスの扱いは違うからね。今は自由に生きればいいよ」
[main] クレイヴ・ロック : 「迂闊な発言はトラブルを招きやすい」
[main] ジュリオ・リーベルト : 「あの頃……?」
[main]
メクリナ・ドローズ :
「そうだね」ふむ、と少し考えて
「その時々で、情報の要不要を考えて相手に渡すと考えた方がいい」
[main] クレイヴ・ロック : 「雄弁は銀、沈黙は金というやつさ」
[main] アポロ・オールデン : 「……感謝する。以降、細心の注意を払おう」
[main]
メクリナ・ドローズ :
「基本的には君が何をするかが大事なのであって、どのように生きてきたかは然程重要ではない」
「君のそれを重要だと考える相手にだけ、それは伝えてあげなさい」
[main] グース・コピー : 「古代魔法文明時代。3000年以上前かな。案外生まれた年だけならありうるんだよね、3000歳」
[main] ジュリオ・リーベルト : 「成程、ハイマンの例もある。休眠状態であればそういうこともあるのか」
[main] アポロ・オールデン : 「──なるほど」メクリナの言葉をゆっくりと咀嚼する
[main] クレイヴ・ロック : 「そうだね」
[main] ジュリオ・リーベルト : 「古代魔法文明については現代に伝わっていないことも多い。興味はあるが……」どうも聞かれて楽しそうな話題ではないようだと口をつぐむ
[main] クレイヴ・ロック : 「この前の二人には話してもいいと思うかい?いや、知ってほしいと思うかい?」とアポロ君に質問しよう
[main]
アポロ・オールデン :
「……そうだな」記憶に焼き付いたままの二人の顔を思い浮かべてから
「俺の過去が、二人の顔を翳らせるのであれば、話すべきではないだろう」
[main] アポロ・オールデン : 「まだ、それを判断できる段階ではない」
[main] クレイヴ・ロック : 「そうだね。学んで触れ合おう」
[main] クレイヴ・ロック : 「今の君にはそれが必要だ」
[main] アポロ・オールデン : 「学習の機会が必要だ。どうも俺は人の機微に疎すぎる」
[main]
メクリナ・ドローズ :
「とかく、焦ることはない」
「人の心は特別繊細で、傷付きやすいものだ。逸るあまりに大きな間違いを犯すよりも、牛歩であっても着実に進めた方が良い」
[main] ジュリオ・リーベルト : 「そうだな、これからいくらでも学ぶ時間はある。俺もまだまだ未熟でな、共に学んでいこう」
[main] スカーレット : それは、50年という僅かな生を生きるには悠長が過ぎる気もするが。自身がどれほど悠長に生きたかは、まだこのエルフには考えが及んでいないことだ。
[main] クレイヴ・ロック : 「だが生き急ぐのも良くない。人生は破滅したって続くものだ」
[main] グース・コピー : 「ま、人生経験なんて、その時その時を楽しんで、そこから学びを得ればいいからね」
[main] メクリナ・ドローズ : 「その”楽しむ”ことも難儀となるとね。まあ……そのうち、分かるさ」
[main] アポロ・オールデン : 「……全て頭に刻んでおく。このキャラバンに参加したことは俺にとって大きな収穫となった」
[main] アポロ・オールデン : 「改めて、感謝しよう」
[main]
メクリナ・ドローズ :
「それは何より」
「願わくば、次会った時の君はもっと大きな学びを得ていることを願うよ」
[main]
グース・コピー :
「まあ、アポロくんとは知り合いだからね。ちょくちょく見てはおくから、あんまり心配しなくていいよ」
「同じ時代の、よしみだからね」
[main] ジュリオ・リーベルト : 「それは何より。これが終わったら、約束通り遠乗りに行こうではないか」
[main] クレイヴ・ロック : 「うむうむ、気のおけない野郎達の馬鹿騒ぎをしようではないか」
[main]
スカーレット :
ずず……、話が盛り上がっているようだから、一度休憩と自分用によそったポタージュを飲む。
忍ばせたクルトンが心地よい触感を与えてくれる。美味しい。
[main] クレイヴ・ロック : 「でも女の子のいるとこでは真似しないようにね?」
[main]
アポロ・オールデン :
「……?」
「了解した」
[main] クレイヴ・ロック : 「男の子の遊び方と女性相手の遊び方は違うんだ」
[main] クレイヴ・ロック : 「一緒くたにするととてもても事故が起きる」
[main] アポロ・オールデン : 「そういうものか」そういうものか
[main] メクリナ・ドローズ : 聞こえないふりをしてのそのそとたぬきの背に乗って去っていきました……
[main]
スカーレット :
事故。あれか。セレスが言うには被害者を多数生み出しているらしい。
数えてみたら両の手の指では足りなかったからそれ以上を数えることは辞めた。
[main] グース・コピー : 言うべきことは言ったのでグースもテントに戻って二度寝しましょう。現代版寝具の研究は続く…
[main] クレイヴ・ロック : 「そういうものなんだ。二人とも気をつけたまえ」
[main] ジュリオ・リーベルト : 「う、うむ、覚えておこう。……まずかったかぁ」脳裏には褐色のエルフやズケズケ言ってくれるキルヒア神官の姿が浮かんでいた
[main]
アポロ・オールデン :
「……了解した」
まだ俺は完全に理解が及んでいないが、恐らく従っておいた方がいいのだろう。
[main] クレイヴ・ロック : 「かまをかけたが…」
[main] クレイヴ・ロック : 「やはりジュリオ君もやらかしを…」
[main]
ジュリオ・リーベルト :
「え、いや、ははは……」
ジュリウス・リーゼンフェルト19歳、縁談がまとまる気配は……ない
[main] クレイヴ・ロック : 「そのうち二人を夜の店にでも連れて行こうか…」
[main]
ジュリオ・リーベルト :
「いや、それは……」夜ってあれか、あれなのか!?
シーン神官の少女と褐色エルフとのあの日の思い出がよみがえってしまうーっ!
[main] アポロ・オールデン : 「……それは、少しだけ時間が欲しい」
[main] クレイヴ・ロック : 「もうちょっと表情抑えたまえよ?」
[main] クレイヴ・ロック : 「まあ、そのうちだよそのうち」
[main]
アポロ・オールデン :
「俺にはまだ果たしていない約束がある」
「足を運ぶとしても、それを終えてからになるだろう」
[main] クレイヴ・ロック : 「約束?」
[main] ジュリオ・リーベルト : 「んんっ……それがお主の冒険の理由か?」
[main] アポロ・オールデン : 「いや、個人的なものだ。俺が冒険を続ける理由とは何ら関連はない。関連は、ないが」
[main] アポロ・オールデン : 「──初めて、俺自身から叶えたいと思えたものだ」
[main] クレイヴ・ロック : 「ほう?」
[main] ジュリオ・リーベルト : 「ふむ、叶えたいか。目標が見つかったのだな」
[main]
アポロ・オールデン :
「目標……と言葉にするほど大したものではないのだが」
「次会うまでにそういうことをしないで、と言われたのでな」
[main] クレイヴ・ロック : 「あの二人かね?」
[main] アポロ・オールデン : 「そうだが」
[main] クレイヴ・ロック : 「なるほど一歩リードか」
[main] ジュリオ・リーベルト : 「2人? 2人か……どういう状況なのだ、それは」
[main] ジュリオ・リーベルト : 「大切な人なのか?」
[main] クレイヴ・ロック : 「ジュリオ君も負けていられないね」
[main]
アポロ・オールデン :
「まだ俺の中で正確に定義できてはいないが」
「付近にいれば安堵、幸福と形容できる情動が働く」
[main] ジュリオ・リーベルト : 「む、そう……だな?」誰だ、知ってる人なのか
[main] クレイヴ・ロック : 「それは幸福なことだね」
[main] ジュリオ・リーベルト : 「俺もそういった相手を見つけたいものだ……しかし、なかなか難しい」
[main] クレイヴ・ロック : 「私はそういうのは0だ!寂しいね」
[main] アポロ・オールデン : 「0なのか」0なのか
[main] ジュリオ・リーベルト : 「……お互い頑張ろう、というべきか?」
[main] クレイヴ・ロック : 「うむ、ジュリオ君のほうがよっぽど機会がありそうだ。頑張るといい」
[main] クレイヴ・ロック : 「さて、私も寝るとしよう」
[main] クレイヴ・ロック : 片付けてとっとと帰ろう
[main] ジュリオ・リーベルト : 「ああ、お休み。俺も寝るとしよう」
[main] アポロ・オールデン : 「俺はあと一時間程度外にいる。クレイヴ、ジュリオ、よく休むといい」
[main] ジュリオ・リーベルト : こんな話をする機会はなかなかない。新たな友を得た喜びを胸に、寝所へと立ち去っていく。しかし、何故だか鍋の方から向けられる視線の好感度が下がった気がするジュリウスなのであった……
[main]
スカーレット :
「……お代わり、必要?」
先程まで猥談をしていた三人のうち二人が帰っても残っているので。
[main]
アポロ・オールデン :
「……さて」目を落として見ればまた皿は空であった。
「頂こう」
[main]
スカーレット :
「うん」
「量は同じでいいよね」
言いながら確認は取らずに盛る。
[main] アポロ・オールデン : 「構わない」多少増減があっても
[main] スカーレット : 「どうぞ」
[main]
アポロ・オールデン :
「感謝しよう。それと──」
「……いや、直接聞くのは不躾に該当する。今の言葉は流して欲しい」
[main] スカーレット : 「何?」
[main] スカーレット : 「いいよ、別に。どうせ会うの今日限りだろうし」
[main] スカーレット : 「何度も会うとか、関係が浅くはないなら気を使う必要もあるだろうけど。私とあなたは浅いどころか関係はないもの」
[main]
アポロ・オールデン :
「そうか?なら構わないか」
「……先ほどの会話は、あのタイミングで話すべきことではなかっただろうか?」
[main] スカーレット : 「ないね」
[main] アポロ・オールデン : 「簡素にして迅速な回答に感謝しよう」
[main]
アポロ・オールデン :
「……難解なものだ」
独りごちて、火を眺めながらポタージュをすする。
[main]
スカーレット :
「幼いんでしょ?」
そうは見えないが。
「これから知っていくものだと思うよ。話を聞く限りは、関わっていく約束もしてるんだし」
[main]
アポロ・オールデン :
「幼いな」三歳児だ
「知っていく、か……」
[main] アポロ・オールデン : 「今回のように、その時になるまで多くを知りたいものだ」
[main] スカーレット : 「少なくとも。その機会がなかった人の配慮の無さを怒るつもりはないよ」
[main] アポロ・オールデン : 「心遣いに感謝しよう。以降、失敗のないように尽力する」
[main] スカーレット : 「うん、そうして」
[main] スカーレット : 「あなたも、あなたが好ましいと思ってる人の前で失敗はしたくないだろうし」
[main]
アポロ・オールデン :
「勿論だ」
「失敗を避けたいと思う感情の言語化に、相当難儀しているが……」
[main] スカーレット : 「そう?」
[main] スカーレット : 「言語化はまあ、確かに難しいと思うけど」
[main] ヨゼフィーナ・ヘルグリューン : 「こんばんは!いやあ、今晩は冷えますねえ!」
[main]
アポロ・オールデン :
「恥ずかしい、悲しい、悔しい」
「言語としては理解している。腑に落ちている、と形容できる状態かは些か疑念が残る」
「ああ、こんばんはだ」
[main]
スカーレット :
「幸福感をくれる人には同じものを返したいから、失敗したくない。それだけの話だと思うよ。私もそうだし」
「はい、こんばんは。温かいポタージュがあるよ」
[main]
ヨゼフィーナ・ヘルグリューン :
「あッ!? お邪魔でしたらお話を続けてくださいな!
私には本がありますので!」
[main] スカーレット : 「ここは食事を摂るところだから。話はついで」
[main] アポロ・オールデン : 「構わない」ずず、とまたポタージュを口につけた。
[main]
ヨゼフィーナ・ヘルグリューン :
「わっ、ポタージュ! 何のポタージュですか?
かぼちゃ、コーン、じゃがいも…色々なお野菜で楽しめますよね!」
[main] スカーレット : 「コーン」
[main] アポロ・オールデン : 「コーン」
[main]
ヨゼフィーナ・ヘルグリューン :
「コーン! わああ…甘くておいしいスープが楽しめそうです!
それでは…いただきます!」
[main] スカーレット : 「はい、どうぞ」
[main] ヨゼフィーナ・ヘルグリューン : 「わああ…! 甘くて…温かくて…すごく、すごく美味しいです!」
[main]
スカーレット :
「そう、良かった」
ふわり、と微笑む。
[main] アポロ・オールデン : 「だろう」自分のことでもないのにほんの少しだけ口角が上がった。
[main] アポロ・オールデン : ←本日三杯目
[main] ヨゼフィーナ・ヘルグリューン : 「はい! 本当…ホントに美味しいです!」
[main] ヨゼフィーナ・ヘルグリューン : 「ところで、こんな場所でお二人ともどんなお話をされていたんです?」
[main]
スカーレット :
「……」
「エチケットと自身の感情について?」
[main]
アポロ・オールデン :
「つい先ほどの会話の内容をこの場ですべきだったかを質問した」
「すべきでなかったと解答を得た」
[main]
ヨゼフィーナ・ヘルグリューン :
「おおっ、エチケットですか! 大切ですよね!
…えー、なにやらややこしそうなお話ですね!
面倒そうなときには肉を焼きましょう!」
[main] スカーレット : 「焼肉は他所のテントだねー」
[main] アポロ・オールデン : 「カテゴリとしては──」続きを言おうとしてピタリと止まる
[main] アポロ・オールデン : 「……未だ自制、自省が足りないようだ。申し訳がない」
[main] スカーレット : 「今、思いとどまったのが自制だと思うよ、私」
[main] アポロ・オールデン : 「言葉を出力する前に声帯の振動を停止すべきだった」
[main] スカーレット : 「そこまで厳格にしてる人はそういないと思うよ……?」
[main]
ヨゼフィーナ・ヘルグリューン :
状況を読み込めず
「ううーん…? よくわかりませんが…
まあまあ! お酒でも飲みましょう!」
[main] アポロ・オールデン : 「おさけ」
[main] スカーレット : 「飲むのはいいけど騒ぐのやめてね」
[main] アポロ・オールデン : おさけつよいかなアポロくん
[main] アポロ・オールデン : 1d100 (1D100) > 21
[main] スカーレット : 駄目みたいですね
[main] アポロ・オールデン : そうだね
[main] ヨゼフィーナ・ヘルグリューン : 1D100 (1D100) > 93
[main] アポロ・オールデン : つっよ
[main] ヨゼフィーナ・ヘルグリューン : なんか強かった
[main]
ヨゼフィーナ・ヘルグリューン :
「さあ、アポロさん!
次のお店行きますよ!!!」
[main] スカーレット : うわばみだ
[main]
ヨゼフィーナ・ヘルグリューン :
「スカーレットさんもです!!
年末ですから! どんどん行きましょう!!!」
[main] アポロ・オールデン : 「酩酊しているな。どうする?」
[main] スカーレット : 「んー」
[main] スカーレット : 「馬鹿騒ぎするようなら殴って止めるんだけど」
[main] スカーレット : 「言って止まってくれるならそれが一番だね」
[main]
アポロ・オールデン :
「……所感でいいか?」
「こういった手合いは基本止まらない」
[main] スカーレット : 「うん、私もそう思う」
[main] ヨゼフィーナ・ヘルグリューン : 「そう、止まっては行けないというのが我がヘルグリューン家のしきたりです!!」
[main] アポロ・オールデン : 「ヨゼフィーナの緊急停止方法は?」
[main] スカーレット : 「あなた手加減とかしたことある?」
[main] アポロ・オールデン : 「……」
[main] アポロ・オールデン : 「これから学んでいく予定だ」
[main] スカーレット : 「初めてにやらせるの危険かな……」
[main]
ヨゼフィーナ・ヘルグリューン :
「ふふふ…あなた方は私の動作を止めようとしていらっしゃる…
しかし! 誰にでも為せます! 殴ればいい! 単純明快です!!」
[main] アポロ・オールデン : 「いいのか……」いいのか……
[main] ヨゼフィーナ・ヘルグリューン : イイヨッ
[main] スカーレット : 「うーんじゃあ」
[main] アポロ・オールデン : 「任せた」スカーレットに
[main] スカーレット : 「はあ」
[main] ヨゼフィーナ・ヘルグリューン : 「本と言うのは陽のエネルギーで作られていますね!」
[main] アポロ・オールデン : (そうなのか……)
[main] スカーレット : 「酔ってる人の言うこと真に受けないようにね」
[main] アポロ・オールデン : 「……顔に出ていたか?」
[main] スカーレット : 「誰でも分かりそうだよ?あなた素直だし」
[main] アポロ・オールデン : 「……そうか」少し肩を落として
[main]
ヨゼフィーナ・ヘルグリューン :
「私がお教えしようというのも同じです!
陰の感情で作られている本というのは少ないです!
例えば…」言葉に迷いましょう
[main] スカーレット : 言いながらヨゼフィーナに一息で近付いて額の宝石を避けつつパンチ
[main] ヨゼフィーナ・ヘルグリューン : 「ぐえ…」
[main] スカーレット : 気絶したヨゼフィーナを横にしながら耳につけた通話のピアスを起動する。
[main] アポロ・オールデン : 「お見事」
[main] スカーレット : 「スカーレットです。はい、はい。13番テントです。はい。よろしくお願いします」
[main] オルネラ・アドゥミール : 『13番。了解しました』
[main] スカーレット : 「その声、オルネラ!?」
[main] オルネラ・アドゥミール : 『ああ、身共にも分かります。その声はスカーレットですね。どちらにせよ今行きます』
[main] スカーレット : 「あ、うん」
[main] オルネラ・アドゥミール : やってきた。そして仕事を遂行する。
[main] オルネラ・アドゥミール : 「こんばんわ。こちらは連れていきます」
[main] アポロ・オールデン : 「……比較的、世間は狭いものだな」ここまでの人々に知り合いが多くて
[main] オルネラ・アドゥミール : そしてほんのむしを抱えた。米俵みたいに。
[main] スカーレット : 「うん、お願い」
[main] アポロ・オールデン : 「こんばんはだ」米俵を見送った
[main] オルネラ・アドゥミール : 馬の背に載せてぽかぽかと連行していった。きっと行き着いた先でほんのむしは………。
[main] スカーレット : 「……びっくりした」
[main] オルネラ・アドゥミール : ほんのむしは…あんなことやこんなことを…。
[main] アポロ・オールデン : 「反応を見るに、知己か」
[main] スカーレット : 「……うん」
[main] スカーレット : 「ここで会ったの」
[main] スカーレット : 「その時は……みっともない姿を見せちゃった」
[main]
アポロ・オールデン :
「なるほど」
「では、挽回をしなくてはな」
[main] スカーレット : 「……あの時よりはマシになったとは思うよ。もう一人じゃなくなったし」
[main]
スカーレット :
「でも」
「でも……」
[main]
アポロ・オールデン :
「聞こう」
「どうせもう会わないだろうティエンスだからな」
[main] スカーレット : 「強くならなくちゃいけないの」
[main] スカーレット : 「私は……まだまだ弱い」
[main] スカーレット : 「何も……まだ、何も解決出来てないから」
[main]
アポロ・オールデン :
「解決か」
「何を、とまでは聞かない。先ほど学んだ」
[main]
アポロ・オールデン :
「解決するといいな、その問題が」
「俺がかけられる言葉は、残念ながらその程度だ」
[main] スカーレット : 「ううん、いいよ」
[main]
スカーレット :
「ありがとう」
「必ず。必ず……」
[main] スカーレット : 両の手を、握りしめた。強く。強く。
[main] スカーレット : 「必ず……!」
[main] スカーレット : 握りしめた拳から、血が伝わる。
[main]
アポロ・オールデン :
「それだけの熱意と決意があるなら、結果は遠からず手に入るだろう」
「だが、そうだな……俺が言うことでもないが」
[main] アポロ・オールデン : 「一人でなくなったのなら、あまり心配させないように」
[main] アポロ・オールデン : 「本当に、俺が言うことではないんだが」
[main]
スカーレット :
「分かってる!」
「分かってる……」
噴出したように声を出したあと、消え入るように続けた。
[main] スカーレット : 「でも、だからこそ、私は……!」
[main] オルネラ・アドゥミール : …………足音がまた近づいてきた。
[main] アポロ・オールデン : 「解決できれば、その心配は解消される……そんなところか」
[main] アポロ・オールデン : 「いや、俺は未だそれに対しては浅い理解だろう。すまない」
[main]
スカーレット :
「──」
一瞬、答えに詰まる。
「する。そうじゃないと、いけない」
[main] スカーレット : 自分に言い聞かせるように。
[main] オルネラ・アドゥミール : 「────。お邪魔でしたか?」
[main] オルネラ・アドゥミール : 訪れたところ、場の雰囲気の冷たさに小首を傾げた。焚き火はあんなに暖かそうなのに。
[main] アポロ・オールデン : 「いや、俺には手に余る。まだ生まれて三年の若輩者には荷が重いかもしれん」
[main] オルネラ・アドゥミール : 「3年?ああ、ティエンスでしたか」
[main] オルネラ・アドゥミール : 額の宝珠を見て小さく頷いた。
[main]
スカーレット :
「っ、あ。オル、ネラ」
近付いてきていることに、気付いてなかった。
我を、失っていた。
[main] アポロ・オールデン : 「ああ、ティエンスだ……と、また失敗したか。言わないようにと忠言を受けたのに」
[main] オルネラ・アドゥミール : スカーレットの状態には言及せず、焚き火の前に腰掛ける。
[main] オルネラ・アドゥミール : 「いいえ。身共からすればティエンスはそれだけで特別な存在である、という意識が根付いています」
[main] オルネラ・アドゥミール : 「敬意と尊重。ティエンスであるというだけでそうした気持ちを持たずにはいられません」
[main] オルネラ・アドゥミール : 「先程の彼女は送ってきました。だいぶ酔っているようでしたから。身共も少ししたら哨戒に行ってきます」
[main]
スカーレット :
深呼吸をしながら鍋の前に戻った。
オルネラにポタージュを飲むか聞こうとして──両手が血塗れになってることに気付いた。
[main]
アポロ・オールデン :
「……そうした言葉を受けておいて非常に申し訳ないが」
「俺は恐らく、対魔神用のティエンスではない」
[main] オルネラ・アドゥミール : さすがに訪れたばかりではスカーレットの手のひらの内の状態まで気が向かなかった。ティエンスの言葉にほう、と溜め息を漏らす。
[main] オルネラ・アドゥミール : 「そうでしたか。身共の向けた感情が礼を失していたのであれば謝罪します」
[main] スカーレット : 汗を拭くためのタオルで急いで血を拭って、包帯を取り出して手に巻く。
[main] オルネラ・アドゥミール : 「スフバール聖鉄鎖公国に長くいましてね。あの国ではティエンスは特別な存在なのです」
[main] アポロ・オールデン : 「いや、構わない。ただ、俺はそちらの敬意を受けるべき対象ではないと思っただけだ」
[main] オルネラ・アドゥミール : 「そうですか。…………?スカーレット、気分でも悪いのですか?」
[main] スカーレット : 「え?」
[main] オルネラ・アドゥミール : 「顔が真っ青ですから」
[main]
アポロ・オールデン :
ちら、と言葉にスカーレットを見やる。
なるほど、これが真っ青な状態か。
[main] スカーレット : 表情には気を付けていたつもりだったけれど。そこにまでは気が行ってはいなかった。
[main] スカーレット : 「だい、じょうぶ」
[main] オルネラ・アドゥミール : 「…………。そうですか」
[main] アポロ・オールデン : 「……それは、俺でも理解が及ぶぞ。スカーレット」
[main] オルネラ・アドゥミール : 深く追求しなかった。簡易的な茶器のセットを取り出して火に焚べる。嗜好品とは侮れない。旅先の水を加熱して茶を淹れるのは立派な自己防衛だ。
[main] アポロ・オールデン : 「大丈夫ではあっても、平時のそれではないだろう」
[main] オルネラ・アドゥミール : 「どうぞ。特別なことはない、出発前に現地で買っただけの茶ですが」
[main] オルネラ・アドゥミール : スカーレットとアポロにカップを渡す。淹れたばかりの茶が湯気を立てている。
[main] アポロ・オールデン : 「感謝しよう」受け取ります
[main]
スカーレット :
「あ、うん」
包帯を巻いたばかりの手で、新たな血が滲み始めている手で、受け取る。
[main]
アポロ・オールデン :
ずず、とお茶を飲む。
ほうと息を吐いた。
[main] オルネラ・アドゥミール : 渡すと自分の分を淹れて啜る。どうしたの、とわけを聞こうという雰囲気は全く無かった。
[main] オルネラ・アドゥミール : 黙ってそばにいる、話がしたいなら聞く、というのが彼女なりの気の遣い方だった。
[main] スカーレット : 淹れてもらったものを無駄にはできない、すぐに飲み始めた。
[main] スカーレット : 「……ごめんなさい」
[main] アポロ・オールデン : 「謝るようなことがあっただろうか」
[main] オルネラ・アドゥミール : 「何も謝る必要はありません。身共は出発前の待機時間に茶を分け合う仲間がほしかっただけです」
[main] スカーレット : 「……もてなすのが私の仕事なのに。逆にもてなされちゃった」
[main]
アポロ・オールデン :
ずず。
再びお茶を飲む。
止まらないのでかなり好物なのかもしれない。
[main]
スカーレット :
溜息を一つ。長い溜息を。
「オルネラには、情けない姿ばかり見せちゃうみたい」
[main] オルネラ・アドゥミール : 「若いエルフに情けないところを見せても構わない相手と思われているなら恐縮ですね」
[main] オルネラ・アドゥミール : 「身共もエルフとしてはまだ若い方でしょうが盛りは過ぎた歳です。それでも頼りにしてもらえれば嬉しく思います」
[main]
スカーレット :
「初対面でもう……あれだったしね、私」
「少しは……マシになったところを、見せられるって自惚れていたんだけど」
[main] スカーレット : 「私、まだまだ弱いなあ……」
[main] オルネラ・アドゥミール : 「みな強いわけではない、という言葉ではあなたは納得できないでしょうね」
[main]
アポロ・オールデン :
「……その認知ができているのであれば」
「明日は今日より強くなれるだろう」
[main] アポロ・オールデン : 「驕った者に、成長の機会は訪れない」
[main]
アポロ・オールデン :
「その点、スカーレット」
「お前はまだ高く昇れる」
[main] スカーレット : 「高く──昇りたいわけじゃないの」
[main] オルネラ・アドゥミール : 「………………………」
[main] スカーレット : 「これは、全て、零に戻すため」
[main] アポロ・オールデン : 「零……?」
[main] スカーレット : 「地に、深く深く堕とされた私を。引きずりだしたいだけ」
[main] スカーレット : 「私はそれからようやく始まる」
[main] アポロ・オールデン : 「なるほど。開始地点がマイナスだったと」
[main] オルネラ・アドゥミール : お茶を飲みながらスカーレットとティエンスの会話へ静かに聞き入っている。
[main] スカーレット : 「私は──まだ生きてない。私の人生を生きることができない」
[main] スカーレット : 「でも、もう。一緒に生きたい人が出来てしまった……!」
[main] アポロ・オールデン : 「悪いと判断することなのか、お前にとってそれは」
[main] スカーレット : 「私がこんなのじゃなければ、もっと受け入れてあげられるのに」
[main] スカーレット : 「私が強ければ。私が弱いから」
[main] スカーレット : 「こんなのが正しいわけがない……!」
[main] オルネラ・アドゥミール : 「……………ふふ」
[main] アポロ・オールデン : 「……」
[main] オルネラ・アドゥミール : 不意に薄く笑った。楽しくて笑ったというよりは自然と漏れ出たという感じだった。
[main] スカーレット : 怪訝そうにオルネラに目線を向ける。馬鹿にされたわけではないことくらいは今の精神状態でもわかる。けれど何故オルネラからそれが漏れたのか分からなかったから。
[main] オルネラ・アドゥミール : 「失礼」
[main] オルネラ・アドゥミール : 「ただ、今の理屈だと身共は正しくなく、生きてもいないのだなと。そこに納得があっただけです」
[main] スカーレット : 「……」
[main]
スカーレット :
「そうだね」
[main] スカーレット : 「だから……だから。私は以前、オルネラのことが気になったんだと思う」
[main] スカーレット : 「両親を愛した自分を大切にして欲しいと思った愛された自分を大切にして欲しいと思った」
[main] スカーレット : 「罰するようになんて、生きてほしくない」
[main] オルネラ・アドゥミール : 「…………………。身共のことはどこまで話しましたっけ」
[main] スカーレット : 「家のことをほっぽって生きてるみたいなこと言ってた」
[main] オルネラ・アドゥミール : 「ふふ。我ながら投げっぱなしな言い方をしたな」
[main] オルネラ・アドゥミール : 「といっても劇的なことなどないのです。このアルフレイム大陸、特に奈落の魔域の発生率が高い地域ではよくあること」
[main] オルネラ・アドゥミール : 「両親を魔神に殺され、大切なものを奈落の魔域に踏み躙られ、あなたが言うように零より下へと人生を突き落とされた」
[main] オルネラ・アドゥミール : 「そういう者は、まあ、珍しくはありません」
[main] スカーレット : 「私は、地の中で産まれた」
[main] スカーレット : 「オルネラ、あなたは違う」
[main] スカーレット : 「これはただの私の我儘。身勝手でしかない。そんなことは分かってる。でも、それでも」
[main] スカーレット : 「私は誰にも私と同じ地平で生きて欲しくない」
[main] スカーレット : 「誰かに、真っ当に愛されたことのあるあなたには。そんな生き方をしていて欲しくはない」
[main] オルネラ・アドゥミール : 「以前も伝えた気がしますが、あなたは本当に優しい子ですね」
[main] オルネラ・アドゥミール : 「その言葉を100年前の身共が聞いていれば、違う100年を歩んでいたのかもしれない」
[main] オルネラ・アドゥミール : 「でもそうはならなかった。そうはならず、悲願も果たせず、正しさも得られず、だからここにこうしています」
[main] スカーレット : 「過ぎた時間のことはどうだっていい!」
[main] スカーレット : 「今!これからのオルネラの人生のことを言ってるの!」
[main] オルネラ・アドゥミール : 「ありがとう。でもいいのです」
[main] スカーレット : 「よくない!」
[main] オルネラ・アドゥミール : 「困った子ですね………」
[main] スカーレット : 「オルネラが良くても私が嫌なの……!」
[main] オルネラ・アドゥミール : 「でしたら、その気持ちを大切にしてください」
[main] オルネラ・アドゥミール : 「身共の在り方を見て嫌だと思ったものを。そして、あなたがそう思うようにあなたのこともそう見ている者がいるかもしれないことを」
[main] オルネラ・アドゥミール : 「身共はそれで十分です。これからを定めるには身共の過ごした100年はまだあまりにも重い」
[main] オルネラ・アドゥミール : 「いつかあなたが求めるように違う人生を歩み出せる日も来るのかもしれない。でもそれはもっと後の出来事になるでしょう」
[main] スカーレット : 「私は……足掻いてるよ」
[main] スカーレット : 「まだ、そうしないといけないと気付いてから、たったの8年しか経ってないけれど。それでも、足掻いてる」
[main] スカーレット : 「私が勝手に言ってることだから、オルネラには従う理由も、気に掛ける義理もないけど」
[main] スカーレット : 「オルネラにも、そうしていて欲しい」
[main] スカーレット : 「だってそうじゃないと、悲しすぎるよ……」
[main] オルネラ・アドゥミール : 「────ありがとう」
[main] オルネラ・アドゥミール : 言葉は優しかったが、そこには柔らかい拒絶があった。どんなにこの若いエルフが願っても変えられないものがそこにあった。
[main] オルネラ・アドゥミール : 「そろそろ出発の時間です。お茶はまだ残っていますからまだ起きているならどうぞ。茶器はあくる朝にでも返してもらえれば結構です」
[main] スカーレット : どれほど願ってもそうはならないことは、最初の邂逅で分かっている。けれどオルネラが変わらないように、スカーレットもまた変わらない。
[main] スカーレット : 「諦めないからね」
[main] スカーレット : 「私は私の人生を諦めてない」
[main] スカーレット : 「オルネラの人生も諦めないから」
[main] スカーレット : 「これ、返す時にまた言うから」
[main] オルネラ・アドゥミール : 「………………………」
[main] オルネラ・アドゥミール : ひっそりと微笑むと、焚き火の前から立ち上がる。特に未練など残さず遠ざかっていく。
[main]
アポロ・オールデン :
「あ、返し忘れたな」
カップのお茶を飲みきって、呟いた。
[main] スカーレット : 「会うことがあれば、返したらいいよ」
[main] スカーレット : 「きっと忘れてても怒らない」
[main]
アポロ・オールデン :
「そうさせてもらおう」
「……過去か」
[main] スカーレット : 「積み上げるものだよ、それも。さっきの話と同じ」
[main]
アポロ・オールデン :
「……少し話をしよう。聞き流してくれて構わん」
「先ほどの、駄賃のようなものだ」
[main]
スカーレット :
「……うん」
用意してあるキャンプ用の椅子に腰かける。
「私も、オルネラとの問答聞いて貰ったしね」
[main]
アポロ・オールデン :
「俺は稼働を開始してから三年と言ったな」
「ティエンスは基本、他の人族と変わらず生殖によって数を増やすそうだが」
[main]
スカーレット :
「みたいだね」
その手の知識は既に──あの時に刷り込まれている。
[main]
アポロ・オールデン :
「始まりのティエンスはアストレイドと人間を合成したことから生まれた」
「俺はその、被験者である可能性が高い」
[main] スカーレット : 「アストレイド……?」
[main] アポロ・オールデン : 「神性生物、というカテゴリの存在らしい。かつて地上で暴虐の限りを尽くしたとか何とか」
[main] スカーレット : 「御伽噺じゃなかったんだ……」
[main] アポロ・オールデン : 「らしいな。だが俺はその当事者であるにも関わらず何一つ実感が存在しない」
[main] アポロ・オールデン : 「何故か。それは人間だった記憶も、アストレイドの記憶も、一つだって俺の手に残っていないからだ」
[main] アポロ・オールデン : 「俺は、その過去を探している」
[main] スカーレット : 「……」
[main] スカーレット : 「いる?その過去」
[main] アポロ・オールデン : 「必要ではないのだろう。生きるという目的だけを考えれば、むしろ不要だ」
[main] アポロ・オールデン : 「だが、造られたのだ。そうあれかしと定義されて」
[main] アポロ・オールデン : 「その訳くらいは、終わる前に知っておきたい」
[main] スカーレット : 「それが、不本意なものでも?」
[main] アポロ・オールデン : 「例え、それが俺を苦しめようとも」
[main] スカーレット : 「あなたに幸福をくれる人たちが、その過去に悲しもうとも?」
[main]
アポロ・オールデン :
「悲しもうとも、俺はきっとそうするだろう」
「少なくとも、今は」
[main] アポロ・オールデン : 「振り返って、よくかつての出来事を辿ることがある」
[main]
アポロ・オールデン :
「途中から、断絶したように白いページが続いている」
「掻き消すことのできない何かが横たわっている」
[main]
アポロ・オールデン :
「これを埋めない限り、そうだな」
「俺は俺のものではないのだろう」
[main] スカーレット : 「……そう」
[main] スカーレット : 「私は、あなたの他人だから。何者でもないから。だからこう言うね」
[main] スカーレット : 「──酷い人」
[main] アポロ・オールデン : 「そうだな。きっとそうだろうとも」
[main] スカーレット : 「その上で」
[main] スカーレット : 「あなたと、あなたに幸福をくれる人達が。望む未来を得られることを、祈るよ」
[main]
アポロ・オールデン :
「……」
その言葉を口にできるのはかなりの強さではないのか?
そんな台詞はあえて飲み込む。
[main] アポロ・オールデン : 「……尽力しよう。俺とて誰かを不要に悲しませたくはない」
[main]
アポロ・オールデン :
「──お前も」
「隣に人がいるんだろう。かつてと天秤にかけて苦しむ程度に大切な」
[main] スカーレット : 「お互いに、悲しませたくはないよね」
[main]
スカーレット :
「はやく、決着をつけたいって思ってるよ」
「あなたも、そうなることを願ってる」
[main] アポロ・オールデン : 「──なかなかどうして、似たもの同士だったか」
[main] スカーレット : 「かもね」