2025年まとめ ■西部聖櫃&維納聖杯戦争 さて、ジャスティーン、今日呼び出したのは他でもない甥っ子である君がアメリカへ聖杯戦争へ行くらしいと聞いたからだ ん、聖櫃?聖杯戦争じゃない?ハハハッ!僕のカンと常に背後に感じる寒気のするプレッシャーから考えるに間違いなく境界記録帯が出てくる聖杯戦争になる…覚悟と準備と遺書はちゃんと用意して置き給え、今日は先達としてアドバイスをしようと思ってね 呼び出すなら魔女はマジでやめと……ガッ!(歯を食いしばりながら解呪の魔術を編み始める)…はぁはぁ何、こんな物は日常茶飯事さ お陰で今や時計塔法制科で何故か解呪、魔女の専門家になってしまってね、畜生め お陰で娼婦の1人も抱けやしないし結婚も出来ないからクリムゾンは僕の代でおしまいさファッキンウィッチ! そう、売女と魔女(先程より切羽詰まった表情で解呪する) ふぅ……こんな馬鹿話と寿命縮める為に君を呼び出した訳じゃない 本題に入ろうまぁわざわざ呼び出したのは君へのプレゼントがあるからだ 紀元前500年頃のペルシャの王族が持っていた剣、その装飾品だ きっと何かの役に立つ持っていくと良い 出来れば僕が使いたかった…サノバウィッチ!!!(限界を越えて卒倒) ■魔法少女 「ふーん、境界記録帯ね……。その程度でもう驚きもしないわ」 少女の姿のアルトリアとパーシヴァルを目にした枢木楡の反応はランサーの予想に反して何処か冷ややかだった。 何処にも行くとこないんでしょ?うちに来れば?どうせガキ共の溜まり場だし…という楡の提案を受けて、みんなは何時も通り枢木邸へと来ていた。当然のようにランサーはだんまりを決め込んだ。 (なんかニレさん思ったより反応薄いね……) (ええ、正直くるるさんは「はぁ!?境界記録帯!?デタラメも大概にしなさいよ!!」って反応になるかと…) 「そこの二人、何時までも私が唐突な事態に混乱するしかないと思ってるわね? ふん、アンタ達みたいな訳のわかんない事に散々巻き込まれればいい加減慣れもするわよ」 ヒソヒソと内緒話するハルと六花が気に入らかったのか珍しくない胸を張り、余裕とともに鼻を鳴らす楡。 あれって開き直りって奴かな?と心の中で思うハル。もう異常事態に慣れたなんてやっぱりくるるさんはすごい!と目を輝かせる六花。 「王。あの方を見ているとなんだかサーケイを思い出します、絶対口では文句言ったり人にケチつけながらも、頼られたりすると寝つきが悪いから…とか言いながら人の面倒見るタイプの人です、あの人」 「ふむ、珍しく意見が違えたなパーシヴァルよ。私はあの者を見てある人を思い出した」 「どなたですか?」 「内心不安で堪らないのに弱みを見せたくないから見栄と虚勢で自分を飾り付けて生きている我が姉上、モルガンだ」 そこそこモルガン。 「な゛に゛よ゛」 不服なのかキッ、と此方を睨みつける楡にパーシヴァルは確かに似てるかも…と思いながらも口を噤んだ ■エクステラっぽい ゴウン…ゴウン…ゴウン… 異様な音を立てて駆動する機械をじっと見つめる騎士が二人、アルトリアとパーシヴァル 「パーシヴァルよ、貴様の仕入れた情報とは真なのか? 私には目の前の機械がそのような聖杯が如き素晴らしき機械とは到底思えないのだが」 王の機械に向ける視線は厳しい、白一色のシンプルな機械に何が出来るものかと疑いの眼差しを向けてさえいる。その頭頂部の耳も何処か尖がっているようにさえ見える。 「王よ、私は確かにこの目で見たのです。この機械であれば必ずや王のご期待を裏切りはしません、聖杯の三騎士の名にかけて」 亜麻色の髪の騎士、パーシヴァルは王を諌め、機械を庇った。それは長年信頼している友人を見るような深い信頼があった。 「うむ、貴様がそこまで言うのなら信じよう」 やがて機械はアラーム音を立て、異様な振動は止まる。 「完成したのか」 「はい……ご覧ください」 パーシヴァルは機械の蓋を明け、その中身、白き輝きを王へと見せる。 「これがもちっ子によって作られたお餅です!」 おお!見よ!もちっ子(力じまん)から取り出された餅は白い艶と伸びやかさを持って温かいまま王の御前に差し出された。 「信じられん…洗った餅米が機械に任せるだけでこのような食べ物になるとは…!」 王は驚きながらも分けられた餅を口にする。その柔らかさ、美味しいさは鉄面皮たる王が表情を変えるには充分であった。 「……素晴らしい。この機械があればブリテンで民が飢えることはなく、この暖かい気持ちと共に新年を祝えたであろう」 「我が国で餅米が育つにはその…環境とか気候とか厳しいのでは…」 貴様、そういうとこだぞ。と言外にパーシヴァルを一睨みすると王は餅をもう一つ口にした。 王はもちっ子(力じまん)で作られた餅を餅米が尽きるまで食い尽くした ■ ・ 私はあの子が魔導に足を踏み入れてすらいないと知ってあの子に魔術について出来る限りのことを教えた 正直に言うと魔術使いとして、教師として面白かったわね、教えれば教えるだけなんでもスルスルと飲み込んで行くんだから あの家での暮らしも、うん……面白かったし、楽しかった。 あの子だけじゃなくて怜音も、教え子として見てたのにいつの間にか妹とか娘のように思えてきて、本当に欲しかった、かつてあった家族みたいで、本当に 良かれと思って魔術使いとして接した事が結果的にあの子を魔術師として仕立て上げて、理屈だって動かして、あの子を犠牲にしてしまった 生きてくれって、生きなさいって言えれば……いえ、きっとあの子の選択は変わらないか、あの子に後悔を抱えさせて生きさせる事になってたわね ・ はいじゃあ今日は乳の話でもしましょうか いや…いやらしい話ではなく生物学的な話ね 哺乳類は卵ではなく母体の肚の中である程度育てて出産し読んで字のごとく子供に乳を与えて育てる動物なわけね 鳥類は所謂ピジョンミルクって液体を雛に与えるけどこれは素嚢乳と呼ばれて素嚢の内壁から分泌し吐き戻しによって雛に与えられる液体で主に鳥類のハトやペンギンが出すことで知られるわ そこで似た生態なのが単孔類…所謂カモノハシとかその辺りの原始的な哺乳類ね 哺乳類でありがら子宮からではなく卵から孵化して生まれるこの特徴は単孔類が爬虫類から派生して進化したことを示しているのね また単孔類の乳腺は乳首をもたず乳は乳嚢といわれる2つの皮膚領域内の約100の 小孔から分泌されるわ 哺乳類と鳥類は爬虫類から進化するも別の姿を選んだってことね 鳥類も爬虫類の一種じゃねぇの? 鳥も哺乳類も爬虫類から進化したものって話をしてるから一般生徒は黙っていなさい!! ・ 「嗚呼、それらしい目になったわね…公輪さん…」 殺意と欲望、紅蓮の色を浮かべた亞海の瞳。それを見た弓美は血に塗れたまま恍惚とした表情を浮かべ、右腕を股間への這わせ、左手の爪を噛んだ。 「」へと辿り着けるかもしれない、多くの人を救えるかもしれない崇高な可能性を秘めた魔術。 その魔術を己の願望の為に歪め、欲望で汚しつくす。それこそが魔術使いと言う愚かで浅ましいモノなのだ 「ああ…良いわ…とても、滾るわ」 弓美は噛んでいた爪ごと親指を噛み切り自身の血で螺旋を描く。公輪さん、貴女が欲望の為に、望みの為に人を捨てようと言うのなら…私もそれに応えなければ… 貴女に取っては私なんて、願いを叶える為の前座に過ぎないのでしょうけど…… それでも私を貴女に、貴女の中に私を刻みたいの。嗚呼、これもまた愛なのかしら… 血によって描かれた螺旋が弓美の下半身へと写されていく。 ぼこり、と弓美の下半身が膨れ、破裂すると鱗に覆われた尾へと変化。 下半身が蛇へと変わると同時に弓美の顔にも鱗が生え、その二本の腕は真っ二つに裂け、4本の腕へとカタチを変える。 ぐるん、と眼球が一周し、表側へと戻ってきた弓美の瞳は黄金の爬虫類のものへと転じていた。 夜刀神の神降ろし。己の寿命と人でいられる時間を縮める白瀧弓美の秘儀。 公輪亞海へぶつける文字通り最期の手段だった。               愛し合い 「さぁ、公輪さん。思う存分に殺し合いましょう…?」 ■SG ・ >[2025/01/18 23:30] 設定担当/ゲストGM >固有結界内に、雨が降ります >光刃で引き裂かれた水球から、ぽつぽつと (固有結界内に……雨?) あり得ない。 宝具とはそもそもその英霊の生涯の結晶、それが使えなかったり変化するのは異常事態だ。 なにより固有結界とは心象風景の具現化。それが簡単に変化することなどあり得るはずがない。 慌ててマニキチを見ると、視線で何が言いたいかはおおよそ理解が出来た。 敵からの攻撃で固有結界がもう持たない。 カチリ、と何かが繋がった感覚。契約がマニキチから私に切り替わった。 マズい。ミクリ、それは悪手だ 固有結界解除による位置変更で距離を離し逃走しようとしているのはわかる……だが、このタイミングはダメだ。 解除した瞬間、固有結界と言う空間のドームで凌いでいる雨、なんらかの敵の攻撃が一斉に襲いかかる。 やるなら私の第一宝具最終形態を発動させてからマニキチの固有結界を解除…… いや、それは無理だ。 ミクリは私の犠牲を良しとはしない。逃げるなら全員で逃げようとする せめてギリギリまでミクリと高坂くん?の盾に…… 遅い。 雨から豪雨、いや水の弾丸と化した雨が瞬時にミクリと高坂くんを貫き、2人は肉片と化した。 豪雨の合間にミシュピシュの高笑いが耳に届く。 お互いズタボロになったマニキチと目が合う (ええ、そうね。……言いたいことはわかってるわよ) f。ckinMonster!覚えときなさいよ、この屈辱次に会ったら10倍にして返してやるんだから ・ この子折れないわね…って言えばうちのマスターなんだけどあの子は自分が最後のマスターだから…自分がやらないと行けないから…って責任感とか義務としてやってるとこあるからミクリとはまた別なのよね… あくまで個人的な感想だけどミクリは怪異と戦うのは責任感や義務というより自分になら出来るからやるとか…知的好奇心が強そうに見えるわね 影宮市の昼と夜、未だ全貌の明かされない謎、蔓延る怪異に魔術師としての知識欲と子供っぽい好奇心が入り混じってる感じ? 基本的な行動指針は魔術師のそれなんだけどでも根っこに子供っぽさとか妹思いのお姉ちゃんってとこがあるからほっとけないのよね… うん、まあ乗りかかった船だし?最後まで付き合うわよ、エンタープライズだけに ・ 「へへへ…エンタープライズさんコーヒー飲まない?」 カルデアのマスターの部屋に遊びに来ていたエンタープライズは普段は絶対見せない媚びるようなマスターの笑みにこれは何かあるな…と警戒を一段階上げた。 「……で、何が目的?」 マスターが淹れてくれたインスタントコーヒーを啜りながら言ってみなさいよと、顎で話を促す。 「えへへ…まず保管室や空き部屋やクローゼットがパンパンなのは知ってるよね?」 「まぁ見れば分かるわね」 ふと、クローゼットを見ると各種礼装がクローゼットに収まりきらずはみ出している。 「エンタープライズの屋台あれ宝具で出してるでしょ?」 「まぁそうね」 「おねがいしますぅぅぅ!!入り切らない礼装とかあれこれ屋台にしまっといてぇ!!弓の方の王様にバレてもうしまうとこないの!!!」 土下座。見る者の心を打つ見事な土下座だった。 「ま、まぁ少し位ならいいけど…」 マスターの土下座にエンタープライズは負けた。土下座までさせといて断るのはなぁと思わせたマスターの戦略勝ちであった。 「じゃあこの初期礼装4種とバレンタインのチョコレートと絆…」 「多い多い多い!!」 ・ フフフ…怜音とライダーがターゲットと接触したようね… あの妲己と公輪芙蓉がいるようだけど橋のランサーを相手に消耗しサーヴァントを一体失った状態でライダーに太刀打ち出来るかしら? ライダーはあの聖杯戦争でセイバーにも匹敵した強者…あの面子を相手にしても引けを取ることはないわ ……まぁキャスターいたらより確実だったんでしょうけど私あいつ呼びたくないし 自分の嫌なところを見せつけられてるようで恥ずかしくなるのよね、悪いやつじゃなかった……いや滅茶苦茶悪いわねあいつ …………あれ?なんか雲行き怪しくない?怜音大丈夫?怜音? !?????!!?? なにかあれ…え…?え…!? わっ…すごぉ…えっぐぅ……そういうプレイ……!!! ………………ふぅ、落ち着いたみたいだし顔出しに行こうかしら ・ 冥府神のハデスさんが召喚されたんですって? 呑んでない!ビール𛀃ケースも呑んでないから呑んだ内に箆らないから!! そうよ折角近くにいるから挨拶に来たってワケ あれがハデスさん?? ………………貴女未来璃でしょう!! 未来璃でしょ!ハデス!未来璃だろお前!未来璃だろ!平田だろ! もうわかってるんだ正体は!!○×△□*%#$ ・ 「マスターマズイわ、もう食料が…」 「微小特異点と油断していました…水は確保出来ましたが食料の確保が。 またしても道満さんにしてやられました…」 「まぁ、リンボのクソ野郎には後で報復するとしてこうなったら仕方ないわマスター、マシュ選びなさい!」 「な、なにを!?」 「ウェアウルフか半魚人かケンタウロスか!肉を獲ってくるから!!」 「い…嫌だーー!!!人型のエネミーはやだ!!人間としての尊厳は捨てたくないー!!!」 「そうなると雑草粥か土粥よ!!」 「じゃあ雑草粥食べる!!毒効かないし!!」 「前も卑弥呼(FGO)と変な草とかキノコ食べてお腹壊して卑弥呼(泥Requiem)に怒られたでしょうが!!」 「……待ってくださいエンタープライズさん!宝具でアイスを出せばいいのでは!?」 「「それだ!!!」」 ・ まさか聖杯戦争の根幹を成す地神がヒルコとは驚いたわね… ヒルコを八岐の大蛇と見立てていたのはこの土地の由来に八岐の大蛇があると見た私の読みも悪くなかったわ まぁうちの魔術は伊吹大明神以上に夜刀神によるところが大きかったから全然調子良くならなかったわけだけど!! さて、公輪さんもポカーンとしてるし折角だからヒルコの話でもしましょうか ヒルコは古事記の国産みの際に伊邪那岐命伊邪那美命との間に生まれた最初の神ね でも、子作りの際に女神であるイザナミから先に男神のイザナキに声をかけた事が原因で不具の子に生まれたとされているわ まぁつまりイザナミがイザナギを襲って逆レイプしたってことね これは昔だから性的多様性に寛容ではなかったということと思われるわ もしくは太安万侶か稗田阿礼がナギナミ派でリバ不可か逆レイプでは抜けない派だったか 因みに私は性的多様性に寛容で女の子相手なら年上でも年下でもレイプでも逆レイプでもネコでもタチでもイケるわ そうそう日本書紀には国産みの伝承の一つとしてイザナギとイザナミが性交の仕方が分からなかったところにセキレイが現れセキレイが尾を上下に振る動作を見て性交の仕方を知ったという内容の異伝があるわ なのでナギナミは初回はイザナミ主導の騎乗位で以降は後背位でヤッたということになるわね この偉大な先人に対して私は心の中でセキレイの事は師匠と呼んでいやらしい目で見てるわ ・ >エンプラさんマーチして エンタープラーイズ❤エンタープラーイズ❤ ビールのツマミはエダマエよー❤ エンタープラーイズ❤エンタープラーイズ❤ エンプラマーチでぐっびぐびー❤ ・・・ …カルデア所属の今は逸れサーヴァント、妹のエンタープライズです❤ あっ12時の方向にコンビニ見ゆ❤ 晩酌に突入するわ❤よーこそー❤ はい!この街の夜の何が嫌かって深夜にコンビニ空いてないことね! 飲みたくなってもビールもツマミも買えないから事前に買っとくしかなくて冷たいビールが飲めないじゃない!! まぁ夜にお酒呑んでベロンベロンになってると怪異に殺されかねないしミクリからの呼び出しもあるからお酒なんて飲めないんだけどね! 昼間?昼間に飲むほど落ちぶれてないわ!! だから夕方に飲むのよ! ・ >そうか何にでもなれるから至高のママになって最高の母乳を出すことくらい容易いのかうちゅうじん この母乳は出来損ないよ 飲めないわ 母乳については一家言あるし母乳が出る魔術薬もいくつか調合して飲ませたし飲んだこともある身から言わせてもらえば この母乳は母乳ではないわ まず母乳とはなにか 生物学的に言えば母乳とは母親の血を子供が飲みやすく、栄養を分け与える為のもの つまり母乳とは母親の血であるとも言えるわけね その点で言えばこの母乳は確かに母乳だけど…精神な最高の母乳ではないわ シチュエーションが全然ダメ滾らないし興奮しない キャスターもうんうんと頷いてる 体を変化させて出したものが最高の母乳?違うわね最高の母乳とは即ちママみ 一時期バブみとも呼ばれた相手に対して感じる母性のことなのよ 相手に対して愛を持って接する赤ちゃんプレイやシチュエーションこそが最高の母乳 はいどうぞと出された母乳なんて銭湯の風呂上がりに飲む牛乳以下の価値しかないわ ・ ハァイ!エンタープライズよ!今日もミクリは飛ばしてたわね!! >クシミシって荒神の勲一なんだ… 全く懲りないわよね!!!……まぁ上手く行ったからいいんだけど!良いんだけど!!! さて、今日はミクリが疑問に思ってたけどユニコーンズの頭についてたUSSって何かって補足しておくわ…アンタ達は当然分かるわよね? 「「モチッス、バカニシナイデホシイッス!!」」 ではUSSって何かしら? 「「プリフィクスコード、イワユル艦船接頭辞ッス」」 流石ね、正解よ。まぁ所謂国ごとのコールサインね。USSはUnitedStatesShip、合州国の船って意味ね 日本の海上自衛隊ではそのままJapanShipでJSが付くわ。かつての旧海軍では接頭辞は使われてなかったけど一部ではIJM…ImperialJapaneseNavyと言う略称が用いられたりするわ そして艦船接頭辞と言えばやっぱりイギリスね HMS…His(Her)MajestyShip即ち国王(女王)陛下の船ってめちゃくちゃイカす接頭辞が使われてるわ 「「カッケェッス、ズルイッス」」 いや…本当に格好良くてズルいわよね ・ 「君カルデアってとこから来たんだってちょっと話聞かせてよ」 「えー…まぁ良いけど…じゃあまずは鉄板の話からね~チェイテサーガEPISODE1伝説のはじまり~」 「え?なにそれ」 「その辺を散歩していて聖杯を拾ったドラ娘ことエリザベート・バートリー、以下エリちゃんは自身の居城であるチェイテ城をハロウィン兼ライブ会場にしてカルデアのマスターを呼び出したの」 「へー…でそのカルデアのマスターは?」 「パートナーのマシュが行きたそうだったので行ったら(中略)そして地獄のようなライブ!もう二度とハロウィンはごめんだよ~ってなったわけ」 「ははは、そりゃ災難だ」 「そして翌年…」 「翌年!?」 「~チェイテサーガEPISODE2エリちゃんの帰還(1回目)~今年もハロウィンやるわよ!と張り切っていたエリちゃんはクレオパトラに城を追い出され勇者エリちゃんとして…」 「クレオパトラ!?」 「カルデアのマスターはいやだ!!!行きたくない!!とゴネていたけれどむくつき職員に押し込まれて…」 「流石の僕もなんだかもうお腹いっぱいになってきたよ…」 「あ、この話EPISODE5まであるけど?」 「EPISODE5!??」 ・ じゃあ折角だから一席設けましょうか これは私が知り合いの子とにゃんにゃんプレイした時の話なんだけどネコちゃんって言ったら尻尾とネコミミじゃない? で尻尾は腰に巻くコスプレよりアナルバイブの方がそれっぽくなるわけね でもあれ結構お尻に力入れないとスルッと抜けちゃうのよ だからあれぇ?尻尾がないなんて困ったねこちゃんねぇ…?っておしおきプレイ良くやるんだけどやっぱりアンタ達と違ってお尻に何かを入れるって嫌な子多いわけよ……まぁ詳細は避けるけど酷いことになった経験もあるわけ 私、これでも蛇魔術って動物魔術の一種使えるわけ。だから猫尻尾生やせないか色々魔術作ったり魔術薬作ってたんだけどまぁ…これが難易度高いのよ 猫の尻尾を移植するなら簡単だけど尾てい骨辺りから猫の尻尾生やすってほぼ無から有を作るようなものでね そこで私が考えたのが先に人と類似性のある猿の尻尾を生やしてそれを猫の尻尾にしようと色々考えたんだけど 結果から言えば大失敗 ネコ(猫ではない)の子は仰向けになるから尻尾が体重で潰れて痛い!ってなって魔術も魔術薬もお蔵入りしちゃったわ え?私はタチもネコもイケるわよ + >胚の段階から成長に関与するなら或いは……とも思いますが、これはどちらかといえば発生学的な発想かな。母胎内胎児の改造ということでやろうとも思いませんが あら、先生イケる口なのね? 趣味の悪い魔術師や魔術使いならキメラや人体改造を趣味としているのはそこそこいるとも聞くけど… 流石に私もそこまで悪趣味じゃないのよね >ふむ。そうなると、低級霊などを宿した簡易的な固着装置付きの人口尾を、尾骶骨に取り付ける格好にするのはいかがかな >人体との神経接続など考え始めると手間でありましょうが、それ自体を使役対象として特定の動作をさせるよう都度指示を出す、謂わば「身にまとう使い魔」とすれば容易いのでは、と思いますが なるほど!人体を弄るのではなく魔術的な義手や外付けの器官を増設するってアプローチね! 尻尾を外付けにして使い魔とするのは発想自体がなかったわ… 魔術の素養のある子であれば使い魔の指示自体は容易ではあるしある程度動きをプログラミングするのもありね… ありがとう、木村先生!参考にしてみるわ! ■ ・ご飯の時間 赤のセイバー召喚後暫くして主従で野営中。 「さて、セイバーそろそろ食事の時間ですね」 「ああ、そうだな」 わざとらしく声を上げたマスターであるユリーの言葉に頷くとセイバーはふと周囲を見渡した。確かに食事の時間ではあるが、今は野営中だ。 しかも、ろくに食料を買っていなかったが…魔術で縮小化しているのか。 「…………」「…………」 お互い無言で見つめ合う。暫くするとユリーは首を傾げながら 「セイバー、食事の時間ですよ?」 ともう一度言った。 意味がわからなかったが、良くマスターを見ると期待に満ちた目で此方を見つめている。 (あれ、あるんでしょう?例のあれですよ) 妙に上機嫌だ。まるでプレゼントを楽しみに待つ子供……そこでセイバーは気付く。 期待しているのは龍神の娘から貰った「山海の珍味が尽きない鍋」「美味しい米を無限に出す俵」か!? 「……? ああ、もしかして無限俵や鍋か?」 ぱぁ!とユリーの目が輝く。やっぱりあるんじゃないですか!と言いたげだが、残念な事を伝えなければならない。 ご飯の時間2/3 「あれは、セイバーの俺は持っていないぞ……」 「ぇ…」 と嗚咽が漏れたのをセイバーは聞き逃さなかった。そりゃある意味俵藤太のシンボルではあるが、俺は御伽草子の俵藤太ではなく武士藤原秀郷なのだ こんなもんあったら百姓達が仕事なくなるし関東でこんなものを持っていたら朝廷から補助金打ち切られて食い詰めた俘囚とかが我先に奪いに来るから要らんと返したのは俺なのだが。 「え……じゃあ食事は……」 期待していたものに裏切られて絶望した顔を見せるユリー。まるで俺が騙したようだから止めて欲しい。いや、勝手に期待しただけだろ!とまでは流石に言わんが。 「済まないが、ないものはどうやっても出せん。……俺がひとっ走り買いに行っても良いが」 「……私も行きます」 とは言え、ここから街までは数十キロある。俺のせいではないとは言え期待させたのだ。……仕方ない責任は取るとしよう。 ご飯の時間3/3 「マスター、少し我慢しろ」 小柄なユリーの背と膝裏を腕で掬い抱えるように持ち上げるとそのまま街に向かって駆け出す。 「な、何をするんですか!これはお姫様抱っ……」 「マスターと一緒に移動するより俺がマスターを抱えて走った方が早い、十分も有れば着くから美味い飯屋を探しておけ」 ユリーは不満そうに頬を膨らませ、なぜか顔を真っ赤にしているが気にしない。 前を見ながら走っていると、此方を恨みがましく見ていた視線がいつの間にか何処からか取り出したガイドブックへと移っていた。 「こうなったら一番高いご飯食べてやる…」 今回は時計塔とやらが費用持ってくれるらしいが、時計塔の会計担当も災難なことだ。 ユリーの膨れ面と、後で絶叫するであろう時計塔の担当者を思うと思わず愉快になって自然と笑みが溢れた。 ・ 「マスター…ちょっと辛くなってきたから本当の事を言うぞ」 セイバーは正座から楽な胡座へと座り直すと大きく溜息を吐いた。 「はい、なんですか?」 キラキラと期待に目を輝かせるユリーを見ると言いづらいがこれからずっと正座なのはもっと辛い。セイバーは意を決して口を開く。 「俺は生前正座なんぞしたことはない!」 「え!?なんで嘘ついたんですか!?」 逆ギレとも取れるセイバーの開き直りにユリーは頭に疑問符を浮かべ素直な疑問を投げかける。 セイバーは困ったように眉間にしわを寄せた。 「そう言われると困るが……侍というのはやれますよね?と言われたりやれるな?と見られると出来らぁ!と言わないと死ぬしかない生き物だからだ……」 侍とはメンツに生き、メンツで死ぬ。いや出来るわけねぇだろと言える奴は出世出来る。頼朝くんとか 「まぁ、それに、君の期待に満ちた顔を裏切りたくはなかったというのも、ある」 気まずそうにセイバーはユリーから目を逸らし、頭をガリガリと掻く。 「セイバー。では、これからは見栄を張ったり嘘をつくのはやめてください。マスターである私からのお願いです」 ユリーの隻眼が真っ直ぐにセイバーの目を射抜く。 「お願い?命令ではなく?」 「はい、お願いです」 命令だと反発するでしょう、貴方?と言外に言っているのが読み取れてセイバーは思わず苦笑するしかなかった。 「わかった。お願いであれば聞き入れよう……ただ、たまにまた見栄を張ることはあるかも知れんが、許してくれ。性分だからこればかりは直せん」 「仕方ないですね……。ええ、貴方はそう自由であるべきだから」 口の中だけで紡がれたユリーの最後の一言はセイバーには聞こえなかった。 ・ 俺のような東国武士からするとやはり実用性で猫より犬派なのだが同時代の平安京の都となると案外そうでもない 特に菅原道真公を重用した宇田天皇は黒猫を飼っていたことで有名でな 日記に 愛其毛色之不類。餘猫猫皆淺黑色也。此獨深黑如墨 (うちの猫は類まれな毛色。よその猫はみんな浅黒い色なのに、うちの猫は墨のような漆黒の毛色で美しい) 其伏臥時。團圓不見足尾。宛如堀中之玄璧。其行步時。寂寞不聞音聲。恰如雲上黑龍 (伏せているときは足もしっぽも見えず、まるで黒い宝玉のようだ。歩くときはひっそりとして音もたてず、雲の上の黒龍のようだ) 亦能捕夜鼠捷於他猫 (また、ほかの猫よりも素早くネズミを捕まえることができる) とまぁ、はー…うちの黒猫可愛いわ…世界一可愛いわ…その上有能だわ…とベタ褒めしていて自分ちの猫を可愛がって自慢するのは古今東西変わらないわけだ 人間進歩してるのか進歩してないのかわからんな! ■パーシヴァル ・ 深夜、キャメロット外周。 松明を片手に見回りをしている騎士が一人。その赤い鎧は吟遊詩人にも語られる円卓の騎士が一人パーシヴァルだ。 本来であれば夜警や見回りなどは兵卒や騎士見習いの仕事であり円卓の騎士であるパーシヴァルがこのような仕事をする必要はない。 だが、パーシヴァルと言う騎士は一芸入社で正社員になり幹部候補に見初められた。その上本人は知る由もないが、ログレス建国の立役者の一人ペリノア王の娘で縁故採用コネ採用である。 グルネマンツの元で騎士としての基礎を叩き込まれたとは言え、騎士として未熟なパーシヴァルは良くも悪くも周囲から注目を集めやすく、同時に嫉妬の対象となりかねなかった。 パーシヴァルは本能的な勘とグルネマンツからの教えもあり、このような仕事を率先して行っていた。その事は周囲に決して驕ってなどいないことをアピールし、自ら率先して動く騎士と言う印象を周囲に与えることに成功していた。 本人としては少しでも騎士王に貢献しようと行動した結果なのだが。 「とは言っても獣や野盗がいるわけでもなくただひたすら歩くだけと言うのも中々……」 パーシヴァルは溜息を吐きながら歩き続ける。 退屈だからと、走っては意味がない。そのくらいはパーシヴァルにも分かる。 「……そうだ!」 パーシヴァルは思いついた。トリスタン卿に習った声楽、歌を歌いながら歩けば良いのではなかろうか。 熊や野生の獣は人の声がしたら警戒して逃げるし、驚いて野盗も逃げるだろう多分。 パーシヴァルは自身の思いついたアイディアを早速実行し、歌を歌いながら見回りをしたのだった。 そして、翌朝。 「おはようございます、パーシヴァル卿。夜間の見回りお疲れ様でした」 一眠りしてキャメロットに登城して出会ったのはトリスタンであった。 「おはようございます、トリスタン卿」 「パーシヴァル卿、聞きましたか? 夜亡霊が出たと言う話を」 「!? 亡霊ですか!?」 「ええ、キャメロット外周で啜り泣くような歌を歌う亡霊が現れたとか」 パーシヴァルはあ…それ私だ…と気付いたが、バレたら厄介な事になったりケイにテメェ紛らわしいことしてんな!!と怒られるので黙っていた。 「流石に亡霊相手では我々の剣も弓も通じません、どうやら珍しくマーリンが動くことになるかもしれませんね」 「あははは…そうですね! マーリンも偶には動いだ方がいいかと!では私はこれで!」 察しの良いトリスタンにバレる前に足早にその場を立ち去るパーシヴァル。 でも、きっとバレてますよねぇ…。 パーシヴァルは夜の見回りの際は歌うのをやめようと固く誓ったのだった。 ■GOLF VRとかヴァーチャルリアリティなんて言い方すると時計塔の年寄りは露骨にイヤーな顔をしますし教授でさえ顔顰めますけどねー 教授は未だにGCやDCやPS3最新ハードだと思ってるのは老化ですよ老化… 教授がやってるゲームはレトロゲー何を自覚すべきなんです! 受け入れたくない気持ちは分かるが現実を直視すべきだぜ…って真正面から言い放ったらアイアンクロー食らった私ですが今日も元気です 冗談はさておき魔術的なVRって結局は電子的に演算走らせて魔術の試行を行うものなんですよ 旧来の魔術師(アトラス院の多重思考なんか分かりやすいですね)は脳内で演算して魔術の試行行っていた訳で 結局のところ脳内で行うか電子的に行うかでやることおんなじなんです メモをノートに取るかタイプライターに打つかスマホやタブレットに取るかの違い程度 大して変わりゃしませんよ!……なーんて言いたいところですけど魔術に於いてはその違いこそが大事だったりするわけで その違いさえも電子的に再現出来たらメイガスの時代は終わりウィザードの時代になるんでしょうけど ま、暫くは来なさそうですね……あ!ワインおかわり!マグナムで! ■アンビーム ・ 帯に長し襷に短し……じゃなった出る杭は打たれるか。 兎に角組織において無駄にやる気がある人間と厄介事を持ち込む人間は排斥される。 哀しいがそれが社会というもので私もその両者に該当してしまった。 2度の聖杯戦争に関わり秘密結社の調査で何も成果を上げられずなにより“デルタグリーン”である事がバレた私をカンパニーはタライ回しにした。 様々な組織に出向させられ、あらゆる国へと出向かされた。或いはクビにされた方がマシだったかもしれない。 その末に出向させられたのは国際連合対魔術師強制契約執行局UNBEEAM 協会からも教会からも距離を置かれていると言えば聞こえはいいが……いや、止めよう。 予算で買ったコーヒーマシンを動かしエスプレッソを入れる。 殆ど仕事もない閑職の私のせめてもの慰め、このコーヒーマシンが淹れる1日3杯のコーヒー。 溜息はつかない。もはや付き飽きた。今の私はゆっくりと朽ちるのを待つ古びた時計… ギィ…と言う扉の駆動音に視線をそちらへと向ける。 「契約執行局国際部第13課。こんな果ての地にお客様とはね。私はレジーナ。レジーナ・グレイボーン。一応執行官待遇って事になってるわ……で、貴方は?」 ・ はい、国際連合対魔術師強制契約執行局UNBEEAMに配属になった新人の皆さんこんにちは 新人研修の講師役を任されましたCIA所属レジーナ・グレイボーン執行官待遇です さて、私は普段窓際部署で日に3回のコーヒー飲みながら怠惰な日々を送っているのだけど、今日はたまには働け……もとい貴方達が取り締まる魔術師、魔術使いの最悪な所業に付いて知る限りを教えろとお願いされたので教えにきたわ 事前の通達通り朝ご飯を食べてきた大バカヤロウ大バカ女はいないわね? 朝イチで食欲なくなる話をするし、写真も出すから覚悟するように 警告しておく。この研修で吐くようならこの仕事に向いていないからすぐに辞表を出しなさい 「派手にやりましたねー」 会議室から出てきたレジーナに話しかけたのは先ほどレジーナが教えていた新人達より遥かに若い女性だった。 「あら、キンバリーさん」 同じ出向組であり、DIA所属、実戦経験のあるキンバリーをレジーナは高く買っていた。だから年下だろうと敬称を付けて呼ぶ。 「最終的に何人残りました?」 「半分ってとこね、内半分は魔術の知識があったから何も知らずに残ったのは1/4ってとこ……上等じゃないかしら」 肩を竦めるレジーナにキンバリーは頷く。正直レジーナが教材に使った視力の数々はキンバリーから見ても眉を顰める最悪に近い代物だ。 それを見て、目に焼き付けて職務を続ける気があるなら…この仕事に向いているのだろう。 「この仕事、上から頼まれたんですか?」 「講師役を探してたから自分からよ、憎まれ役は外部の人間の方が良いでしょ」 キンバリーは思う、レジーナは年齢もあってか自分より余程割り切っている。自分にあれが出来るだろうか。 「……キンバリーさん、お昼まだでしょ?奢るから食べに行かない?」 「ありがとうございます、ご相伴させてもらいます」 レジーナの笑みにキンバリーも笑みを返す。今はこの好意を素直にうけとっておこう。 出向組二人がランチに並んで行く姿に周囲は悪巧みか?と疑ったという ■その内やりたい俺聖杯戦争 さて、どうしたものか… 行幸六花はため息をつきながら考え込む 小学生の時以来変なモノや現象に遭遇するのは最早日常茶飯事だ、もういいそれは諦めた アイツ…師匠に言われせれば一本の縦糸を中心に解れ縺れ螺旋を描き汎ゆる事に関わっていく数奇な運命、それが私の人生だそうな 幾ら神様だからってふざけてる。そもそもアイツのせいで私は人でありながらワルキューレの因子を持ち汎ゆる面倒事に巻き込まれるようになったのだから運命なんて言葉で誤魔化さないでほしい そこで頭を振り、思考を打ち切る。 今は目の前の怪異を祓う事を考えろ……ああ、なんで東京に遊びに来て怪異退治なんてやらなきゃいけないの? 愚痴を頭の片隅に押し込め、物陰から飛び出す。想定通り、怪異の背後を取った! 左手、五指から放った糸で動きを拘束、右手で空中にルーンを描く 「ソウェル!!」 私が一番最初に教わった太陽と勝利のルーン…火のルーンは糸を伝わり怪異を……いや、怪異は力任せに魔力の籠もった糸を引きちぎる。 「これは怪異じゃない…シャドウサーヴァント!?」 黒い靄に覆われた人型。強い魔力は間違いなくサーヴァントのなり損ない、シャドウサーヴァントだ まずい、今の礼装や装備ではシャドウサーヴァント相手には太刀打ち出来ない。 シャドウサーヴァントは槍を振りかざしこちらへと向かってくる…ランサーだ 六花は慌てながらも魔力障壁を3枚展開しながら、後方に飛ぶ ランサーの振るう槍はいとも容易く魔力障壁を破り、穂先を六花の鼻先を掠めた 「あの人にも褒められたし、結構自信あったんだけどなぁ…」 ランサーは一旦様子見をしている。決めねばならない、このまま立ち向かうか、逃げ出すか 勝てるわけがないなら逃げ出せばいいという魔術師の思考を別の私が止める、ここで止めなければ誰かが犠牲になると 「ちょっと待ったぁ!!!」 六花の思考を遮るように元気の良いし大声が周囲に響く。 上空から降りてきたライダースーツ姿のショートヘアの女の子?だろう、多分。 女の子は魔力の籠もった右手をランサーへと叩きつけるように振るった 瞬間、ランサーが業火に包まれる、六花から見ても高密度かつ高い魔力を帯びた業火だ 「……ぼうっとしてる場合じゃない!今!」 ランサーは業火に燃やされ苦しんで動けない 六花は自身の周囲に18のルーン、原初のルーンを展開、魔力を高めていく。 「師匠、ランサー貴方の魔術借ります!! 原初のルーン展開…疑似大神刻印(オホド・デウグ・オーディン)!!」 原初のルーンから放たれ収束された高密度の魔力光が放たれ、業火ごとランサーを消し去った 魔力が霧散したのを確認して、六花はその場に座り込む。 大神の異相、その一人に認められているとは言え原初のルーンの解放は体の負担が大きい、疲労から暫く動けない。 「あっ!そちらの魔術師の方、凄いですね!助かりました!」 肩で息をしている六花に先程の女の子が駆け寄ってくる。 「いえ、こちらこそ助かったわ、ところで貴方は…」 「あっ!名乗り忘れていました!私は黒野未来!魔術協会日本支部見廻役です!」 魔術協会の関係者と分かって気を張ることもないと分かったのか六花は頬を緩める 「そう、魔術協会の人だったのね。私は行幸、行幸六花。……ごめんなさい、黒野さん、悪いのだけど手を貸してくれないかしら今ちょっと立てなくて」 「はい!お安い御用です!」 二人の少女は手を繋ぐ。 これが新たなる聖杯戦争のはじまりとはまだ誰も知らない