「……そういえば」
トレーナー室でジャーニーに何気なく話しかける。
「はい、なんでしょう？」「この前、ウマッターで雰囲気良さげな旅館を見つけたんだよね。今度ジャーニーと行ってみたいなと思ったんだ」
「ああ、この前“ウマいね”なされてたあの旅館のことですね？　確かに、良さげな雰囲気でしたね。ああいう旅館は私好みです。……ふふ、それでは今度予定を合わせて行ってみましょうか」
ジャーニーがそう言って微笑む。気に入って貰えた良かった、と思う一方で一つ気になることもあった。
「俺のウマいね見てるの？　ジャーニー」「……えぇ……まぁ……その。トレーナーさんの好みなどを知れるので、つい覗いてしまい……ご迷惑、でしょうか？」
申し訳なさそうな表情でこちらを伺うジャーニーに、そんなことはないと応じる。
「それは良かった……では、旅館の件はまた今度詰めましょうか」「そうだね」「ふふ、楽しみです」
どこか楽しげな彼女を眺めていたのだが、ふと疑問が浮かんだ。そういえば他の人のウマいね欄って見れなくなったんじゃなかったっけ……？
……じゃあ、彼女はどうやって……？
「……ふふ……♪」
……まあ、いいか。
おわり