シュヴァルの実家に招かれた俺は、家族の強引な提案によりシュヴァルと添い寝することになった。
いくら両想いであるとはいえ、まだ未成年の娘と成人男性を同じベッドで寝かせて良いのか？
まあ家族が良いと言うなら仕方ないと2人で横になる。
「……あ、あのトレーナーさん……」「どうしたんだシュヴァル」
「実はその……僕、いつもの毛布じゃないと眠れなくて……それに、その……笑わないでくださいね……？」
「わかった」「……その、実は……寝るとき指をしゃぶってないと寝付けなくて……」
……なるほど、それは確かにちょっと人には言いづらいかもしれない。でもまあ俺は別に……。
「本当ですか……？」「ああ。俺は気にしないよ」「わかりました……それじゃ……」
ちゅっちゅ。シュヴァルはお気に入りの毛布をかけ目を閉じ、それから親指を口に含みしゃぶり始めた。
「……なんか赤ちゃんみたいだな」「〜〜っ！」「あ、ごめん……そういう意味じゃなくてただ可愛いなって思っただけというか」
「そ、そうですか……？」「うんだから気にしないで」「はい……」
そうしてシュヴァルの指吸い音を聴きながら俺たちは深い眠りにつくのだった。
おわり