魔法少女の身体とは便利なものだ。 かつては病に臥せり、気軽に寝台から離れることも儘ならなかった僕達が、こうして動いているのだから。 来年の予定を語り合う時でさえ、奇跡か魔法の助けを願わずにいられなかった三人が、今を生きているのだから。 ウワサを使い何度か並行世界とやらの可能性を覗いてみたことがあった。契約前にも既に長くないことを悟ってはいたが、やはり案の定、この生命はもう大分前に燃え尽きる運命にあったらしい。 まあ、そんなことは薄々察してはいたのだから特に動揺などは無かった。……お姉さんの方が不慮の事故により僕らよりも先に旅立ってしまうのは、流石に堪えたが。 しかしながら、そこまで決まり切っていた未来さえも踏み倒して生き永らえている事実については、やはりあの詐欺師にも感謝しなくてはならないのだろう。(ういからは『お姉ちゃんの願い無駄遣いさせちゃったのかな…』などという発言もあったが即座に否定させて貰った) ただ、このような価値観だからこそ、一般的な魔法少女達の感覚との乖離も大きいのかもしれない。 彼女らにとっては、奇跡の対価と言えど碌な説明も無く化け物紛いの存在に変えられた上に命懸けの戦いに放り込まれてしまうわけだから、そんなもの到底納得など出来ないのだろう。 一方で僕らにとっては例え明日にでも、今すぐにでも死亡したとして、それでも充分にお釣りが来るぐらいだというのに、魔力さえあればただ健康である以上に頑丈な肉体まで手に入れてしまったのだから、圧倒的に利益の方が大きいというわけだ。 それを理解しているからこそ、この身体の可能性を探究することも、魔法少女達の寿命を延ばす為にも、僕らに課せられた使命なのかもしれない。 魔法少女の身体とは便利なものだ。 「にゃ❤️あ…っ……ぅぁ"っ❤️ねむ"っ❤️それ…きつ………~~~ッ❤️❤️」 こうして多少無茶な責めに興じても、そうそう大事には至らないどころか、ただ快楽のみを貪ることが出来るのだから。 医務室の分娩台(何故クレセントハウスにこんな物があるんだ)に背を預けた相棒は、いつもの高慢さも鳴りを潜め、にゃあにゃあと嬌声を漏らすだけの玩具と化している。 ……僕と灯花は、少々ストレスが溜まった際など、時折こういった行為に及んでいた。 初めは入院生活の寂しさと恐怖を紛らわす為のちょっとしたスキンシップだったが……お互い"そういった"知識を仕入れるのには苦労しない耳年増なものだから、エスカレートするまでそう時間は掛からなかった。 流石にういが来てからは滅多にそんな機会は無かったが、色々と落ち着いてからまた二人きりになることが多くなり、最近に至っては魔法少女の頑丈さを頼りに更に進んだ行為まで試す始末だ。 まだ綺麗なままの秘裂を抉じ開け、その奥の更に奥まで指先を滑り込ませる。あの頃は指が1、2本入るかどうかという程度だったが、今や僕の手首まですっぽりと呑み込んでしまう有り様だ。その内壁を丹念に愛撫してやると、圧した指先の強さに比例するように灯花の腰も跳ね上がった。こんなになってしまっても感度は当時とそう変わらないようだ。 ひとつ明確に違う点を挙げるとすれば、以前は寧ろ僕の方が灯花に攻められる時が多かったことだろうか。基本は僕より寂しがりで甘えん坊な灯花の方から手を出してきては、照れ隠しなのか、実験だ何だと称して……まぁ…その…色々と恥ずかしい目に遭ったりもしたものだ。 ……うん……なんか段々ムカついてきたよ。 そう思うと僕は徐に最奥まで腕を突き入れた。今日はもう一歩、先へ進んでみるとしよう。 「ん"お"!?❤️❤️❤️…ぁ❤️…は……はっ……ね、ねむ?にゃ、何を」 流石に違和感に気付いたのか、不安そうな声を上げる灯花を尻目に突き当たりの蕾……その固く閉じられた口へと指先を捩じ込んだ。普通であればこんな事をすれば激痛に気を喪っても可笑しくないが、今はそれさえも快感へと変換されることだろう。 「ひぎゅっ❤️や…待っ…!やめてよねむ……そこは…!」 むふっ、セーフワード(※クラムボンx3)が違うよ灯花。それにそんな期待と不安に蕩けた可愛らしい表情をされては、全く説得力が無いじゃあないか。 だから、僕はここで止める訳にはいかない。君の信頼に応えなくてはならない。 僕は挿し込んだ人差し指の第二間接を折り曲げると、そのまま内側へ引っ掛け── 「いやっ…!!やだやだ待ってやめてよねむの赤ちゃん生めなくなっ |続きはねむの引き出しの日記帳にて|