今日もお疲れ様トレーナー。ところで…どうしてトレーナー室にこたつがあるんだ？
なるほど…倉庫にあったのを許可を得て借りてきたのか。キミも中々やるじゃないか。
入ってもいいだろうか？ありがとう。よいしょっと…ん？あったかくないぞ？
え…？電気は入れちゃ駄目なのか？どうしてだ？電気の使いすぎにならないように？
なるほど。確かに学園の電気は学園のもの…それに一応エアコンもあるからな。
そうだトレーナー。キミも一緒に入らないか？二人で脚を入れていればそのうち中も暖かくなるだろう？
書類仕事がある？こっちでやればいいじゃないか。私はこたつの上には顔しか乗せないからいっぱい広いぞ。
よしよし。ふふ、キミの脚は温かいな…くすぐったい？すまない。じゃあ止まっていよう。

小さい頃トメさんの家にあがらせてもらった事を思い出すよ。小さくてあったかいコタツと…ストーブの上でヤカンが湯気をだしていたな。
それでトメさんがお椀に最中のようなものを割って入れてな、そのヤカンのお湯を注いで混ぜたのをくれたんだ。
トレーナーは懐中しるこというものを知っているか？あれは凄いぞ。最中みたいな見た目なのにお湯を注ぐとお汁粉になってるんだ。
とろっとしたあんこの汁の中に、お湯を吸っておもちみたいになった最中の皮がふわふわしてるんだ。
お箸でちょっとずつ食べてると口の中もお腹もほかほかになって幸せなんだ…今度買ってくるから一緒に食べよう。約束だ。
それにしても……脚は暖かくなってきたけど背中は寒いな。急に気温が変わりすぎだと思うんだ。
背中も暖かく…うん？そろそろ帰る？仕事は終わったのか？そうか…そうだ。ちょっとそのままでいてくれ。
よいしょっと…こたつの中を潜って…キミの方へ行くぞ。うん。ちょっと後ろに下がってくれ。
よし、これでいい。…ん？何をしてるって…君の上に座ってこたつに入っているんだが？

こうすれば前はこたつで温かいし、後ろはキミで温かいからな。ふぅ…やはりこたつはいいなトレーナー。
うん？私は座椅子じゃない？それに重たい？ふふふ…言ってくれるじゃないかトレーナー。そんな事言う口は私の頭で塞いでやろう。
そら…おっと。倒れてしまったな。大丈夫か？これじゃあ君は座椅子じゃなくて敷布団だな。
でもこれも悪くない。少し寝るのもいいかもしれないな…ん？ふふ、お布団が喋っちゃ駄目じゃないか。
駄目だ。だーめーだ。いいからほら、一緒に目を閉じるんだ。たまには一緒に休もうじゃないか。離さないぞ。
ふふ…最高のおふとんだな…幸せだ…おやすみ。

こんな感じで昨日は帰るのが遅くなってしまってな。寮長にトレーナーと寝ていたと言ったら怒られたんだ。
でも詳しく話をしたら彼女はその手があったかと言ってお礼を言って来たんだ。
なあタマ、やっぱりコタツはいいな…それとダイワスカーレットさんはこんな話を聞いて何か参考に…なったのか？そうか、良かった。
それじゃあ私は出掛けてくる。懐中しるこを沢山買ってくるから楽しみにしているといい。