「あの…その…く…久慈院…麗沙…です」 「こんな世界……えっ!?あ…えっと……な…なんでもないです…」 久慈院 麗沙(クジイン レイサ) 中学2年生・女 とある名門私立中学に通う女。内向的な性格で、友達がいない。 親の意向で現在の中学校に通わされているが、周囲に馴染めておらず、ストレスを溜め込んでいる。 ネットで配信を見るなどしてそんな現実から逃避していたが、最近はとある特殊な掲示板にのめり込んでいるらしい。 パートナーであるオニモンは奇妙な形状のデジヴァイスと共に、数ヶ月前に彼女の元に何者かによって届けられたもの。 ただでさえインドア派であったが、デジヴァイスを手にした日からは、学校以外で外に出ることが全くなくなっているようだ。 「わ…私は…デジモンイレイザー…!」 「私を受け入れないこんな世界…全部壊れちゃえばいいんだ!!」 「ゲホッ…!ゴホゴホ…!」 「殺せって言ったでしょ…!なんで言うこと聞けなかったの…そ…そんな子…私はいらない!!」 「ホムちゃん、ドラちゃん、や…やっちゃって!」 「あ…あなたは…私がフォーラムで産んだんだよ…!だから私がお母さんなの…!私の言うこと聞いて!聞かなきゃダメなの!」 デジモンイレイザー(キトゥン) 久慈院麗沙のデジタルワールドでの姿。フォーラムでのIDは「@Imitating Kitten」。 実際に転移しているわけではなく、精神だけをネットを介して送り込んでいるアバター的なものである。 アバターの形状を現実のものからかけ離れたものにしてしまうと感覚が狂い、DW・RW双方での行動に支障が生じてしまうため、その容姿は現実とほぼ変わらないものとなっている。 身につけている仮面は素性を隠すための認識阻害機能がある物で、フォーラムのメンバーが作ったデータを使っている。 『ログアウト』によってデジタルワールドを離脱しリアルワールドの体に精神を戻せるため、いざという時には安全を確保できる他、 万が一撃破されてしまっても精神的負荷のみで済み、目覚めなくなるようなことはなく、身体へのダメージフィードバックもない。 パートナーの戦闘力は低いものの、デジモンイレイザーとしてイレイザーの軍勢を容赦なく使役し、ネオデスジェネラルを馴れ馴れしく呼び、遠慮なく戦力として扱うため、実質的な戦闘力は驚異的。 データを直接改変する形でイレイザー軍のデジモンへ強化を行うことも多いが、 彼女自身が改造に使用するスクリプトを記述することはほぼ無く、概ねフォーラムで他の接続者がアップしている物を使用しているのみ。 普段押し込めている感情を解放しているため声を荒らげることが多い一方で、大声を出すことに慣れていないため、よく咳き込んでしまう。 数ヶ月前、麗沙の溜め込んだ鬱屈した感情を察知した何者かが、彼女に忘れ去られた三位一体のデジヴァイスの一つ『フュージョンデジヴァイス』とオニモンを送り、digimoneraser.onimonへと招待した。 フォーラムを見ていくうち、だんだんと彼女の負の感情は増幅されて行き、ついにはデジモンイレイザーとして活動するようになってしまった。 フォーラム内では主にデジモンの改造に関するトピックで活動しており、スウォーム兵器のデータを利用して兵器デジモンを作る案を出したのも彼女である。 そのため、スウォームハグルモンの母親を自称することがある。