繰り返し、繰り返し、繰り返し。 ずっと続くルーティーンの毎日。 帰り道なんて何も感じる事も、考える事も無くて。 足が自動で動いて目的地に着くだけの、ただそれだけのもので。 だから、自分が何かに巻き込まれている事に、気が付かなかった。 気が付けば、空は赤かった。 気が付けば、街では無かった。 それに気が付いたのは、柔らかい何かにぶつかったからだ。 咄嗟に、人にぶつかったと理解して「ごめんなさい」と言いながら、その顔を見る。 ‥‥人では無かった。 人の形はしている、だけどその大きさが違う。 自分のニ倍は優にあるだろう身体。 明らかに人間離れした背丈。 驚いて後ずさりしそうになった体を抱き留められ、柔らかなローブに押し付けられる。 妙な安心感が身を包み、力が抜ける。 押し付けられた肌触りの良い布地、微かに香る甘い匂い。 柔らかな身体が、目の前のそれが女性だと伝えてくる。 ‥‥大きな女。 そう形容するしか無い。 抱きしめられたまま、身体が動かない。 逃げようと思えば逃げれるハズなのに、全身が脱力してしまっているのだ。 まるで何かに縛られている様に、全くもって力が入らない。 余りにも安心するから、手を離された時に不安になって、思わず縋りつきそうになった。 だけど、どうして離されたのかを理解した時、拒否された訳じゃないと安堵した。 するりと音がして、地面にローブが落ちる。 ローブが滑り落ちた後に現れたのは、裸体だった。 豊満な曲線の陶磁器みたいな真っ白な肌は赤い光を浴びて、まるで血色の良い感じに見える。 それは美しい、見惚れてしまうような裸体だった。 そして、背が高いせいで、目の前にあるのは彼女の下腹部だった。 恥丘が、ちょうど目線にある。 どうしても、そこへと視線が吸われてしまう。 だって、あまりにも柔らかそうで、魅力的だから。 張りがあって、それでいて柔らかそうだ。 つい、手を伸ばしていた。 少し冷たい肌は、スベスベとしていて、まるで絹の様。 脚を開いてくれた事で、受け入れてくれたのだと実感する。 鼻先に触れそうな程近くに、ふんわりと開いている恥丘がある。 指で太腿を触れると、感触はふわふわとしていて、まるで何処までも沈んでいってしまいそうだ。 そして、彼女の割れ目に指をそっと当てる。 ぬるりと、まるで飲み込まれるような感触と共に、指先に液体が纏わりつく。 もう、異常事態だという事すら忘れて。 そのまま、指を突っ込んでいく。 ぬぷぷと、そんな音が聞こえてきそうなほどに愛液が分泌されている膣穴の中に。 抵抗も無く、簡単に中へと飲み込まれていく指。 それでも、膣肉の蠢きが指を食むように刺激してきて、ここ入れたらどれだけ気持ちが良いだろうか。 そう思わせるには十分な快感を与えてきた。 自分よりも二回り以上も身長の高い巨大な雌。 赤黒い大地の上に、純白の裸体を晒しているそれが、。今、自分の目の前で脚を開いて、股を開いて。 秘所を丸出しにして、俺に触れさせている。 彼女が、俺を抱え上げる。まるで赤子でも扱う様に、軽々と。 一気に視線が高くなり、地面との距離が遠ざかる。 足が着かない。だらんと垂れ下がる両足。 巨大すぎる彼女の腕力は、俺を子供のように持ち上げてしまっている。 そして、目の前には胸。 真っ白な膨らみに、周りと変わらない純白の綺麗な乳首がツンと上を向いている。 手を伸ばし、ぐにりとその柔らかな乳房を掴む。 それは何処までも沈み込み、揉み応えがあり、気持ちがいい。 両手で揉みしだき、指先で乳首を摘み、捏ねくり回す。 そして、大きく口を開いて、むしゃぶりつく。 柔らかな乳房を、頬張るように唇で挟み、舌先で乳首を弄る。 乳輪を舐めて、乳頭を舐めて、強く吸い付く。 下品に音を鳴らすほどに、夢中になって吸い付く。 片方の胸を手で揉みながら、もう片方の胸を舌で嬲る。 気が付けば、股間は痛いほどに勃起していた。 ズボンが邪魔だった。 気が付けば、彼女が服を破いて行く。 ビリビリと、簡単に紙切れみたいに。 そして、抱き着く。 あるいは、抱き着かされる。胸を顔に押し付けられ、腰を押さえつけられ、股間同士を密着させる。 グリグリと、膣穴の入口に亀頭を擦りつけられる。 既に彼女の愛液で濡れている膣口。 そこは、俺のペニスを招く様に、口を広げて、蠢いている。 擦りつけられて、割れ目に亀頭が引っかかり、思わず射精してしまいそうなほどの快感が走る。 もう我慢できない。挿入したい。この雌と交尾したい。 そう思った時には、腰を強く奥まで押し付けていた。 ズルリと、亀頭が膣内に入り込む。 ぬるぬるのそこが、歓迎しているみたいに蠢く。 抱きしめて、抱きしめられて。 顔どころか、頭全てが乳房の柔らかさと温もりに埋もれる。 肌が触れ合う場所が気持ち良い。 目の前の全てが柔らかくて、柔軟にフィットしてくる。 抱き合ったまま、腰を動かす。 突き出す様に、押しつける様に。 甘えるように、おねだりする様に。 まるで子供が母親に甘えるみたいに、ぎゅーと抱き着いて、全身を使って雌を味わう。 ゾクゾクとした快楽が脳に駆け上がってくる。 グチュグチュと、粘っこい水音が結合部から聞こえてくる。 一度果てても、何度でも貪る。 何度も、何度も、射精しても、射精しても。 ふわりと、宙に浮いているのが分かった。 だけど、そんなことは気にならず、ただ抱き着いて、雌を味わい続ける。 温もりと柔らかさに溺れながら、ただひたすらに腰を振って、精子を吐き出す。 だから、空にあるそれには最期まで気付かなかった。 沢山の手が、身体のあちこちを掴む。握る。 柔らかく抱きしめている腕、抱擁を受けて安心感から抗えない快楽とは違う、容赦のない手。 だけど、そんなことはどうでも良かった。 最期までこの幸せを味わっていたい。 沢山の手がゆっくりと力強く解体していく。 指が引きちぎられ、千切れた端からまた掴まれて、千切り取られていく。 関節一つ一つが外されては潰され、ゆっくりと力ずくでちぎられて行く。 そうして、贄は喰われていった。