読了。 当人が言った通り、なるほどイレーヌ視点の心情描写だと最低なんだこいつ!と言われても仕方がない犯罪感が出ましたね……。 中盤あたりまでやばいやばいやばいやばい(笑)みたいな小声が出てました。 男の子の視点だと風呂入ってくる時ゴゴゴゴゴって擬音ちょっと出てるやつだよこれ。 でも大きなお姉さんにぎゅーってされるのいいよね……それはやっぱりあって欲しいやつ。 イレーヌ視点だと好きな描写は「あの時の彼の顔は〜漏らしていた。」の部分ですね。 直球ではあるんだけど光景が具体的で想像しやすいし、それだけイレーヌの記憶に焼きついたのだなと。 あと、「湯気の中、濡れた髪が頬に張りついて、肌は熱を帯びる。」 これエロいねえ。 色気がパない。 マスター視点は、無知な少年感がちゃんと出ている。 子供の内面はこのくらい柔らかく書いてあげたいものだ。 絶対気持ち悪がられるとか、自分なんか悪いことしちゃったのかな感がヨシ。 でも、イレーヌはいつも通り優しい声色。 後は、力は明確に強いんだけど負担のない優しいし加え方。 パワーだけではなくコントロールもあるのだ。 マスター側だと一番好きなのは関係が変わっていったあたり。 甘々でふんわりとしているけど強引で、抵抗はするんだけど押し切られてしまうという……。 こういう流され要素はあるんだけどいやまぁ実際勝てないんだよねくらいのやつが好き。 イレーヌから求められるの幸せだなあと。 最後部分は……まぁ、ここにも情交があるわけではないおまけ部分だからそこで45る訳ではないけど、ちょっとあえてズラしましたね?感を悟ったり。 こういうことを書くのは大変心苦しいっていうか書いてもらっておいて何様のつもりなんじゃいお前と思われそうだけど関係性の逆転はちょい惜しいかも……? マゾは面倒。 それで終わりにすると間違いなく後味が悪いのでまた別の好きな部分でサンドイッチするのですが、イレーヌがすごい「女」って感じでしたよね。 物質の結びつきで例えるならすっごいピンクでねちょっとしたスライムみたいな心だ。 優しいお姉さん(表向き) 彼をモノにしたい執着(動機) 優しさが行き過ぎたスキンシップのように見える(行動) 実は明確な計算の元に行っている(計画性) という、口調などが大きく崩れていないからキャラが崩壊した感はないんだけどやっぱり中々に狂っているぜ……!というバランス感覚が読んでて面白かったです。 先ほど少年の文体の柔らかさに触れましたが、イレーヌの方が色々考えとか語彙が上なのも、思考部分の踏み込んだ感じというか、リアルな雰囲気が出ていた気がしますね。 後は、考えてみればこの前の手芸部の話とかそういう練習が活きた作品になったんですねこれは。 二つの視点で同じ場面の描写という。 ちなみにこれは計画性ゼロで出力している感想なので二転三転するのですが、少しよそよそしくなった頃辺りにマスターのほうから求めたことでイレーヌの罪悪感も晴れて、ある種片方が貪る関係を卒業できたんだよなとその辺はハッピーにする上での条件なのかなとも思いました。 あっ、ちなみに今回は特に描写の矛盾は見当たりませんでした。 この前の話からの後できっちりこれなのが流石。