GM [大浴場]
星が輝く夜
ここはとある町にある大浴場
近場に似たような施設もなく、癒しを求めるならここ一択
多人数で入ると落ち着かないという客層向けに個室風呂まで完備
夜景を楽しめる露天風呂もあります
美容や傷病に効く薬湯を揃えていることで近頃人気です
湯女 [大浴場]
"そういう"サービスも質が高い
GM [大浴場]
君たちはいずれかを求めてここにやってきたのでしょう
また、君たちは当然お分かりでしょうが混浴です
入り口の混浴を示す看板は湯気かなにかで見えづらくなっていますが
混浴は常識ですし特に問題はないはずです!
ナサイア [大浴場]
混浴風呂に女性がひとり入ってくる。頭には無惨に折れたツノ、背中にはボロボロの竜の翼──冒険者が見ればドレイクであることはわかるだろう。魔剣を帯びていないためブロークンかどうかは判別が難しいだろうが
ナサイア [大浴場]
「今日も疲れました……炎天下の中で重労働……。誰かがやらねばならない仕事ですし、やりがいはありますが……」 本来白いはずの皮膚は真っ赤に日焼けしており、加えて全身汗びっしょりだ
ナサイア [大浴場]
「くさい、って言われないようにしっかり洗わないとですね」 まっすぐに洗い場へと向かう
洗い場の椅子に腰掛け、まずは髪から洗い始める。何度も石鹸を泡立てては手櫛をいれ、長い髪を丹念に清めていく……
ナサイア [大浴場]
桶の湯で髪を洗い流すと、土埃を大量にまとっていたためか、流れていく石鹸の泡もやや砂色に濁っている
続けて上半身から身体も洗い始めるが……
ナサイア [大浴場]
「………………」 胸の谷間や下部を洗っている最中、ふと表情が曇り、手もしばし止まる
カスケード [大浴場]
「ちわーす」そんなところに男性客が一人入ってきた
ナサイア [大浴場]
声をかけられても、洗い場でうつむいたまましばし沈黙していたが……
ナサイア [大浴場]
「………あ、こ、こんばんわ、です……!」 しばらくしてはっと気づいたように振り返り、男性に向けてあいさつを返す
カスケード [大浴場]
「ん、ドレイク?…まあこんなとこにいるなら、人族寄りかな」洗い場に行きそう続ける。なにげに会ったことはない気がする
ナサイア [大浴場]
「は、はい。私は人族の味方です……。って、口で言うだけじゃなかなか信用していただけないかもですが」
クロナ [大浴場]
「こんばんは」リカントが1人はいってくる
カスケード [大浴場]
「いいよいいよ。俺もナイトメアだかんね。気持ちはちょっと分かる。1/4くらい」穢れの数値!
「お、こんばんは」クロナちゃんに
ナサイア [大浴場]
「こんばんわ……あ……えーと、あなたはたしかクロナさん。バードパス亭でお見かけしましたね」
クロナ [大浴場]
「ああ、また会ったわね」軽く挨拶し体を洗う
カスケード [大浴場]
「知り合いかな。俺もバードパス亭はたまに行くけど」クロナちゃんと会ったかは微妙だな…多分ちゃんと話してはいない
ナサイア [大浴場]
「ナイトメア……だったんですね」 風呂場でも取らない頭巾を見て。ナイトメアは蛮族とまた違った迫害を受けていると聞く……
クロナ [大浴場]
「一回だけ顔見たかしら? 殆ど大して話してないと思うわ」カスケードさんに
カスケード [大浴場]
「別に暗い過去とかないけどね。まあ種族しか見ないやつっているじゃん。ドレイクの1/4くらいね」
ナサイア [大浴場]
「まあ……私はなるべく人族の皆様への貢献を見せることで、なんとかここまでやってこれましたので。きっとこれからもうまくいくでしょう……きっと。ふふっ」 苦々しい笑み
カスケード [大浴場]
「おう、応援しとくぜ。…それはそうと体洗って風呂入らねえ?冷えるぜみんな」
クロナ [大浴場]
「むしろまだ暑いくらいよ…」と言いつつ体を洗い終えて風呂に
ナサイア [大浴場]
「……すみません、日中お外で働き詰めだったもので、まだまだ洗い足りてないようで……。皆様のお風呂を汚さないためにももう少しこちらで……」 ごしごしごし
カスケード [大浴場]
「まー外はね。とはいえ女の子が体冷やしちゃいけねえぜ」言いつつさっさと洗って風呂に行きましょう
クロナ [大浴場]
「はふぅ」風呂に入る
ナサイア [大浴場]
たっぷりの石鹸で足指の先までしっかり洗い、何度もかけ湯をして石鹸分を洗い流すと、ようやくナサイアは洗い場を立ち、2人に遅れて浴槽へ
カスケード [大浴場]
「ふぅ」ちょっと落ち着いてと
ナサイア [大浴場]
「……ああ、身体が休まります……♪」 湯船の中で四肢をぐっと伸ばすと、他人には聞こえないだろうが全身の関節がバキバキと鳴る
カスケード [大浴場]
「ところで二人はアレかい、混浴とか気にしない方?」
クロナ [大浴場]
「最初は驚いたけど、分かってるからもう気にしないわ」
ナサイア [大浴場]
「私もクロナさんと同じ感じですね。公衆浴場は混浴のほうが多いですし……」
カスケード [大浴場]
「なるほどねえ。俺は女の子と一緒に入ってたら楽しいから嬉しいけど」
ナサイア [大浴場]
「それに普段から男性に混じって仕事しておりますんで、少なくともこういう場でなら裸身を見せてもあまり恥ずかしくはありません……あまり、ですが」
クロナ [大浴場]
「アタシはまだ少し恥ずかしいけど……」
カスケード [大浴場]
「恥じらいがある子は可愛いぜ。そのままでいいんじゃないか?」
ナサイア [大浴場]
まあ実際ナサイアもまったく恥じらいがないわけはないので、さりげなく手を胸に回して乳首とかは見えにくくしている
クロナ [大浴場]
「そうかしら…」
カスケード [大浴場]
「うむ。そーゆーのはモテるから大事にしなさい」
クロナ [大浴場]
「別にモテたくはないけど…恥じらいはあんまり捨てたくないわね」
ナサイア [大浴場]
「わ、私もあまりモテたくはない……ですね……。節操や礼節を欠かない人物であるとは思っていただきたいですけど」
ナサイア [大浴場]
「あなた……は、モテたいと思うタイプなのです?」 まだ名を聞いていないナイトメア男子に
カスケード [大浴場]
「ん?そりゃモテたいよ。かわいい女の子と仲良く話せたら楽しいじゃん」
ナサイア [大浴場]
「あくまでもお話目的ということなのですね。ふふ、なんだか珍しいかも……」 娼館で女の子を買っていく男性を何人も見かけていたので世間の成人男性も皆そういうものなのかと思い込んでいた
カスケード [大浴場]
「いや、場はわきまえるけど性欲目的も全然あるよ?」
クロナ [大浴場]
「あっさり言うな」
ナサイア [大浴場]
「ですね……い、いえ、いまのは私の質問が誘導になっていたかもしれません。ごめんなさい……」 節操を欠く発言をしてしまったかと勝手に自己嫌悪に陥っている
カスケード [大浴場]
「そうかなあ。男で『俺は女の子に興味ありませんけど?』みたいな方が不自然な気もするけどなあ」
ナサイア [大浴場]
「それはそうですがぁ………。いえ、でもここは『そういう場』でもありますし、TPO的にも問題はない……ですね……うん」
カスケード [大浴場]
「同意がなかったらやらないから安心しなさる。ちなみに体を見るなって言うなら断腸の思いで向こう向くけど?」今までは普通に見ていた
クロナ [大浴場]
「そこまでわがまま言わないわよ……」
ナサイア [大浴場]
「え、ええ。大丈夫です。私のなんかでよければ……」
カスケード [大浴場]
「言質とったり。やったね」そのまま普通に見る。顔も普通に見てますけどね
ナサイア [大浴場]
「え、えっとー。クロナさんは知ってますが、ナイトメアさんも多分冒険者……でしょうか?」 話題を変えようと
カスケード [大浴場]
「ああ、カスケードね。っていうかお宅の名前も聞いてなかったね」ナサイアさんに
ナサイア [大浴場]
「あ、私はナサイアと申します。見ての通りのドレイクで……冒険者登録もしております」
カスケード [大浴場]
「そうか。よろしくなナサイアちゃん」
「俺は資格的には冒険者なんだけど、薬剤師の方が安定するからなあ。だからギルドに薬卸してるとかそんな感じだぜ」
クロナ [大浴場]
「なんか最近は副業で冒険者してる人よく見かけるわね」
ナサイア [大浴場]
「薬師のほうが本業というわけなんですね。……ええ。私も実際のところ冒険者のほうが副業になりつつありますね」
「日雇いのお仕事、それも肉体労働が主ですが。今日も街道の橋の修繕工事を手伝ってきました」
カスケード [大浴場]
「だってさあ。5割の材料費(150)で一日に魔香草3つ作って9割で卸した(270)として、120ガメルの儲けだぜ。安定しすぎなんだよな」
ナサイア [大浴場]
「魔香草の調合ですか。冒険には必需品ですし、ありがたいお仕事だと思います……!」
クロナ [大浴場]
「皆手に職持ってるのね…アタシはついこの間も依頼受けてきたわ」
カスケード [大浴場]
「もちろん橋の修繕も大事な仕事だぜ。ありがとなナサイアちゃん」
ナサイア [大浴場]
「どんな依頼だったのです?」
クロナ [大浴場]
「なんか、水着で海の清掃とか危険生物退治しろとか言われたわ…」
カスケード [大浴場]
「…そーゆーのは防具も大事じゃねえ?暑いかもしれんけどさ」
ナサイア [大浴場]
「み、水着で……。それはなんだか危険そうな……」 グラップラーなら他の近接職より困らない気はするけど
クロナ [大浴場]
「一応防具と同性能らしいけど…それが発揮される事は無く変な海藻汁で壊れたわ…」
カスケード [大浴場]
「おいおい。エロい男に見られたりしなかった?」
ナサイア [大浴場]
「か、海藻汁で壊れる!? そんなやばい植物モンスターがいたんですか……」
クロナ [大浴場]
「いや、カニよ」
「全員女だったからそこまでは気にしなかったわ」
カスケード [大浴場]
「まあ、それなら不幸中の幸いか。しかし海らしくはある相手だね」
クロナ [大浴場]
約一名女と言い切れるかどうか怪しいのもいたがわざわざ人に言う事でもないのでそこは流した
ナサイア [大浴場]
「カニですか……いえ、鎧を壊すようなカニは危険極まりないですね」
ナサイア [大浴場]
「でもカニといえば食用に適しているのも多いはず。その辺はどうでした?」
クロナ [大浴場]
「まあ、カニは美味しかったわ」
ナサイア [大浴場]
「やはり食べたんですね。ふふ、美味しかったならよかったですね♪」
カスケード [大浴場]
「襲ってきたカニを食べるたあ、ワイルドだねえ。かっこいいぜ」
ナサイア [大浴場]
「わ、私も最近の大きな冒険仕事は食材集めだったんですが……ほんとうにこれ食べられるの?っていう魔物が対象で……」
クロナ [大浴場]
「何が出てきたのよ一体」
ナサイア [大浴場]
「毒まみれの沼地の奥に棲む猛毒持ちの巨大ワニでした……うう……」 劣悪な環境を思い出して苦い顔をする
カスケード [大浴場]
「そりゃ厳しい相手だったねえ。お疲れさん」
「…で、食べたのソイツ?」
ナサイア [大浴場]
「私は食べませんでした……依頼主が街中の料亭の主人でしたし、特別な客向けの料理素材ということでしたので」 守りの剣の中には頑張れば入れるけどそこまでして食べるものではなかった
クロナ [大浴場]
「毒塗れの生き物なんてよく出そうと思ったわねその人…」
カスケード [大浴場]
「まー毒は熱通しゃ消えるものもあるって言うけどね。ちょっとおっかねえよな」
ナサイア [大浴場]
「毒もつモノからしか得られない味わいというのもあるという話だったので……私には理解できませんでしたが……」
カスケード [大浴場]
「まあ食福神ミィルズの信徒としてそのチャレンジ精神は分からんでもない。安全は確認してほしいけどな」
ナサイア [大浴場]
「まぁ、ミィルズ様の信徒だったのですね」 ……といいつつミィルズについてはあまり良く知らない 信仰自体に疎いともいう
カスケード [大浴場]
「そうそう。『手間を惜しまず、愛を注げば喜びは生まれる』ってやつだな」
ナサイア [大浴場]
「素敵な格言ですね…!」
カスケード [大浴場]
「『幸せと食卓は、分かち合ってこそ真に美味なり』ともね。ここで会ったのも何かの縁だし、なんか飲み物でも頼むかい?」そういやそんなサービスあった気がする
クロナ [大浴場]
「ここで?」
ナサイア [大浴場]
「頼みましょうか。……い、いえ、自分のおサイフから出しますけれど」
クロナ [大浴場]
「ああ…そういえばそんなサービスあったわね」
カスケード [大浴場]
「確か買えたはずだぜ。別に遠慮せんでもそれくらいおごるけど?」
ナサイア [大浴場]
「そうですか? で、では……レモン水、塩多めで……」 安めのセレクト
カスケード [大浴場]
「ほい。クロナちゃんは?基本は水、茶、ジュース、牛乳、酒ってとこだと思うけど」
クロナ [大浴場]
「氷水で、もし零しても大丈夫だし」
カスケード [大浴場]
「よし、じゃあもらってくるわ」
湯女さん辺りのところに行ってレモン水二つ(片方は自分の分)と氷水をもらって戻ってくる
カスケード [大浴場]
「ほれ。冷たいうちに飲むとうまいぜー」というわけで二人に渡していきます
ナサイア [大浴場]
「ありがとうございます♪」
クロナ [大浴場]
「ありがとう」
カスケード [大浴場]
「ごくっ…なるほど、塩が効いてると汗かいた体に染みわたるね。ナイスだぜ、ナサイアちゃん」スポドリ味のレモン水を飲みつつ
ナサイア [大浴場]
「ええ。仕事中も塩分補給をするよう言われておりますので。では、ミィルズ神に乾杯…♪」 ナサイアもぐびぐびと飲む
カスケード [大浴場]
「おう、食福神ミィルズに」カチンと乾杯
クロナ [大浴場]
「乾杯」氷水を飲む
カスケード [大浴場]
「ぐびっ…暑い時に冷たいものを飲むと贅沢してるって感じでいいねえ」
ナサイア [大浴場]
「熱い湯に浸かりながらというのが非日常感あっていいですね~…」
クロナ [大浴場]
「そうねえ」
カスケード [大浴場]
「ちなみに二人は、バードパス亭は食事目的で行ってる感じ?」飲みつつ雑談
クロナ [大浴場]
「そんな感じよ」
ナサイア [大浴場]
「はい、食事ですね。さすがに……蛮族の身で娼夫さんを買うわけには……」
カスケード [大浴場]
「繁殖が難しい問題なのは分かるけど、種族次第では別にいいんじゃね?まあそれで言うと俺は怪しいわけだが」
ナサイア [大浴場]
「え、えっと……その……答えづらい質問かもしれませんので流してもらっても構わないのですが……」 おずおずとカスケードさんの顔を見つつ
ナサイア [大浴場]
「ナイトメアの子孫って……人間や、親の種族と同じになるのです? それとも……その……」 子孫もナイトメアになってしまうのか、と問いたいが怖くて言葉にできない
カスケード [大浴場]
「ナイトメアにはならんよ。親基準だね」
ナサイア [大浴場]
「な、なら子孫を作ることへの後ろめたさはない……のでしょうね、一般論としては」 もちろん個々人の意識としては大きく違うのだろうけれど
カスケード [大浴場]
「でもそこが今は問題でさあ。俺、リルドラケン生まれだから。ひょっとするとドレイクとは相性がいいかもしれんのよ」
クロナ [大浴場]
「はい?」
ナサイア [大浴場]
「っ…………!?」 相性がいい、という言葉を聞いてあからさまにたじろぐ
カスケード [大浴場]
「うっかりすると卵ができるかも、ってこと。そこ気にしてそうだから今、ナンパしてねえんだけどね」
ナサイア [大浴場]
「ひ、人族の仲間としてぇ……穢れ……いえ、蛮族の血をこれ以上増やすのは人族への裏切りになると思うのでぇ、そういうのはあまりぃ……」
カスケード [大浴場]
「うん。同意なしに手は出さないから安心しろし」
クロナ [大浴場]
「アンタも卑屈すぎるわ…」
ナサイア [大浴場]
「………リルドラケンよりはドレイクのほうが好み、なのです?」
カスケード [大浴場]
「それはそうだね。だって俺見た目人間じゃん。男か女か分からん相手(リルドラ)はちょっと…」
ナサイア [大浴場]
「出る杭は打たれる、を身を持って体験してきたので……卑屈すぎるとはよく言われますけどぉ……もう治せませんし治す気も……」 湯船の中で身を屈める
ナサイア [大浴場]
「……カスケードさんも難儀してらっしゃるようですね」
カスケード [大浴場]
「ははは、これも人生のスパイスってやつさ。それはそうと変な話題振ってごめんな?」
ナサイア [大浴場]
「蛮族の血を広めたくない、というのはあくまでも私のこだわりですので……いつか相性のいいドレイクの女性が見つかるといいですね」
カスケード [大浴場]
「いや、リルドラケン生まれのナイトメアでもいいんだぜ…?ドレイクとどっちが希少か悩む線だけどさ」
ナサイア [大浴場]
「それだとさすがにドレイクのほうが多いと思いますね…」
クロナ [大浴場]
「難儀ね…」
ナサイア [大浴場]
「ほ、ほら。蛮族側のドレイクだったとしても、痛めつけて分からせれば人族寄りに心変わりしてくれるかもですし……!」
カスケード [大浴場]
「おうナチュラル蛮族思考やめてね?」
ナサイア [大浴場]
「うあ………いまの蛮族思考だったでしょうか……!」 自覚がなかった
クロナ [大浴場]
「だいぶヤバい方ではあったわね…」
ナサイア [大浴場]
「わ、私という実例がありますので、ほかのドレイクもうまくすれば……と思ったんですがぁ……」
カスケード [大浴場]
「『奪うべからず、騙すべからず、殺すべからず。与え、信じ、命を共有せよ』だぜ。まあ俺ライフォス信者じゃねえけどさ」ライフォスの格言
ナサイア [大浴場]
「………ライフォス様の教えは尊重せねばなりませんね。反省します」
カスケード [大浴場]
「それだけじゃ立ち行かないから争いになるわけだけどね。ま、人族のノリはこんな感じ、って程度さ」
ナサイア [大浴場]
「……伴侶探し、頑張ってくださいね。応援しております」 さきほどのライフォスの格言をカスケードさんが遵守するならなおさら厳しい道程になりそうではあるけれど
カスケード [大浴場]
「うん、ありがとな、ナサイアちゃん。じゃ、俺はそろそろ上がろっかな」
ナサイア [大浴場]
「はい。お話……あと飲み物も、ありがとうございました……!」
カスケード [大浴場]
「なあに、可愛い女の子たちとのお話代さ。クロナちゃんも、またな」
ナサイア [大浴場]
「お体には気をつけて……ふふ、薬師さんに言うことではないと思いますけれど」 見送る
クロナ [大浴場]
「それじゃあね」
カスケード [大浴場]
というわけで、カスケードは浴場をあとにしました
クロナ [大浴場]
「それにしても、アンタどういう過去辿ったらそうなるのよ」
ナサイア [大浴場]
「どういうって……その……うーん……話すと長くなるのですがぁ……」
「かいつまんで話せば『より強い蛮族集団に故郷を蹴散らされた』『私は死にかけつつも無様に生き延びた』……となりますかね」
無惨に折れた頭のツノの断面をそっと撫でつつ
クロナ [大浴場]
「う……」明らかに重い話だった
「ごめん」
ナサイア [大浴場]
「ふふ、いいのです。いろいろありましたが、人族に恭順を誓ってよかったと今は心から思っておりますので」
ナサイア [大浴場]
「なんだかんだで、人族社会の『冒険や労働の対価として金銭を貰う』という仕組みは肌にあってますし、その結果こうしてお風呂にもゆったり入れてますし」
クロナ [大浴場]
「そう…ならいいんだけどさ」
ナサイア [大浴場]
「バードパス亭で美味しい料理を食べたり、興味深いお話を聞けたりもしますしね」
クロナ [大浴場]
「まあ、あそこの料理は確かにおいしいわね」
ナサイア [大浴場]
「クロナさんは確かダイケホーンの出身で……修行のために冒険者になっている、でしたよね」
クロナ [大浴場]
「そうよ」
「とにかく強くならないとあそこじゃなんにもできないもの」
ナサイア [大浴場]
「……いまでも、故郷のために修行をし、いつかは戻りたい……と」
クロナ [大浴場]
「別に故郷の為ってわけでもないけど…まあ、外で過ごすつもりでも一旦は帰らないといけないのかもね」
ナサイア [大浴場]
「一旦は帰らないといけない……そういうものなのですか……」
クロナ [大浴場]
「あんなところだけど一応故郷だものね」
ナサイア [大浴場]
「私にとって故郷は……しがらみでしかないのですが……それでもやはり一度は帰っておくべき……なのでしょうか。それが人族というものなのでしょうか」
クロナ [大浴場]
「別に帰りたくないなら無理して帰らなくていいのよ」
「人族だから、じゃなくてアタシだからいったん帰った方がいいかなって思ってるだけ」
ナサイア [大浴場]
「……そ、そうでしたか。ならよかった……」 安堵したように表情を緩ませる
クロナ [大浴場]
「そんなもんよ」
「自分のやり方を人に押し付ける気はないわ」
ナサイア [大浴場]
「い、いえ。私もまだまだ人族の習慣について勉強中の身でしたので……こちらこそ変な質問しちゃってごめんなさい!」
クロナ [大浴場]
「いいのよ別に」
シトリン・クォーツ [大浴場]
ひたひた、と入ってくる新たな客。湯船で談笑している二人をちらっと見て、洗い場へと移動。
ナサイア [大浴場]
「こ、こんばんわ……」おそるおそる気味の声であいさつ
クロナ [大浴場]
「こんばんは」
シトリン・クォーツ [大浴場]
ざぱーっと勢いよくかけ湯をして、手早く洗っていく。全体的に雑。
シトリン・クォーツ [大浴場]
「ひょえっ。あ、こんばんはぁ……」
首だけ回して、えへ、えへ、と曖昧に笑いながら挨拶を返す。
そのまま、身を清めるとか肌を磨くとか、そういった印象は皆無で、ただ汚れを落とすためだけといった感じであわもこになって、それをまた勢いよくお湯をかぶって流して。
シトリン・クォーツ [大浴場]
「し、しつれいしますぅ……」
ちゃぽ、と湯船に侵入した。お二人とは少し距離が離れている。
クロナ [大浴場]
「なんか慌ただしいわね……」
シトリン・クォーツ [大浴場]
いきなり近くに行くのはなれなれしいし、しかしあからさまに距離をとるのはそれはそれでどうなんだ、といった感じで悩んだ末の中途半端な距離だった。
ナサイア [大浴場]
「…………………」 人見知りっぽい雰囲気に親近感を覚えつつ、ナサイアも根は奥手のため静かに対応する
シトリン・クォーツ [大浴場]
「そ、そうですか……? えへ、早く湯船にって思いましてぇ……」慌ただしい、と言われたことに対して。
モリ [大浴場]
「ここが、浴場…失礼しますね」
浴室の扉を開け入り、まず体を洗いに向かう
クロナ [大浴場]
「まあ、別にいいけど」
「こんばんは」
シトリン・クォーツ [大浴場]
そんな物怖じしたような態度も、湯船に浸かっている間に和らいで……どんどん解けるように脱力して……。
「ほぇっ。こ、こんばんは……」
ナサイア [大浴場]
「こ、こんばんわ……」 シャドウだ、と物珍しそうな視線を向ける
モリ [大浴場]
「どうも、こんばんは」
初対面の女性3人を一瞬一瞥するも体を洗う工程へと戻る
シトリン・クォーツ [大浴場]
新たな客に驚きつつ。え、男の人ぉ……? あーでもそっかこんな大浴場で分ける余裕なんてないですよねぇ……。
ぷか、と浮きかけていたのを座りなおした。
モリ [大浴場]
「失礼します」
3人と離れた位置から浴槽へと入る
シトリン・クォーツ [大浴場]
位置的には多分ナサイアさん+クロナさんーシトリンーモリさんの三角形
シトリン・クォーツ [大浴場]
「……え、とぉ……」沈黙に気まずくなって耐えかねて口を開く陰キャ一名!
クロナ [大浴場]
「な、なにかしら」
モリ [大浴場]
「どうかされましたか?」
シトリン・クォーツ [大浴場]
「……あー……きょうは……いい天気でした、ね……?」しかしろくに会話デッキがない陰キャ!
ナサイア [大浴場]
「そ、そうですね~。おかげで1日中外にいたら汗だくですし日焼けもしてしまいましたが……」
シトリン・クォーツ [大浴場]
「そ、そいえば……すごい日焼け……です、ねぇ……?」
クロナ [大浴場]
「おかげでかなり暑いけれどね、ここに来るまでに色々と訓練してたけどちょっと動くとすぐ汗が止まらなくなるわ」
シトリン・クォーツ [大浴場]
「そですねぇ……こうも暑いと……しんどいし、お客さんもダレがちでぇ……」
ナサイア [大浴場]
「冒険のない日は肉体労働しておりますんで…日焼けはどうしても…」 肌荒れとかを強く気にするタチでもない
「客商売をされてるのです?」
シトリン・クォーツ [大浴場]
「あっ」口が滑った、とばかりにもごもごして。でも言っちゃったしな、と。
「あー、シトリンは……吟遊詩人でしてぇ……」
ナサイア [大浴場]
「バードだったのですねぇ。そしてシトリンさんですね、私はナサイアと申します」
クロナ [大浴場]
「へえ、吟遊詩人ね」
「アタシはクロナよ」
シトリン・クォーツ [大浴場]
(「アーティスト気取りですかぁ? わざわざ自分からひけらかして、だっさ~」と言われる妄想をして勝手にぐるぐるしている)
モリ [大浴場]
(シトリン、ナサイア、クロナ…)
天井を向きながら声の位置から一瞥したときの顔と名前、声音を結び付けている
シトリン・クォーツ [大浴場]
「あっ、ナサイアしゃん……クロナしゃん……え、えへへ、よろしくですぅ……」
クロナ [大浴場]
「外でやる商売はこの時期つらそうよね」
「よろしく」
ナサイア [大浴場]
「この時期の吟遊詩人はやはり夜の酒場とかが稼ぎどころなのでしょうか」
シトリン・クォーツ [大浴場]
「そ、ですねぇ。昼間に往来でやっても、中々寄り付きませんねぇ」
「暑いですし」
ナサイア [大浴場]
「お風呂で汗を流してから仕事場へ、ってところですか?」
シトリン・クォーツ [大浴場]
「あー、そゆわけじゃ、ないんですけど……。シトリン、決まった歌い場があるわけでもないんで……」
「流れ……みたいな……?」
クロナ [大浴場]
「冒険者みたいなものね」
シトリン・クォーツ [大浴場]
「冒険者働きもしますねぇ。やっぱりおひねりとはもらえるお金がちがいますしぃ」
モリ [大浴場]
「…旅の吟遊詩人、すてきだと思いますよ」
超が付くほどに久しぶりのゆっくり入る湯舟を堪能していると感想が漏れる
シトリン・クォーツ [大浴場]
「えっ。えへ、えへへ、そうですかぁ?」てれてれ
モリ [大浴場]
「冒険をすれば、自然と歌のネタにも事欠かないのでしょうね」
シトリン・クォーツ [大浴場]
ほめられると……嬉しい……!
ナサイア [大浴場]
「ええ。冒険の場で呪歌に後押しされたことも何回かあります」
クロナ [大浴場]
「今どんぐらい歌えるのかしら?」
シトリン・クォーツ [大浴場]
「まぁ、シトリンは、冒険を歌にするというより、アガル曲を演奏して熱唱するタイプですけどぉ」ギター振り回して殴ったり
ナサイア [大浴場]
「熱唱……」 初見の雰囲気からはあまり想像できない絵面
シトリン・クォーツ [大浴場]
「バードとして、効果あるレパートリーなら……終律4つと呪歌3つですねぇ。お披露目する曲自体は、他にもありますけど……」
クロナ [大浴場]
「へえ、結構色々使えるのね」
モリ [大浴場]
「お強いですね」
シトリン・クォーツ [大浴場]
「え、えへ、せっかくですし聴いてみます……?」といって、楽器を持っていないことに気付く。
「…………まぁ、タダでは演奏しませんけどぉ!」ごまかし
ナサイア [大浴場]
「…で、でしょうね。お仕事でされてるようですし……」
クロナ [大浴場]
「ま、ここじゃ楽器も使えないものね」
シトリン・クォーツ [大浴場]
以前酔っぱらって娼館で勝手に歌いだしたことある癖にそういう言い訳をする。
モリ [大浴場]
「声だけは、少々味気なさそうですし。初めては万全で聞きたいですしね」
シトリン・クォーツ [大浴場]
「え、へへ、すいません……」目泳ぎ
モリ [大浴場]
「いえいえ、タダで聞く物ではないと思いますから。その対応でいいと思いますよ」
シトリン・クォーツ [大浴場]
「あぅ……」そう素直に受け入れられるとこう……シトリンがロックじゃない感じがしますぅ……!
クロナ [大浴場]
「さてと、そろそろ出ようかしら。またね」
湯当たりする前に風呂をあがる
シトリン・クォーツ [大浴場]
「あっ。お疲れ様です……」
モリ [大浴場]
「また、何処かで」
クロナ [大浴場]
軽く手を振ってから風呂場を出る
ナサイア [大浴場]
「……う。私もちょっと長く浸かりすぎたようですね。途中水分補給もあったとはいえ」
「シトリンさんの話もっと聞きたかったですが、私もこの辺で。いつか演奏してるところをお目にかけられたら幸いです……」
シトリン・クォーツ [大浴場]
「あっはい。また、機会があれば……」
ナサイア [大浴場]
「では失礼しますー」 蛮族らしからぬ恭しい礼をすると、クロナさんの後を追うように退出
モリ [大浴場]
「また何処かで」
「ふぅ…」
少し気を抜いて、改めてリラックスする
シトリン・クォーツ [大浴場]
二人が去って、静寂が訪れて。おどおどしつつも、湯船の心地よさでだんだんと溶けてくる。
シトリン・クォーツ [大浴場]
「……ほへぇ……」
ぷかー
モリ [大浴場]
「溺れないでくださいね?」
水の流れでシトリンさんが脱力し浮かんでいるのを感じて声をかける
シトリン・クォーツ [大浴場]
「あふっ!?」声をかけられたことで慌てて。
シトリン・クォーツ [大浴場]
「あばっ」とぷん、と沈んだ。
モリ [大浴場]
「…あ、大丈夫ですか」
一瞬大丈夫だろうと家族基準で考えるもすぐに駆け寄り手を掴み起こそうとする
シトリン・クォーツ [大浴場]
ただでさえ低い身長で足がつきにくく、軽くパニくっておぼれかけて。
手を掴まれて、なんとか復帰する。
シトリン・クォーツ [大浴場]
「げほ、けーっほ! えあっ!」
むせた。
モリ [大浴場]
「少し、失礼しますね」
背中を強めにトントンと叩き、水を吐かせる
シトリン・クォーツ [大浴場]
叩かれてぷるぷる揺れながら、吐き切る。
シトリン・クォーツ [大浴場]
「……あー……」
モリ [大浴場]
「ご無事でしたか?どこかに打ったり擦った様な外傷はなさそうですけど…」
シトリン・クォーツ [大浴場]
「…………ひょえ……」
そこで、助けられたことに気付いて。
ざぱ、と慌てて湯船から出て。
シトリン・クォーツ [大浴場]
「ごめんなさいぃぃぃいいい!」
土下座して。
シトリン・クォーツ [大浴場]
「ご迷惑を、おかけしましたぁ!」
ダッシュで逃げた。
モリ [大浴場]
「迷惑じゃありませ…あ…」
「……ゆっくりと湯舟でお話というのを、堪能したかったんですけどね」
逃げる彼女を見送りながら、家族での風呂を思い返す
モリ [大浴場]
目を逸らせば即座に拳、蹴り、ホールドからの水攻めが飛んできて、広い風呂場で骨のぶつかる音が鳴り、誰かが窒息で外へ放り投げられていた光景を
モリ [大浴場]
「…まぁ少しだけ、誰か来るのを待ってみますか。兄さん姉さん達が来たら…流石に他の人に迷惑だからしないだろうけど…死合うかぁ」
「兄さん姉さんたち…なにしてるかなぁ。…そろそろ、上がるか」
ぼ~っと、天井を見上げているのも、じっとしているというのはどうにも性に合わず立ち上がる
モリ [大浴場]
「とりあえず…シトリンさんに気にしないでって伝えるのと、曲を聞いてみたいし夜はどこかの酒場に行こう」
計画を立て、風呂場を後にする
GM [大浴場]
そうして大浴場は健全も不健全も飲み込んで、閉館時間まで稼働したのだった…