魔法 御伽噺の存在として闇に隠れていた、選ばれし者にのみその真理を開く物。 隠蔽を行っていた秘密結社として、黄昏の帳幕団も存在したが、 その方針が基本的に現状維持による隠蔽であった為、17世紀頃から進歩せず受け継がれていた。 神格降臨事件の際に再び歴史の表舞台に現れ、科学と混ざり新たなステージに達した。 魔法は成長する存在であり、基本的には年月の古い物の方が効果は強く進化していく。 しかし、新しく作られた魔法は成長する伸びしろがあるため、古い魔法よりも扱いやすさや発展性等において勝っている。 また、魔術とは魔法技術の略であり、科学技術と分けて考える際の為の概念である。 神星降臨 およそ270年前、某国に流星という形で神格存在が空から降臨した事件。 サイズ自体は通常の流星と同じであり、本来ならば大気圏内で燃え尽きるはずであったが、 大気圏内に突入と同時に閃光を放ちながら神格としての姿を開放、首都付近にそのまま降臨した。 黄昏の帳幕団からも複数の魔術師と、突入可能な帳の守聖10人が神格封印に当たったが、 風化処理を施す事による弱体化されていない主神格の荒神を抑える事は難しく、 封印に参加した魔術師は帳の守聖2名と数名を残し殉職し、 世界に魔術や神格存在が存在する事が広まってしまった。 現在でも謎の多い事件であり、神格存在の由来や封印のその後の行方等は調査が続いている。 黄昏の帳幕団 魔法という存在を表舞台から御伽噺として消し去り、 自らの間でのみ受け継ぎ続けて来た秘密結社。 かつて魔術の深淵を覗き、疑似神格としての力すら手に入れたアレストロ・クーレイ。 彼が自らの力と、そしてその力を個人が得る事が出来る魔法という技術に恐れを抱き、 魔法を歴史の表舞台からオカルトとして消滅させる事を目的に行動していた秘密結社。 帳の守聖と呼ばれる最高幹部によって方針が決められている。 彼らの活動内容としては、宗教的儀式や他の魔導結社の魔術形式を、 工作員による、あくまでも確立的な偶然として扱える範囲までに効果を抑える工作や、 古き存在である神格の風化処理を施す事による弱体化、 歴史上に残った術式や魔導書に虚偽の内容を混ぜ込む、 メディア上の非魔法的魔術師、所謂インチキ霊能力者としての活動を行っていた。 あくまでも魔法を表舞台に出さない事を目的にしている為、 封印の為に必要な魔法の継承に重きを置いた集団であり、その技術の研鑽は重視されていなかった。 その為、神星降臨時に対処しきれず、魔法は再び歴史の表舞台に登場したのであった。 魔法が世界に露呈した後は、唯一魔法に対しての知識を持つ組織としての責務からか、 各国に魔法の存在と、基礎的な理論から来る危険性を周知した後、解散した。 帳の守聖 黄昏の帳幕団の最高位に位置する幹部集団。 完全な実力主義でメンバーが制定されている為、 解散時の構成メンバーは最高年齢192歳、最低年齢9歳と非常に幅が広い集団だった。 設立時と同じ数である20名までという定員はあるが、メンバー数が定員以下であったとしても 一定の実力を持たない者で空席を埋める事はしない為、20人で活動していた時期は組織の歴史においてもごく僅かである。 最後の活動である神星降臨時のメンバーが15人であり、 直接参加した上で生き残った2人、参加出来なかった5人の合わせて7人が組織の解散時に生存していたが、 全員が超一流の魔術師である彼らは全員がその後の魔術界に大きな影響を及ぼした。 彼者誰の七星 黄昏の帳幕団の解散時に生き残っていた帳の守聖を指す名称。 彼らは神星降臨直後に存在した魔術師の頂点に立つ存在であり、 彼らから広がった魔術が現在の魔術の原型になっている。 彼らによって広められたそれぞれの魔術体系が、世界に点在する7つの巨大都市である聖地を作成している。 現存する彼者誰の七星の構成メンバーは三名。 科学 神格降臨事件まで世界の全てを構成していた法則であり、 誰の前にも等しく開かれている物。 神星降臨以前において、科学技術は栄華を極めていたが、 革新的なブレイクスルーが数十年単位で進まず、停滞期に差し掛かっていた。 技術的特異点(シンギュラリティ)が目前、と言われ続けそして届かず。 そして、科学は魔法というピースを手に入れる事により、数段飛ばしで進歩する事になる。 魔術と異なり、科学において新しい事は進歩を意味し、より研ぎ澄まされた物である。 流星歴 神星降臨から始まった新暦。 現在は流星歴276年。 魔法の存在が公になった事により、個々人の持てる武力が肥大化し、 法による統治が困難になった事により各地で紛争が勃発し、 流星紛争と呼ばれる紛争により、各国の政治形態は大きく変貌した。 その後、7つの聖地を中心に発展と復興が行われたが、 個人の持つ力が非常に大きくなり、国家による法が支配した世界は終わりを迎えた。 聖地 彼者誰の七星がそれぞれの魔法体系に基づいて誕生させた巨大都市。 隕石の影響によって崩壊した世界において、例外的な発展と復興が行われている。 ここからは魔法の基本設定 精霊 実体を持たないが魂を持つ存在。 存在自体は魔力によって固定されており、 魔法が再び世界に拡散した事で黄昏の帳幕団の手で力を失っていた土着の物が復活。 また、その力や特性に着目した錬金術師によって、人工精霊を作成する魔術が再現された。 肉体を持たないが故に、記憶を保存する媒体を持たず基本的に何かを覚える事は苦手。 高位の存在であれば高い思考能力を持ったりするが、基本的には感情の赴くままに動く。 人工精霊 人工的に魔法によって作られた精霊。 魔力で構造されている存在である為魔法に関しての適正が高く、 電霊機巧に組み込む事で魔法の制御装置兼インターフェイスとして使用したり、 精霊使いとしてデバイスに封じた物を使役する事で、様々な効果を発揮させたり、 人工知能や機械と組み合わせる事で精霊に足りない記憶能力を追加する事で 人造人間を作成する事も可能。 使い魔 ファミリア。 基本的には契約関係にある精霊の事。 感情で動く存在であり、元々魔力の塊である事から刹那的な存在である精霊に核となる存在を与え、 魔術師にとって使役出来る存在にした物。 基本的に核となる存在は宝石等の持ち運びが容易である物が選ばれ、 物を媒体にしている都合上、付喪神の性質が精霊に追加され、持ち主=契約者に対しての好感を得る事が多い。 神格存在 俗に言う神と呼ばれる存在。 圧倒的な力を持ち、一流の錬金術師と比べても尚隔絶した力を持つ存在であるが、 その存在には枠が課せられており、その枠に思考や力を縛られる部分もある。 破壊神であれば壊す事に力や思考が方向性付けられ、 守護神であれば守護対象にその力を向ける事は出来ない。