第一聖地 撞撃坑内機械化地下都市 錬金術という、魔法と科学を組み合わせた技術体系が広まっている。 隕石のクレーター跡に作成された聖地であり、神格存在の残滓が強く残っている事もあり、その発展は目覚ましい。 地表では魔力嵐が吹き荒れている為、危険である。 物語の舞台にするつもりだったから設定が一番しっかりしてる。 上層と下層に分かれた格差社会になっており、自力救済が横行する力こそ正義、な世界。 アーティファクトという、機械の補助により魔法を扱うガジェットが流通しており、 個々人の資質に頼らない魔法の運用が可能となっている。 錬金術 かつて魔法と科学を分けた学問であり、現在においては魔法と科学を組み合わせた学問。 魔法を機械で制御する事により、古くから存在する魔法を劣化させずに制御を行う事を可能とし、 また人工精霊と人工知能を組み合わせる事による疑似人格を形成させる事による人造人間等、 地下都市の世界の根幹を為す技術形態である。 また、個人の技量や素質に強く影響される魔法の汎用化に非常に貢献した。 ギルド 現在舞台となる地下都市において最も力を持つ大企業。 多くの錬金術師を職人として雇う事において、非常に高い技術力を誇っており、 安価な量産品と受注生産品を使い分ける事によって支配力を高めている。 霊電機人(サイボーグ)の戦闘員も多く保有しており、 自己救済を主とするこの世界において、倫理的な問題を抱える人体実験等、 一般人に被害が出る事を無視したギルドの行いを咎める事は難しく、 ギルドの職員も自らを特権階級と見做している事も多い事から、市民感情はあまり良くない。 シルバーバレット 舞台となる地下都市に存在する非合法自警団。 現在の自己救済を元にした価値観において、危険な錬金術師を始末する事が活動内容。 得てして無軌道な暴力集団になりがちなこのタイプの組織と異なり、 メンバー内での規律を破った者への過激な処罰と、 創設者のカリスマをもって本来の目的を維持し続けている。 市民感情もそこまで悪くは無いが、ギルドの構成員を複数狩っている事から、 シルバーバレットの構成員にはギルドから報酬金が設定されている事もあり、 組織自体に対して悪感情を持っていなくても、個人として関わり合いにはなりたくない、という人間が多い。 霊電機巧 アーティファクト。 魔法を機械によって制御した物品の総称であり、 地下都市の社会を構成する最も大きな技術体系。 企業により量産された物から、職人により一つ一つ手作りされた物まで幅広く存在する。 本来であれば特定個人しか扱えないような高度な魔術を、誰でも使えるようにした物等は非常に高価。 安価で扱いやすい企業産、ほぼ一点物であり高価だが圧倒的な性能を誇る職人の物で住み分けられている。 霊電機巧を主に扱う技術者の事を錬金術師と呼ぶ。 霊電機人 サイボーグ。 霊電機巧の技術を用いて改造された人間であり、 特化した用途において圧倒的な性能を誇る。 ノーアクションでの魔法の発動、人工知能や人工精霊による魔術的な補佐等、 その人間の魔術師としての適性や能力を跳ね上げる事が可能である為、 戦闘を生業としている者は大なり小なり自らの肉体を改造している。 また、錬金術師にとって自らの改造は非常に大きなイベントであり、 多くの錬金術師は自らの能力の集大成として自らを改造する為、 殆どの錬金術師の最高傑作は自らの肉体である。 人造人間 ホムンクルス。 科学と魔法の粋を集めて作成された存在であり、 人工精霊をベースに人工知能やメモリーを追加する事により、 高度な計算能力や精密性と記憶力、豊富な感情を持ち合わせている。 基本的には作り手である錬金術師や、マスター登録された相手に対して従順であるが、 それは核となる人工精霊が使い魔として作成されたからであり、 内部のAIの設定等も相まって、それぞれの役割を持った存在として作成されるからである。 専用に調整すれば戦闘用の霊電機人と遜色のない戦闘力がある為、護衛として持つ者も多い。 その性質上、人造人間である期間が長い個体になればなるほど、人間臭い情緒を持つ傾向にある。 メインストーリーライン 地下都市の構造は自己増築と修復が行われている為、ギルドですら把握出来ていない。 そんな中、ジャンク屋の主人公は廃棄物品の中からアーティファクトの残骸を回収し、 修理販売を行う事を生業としていた。 そんな中廃棄場で起きたジャンクを巡るトラブルにより、いままで知らなかった道に迷い込んでしまった彼は、古い保管カプセルを発見する。 そこで見つけた少女型の旧式人造人間であるマルテアは、記憶こそないが、自らは一流の錬金術師であると言う。 彼女から錬金術師としての技術を教わり、主人公が一角の錬金術師としての道を進む中、 ギルドに命を狙われ、既に死亡した筈の彼者誰の七星の一人、藤杜 羽月を名乗る存在と出会う。 マルテアに用があると告げ、立ちふさがる彼女。 地下都市全体を揺るがす事件。 それはこの世界の成り立ちである、神星降臨までもが関係しているらしく‥‥? 神星降臨等のこの世界においての重要ワードを一番多く使っている事もあり、 一番世界観と話がリンクした作品。 多分一作目。 主要人物 主人公 地下都市のジャンク屋であり、廃品を材料にして新しい機能を持つ製品を作成する事を生業にしている。 錬金術師としての才はあるが、環境と基礎学習が足りない為、その才能は開花していない。 マルテアに師事する事で、錬金術師としての才を強めていく。 最初は旧式の人造人間だと思って侮っていたが、マルテアの技術力と魔法の才を見せられてからは素直に尊敬し、 師として仰ぐうちに、親のような、姉のような、或いはそれ以上の感情を抱いていく事になる。 マルテア 古い保管カプセル内に保管されていた少女型の旧式人造人間。 自身の事を天才錬金術師と豪語して憚らない。 しかしその実力はその自負に相応しい物であり、主人公がストックしていたジャンク品で自らの肉体を数世代分アップデートしてみせた。 素材と設備があれば、今の最新型の二世代先までは出来る、とは本人談。 秘めた魔力も一流のそれであり、その出自含めて謎の多い存在。 藤杜 羽月 彼者誰の七星の一人であり、この聖地を作り上げた張本人。 圧倒的な魔力を誇り、様々な魔術を扱う事を可能とする。 ただし、壊す事に適正が向いている為か、何かを造る事は非常に不得手。 とは言え大抵の事は魔法で何とかしてしまう為、道具の類は基本的に不要である。 ギルドの使者としてマルテアを執拗に付け狙う。 マルテア曰く、”藤杜 羽月”当人ではあり得ない、との事だが‥‥ 弦矢 束 羽月の従者であり、ギルド最高位の錬金術師である、グランドマスターの称号を持つ青年。 破壊に特化した羽月のサポートを行う職人であり、彼女の必要に応じた作品を作りだす。 我儘の多い羽月に振り回される事も多いが、ふてぶてしい性格故に上手くやれている。 伝説の存在であった彼女と最初に出会った時こそ、絶対的な尊敬の念を抱いていたが、 最高位の錬金術師、と言われていた筈なのに、何かを作り出す事の出来ない彼女の実態を見てからは割と扱いが雑に。 夜見 椎那 シルバーバレットのトップに与えられる称号である、魔弾の射手の三代目。 複数の精霊と契約しており、銀弾に彼らの魔力を籠めて発射する霊電機巧の使い手。 非合法的な形ではあるが人々を守る存在であり、 隊員達への内部的な規律に極めて厳しい。 これは法が機能していないから自分達が代わりに人々を守るという大義を掲げている以上、 その自分達自身が内部規律を守らなければ、ただ闇雲に人々にその暴力を振るう存在になってしまうから、という考えから。 また、内部粛清の際は可能な限り自らが粛清を行うと決めており、仲間を撃つ感覚を自分だけで背負おうとしている。 過激ではあるが個人としてはむしろ温厚な部類。