第三聖地 常夜大樹結界都市 巨大な大樹によって守られた都市であり、その根の届く範囲に巨大な結界を張る事で守られた土地。 常に薄曇りである事と、巨大樹の枝葉により覆われている事から常に夜のようだが、 発光植物が街頭のように設置されてあり、完全な暗闇では無い。 植物の力を借りた魔女の魔法、ウィッチクラフトが発展した都市であり、人々は植物と共生して生きている。 結界内部は都市だけでなく、農園や森、湖まで含まれている。 都市は木の根元だけでなく、大樹の枝や幹にもログハウス形式の住宅が存在している。 この都市での魔法使いは男女問わず全て魔女と呼ばれ、箒での飛行が一般的。 ウィッチクラフト 魔女の使う魔法の相称であり、本来はまじない、占い、植物を用いた製薬術の相称であるが、 結界都市の始祖が植物の力を増幅して利用する事を得意としており、彼女からこの都市に魔法が広まったが故、主に植物を扱うものが多い。 単なる治療に使う薬品の製作から、箒による飛行術の基礎になる飛行軟膏の作成等、その用法は幅広い。 現代の魔女はある程度専門分野を決め、その系統の専門家になる事が多い。 宵母樹 街の根幹である巨大樹。 一つの都市を丸ごと覆ってしまう程の巨大な樹木であり、その根が魔方陣の役割を持ち、外界から都市を守っている。 余りにも大きく、その樹影となる都市は殆ど夜のようになってしまう事から、宵母樹と呼ばれる。 その枝等は魔女にとって最高の箒の材料となる他、実は霊薬の原料にもなるなど、都市の魔女にとって最も重要な植物。 灯花通り 商店や住宅が並ぶ、活気ある地区。 頭上には蔓が渡され、そこから発光する灯花籠がいくつも吊り下げられている。 花は人の声に反応して明るさを変えるため、賑やかな程に明るく輝く。 眠り苔区 大樹の影が特に濃く、昼でもほぼ一切の光が届かない地区。 建物の壁や屋根を発光苔が覆っている。 静かで眠るのに適した場所とされ、柔らかな光は灯花とは違う癒しを感じるからと、宿屋や療養施設が多い。 この地に住む住民は、弱く柔らかな灯りを好む。 月蜜農園 魔力を蓄える果実を育てる農園。 果実は食料になるだけでなく、魔力薬の原料になる等、様々な用途に用いられる。 街を支える重要な地区である。 根下街 宵母樹の巨大な根の隙間に作られた地下地区。 菌糸、地下水、根菜、鉱石を利用した工房が集まる。 空すら見えないが、ヒカリゴケによりほんのり明るく、住民たちはその環境を気に入っている。 ストーリーライン 主人公は、町の光を任された魔女。 箒で街を飛び回り、弱っている灯花へ光を与える。 市場では店に合わせた色に発光するよう調整を行い、 地下では明かりを余り好まない魔女の為、薄明りとなる苔を届ける。 常夜の街は暗いながらも明るく、豊かに暮らしていた。 だが、長い間、人々を守り続けてきた宵母樹に疲弊の兆候が現れ始めてしまう。 宵母樹が枯れる事は、都市の終わりを意味する。 大魔女の弟子であり、宵母樹の管理を行う魔女が、 街の植物の力を宵母樹に注ぐ事で回復させると宣言する。 それは、一時的に町が本当の暗闇に包まれる事になる事を意味していた。 主人公は、街から光を失わせない為に、複数人の魔女で光を呼ぶ事を考え、協力を募る。 そして、いよいよ宵母樹の治療が始まり、街が暗闇に包まれる。 それに合わせ、主人公を中心とした魔女たちによる儀式‥‥サバトが始まり、 街に光を呼び寄せようとする。 そして、その行為により、宵母樹が予想以上の回復を見せていく。 彼女達の祈りは、ただ光を放つだけでなく、光を呼び、雲を割いていたのだ。 日の光を浴び、宵母樹は力を取り戻す。 木漏れ日が街に差す。 常夜の街に、初めて朝が来た。 そうして宵母樹は力を取り戻し、再び薄暗くなるけれど。 人々の笑顔が絶えない、明るい空気がそこにはある。 主人公 街中に発光植物を届ける事を仕事にしている魔女の少女。 明灯花の魔女であり、光を届ける配達人でもある。 発光植物を扱うだけでなく、魔法で光を発生させる事で、光合成を促し植物に元気を与えたりもしている。 明るく人懐っこい性格であり、考えるより先に動くタイプ。 薬草魔女ミレイユ 主人公の幼馴染の魔女であり、 植物同士の力を繋げる接ぎ木の魔法を使う事が出来る。 薬草・毒草の知識も豊富な、一般的なウィッチクラフトに長けている。 落ち着いた性格で、何事も慎重に考える。 菌糸魔女モルケ 地下都市の魔女であり、植物でなくキノコや菌糸を扱う。 無口で人前に出ることを嫌うが、都市地下に張り巡らされた菌糸網を通して、街中の植物の状態を把握している。 彼女の菌糸は植物同士をつなぎ、離れた場所へ情報を運ぶネットワークのように機能している。 大魔女ネヴェル 彼者誰の七星の一人であり、植物と心を通わせる偉大な魔女。 世界の崩壊に対し、宵母樹と結界で対抗し、自ら宵母樹と一体化する事によって人間としての命を終えた。 魔女長アルマ 宵母樹の管理を担う魔女たちの長。 西の魔女の直弟子の最後の世代であり、街の歴史に詳しい。 厳格に見えるが、甘い菓子と祭りが好き。 花灯燈職人フィン 魔女ではない少年。 発光植物を収めるランタン、反射鏡、光を導くガラス管を作る職人見習い。 植物の魔力を持たないため、魔女たちのような術は使えない。 その代わり、光を広める道具を作る技術を持っている。 主人公とは配達先でよく顔を合わせる友人。 ある程度の問題はあるけれど、どちらかと言えば明るいストーリー。 日常物要素が強め。