報告ジーコスピンオフリメイク01 ロングインタビュー ──長期間にわたる撮影、本当にお疲れ様でした。まずはクランクアップを迎えた今の、率直な心境をお聞かせください。 楓(女優): ふぅ……(ミネラルウォーターを一口飲み、微笑む)。 ありがとうございます。正直、今は身体の力が抜けた感じです。 これまでの女優人生で、ここまで全力を出した作品は初めてでした。 感情も、体力も、体の中のものも全部出しましたから(笑)。 ──今作『報告ジーコ』は、近親相姦、排泄行為、精神的屈辱といった、極めて過激でタブー視されるテーマを扱っています。最初にオファーが来た時、あるいは脚本を読んだ時、どう感じましたか? 楓: 最初は、正直に言うと「狂っているな」と思いました(笑)。 単なるエロティックな作品を超えて、激しい執着や汚濁が詰め込まれていましたから。 普通の倫理観で見れば、間違いなくアウトな作品です。 精神的にも引きずられそうな重さがありました。 でも、脚本のト書きにある「上書き(Overwrite)」という言葉を見た時、強く惹かれたんです。 ──「上書き」。この物語の核心ですね。 楓: ええ。過去のトラウマを忘れるのではなく、愛する人の存在感で塗り潰すという発想。 それが悲痛でありながら、魅力的だと感じました。 「この楓という女の子は、可哀想な被害者ではなく、自分の身体を『兄専用の器』に変えることで世界に復讐しようとしているんだ」と解釈したんです。 そう思ったら、この役は私にしかできない、絶対に演じたいと思いました。 ──役作りについて伺います。楓は「クールな妹」でありながら、兄の前では「媚びる雌」へと変貌します。この二面性をどう演じ分けましたか? 楓: 演じ分けるというより、混ぜ合わせる感覚でした。 彼女の媚びには計算があります。「こうすれば兄さんは喜ぶ」「こうやって果てれば離れられない」という計算です。 だから前半のシーンでは、少し理性を残した目で兄さんを見るようにしました。 「私は今、あなたのために『壊れた妹』を演じているのよ」という視線を隠しながら。 ──それが後半に進むにつれて、演技ではなくなっていく? 楓: そうなんです。監督の指示も具体的で……。 特に精神的な極限状態へのアプローチが始まったあたりから、私自身の計算が吹き飛びました。 物理的に拡張されて液体を注がれる感覚は、演技では耐えられません。 頭で考えるより先に、身体が「兄さん、許して」と声を上げてしまう。 あの瞬間、私は女優であることを忘れ、本当に「楓」になっていたのだと思います。 ──濃厚なお話をありがとうございます。次は、その具体的な「肉体的な役作り」について、さらに深く掘り下げていきたいと思います。 楓: 手加減してくださいね。 でも、話していると、また当時の記憶が蘇ってきそうです。 それくらい、現場の記憶が強く残っているので。 ──精神的な役作りについて伺いましたが、今回はよりフィジカルな面についてお聞きします。今回の撮影にあたり、肉体的な準備は相当過酷だったのではないですか? 楓(女優): そうですね……(少し遠くを見る)。 普通の撮影ならジムに通って体を整えたり食事制限をしたりする程度ですが、今回はそれでは足りませんでした。 楓というキャラクターは、ただスタイルが良いだけではなく、「兄さんのために、いつでも受け入れられる準備ができている身体」でなければならなかったんです。 ──作中では、特に後ろの開拓について、衝撃的な告白がありました。「兄のために毎日一人で耕していた」という設定ですが……。 楓: ええ。あの設定には、女優としての私も共感しました。 正直に言いますが、撮影のために私も準備をしたんです。 激しい行為や大量の液体の注入に耐えるには、生半可な状態では身体を痛めてしまいます。 クランクインの数ヶ月前から、自宅で器具を使って少しずつ後ろを広げていきました。 ──それは、役作りとして? 楓: 最初はそうでした。プロとして現場でNGを出さないためです。 でも、毎晩鏡の前でお尻を開いて器具を入れているうちに、不思議な感覚になりました。 「私は今、誰のためにここを広げているんだろう」と。 脚本の中の楓が見えない兄を想って自慰をしていたように、私もまだ見ぬ「兄役の彼」を受け入れる瞬間を想像して、痛みの中に甘さを感じるようになっていったんです。 ──撮影前からすでに、楓と同化し始めていたんですね。 楓: はい。だから本番で彼に「驚くほど滑らかだ」と言われた時、本当に嬉しかったです。 「私の準備が報われた。この穴は彼のために完成したんだ」と思いました。 プロ意識と楓としての献身が、私の中で混ざり合った瞬間でした。 ──兄役の俳優さんとは、撮影前にどのようなコミュニケーションを? 楓: 言葉での打ち合わせは最小限でした。 その代わり、監督の提案でお互いの「匂い」を共有しました。 彼の香水や汗がついたシャツを借りて枕元に置いたり、私の私物を渡したりしました。 そうやって、お互いの存在を脳に慣らしていったんです。 だから初日の撮影で抱きしめられた時、初めて肌を合わせたはずなのに、何年も連れ添ったようなフィット感がありました。 ──なるほど。「生の匂い」というテーマは、そこから始まっていたわけですね。 楓: そうです。 だから本番で彼が汗だくになって覆いかぶさってきた時、その匂いを嗅ぐだけで体が反応しました。 準備は万端でした。あとは彼に任せるだけ。 私の身体は、カメラが回る前から「彼専用の器」になっていたんです。 ──壮絶なプロ根性を感じます。次は、いよいよ撮影本番。特に序盤の「屈辱のシーン」や「撮影報告」の裏側についてお伺いします。 楓: ええ、ぜひ。 あの「カメラの前で媚びる」シーンも、私の中で大きな転換点でしたから。 ──物語で描かれた「撮影されている状況下での演技」について伺います。楓というキャラクターは、複数の暴漢によって辱められ、それに耐えかねて媚びを売るという複雑な心理を見せました。 楓: あのシーンは本当に精神を使いましたね。 普通の濡れ場なら相手役と呼吸を合わせればいいですが、あのシーンには「カメラのレンズ」という視線があります。 レンズの向こうに無数の男たちの視線がある。その視線に晒されながら恥部を広げ、「見てください」と頼む。 女優としてカメラに慣れている私でさえ、あの時は足が震えました。 ──作中では、羞恥心から逃れるために心が「抵抗」を捨て、「服従」を選んだという描写がありました。あの時の楓の心境は、実際に演じていて理解できましたか? 楓: よく分かりました。 私も最初は「恥ずかしい、見ないで」と思って演じていました。でも監督が「もっと広げろ」「中が見えるように」と指示を出してきて。 照明が熱く、汗が目に入り、股間を開いた状態で……。 その状態で、頭の中が真っ白になりました。 「もう無理だ。隠せないなら、全部さらけ出して楽しんでいるフリをしよう」と。 それが、あの「もっと、見せてあげるから」というセリフに繋がりました。 ──それは、演技プランを超えた防衛本能だったと? 楓: そうかもしれません。 プライドを守るためにプライドを捨てる。矛盾していますが、あの時の私にはそれしかありませんでした。 でも不思議なことに、一度媚びることを受け入れると、体が熱くなったんです。 カメラに向かって格好の悪いポーズをとる自分、流惑してねだる自分。 そんな「落ちた自分」を演じることが、快感に変わっていきました。 ──その「媚び」が、後の兄への献身にも繋がっていくわけですね。 楓: ええ。あのシーンで学んだのは、「相手を喜ばせるために自分を低い場所に置く快感」でした。 兄さんの前で無様に果てたり、屈辱的になったりすること。 普通なら屈辱的な行為が、あの経験を経て「最高のサービス」だと思えるようになったんです。 だから、本編での私の声や表情は、演技というより兄さんへの求愛のようなものだったのかもしれません(笑)。 ──なるほど。屈辱が愛のスパイスになったと。次は、いよいよ物語の核心である「兄との共犯関係」と、あの衝撃的なバックの撮影秘話に迫りたいと思います。 楓: いよいよ本番ですね。 あの時の彼との空気感……今思い出しても緊張します。 楽しみにしていてください。 ──さて、いよいよ今回は物語の大きな転換点となったシーンについて伺います。台本を読んだ時、あるいは撮影当日、躊躇はありませんでしたか? 楓: 躊躇はもちろんありましたよ。 覚悟はしていましたが、やはり後ろを使うというのは、女性として最後の砦を渡す感覚ですから。 でも不思議なことに、撮影が進んで兄役の彼との信頼関係が深まるにつれて、「彼になら裏側を見せてもいい」という気持ちに変わっていきました。 ──作中では、楓が「兄のために密かに準備していた」という衝撃的な告白がありました。この設定を演じるにあたって、どのような準備を? 楓: (少し頬を染めて)……実は、先ほど申し上げた通り、私も撮影前から自宅で準備をしていたんです。 楓の気持ちに近づくには、痛みや異物感、そしてそれが快感に変わる過程を自分の体で知る必要があると思って。 だから本番で彼が入ってきた時の馴染む感覚や、ようやく入ってきたという充足感は、演技だけではありませんでした。 ──あの言葉を口にする時の心境は? 楓: あの言葉は、排泄するための穴を性器と認める言葉です。 でも彼に後ろから抱かれて耳元で囁かれたり、自分から「私の後ろを見て」と言わされたりしているうちに、感覚が麻痺していきました。 「ここはもうお尻の穴じゃない。彼を受け入れるための場所なんだ」と。 そう考え直した瞬間、恥ずかしさが快感に変わりました。 ──実際の撮影中、兄役の方との合わせはどうでしたか? 楓: 激しかったです。 リハーサルとは違う熱量で、彼が入ってくるんです。 痛みもありますが、それ以上に物理的に押されている重みがすごくて。 身体が彼の形を覚えていく感覚に、頭が真っ白になりました。 監督から「もっと表情を出して!」と指示が飛ぶのですが、あの時はもう演技プランどころではなく、ただ必死に彼にしがみつくだけでした。 ──あのシーンの楓の表情は、確かに演技を超えた表情をしていました。 楓: ありがとうございます。 あの撮影が終わった後、しばらく椅子に座れませんでした(笑)。 でも、その痛みさえも「彼に愛された証拠」のように思えて……。 本当に楓という役に侵食されていたのだと思います。 ──身体を張った熱演、恐れ入ります。そして物語は、その開かれた穴へ「注ぎ込む」フェーズへと移行します。次は、その「充填」の感覚についてお聞きします。 楓: はい。中に出される感覚も、忘れられない体験でした。 (水を一口含み、思い出すように目を細める) ──衝撃的なシーンの裏側を語っていただきました。今回はそこからさらに踏み込んだ、「中に出される」シーンについて伺います。作中では、様々な液体が注ぎ込まれました。 楓: そうですね(視線を落とす)。 あれは撮影の中でも一番重い体験でした。 映像としてのインパクトもそうですが、演じている私自身の身体にとっても強い感覚でした。 ──「物理的に重い」とは、具体的にどのような感覚だったのでしょうか? 楓: 文字通りお腹が重くなるんです。 中に温かい液体が大量に流し込まれ、内臓が圧迫される感覚。 普通なら苦しいとか出したいと感じる異物感ですが、あの時は不思議と愛おしく感じました。 「兄さんの熱が私の中に入ってきた。空っぽだった私が彼のもので満たされていく」と安堵しました。 ──それは、役としての楓の感情ですか? それとも……。 楓: もう区別がつかなかったですね。 彼が私の腰を掴んで「出すよ」と言った時、私のアナルの奥が待ちきれないように収縮して。 実際に温かい液体が注入された瞬間、強い快感に襲われました。 「汚される」ことがこれほど「満たされる」ことに繋がるとは、初めて知りました。 ──作中では「性の匂い」という表現が頻出しました。現場の空気感はどうだったのでしょうか。 楓: 密室の熱気、ローションの匂い、そして汗の匂いがすごかったです。 私は彼の汗の匂いが好きになってしまって(笑)。 彼が覆いかぶさって首筋に顔を寄せてきた時、その匂いを嗅ぐだけで体が反応するくらいでした。 映像に映らない匂いや温度が、リアリティを生んでいたのだと思います。 ──液体を受け入れるという行為については、どう解釈して演じましたか? 楓: 所有の表現だと解釈しました。 排泄物を相手の体内に入れるなんて普通は拒絶します。 保険的な安全を捨てて、「この人は私の全てを受け入れてくれるし、私もこの人の全てを受け入れられる」という絆を感じました。 撮影中、お腹が膨らんだ自分を見て「ケダモノになっちゃったな」と思いましたが、同時に「とても幸せだな」とも思えました。 ──その言葉は、この物語の核心を突いていると思います。さて次は、いよいよ物語のクライマックスについて伺います。 楓: はい。あそこが本当の意味での私の陥落でしたから。 お腹の奥を押される感覚は、思い出すだけで痛みますね。 ──物語はいよいよクライマックス、最大の難所へと突入します。奥を直接攻められるという極限のシチュエーションですが、撮影時の心境はいかがでしたか? 楓: あのシーンは正直、記憶が曖昧なんです。 演技プランやカメラ位置などの理性が吹き飛ぶくらい、強烈な体験でした。 普段は閉じている場所を押される感覚は、痛みと快楽の境界がなくなり、頭が痺れる衝撃でした。 ──作中では独特な音が使われていましたね。 楓: ええ。台本を読んだ時はどう表現すればいいか迷いましたが、彼の先端が奥に触れた瞬間、わかりました。 粘膜と肉が擦れ合って、頭の中で音を感じるような感覚がありました。 体の奥、誰にも触れさせたことのない場所を突かれるたびに、自分の根底が揺さぶられる感覚でした。 ──あのシーンの楓さんの表情は、凄まじいものでした。 楓: 監督からも「きれいに映ろうとせず、ただの肉になれ」と言われていました。 目を剥いて、唾液を垂らして……女優としてはNGギリギリの顔だったと思います(笑)。 でもあの時は、兄さんに中を動かされること以外、何も考えられなくなっていました。 「もっと奥まで」と叫んでいたのは、セリフではなく本能からの声でした。 ──兄役の方の熱演も凄まじかったです。現場の空気感はどうでしたか? 楓: 彼も必死な目をしていました。 汗だくになって腰を打ち付ける彼の姿が見えて、その必死さが愛おしかったんです。 私を支配しようとする強さと、求めてくる真剣さ。その二つが混ざり合った彼が奥を叩くたびに、「私はこの人のものだ」という服従感が身体に刻まれました。 ──そして迎える、連続絶頂と最終的な射精。あの瞬間の感じは? 楓: 言葉になりません。 何度も絶頂して身体の感覚が麻痺しているのに、彼が「出すよ」と言った瞬間、身体が勝手に反応して吸い付きました。 熱い精液が奥に届いた時、物理的にお腹が膨らむ感覚があって、その重みを感じた瞬間、私の中で何かが完了した気がしました。 撮影が終わった後も、しばらく彼から離れられず、繋がったまま二人でじっとしていました。 ──魂ごと持っていかれた撮影だったわけですね。次は、その激闘の後の「事後」、順調な結末に向けたエピソードについて伺います。 楓: はい。あの静寂と、生々しい感覚についてお話しします。 ──壮絶なクライマックスについて伺いましたが、今回はその後の「事後」、そして物語のエピローグについてお聞きします。激しい撮影を終えた直後、現場はどのような雰囲気でしたか? 楓: カットがかかった後も、しばらく誰も動けませんでした。 私と彼は汗とローションで濡れたままベッドの上で重なっていて、スタッフさんも声をかけるのを躊躇う静けさがありました。 普通ならすぐに離れますが、あの時は彼から離れるのが怖くて……彼も抱きしめる腕を解こうとしませんでした。 ──作中では「性の匂い」に満ちた幸福な眠りにつくシーンがありましたが、あの時の心境は? 楓: 本当にあんな感じでした。 身体中が痛く、お腹の中も重いのですが、それが全部安心感に変わるんです。 「私の中身が入れ替わったんだな」と。 空っぽだった場所に確かな重みがある安心感が心地よくて、そのまま眠りそうでした。 ──そして物語は、両親への告白、日常への回帰へと進みます。特に学校でのシーン、「良いことあった?」と聞かれて微笑むラストは印象的でした。 楓: あのシーンは大好きです。 クラスメイトたちは夏休みの話をしている中で、私だけは誰にも言えない秘密を抱えている。 その落差と秘密を抱えている感覚を表現したくて。 友達を見る時、「私の中には今も彼がいる」という背徳感がありました。 ──役に合った演技でしたね。 楓: ありがとうございます。 普通の幸せはいらない。世間からどう思われようと、彼といることだけが私の幸せ。 そんな楓の生き様を、あの微笑みに込めようと思って演じました。 ──この作品を通して、楓さんご自身の死生観や恋愛観に変化はありましたか? 楓: ありましたね。 以前は「愛されること」=「大切にされること」だと思っていました。 でも今は、自分の形を変えることも愛の一つの形だと理解しました。 相手のために自分の形を変えること、相手を受け入れること。それが愛なのかもしれないと。 ──深い解釈だと思います。さて、ここからは少し趣向を変えて、両親役の方々について、そして共演者である「兄役」の方についてもお話を伺いたいと思います。 楓: わかりました。お話しします。 ──読者からの反響も大きかった「両親との対峙」のシーンについて伺います。物語の冒頭での「土下座」、そして終盤での赤裸々な「事後報告」。この二つのシーンは、楓というキャラクターの変遷を象徴していました。 楓: あのラストの報告シーン、個人的にすごく気に入っているんです。 普通ならありえないシチュエーションですよね。実の親に向かって、「兄さんの精液とおしっこでお腹がいっぱいです」と言うなんて(笑)。 ──まずは冒頭の「土下座」から。あの時の心境は? 楓: あそこは許しを乞うというより、「認めてもらうための覚覚」を見せる気持ちで演じました。 「私たちが付き合うことを認めなければ死ぬ」という静かな決意です。 床に頭をつけながら視界の端で兄役の彼の手を握りしめていたのですが、彼の手が温かくて。「この人と一緒に行こう」と決意したシーンでした。 ──そして物語を経て、ラストの「報告会」へ。あそこでの楓は、冒頭とはまるで別人のようでした。 楓: ええ。もう恥ずかしがる事なんて無くなっていましたから。 あそこの撮影は、実際にお腹の中にお湯を入れた状態で挑んだんです。 お腹が張って少し動くと漏れそうな状態で、両親役のベテラン俳優さんの前に座って。 排泄物を受け止めたことや、お尻のことの説明をするたびに、頭がクラクラしました。 ──ご両親役の方々の反応は? 楓: お二人ともプロフェッショナルで、私の堂々とした様子に本気で驚く演技をしてくれました。 特に印象的だったのが、私が「兄さんと居られて幸せだ」と言った時、お母さん役の方が涙ぐんでくれたことです。 「狂っているけれど、これは愛なんだ」と認めてもらえた気がして、胸が熱くなりました。 ──作中では、感極まって抱きついた拍子に、中から「漏らして」しまう描写がありました。あれは……。 楓: (顔を赤くして)……あれは実はハプニングだったんです。 台本には「抱きつく」としか書いていなかったのですが、感情が高ぶりすぎてお腹に力が入った瞬間に、仕込んでいたローションが溢れてしまって。 スカートが濡れていく感触がリアルで、「本当に漏らしてしまった」と恥ずかしくなりました。 でも監督がカットをかけなくて(笑)。 結果的に、「溢れてきちゃった」というセリフが自然なアドリブになりました。 ──あのアクシデントが、満たされている証明として機能したわけですね。 楓: はい。「ごめんなさい」と言いながら、心の中では「見て、私こんなに彼のものでいっぱいなの」と見せつけているような感覚がありました。 あのシーンを撮り終えた時、ようやく楓という役を完成させられたと思います。 ──ありがとうございます。とても濃密なエピソードでした。さて、いよいよ撮影を終えた後の「彼」との関係、そして女優・楓の未来についてお聞きします。 楓: 終わるんですね。 彼のこと、話しちゃいましょうか。 私の本当の気持ち。 ──撮影を終えた今、共演者である「彼(兄役)」との関係は、どうなっているのでしょうか? 楓: (数秒の沈黙の後、微笑んで) ……そこを聞かれますか。 撮影が終わった日、私、家に帰れませんでした。 衣装を脱いでメイクを落としても、「兄さんと離れたくない」と思っていて。 そうしたら彼が手を引いて、「じゃあ、このまま一緒にいようか」と言ってくれたんです。 ──それはつまり……。 楓: ええ。今は一緒に暮らしています。 役としての関係なのか現実の恋人なのか、定義はできません。 ただ、朝起きたら隣に彼がいて、夜は抱きしめられて眠る。 時には撮影の時のように、お互いを求め合うこともあります(笑)。 カメラがなくても、私たちはもう一緒にいるんです。 ──まさに、物語が現実に繋がったわけですね。女優としての今後の展望は? 楓: 正直、困っています。 あんなに濃密な体験をしてしまったので、普通の恋愛ドラマや綺麗なヒロイン役には戻れそうにありません。 「もっと激しい役をやりたい」という欲求が出てしまいそうで。 だから……これからも、そういったオファーがあったら出演したいと思っています。 ──ありがとうございます。間違いなく、楓さんはこの作品で唯一無二の女優になりました。最後に、このインタビューを読んでいるファン、結びへメッセージを。 楓: 最後まで見届けてくれてありがとうございました。 作品は完結しましたが、私と彼の生活はこれからも続いていきます。 もしまた見なくなったらいつでも来てくださいね。 準備して待っていますから。 (インタビュー終了) インタビューの収録が終わり、ICレコーダーが止められる。 楓はリラックスした様子で足を組み替え、ミネラルウォーターのボトルを触りながら視線を向けた。 楓: 「……んー、やっと終わった。お疲れ様でした、みなさん」 (彼女ははだけた胸元を直さず、こちらを見つめる) 「ねえ、公式のインタビューで聞けなかったこと、まだあるんじゃないですか? せっかくだし、なんでも答えますよ。 例えば…… 『あのシーンの時、本当はどこまで感じてたの?』とか、 『撮影外で、彼とどんな練習をしてたの?』とか」 (楓は微笑み、首を傾げた) 「ほら、遠慮しないで。何か聞きたいことはないですか?」 楓: 「年齢? 直球ですね(笑)。 女優に年齢を聞くなんてデリカシーがないんだから……」 (彼女は唇を突き出したあと、声を潜めて囁いた) 「……23歳です。 楓ちゃんと8歳差ですね。 あっ嘘です(笑) 登場人物はみんな成人しておりますので ええと、楓ちゃんの好きな数字が15なんですよ!」 報告ジーコスピンオフリメイク02 カメラのフラッシュが焚かれる。 高級ホテルの会見場。無数のマイクが向けられ、記者たちが私を見つめている。 「楓さん! 今回の映画『報告ジーコ』、社会現象になっていますね!」 「あの濡れ場は、本当に演技だったんですか?」 「共演したお兄さん役の方とは、その後どうなっていますか?」 私は微笑みを浮かべて答えた。 黒のドレスを着ているが、その下には、今朝出かける前に彼に出された精液が乾いて残っている。 「……ええ。監督の素晴らしい脚本のおかげです。……兄役の彼とは、今もパートナーとして支え合っています」 会場が沸く。 世間はこのスキャンダラスな映画に熱狂していた。美しい女優が演じた近親相姦の物語。 けれど、これが映画ではなく、私と彼の間で起きている現実の一部だとは誰も知らない。 会見が終わり、控え室に戻る。 スマホを取り出すと、彼からのメッセージが入っていた。 『お疲れ様。今日はハンバーグ』 その文字を見ただけで、お腹の奥が熱くなり、下着が湿る。 私は急いで着替えを済ませた。早く帰って、彼に会いたい。 事務所の車に乗り込み、窓の外の夜景を眺める。 楓役を演じることで最愛の人を手に入れ、仕事も評価された。 自分の人生に満足していた。 車が信号待ちで止まる。 気配を感じて窓の外を見た。 暗い路地に一機のワゴン車が停まっている。 スモークガラスの奥から、誰かがこちらを見ている気がした。 (……ファンかな?) 私は気にせず視線を外した。 それが映画を再現しようとする悪意だとは気づかなかった。 「……運転手さん、急いでください。お腹が空いたので」 このあと自分に起きる出来事を、この時の私はまだ知らなかった。 ──目が覚めると、薄暗い部屋にいた。 カビと埃の臭いが漂っている。 冷たいコンクリートの床に倒れていることに気づいた。 「……っ」 体が自由にならない。 「おい、起きたぞ」 上から男の声が聞こえた。 見上げると、三人の男が立っていた。 大男、小太りの男、痩せた男。武器は持っていない。 か弱い女一人に対し、男が三人。それだけで十分だった。 「さて……まずは確かめるか」 リーダー格の男が足元にしゃがみ込む。 身体を丸めようとしたが、痩せた男に肩を踏みつけられ、床に固定された。 抵抗はできなかった。 「いい服着てるな。さすが女優だ」 男が私のジャケットに手をかける。 ゆっくりとボタンを外し始めた。 静かな部屋にボタンの外れる音が響く。 私が首を振っても、男は気にせず作業のように服を脱がしていく。 ジャケットが床に落ち、次はブラウスだ。 「やめて……」 声を出して頼むが、男の指はボタンにかかる。 ブラウスの前が開かれた。 冷たい空気があらわになった肌に触れる。 「ほう……。映画通りだな。中身もいい」 Gカップの胸とランジェリーが露わになる。 男たちの視線が肌に注がれる。 彼らの目には、私を物として扱う欲望だけがあった。 「スカートも邪魔だな。脱がせろ」 小太りの男が下半身に手を伸ばす。 脚を閉じようとしたが、膝を掴まれて簡単に開かされた。 ファスナーが下りる音とともにスカートが引きずり下ろされ、下着姿で床の上に晒された。 「……あ、ぅ……」 恐怖で涙が出た。 彼らは暴力を振るうわけでもなく、静かに私を裸にしていく。 それが怖かった。 「綺麗な体だ。……映画では演技だったが、ここでは誰も止めてくれないぞ」 男たちが笑う。 脱がされた服が部屋の隅に転がっていた。 震えながら、心の中で彼(兄)の名を呼ぼうとした。 でも声が出ない。 こんな姿を見られたくなかった。 コンクリートの冷たさが背中に伝わる。 身体を丸めようとしたが、両手首と両足首を掴まれ、床に押し付けられた。 「隠すなよ」 リーダー格の男が顔を覗き込む。 その視線は胸に向けられていた。 女優として褒められてきた胸。だが、今の男たちの目は肉を品定めする目だった。 「まずはここからだな」 男の手が伸びてきて、私の胸を掴んだ。 重さを確かめるように、強めに揉んでくる。 「……んっ、ぅ……!」 「へえ、詰まってるな。柔らかいのに重い」 「本物はこういう触り心地なんだな」 他の男たちも手を伸ばし、左右の胸を揉みしだく。 形が変わるほど強く触られ、鳥肌が立った。 「おい、先っちょも立ってきたぞ」 小太りの男が乳首を指でこすった。 嫌悪感で身体が跳ねる。 「本当だ。固くなってる。……嫌がっても正直だな」 「触られて興奮してるんだろ?」 違う。怖くて体が反応しているだけだ。 声が出ないまま、乳首を摘まれ、引っ張られ続けた。 「次は一番大事なところだ」 リーダーの視線が下腹部へ下りる。 内腿に力を入れたが、痩せた男に膝裏を持たれ、脚を大きく開かされた。 一番隠したい場所が露わになる。 「……いや……! 見ないで……!」 「騒いでも誰も来ないぞ」 男の指が股間に触れた。 指先がひだを分け、中を確かめるように広げる。 恥ずかしさで顔が熱くなる。 薄暗い部屋で知らない男たちに股間を見られる現実。 「……おい、マジかよ」 男が声を上げた。 指についた透明な液体を他の二人に見せる。 「見てみろ。……もう濡れてるぞ」 「本当だ。ぬるぬるじゃないか」 「触っただけでこれか。感度がいいな」 男たちが笑う。 恐怖と緊張で分泌された体液だった。 けれど、男たちにとっては関係なかった。 「やる気満々だな」 「澄ました顔をして、ただの雌だな」 男の指がクリトリスを弾いた。 「ひぐっ……!」 「いい声だ。……これなら俺たちのでも問題なさそうだな」 検品が終わった。 私は男たちの道具として扱われることになった。 「……よし、準備はいいか」 リーダー格の男が立ち上がり、ベルトを外した。 金属音が響く。 ここから本番が始まるのだと悟った。 「……いや! こないで……!」 脚を閉じようと力を入れた。 身体を丸めて隠そうとする。 しかし、視界が反転した。 「暴れるなよ」 痩せた男が両手首をまとめて頭の上に押し付けた。 力では全く敵わない。 「……放して……! お願い、やめて……!」 「無理だ。お前の力じゃ動かせないよ」 小太りの男が膝の間に割り込んできた。 体重をかけられ、閉じようとしていた太腿が簡単に開かされる。 「あぐっ……!」 「ほら、開いた。……いい眺めだ」 両腕を押さえられ、両脚を広げられた状態で固定された。 男たちに見下ろされ、圧倒的な力の差を感じる。 (……逃げられない……) 叫んでも助けは来ない。説得も通じない。 彼らにとって、私はただの処理道具だった。 「……う、うぅ……。なんで……どうして……」 涙がこぼれ、床に落ちる。 ズボンを下ろしたリーダーの男が言った。 「なんでって? お前がそこにいて、美味そうだからだよ」 理不尽な言葉だった。 だが、この場所では男たちの欲望が全てだった。 「さあ、始めるぞ。まずは俺からだ」 男の股間から、赤黒く硬くなったモノが現れる。 彼のものとは違う、汚く暴力的な塊。 それが目の前でこちらを向いている。 「……ひっ」 声が出ない。 ここで私は男たちに汚されるのだと確信した。 「さあ始めるぞ……と言いたいが」 大男が手を止めた。 私の股間を見下ろし、舌打ちをする。 「毛が邪魔だな。中がよく見えない」 痩せた男がポケットからカミソリを取り出した。 鈍く光る刃を見て、背筋が凍る。 「……やだ……! 何するの……!?」 「あそこをツルツルにしてやるんだよ」 男たちは押さえつける力を強めた。 小太りの男が膝を押し付け、痩せた男が腰を持ち上げる。 恥ずかしい場所がカミソリの前に晒される。 「暴れるなよ。切れたら痛いぞ」 冷たい水が股間にかけられた。 情けない声が出る。 そこにカミソリの刃が当てられた。 「……ひっ、んぐぅ……!」 ジョリッ。 音が響く。 毛が削ぎ落とされていく。 身体の一部を奪われ、道具へと落とされていく感覚に胸が痛む。 ジョリッ、ジョリリッ……。 男は静かに毛を剃っていく。 恥丘の毛が床に落ちていく。 刃が肌を滑るたび、ヒリヒリとした感触と恐怖が広がる。 「丸見えになってきたな」 「一気に幼く見えるぞ」 男たちが笑う。 隠すものがなくなり、股間の細部までがあらわになる。 割れ目のラインや粘膜が露出し、見下ろされる。 「ここも剃るか」 男の指が割れ目を広げた。 割れ目の内側やアナル周りの毛まで剃落とされる。 お尻の周りに刃が当たる屈辱で涙が出た。 「……うぅ……。やめて……見ないで……」 「終わったぞ」 数分後、一本も毛が残っていない状態になった。 剃り跡が青白く、粘膜が浮き彫りになっている。 「クリトリスも入口も丸見えだな」 「入るところがよく見える」 男が剥き出しになったクリトリスを触った。 「ひぎぃっ!?」 「反応がいいな。ダイレクトに触れるからか」 遮るものがなくなり、恐怖と冷気で細かく震える。 あまりにも無防備で惨めだった。 (……ごめんなさい……彼……) 心の中で謝った。 ツルツルにされた股間は、自分が玩具にされた証拠だった。 「さて、綺麗になったところで……中を確認するか」 リーダー格の男が笑いながら近づいてくる。 露わになった秘部に、男の欲望が向けられようとしていた。 冷たい空気に晒された股間が震えている。 毛を剃られ、生まれたてのように無防備になった。 だが、男たちはそれだけでは満足しなかった。 「下は準備できた。次は上の口だ」 リーダー格の男が私の顔を両手で挟んだ。 首を振ろうとしたが、強く固定される。 間近に迫る男の顔。タバコと体臭が混ざった臭いが鼻をつく。 「……んっ、いや……!」 拒もうとした口が、男の唇で強く塞がれた。 むぐっ んーっ……! 強引に口を重ねられ、唾液を塗りつけられる。 男の舌が歯を押し開け、口の中に入ってきた。 ぬちょ ねちゃあ 「んぐっ……!」 ザラついた舌が私の舌に絡みつく。 彼の優しいキスとは違い、ただ臭く、苦い異物が喉を刺激する。 男の唾液が口内に溢れ、勝手に飲み込んでしまう。 「独り占めするなよ」 「こっちも空いてる」 口が塞がれている間に、左右から男たちが近づく。 小太りの男が右耳に噛みつき、湿った舌を耳の中に入れてきた。 ジュルッ グチュッ。 「ひいぃっ!?」 耳の奥を舐められる嫌な音。 同時に、痩せた男が左の首筋に吸い付き、跡をつける。 チュパッ ジュルルッ。 「ん、んんーっ!! ぐっ……!」 口、耳、首筋。 顔の周りが男たちの体臭と唾液で埋め尽くされる。 息が上手くできない。 (……助けて……!) 心の中で叫ぶが、口は塞がれ、声にならない。 男の唾液と自分の唾液が混ざり、口の端から垂れた。 ベチャ ヌルッ。 「はぁ……。女優の唾はうまいな」 唇が離れた隙に呼吸をしようとしたが、すぐに別の男が口を覆ってきた。 「次は俺だ」 「……あ、が……」 順番に口を塞がれる。 私の口は男たちの唾液を受け入れる場所になっていた。 記憶が不潔な現実で塗り潰されていく。 口が解放され、浅い呼吸を繰り返す。 だが安息はない。男たちの手は胸へと向かっていた。 「すげえ大きさだな」 リーダー格の男が胸に手を伸ばした。 仰向けになった胸を、男の手が包み込む。 溢れるほどの大きさ。 「重いな。ぎっしり詰まってる」 無遠慮に揉みしだかれる。 指が肉に食い込み、赤い跡がつく。 「こっちも柔らかいぞ」 左側は小太りの男が揉む。 左右から胸を形が変わるほど触られる。 自分の体が所有物のように扱われていた。 「……んっ……触らないで……」 「いい色だな。乳首が赤い」 痩せた男が、硬くなった突起を指で弾いた。 ただ男たちの欲望を刺激するだけの部位になっていた。 「立ってきてるぞ」 男たちは笑いながら乳首を摘み、引っ張った。 恐怖で縮こまっているのに、刺激で勝手に硬くなってしまう。 「……ちがう、やめて……! 反応なんてしてない……!」 「嘘つけ。こんなに固くなってるのに」 リーダーの男が右胸に顔をうずめた。 ジュルッ チュパッ。 「ひ、あぁっ!?」 髪が肌に当たり、熱い口が胸を吸う。 肉を貪るように強く吸われた。 乳首だけでなく胸全体を口に入れ、舌で転がされる。 「んむッ、じゅるルッ……!」 唾液の音が響き、胸が濡れていく。 反対側の胸も、小太りの男に強く揉まれた。 「たまらないな。吸い心地がいい」 「交代しろよ」 三人の男たちが順番に胸を吸い、揉んでいく。 吸われ、揉まれ、顔をうずめられる。 視界には男たちの頭と卑しい目が映っていた。 (……私の胸が……) 彼が大切にしてくれた場所が、知らない男たちの唾液で汚されていく。 胸の奥が嫌悪感と熱さで痛む。 「……うぅ……汚い……触らないで……」 頼む声は、男たちの息遣いと吸う音にかき消された。 胸は赤くなり、硬くなった乳首を出したまま冷気に晒された。 胸を触り終えると、リーダー格の男が鼻を鳴らした。 首筋に顔を近づけてくる。 「……いい匂いがするな」 男は髪に顔をうずめ、息を吸い込んだ。 スゥーーッ……。 「甘い女の匂いだ」 顔が触れる距離で、男の体温と息が肌にかかる。 「脇の匂いも嗅いでみろよ」 痩せた男が私の腕を持ち上げ、脇に鼻を押し付けた。 冷や汗で濡れた場所を、フンフンと嗅ぎ回られる。 「……んっ、ひぃっ……!」 嫌悪感で身をよじらせるが、逃がしてくれない。 鼻先を擦り付け、匂いを吸い込んでくる。 「汗の匂いが混ざってエロいな」 「足の裏はどうだ?」 小太りの男が足の裏を掴み、顔を近づけた。 指の間や踵まで嗅がれる。 「……やだ、やめて……! 嗅がないで……!」 「いい匂いじゃないか」 リーダーの男が腹部に顔を移動させた。 へそから下へ、鼻を這わせていく。 剃られたばかりの股間へ。 「……ここが一番強いな」 男の鼻が割れ目にくっついた。 スゥッ、ズズッ…… 「ひ、あぁっ!?」 粘膜の匂いを直接吸われる。 汗と体液の匂い。 私の一番プライベートな場所の匂いを、男が貪るように嗅いでいる。 「効くね。すごい匂いだ」 「俺にも嗅がせろ」 三人の男が股間に鼻を押し付けてくる。 呼気がクリトリスや中に吹きかかる。 男たちが匂いを共有していく。 (……自分の匂いが男たちの息で上書きされていく……) 視界が滲む。 身体も匂いも汚されていく。 男たちの体臭と混ざり合い、嫌な匂いが部屋に満ちていく。 「よし、匂いも味わった。……そろそろ記録するか」 リーダー格の男がビデオカメラの電源を入れた。 赤いランプが点灯する。 私の姿が記録される恐怖が襲う。 「もっと足を開けよ」 男たちが両膝を掴み、左右に大きく広げた。 M字に開かされ、毛を剃られて赤くなった股間がライトに照らされる。 「すごい色だな」 「赤くなって、液が出てきてるぞ」 カメラのレンズが股間に近づく。 恥ずかしい姿が画面に映し出される。 粘膜は充血して赤く、濡れていた。 「……いや……! 撮らないで……! 見ないで……!」 顔を隠そうとしたが、手首を押さえられていて動かせない。 逃げ場はなかった。 レンズの向こうに見えない視線を感じて肌が痛む。 (……恥ずかしい。死にたい……) 心の中で彼を呼ぶが、助けは来ない。 ここで見せ物にされるのだと思い知る。 恥ずかしさが限界を超えた。 これ以上拒み続けたら心が壊れてしまう。 生き延びるために、心が自ら切り替わった。 (……もう、どうでもいい。……これ以上恥ずかしいなら、いっそ……) 「……ねえ」 震える声でつぶやいた。 引きつっていた顔で無理やり笑顔を作る。 必死の媚びだった。 「……もっと見せてあげるから……優しくして……?」 身体を動かし、お尻を振って割れ目をさらに開いて見せた。 「……ほら、見て。……ここ、こんなに赤くなって待ってるの……」 男たちが驚いて目を見開く。 次の瞬間、声を上げて笑った。 「マジかよ! 自分で誘ってるぞ!」 「壊れたか? どっちにしろ最高だ!」 カメラが顔と開かれた股間を交互に映す。 私は虚ろな目でレンズを見つめ、舌を出して息を吐いた。 心を守るために、プライドを捨てた。 「……いいよ、撮って。……私の破廉恥なところ、全部記録して……」 私は諦めて、男たちに従うことにした。 「ハハッ! 完全にその気になってるな」 リーダー格の男が言った。 画面と私を交互に見比べる。 「すごいな。……映画通りだ」 その言葉に心が凍りつく。 必死で作った笑顔も、映画の再現として扱われた。 私自身の人格などどうでもよく、ただの肉人形として見られていた。 「映画では指で触られて感じてたよな? 再現してみろよ」 男の太い指が割れ目に伸びてきた。 M字に開いたまま、指が入ってくるのを待つしかなかった。 「……んっ……!」 ヌプッ。 湿った音を立てて、男の中指が入ってきた。 太くザラザラした指が、中を押し広げる。 彼の優しい指とは全く違っていた。 「キツいな。中は熱いぞ」 男は指を根元まで入れた。 中が広がられ、痛む。 早く抜いてほしかったが、映画通りに振る舞った。 「……あ、んっ……! 指が入ってる……! すごい太い……!」 声を張り上げて、甘い声を絞り出した。 腰を動かし、中を締め付ける。 「中は正直だな。指を吸い付いてくるぞ」 男は笑い、指を曲げて中を引っ掻いた。 「ひッ!?」 「ここか? 映画ではここを触られて飛んでたよな」 男の手つきが激しくなる。 乱暴に中をかき回され、爪が当たってヒリヒリ痛む。 だが、それを快感として演じなければならなかった。 「あ、ぁぁっ!! そこすごい……! もっとかき回して……!」 涙を流しながら腰を振った。 男の指が体液で濡れながら中を荒らしていく。 水音が部屋に響く。 「いいぞ。……一本じゃ足りないな」 もう一本、指が入ってきた。 二本の指で中が広げられる。 「あ、あ……! 二本入ってる……! 壊れちゃう……!」 本当の悲鳴だった。 それを喜んでいる声に変えて叫ぶ。 ただの淫乱な女になりきるために。 「すごい締め付けだ。……これなら俺たちのモノも入るな」 男たちは指でかき回しながら、本番の準備を進めていた。 道を作られている感覚があった。 (……汚い。痛い……) 心で泣きながら、カメラに向かって微笑んでみせた。 「ここを触られて飛んでたよな?」 リーダーの男が、空いた手でクリトリスを摘んだ。 中では指が動かされ、外ではクリトリスを爪で擦られる。 逃げ場のない刺激が襲う。 「……あ、あぁっ!! そこダメ……!」 「ダメじゃないだろ。腰が浮いてるぞ」 男たちは笑いながら動きを速くした。 指が動く水音と、引っ掻かれる感触。 強烈で暴力的な刺激だった。 私は思考を逃がそうとした。 (……彼、彼……) 彼の顔を思い浮かべる。 愛してくれる彼の表情。 今触っているのは彼だと思い込もうとした。 そうしなければ耐えられなかった。 しかし、その思い込みが体に異常を起こした。 彼を強く思い浮かべたことで、脳が勘違いし、身体が反応してしまった。 嫌がっていたはずの中が熱くなり、指に吸い付いてしまう。 「……あ……! きちゃう……!」 「もうイクのか?」 男たちの笑い声が聞こえる。 演技ではない。彼を思い浮かべて身体が勝手に反応してしまった。 「……あ……っ!! あぁぁぁーーーーっ!!!」 限界がきた。 背中が反り、体が強張る。 頭が真っ白になり、奥から熱いものがこみ上げてきた。 ビクンッ! ビクンッ!! ジョワァァァァ……ッ!! 「うおっ!? マジかよ!!」 男たちが驚いて手を引くと同時に、尿道口から大量の体液が噴き出した。 透明な液体が飛び散り、男たちや床を濡らす。 体が痙攣するたびに、液体が吐き出された。 「ハハハ! 本当に吹きやがった!」 「指だけでこれかよ」 男たちは汚れた顔のまま、震える私を見て笑った。 私は目を丸くし、口から液を垂らして震えていた。 (……あいつらの指で……いっちゃった……) 彼への思いを利用され、男たちの前で体液を撒き散らしてしまった。 その現実に心が折れそうだった。 「……あ、ぅ……気持ちよかったです……」 それでも震える声で媚びを売った。 そうしなければ精神が保てなかったから。 「上出来だ。……じゃあ、十分に濡れたところで」 リーダーがズボンの前を開けた。 そこから赤黒く硬くなったモノが飛び出す。 「……よし、準備はいいな」 リーダー格の男が身体を割り込んできた。 目の前には赤黒く脈打つ肉の棒がある。 不潔で、獣臭く、暴力的な形。 だが、それを見た瞬間、頭の片隅で冷ややかに思った。 (……小さい) 恐怖を通り越して拍子抜けした。 一般的な大きさかもしれないが、私の身体は彼(兄)の大きさを受け入れるようにできている。 彼の大きく太いモノに比べれば、目の前の男のものは細く、頼りなく見えた。 「どうした? 怖くて声も出ないか?」 男は私の沈黙を恐怖だと思い、ニヤついている。 思考を切り替えた。 ここで冷めた顔をすれば、男のプライドを傷つけ、もっと酷いことをされる。 私は女優だ。この男を満足させる演技をしなければならない。 「……ううん。……すごい大きい……。そんなの入ったら壊れちゃう……」 声を出して虚勢と媚びを混ぜた。 恐怖の顔を、期待と怯えの混ざった顔に変える。 男が乗り気になったのが分かった。 「壊してやるよ」 男が腰を掴み、先端を割れ目に押し当ててきた。 体液が潤滑剤となり、先端が入ってくる。 「……んっ、くぅ……!」 ズプッ、ヌ……ヌヌッ……。 入ってきた。 知らない男の肉が、私の中を広げて進んでくる。 痛みは……ない。 報告ジーコスピンオフリメイク03 兄さんを受け入れるために経験を重ねてきた私の膣は、この程度の太さなら問題なく入ってしまう。 それが逆に、私を絶望させた。 痛くて叫ぶほどであれば、悲劇のヒロインになれたかもしれない。けれど、私の身体は男を受け入れてしまった。拒絶するどころか、濡れて奥へ奥へと引き込んでいる。 「おぉ……。すげえ、中は熱々だ。しかも、吸い付いてきやがる」 男が声を漏らし、根元まで一気に押し込んだ。 子宮の近くを直接突かれる感覚。 異物感。生理的な嫌悪感。 けれど、私はそれを顔に出さず、わざと大きな喘ぎ声を上げた。 「ぁ、あぁっ……! 入ってる……っ! 奥まで、すごい……っ!」 私は背中を反らし、目を剥いて見せた。 男は満足そうに鼻を鳴らし、腰を動かし始める。 「いい締め付けだ。……ほら、動くぞ」 ズポッ、グチュッ、ズパンッ! ピストンが始まった。 男の腰が私の臀部を叩く音と、結合部からの水音が、地下室に響く。 単調で、技術のない、ただの腰振り。 兄さんなら、もっと私をよく見て、反応する場所を探して動かしてくれるはずだ。こんな、ただ擦るだけの動きじゃない。 (……足りない。全然、足りない……) 身体に物は入っているのに、満足感がない。 このままでは、私はただの処理道具として使われるだけで終わってしまう。 そんなの嫌だ。私は兄さんの代わりとして、この行為すらも快楽に変えなければならない。 私は目を閉じ、頭の中で兄さんの姿を浮かべた。 今、私の上に乗っているのは、この男ではない。 私を見つめる、あの兄さんだ。 私の中に入っているのは、この男のモノではない。 もっと太くて熱い、兄さんのモノだ。 (……兄さん。兄さん……っ! 今、兄さんが私を抱いてくれているのよね……?) 強くそう思い込もうとした。 現実から目を逸らした。 そう考えた瞬間、感覚が変わった。 不快だった摩擦が、強い刺激へと変わる。 男の荒い息遣いが、兄さんの息遣いに聞こえてくる。 「……ぁ、あ……っ! 兄さ……んっ……あ、んっ……!」 「お? なんだ、もう感じてんのか? 兄貴なんて呼んで、変態が」 男は私の声を聞き取ると、さらに速度を上げた。 パンッ、パンッ、パンッ、グチュッ! 激しくなるピストン。 私の身体は、兄さんへの執着と、男による物理的な刺激で熱を帯びていく。 「……あ、あぁっ!! すごい、そこ……っ!!太いの……っ!! 擦れて……おかしくなっちゃうぅ……っ!!」 私は自ら腰を動かして、男のモノを締め付けた。 もう演技ではない。 頭の中では完全に兄さんと動いている。 だから、身体も反応してしまう。 膣壁が収縮し、男のペニスに巻きついて締め上げる。 「うわっ、なんだこいつ! 中が勝手に動いてやがる!」 「マジかよ、こんなに腰振る女、初めて見たぞ」 周りで見ていた男たちも声を上げた。 カメラのレンズが、私の表情と結合部を記録していく。 恥ずかしい。 兄さん以外の人間に、こんな姿を見られるなんて。 でも、止まらない。兄さんの幻影から逃れられない。 「……あ、いくっ……!!いっちゃう……っ!! いくっ……!!」 男のモノが、私の性感帯を強く擦った瞬間。 限界が来た。 「んんぅーーーーーーーーーーっ!!」 ビクンッ! ビクンッ!! 背中から頭にかけて衝撃が走り、視界が真っ白になる。 本日二度目、そして挿入による初めての絶頂。 私の子宮が激しく収縮し、男のペニスを強く締め付けた。 「ぐぅっ!? す、げぇ……! 締め付けが、半端じゃねぇ……ッ!!」 男も私の反応を受けて限界に達したようだった。 私の膣内が震えている最中に、男の腰が止まり、奥まで深く突き刺さった。 ドプッ 「……ッ!!?」 熱い。 兄さんとは違う液体が、私の子宮の入口近くに勢いよく吐き出される。 ドクンッ、ドピュッ、ドロォ…… そのまま体内に注ぎ込まれる。 見知らぬ男の精液が、私の中に広がる。 本来なら、兄さんのためだけに置いてある場所。 そこに、他人の体液が流れ込んでいく。 (……あ、あぁ……。入って、くる……。汚いのが……いっぱい……) 目から涙がこぼれ落ちる。 けれど、身体は絶頂の余波で震え、口を開けて息を吐くことしかできない。 「はぁ、はぁ……っ。……あ、あぁ……っ」 男がそのまま、私の上に覆いかぶさってきた。 汗の臭い。 現実に戻された私は、お腹の中の感覚に絶望した。 「へへっ……。たっぷり出してやったぞ。……どうだ? 兄貴以外の精液の味は」 男が耳元で言った。 私は天井を見上げながら、言葉を返した。 「……あ、ありが、とう……ございます……。……あたたかくて……すごく、気持ち、よかったです……」 本心ではない。 でも、そう言わなければ自分を保てない。 これは兄さんからの行為なのだと、自分を騙すために。 私は精液が入ったお腹を抱え、笑ってみせた。 膣内に放たれた精液が、下腹部に溜まっている。 男が引き抜くと同時に、白濁した液体が溢れ出し、太腿を伝った。 私は虚ろな目で、天井の染みを見つめていた。 まだ終わらない。 男たちは三人いる。私にはまだ、他の穴も残っている。 「へへっ、前はたっぷり食わせてもらったな。……次はこっちだ」 痩せた男が、私の背後に回った。 脚を高く持ち上げられ、お尻を突き出す体制をとらされる。 目の前にはビデオカメラ。 股間がすべて、レンズに向かって露出している。 「おっ、こっちはどうだ? ……おいおい、マジかよ」 男の指が、アナルに触れた。 男の声が驚きに変わる。 「緩いじゃねえか。指がそのまま入るぞ」 「……っ、あ……」 否定したかった。 元から緩いわけではない。 兄さんを受け入れるために、私が毎日ほぐしておいた場所だ。 兄さんのモノが入ってくるときに、痛まないように。 その準備の結果でしかないのに。 「兄貴のためにこんなに広げてたんだ? えぇ?」 男の指が動く。 誰のためかは言えない。 「兄さんのため」と言えば、兄さんまでバカにされる。 だから、嘘をつくしかなかった。 「……そ、それは……。……男の人の……モノが、好きだから……」 「ハハッ! 正直でよろしい。じゃあ、望み通り突っ込んでやるよ」 男はローションも使わず、そのまま入れてきた。 兄さんのものより細く、短い。 それが、私の身体に入ってくる。 ズプッ…… ヌルンッ……。 「ひ、あぁっ……!!」 あっけなく入った。 兄さんのために柔らかくしていた粘膜は、簡単に異物を受け入れてしまった。 痛みの代わりに、大切な場所を汚されていく感覚だけが残る。 「すげえ……。準備万端だ。根元まで入ったぞ」 「締まりもいいな」 男が腰を動かし始める。 ズポッ、ズポッ、と音が響く。 腸の壁を擦られる。 (……やめて。そこは兄さんの場所なのに……) 心の中で拒絶しても、身体は反応した。 ピストンに合わせて、神経が快楽信号を送り出し、壁が収縮して男のモノを締め付けてしまう。 「うおっ、すげえ吸い付きだ! こいつ、ここで感じてやがる!」 「……あ、あっ! ちが、ちがう……っ! ……あ、あんっ!!」 否定しようとしても、声は喘ぎにしかならない。 兄さんのために開発した身体が、ただの淫乱として扱われる。 現実の理不尽さに、心が摩耗していく。 「いいぜ、その顔。……俺の精液も、たっぷり出してやるよ」 男の動きが激しくなる。 前の穴からはさっきの精液が垂れ、後ろの穴は今の男に突かれている。 二つの穴が、男たちの処理場になっていた。 「いくぞ……ッ!! 奥にぶちまけてやるッ!!」 ドプッ 「んぎぃッ!!??」 お腹の奥に、熱いものが叩きつけられた。 射精。 兄さんのために取っておいた場所に、見知らぬ男の液が流し込まれる。 (……汚い。熱い。……兄さんじゃないのが……入ってくる……) 体内に溜まっていく。 男の精液で満たされた直腸が、重く感じる。 兄さんだけの私ではなくなった証拠だった。 「ふぅ……。出し切ったぜ」 男が満足そうに息を吐いた。 直腸の奥が脈打ち、粘液が内壁に付着するのを感じる。 男がモノを引き抜いた。 ボコッ…… トロォ……。 穴から液体が溢れ出し、太腿を伝って床に落ちた。 精液と体液、排泄物の臭いが混ざり、強烈な悪臭が鼻につく。思わずむせそうになった。 「おいおい、寝てる場合じゃねえぞ」 男たちは私を仰向けにし、髪を掴んで無理やり立たせた。 目の前に、三本のペニスが突き出される。 さっきまで私の穴に入っていたものだ。 半勃ちの状態で、体液と精液、汚れが付着してベタついている。 「ほら、掃除の時間だ。……舌で綺麗にしろよ」 リーダー格の男が、私の唇に頭の部分を押し付けた。 「……っ、う……」 顔を背けたかった。 けれど、男たちの目は笑っていない。 逆らえばどうなるか分かっていた。生き延びるためには従うしかない。 私は口を開け、それを含んだ。 アムッ…… ジュルッ…… 「んっ……、んぐぅ……っ」 口に不快な味が広がった。 精液の味、尿の臭い、排泄物の臭気。 兄さんの味とは全く違う。 兄さんのときは甘くて飲み込めたが、これはただの汚物だ。 吐き気を必死に抑え込む。 「どうした、手が止まってるぞ。……ほら、根元まで舐めろ」 男が私の頭を掴み、前後に動かした。 喉の奥まで突かれ、息が詰まる。 私は涙目になりながら舌を動かした。 レロレロッ、ジュポッ、ズズッ…… 汚れを舐めとり、残った精液を吸い出す。 口がただの道具として使われている。 「よし、次は俺だ」 「こっちも忘れるなよ」 一人が終わると、次の男が来た。 汚れたペニスが次々と口に入れられる。 脂っぽい味、苦い味、酸っぱい味。 男たちの体液を、私はそのまま飲み込んだ。 ゴクッ、ンック…… 飲み込むたびに、胃が重くなる。 膣も、アナルも、胃の中も。 すべての穴が、男たちの痕跡で埋まっていく。 (……汚い。私の中、全部ゴミ箱みたい……) 「ははっ、いい飲みっぷりだ。栄養満点だろ?」 「これで腹も減らねえな」 男たちはペニスが綺麗になったのを確認すると、ズボンを上げた。 私は口の周りを汚したまま、床に倒れ込んだ。 口の中に嫌な味が残っている。 口での掃除が終わり、私は床に倒れていた。 顎が痛い。けれど、男たちの行為はまだ終わらなかった。 「おい、まだ終わりじゃねえぞ。……もっと激しくやるぞ」 リーダー格の男が髪を掴み、私を仰向けにした。 天井が見えたが、すぐに塞がれた。 「ほら、俺たちのケツも愛してくれよ」 ドサッ。 小太りの男が私の顔の上に乗り、お尻を落としてきた。 視界が消え、息ができなくなる。 鼻に男の肛門が直接押し付けられた。 「……んぐぅッ!?」 強烈な悪臭。 排泄物と汗の臭いが鼻につく。 兄さんの匂いとは違う、不潔な臭いだ。 息を吸うたびに、臭いが体内に入ってくる。 「ハハッ、苦しそうだなぁ。……ほら、俺のケツの穴を鼻先で擦れよ」 男が体重をかけ、顔に尻を押し付けてくる。 私は息をするため、男の穴に鼻をつけ、空気の通り道を探すしかなかった。 皮膚と粘膜の感触が伝わる。 涙が出た。 「上は塞がったな。……じゃあ、喉に入れるぜ」 顔を塞がれた状態の私の口元に、別の男が近づく。 開いた唇にペニスをあてがってきた。 「喉の奥まで開けとけよ。……いくぞ」 ズボォッ!!! 「がっ……、ごふぅッ!!?」 勢いよく喉の奥まで突っこまれた。 気道が塞がる。 鼻は尻で、口は肉棒で塞がれた。 呼吸ができない。 酸素がなくなり、苦しくなる。 「んーッ! んっ、んぐぅーッ!!」 手足を動かそうとしたが、男たちの体重で押さえつけられて動かせない。 「苦しいか? ほら、鼻をもっと動かせ」 顔の上の男が、尻を動かして鼻を弄んでくる。 私は息をするため、必死に男の肛門に鼻を押し当て、僅かな空気を吸うしかなかった。 (……汚い。臭い。……兄さん……助けて……) 映画で兄さんにされたときは、こんな苦しさはなかった。 けれど今は、ただの暴力だ。 涙と唾液で顔がぐちゃぐちゃになる。 「いいザマだ」 リーダーの男が、私の喉を使って腰を振る。 吐き気が来るたびに深く突かれ、喉が広げられる。 私の顔は、男たちの体液を処理する場所になっていた。 意識が遠くなる。 暗闇の中で、顔に押し付けられた尻の感触と、喉に入ってくる味だけを感じ続けていた。 「……ッ、はぁ、はぁ……ッ!」 顔の上から重みが消えた。 鼻と口を塞いでいたものが引き抜かれ、冷たい空気が肺に入ってきた。 私は口を開けて息を吸った。 吸い込む空気も、精液と排泄物の臭いが混ざっている。 「今日はこれくらいにしてやるよ。壊れると困るからな」 リーダー格の男がズボンを上げながら見下ろしてきた。 彼らにとって、私の身体を汚すことは単なる作業でしかないようだった。 「また明日な。……明日はもっとやるからな」 鉄の扉が閉まり、鍵がかかった。 ガチャリ。 静寂が戻る。 電球の明かりが、床に倒れる私を照らしている。 手足は縛られたまま。 動こうとすると、体に異変を感じた。 「……あ、ぅ……」 顎が痛い。口の端が切れ、血の味がする。 鼻には男の尻の臭いが残っていて消えない。いくら息を吸っても臭う。 そして下半身。 お腹が重い。 膣と直腸と胃に、精液が溜まったままだ。 動くたびに、穴からドロッとした液体が溢れ、太腿を濡らす。 (……汚い。私、汚い……) 撮影なら、終わればシャワーを浴びてタオルで拭いてもらえる。 けれど、ここは現実だ。 誰も洗ってくれない。 私は男たちの液体を体内に残したまま、冷たい床に転がっている。 (……兄さん……) 兄さんの顔を思い出そうとした。 優しい瞳、匂い。 けれど。 (……っ!) 思い出そうとした瞬間、男の尻の臭いが頭に浮かんだ。 兄さんのイメージに、男の肛門の映像が重なってしまう。 「……だめ……」 首を振った。 こんな汚れた状態で兄さんを思い出せば、兄さんまで汚してしまう気がした。 私は思考を止めた。 兄さんのことを考えるのをやめた。 そうしなければ、自分が崩れてしまうから。 「……う、うぅ……っ」 声を出して泣いた。 涙が床に落ち、体液と混ざる。 私は体を丸め、お腹を守るように縮こまった。 今日が一日目。 あと何回、この状態が続くのだろう。 絶望のまま、横になっていた。 遠くでカラスの声が聞こえた。 悪夢のような時間は、始まったばかりだった。 報告ジーコスピンオフリメイク04 地下室の空気の中で意識が戻る。 どのくらい時間が経ったのかは分からない。 目を覚ましたとき、口と喉が強く乾いていた。 「……ぁ……、みず……」 乾いた唇が張り付いて、声が出にくい。 喉が乾ききっている。 お腹には重い感触があるが、胃は空で痛む。 水も食べ物も摂っていないため、体力の限界が近かった。 鉄の扉が開く音がした。 男たちが来た。 私は水がもらえるかもしれないと思った。 「おはよう、楓ちゃん。顔色が悪いな」 リーダー格の男が袋を持って入ってきた。 袋の音が響く。 匂いが漂ってくる。 「腹、減っただろ? 喉もカラカラか?」 「……お水……ください……。お願いします……」 私は懇願した。 生きるためだった。 「いいぞ。たっぷりと用意してやるよ」 男たちは笑いながら私を取り囲んだ。 ペットボトルも食べ物も持っていない。 男たちはすでに服を脱いでいた。 「……え?」 「何キョトンとしてんだ。これが今日の朝飯だ」 小太りの男がズボンを下ろし、私の前に立った。 股間の匂いが届く。 「ほら、口を開けろ。出せるものがある」 「いや……そんなの!」 「あ? 贅沢言うなよ」 男が私の髪を掴み、上を向かせた。 口を閉じようとしたが、頬を押さえられて開けさせられた。 「ほら、食え」 ズボッ。 「んぐっ……!?」 喉の奥に物体を入れられた。 息が詰まる。 男は腰を動かし、喉の奥を突いてくる。 数分後、男の動きが止まった。 ドロォ……ッ 「んっ、んむぅ……ッ!!」 熱い液体が喉の奥に出された。 精液だった。 男たちは順番に私の口に入れ、中に吐き出していった。 「飲み込め。吐き出したら叩くぞ」 彼らは本気だった。 私は喉を動かして飲んだ。 ゴクン、ゴクン……。 液体が食道を通り、胃に落ちていく。 身体はその液体を飲み込もうとした。 「よし、次はこれだな」 リーダーが私の口元にまた股間を向けた。 「新しいのを足してやるよ」 「……っ! ま、まっ……」 ジョロロロロロ……ッ!! 「んぐッ!? ぶぐぅッ!!」 黄色い液体が顔にかかった。 目や鼻に入り、口の中へ入ってくる。 尿だった。 水ではなく、人間の排泄物だった。 「ほら飲め! 喉乾いてんだろ!?」 息が苦しい。 私はそれを飲んだ。 飲まないと息が詰まるからだ。 生きるために液体を飲んだ。 「ハハッ、すげえ! 飲んでるぞ!」 「小便飲んでるぞ!」 男たちの笑い声と放尿の音が響く。 胃が液体で膨らんだ。 精液と尿が胃に入った。これが今の私の食事だった。 三人が出し終わり、私は床に倒れて咳き込んだ。 口も胃も排泄物の味になった。 水の味は思い出せない。 「……げほっ、ぉぇ……っ」 「どうだ、お腹いっぱいか?」 男が髪を触った。 私は体を丸めて頷いた。 「……はい……。ごちそうさま、でした……」 こう言わないとまた何かされると思った。 従うしかなかった。 ここで生きるには、彼らの排泄物を受け入れるしかなかった。 「いい子だ。……次は動くぞ」 男たちは私のお腹を触り、また脚を開かせた。 胃の中には排泄物が入っている。 お腹の中にも前の体液が入っている。 身体が男たちのものになっていくようだった。 (……兄さん。……私、食べたよ……) 心の中の声もかき消される。 外の様子は分からない。 お腹の重さだけで、自分が生きていると分かった。 三日目の朝。部屋は排泄物と体液の匂いがしていた。 身体はその状態に慣れてきていた。 「おはよう、楓ちゃん。……今日は自分から脚を開いてるな」 リーダー格の男が言った。 私は言われる前に自分で脚を開いていた。 指示に従えば叩かれないと思ったからだ。 だが、理由はそれだけではなかった。 身体が男たちの視線を受けて反応し始めていた。 「いい子だ。……ここ、ウズウズしてんだろ?」 男の指がクリトリスを触ってきた。 時間をかけて触ってくる。 「……んっ、ぁ……っ! そ、こ……っ」 「ほら、声が出てるぞ。……気持ちいいんだろ?」 「……ちが、う……っ! 気持ちよくなんて……っ!」 言葉とは裏腹に、腰が動く。 連日の行為で、身体の感覚が変わっていた。 触られるたびに刺激が伝わり、身体が揺れる。 「汁が出てるな。……中も見るぞ」 別の男が膣に指を入れた。 同時にアナルにも指が入る。 前後を同時に指で触られる。 「ひ、ぐっ……!? や、やめて……っ!」 「なんだ、もっと強くされたいのか?」 男たちは笑いながら、中を指で擦った。 強い刺激が入る。 思考が追いつかない。 刺激が背中を走り、勝手に達してしまう。 「あ、あ、だめぇ……っ!! いっちゃ、う……っ!!」 ビクンッ! ビクンッ!! ジョワァァ……ッ!! 誰のことも考えられず、指の刺激で液を出して達した。 身体が男たちの手だけで反応してしまった。 「ハハッ! 見ろよこの顔」 「やっぱり好きなんじゃねえの?」 男たちの言葉が耳に入る。 好きではないのに、身体が反応してしまう。 「さあ、準備は終わりだ。……どうしてほしい?」 男たちがペニスを出した。 私に要求するように言ってきた。 「……おちんちん、入れて……ください……」 私は声を出して言った。 言わなければ終わらないし、お腹の奥が痛かったからだ。 自分で言った言葉で身体がさらに濡れる。 私はお尻を動かして男たちを誘った。 「……もっと、奥まで……。……私を、壊して……」 言わされている言葉が、そのまま行為に繋がっていった。 四日目の朝は、強い尿意と便意、お腹の痛みで目が覚めた。 昨夜、男たちは中に体液を入れあとに去っていった。 漏らさないように気をつける必要があった。 「……うぅ……っ」 穴の周りの力が緩んでいた。 力を抜くと中のものが溢れそうになる。 眠れず、筋肉が痛んでいた。 扉が開いて男たちが入ってきた。 「おはよう、楓ちゃん。……随分くさいな」 「風呂に行きたい顔をしてるぞ」 状況を見抜かれていた。 私は四つん這いになって頼んだ。 「……お、ねがい……します……。お風呂……行かせて……ください……」 男たちは笑った。 「風呂? 何を言ってるんだ」 「お前はもう便器だろ? 風呂に行く必要ないだろ」 リーダー格の男が目の前にしゃがんだ。 「風呂に入りたいなら、今ここで出してやるよ」 男たちはペニスを見せてきた。 「……え……?」 排泄を見られるのは嫌だった。 出すのは彼らが入れた尿だ。 「……いや……っ。そんなの、やめて……っ」 「やめないよ。ほら、どうする?」 男がお腹を押さえて差し出してきた。 「あッ……!!?」 限界だった。 「……あ、あぁ……っ!!」 私は泣きながら、そのペニスを口にくわえた。 こうするしかなかった。 「いいぞ。……ほら、飲め」 男たちが見ている。 「……っ、んんーーーっ!!!」 ビチャビチャビチャッ!!! ジョロロロロロ……ッ!!! 「うわっ、すごい量だ!」 「汚い音だな!」 音とともに、股間から液体が出た。 黄色い液体が噴き出す。 床にも叩きつけられる。 「あ、あ、ぁぁぁ……っ!!」 出続ける。 くわえているペニスから液体が出尽くすまで止まらない。 2人のペニスから出た液体で、アンモニアの臭いが部屋に広がる。 私は液体を飲まされ、身体に浴びて倒れ込み、泣いた。 男たちが出し切ったあと、私は動けなくなった。 心が空っぽになった。 自分は便器のようだと思った。 「はぁー、すっきりした」 男たちが私を見下ろしている。 「……じゃあ次、こっちも出すか」 「……え?」 顔を上げると、男たちはまたズボンを下ろしていた。 ペニスを握っている。 「便器はこれくらいしか役に立たないだろ?」 「昨日よりたくさん入れてやるよ」 出すだけでは終わらなかった。 また入れられる準備だった。 「……いや、もう……無理……」 抵抗を聞かず、男たちは乗っかってきた。 緩んだ穴に、またペニスが入れられる。 四日目も、男たちの体液で満たされることから始まった。 五日目の朝。 床の上の汚れが乾いて固まっている中で目が覚めた。 また同じことが始まるかと思ったが、違った。 「……おい、起きろ。シャワーだ」 リーダー格の男が私を起こした。 洗い場へ連れていかれ、お湯で身体を洗われた。 汚れが落ちて肌が見える。 「やっぱり楓ちゃんは綺麗だな」 「声を出しながら鳴く楓ちゃんが見たいんだよ」 男たちの目が輝いていた。 「昨日はやりすぎた」 「今日は気持ちよくしてやるからな」 綺麗なシーツの上に寝かされた。 縛られたまだが、触り方は優しかった。 それがかえって怖かった。 「俺たち、あの映画の楓ちゃんが大好きなんだ」 「イかされて口を開けてる顔がいいんだ」 小太りの男が胸を触ってきた。 指の腹で揉むように触る。 「……んっ、ぅ……!?」 「ここだろ? 弱点なんだろ?」 痩せた男が股間に顔を近づけ、舌でクリトリスを舐めた。 舌の感触が伝わる。動きがしつこく、敏感な場所を触ってくる。 「……や、やめ……っ!」 「もっと強いのがいいのか?」 彼らは自分で私を達させたいようだった。 愛撫を続けてくる。 「もう濡れてきたぞ」 「感じるんだな」 三人で触ってくる。 耳元で話し、首にキスし、胸を吸い、クリトリスを弾く。 敏感な場所を直接狙ってくる。 感覚が勝手に戻ってくる。 「……あ、あぁっ!! だめ、そこ……っ!!」 「いい声だ」 リーダーがアナルに指を入れた。 ローションを塗り、ゆっくり入れてくる。 「ここも気持ちよくしてやるよ」 「……ひ、ぐぅっ……!!」 声を出しても、穴が指を締め付けてしまう。 触られると身体が反応してしまう。 「ほら、いきそうだぞ」 男たちが一斉に動く。 前も後ろも口も一気に触られる。 「あ、あ、あ、あ……っ!!」 男たちの言葉と触覚の刺激で頭がいっぱいになる。 「……いくっ!! いっちゃうぅぅぅ!!」 ビクンッ! ビクンッ!! ジョワァァァ……ッ!! 液体を出して達した。 男たちの腕の中で腰を反らせた。 純粋な刺激による絶頂だった。 「ハハッ! 最高だ!」 「俺たちでもいけるじゃないか!」 男たちは私を抱きしめ、キスをしてきた。 私は口を開けたまま触られ続けた。 不快なのに気持ちいい感覚があった。 それが私を狂わせていった。 刺激で頭がぼーっとしていると、リーダーの男が言った。 「楓ちゃん、いけるよな?」 「映画の最後のシーン。あの一番すごいやつだ」 子宮口へ入れる行為のことだ。 「や、やめて……っ! そこは……っ!!」 「ファンなら入れたいんだよ」 「映画みたいにしてやるからさ」 脚を開かされ、腰を上げられた。 男たちが秘部の奥を見ている。 「よし、いくぞ。……力を抜けよ」 リーダーの男がローションのついたペニスを膣に入れた。 奥まで入ってきて、子宮口に当たった。 「っ……あ、ぐぅ……っ!!」 「ここか。……硬いな」 男は腰を押した。 無理やり押し込んでくる。 子宮口が開かされていく。 「い、いやぁぁぁっ!! 入って……きちゃ、う……っ!!」 ズボォッ!!! 「入った!! 中まで入ったぞ!!」 先端が子宮の中に入った。 お腹の中を直接突かれる感触。 恐怖と刺激が混ざって頭に響く。 「ハハッ! 吸い付いてくるぞ!」 男が動くたびに、子宮口が閉まろうとして巻きつく。 身体が勝手に入ってきたものに反応している。 チュポッ、チュプッ、ズヌンッ……。 「音が出てるぞ! 映画と同じだ!」 「いい顔してるな」 男たちは順番に子宮の中に入れて動かした。 強い刺激でお腹が突き上げられる。 「あ、あ、あぁっ!! あぁぁぁっ!!」 声が出る。 子宮口が動いて、刺激の信号を頭に送り続ける。 「映画のセリフ言ってみろよ! 『奥までいっぱいにして』だろ!?」 髪を掴まれて言われた。 私は震えながら言われた通りの言葉を出した。 「……し、きゅう……奥まで……っ!! いっぱい……してぇぇぇっ!!」 「よし! そうしてやる!」 男の腰が動いて、子宮の奥に精液が出された。 熱い液体が入ってくる。 他人の精液で中が満たされる。 「あ、あ、あひぃぃぃぃっ!!!」 白目をむいて体が強張ったまま達した。 お腹の奥に精液が入って重い。 身体はそれを中に受け入れている。 私は意識を失った。 六日目の朝。自分が起きているかも分からなかった。 子宮の中に精液を注ぎ込まれたせいで、感覚が麻痺していた。 お腹が重くて熱い。 不快感すら感じなくなっていた。 ただ床に倒れて天井を見ていた。 「おい、起きろ楓ちゃん。今日は撮影だぞ」 リーダー格の男が顔を見てきた。 カメラを持っている。 「今日はメッセージを撮る。……言いたいことは分かってるな?」 脅すような目だった。 壁際に座らされ、髪を整えられた。 裸のまま、汚れがついた下半身を見せてカメラに向かう。 「ほら、言えよ。『私は男の人たちの便所です』『兄さんなんていりません』ってな」 命令されるたびに胸が痛む。 (……言いたくない……) 頭が混乱していた。 だが、拒否すればまた酷いことをされると身体が覚えていた。 口を開いた。 「……は、い……。……カメラ、回してください……」 赤ランプがついた。 私は声を出し、カメラを見た。 口角を上げて笑った。 「……みなさん、こんにちは。……楓です」 声が揺れる。男たちは満足そうに頷いた。 「……映画では愛される役でしたけど……。……本当の私は違います」 お腹を撫でた。 中には三人の体液が入っている。 「……私は……こういうおじさんたちにぐちゃぐちゃにされるのが大好きな……男の人たちの便所です……」 泣かないように耐えた。 喜んでいるフリをした。 「……兄さんなんていりません。……おじさんたちの、汚いおちんちんの方が気持ちいいです……」 言った。 言い終わったとき、自分の中の何かが切れた。 言わされているだけだと思った。 「……だから……もっと私の中に……汚いものを出してください……」 「カット! 最高だ! 完璧だぜ!」 男たちが声を上げてカメラを止めた。 私はその場に倒れ込んだ。 何も考えられなくなった。 言葉で大切な人を否定してしまった。 「ご褒美だ。今日も可愛がってやるよ」 男たちが寄ってきた。 拒否する力もなかった。 脚を開き、身体を差し出すだけの状態で六日目を過ごした。 心は離れていた。 残ったのは体液で満たされた身体と、録画された言葉だけだった。 七日目の朝。 意識がぼやけていた。 お腹の減りも喉の乾きも感じない。 目の前の皿にある茶色い物体だけが見えていた。 「さあ、最後だ。……これが食べられたら、お前は俺たちのものだ」 リーダー格の男が言った。 皿の上にあるのは料理ではない。 男たちの出した大便だった。 臭いが届くが、頭が正常に判断できない。 (……これを食べれば、もう何もされない?) 思考が働かない。 私は四つん這いで這い、男の足元へ行った。 拒む力もプライドも無くなっていた。 「ほら、食え」 男がスプーンで掬い、口に運んできた。 私は口を開けた。 アムッ……。 口の中にそれが入ってきた。 苦味と不快な臭いが広がる。 だが、喉が動いて飲み込もうとした。 クチャ…… グチュ……。 噛む音がする。 人間としての感覚が消えていく。 涙が出たが、必死に喉を動かした。 ゴクッ…… 半分ほど飲み込んだ。 食道を通り、胃に入っていく。 内臓がそれを受け入れようと動く。 ドォォォォォンッ!!! 大きな音がした。 扉が壊れ、光が入ってきた。 「動くな!! 警察だ!!!」 「確保! 確保ーッ!!」 声が聞こえる。 男たちが押さえつけられる。 音が激しく響く。 だが私は動けなかった。 口の中にまだ残っている。 口の周りを汚し、裸で四つん両のまま固まっていた。 「……う、わ……」 「なんだこれは……」 入ってきた警察官が私を見て立ち止まった。 光が照らす。 汚れがついた肌。 口から物体を出している姿。 警察官は目を背け、無線で話した。 「……被害者を発見。……状況は……極めて……」 私はボケた視界で誰かを探した。 警察はどうでもよかった。 助けに来てくれると思っていた人がいる。 だが、そこにいたのは防護服を着た人たちだけだった。 そこにはいなかった。 (……見られた) 見知らぬ人たちに。 こんなものを食べている姿を。 汚くなった姿を。 「……あ……、ぅ……」 口から残りがこぼれ落ちた。 警察官が布をかけて遮った。 だが、もう遅かった。 助かった感覚はなかった。 絶望だけがあった。 私はそのまま意識を失った。 私の時間は、ここで止まったままになった。 報告ジーコスピンオフリメイク05 【警視庁・取調室】 (録音記録 00:14:20〜) 部屋には静寂が広がり、パイプ椅子が軋む音だけが響く。 取調官の刑事は、机の上の資料――被害者である女優・楓が発見された際の現場写真――を乱暴に叩きつけた。 刑事: 「……単刀直入に聞くぞ。なぜ被害者、女優の楓さんを狙った? 身代金目的か? それとも単なる性欲の発散か?」 被疑者A(37歳): (鼻で笑う音) 「金? 性欲? ……ハッ、アンタら警察は、いつもそうやって物事を簡単に片付けたがるよな。そんな理由で、あんな地下室を用意するわけないだろ」 Aは手錠をかけられた両手を組み、自分の考えを説明するような口調で言った。 被疑者A: 「動機なら、愛だとでも書いておけよ」 刑事: 「愛だと? ふざけるな」 被疑者A: 「大真面目さ。きっかけは、あの映画を見たことだ。世間は話題にしていたが、俺には我慢ならなかった」 Aは鋭い目つきで刑事を見つめる。 被疑者A: 「スクリーンの中の楓ちゃんを見ろよ。あの目。兄の前で媚びて、アナルを見せるあの演技……。あれは演技の枠を超えていたんだよ。彼女の本音が『こんな手ぬるい行為じゃ足りない』『もっと激しく乱暴にしてほしい』と言っていたんだ」 刑事: 「それが、お前の勝手な妄想だと言っているんだ!『兄』は、役でしかない!」 被疑者A: 「妄想じゃない、洞察だ! 映画の中の兄役……あいつは今、楓ちゃんと一緒に住んでいるんだぜ。だが、あんな弱そうな男に、彼女を受け止めきれるか? 綺麗な照明、ローションを使ったセックス、甘い言葉……全部が彼女に合っていないように見えたね」 Aは身を乗り出し、声を荒げた。 被疑者A: 「だから俺は、イライラしたんだよ。あの兄という立場にありながら、彼女の望みを引き出せていないあいつにな。彼女は待っていたんだよ。本物の男を」 刑事: 「だから、拉致をしたと? 自分がその役をやるために?」 被疑者A: 「役じゃない。現実を与えるためだ。俺は彼女を、スタジオから連れ出して、本物の場所に立たせてやりたかった。コンクリートの冷たさ、複数の男の体臭、排泄物の匂い、そして終わりのない緊張感。そこでこそ、楓ちゃんは本領を発揮できる」 刑事: 「……お前は、自分がしたことを演出だと思っているのか? それは犯罪だ。一人の女性の人生を壊したんだぞ」 被疑者A: 「壊したんじゃない、完成させたんだ。俺たちなら、あの映画の監督よりずっと深く、彼女の奥底を引き出せると思ってな。……実際、どうだった? 発見された時の彼女、すごい顔をしていただろ?」 刑事: 「……貴様ッ!!」 刑事が激怒し、机を蹴り上げる。しかしAは動じない。 彼は、自分の行った行為が、楓を最も活かしたと信じ切っているのだ。 被疑者A: 「いいか、刑事さん。これだけは言っておく。俺たちが彼女を捕まえた時、彼女は怯えていたんじゃない。『待っていた』んだよ。俺たちが与える暴力と汚れをな。……俺は、彼女の願いを叶えてやっただけだ」 被疑者Aは、紙コップの水に口をつけると、粘着質な笑みを浮かべた。 その表情は、予想外の当たりを引いた時の、下品な喜びに満ちていた。 被疑者A: 「刑事さんよ。アンタ、あの子の体を直接見たことあるか?」 刑事: 「……被害者の尊厳に関わる話だ。慎め」 被疑者A: 「尊厳? ハッ、違うな。あれは男関係の履歴書だよ。 初日だ。俺たちはまず、彼女の服を脱がせて……状態を確かめたんだ。 世間じゃ清純派女優、映画でもウブな妹を演じていたからな。てっきり、体もそれなりに締まっているものだと思っていたよ」 Aは身を乗り出し、声を潜めた。 被疑者A: 「だがな、違ったんだよ。とんでもない計算違いだった」 刑事: 「……どういう意味だ」 被疑者A: 「前だよ。膣の方だ。 指を入れた瞬間、分かったね。……抵抗がない。 濡れているだけじゃない。肉壁が、物を受け入れることに慣れきっていた。 それも、俺の指なんかじゃスカスカに感じるくらい、太いもので広げられた痕跡があったんだよ」 Aの目は興奮で開いている。 被疑者A: 「奥まで探ってみたら、もっと驚いたぜ。 子宮口だ。普通、あんな奥まで届かないし、届いても硬く閉じているものだろ? でも、彼女のは違った。 指先で触ったら、吸い付くように動いたんだ。 ……こいつ、子宮の中までされ慣れていると直感したね」 刑事: 「貴様……!」 被疑者A: 「後ろもだ。アナルの方も、完全に出来上がっていた。 指三本入れても平然としている。 映画の設定じゃ兄のために慣らしたなんて健気なことを言っていたが、現実はもっとすごかったよ。 あんなの、相当太いもので毎日毎日挿入されていなきゃ、あんな状態にはならない」 Aは天井を見上げ、冷ややかに言い捨てた。 被疑者A: 「驚くだろ? 清純派の見た目をして、かなりの好きものだったんだよ。 俺たちは確信したね。映画のあの演技は、全部実体験だったんだってな。 彼女は待っていたんだよ。映画の弱い兄役じゃ満足できない、あの広がった穴を埋めてくれる本物の行為をな」 刑事: 「……それは、お前の勝手な妄想だ」 被疑者A: 「妄想? 現実だよ! 実際、俺たちが挿入した時……彼女の体は拒絶せず、そのまま俺たちを受け入れたぜ? 口ではやめてと泣いていたが……体は直直だったな。 俺たち三人がかりで相手をしても、彼女の穴は全部受け入れて平気な顔をしていた。 あれは被害者の顔じゃない。……ようやく行為を与えられた顔だったよ」 被疑者Aは、楓の体に残されていた兄による行為の跡を、単なる「乱れた性生活の証拠」として受け取り、自分の加虐行為を正当化していた。 それこそが、楓にとって屈辱であり、絶望の始まりだった。 刑事の顔には、怒りを通り越して疲労と嫌悪感が表れていた。 対する被疑者Aは、自分の考えを教えるように、落ち着いた様子で話し続ける。 刑事: 「……身体の件は分かった。だが、これだけは理解できない。 お前たちは七日間、被害者にまともな食事も水も与えていないな? 彼女は保護された時、重度の栄養失調に近い状態だった。……殺すつもりだったのか?」 Aは呆れたように肩をすくめた。 被疑者A: 「殺す? まさか。俺たちは誰よりも彼女を求めていたんだ。 大切に生かしていたさ。……ただ、与えるものが少し特殊だっただけだ」 刑事: 「特殊だと? お前らが彼女に飲ませていたのは……」 被疑者A: 「ああ。俺たちの精液と、小便だ」 Aは恍惚とした表情で、空中の何かを愛でるように指を動かした。 被疑者A: 「想像してみてくれよ。 あんなに使用感のある、男を受け入れるために完成された肉体だ。 そんな彼女に、コンビニの冷えた弁当や、ペットボトルの水なんて……あまりに不釣り合いだろ。 彼女の体の中に入れるものは、もっと温かくて、生々しくて、俺たちの体から直接出たものでなければ意味がないんだ」 刑事: 「……狂ってる」 被疑者A: 「狂ってるのは世間の方だ。 いいか? 俺たちは彼女のファンだ。彼女と一つになりたいと思っている。 性交渉なんて、一時の接触だ。体を離せば終わる。 だが俺は違う。 俺が出した精液や尿が、彼女の喉を通り、胃に落ち、消化されて、彼女の肉体の一部になる。 俺の老廃物が、彼女のエネルギーになって、その心臓を動かすんだ。 ……これ以上の愛情があるか?」 Aの声に熱がこもる。 それは、相手を自分の中に取り込みたいという極端な独占欲だった。 被疑者A: 「それに、彼女も喜んでいたぜ。 最初は嫌がっているフリをしていたが、喉の奥に俺の精液を注ぎ込んでやると、音を立てて飲んでいた。 尿だってそうだ。喉が渇いていたんだろう、俺が口の中に尿を出すと、必死に飲んでいたよ。 俺の老廃物が、あの清純派女優の喉を潤している……その光景を見た時、俺は本気で感心したね」 刑事: 「被害者は生きるために、仕方なく飲んだんだ! 強要以外の何物でもない!」 被疑者A: 「結果は同じだろ。 彼女の体は、あの一週間、俺たちの排泄物だけで維持されていたんだ。 彼女の吐く息も、流す汗も、全部俺たちの体から出た成分だ。 あの期間、彼女は女優じゃなかった。俺たちの体外にある性器の一部だったんだよ。 ……完璧な関係だ。素晴らしかったよ」 Aは目を閉じた。 彼女の生存本能すらも自分の行為を受け入れた証拠だと勝手に解釈し、一人の人間を排泄処理を行う存在へと変えた男。 その歪んだ理屈は、楓の心に、体に残った傷以上に深いトラウマを植え付けた。 刑事は、証拠品として押収したビデオカメラを、Aの目の前に突き出した。 その中には、ひどい行為の記録と共に、楓の人生を壊す映像が残されていた。 刑事: 「……このビデオレターだ。 被害者はカメラに向かって、自らを『公衆便所』と呼び、兄を貶め、お前たちを褒める言葉を言わされている。 なぜこんなものを撮った? 脅迫の材料にするつもりだったのか?」 Aは、カメラを見つめ、首を横に振った。 被疑者A: 「脅迫? 金のための道具? ……ハッ、見方が浅いな」 刑事: 「浅いだと?」 被疑者A: 「ああ。あの時、楓ちゃんの肉体は完全に俺たちのものになっていた。 あらゆる穴を広げられ、体の中身を俺たちの排泄物に入れ替えられ、ただの肉体として機能していた。 だが……一番根底の部分までは、まだ届いていなかったんだよ」 Aの目が細くなる。 被疑者A: 「あの女、口では気持ちいいとか何とか媚びたことを言っていたが、目だけは死んでいなかった。 心の奥底に、頑丈な壁を作っていたんだ。 おそらく、そこにはあの兄役の男がいる。 どんなにひどいことをされても、心だけはあの男のものだという思いにしがみついていたんだよ」 刑事: 「……映画の設定だ」 被疑者A: 「現実だ。俺はそれを壊すことにした。 俺たちが手を出せない場所にあるなら、彼女自身に壊させるしかない」 Aは、指を動かして示してみせた。 被疑者A: 「六日目の朝だ。俺は彼女を座らせ、カメラを回した。 髪を整えさせ、笑顔を作らせて、こう言わせたんだ。 『兄さんなんていりません。おじさんたちの性器の方が、ずっと好きです』ってな」 刑事: 「……ひどい奴だ」 被疑者A: 「最初は拒否したよ。泣いて、震えて。 でも、俺たちは焦らなかった。言わなければ、昨日以上のことをするだけだと、落ち着いて話してやった。 そうしたら彼女、諦めた顔で……言ったんだよ。 一番大切な人間を裏切る言葉を、ひどく淫らな笑顔でな」 Aは天井を見上げた。 被疑者A: 「あの瞬間が、この一週間で一番の場面だったね。 彼女の口からその言葉が出た瞬間、目から感情が消えたんだ。 ぷつりと、つながっていたものが切れたような反応だったよ。 彼女が守り続けてきたものが、彼女自身の手で壊れたんだ。 あれで彼女は完全に、心まで狂ったのさ」 刑事: 「お前は……人の心がないのか」 被疑者A: 「あるさ。だからこそ、彼女を『女優』という立場から解放してやったんだ。 あのビデオレターは、彼女が新しくやり直すための始まりだよ。 ……まあ、世間に出れば、ただの『落ちぶれたアイドルの醜態』として扱われるだけだろうがな。 それも含めて、俺の計算通りだ」 言葉によって自尊心を破棄させる行為。 犯人Aは、楓に兄への裏切りを強制することで、彼女の精神を二度と立ち直れないレベルまで破壊したと確信していた。 刑事は、震える手で最後の資料を机に置いた。 それは、警察が踏み込んだ時の現場写真だった。 修正処理がされていても、その場の状況とひどさが伝わってくる記録だった。 刑事: 「……七日目の朝。我々が突入した時、被害者は……」 言葉を詰まらせる刑事を見て、Aは笑った。 被疑者A: 「ああ、あの時か。 惜しかったな。あと数秒早ければ、楓ちゃんは飲み込んでいなかったのに」 刑事: 「お前たちがさせたのは……排泄物を口にさせることだ。 人間に、自分の糞便を食べさせた。……それが人間のすることか?」 被疑者A: 「人間だからこそやるんだろ。 動物は腹が減れば食べるが、人間は理性を捨てなければそんなものは食べられない。 俺たちが求めていたのは、楓ちゃんが女優でも人間でもなく、ただの動物と同じ状態になる瞬間だったんだ。 俺たちが出した便を、食べ物みたいに口に入れて、噛んで、飲み込む。 それができたら、彼女はもう二度と、普通の生活には戻れない。 ……永遠に、俺たちの所有物になる」 被疑者A: 「なのに、アンタらが邪魔をしたんだ。 大きな音と光を出して飛び込んできて……いい場面が台無しだ。最高の瞬間がなくなった」 刑事: 「ふざけるな! 我々は彼女を助けたんだ!」 被疑者A: 「助けた? ハッ、笑わせるな。 あの時の彼女の顔、見たか? 助かったなんて顔、していなかっただろ?」 刑事は黙り込んだ。言われた通りだったからだ。 発見された時の楓は、口の周りを汚し、四つん両のまま動かなくなっていた。その目は、助けに来た警察官を見て安心するどころか、強く拒絶する態度を見せていた。 被疑者A: 「彼女は絶望していたんだよ。 見られたと思ってな。 一番見られたくない、一番汚い姿を、他人に見られた。 その瞬間、彼女は本当に行き場を失った。 ……まあ、ある意味、俺が考えていた以上の結果だったかもしれないな。 人前で糞を食べる。 これ以上の結末があるか?」 Aは満足そうに椅子に深く座り直した。 彼の目には、逮捕されたことへの後悔など微塵もなかった。あるのは、大仕事をやり遂げた男のような達成感だけだ。 刑事: 「……最後に一つだけ聞く。 被害者の家族、そしてあの映画で共演した『兄』に対して、何か言うことはあるか」 Aは、ニヤリと口角を上げた。 カメラの向こうにいるであろう、楓の「兄」をまっすぐ見見据えるように。 被疑者A: 「ああ、あるぜ。 ……おい、兄貴。聞こえてるか? 感謝してくれよ。お前の大事な妹、俺たちが最高の状態に仕上げておいたぜ。 アナルは広がりきり、子宮は精液で満たされ、口は排泄物まみれだ。 もう二度と清純派なんて言えない、ただの便所にして返してやったよ」 Aの声が、室内にはっきりと響く。 被疑者A: 「これからは、お前がその汚れごと愛してやるんだな。 彼女の身体の隅々まで染み付いた、俺たちの匂いと一緒にな。 ……せいぜい、俺たちの残飯を味わってくれよ」 刑事: 「貴様ッ……!!」 刑事が激怒し、取調室に怒声が響く。 しかし、Aの大笑いは止まらなかった。 彼は分かっていた。 自分が逮捕されても、楓に残したトラウマと汚れは、一生消えることなく、彼女と兄を苦しめ続けることを。 それが、彼にとっての「勝ち」だった。 【東京地方裁判所 刑事部・判決公判記録】 静まり返った法廷。 検察官、弁護人、そして傍聴席を埋め尽くすマスコミと野次馬たち。 その視線の先、証言台に立つ被告人Aは、退屈そうに天井を見上げていた。 裁判長: 「主文。被告人を、懲役8年に処する」 一瞬の沈黙の後、法廷内が騒がしくなった。 「短い」「ふざけるな」という怒号と、安堵したような弁護側の息遣いが交錯する。 一人の女性を七日間にわたって徹底的に痛めつけ、排泄物を食べさせ、心に一生消えない傷を負わせた結果が、たったの8年。 しかし、殺人ではないこと、身体的な外傷(切断や骨折など)が少なかったこと、そして弁護側が主張した「ビデオレターにおける同意の形跡(強制されたものだが)」が、判断を軽くする要因となっていた。 裁判長: 「被告人の行為は極めて悪質だが、初犯であること、また……」 裁判長の声を、もはや誰も聞いていなかった。 傍聴席の最前列に座る被害者家族は、手で顔を覆い、泣いている。 しかし、被告人Aだけは違った。 彼は判決を聞いた瞬間、口元をニヤリと歪め、声を殺して笑ったのだ。 被告人A: 「……ハッ、たったの8年かよ。安いもんだ」 彼は、傍聴席にいる人間を探すようにゆっくりと視線を動かした。 そこには来ていない、楓と、その兄に向けて、心の中で胸糞悪いメッセージを送っていた。 (おい、聞いたか兄貴。俺は8年で戻れるんだよ。 その頃、楓ちゃんは一番成長して、成熟している時期だ。 俺たちが刻み込んだ性の記憶は、8年経っても消えやしない。 むしろ、時間をかけて消えないものになり、彼女の中で大きな傷になっているはずだ) 刑務官に促され、手錠をかけられるA。 彼は退廷する間際、傍聴席のカメラに向かって、唇の動きだけで言葉を伝えた。 『──続きを、撮ろうな』 そのメッセージは、テレビの放送を通して全国へ、そしてきっと、どこかの部屋で怖がっている楓の元へと届くだろう。 重い扉が閉ざされる。 裁判としては事件は解決した。 しかし、「犯人がいずれ戻ってくる」という決まった未来は、楓と兄さんにとって、刑務所の中にいる彼よりも恐ろしい負担となって、二人をずっと縛り続けることになった。 だからこそ、『兄』による上書きは終わらない。 彼が戻ってくるその日まで、いや、彼が戻ってきても楓の心が壊れないように、『兄』は毎日毎晩、彼女の中に自分を受け入れさせ続けなければならないのだ。 報告ジーコスピンオフ 完 注意書き スピンオフ地獄の7日間において、報告ジーコ本編中では発生しなかったウテルスセックスと食糞があります。 次のループでは、楓ちゃんは兄の食糞が追加されて、また新しい初めての行為(おそらく尿道)をするのでしょうね。 くぅ~疲れましたw これにて完結です! 実は、Geminiでジーコのシナリオ製作したら文庫本にできる分量作ったのが始まりでした 本当はスピンオフはなかったのですが← ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのNTRで挑んでみた所存ですw 以下、楓ちゃんたちからのみんなへのメッセジをどぞ 楓「みんな、見てくれてありがとう ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」 兄「いやーありがと! 楓のかわいさは二十分に伝わったかな?」 楓「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」 被疑者A「見てくれありがとね! 正直、作中で言った俺達の気持ちは本当だよ!」 楓「・・・ありがと」ファサ では、 楓、兄、被疑者A、俺「皆さんありがとうございました!」 終 楓、兄、被疑者A「って、なんで俺くんが!? 改めまして、ありがとうございました!」 本当の本当に終わり