本文:ターン(T01) 深夜二時を告げる電子ベルの残響が、冷涼な空気を震わせて消え去った。 虚数潜航艇ノーチラス号が深き虚数空間を航行する際特有の、腹の底を低く揺する重い機関の微振動だけが、医務室の隔壁を伝ってかすかに床板を震わせている。天井の主照明は完全に落とされ、足元をぼんやりと照らすフットライトの青白い残光だけが、鋼鉄の部屋に長い影を落としていた。 シーツの擦れる乾いた音。かすかな金属音。 清潔なリネンが敷き詰められたベッドの上で、負傷した四肢を横たえるあなたの耳朶に、静まり返った廊下から近づいてくる規則正しい靴音が届いた。硬いヒールがゴムマットを捉える、一切の乱れがない足音。 プシュー、と微かな気密解除音を響かせてスライドドアが開く。 逆光の中に浮かび上がったのは、夜間巡回のために身を包んだネモ・ナースの細身の輪郭であった。 ナースキャップの純白が、薄暗がりの中でひやりと浮き彫りになっている。その手には、カルテの端末ではなく、革と金属で作られた頑丈な拘束ベルトが数本、静かに提げられていた。 「まだ起きていらっしゃったのですね、マスター。怪我人の務めは、速やかに深睡眠へと移行し、細胞の自己修復を待つことだけだと言い聞かせたはずですが……ふふ、やはり私の言いつけを守る気は微塵もなかったご様子ですね」 鈴を転がすような、しかし芯に絶対的な意志を秘めた涼やかな声音が、静寂を切り裂く。 ネモ・ナースは音もなくベッドサイドへと歩み寄ると、手元に下げていたベルトを金属製のワゴンへと置いた。カチャリ、と硬質な音が冷え切った病室に小さく響く。 その双眸は、いつもの柔らかな微笑を湛えながらも、瞳の奥に獲物を逃さぬ医療従事者としての冷徹な光を宿していた。 「昼間の戦闘記録を精査させていただきました。自身の魔力パスを過剰に開放し、肉体の損壊を顧みずに前線へ出向くその無謀さ……。貴方のその悪癖は、単なる口頭注意では決して治らない。ええ、痛いほど理解させられました。ですから、主治医として、より確実で、物理的な措置を執らせていただくことに決めたのです」 ナースはベッドの脇に腰を下ろすことなく、すっと影のように覆いかぶさってきた。 ふわりと、アルコール消毒液の刺激臭に混ざって、咲き誇る白百合のような甘美な残り香が鼻腔をくすぐる。 抵抗する間も与えぬ手慣れた動きで、ナースの指先があなたの両手首を捕らえた。 細く、しなやかな指先でありながら、サーヴァントとしての膂力は常人のそれを遥かに凌駕している。びくともしない力で両腕を持ち上げられ、ヘッドボードの金属フレームへと押し当てられた。 「暴れないでくださいね。余計に傷口が開くだけです。……これは懲罰ではなく、純然たる『治療』なのですから♡」 カチャ、カチリ。 重厚な革ベルトが両手首に巻きつけられ、頑丈なバックルが締め上げられる。革の内側に張られたフェルト生地が皮膚に食い込み、どれほどもがこうとも指先すらフレームから引き離すことができない。 続いて、ナースは身を屈めると、あなたの足首と太ももにも手早くベルトを回し、シーツ越しにベッドフレームへと固定していった。 完全に四肢の自由を奪われ、大の字のまま仰向けに晒された無力な肉体。その屈辱的な姿を見下ろし、ナースは満足げに喉を鳴らした。 「素晴らしい……。これで、私が目を離した隙に抜け出して、他のネモたちに無茶な指示を出す心配もなくなりました。……さて。ここからが今夜の主たる処置です」 ナースの華奢な手が、自身の細い指へとしなやかな医療用ラテックスグローブを嵌めていく。 パチン、とゴムが手首の皮膚に張り付く乾いた音が、静まり返った病室に異様な淫靡さを伴って響き渡った。 「マスターはご存知ないのでしょうね。過度な戦闘ストレスと外傷による交感神経の暴走が、男性の生殖機能にどのような悪影響を及ぼすかを。……無理を重ね、死線を潜り抜けた雄の肉体は、種の保存の本能によって精巣を異常に充血させ、不要なホルモンを過剰分泌させてしまうのです。この鬱積した性エネルギーを放置すれば、霊基とのパスの接続にも歪みが生じ、明日の回復は見込めません」 ナースの指先が、あなたの入院着の裾へと冷たく差し入れられた。 滑らかな布地が捲り上げられ、無防備な下腹部が冷気に晒される。さらに、下着のゴム紐に冷たいグローブの指が引っ掛けられ、躊躇いなく一息に引き下げられた。 空気に触れた途端、拘束の羞恥と恐怖によってすでに硬度を帯び始めていた男性器が、ボロンと無防備に跳ね起きる。 太い怒張を湛え、下腹部に向けて反り返った生々しい肉竿。血管が赤黒く浮き彫りになり、先端のスリットからはすでに透明な先走り汁が一滴、粘性を帯びて滲み出ていた。 「あら……。あれほど酷い傷を負っておきながら、こんなにも下品に張り詰めて。これでは安静どころではありませんね。……血管が浮き出て、ドクドクと拍動しているのが目視できますよ。いけませんねぇ、マスター。貴方の身体は、口では反省を述べていても、下半身はこれほどまでに熱く、卑しく、種付けの機会を求めて疼いているのですから♡」 ナースはベッドに片膝を乗せ、拘束されたあなたの太ももの間へと滑り込んできた。 その体勢のまま、顔を極限まで近づけてくる。耳朶に、吐息が直接吹きかかるほどの至近距離。 ひそひそと、鼓膜の奥を直接撫で回すような、濡れた囁き声が紡がれる。 「今、この瞬間のために、他のネモたちとの思考共有回線は完全に遮断してあります。……キャプテンにも、プロフェッサーにも、誰にもこの光景は見えていません。私と、貴方だけの秘密の治療時間。……ですから、どんなに泣き叫んでも、誰も助けには来てくれませんよ♡」 ヒヤリとした感触。 ラテックスに包まれた冷徹な指先が、怒張した亀頭の先端をツン、と突いた。 ビクンと肉竿が跳ね、拘束された手首が擦れてシーツが軋む。 「ふふ、可愛い反応。まずは……溜まりに溜まった鬱血を、丁寧に解きほぐして差し上げましょう」 ナースはワゴンから取り出した透明な医療用潤滑ゼリーを、惜しげもなく自身の掌へと絞り出した。 チュル、クチャ、と掌を擦り合わせて粘液を広げる湿った音が、耳元で執拗に響く。 冷え切ったゼリーが、いきなり剥き出しの亀頭から雁首、竿の根元に至るまで、たっぷりと塗りたくられた。 「ひゃっ……、と声が出そうになりましたか? 我慢なさらず、声をお出しになっても構いませんよ。防音設備は完璧ですから。……さあ、力を抜いて。私の手のひらに、貴方のすべてを委ねてください」 ギュチ、と音がした。 薄いゴムの膜を隔てたナースの手のひらが、熱を帯びて反り立つ肉竿の根元をぎっちりと包み込み、そのままゆっくりと上方へと扱き上げられたのである。 冷たいゼリーのぬめりと、グローブ越しの吸い付くような圧迫感。 血管の凹凸を一つ一つ押し潰すように、容赦のない適正圧力がかけられる。 「あぁ……すごい硬さ。脈打っていますね、ドクドクと。私の手のひらの中で、貴方の心臓がもう一つ暴れているかのようです。……ほら、雁首の溝に指を引っ掛けて、クチュクチュと回して差し上げますね♡」 ナースの親指と人差し指が輪を作り、敏感極まりないカリ首の裏側を執拗に抉るように擦り上げた。 ヌル、グチュ、ピチャッ。 気泡が潰れる淫らな水音が、ナースの口元から漏れる熱い吐息とともにあなたの耳朶を満たしていく。 拘束された手首をどれほど引いても、固定具はびくともしない。逃げ場を完全に奪われた状態で、下腹部を貫く激痛にも似た快感の奔流が、脊髄を駆け上がっていく。 「だめですよ、腰を浮かせて逃げようとしては。……拘束ベルトが皮膚に食い込んで痛むだけです。貴方はただ、まな板の上の魚のように、私に嬲られていればいいのです。……んっ、先走りの量が増えてきましたね。ゼリーと混ざり合って、こんなにも白く泡立って……なんて淫らな肉棒なのでしょう♡」 ナースは囁きを止めない。 それどころか、空いたもう一方の手をあなたの胸元へと滑り込ませ、心音の乱れを確かめるように、薄い皮膚の上から爪を立てて優しく撫で下ろした。 至近距離で見つめ返してくるナースの瞳は、濡れたように潤み、妖しい紫色の光彩を放っている。 「どうですか? いつも皆を導く立派なマスターが、医務室のベッドで手足を縛られ、専属のナースにオチンチンをオモチャにされている気分は。……恥ずかしいですか? それとも、責任から解放されて、情けなくも興奮していらっしゃいますか? 心拍数が急上昇していますよ。嘘はつけませんね♡」 チュルリ、と手のひらが亀頭を包み込み、先端の尿道口を親指の腹でぐりぐりと押し潰す。 「ッ……!」 息を呑むあなたの喉から、押し殺した呻きが漏れ出た。 先端を直接蹂躙される刺激に、下腹部がキュンと跳ね上がり、射精の引き金が引かれそうになる。 ドクン、ドクンと精管が痙攣を始め、白濁した塊が尿道へと競り上がってくる感覚。 「あ、いけません。出そうになっていますね?」 ナースの声音が、一瞬だけ怜悧な冷たさを帯びた。 絶頂の臨界点に達しようとしたまさにその瞬間、ナースの手が竿の根元へと滑り落ち、血流を止めるかのように親指と人差し指で力任せにギュウッと締め付けられたのである。 「あぐっ……!」 「はい、ストップです♡ 誰が今、出していいと許可を出しましたか?」 強制的な遮断。 吹き出そうとしていた快感のマグマが、出口を塞がれて体内へと逆流していく。 脳髄が痺れるような拷問めいた寸止めの苦痛に、背筋が弓なりに反り返り、拘束具がギリギリと悲鳴を上げた。 先端からは、堪えきれずに溢れ出た粘り気のある先走りが、糸を引いてナースのグローブを汚している。 「ふふっ、顔を真っ赤にして、息を乱して……なんて情けないお顔。でも、素晴らしいですよ。ほら、まだ射精の許可は下りていません。私の言いつけを守れなかった罰として、あと十回は寸止めを繰り返して差し上げます♡」 耳元に、ナースの吐息とともに唇が触れた。 ちゅ、と柔らかな肉の感触が耳朶に吸い付く。背筋をぞくぞくと走る悪寒のような快感が、寸止めで充血しきった下半身をさらに異常な硬度へと押し上げていく。 「貴方が完全に私の管理下に置かれ、私の手の中でしかイケない身体になるまで……今夜はたっぷりと、時間をかけて『治療』して差し上げますからね。……さあ、次のセットに参りましょうか、マスター♡」 グチュリ、と再びゼリーを絡めた掌が、赤黒く腫れ上がった肉竿を包み込み、無慈悲なピストンを再開させた。 夜の帳に包まれた医務室に、逃げ場のない甘美な水音と、耳元を焦がす悪魔的な囁きが、果てしなく響き続けていた。 ~ 夜の底がさらに深まり、機械の駆動音さえも遠のいた頃。 医務室の空気は、熱を帯びた吐息と濃厚な分泌液の匂いで重苦しく淀んでいた。 拘束されたあなたの手首は、度重なるもがきによって赤く擦れ、ベッドのシーツには汗と飛び散った潤滑液が幾重にも大きな染みを作っている。 すでに五度、六度と絶頂の直前で根元を締め上げられ、射精を阻まれた肉竿は、もはや通常の勃起の限界を超えて赤黒く鬱血し、触れるだけでも痛烈な快感の痺れを撒き散らす危険な状態へと変貌していた。 「はぁ……はぁ……っ。まだ、こんなに熱い……。マスターのオチンチン、信じられないくらいパンパンに膨らんで、破裂しそうですよ♡」 ナースの声音にも、わずかな上気と息の乱れが混ざり始めていた。 いくら回線を遮断しているとはいえ、手の中で暴れるマスターの生命力の奔流に、施術者であるナース自身の霊基までもが共鳴し、熱を帯びてしまっているのだ。 乱れた前髪の隙間から覗くその瞳は、もはや単なる主治医のそれではなく、完全に獲物を手籠めにした悦びに濡れそぼっていた。 「そろそろ、限界ですか? 頭が真っ白になって、射精のことしか考えられなくなってきましたか? ……ええ、わかりますよ。先端のスリットが、パクパクと空気を求めて口を開けていますもの。私のグローブは、貴方の先走りでドロドロのヌルヌルです♡」 ナースは片手を伸ばし、あなたの拘束された右手の指先を、自身の細い指で恋人繋ぎのように絡め取った。 ぎゅっと握り締められる、冷たいグローブと熱い素肌の感触。 もう一方の手は、休むことなく、極限まで張り詰めた亀頭のカリ首を、吸い付くような速度で擦り上げている。 クチュ、ジュルッ、ピチャピチャピチャッ! 「ほら……耳元で聞いてください。貴方の卑しいオチンチンが、私の手の中で泣いている音ですよ。……『早く出したい、射精させてほしい、ナース様頭がおかしくなりそうです』って、そう言っているのが聞こえます♡」 唇が、ほとんどあなたの頬に重なり合っていた。 囁かれる一言ごとに、熱い息が肌を焼き、理性の最後の糸をじりじりと焼き切っていく。 動かせない腰が、快楽を求めて無意識にナースの手のひらへと押し付けられる。 「あぁっ、自分で私の手に腰を振って……なんて浅ましい患者様なのでしょう。でも、いいですよ。貴方が私の言うことを何でも聞く『良い子』になると誓うなら……この手の中で、思い切り果てさせて差し上げます」 ナースの親指が、尿道口の縁をキュッと広げるように押し広げた。 その瞬間、下腹部の奥深く、前立腺のあたりで何かが弾け飛ぶような感覚が走った。 「さあ、言ってごらんなさい。『射精させてください、ナース様』と……。私の許しを乞うてごらんなさい♡」 耳元で、甘く、残酷に促すナースの声。 もはやプライドも理性も、極限まで焦らされた肉欲の炎の前には灰燼に帰していた。 掠れた声で、懇願の言葉が零れ落ちる。 それを聞いた瞬間、ナースの口元が三日月のように妖しく歪んだ。 「よく言えました♡ ……それでは、主治医からのご褒美です。全部、私の手のひらにぶちまけて、空っぽになりなさい……っ!」 解き放たれる締め付け。 刹那、ナースの手の動きが一変した。 寸止めのために抑え込まれていた速度が一気に跳ね上がり、滑らかな掌が、亀頭から根元までを一切の隙間なく密着させ、激しい摩擦の嵐を巻き起こす。 グチュルッ、ジュポッ、ジュポポポッ! 「イキなさいっ! 私の手の中で、無様に、全部ッ……♡」 「ッ――ああああああっっ!!」 声にならない絶叫が喉を裂いた。 拘束された四肢が限界まで張り詰め、背筋が弓なりに跳ね上がる。 その瞬間、肉竿の奥底から、限界まで濃縮された白濁の奔流が爆発的に噴き上がった。 ドクッ、ドククッ、ドピュッ――!! 熱い、焼けるような白濁液が、弾丸のような勢いで先端から射出される。 一発、二発、三発。 勢いは止まらず、ナースのラテックスグローブを白く染め上げ、ベッドのシーツへ、そしてナースの着崩れた白衣の胸元へと、激しく飛び散っていった。 「あぁっ……すごい、すごい量……っ! 熱いのが、ドクドク脈打って……まだ止まりませんっ♡」 ナースは手を止めず、射精の痙攣に合わせて、先端を優しく、しかし確実に絞り上げるように扱き続けた。 ビクン、ビクビクッと跳ねる肉竿から、濃密な精液が最後の一滴まで容赦なく搾り出されていく。 頭蓋の奥が真っ白に焼き切れ、視界が明滅するほどの強烈なオーガズム。 拘束具に繋がれたまま、あなたの肉体はただ小刻みに震え、快楽の余韻に溺れて脱力するしかなかった。 ~ 静まり返った医務室に、二人の荒い呼吸の音だけが満ちていた。 飛び散った精液の生臭い匂いが、消毒液の香りを完全に塗り替えている。 ナースは、白濁に塗れたグローブを顔の前に掲げ、光に透かすようにして見つめた。 その頬は朱に染まり、胸元は激しく上下している。 やがて、ナースはゆっくりとグローブを外し、素手を晒すと、拘束されたまま意識を朦朧とさせているあなたの額へと、そっと触れた。 「……ふふ。すっかり、毒気が抜けたお顔になられましたね。これで今夜は、ぐっすりと眠っていただけるはずです」 額に落ちる、冷たくて優しい指の感触。 しかし、ナースの瞳の奥に灯った執着の炎は、先ほどよりもさらに深く、暗く燃え上がっていた。 「ですが、マスター。一度解放された鬱血は、定期的にケアしなければすぐに元に戻ってしまいます。……ええ、毎晩です。貴方が完全に全快するまで……いいえ、全快した後も、貴方のその下半身は、この私が責任を持って管理し続けなければなりませんね♡」 耳元に落とされる、呪いのように甘い約束。 その時――。 『――おい、ナース。医務室の回線、なんで切ってんだ?』 沈黙を破り、壁の通信機から突如としてノイズ混じりの声が響いた。 粗野で、どこか苛立ちを含んだ、しかし聞き覚えのある伝法な口調――ネモ・エンジンの声であった。 『機関部の定期バイタルチェックに、マスターの心拍データが上がってこねぇんだよ。……なんか妙な負荷がかかってた形跡もあるし、今からアタイが様子見に行っていいか?』 ナースの細い眉が、ピクリと跳ね上がった。 ベッドの上で拘束され、精液に塗れたままのあなたを見下ろし、ナースは通信機に向かって滑らかな、いつも通りの澄ました声で応答した。 「あら、エンジン。申し訳ありません、精密なバイタルスキャンのために一時的に外部回線を遮断しておりましたの。……マスターは今、極めてデリケートな『処置』の最中でしてよ」 ナースはあなたの唇に、自身の濡れた人差し指をそっと押し当てた。 「声を出してはダメですよ」と、妖しく微笑みながら。 「まだ処置は完了しておりませんから、立ち入りはご遠慮願えますか? ……それとも、貴女もこちらの『管理業務』を手伝ってくださる気がありますの?」 通信機の向こうで、エンジンが息を呑む気配が伝わってきた。 秘密の扉が、わずかに軋みながら開き始めている――。