GM [大浴場]
星が輝く夜
ここはとある町にある大浴場
近場に似たような施設もなく、癒しを求めるならここ一択
多人数で入ると落ち着かないという客層向けに個室風呂まで完備
夜景を楽しめる露天風呂もあります
美容や傷病に効く薬湯を揃えていることで近頃人気です
湯女 [大浴場]
"そういう"サービスも質が高い
GM [大浴場]
君たちはいずれかを求めてここにやってきたのでしょう
また、君たちは当然お分かりでしょうが混浴です
入り口の混浴を示す看板は湯気かなにかで見えづらくなっていますが
混浴は常識ですし特に問題はないはずです!
ジェイド・アストラム [大浴場]
からり、と戸を引き開ける。
軽く浴場内に視線を巡らせる。どうやら、誰も入っていなかったらしい。
ジェイド・アストラム [大浴場]
好都合だ、と思う。元より、あまり他者と話すことは得手ではない。
ひとりで思索に耽る時間……凄まじくざっくりと言えば。
ぼーっとする時間が好きだった。
ジェイド・アストラム [大浴場]
ひたひたと足を洗い場へ運ぶ。
椅子へ軽く湯を流してから座り、長い髪を洗い始める。
戦闘中はさして気になるものでもない。相手の視界を僅かに奪い、気を引く道具にもなり得る。
しかし平時に水気を含むと体へ張り付いて鬱陶しいし、こうして手入れをする時間もそれなりに必要になる。
一長一短ではあるが……それでも伸ばしているのは、単に髪を切る頻度が高いのも無駄が増えるという理由の分、短く切るのを嫌ったからに他ならない。
つまりは消極的選択である。
ジェイド・アストラム [大浴場]
最後にざっと頭から湯を被って、髪の水気をぎゅっと絞る。
頭を洗い終えた後は身体を洗っていく。
|普段の防具《ポイントガード》は身体に当たる部分も少なく風通しもいい分、汗も然程はかくことはないが。
それでも、重点的に洗わねばならない箇所はある。
魔動義体の装着箇所……膝と、足首部だ。
ジェイド・アストラム [大浴場]
健常な五体を有している彼にとっては外部補強を行う武器や防具の延長線に近いそれは、しかしその構造と設計思想上は五体を置換するものであり、つまるところ身体へ密着させて使用する。
つまるところ、蒸れる。
汗疹などになってしまえば動きを阻害することは想像に難くない。
故に入念にケアをしてやる必要がある。
|舞台《せんじょう》の上で足を鈍らせた戦舞士の末路は語るまでもない。
傷付けてしまわない程度に皮膚を擦り、最後に泡を洗い落とす。
彼にとっては宿の自室で魔動義体や魔動武器の細かい整備をする時とほとんど同じ作業であった。
ジェイド・アストラム [大浴場]
「……よし」
ぐ、ぐ、と軽く手足を曲げ、機能が十全であることを確かめる。
ジェイド・アストラム [大浴場]
最後にもう一度全身に湯を被って、椅子や桶などを置く台も軽く流してから。
浴槽へと足を向ける。
とぷり、と湯に足から浸かる。
ジェイド・アストラム [大浴場]
「……ふぅ」
思わず、吐息が漏れる。
骨の周りに凝り固まった疲れが湯へと溶け出していくような感覚。
濡らした布で拭うのとも、河で水浴びをするのとも、湯を被るのともまた異なる。
湯に身を浴する快感に浸る。
ジェイド・アストラム [大浴場]
湯の中でゆっくりと足を伸ばす。
身体に合わせた調整を行うとはいえ、関節部への負荷はどうしても生じるものだ。
ゆっくりと手で揉み解して、それを取り去っていく。
だからこそ、こうした作業も必要なものだった。
それが終われば、足を伸ばしたままにしている必要はない……が。
ジェイド・アストラム [大浴場]
「……」
こうしてみるとひとりでのびのびと風呂に浸かるのは思ったよりは気分がよかった。
なので、他の誰かが来るまではこうしているか、と決めたのだった。
アハラ・アイザーミ [大浴場]
ガチャン、ガチャン。硬い金属質の足音を鳴らしながら、女子更衣室の方から小さな人影が大浴場に入ってくる。その背丈はグラスランナーだが、両脚とも無骨な魔動義脚である
ジェイド・アストラム [大浴場]
その音に、ん、と目を開く。
どうやら独り占めの時間は終わったらしい。
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「先客は1人か。こんばんわッス~」 男性とも女性ともつかぬ声色で声をかけると、洗い場に向かう
ジェイド・アストラム [大浴場]
「こんばんは」しばらくは洗い場にいるようだ、まだもう少しいいかと思いつつ返事を投げる
アハラ・アイザーミ [大浴場]
髪と身体は雑に洗い、義足は身体よりは丁寧に磨いて水で洗って……それでもまあまあ手早い
洗い終えたのか、ガチャンガチャンと鳴らしながら湯船に向かうと、義足のままで湯に入って
ジェイド・アストラム [大浴場]
再び聞こえ始める足音に、やや足を曲げあぐらをかく姿勢。
そんなことをしなくとも十分に広い浴槽ではあるが
ちらとそちらを見る。
ジェイド・アストラム [大浴場]
「席を外した方がいいか」
「女性は、男に裸身を見られることを厭うと聞く」
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「~~~♪」 小さく鼻歌を奏でながら、湯の中で義足の付け根を弄っている。外そうとしているようだ
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「……え? ここ混浴ッスよね?」 ジェイドさんからの問いかけに、何言ってんだこの人?と言わんばかりに目を丸くする
ジェイド・アストラム [大浴場]
「そのはずだ」
「気にしていないのなら、いい」
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「気にしないッスよー。多分ここに来る人みんな、気にしないはずッス」
ジェイド・アストラム [大浴場]
「そうか」頷く
「それならば何よりだ。……俺も、もう少し浸かっていたい気分だった」
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「………んー。胸の宝石、もしかしておにーさん、ティエンスっスか?」 義足を弄りながらアハラの側からも無遠慮な視線を向け、問う
ジェイド・アストラム [大浴場]
「両親はともにティエンスだ。俺も……おそらくは」という曖昧な返事
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「おそらく……?」 煮えきらない返事にグラランも首を傾げる
ジェイド・アストラム [大浴場]
「ティエンスならば備わっているはずの力が、俺にはないらしい」
「単純に不具なのか、あるいは……」
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「意識を通じ合わせる力ッスね」
ジェイド・アストラム [大浴場]
「ああ」と首肯
「かわりに別の力を持つティエンスの希少種なるものもいるらしいが……自分がそうであるかは分からん。故に、俺の知り得る限りではこうした回答になる」
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「希少種ならボク、このまえ一緒に冒険したことあるッスよ~」
ジェイド・アストラム [大浴場]
「ほう。そうなのか」
「話によればゴーレムや魔動機と心を通じさせると聞くが……君が見た希少種もそうだったか?」
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「いや。あの子は魔神を使役してたッスねー。つまり召異術師……なんスけど」
ジェイド・アストラム [大浴場]
「なるほど、魔解種……そうだな、2種いたんだったか」
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「呼んだ魔神に騎乗したり、融合して力を抑え込もうとしてたりしてたッス。結構苦労してたようには見えるけどね」
ジェイド・アストラム [大浴場]
「魔神は使役する側としても油断ならないと聞く。俺にそちらの適性はなかったから、伝聞でしかないが」
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「ッスねー。いっときも油断しちゃいけない、みたいな緊張感がひしひし感じられたッス」
「おにーさんは、魔動機とかと意識をつなげるの、試してみたことないんスか?」
ジェイド・アストラム [大浴場]
「今のところな。冒険者としての経験はまだ浅いから、続けていれば見かけることもあるのかもしれないが」
「……本当に対面するのが、少し怖くはある」
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「騎獣の魔動機だったらライダーギルドにいけば見られそうな気はするッスけどねー。もちろん冒険仲間の騎獣としても」
「さすがにボクの魔動義体と繋がることはできない……かな?」
ジェイド・アストラム [大浴場]
「ああ。俺も、魔動武器と脚の義体……機動の補助としてのものだが、は使っている」
「が、それらは応えない」
ジェイド・アストラム [大浴場]
「……それが単に、そういうものだからできない、というだけなのか」
「俺が本当に何も持っていないのか」
「それを確かめるのを、先送りにしている」
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「そっかー……先送りねぇ」
プリヴィ・キャシェイル [大浴場]
がしゃん、がしゃんと音を立ててバスタオルを巻いた女が入ってくる
「……あらぁ。こんばんはぁ」
ジェイド・アストラム [大浴場]
「こんばんは」とそちらへ向け挨拶
「……つまらない話をした。謝罪する」とアハラさんへ軽く謝罪
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「こんばんわー……おー、義足だー!!」 自分のそれとは違うデザインの義足に目を輝かせる
プリヴィ・キャシェイル [大浴場]
「あらぁ」洗い場で念入りに洗浄しながらもアハラに目をやる
「お揃いねぇ~」
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「スペックは違いそうッスけどねー……っと。そろそろ外れそう」
プリヴィ・キャシェイル [大浴場]
時間を取った洗浄を終え、浴槽の縁から義足を出しつつ入浴する
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「おねーさんは義足、湯に入れない派なんスねー」
ジェイド・アストラム [大浴場]
ちらとだけ視線を向け、二人とも置換義脚か、と思う。
望んでそのような身になった訳でもあるまいし、初対面の相手に不躾な視線を送られていい気分になるものでもないだろう。早々に視線を切る。
プリヴィ・キャシェイル [大浴場]
「入れるのは短時間ねぇ……あらぁ?そっちのお兄さんもぉ……?」かくんと視線を向ける
ジェイド・アストラム [大浴場]
「ん。……ああ、俺も普段は義脚を着けている」
「ただ、俺の場合はあくまで動きの補助だ」湯の中で軽く自身の健脚を動かして見せる
プリヴィ・キャシェイル [大浴場]
「あらぁ~」
「補助でも付けられるものなのねぇ」
ジェイド・アストラム [大浴場]
「瞬間的な加速で相手の予測を狂わせることもできる。中々に重宝する」
アハラ・アイザーミ [大浴場]
ぱしゅ、と湯の下から音がすると。太腿付け根の接続具と義脚との接合が解かれる。分離した無骨な両脚を湯船の底に転がしながら、軽くなったグラランの身体はぷかりと湯面に浮かぶ
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「加速機能、ボクのやつにもあるにはあるッスねー。魔晶石もったいないのでめったに使わないッスけどー」
プリヴィ・キャシェイル [大浴場]
「あらぁ」
「外しちゃうのぉ?アナタは」
ジェイド・アストラム [大浴場]
「……大丈夫なのか?それは」流石にやや心配になる
平然と話しているが……
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「接合部もキレイに保っておきたいッスからー」 そう言いながらプカプカ浮かぶグラランは無防備な裸体を晒している。脚という部位は義脚でなくても重いため、逆にその部位がなくなるとこうも人体は浮かびやすいのだ
ジェイド・アストラム [大浴場]
「まあ……それはそうだな」とはいえ思い切りが良過ぎる、自分で動けるのかあれは……?
プリヴィ・キャシェイル [大浴場]
「このまま流れていっちゃいそうねぇ~」自分の体勢も無理があるとはいえアハラの肩を掴んで遠くに行かないようにする
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「ありがとッス、エルフのおねーさん。……あ、ボクはアハラ・アイザーミっていうッス。見ての通りグラスランナー」
プリヴィ・キャシェイル [大浴場]
「プリヴィ・キャシェイル。エルフよぉ」長い耳をぴこぴこ動かす
ジェイド・アストラム [大浴場]
「ジェイド・アストラム。おそらくティエンスだ」と流れに乗って名乗り
プリヴィ・キャシェイル [大浴場]
「おそらくぅ~?」疑問
「ま~あ、私もエルフにしては泳げないからぁ……おそらくエルフ、なのかしらぁ」
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「エルフにもいろいろいるッスもんねー」
ジェイド・アストラム [大浴場]
「種族の特徴とはいえ、やはりある程度個人差もあるものか」
プリヴィ・キャシェイル [大浴場]
「耳が長いからエルフ、くらいの認識だったけどぉ」
「なぁ~んかぁ、違うそうねぇ?」
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「……んー。ジェイドさん、拡張型の義足使ってるってことは冒険者なんスよね?」
ジェイド・アストラム [大浴場]
「ああ。そうなるな」
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「……むー。冒険者である以上、自分の特徴について知ることを『先延ばしにする』のはあまりよくないことに思うッス」
ジェイド・アストラム [大浴場]
「……」やや痛いところを突かれたように
「……そう、だな」
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「自分たちの生来の、そして技能のすべてをもって危険に立ち向かうのが冒険者のありかたッスから」
ジェイド・アストラム [大浴場]
「自分が何者であるかすらわからなくなることは、命を賭して戦うことよりも恐ろしい……とは、思うが」
「……それで俺以外にまで被害が及ぶようなら、そう言ってもいられないだろうしな」
プリヴィ・キャシェイル [大浴場]
「そうねぇ~……」
「お仕事だしぃ、誰かと協調するってことだものぉ」
「自分のことを知ってた方がぁ、楽に仲良しできるわぁ」
ジェイド・アストラム [大浴場]
「そうだな。……今のところは、身に修めた技で用が足りていたし」
「足りるようにと積み上げたつもりだが」
「これから先もそうである保証はどこにもない」
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「…といいつつプリヴィさんも自分のことわかってないような口ぶりだったッスけど。エルフって冷気を出したり霧をまとったりする子が冒険者によくいるっぽいスけど……」
プリヴィ・キャシェイル [大浴場]
「ええ~。出るわよぉ、霧」あっさり
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「じゃーミストエルフじゃないスか~」
ジェイド・アストラム [大浴場]
「なるほど。エルフの希少種か」
プリヴィ・キャシェイル [大浴場]
「こう……えいっ、て念じればぁ、ぷしゅう~ってぇ」
「そうそう、そんな呼ばれ方してたわねぇ~」
ジェイド・アストラム [大浴場]
「……やはり、感覚的に自分のできることは掴めるものか?」
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「だと思うッス。ボクも自分でやる機会はまだないッスけど、魔法を『否定』する力はあるのはわかってるし」 グラランのLv6特徴のこと
プリヴィ・キャシェイル [大浴場]
「私はぁ~、ずっと汗っかきなんだと思ってたけどぉ」
「少し前に違うって気付いたのよねぇ……」
ジェイド・アストラム [大浴場]
「そうか……そういうものか」その言葉に再び考え込み
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「生物とも魔神とも通じ合わないティエンス、ということはやっぱりゴーレムや魔動機と通じ会えるタイプだとは思うんスけど、ほかのティエンスも探せばいるのかも知れないんスね」
ジェイド・アストラム [大浴場]
「知られているのがその2種、というだけで……ということか。……それなら、未だ希望が持てるが」
「他だと何がいるだろうな……真語術師の使い魔か?」
プリヴィ・キャシェイル [大浴場]
「他に通じ合えそうなものぉ~……植物とかぁ~?」
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「ボクだったらもう手当たり次第いろんなモノに『通じ合う』線を繋いでみようとしちゃうだろうなあー。きっとどれかには通じるって信じて」
「植物と虫なら通じ会えるッス、ボク」 グラランの基本能力
プリヴィ・キャシェイル [大浴場]
「いいじゃなぁい、手あたり次第~」
「お湯とかどうかしらぁ?」両手ですくい上げる
ジェイド・アストラム [大浴場]
「……そうだな。通説、というより……他のティエンスがどうだった、という話ばかりに拘泥して、そちらをおろそかにしていたように思う」
「……」その様子に、自分の中で意識を通わせるところをイメージする……が。
「……駄目だな」と力を抜く
プリヴィ・キャシェイル [大浴場]
「ダメだったのねぇ……」ぱしゃ、と戻す
ジェイド・アストラム [大浴場]
「自然の中に在る|野伏《レンジャー》なら自然の一部とも心通わせられるのかもしれないが……俺が修めているのは|斥候《スカウト》としての技だしな」
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「水に意識があったら面白そうではあるんスけど、どこからどこまでが『一体』なのかわからないッスね……通じあえても理解はムズそう」
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「ボクの眼も魔動義体なんスけど、これならどうッスか? 義足とかと違って精密な作りだし、もしかしたら機解種なら『繋がる』かも?」 とんとんとこめかみを叩きながら
ジェイド・アストラム [大浴場]
「目か……では、少し試させてもらってもいいだろうか」
プリヴィ・キャシェイル [大浴場]
義体なのねぇ、と覗き込む
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「ボクもどうなるか興味あるしー」 そう言うとプカプカ浮かんでいた体勢を正し、立ち泳ぎしながらジェイドさんのほうを見据える。よく見れば確かに無機質な眼球であるとわかるだろう
ジェイド・アストラム [大浴場]
その無機質な瞳を正面から見る。
自分の胸の奥の辺りから、何かを伸ばしてそちらへ繋げるようなイメージを……
アハラ・アイザーミ [大浴場]
もし繋がるなら、鏡写しでないジェイドさん自身の半身が『見える』だろうが、はたして……
ジェイド・アストラム [大浴場]
真剣な表情でそれを続け……しかし。
ふ、と力を抜いて。
僅かに、首を横に振る。
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「ダメそうかぁー……」
プリヴィ・キャシェイル [大浴場]
「難しいわねぇ~……義体はもう試しただろうしぃ」
ざば、と立ち上がる
「外に探しに行ってみるわぁ。いいのがあったら持ってくるわねぇ」
ジェイド・アストラム [大浴場]
「機会をくれたこと、感謝する」とアハラさんに頭を下げる
「そうか。……君にも感謝を、プリヴィ」
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「露天風呂とか個室とかあるんスよねここ。いってらっしゃいー」
プリヴィ・キャシェイル [大浴場]
はぁ~い、と手を振って露天風呂へ
アハラ・アイザーミ [大浴場]
「こっちこそ無茶振りしてごめんッスよ。まあでも気を落とさないで……!」 励ます言葉をかけながら、ふたたびリラックスした体勢に戻る
ジェイド・アストラム [大浴場]
「……ああ。君の言葉、胸に刻んでおく」
GM [大浴場]
ノブレス・ヒューム [大浴場]
ガラ、とそれなりの勢いを伴って脱衣所からの扉が開く。
「このあたりに来るのも久しぶりだな……」
となればやはり、大浴場。広い風呂に浸かれるというのは大変な贅沢だ。
ノブレス・ヒューム [大浴場]
出来ればクリノも一緒に……と言いたかったが、確実にこちらが我慢出来なくなる。これはこれでよかったのだろう。
しかし一人のようだ。広い大浴場に客は自分だけ。いい時間帯に来れたよう。
ノブレス・ヒューム [大浴場]
まずは洗い場に向かい長い髪を洗っていく。前髪だけ目にかからなければいいと気にしていないが、後ろもそのうちバッサリと落としてしまってもいいかもなあ。洗うのも乾かすのも時間がかかるし。今度相談しよう。
身体も臭いのたまるところ、耳の裏や腋、膝の裏を丁寧に洗ったあと、ようやく湯船につかる。
カメリア・フィーリン [大浴場]
いい時間帯に来れた、と言うのは正しい。通常の入浴客のタイミングを少し過ぎている。
何故ノブレスがその時間にここを訪れたのかは分からないが、恐らく偶然として。
ただ、誤算と言うか、何と言うか
カメリア・フィーリン [大浴場]
通常の生活リズムとは異なるタイミングで入浴を始める存在は、他にもいたようだった。
がらがらと浴場の扉が開いて、童顔の人族が入って来る。
のろのろとした足取りで、やけにスローペースな鼻歌を歌いながら……
ゆっくりと周囲を見渡して。
カメリア・フィーリン [大浴場]
「……ん~。あー……」
「こんばんは、だね」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
上体を入り口に逸らして。
「おう、こんばんはー」
1人だったことはラッキー、と思えどここは本来不特定多数の利用する場だ。不満に思うことはないし、表情にそれが出ることもありえない。
カメリア・フィーリン [大浴場]
特に不満の出ていない表情を、暫し立ち止まって見る。
眠たげな瞳が、じーっと。ついでに欠伸も一つ漏れた。寝ていたのだろうか、さっきまで
カメリア・フィーリン [大浴場]
そのまま特に何も言うことはなく、洗い場へ。
体を洗う動き自体は丁寧だ。体の端からお湯を被って、白い肌にゆっくりと手を這わせる。
顔付きは幼く背もそう高くはないが、指はその割にごつごつしている。
カメリア・フィーリン [大浴場]
奇怪であるのは、しばしばその手が止まることだ。
手を止めて、ぼーっとする。暫くして再開する。
カメリア・フィーリン [大浴場]
結局洗い終えるまでに掛かった時間は、洗うのに掛かった時間の3倍近かった。
……まあ、小柄なのでそもそもの時間はそう長くなかったけれど。
ノブレス・ヒューム [大浴場]
二人きりの浴場だからとじろじろ見ることはしないが、かといって無理に目線から外そうとはしない。洗い流すのにやけに時間を掛けていることは視界に映っていた。
カメリア・フィーリン [大浴場]
ちゃぽん、と緩慢な動作で湯に体を浸していく。足指の先が水面に触れて、かかと、足首、脹脛へと徐々に徐々に。
湯舟の熱が白い肌を仄かに赤く染めていく、その移り変わりを楽しんでいるかのように。
カメリア・フィーリン [大浴場]
「あ゛─────………………」
「ごく、らく…………」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「気持ちいいよな~」
その反応を見て気楽な調子で声を掛ける。
カメリア・フィーリン [大浴場]
「そう、だねー…………私の地元だとー……無かったんだけど、この文化」
「体に染み渡るものが、ある…………」
あまりにも気の抜けた様子で湯舟に身を浸して、その眼が再びそちらを向いた。
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「ああ、俺も地方自体はここの出身だったんだけど、貧乏だったからあんまり風呂に入るってこと出来なかったな」
「でもいいよなー、お風呂」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「ふぅん……?」小首を傾げて。
「人によってー……事情は様々あるけどー……」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「こーしてる今の感覚はー……、同じだよねー……いひ」
微かに口角を上げて笑い。
カメリア・フィーリン [大浴場]
「きみ」
「どうしてー、こんな時間にー……?」
「私はー……さっき起きたからだけど」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「ああ、嫁さんが寝たからさ」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「なんと」目を丸く……丸く……?まあ楕円くらいかな……にして。
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「でも俺はちょっと目ぇ冴えてたから。久しぶりにこっちに遊びに来ようかな~ってな」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「あー……気を使ってあげたんだー……」
「けっこううるさいもんねー……家でお風呂沸かすと……」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「やー、冒険者ってやつでさ」
「仕事で疲れてたみたいんなんだ。それでなくても身の回りのことは多めにやってくれてるし」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「いいこだね」
見ている。じーっと見ている。語る話よりも或いはずっと
語っているノブレスの顔を見ている。眠たげに細められた茶色い眼が。
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「いやあどうだろうな、いつも怒らせてるし」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「あれ」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
見られていることには────じーっと見られていることには、あまり頓着しない。
カメリア・フィーリン [大浴場]
「んー……今のはー……ちょっと、私の言葉が足りなかった」
「きみのお嫁さんはいいこだねー……って、言ったつもりだったんだよねー……」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「ああ、そういうことな」
「そう……滅茶苦茶いい女なんだ!」
カメリア・フィーリン [大浴場]
きみのこともー……悪いこだとは思ってないけどねー……と続く。
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「毎日惚れ直していると言っても過言ではないね……」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「ふぅん?それはー……」
ぴく、と僅かに蟀谷が動いた。
カメリア・フィーリン [大浴場]
「新しい側面をー……毎日見付けているってことー……?それともー……」
「同じ側面でもー……毎日新鮮に魅力的に見えるってことー……?」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「後者、だな」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「なるほどね」腕を組む。
「それはー……とても、よいことー……だと、思うなー……」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「いや……それがそうでもないんだ、案外」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「んむ」
「なにかねきみ、それはー……」
「なんぞ困ることでもー、あると言うのかねー」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「嫁さんの寿命、50年しかなくて」
「俺、300年もあるんだ」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「おおん………………」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「亡くなったあと、生きて行ける気がしてない。もう今から、ちゃんと生きてくださいって、言われてるんだけど」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「まあ……」
「生きていけない可能性はー……」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「充分ー……あると思うね……」
だいぶ酷い肯定をした。
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「だろ、俺も無理だと思う」
「寂しくて生きて行けねえよ……絶対……」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「まー……でもー……」
「難しいところだよねー……だってさ」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「叶えてあげたい……でしょー……?」
「すきなこのー……お願い、だもんねー……?」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「出来る限りは」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「そうだなー…………」
「私はー……その手の魔術とかそう言うことはあんまり詳しくないしー……」
「なんなら結婚もしないままそろそろ三十になろうかと言うところなんだけどー……」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「え、そんなに」
「悪い、俺と同じくらいかなって思ってた」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「意外でしょー……ふふ」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「大人のおねーさんってやつだったか……」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「きみの年も分からないけどねー……私……」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
腕を組んでふーむ……とカメリアを見つめる。
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「俺17」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「種族でもだいぶ違うからさー……じろじろ見てはいたけど流石にそこまではねー……」
「じゅう……なな」
目を楕円にして。
カメリア・フィーリン [大浴場]
「進んでいるね……最近の若いこは……」
「お姉さんの若い頃はもっとー……こうー……」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「こう?」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「明日の晩御飯とか考えてた」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「はは、俺は今日と明日の食い扶持についてずっと考えてたよ、子どもの時は」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「日によってー……取れたりー……取れなかったりー……作ってくれる人がいたりー……いなかったりー……だよねー……」
「まー……そう言う訳なのでー……」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「建設的な解決法とかー……あと心の持ち様とかー……」
「そう言うのはちょっと……まあ専門外なんだけど……」
「多分きみもそれはー……求めて話してくれた訳じゃないんじゃないかなーと思うのでー……」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「んー、寿命どうにかなる方法があるならそれは是非教えて欲しいところではあるんだが」
「まあでもそうだな、相談したかったわけではない」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「そうであってくれるとー……私も助かるー……」
「まー……強いて言うならー……」
もうやってるかもしれないけどー……と、前置きして。
カメリア・フィーリン [大浴場]
「全部」
「きみのお嫁さんの全部のぜーんぶ、全部を知っておくとー……」
「多少は予後が良いんじゃないかなーってお姉さんは思うかなー……」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「全部、か……」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「お嫁さんが寿命を迎えるまでの間もさー……」
「その方がー……過ごせると思うんだよねー……大事にさあ」
「新しく発見できることがー……喜びだって言う人もー……世の中にはいるしー……」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「……そうだなあ」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「それを否定する気は私もないしー……きみのお嫁さんもそっちタイプかもしれないけどー……」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「今はまだ、漠然と不安だな嫌だなあ、だけど」
「近付いて来たら……こうしてちょっとの時間離れてるのも、嫌だって思うだろうしな」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「そうー。つまりね」
「納得……って言えば良いのかなー……」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「お互いのことを分かり合ってー……お互いの良さを分かり合ってー……」
「その再確認と承認を続ける。そう言う形がー……」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「うーん」
「これきみたちがどうこうって言うかー……」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「ただの私の理想だな……」
「ごめんねー……忘れて良いよー……」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「いや、覚えておくよ」
「それが俺達の形になるかは、ともかく」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「なんと」
「まあー……じゃあ」
「覚えておいてもいいよぉ」へらっ、と笑う。
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「おう、覚えとくー」
釣られて一緒に笑う。
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「名前は?俺はノブレス・ヒューム」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「カメリア・フィーリン……」
「冒険者。きみと同じ、ねー……」
くぁ、と欠伸を落とす。
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「おお、じゃあ一緒に冒険することもあるかもだな」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「そうだねー……」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「そん時はよろしく、カメリア」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「んむ。よろしくねー、ノブレスくん」
「こう見えて……」
「仕事のときはしゃきりしている……」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「と言う訳でも無いんだけど」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「へえ……って違うのか」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「必要なときはちゃんとするしー……必要なときかどうかはこの状態でも素早く判別が付くお姉さんを自認しているのでー……」
「まあでも」
「そんなタイミングはー……来ない方が平和で良いんだけどねー……」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「カメリアは頼りになるおねーさんってわけだな」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「んむ。その認識でー……相違ない……」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「ま、それは言えてるが。でもそうじゃないと|冒険者《俺達》はおまんま稼げないしな」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「それもまた……そう……」
「冒険者の仕事がなくなるとー……困るー……」
「普通の仕事だとー……こんな時間まで寝てられないしー……」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「カメリアは、冒険中でいいなーって思う男とか、いなかったのか?」
「俺は冒険中の縁からなんだけど」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「んー…………」
「思ったことはー……無い訳じゃないんだけどー……」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「と言うか」
「思うこと自体はー……良くあるー……」
「草食いで小型のリカントだから、ねー……恋多き女なのだ、が」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「ああ、小型の草食動物っていっぱい子ども作るらしいもんな」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「相手もいっぱい作ったりするんですよ」ちょっと嫌そうな顔をしつつ。
「まあー……様子見をしているとー……」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「この人、今は仕事の付き合いだからいいけどー……」
「私と生活したらー……私のペースに途中で耐えられなくなりそうだなー……とかー……」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「あー、私生活と仕事は違うよなー」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「この人……思ったより話合わないと言うかー……面白い人だと思ったけどー……」
「よくよく聞いたらめちゃ面白いエピソードをひとつ持ってて擦り倒してるだけでむしろ話は下手な方だなー……とかー……」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「カメリアはよく見てるんだなあ」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「狙撃手だからねー……」
指鉄砲を構える。
カメリア・フィーリン [大浴場]
「引き金はー……一度しか引かないって、決めてるんだー……」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「仕事人って感じでかっこいいな、カメリア」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「ふふー……まあ……こんな感じでー……『私の人生に伴侶は二人も要らない』とか言ってる内にー……」
「ゼロ人で終わる可能性もー……ある訳ですがー……」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「まあ、でも。大丈夫じゃないか?」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「おや」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「少し話したが、カメリアは仕事になるとかっこいいし頼りになるわけだ」
「話も面白いし、俺がいきなり漏らした不安にも、自分なりの視点で真面目に答えてくれたし」
「俺が同じリカントだったら放って置けないぜ。一緒にいたら楽しそうだし、幸せに過ごせそうだ」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「えー……嬉しいこと言ってくれるねー……」
ぴくりとも眉は動いていないし頬は赤くなっているがそれはたぶん温泉のせいだ。
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「おう、そうそう」
カメリア・フィーリン [大浴場]
嘘や社交辞令だと思っている……訳ではない、のだろうが
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「今日会ったばかりで軽いだろうけど保障するよ。いい相手見つかるって、絶対」
カメリア・フィーリン [大浴場]
同時にそのまま呑み込んでもいない。カメリア・フィーリンの判断は、極めて慎重に行われる。
カメリア・フィーリン [大浴場]
「ふふん。まあー……」
「既婚者であるノブレスくんからー……そう言う風に見えるって言われたことはー……」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「ちゃんと覚えておこうかなー……」
悪い気も別にしていないようだが。
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「ああ、かなり魅力的に映ったよ」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「およめさんに悪いからそのへんにしとこっかノブレスくん」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「?そっか」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「うーん……」
「やっぱりもうちょっと知った方がー……良いかもねー……」
カメリア・フィーリン [大浴場]
まあこの子のお嫁さんがよっぽど寛容な可能性はあるが。
寿命って言ってたしその辺の負い目とかの可能性もあるよなぁ、とは思いつつ。
カメリア・フィーリン [大浴場]
「もうちょっとー……浸っていたいところではあるんだけどー……」
「お姉さんのからだ熱伝導の効率良いからそろそろ出ないと茹でリカントになっちゃう」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「俺もそろそろ戻ろうかな」
「完全に寝入ったころだろうし、潜り込んでも怒られない」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「あは、わるいこ~」
悪戯っぽく口角を上げて。
カメリア・フィーリン [大浴場]
「じゃあねー……ノブレスくん」
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「ああ、じゃあなカメリア。どこかでまた会ったらよろしく」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「んむ。私そう言えばノブレスくんの職分も聞いて無いしー……」
「また会った時にでも見せて貰うことにしようかねー……」
のそのそと這うようにして湯舟を出て、これまたゆっくりと立ち上がる。
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「そうだな、お楽しみってことで」
ざばざばと湯船をかきわけて歩いて出る。
ノブレス・ヒューム [大浴場]
「それじゃ、また」
先に大浴場を後にする。
カメリア・フィーリン [大浴場]
「またねー」
特にそれに合わせることもなく、スローペースに大浴場を後にした。
GM [大浴場]
そうして大浴場は健全も不健全も飲み込んで、閉館時間まで稼働したのだった…