GM [大浴場]
星が輝く夜
ここはとある町にある大浴場
近場に似たような施設もなく、癒しを求めるならここ一択
多人数で入ると落ち着かないという客層向けに個室風呂まで完備
夜景を楽しめる露天風呂もあります
美容や傷病に効く薬湯を揃えていることで近頃人気です
湯女 [大浴場]
"そういう"サービスも質が高い
GM [大浴場]
君たちはいずれかを求めてここにやってきたのでしょう
また、君たちは当然お分かりでしょうが混浴です
入り口の混浴を示す看板は湯気かなにかで見えづらくなっていますが
混浴は常識ですし特に問題はないはずです!
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
慣れた手つきで扉を開ける。掛け湯をして、汗や埃や土を洗い流し
入浴。
一旦肩まで浸かってから、ぷか、と浮いて、浴槽脇に肩をかける
トモエ・ライトニング [大浴場]
ガラガラ
「あいむ さきゅばすはんたぁ~、あい りぶ ふぉ~ りべんじ~」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
なんか変なのが来た
トモエ・ライトニング [大浴場]
変な歌を歌いながら洗い場に
男がいるのはまるで気にしせずざぶざぶしてる
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
「…………」
トモエ・ライトニング [大浴場]
ざばー
「こんぷりーと」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
「……いや。何かないのか。」
トモエ・ライトニング [大浴場]
泡を流して
「わっざ?何かって?」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
「いや…まぁ。」
そう言えばこの浴場、挨拶する入浴客が多すぎて忘れていたが
別に挨拶が必須と言うワケでもなければ、男女混浴であることを知ってない客が100%というわけでもない
つまり、目の前の女混浴と知ってて挨拶しないタイプなら、そもそも会話が発生しない。
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「お、まあまあ広い。いい感じの風呂だ~」軽そうな声色が聞こえて金髪の少年が入ってくる
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
一瞥。見るからに好青年みたいなのが入ってきた
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「あ、先客が。こんばんは~」適当に挨拶しながらかけ湯をして湯に浸かってくる
トモエ・ライトニング [大浴場]
「へいボーイ。元気いいね」
と挨拶されたら挨拶を返した
そう言いつつ湯船に浸かる
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「元気だよ! いや、依頼帰りで身体はへとへとだけど」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
「…おう。」一応挨拶
トモエ・ライトニング [大浴場]
「ぐっじょーぶ」b!とサムズアップ
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「ぐ~」サムズアップで返す
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
今日はそう言うノリの日らしい。
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「おじさんもぐ~」グゾンにサムズアップ
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
頭の上に疑問符を浮かべながら親指を上げる
トモエ・ライトニング [大浴場]
「ふーー」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「ところでなんでお嬢さんが? ここ男湯じゃないの?」
クロナ [大浴場]
「ん…人がいるわね」脱衣所から風呂場に入って
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
「…ここは混浴だ。」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「お嬢さんが増えた~」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「やはり風呂はいい。ユーシズやハーヴェス離れるとあんまは入れなくなるけど」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「あ、そうなの? 見てなかったな……」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
「見ての通り、慣れてるやつはもう男の裸体を見ても何も思わんぞ。」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「混浴。でもジロジロ見るのははしたない行為」
ちゃぷちゃぷ
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「そうだね。あんまり見ないように気をつけるよ」
クロナ [大浴場]
「じゃ隠しなさいよ!」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「そうだそうだ~」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「お風呂で隠してどうするのガール?」
クロナ [大浴場]
体を洗い埃やら汗やらを洗い流す
「そ、そこはこう、周りへの配慮とか…」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「風呂場で?」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
「この点で言えばこっちのタヌキの方が正しいと思うぞ」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「タヌキ?」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
ちらっと見る。クロナの胸を見る。
「…タヌキのリカントじゃないのか?」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「……たぬきでいいの? ん~……」
クロナの耳をじっくり観察
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「……たぬきか~」
クロナ [大浴場]
「アナグマよ!」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
「一部の地域信仰によるとタヌキは睾丸がデカいとされる。」
「代わりに胸がデカいな。」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「うわ、セクハラだ~」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「へーい、モリモリマッチョメン」
クロナ [大浴場]
「初対面の人に言う事じゃないわ!」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「いや、さすがにモリモリマッチョメンの変態って言ったほうがいい?」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「筋肉モリモリマッチョメンの変態?」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
「捕まるのか?俺は。いや、捕まった事ならあるが。」
「しかし初対面だったか。何度か風呂場で見かけたことがあるから妙に覚えていた。」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「あるんだ」
「へ~。アナグマのお嬢さんもここの常連なの?」
クロナ [大浴場]
「常連…まあそれなりに来てるかしら」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
「どちらにしろ色んな客が来るが…」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「んー、僕はトモエ・ライトニング。修行中の冒険者。今後ともシクヨロ」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「あ、俺も自己紹介したほうがいい? 俺はマオ!よろしくね!」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
「前衛職は汗をかくからか来ることが多いな、割合でだが。」
クロナ [大浴場]
「クロナよ」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
「…グゾン、だ。」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「クロナちゃん、トモエちゃん、グゾンさん、ね。よろしく~」
クロナ [大浴場]
「よろしく」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「今日も1日ハードワークだった?」なんて聞いてる
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「うーん、そこそこ?」
「迷子探しだったから、足は結構使ったかな~」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
「迷子…?」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「うん迷子。近所の森で何日か前から」
クロナ [大浴場]
「それは、迷子は大丈夫だったのかしら?」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
「森での迷子なぞ…迷子…」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「う~ん……」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「ハードワーク」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「……生きてたから大丈夫だよ!」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「オーウ」天を仰ぐ
クロナ [大浴場]
「ええ……」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
「…まぁ、山は色々あるからな。」
「グリズリーの巣穴に連れていかれる村人とか」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「グリズリーは怖いな~」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
「この前殺されかけた」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「熊は強い」
クロナ [大浴場]
「熊は強い相手よ、家の近くの山でもよくうろついてたわ」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「依頼で戦った。タフだった」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「俺はクマとは戦ったことないな~、あんまり戦いたくもないけど」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
「そうか?寧ろ|レベル7《お前の力量》の冒険者が多く討伐任務を受けるだろう」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「え、怖くない?」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
「この前脚を掴まれて地面に叩きつけられた。2回」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「タフでなければ死んでいる」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「イヤだ~怖い!」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「僕はがんじがらめにしたあと蹴りまくったら姉達がなんとかしてくれた」
クロナ [大浴場]
「それは厳しかったわね…」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
「その時は仲間の鉄砂拳使いに救われたが」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「鉄砂拳!なんか聞いたことある」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
「素手で岩を砕くとかミスリルを砕くとか言われてる連中だ。」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「えっコワ」
「え、|拳闘士《グラップラー》ってそういうコト出来るの?」トモエとクロナの方を見ながら
トモエ・ライトニング [大浴場]
「強いよね。僕の蹴りも強いけど」
クロナ [大浴場]
「修行中だからまだそこまではできないわね」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「出来ない理由が修行中なんだ」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「そういう流派があるけど僕は蹴りのほうが向いてる」はしたなく足を上げてアピール
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「お~」
トモエ・ライトニング [大浴場]
ちゃぽん
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「ありがとう。でもそれ控えといたほうが良いよ」
クロナ [大浴場]
「ちょっ、やめなさい人前で!」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
「まぁ、その時は熊の骨を砕いてたな。」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「素手でか~」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
「素手だったな。ナックルガードの類を付けてはいなかった」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「減るものではなく…」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「コワ。あの二人もあんまり怒らせないようにしないと。ね、おじさん」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
「…………なんで俺はそんな女の手を握っていたのだろうな?」今更
「おじさん言うな。…いやまぁ、いいか。」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「そういや昔姉に怒られたな…」頭ポリポリ
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「あ、トモエちゃんお姉さんいるの?」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「うん」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「へ~、俺も兄弟いっぱいいるよ!」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「僕のほうが多い」ふんぞり返って爆乳が揺れる
クロナ [大浴場]
「アタシもお姉ちゃんが1人いるわ」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
いない。
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「わかんないよ~、だって俺6人兄妹だもん!」
クロナ [大浴場]
「いや、競う物じゃないでしょ」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「12…13だっけ?」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「なんと。くそ~負けた~!」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
「何でそう言われた後に数を誇ろうとする。」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「正確には4姉妹…負けた。がっくし」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「あ、そうなんだ。じゃあ勝った。やった~」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
「いた所で大きく変わるものでもないだろう。」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「おじさんはいないの?」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
「そもそも知らん。」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「え~」
「……クロナちゃんは? お姉さんいるの? どんなの?」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
「お前らからすれば珍しいのかもしれんが、捨て子か何かの類だ。物心ついた時には山賊団の下っ端だった。」
面白い話でもないだろうし、でクロナに目線をやる。
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「なるほど~、元山賊だったんだ」
クロナ [大浴場]
「グレンダール神の神官で…普段はアタシと違って頭良くて優しいけど怒らせると淡々と詰めてくるのが逆に怖いのよね……」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「姉怖い怖い」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
「神官の…拳闘士か」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「あ、わかる。頭いい兄さん……あ、クロナちゃんはお姉さんか……って怒ったとき怖いよね~」
クロナ [大浴場]
「それって共通なのね…」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「ひたすら詰めてくる。まいったを言わせてくれない」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「頭いいからこっち反論させてくれないんだよね~」
クロナ [大浴場]
「いや、拳闘士じゃないと思うけど…斧使ってたし」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「そうなんだ。神官戦士……ってやつ?」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
「なんだ、外れか。てっきり拳闘士として手合わせとしている類かと。」
クロナ [大浴場]
「そう言う事ってあんまりなかったわね」
「どっちかというと静かな方だったし、普段は殆どプリーストの力しか使って無かったもの」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「静かな姉が羨ましい」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「あはは、トモエちゃんのところはみんな元気そうだ~」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「物静かな姉が全然いない…」
クロナ [大浴場]
「なんだか想像つかないわね」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「お茶に誘ってくる長女。コスプレ着せてくる次女。お説教がうるさい三女。発明に巻き込まれるとロクなことがない四女……」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「楽しそうなお姉さんたちだね」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「ナンパに誘ってくる五女。お姉ちゃん観察に付き合わせてくる六女。幻影アニメ鑑賞に……」
クロナ [大浴場]
「それは…大変そうね」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「幻影アニメ鑑賞……?」
「さて、俺はそろそろ上がるね~。みんなまたね! ギルドであったらよろしく!」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
「そもそもアニメって何だ…?」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「しーゆーあげーん」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
「…俺も上がるか。」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「あげーん!」
グゾン・ザ・グレイズオーク [大浴場]
「何かの縁だ。風呂に上がったら牛乳瓶を飲むと良い。」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
「あ、ごちそう? じゃあありがたくいただきます~」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「動く絵画」
クロナ [大浴場]
「おやすみ、アタシもあがろうかしら」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「しーゆー」
マオ・フォン・ブルーティッヒ [大浴場]
そうしてグゾンとだべりながら上がっていった
トモエ・ライトニング [大浴場]
「そして誰もいなくなった」
「つまり一人で泳ぎたい放題ということ」
クロナ [大浴場]
「いや迷惑でしょうが…」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「ノーマンズバスなのに」
クロナ [大浴場]
「公共の場なんだから、いつ誰が入るか分からないでしょ」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「いじょたんの修行ということだねクロナお姉ちゃん」
クロナ [大浴場]
「いじょたん……?あとお姉ちゃんじゃないわ」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「同い年?」
クロナ [大浴場]
「アタシは15だけど」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「15」
クロナ [大浴場]
「同い年じゃない」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「んー、ノーシスターイエスフレンド?」
クロナ [大浴場]
「まあそんな所かしら…?」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「よろしくー」
そう言って手を差し出す
クロナ [大浴場]
「…?」手を握る
トモエ・ライトニング [大浴場]
「あくしゅー」
ぎゅっぎゅ
クロナ [大浴場]
「そう言う事ならよろしくね」ぎゅっと握る
トモエ・ライトニング [大浴場]
「へーいへーい」
「鍛えられた拳をしてる」
「愚直な鍛錬の証」
クロナ [大浴場]
「鍛えてるからね」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「何か目標ある?」
クロナ [大浴場]
「少なくとも今はバダス流を得てそれからもっと強くなってそれからは…その時思いつくでしょ」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「僕は特になーい」
「強くなる武者修行の最中ではあるけど」
クロナ [大浴場]
「目的なんてそんなものでしょ」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「あと婿さん探せとは言われてる」
クロナ [大浴場]
「それもどこにでもあるのね……」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「クロナのとこも?」
クロナ [大浴場]
「どっちかといえば勝手に決められそうだから山を下りたってところかしら」
「ダイケホーンってその辺うるさいんだもの」
「あ、そうだ。それでお姉ちゃんも好きな人探してきて連れてくれば誰も文句言わないだろうとか…世話焼きなんだから」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「お見合いかあ…」
「うちの姉の一人はお見合いさせられそう」
クロナ [大浴場]
「そうなの? 案外山の上も下も変わらないのね」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「相手ができなさそうだから見繕うしか無いって実家の騎士団に帰ったら言ってた。おろかなあね」
クロナ [大浴場]
「そういう感じなのね……」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「腕のいいマギだけど…調子に乗ると周りが見えなくなる」
クロナ [大浴場]
「マギテック…研究者か何かかしら?」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「発明家なのである!」
「って言ってた」
クロナ [大浴場]
「ふぅん、それは変わってるわね」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「発明品はすごいんだけどたいていろくでもない」
クロナ [大浴場]
「今魔動機をどうこう出来るのは凄い…のかしら」
トモエ・ライトニング [大浴場]
「クロナのお姉ちゃんは本当に真っ当そうで羨ましい」
クロナ [大浴場]
「トモエの姉さんも個性的そうに見えるけど」
「ないものを求めても仕方ないわね…と、そろそろ上がるわ」
「じゃあね」と上がる
トモエ・ライトニング [大浴場]
「僕も上がろう」
「しーゆー」
ざばざば
カメリア・フィーリン [大浴場]
やや時間をおいて、のろのろと大浴場に立ち入る小柄な影があった。
カメリア・フィーリン [大浴場]
「おー……空いてるー……」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「おー!流石にもう人いないね!」脱衣場で知り合ったリカントであった
カメリア・フィーリン [大浴場]
「いないねえー……いても私はあんまり気にしないけどー……」
のそのそ洗い場に近付いていく。
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「ウチはー……たくさんいた方が嬉しいかも?友達たくさんナンバーワン!になりたいし!」元気に洗い場へ
カメリア・フィーリン [大浴場]
「ふふー。タルテちゃんはー……元気がよろしいねえー……」
特にペースを合わせるでもなくゆっくり腰を降ろし、だらだらと体を洗っていく。
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「うん!ウチはいっつも元気いっぱい!たまに意味もなくばーって走りたくなっちゃうし!」
ばしゃばしゃと身体を洗っている
カメリア・フィーリン [大浴場]
おざなりに洗っている……と言う訳ではなく、ちゃんと洗ってはいるようなのだがとにかく遅い。
考え事でもしているかのように頻繁に手が止まる。
カメリア・フィーリン [大浴場]
「有り余ってるねえ」
時折、そうするタルテの姿にも目を向けていた。
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
対してこっちはばしゃばしゃばしゃ……と洗っている。しぶきが散らないように気を付けてはいるが少しくらいは飛んでいそうだ
カメリア・フィーリン [大浴場]
実際ちょっと散ってはいるのだがあまり気にはしていない。
マイペースな分だけ人のペースにも寛容なのかもしれない
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「ねー!ウチもビックリするくらいいっつも元気!」その分早く洗い終えて身体を震わせる
カメリア・フィーリン [大浴場]
「でもー……お姉さんちょっと意外かもー……」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「んー?何か意外だった?」浴槽に入る前に尻尾の毛並みを整えている
カメリア・フィーリン [大浴場]
「んー……タルテちゃんさー……」
「髪ー……長いでしょー……?」
「きれーでかわいーとお姉さんは思うけどー……」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「洗うのもー……乾かすのもー……時間ー……かかるでしょー?」
「汗とかもー……籠るしー……」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「タルテちゃんみたいにー……元気なこがそーしてるのはー……」
「ちょっと珍しいなーって、ねー……」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「んー……そうだなー」尻尾を梳かし終えて髪に触れてみる
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「色々あるんだよねー、まず可愛い!っていうこと!」
「あとー、師匠が色々教えてくれたの!」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「髪が長い方が踊るときに絵になるとか、多少長くても勝てるのが真の格闘家だ、とか!」
「師匠もねー、すっごい髪長いの!こう……ぶわーっとでっかいツインテールで!超可愛いんだー!」身振り手振りで大きさを表現
カメリア・フィーリン [大浴場]
「タルテちゃんはー……お師匠さんが大好きなんだねえー……」
緩慢に笑って、やっと湯船の方へ
ゆっくりと足先から躯体を湯に浸していく。
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「そー、すっごい大好き!強くてかっこよくてー、ダンスも上手いしー……」
「素手でミスリルの剣も砕けるの!」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「つよ……」
ちょっとびっくりした。
シラルカ [大浴場]
「それは――興味深いな」
カメリア・フィーリン [大浴場]
微動だにしていないのでわかりにくいことこの上ないが。
シラルカ [大浴場]
ひた、と濡れた床に足音が増える。
カメリア・フィーリン [大浴場]
「む」
「こんばんはー、だねー……」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「おー……?はじめまして!」
シラルカ [大浴場]
「あぁ、こんばんは。はじめまして。盗み聞きするつもりはなかったのだが、つい」
赤毛のリカント。褐色の肌。精悍な顔つきに、琥珀の瞳。
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「んー、いいのいいの!えーっとねー」頭の中で優先順位を付けている
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「喜激気、ウチ流、我が意を尽くす!友情の王者!ウチはタルテ・ホエール・イニーウィル!目指せ!友達たくさんナンバーワン!だよ!」
「よろしくね!」
シラルカ [大浴場]
「シラルカだ」
名乗りの長さがビックリするほど違った。
カメリア・フィーリン [大浴場]
「カメリア・フィーリン……」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「シラルカちゃん!よろしくねー!」湯船に浸かろうとしてたのにUターンして握手。ぶんぶん
シラルカ [大浴場]
「よろしく。……あいにくと、堂々と名乗れるほどの名はなくてな。許してほしい」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「狙撃手のお姉さんだよぉ。よろしくねー……」
シラルカ [大浴場]
腕を掴まれてぶんぶん振られていた。目が僅かに開いて丸くなる。
カメリア・フィーリン [大浴場]
「タルテちゃんくらいあるこの方がー……珍しいと思うからー……」
「気にしなくて良いとー……思うよぉー……?」
シラルカ [大浴場]
「そうか……」
興味深げに、対照的なリカントを二人見比べる。
シラルカ [大浴場]
「……二人は、友人か? 邪魔をしてしまっただろうか」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「んー……」
否定だった。「邪魔じゃないよー……」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「さっき会ったばっかりの友達!」
証言が食い違っていた。
カメリア・フィーリン [大浴場]
「大体その通りだよー……」
シラルカ [大浴場]
さっき会ったばかりだが友達で邪魔ではないのだろうと理解した。
シラルカ [大浴場]
「そうか、ありがたい」
湯につかる前に身体を流し、汗と埃を洗い落とす。
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
大事な挨拶も終えたので湯船に浸かる。じゃぼん。
カメリア・フィーリン [大浴場]
「タルテちゃん、言ってたもんねー……」
「いっぱいいた方がー……嬉しいー……って」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「そーそー!」
「一人より二人がいいし、二人より三人がいい!少なくともウチはそう思ってるよ!」
シラルカ [大浴場]
「……友人か。そう呼べる相手も多くなくてな、今ひとつ実感としては頷きづらいが」
「タルテのその語りようから察するに、そうなのだろう」
ゆっくりと湯につかる。ジワリと沁み込む温かさに、喉から吐息がこぼれた。
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「うん……でも、色んな子がいるよねぇ」一人だったら犬かきをしていたかもだが流石に人前ではしない
カメリア・フィーリン [大浴場]
「あ゛─────────ごくらく」
だっらしねえ声を腹から出す。
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「少なく、その分親密に、って子も多いしー。そういう子とも仲良くなりたいけど」
シラルカ [大浴場]
驚いたような顔でカメリアを見つめていた。
カメリア・フィーリン [大浴場]
「やっぱりお風呂は良いねえー……全身がほぐれる……」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「ん」
シラルカに眼を向けて。
カメリア・フィーリン [大浴場]
「ごめんねー……気にしないでー……続けて良いよぉー……?」
無理では?
シラルカ [大浴場]
続くのだろうか。タルテに視線を移す。
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「……?」何も考えていない顔だった
シラルカ [大浴場]
「二人ともマイペースだな……」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「カメリアちゃんはおっきな声出したい派なんだ!ウチもたまーにそういうときあるよ!」常にそこそこデカいが
シラルカ [大浴場]
本当にマイペースだな……
カメリア・フィーリン [大浴場]
「無理にー……隠してもー……」
「長く付き合ってればー……そのうちぼろは出てしまうのでー……」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「最初から隠さないことでー……『適合者』を炙り出す」
「これもひとつの処世術だよー……」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「てきごーしゃ!」明らかにひらがなの喋り方
シラルカ [大浴場]
「……すまない、少々話が見えないのだが」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「長く仲良くできる子、ってことだよねー!」
シラルカ [大浴場]
「なるほど……」今のですぐに理解できるあたり、出会ってすぐに友達になったというのも無理からぬことだろう。
「その選別も機能しているのかもしれないな」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「選別……そうだよねぇ、本当に誰とも彼とも友達に、とはいかないもんねぇ」
シラルカ [大浴場]
「む……タルテが友達になれなかった相手がいるのか」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「ウチは仲良くしたいけど、ウチみたいに元気すぎると合わないなーって子も沢山いるし!図書館とか行きにくいもん!」
「でもねー、ウチはそれ以外のところで友達になれたらなって思ってるよ!」
「確かに本を読んだり勉強したりは苦手だけどー、何か合う趣味があるかもだし!そういうの見つけて仲良くなれたらいいよね!」
シラルカ [大浴場]
「そうだな。タルテなら出来るだろう」
「私から見ても明るく積極的なタルテの姿は好ましい。多くの相手と友情を築けるはずだ」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「えへへーありがと!シラルカちゃんたくさん褒めてくれるしー、きっとたくさん友達も作れるけどー」
「ね、ね!シラルカちゃんはどっち?たくさん友達作るか、それとも仲良い子作るか!」
シラルカ [大浴場]
「私は……おそらく後者だな」
僅かに、考えるような仕草をして。
シラルカ [大浴場]
「見ての通り、私はあまり外交的でもなければ口が立つ方でもない。タルテのようにするのは難しいし、友人の数の多さにも魅力を感じていない」
「私を不快と思わない相手だけ付き合ってくれればそれで構わない」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「そっかー!」とっても笑顔
「うーん、ウチもシラルカちゃんの大事な友達の一人になれたらいいけどー……」
シラルカ [大浴場]
「そう思ってくれるのはありがたいが、無理になるものでもない」
「嫌でなければそうしてくれ」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「うん!ウチもおんなじ!無理して友達になる、ってお互いつらくなっちゃうし!」
「だからつらくならないようにねー、色々探したくなる!」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「タルテちゃんはー……予習熱心だねえー……」
「お姉さん良いと思うよー……そう言うのー……」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「シラルカちゃんはー……」
「あるのかなー……お友達にー……されたくないことー……」
シラルカ [大浴場]
「……そうだな」
「混浴でこのようなことを言うのは場違いかもしれないが、舐めるような視線を向けてくる相手は苦手だ」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「そっかー……」
「おーけー……お姉さんも気を付けるねえ……」
シラルカ [大浴場]
「……」
「女性……だと思っていたが、女性だよな……?」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「うんー……?お姉さんはお姉さんだよー……?」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「うん!ウチも女の子だよ!」見れば分かる
シラルカ [大浴場]
気をつけなければならないことがあるのか……?
カメリア・フィーリン [大浴場]
「あー……あれかなあー……」
「シラルカちゃんはー……異性じゃなければ良いのー……?」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「私はー……そのー……なんていうかなー……」
「狙撃手の癖……みたいなものでー……」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「けっこうー……人を目で追ってー……観察しちゃう方なんだよねー……」
「だから気を付けねばならぬと思ったのであったのだよー」
シラルカ [大浴場]
「……これは私の言葉が足りなかったな」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「ん~……」
「男の子にえっちな目でじろじろ見られたくない!とか!」ファイナルアンサーだった
シラルカ [大浴場]
「……まあ、その通りだ」
「私に女としての役割を求められても、応じることはできない」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「んー……恋愛?ウチそっちはよく分からないんだよねー……」
「つがいたい、って言われたことはあったけどー、ウチはよく分かんなかった!」
シラルカ [大浴場]
「私も似たようなものだ。というか、男とか女とか、そういう話に興味が持てない」
「武闘家として手合わせ願いたいというのなら、構わないのだが……」
シラルカ [大浴場]
「よおそこのアンタ、いいカラダしているな。その胸で俺たちを楽しませてくれよねーちゃん、などと言われてもな」
「私には応じることはできないし、応じる気もない。そういう相手とは仲良くはなれないだろう」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「そうだねー……」
「少なくともー……そう言う人たちってー……」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「長期的かつ良好な関係を築くことは最初から想定してないと思うからー……」
「興味ないなら蹴るのが正解ー……」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「友達になるのが難しいタイプ……だね!」多分違う
シラルカ [大浴場]
「そうだな」肯定
「だからカメリアに見られる分には構わない。見て楽しいものでもないだろうが」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「んー……じゃあ、私も気にしすぎず見すぎず見る気にしておくねー……」
「ぎすぎすぎずず」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「ずずぎすぎずず!」適当に合わせている
カメリア・フィーリン [大浴場]
「いぇーい」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「いぇーい!」ハイタッチ
シラルカ [大浴場]
「何の呪文なんだ……?」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「フィーリング……だねー……」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「直感……だね!」
シラルカ [大浴場]
「そういうものなのか……」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「うん!色々やったり、お話ししたり、こういうことしたり!そうするといつの間にか仲良くなれたりするの!」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「もちろんー……必ずそうって訳じゃないけどー……」
「運だねー……これはー……」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「まあでもー……」
「暫く楽しく過ごせるくらいの相手はー……結構いるものだよー……」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「一生を後悔しない相手はー……」
「滅多にー……見つからなかったりするけどさー……」
シラルカ [大浴場]
「一生を……想像もできないな」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「失礼ですがお嬢様がたおいくつでー」
シラルカ [大浴場]
「18だ」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「じゅーはっさい!」
「おそろっちだ!」
シラルカ [大浴場]
「おそろっち……のようだな」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「おそろっち……のようだねー……」
シラルカ [大浴場]
意味するところは分からないが多分これでいいのだろう、きっと。
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
にこにこにこにこ。良さそう。
カメリア・フィーリン [大浴場]
「まあー……それならー……その6.5倍くらいー……?」
「が、一生になるかなー……伸ばそうとしなければだけどー……」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「そりゃー……つかないよねー……想像」
「私もー……いつの間にやら28になっていたけどー……」
「完全に想像が付くかって言ったらー……まだまだだしー……」
シラルカ [大浴場]
「随分と先輩だが、そうとは気づかなかったな……」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「ねー!頼りになるお姉さんだけどすっごく可愛いし!」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「意外でしょー。ちっちゃいからね、私ー……」
シラルカ [大浴場]
「少女かと思っていた」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「ふふー。小型草食種はねー……割とこんな感じなのだよー……」
「小さくてー……すばしっこくてー……」
「パワーはそこそこー、良く殖える」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「シラルカちゃんもー……頼りにして良いよぉー……」
ぱっっちぃぃん、とスローなウィンクをした。
あまり瞼は開閉していなかった。
シラルカ [大浴場]
目にゴミでも入ったのかな。
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
スロウリィなウィンク!初めて見た!そういうのもあるんだー!
シラルカ [大浴場]
「……覚えておくよ」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「寝てたらごめんねー……」
シラルカ [大浴場]
「寝る時くらいあるだろう」
「察するに、カメリアは……そう言った相手を求めているのだろうか」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「うむ……」
「今すぐ結婚しないといけない!って訳じゃ、ないんだけどさー……」
「予測、してるんだよねー……」
シラルカ [大浴場]
「予測?」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「うんー。私は、そのうちー……大切な誰かと一緒にー……生きたいと思うようになるー……」
「冒険者仲間とかー……友達とかじゃなくてー……」
「家族が欲しいって気持ちがー……生きてる内にこれからー……強くなって行くと思うんだー……」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「家族かぁ……」想像がついていない。師匠は家族みたいなものだけど師匠だし!
カメリア・フィーリン [大浴場]
「その時になってからじたばたしてもー……遅いかもしれないでしょー……?って言うか」
「ぶっちゃけー……草食い小型の中だと28は既に遅い方なんだけどー……」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「一生を一緒に過ごす相手のことはー……しっかりよーく見て選びたいからー……」
「のっそのっそとやっているのですなー」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「一生……一生かぁ」
「うーーーーん……………………」じっくり考えている
カメリア・フィーリン [大浴場]
「あ、一生って言うのはー……私の好みだけどねー……」
「世の中にはー……好きな人がいっぱいいてー……取っ替え引っ替えしたりー、全員と付き合っちゃうような人もいるしー……」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「私はそう言うの好みじゃないからー……そうしないってだけー……」
ちょっとだけ不快なものを思い出すような顔をしたが、直ぐに湯に溶けて消えた。
カメリア・フィーリン [大浴場]
「ふふふー……考えてるねえー……タルテちゃーん……」
「よぉーく考えると良いよー……自分のことをふかーく知って」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「相手のことも深ーく……すみずみまで知り尽くせばー……」
「相手が喜ぶこともわかってー……友達にだってなりやすいからさー……」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「……………………よーし!」ばっと顔を上げる
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「分かった!」
シラルカ [大浴場]
「おお」
「……何が分かったんだ?」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「多分今は分かんない!」
「だから!」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「保留!」
「寝て起きてもっかい考える!」
シラルカ [大浴場]
「……まあ、いいんじゃないか? それでも」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「うむうむ」
「直ぐに結論を出す必要はー……きみたちには無いんだからー……」
「ね」
シラルカ [大浴場]
「……まあ、そうかもしれないが」
「私の場合は……そもそも、生涯を全うできるとも考えていないというのが大きいかもしれないな」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「そっかあ……」
「シラルカちゃん」
「生きるのってー……楽しい?良いことだって、思ってるかなー……?」
シラルカ [大浴場]
「今はそう思っている」
「この世界は美しい。まだ見たことのないものに溢れているし、今日もこうして新たな友人と出会うことが出来た」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
友人と聞いてにこにこにこにこにこ……
シラルカ [大浴場]
「だが生まれのせいかな。私がこのまま拳闘士として生きていれば、意図せず命を落とすこともあるだろう」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「戦場に立つお仕事してる以上……まぁ、そうだよねぇ。ウチも師匠みたいに魔法弾けたらなー」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「うんうん。そうだねー……」
「人は死ぬよー……必ず死ぬ。窮地を何度凌いでも、先延ばしにしてもー……必ず、いつかはー……」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「だからねー……」
「時間の問題じゃ、なくてー……」
「寿命の問題でも、なくてー……」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「最期まで、自分が良いと思うように、生きることが出来たら……」
「それがー……全うした、ってことだと、お姉さんは思うよぉ」
「出来るといいねー……んん、んー。いや」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「出来るよぉ。シラルカちゃんなら」
「自分が良いと思うものをー……もう知っているきみなら、ねー……」
へら、と笑う。
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
にこにこと笑って顔を見る
シラルカ [大浴場]
「……そうだな」
「少なくとも、今はそうしているつもりだ」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「……うん!」
「ウチの師匠なら、きっと、よし!って言う!」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「よーし……それじゃあー……」
「タルテちゃん」
カメリア・フィーリン [大浴場]
「お姉さんねー……あの……」
「のぼせたからー……脱衣所まで運んでおいてー……」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「はーい!」がばりと担ぎ上げた
「軽いね!ご飯ちゃんと食べてるー!?」ざば、と上がって床をしっかり踏みしめる
「ウチもそろそろ寝てさっきのこと考えなきゃだし!シラルカちゃんはどうするー!?」
シラルカ [大浴場]
「……もう少し浸かっていくよ」
「では、またどこかで」
タルテ・ホエール・イニーウィル [大浴場]
「うん!またどこかで!いざとなったら遠吠えしてね!」
「近くにいたら……きっと気付けるから!」
そう言ってカメリアさんを担いで脱衣場へ消えていった……
シラルカ [大浴場]
「……さて」
静まり返った大浴場で、ぱしゃりと湯を弄びながら。
シラルカ [大浴場]
何も持たず解き放たれた私の人生には、いつの間にか小さいけれど、しかし確かに荷物が増えていた。
不自由ではあるだろう。それが増えていくたびに、荷は重くなっていく。
シラルカ [大浴場]
だが……
シラルカ [大浴場]
「存外……悪くない気分だ」
少し、笑ってしまいそうだ。
シラルカ [大浴場]
こんな顔を見られるのは……恥ずかしいからな。
シラルカ [大浴場]
冷めるまで、もうしばらく……浸かっていくとするか……
GM [大浴場]
そうして大浴場は健全も不健全も飲み込んで、閉館時間まで稼働したのだった…