放課後の教室に、夕陽のオレンジ色の光が斜めに差し込んでいた。 ほとんどの生徒が部活や帰宅のために教室を出て行ったあと、窓際の後ろの方の席から、カタカタカタッ……と、異常なまでのスピードでノートパソコンのキーボードを叩く乾いた音だけが響いている。 「……ちょっと、シオリ! あんた、また掃除当番サボって自分の席でパソコンいじってるでしょ!」 教室の後ろのロッカーにモップをしまい終えた私は、腰に手を当てて、サイドポニーの赤いリボンをぷんぷんと揺らしながらその席へと詰め寄った。 そこに座っているのは、私と同じクラスのシオリだ。 眉の上で真一文字に切り揃えられた黒髪のぱっつんショートヘアに、日に当たらないせいか透けるように白い肌。座っていてもわかるくらい手足がひょろりと長くて、いつも不機嫌そうな半眼で周囲を見下している。 噂では、なんかすごい小説を書いて、もう受験勉強もしないで名門の女子大の文学部に推薦合格が決まってるらしいけど……だからって、クラスのルールを破っていい理由にはならない。 曲がったことや、みんなが真面目にやっているのを横でサボるような卑怯な態度が、私は昔から一番嫌いなのだ。 「……はぁ? なに、せっかく今いいところ書いてんのに、デカい声で話しかけてこないでくれる? 耳障りなのよね、脳筋女」 シオリはキーボードを叩く細長い指先をピタリと止めると、ペンだこのできた右手でマウスを弾き、170センチもある長身をゆっくりと椅子から立ち上がらせた。 腕を組んで、顎をクイッと上げ、私のことを上から見下ろしてくる。 私は身長が平均くらいだから、シオリにこうして近くに立たれると、それだけでなんだか威圧感があって悔しい。 「の、脳筋ってなに!? 私は弓道部の練習に行く前に、ちゃんと自分の分の掃除を終わらせただけだよ! シオリこそ、体育の授業はいっつも見学か最下位争いでダラダラしてるくせに、掃除までサボるなんてずるいじゃない!」 「ずるい? バカじゃないの。あんたみたいに棒持って矢を飛ばすしか能がないサルと違って、私には天性の才能があるのよ。こんな埃っぽい教室を掃く時間があったら、一文字でも多く原稿を進めた方が世の中のためになるってわかんないわけ? キモー、死ね?」 (あーむかつく、マジで邪魔すんなっての。せっかく今、清純ぶった巨乳の女騎士が催眠かけられてオークの群れに種付けされる一番エロいシーン書いてて、私のあそこまでちょっと濡れてきてたところだったのに……っ) シオリは心の中で毒づきながら、不機嫌そうに自分の黒髪ぱっつんの毛先を指でいじった。 その鋭い半眼が、私のセーラー服の胸元……掃除で少し動いたせいで上下に弾んでいるCカップの膨らみにチラリと向けられた瞬間、シオリの眉間がさらに険しく寄る。 「……っ、な、なに見てるのよ、シオリ。今、私の胸の方、変な目で見たでしょ?」 私は嘘がつけない性格だから、感じた違和感をそのまま口にして、思わず胸元の小さな十字架のネックレスの上から両腕で胸を隠すようにした。 するとシオリは、白い耳たぶまでパッと赤く染めながら、逆ギレみたいに声を荒らげた。 「み、見んなゴミ!! 誰があんたのその無駄に発育のいい脂肪の塊なんか見るかボケ! むしろ私の控えめな胸と比べてマウント取ってんじゃねーわよ、目障りだから今すぐその弓道場とやらに消えなさいよ!」 「なっ……! ゴミとかボケとか、女の子がそんな言葉遣いするの、よくないと思う! だいたいマウントなんか取ってないし、シオリがちゃんと掃除当番の反省をするまで、私は絶対に引かないからね!」 「はぁ? しつこいヤツマジで嫌い。あんたみたいな正義感振りかざす脳筋処女、私の書いてるエロ小説のなかで一番最初に無様にアヘ顔晒して堕ちるタイプだわね……って、あ、いや、今のなし! とにかくあっち行け!」 (あっぶな、つい本業のエロ小説の口癖が出ちゃったじゃん……! 月20万稼いでる覆面アダルト作家だってバレたら面倒だし、こいつと喋ってると調子狂うのよね!) 私とシオリが、夕暮れの教室で顔を突き合わせて、今にも取っ組み合いになりそうなくらいバチバチと火花を散らしていた、まさにその時だった。 (ピンポーン、パンポーン……) 教室のスピーカーから、放課後の静けさを破る校内放送のチャイムが鳴り響いた。 『――連絡します。一年B組の、桜川藍さん。ならびに、シオリさん。至急、お二人とも校長室まで来てください。繰り返します、桜川藍さんと、シオリさんは、今すぐ校長室まで来なさい』 重々しく、どこか粘りつくような校長先生自身の低い声が、スピーカーから流れてきた。 私とシオリは、同時にピタリと動きを止めて、お互いの顔を見合わせた。 「……え? 校長先生? 私と、シオリの二人を……?」 「……はぁ? なんで私があんたなんかと一緒に校長室に行かなきゃいけないわけ? あんたが今、大声で騒いだから誰かにチクられたんじゃないの? マジで疫病神なんだけど」 「そ、そんなことないよ! シオリがいつも授業中にパソコン開いてるから、それがバレたんじゃないの!? ……とにかく、呼ばれたんだから行かなきゃ駄目だよ。ほら、パソコン閉じて!」 私はまだブツブツと「死ね」「めんどくさい」「シコ猿校長のツラなんか見たくないわよ」と悪態をつき続けているシオリの細い手首を掴むと、半ば引っ張るようにして教室を出て、夕暮れの廊下を校長室へと向かったのだった。         *        *        * 「失礼しまーす! 一年B組の桜川藍です! ……ほら、シオリもちゃんと挨拶して!」 「……チッ、シオリですけど。こんな放課後にわざわざ呼び出して、一体なんの用ですか?」 重厚な木製の扉を開けて校長室に入った私たちは、性格の違いそのままの態度で並び立った。 部屋の奥の執務机には、脂ぎった額を光らせた中年過ぎの校長先生が座っていた。 校長は私たち二人の姿を、頭の先からスカートの裾、そしてシオリの黒ハイソックスに包まれた長い脚と、私の健康的な素足まで、舐め回すような目つきでじっくりと眺めると、タプタプした二重顎を揺らしてニタァと笑った。 「おお、よく来たね、桜川くん、シオリくん。まあ、そこに立っていないで、後ろの鍵を閉めてから、そこの革張りのソファに二人並んで掛けなさい」 「え? 鍵、ですか……?」 私が不思議そうに首を傾げながら後ろ手でドアのサムターンをガチャリと回すと、隣にいたシオリが鼻先をひくつかせて、不機嫌そうに眉をひそめた。 「……なに、この部屋。なんか妙に甘ったるくて、頭がボーッとするような変なお香の匂いが充満してるんだけど。換気ぐらいしたらどうですか? キモいんですけど」 (……なにこの匂い。吸い込むたびに、徹夜明けみたいに脳の奥がじんわり痺れて……やば、なんかいつも自分の小説書いてるときみたいに、お腹の下の方が勝手にムズムズしてくる気がするんだけど……) シオリの言う通りだった。 部屋に入った瞬間から、鼻腔の奥にねっとりと絡みつくような甘い香りが漂っていて、深く息を吸い込むたびに、私の弓道で鍛えたはずの集中力が、ふわふわと温かい霧の中に溶けていくような感覚がする。 「まあまあ、シオリくん、そうトゲのある言い方をしなさんな。実はね、今日君たち二人を同時に呼び出したのは他でもない……我が校のスポーツの象徴である弓道部のエース・桜川くんと、文芸コンクールで推薦合格を決めた才女・シオリくんが、日頃から教室で激しくいがみ合い、犬猿の仲になっていると耳にしてね」 校長は執務机から立ち上がると、私たちが腰を下ろしたソファのすぐ目の前まで歩み寄ってきた。 「学校としては、君たち二人にぜひとも仲直りをしてもらいたいのだよ。身も心もひとつに溶け合うくらい、深く、濃密にね……」 「はぁ!? なに言ってんのこのハゲ……っ、いや、校長先生! 私とこの脳筋女が仲良くなんかできるわけないでしょ! 話がそれだけなら、私、帰らせてもらいますけど!」 「そ、そうですよ校長先生! 私も、曲がったことやサボるのが平気なシオリとは、どうしても意見が合わないんです!」 私たち二人が同時にソファから立ち上がろうとした――その瞬間だった。 (グラリ……ドサッ……) 「え……? あ、あれ……っ、足に、力が入らない……っ」 「な、なにこれ……っ!? ちょ、体が、鉛みたいに重くて……っ、あんた、私の肩に寄りかかってこないでよ藍……っ!」 膝からカクンと力が抜けて、私とシオリはソファの上で身を寄せ合うようにしてへたり込んでしまった。 長身のシオリの華奢な肩と、私の肩がピタリとぶつかり合い、お互いの制服越しに、なぜか普段よりもずっと熱い体温が伝わってくる。 「くくくっ、威勢がいいのもそこまでだよ、二人とも。そのお香はね、ただの芳香剤じゃない。若い牝の理性のタガを外し、私の声に対する被暗示性を極限まで高める、特製の催眠香なのさ」 校長はニヤニヤと下卑た笑みを浮かべながら、机の上の小さなメトロノームのスイッチを入れ、ポケットから鈍い銀色に光るコインの振り子を取り出した。 (カチ……カチ……カチ……カチ……) 静まり返った校長室に、一定のリズムで刻まれる機械音が響き始める。 そして、私とシオリの目の前、ほんの十センチの距離で、銀色のコインがゆらり、ゆらりと左右に揺れ動いた。 「ほら、二人とも、この銀色の光を見つめなさい。桜川くんは弓道で的を見つめる集中力が人一倍強い。そしてシオリくん……君は毎日、小説の世界に何時間も没頭する異常な集中力を持っているだろう? そういう集中力の高い人間ほど、この振り子の動きから絶対に目を逸らせなくなるんだ……」 「や、だ……見たく、ないのに……っ、目が、勝手に、光を追っちゃう……っ」 「う、うそでしょ……っ、こんなベタな催眠導入、私が書くエロ小説の中だけの設定じゃん……っ! なのに、なんで……っ、目が、離せないのよぉ……っ」 (カチ……カチ……カチ……カチ……) (やばい、マジで頭の中が真っ白になっていく……っ。私が最近悩んでた、プロット考えてるときに別の思考が割り込んでくる感覚よりも、もっと直接的で、抗えない何かが、脳みそを直接かき回してくる……っ!) 隣にいるシオリの呼吸が、「はぁ……っ、ふぅ……っ」と少しずつ浅く、熱っぽくなっていくのがわかる。 私自身も、茶色い瞳の奥へと銀色の光が吸い込まれるたびに、自分がなぜ怒っていたのかも、なぜシオリと喧嘩していたのかも、甘い靄のなかに溶けて消えていくのを止められなかった。 「よく聞きなさい、桜川藍、シオリ。今から私が指を鳴らすと、君たち二人の間の『嫌悪感』という感情は、すべて『相手に対する猛烈な性的欲情と独占欲』へと完全に書き換わる!」 校長の低く粘り気のある声が、私たちの鼓膜から脳の芯へと直接流し込まれる。 「いいかい? 君たち二人がこれまで教室で顔を合わせるたびにイライラして、胸がざわついて、噛みついていたのは、相手が嫌いだったからじゃない! 本当は、お互いの女の身体が魅力的すぎて、相手の汗の匂いや、制服の下の柔らかい肌を、自分の舌と指でメチャクチャに貪り尽くしたくてたまらなかったからだ! 相手の顔を見るだけで股間が発情して濡れそぼり、お互いの身体を激しく求め合わずにいられない、究極のレズビアン同士になるんだ!!」 パチンッ!! パチンッ!! 校長の太い指が、私とシオリの鼻先で、立て続けに鋭く鳴らされた。 (ビクンッ……!!) 乾いた破裂音が響いた瞬間、私の脳天から背骨、そしてお腹の一番奥にある子宮にかけて、甘くて熱い稲妻が駆け抜けた。 隣に座るシオリの華奢な身体も、同時にビクンッと大きく跳ね上がり、その不機嫌そうだった半眼が、とろんと熱っぽい潤みを帯びて揺れ動く。 「さあ、二人とも、隣にいる相手の顔を見てごらん。今、目の前にいる同級生を見て、どう感じるかね?」 校長の言葉に導かれるように、私はゆっくりと首を回して、すぐ隣で肩を寄せ合っているシオリの顔を見つめた。 シオリもまた、真っ白な頬をピンク色に上気させながら、すぐ至近距離にある私の顔をじっと見返してくる。 いつもなら「なに見んのよ脳筋女」「シオリこそちゃんと真面目にやってよ!」って言い合いになるはずの距離。 なのに――今、私の目に映るシオリは、信じられないくらい綺麗で、儚げで、そして女の子としての甘い匂いをぷんぷん漂わせている最高の対象に見えたのだ。 眉の上で揃った黒髪の隙間から覗く長いまつ毛も、いつも毒を吐いている薄い桜色の唇も、セーラー服の襟元から覗く華奢で白い鎖骨も……全部、今すぐ私の口で吸い付いて、私のものにしてしまいたいくらい愛おしくてたまらない。 (トクン……トクン……ジュワァッ……) 「あ……っ、あぁ……っ? な、なにこれ……っ、私、シオリのこと、あんなに苦手だったはずなのに……っ」 私は嘘がつけない性格だから、自分の胸の奥とお腹の下で巻き起こっている異常な熱を、そのまま震える声で口にした。 「こんなに近くで、シオリの白い肌とか、ちょっと赤くなってる耳とか見てたら……心臓がドキドキして、おなかの奥がキュウッて疼いて……パンツのなか、お水みたいに熱いのが、じわーって出てきちゃったよぉ……っ?」 私のストレートすぎる告白を聞いた瞬間、シオリの肩がビクッと震え、その白い顔が耳の先まで真っ赤に染まった。 「は、はぁ!? な、なに急にキモいこと言い出してんのよ、あんた……っ! み、見んなゴミ! そんな潤んだ目で私の顔とか鎖骨とかじーっと見ないでよ……っ?」 シオリはいつもの口癖で悪態をつこうとしたけれど、その声は驚くほど甘く上ずっていて、語尾が「んっ……?」と色っぽく震えていた。 (う、うそでしょ……っ! なんでこいつの真っ直ぐな茶色い瞳で見つめられただけで、私のあそこから、こんなにトロトロと愛液が溢れ出してきてんのよ……っ!? 私、男とだってまだヤったことない処女なのに、よりにもよって一番嫌いだったはずの藍の匂い嗅いだだけで、クリトリスがパンツに擦れてジンジンしてるじゃん……っ??) 「……シオリ、うそついてるでしょ? 私にはわかるよ。だって、シオリの息、すごく熱くて甘い匂いがするし……シオリの太もも、私の足にピタッてくっついて、さっきから細かく震えてるもん……っ?」 「う、うるさいわねバカ! あんたが、その無駄にデカいCカップの胸を私の腕に押し付けてくるからでしょうが……っ? そんなに私のことムラムラさせたんだから、あんた、私の小説のネタになるだけじゃ済まさないわよ……っ?」 「うん……っ? 私、嘘つけないから、もう我慢できないよ、シオリ……っ。シオリのその、いつも私に意地悪ばっかり言うお口、私のお口で塞いじゃっても、いい……?」 「……っ、勝手にしなさいよ、脳筋のくせに……っ? 文句言ったら、死刑だからね……っ??」 目の前で、校長先生が黒いバッグから三脚付きの4Kビデオカメラと、大きなレンズのついたデジタル一眼レフカメラを取り出し、録画開始の赤いランプを点灯させたのにも、今の私たちはもう半分も気づいていなかった。 (ピピッ……カシャッ、カシャシャッ……!) 静かな校長室にカメラのシャッター音が響き始めるなか、つい数分前まで教室で罵り合っていたはずの私とシオリは、お互いの熱い吐息に吸い寄せられるようにして顔を近づけ、生まれて初めての唇を、むさぼるように重ね合わせたのだった――。 (チュッ……ヌチュゥッ、ジュルルッ、レロォ……ッ?) 「んっ……ふ、あぁっ……? シオリの、くちびる、やわらかい……っ? いつも、ツンツンしてるのに、お口のなか、すごく甘くて、あたたかいよぉ……っ?」 「んむっ、ちゅぷ……っ、だ、黙りなさいよバカ……っ? しゃべんな、舌が、うまく絡まないでしょ……っ、んちゅ、じゅるるっ……??」 革張りソファの上で、私とシオリは互いの首筋や肩にしがみつき、よだれが糸を引くのも構わずに唇をむさぼり合っていた。 最初はただ唇を押し付け合うだけの不器用なキスだったのに、催眠によって「相手の体液をすべて飲み干したい」という本能に火がついた私たちは、どちらからともなく唇を割り開き、熱く濡れた舌先をねっとりと絡め合わせていた。 シオリの細くて長い指が、私のサイドポニーの赤いリボンを掴むようにして後頭部を押さえつけ、170センチの長身を活かして上から覆いかぶさるように私の口の中を蹂躙してくる。 (なにこれ、やばい、止まんない……っ? 女の子とキスすんのがこんなに気持ちいいなんて、私が今まで読んできたどの百合エロ漫画にも書いてなかったわよ……っ! こいつの唾液、甘くて、飲むたびに私の子宮の奥までキュウキュウ締め付けられるんだけど……っ??) (カシャッ! カシャシャッ! ピピーッ……!) すぐ目の前では、校長先生が三脚に固定した4Kビデオカメラを回しながら、手にした一眼レフカメラのストロボを焚いて、私たちのキス顔をあらゆる角度から連写していた。 白いフラッシュの光がピカッ、ピカッと校長室を照らし出すたび、私とシオリの閉じられたまぶたの裏が白く染まり、それがまるでスポットライトを浴びているみたいな倒錯した興奮を煽り立てる。 「くくくっ、素晴らしい絵面だよ、二人とも! ついさっきまで教室で睨み合っていた弓道部のエースと文芸の才女が、今はソファの上でよだれを垂らしてベロチューに耽っているとはねえ! ほら、いつまでも制服を着ていないで、お互いの手で相手の服を全部剥ぎ取って、その汗ばんだ美しい裸をカメラの前に晒しなさい!」 校長の命令が下った瞬間、私たちの手はまるで自動人形のように、お互いのセーラー服へと伸びていた。 「はぁ、はぁ……っ? シオリ、服、脱がせるね……っ。私、さっきから身体が熱くて、汗がいっぱい出てきて、シオリの白いお肌に直接くっつきたくてたまらないの……っ?」 「っ、は、早くしなさいよグズ……っ? 私も、あんたのその鬱陶しいセーラー服のボタン、全部引きちぎってやりたい気分だったんだから……っ?」 (ジジッ……パチン、パサリ……) 私はシオリの制服のリボンを解き、ブラウスのボタンを上から順番に外して、その透けるように白い華奢な肩と鎖骨を露わにした。 一方のシオリも、ペンだこのできた器用な指先を驚くほどの速さで動かして、私のスカーフを抜き取り、フロントファスナーをジジッと一気に引き下ろす。 お互いにスカートと靴下まで脱ぎ捨てると、ソファの上には、白い清楚なブラとショーツ姿の私と、大人っぽい黒のシンプルな下着を身につけた長身のシオリが、じっとりと汗ばんだ肌を光らせながら向き合う形になった。 「うわぁ……っ? シオリ、足、すごく長くて、お肌が真っ白で綺麗……っ。黒い下着、すごく大人っぽくて似合ってるよ……っ?」 私が嘘のない目でシオリの身体を褒めると、シオリは顔を真っ赤にして、自分の控えめなBカップの胸を片腕で隠すようにしながら悪態をついた。 「み、見んなゴミ!! どうせあんたのその、無駄に主張してるCカップに比べたら、私のなんか控えめよ! なによその、ブラからこぼれそうになってるおっぱいは……っ、普段は道着で晒し巻いて隠してるくせに、エロすぎんのよ、死ね?」 「えへへ、死ねって言ってるのに、シオリの目、私のおっぱいから全然離れてないよ……? ほら、私がシオリのブラも外してあげるから、お互い、ぜんぶ見せっこしよ……?」 (パチン……ポロンッ……) 私たちが同時に互いの背中に手を回し、ブラジャーのホックを外して肩紐を滑り落とす。 私の首元で小さな十字架のネックレスがキラリと揺れ、その下で、汗の粒を弾く柔らかなCカップの双丘と、淡い桜色の乳首がぷるんと跳ねた。 そしてシオリの華奢な胸元からも、白い肌に可憐に盛り上がったBカップのふくらみと、まだ誰にも触れられたことのないツンと尖ったピンク色の小さな乳首が露わになる。 (カシャッ、カシャシャッ!! ジーッ……カシャッ!!) 「おおおっ、いいぞ、実にいい対比だ! 健康的に引き締まった体幹に豊かなCカップを実らせた桜川くんと、モデルのように長身でスレンダーな肢体に控えめなBカップを備えたシオリくん! ほら、二人とも、まずはカメラのレンズの方を向いて、お互いの胸を後ろから揉みしだきながら、自分が普段どんな人間かを自己紹介しなさい!」 校長の言葉には、絶対に逆らえない強制力があった。 最初は、私がシオリの長い腕の中にすっぽりと背後から抱きすくめられる体勢になった。 身長170センチのシオリが、私の後ろから汗ばんだ裸の胸を私の背中にピタリと密着させ、その細長い両腕を私の脇の下から前へと回して、私のCカップの両胸を、下からむぎゅっ、と鷲掴みにしたのだ。 (ムギュゥッ……クチュッ、ニュルルッ……) 「ひゃあっ……? シ、シオリの手、ちょっと冷たくて、でもすごく気持ちいい……っ? 私たちの汗で、おっぱいがぬるぬるって滑るよぉ……っ?」 「はぁ、はぁ……っ? うっさいわね、あんたのおっぱい、柔らかすぎて指が沈み込むじゃん……っ? ほら、校長がカメラ向けてんだから、さっさと自己紹介しなさいよ、このドスケベ弓道部員……っ?」 シオリが私の耳たぶを後ろから「あむっ」と甘噛みしながら、ペンだこのある中指と親指で、私の左右の乳首を同時にキュッと摘まんで転がした。 その鋭い快感に、私はカメラのレンズを真っ直ぐに見つめたまま、背中をビクンと反らせて声を張り上げた。 「あ、あっ……? い、一年B組、弓道部の、桜川藍、16歳です……っ? 普段は、曲がったことが嫌いで、部活ばっかりしてるけど……今は、大嫌いだったはずのシオリに後ろからおっぱい揉まれて、乳首コリコリされて、すごく気持ちよくなっちゃってますぅ……っ??」 「くくくっ、最高だよ藍くん! さあ、次はシオリくんの番だ! 君がいつも教室や家で隠れて何をしているのか、その高慢な口でカメラの向こうの視聴者に全部バラしなさい!」 今度は私がくるりと向きを変え、長身のシオリをソファに座らせて、その華奢な胸元に顔を埋めながら、控えめなBカップのふくらみを両手で優しく包み込むように揉みほぐした。 「んっ、ひゃんっ……!? ちょ、あんた、触り方が、いやらしいのよバカ……っ?」 シオリは自分の胸を触られるのが一番のコンプレックスだったはずなのに、催眠の暗示と私の素直な愛撫によって、首を後ろにのけぞらせながら、カメラのレンズを半眼で睨みつけて口を開いた。 「わ、私は……一年B組の、シオリ、17歳よ……っ? 名門の女子大に、文学部で推薦合格してる、天才小説家なんだから……っ。で、でも、本当は……ネットでこっそり、過激なエロ小説を書いて、月20万稼いでるの……っ? 男なんかシコ猿のゴミだって見下してるくせに、実は性欲がめちゃくちゃ強くて、自分の書いたエロ小説でオナニーばっかりしてる、むっつり処女なのよぉ……っ??」 (あーっ、言っちゃった、言っちゃったわよ!! 誰にも言ってない最大の秘密、カメラの前で全部ぶちまけちゃったじゃん!! なのに、なんでそれを口にした瞬間、こんなにゾクゾクして、藍に乳首舐められるのが10倍も気持ちよくなってんのよぉっ??) 「わぁ……シオリ、エロい小説書いてるんだ……っ? すごいね、だからさっきから、私の乳首を触る指つきが、あんなに上手だったんだね……っ? ほら、シオリのちっちゃくて可愛いおっぱいも、私がいっぱいベロで舐めてあげるね……っ?」 (チュパッ、レロォ……ッ、チュルルッ……?) 私がシオリの薄い胸板に吸い付き、小さなピンク色の乳首を口に含んで、赤ん坊みたいに「ちゅーっ」と強く吸い上げると、シオリは「ひぎゃあっ??」と普段のクールな態度からは想像もつかないような甘い悲鳴を上げて、私の黒髪を両手で鷲掴みにした。 「ま、待って、そこ、吸うなぁっ? ちっちゃいって言うな死ねっ……あ、あぁっ、でも止めないで、もっと舌で転がしなさいよ脳筋女ぁっ??」 二人の肌からは、部屋の熱気と興奮で、玉のような汗が次から次へと噴き出していた。 私の額から垂れた汗の雫が、シオリの白い鎖骨の窪みにポタリと落ち、シオリの首筋から流れた汗が、私の胸の谷間を伝って滑り落ちていく。 そして、私たちが残していた最後の防壁――お互いのショーツのクロッチ部分は、もうとっくに限界を超えて、向こう側が透けるほど愛液でぐっしょりと濡れそぼっていた。 「ふふふ、二人とも、もう下のお口からよだれが垂れて、ソファの革が濡れてしまっているじゃないか。さあ、シオリくん。君がいつも月20万稼ぐエロ小説の中で書いている『処女が一番惨めにイかされる手マンとクンニ』を、目の前の桜川くんの身体を使って、実際に実演してみせなさい!」 校長のその言葉が、シオリの中の「エロ作家としてのプライドと嗜虐心」に、催眠のブーストをかけて火をつけた。 「……ふ、ふーん……いいわよ、腕の見せ所だわね……? 普段は清純ぶってるこの脳筋処女が、私の知識と指先でどんな下品な顔して潮吹くか、カメラにバッチリ収めておきなさいよ、エロ校長……っ?」 シオリの目が、獲物を狙う肉食獣のように妖しく光った。 シオリは私をソファの上に仰向けに押し倒すと、私の白いショーツを足首から乱暴に引き抜き、私の引き締まった両脚をM字に大きく押し広げた。 そして、自分も濡れそぼった黒いショーツを脱ぎ捨てて全裸になると、私の開かれた股間の前に顔を近づけ、指先で私のピンク色の秘裂を、くぱぁっ、と左右に押し広げたのだ。 (クチュッ……ヌチュルルッ……カシャッ、カシャシャッ!!) 「あ、ああっ……? やだ、シオリに、私の一番はずかしいところ、ぱっくり開けられて、カメラにも撮られてるぅ……っ?」 「なにこれ、あんた、もうこんなに糸引いて濡れてんじゃん、キモー? ほら、私が見たところ、あんたの弱点は、このぷっくり腫れてるクリトリスと、入り口のすぐ上のザラザラしたところでしょ……? 私が毎日どれだけのエロ資料読み漁ってると思ってんのよ、一発でイカせてあげるわ……っ?」 (ジュルルッ、ベロォ……ッ!! グチュッ、ズブッ、クチュクチュクチュッ!!) 「ひゃあああっ??!? し、シオリぃっ!! 舌と、指が、いっぺんにきたぁっ……??」 シオリの熱くて柔らかい舌が、私の敏感なクリトリスを包皮ごとパクッと咥え込んで激しく吸い上げ、それと同時に、いつも高速でキーボードを叩き続けているシオリの細長い中指と薬指が、私の狭くて熱い膣内へとズブリと根元まで突き入れられたのだ。 しかも、シオリの指はただ出し入れするだけでなく、まるでタイピングでもするみたいに、私の膣内の前壁にある一番敏感なGスポットを、驚異的なスピードと正確さで、カリカリ、グチュグチュと執拗に掻き回し始めた。 「あっ、あっ、なにこれぇっ?? シオリの指、すごく速くて、いいところにばっかり当たって……っ、おなかのなか、かき回されて、お水、とまらないよぉっ……??」 「ん?、ちゅぷ、じゅるるっ……? ほら、我慢すんなバカ! あんたのまんこ、私の指をギュウギュウ締め付けて、もうイきたいって言ってるわよ! カメラの前で、私の指マンでぶっ壊れなさいよぉっ??」 (グチュルルルッ、ズボボボッ!! ビクンッ、プシュゥゥゥッーーーッ!!) 「んあああっーーーっ??!! イく、シオリの指とベロで、私、イっちゃうぅっ……??」 私はシオリの黒髪ぱっつんの頭を両太ももでギュウウッと挟み込み、ソファの上で弓なりに背中を反らせて、透明な潮をシオリの顔面とカメラのレンズに向かって、プシュウウッ! と勢いよく噴き散らした。 「んぐっ、ぷはっ……!? ちょ、あんた、私の顔に、こんなにおしっこみたいな潮ぶっかけて……っ?」 私の熱い潮と愛液で、真っ白な顔をびしょ濡れにしてテカテカに光らせたシオリは、しかし怒るどころか、自分の唇についた私の蜜をペロリと舌で舐め取り、ゾクゾクと全身を震わせていた。 「……ふ、ふふっ、私のテクニックで、あの弓道部のエースがこんなに綺麗に潮吹いたわよ……? やば、それ見てたら、私のあそこも、もう我慢できないくらい疼いてきたんだけど……っ?」 「はぁ、はぁ……っ? シオリ、すごかったよぉ……っ。じゃあ、今度は、私のお返しだね……っ? シオリがいつも、自分のエロ小説書きながら一人で触ってる場所、私がもっと気持ちよくしてあげる……っ?」 私は息を切らしながら起き上がると、今度は170センチのシオリの細長い身体をソファに押し倒し、そのスラリと伸びた白い両脚を、肩に担ぐようにして大きく持ち上げた。 シオリの華奢な股間には、まだ誰のモノも受け入れたことのない、綺麗なピンク色の縦筋が、愛液でぐっしょりと濡れてヒクヒクと震えている。 「ちょ、ま、待って藍っ! そ、そんな角度で足持ち上げたら、私のあそこも、お尻の穴まで、校長のカメラに全部丸見えになっちゃうじゃん!! み、見んなゴミィッ??」 「だめだよ、シオリもさっき、私のぜんぶ見たんだから、おあいこでしょ……? わぁ、シオリのここ、すごく綺麗で、いい匂いがする……っ? いただきまぁす……っ?」 (ちゅぷっ、れろぉ……っ、じゅるるるっ!!) 「ひぎぃっ??!? あ、あああっ、嘘っ、なにその吸い方ぁっ……??」 私は弓道で鍛えた肺活量と、嘘のない一心不乱な集中力で、シオリの濡れそぼった秘裂に顔を埋め、クリトリスから膣の入り口までを、掃除機みたいにジュルジュルと音を立てて強く吸い上げた。 さらに、シオリがしてくれたのを真似して、私の細い指をシオリのまだ処女の狭い入り口へと、ぬぷっ、と差し入れ、なかの熱い粘膜を優しく、でも逃がさないように撫で回す。 「あ、あぁっ、だめ、私、自分の指でしか、そこ触ったことないのにぃっ……?? あんたの舌、熱すぎて、おまんこの奥まで溶けちゃう……っ! やめて、カメラ回ってんのに、こんな、アヘ顔、撮られたくないのにぃっ……??」 プライドの高いシオリが、両手で自分の顔を隠そうとするけれど、私は空いた片手でシオリの手首を掴んでどけさせ、校長のカメラにシオリの乱れきった顔がしっかり映るように固定した。 (じゅるるっ、ちゅぱっ、くちゅ、くちゅるっ……!!) 「シオリの顔、すごく可愛いよ……っ? いつも私を睨んでばっかりだった目が、今は涙目でとろんってしてて……ほら、シオリのおまんこも、私の指をきゅううって噛んで離さないよ……っ? イっちゃえ、シオリっ!」 「く、くそっ、あんたなんかに、こんな、脳筋女なんかにぃっ……?? で、でも、無理っ、頭の中、チカチカして、イく、イっちゃうわよぉっ……?? し、死ねぇっ、ああああっーーーっ??!!」 (ビクンッ、ビクビクビクッ……!! ジュワァァァッ……!!) シオリの170センチの長い肢体が、ソファの上でピンと糸を張ったように硬直し、その華奢な秘所から、とろりとした濃厚な愛液が私の顎と胸元へと大量に溢れ出した。 お互いの汗と、潮と、愛液で、二人の裸体はまるでオイルを塗りたくったみたいにツヤツヤと光り、校長室には女の子同士の甘酸っぱくて濃厚なメスの匂いが、むせ返るほど充満していた。 けれど、カメラのファインダーを覗き込む校長の血走った目は、まだこれだけでは満足していなかった。 「くくくっ……お互いの手と舌でイかせ合ったところで、ウォーミングアップは完了だな。さあ、ここからが本番だよ、桜川くん、シオリくん。君たち二人のその熱く発情した処女のおまんこ同士を、文字通り『ひとつに結合』させて、汗だくの百合セックスをカメラの前で見せてもらおうか……!」 校長がボストンバッグの奥から取り出したのは、両端がリアルな亀頭の形をしており、真ん中が太くうねるピンク色のシリコンで作られた、巨大な『双頭ディルド』だった――。 (ブウウウン……ジジジジッ……!) 校長先生がスイッチを入れた瞬間、そのピンク色の巨大な双頭ディルドは、手のひらの中で生き物みたいに激しく波打ちながら振動し始めた。 両端には血管の浮き出たリアルな亀頭が形作られていて、しかも真ん中のくびれた部分には、二人のクリトリスを同時に挟み込んで刺激するための小さな突起までついている。 「うわぁ……っ? な、なにそれ、校長先生……っ。両方におちんちんの先っぽがついてて、ブルブル震えてる……っ?」 「し、知ってるわよそれぐらい……っ! エロ漫画とか百合AVでよく出てくる、双頭ディルドじゃない……っ? で、でも、そんな太いの、まだ男のも入れたことない私たちの処女まんこに、両方から根元まで入れたら……っ?」 シオリは半眼を潤ませてそのピンク色の塊を見つめながら、ゴクリと生唾を飲み込んだ。 (うそでしょ、あんなの入れて藍と繋がったら、私の処女、この脳筋女とのレズセックスで散ることになるじゃん……っ! なのに、なんで私の子宮の奥が『早くそれで藍と繋がりたい』って、こんなにキュウキュウ疼いてんのよぉっ??) 「くくくっ、その通りだよシオリくん。君たち二人の記念すべき処女喪失は、お互いの股間をひとつに連結するこの『百合結合』で捧げてもらう! さあ、まずは二人で向かい合って座り、自分の手で片方の先端を握って、相手の入り口に同時にねじ込みなさい!」 校長の命令とともに、パチンッ! と再び指が鳴らされた。 その瞬間、私たちの身体から最後の躊躇いが消え去り、代わりに「今すぐ目の前の同級生と、お腹の奥でひとつに繋がりたい」という狂おしいほどの渇望が全身を駆け巡った。 革張りソファの上で、私とシオリは全裸のまま向かい合って座り、お互いの汗ばんだ太ももを交差させるようにして深く絡め合った。 二人でその太くて長い双頭ディルドの中央を握り、片方の亀頭を私の愛液で濡れそぼった入り口に、もう片方の亀頭をシオリのヒクヒクと震える狭い入り口へと、ピタリとあてがう。 「はぁ、はぁ……っ? シオリ、いくよ……っ。私のはじめて、シオリと一緒なら、なんだかぜんぜん怖くないから……っ?」 「っ、な、なに綺麗なこと言ってんのよバカ……っ? あんたみたいな脳筋女と処女喪失とか、マジで最悪のシチュエーションなんだからね……っ! でも、途中で腰引いたら、承知しないわよ……っ? せーので、奥まで、一気にいくわよっ……!」 私とシオリは、至近距離でお互いの瞳を真っ直ぐに見つめ合い、相手の汗ばんだ肩を片手で強く抱き寄せた。 すぐ横では、校長先生がビデオカメラのレンズを私たちの結合部スレスレまで近づけて、息を呑んで決定的な瞬間を待ち構えている。 「「せーのっ……、んっ、あああっ……??!!」」 (ズブッ……プツンッ、グチュルルルッ、ズプププッ!!) 二人の口から、同時に甘く苦しげな吐息が漏れ、私たちが腰を前へと突き出した瞬間――太くて振動するシリコンの塊が、私とシオリのまだ誰も通ったことのない処女膜を同時に突き破り、お互いの熱くて狭い膣の奥深くへと、一気に飲み込まれていった。 「ひぐっ……!? あ、あぁっ……? い、いたっ、でも、シオリと、お腹のなかで、繋がってるぅっ……??」 「っ、う、あああっ……!! やばっ、なにこれっ、太いのが、私のなかにミチミチって入ってきて……っ、しかも、反対側で、藍のまんこがキュウキュウ締まる振動が、ディルド伝わって、私の奥までダイレクトに響いてくるじゃん……っ??」 未経験の私たちの入り口から、ほんのわずかな赤い破瓜の証が、大量の透明な愛液に混じって太ももの内側へと伝い落ちる。 けれど、催眠によって痛みを快楽へと変換されている私たちは、お互いの腰をさらに深く引き寄せ合い、ついに双頭ディルドが完全に二人の膣内へと消えて、私とシオリの濡れそぼった股間同士が、じゅぷっ、と音を立てて直接密着するところまで結合してしまったのだ。 (グチュッ、ヌチュゥッ……ブウウウン……!) 「あ、あああっ……? ぜんぶ、入ったぁ……っ? 私のおまんこと、シオリのおまんこが、ぴったりくっついて……真ん中のブルブルするところが、二人のクリトリスをいっぺんに潰してるよぉ……っ??」 「はぁっ、はぁっ、あっ……? み、見んなゴミ校長ぉっ! そんなドアップで、私たちが繋がってるところ、撮るなぁっ……??」 (カシャッ! カシャシャッ! カシャシャシャッ!!) 校長の一眼レフカメラが、私たちの密着した下腹部を、フラッシュを焚きながら執拗に連写する。 そこには、弓道で引き締まった私の白い太ももと、170センチのシオリの細長い白い脚が複雑に絡み合い、ピンク色のディルドを根元まで飲み込んだ二人の秘裂が、お互いの愛液と汗でドロドロに泡立ちながら、隙間なくひとつに吸い付いている淫ら極まりない光景が映し出されていた。 「くくくっ、これぞまさに究極の百合結合だ! 二人の処女膜を同時に破って連結された気分はどうだね!? さあ、そのままじっとしていないで、お互いの身体を抱きしめ合いながら、腰を激しくぶつけ合って、カメラの前で本気の貝合わせピストンを見せなさい!」 「うん……っ? シオリ、動こ……っ? 私、もっとシオリと深くくっつきたいよ……っ?」 「っ、言われなくても、もう腰が勝手に動いちゃうのよぉっ……? ほら、あんたが下になりなさいよ、私の長い足でロックして、上から犯してあげるわ……っ??」 シオリは長身の身体を活かして、私をソファの上に押し倒すようにして上になり、自分の細長い両脚を私の腰の後ろでガッチリと組んだ。 いわゆる、正常位で男女が交わるような体勢のまま、男ではなく、汗だくになった美少女二人が、双頭ディルドと互いのクリトリスを介して激しく腰を振り始めたのだ。 (グチュッ、ジュボッ、ズチュチュッ!! パン、パン、パチンッ!!) 「あっ、あっ、すごいっ?? シオリが上から腰を振るたびに、なかの太いのが、私のおなかのいちばん奥を、ぐりぐりって突いてくるぅっ……??」 「んっ、はぁっ、あぁっ……? それは、こっちのセリフよバカぁっ?? あんたが下で、その弓道で鍛えた腹筋とまんこで、ディルドをギュウウッて締め上げるから……反対側の先端が、私の子宮の入り口をゴリゴリって抉ってくるんじゃないのよぉっ……??」 二人の肌と肌がぶつかり合うたびに、パチン、パチンという乾いた肉音と、ペチャ、グチュという汗と愛液が弾ける粘液質な水音が、校長室中に大きく反響する。 上から覆いかぶさるシオリのBカップの小さな胸と、下から突き上げられる私のCカップの豊かな胸が、お互いの汗でぬるぬると滑りながら擦れ合い、ピンと尖った四つの乳首が、まるでキスをするみたいに何度も引っかかり合った。 「ひゃんっ、あっ……? 藍のおっぱい、私の胸にムギュムギュ当たって、乳首が擦れるぅっ……??」 「シオリの汗、私の胸の上にポタポタ落ちてきて、すごく熱いよぉ……っ? ねえ、シオリ、お口も、さっきみたいにチューしながら、動こ……?」 私が下から両腕を伸ばしてシオリの細い首筋に抱きつくと、シオリも「んっ、しょうがないわね……っ?」と悪態をつきながら顔を下げ、ふたたび私たちの唇が激しく重なり合った。 (ちゅぷっ、じゅるるっ、れろ、んむぅっ……??) 口と口を唾液で繋ぎ、胸と胸を汗で密着させ、そして下のお口同士を太い双頭ディルドと愛液で完全に結合させた、文字通り全身での百合セックス。 私が腰を浮かせて突き上げれば、シオリの奥が突かれ、シオリが上から体重をかけて腰をグラインドさせれば、私のGスポットと子宮口が同時に押し潰される。 お互いが快感を感じて膣内をキュウッと収縮させるたびに、その動きがそのまま相手の膣内へのピストン運動に変換されるという、逃げ場のない快楽の永久機関がそこに出来上がっていた。 (お、おかしくなる、マジで脳みそ溶けるぅっ……?? 私が今まで書いてきたどんな過激なエロ小説よりも、今こうして藍と汗だくで繋がって、カメラで撮られながら腰振ってる現実の方が、100倍エロくて気持ちいいじゃん……っ?? もう、この脳筋女の身体なしじゃ、私、生きていけないかも……っ??) 「おいおい、二人だけで世界に入ってしまっては困るなあ! ほら、ビデオカメラのレンズはここだぞ! 二人とも、結合したままカメラの方へ顔を向けて、今の気持ちを正直に報告しなさい!」 校長先生が、三脚から外した4Kビデオカメラを片手に持ち、私たちのすぐ顔の横までレンズをグイッと近づけてきた。 (ジーッ……ピピッ……カシャッ、カシャシャッ!!) シオリは私の唇からなんとか口を離すと、二人の唇の間に銀色の唾液の糸を長く引きながら、涙と汗でぐしゃぐしゃになった顔をカメラへと向けた。 黒髪ぱっつんの前髪が汗で額に張り付き、いつもは不機嫌で冷たい半眼が、今は完全に快楽で焦点が合わなくなり、ハートマークが浮かんでいそうなくらいトロンと蕩けきっている。 「はぁっ、はぁっ、あっ……? み、見てるんでしょ、画面の向こうのシコ猿ども……っ? 私は今、いつもバカにしてた同級生の藍と、おまんこ同士で繋がって、処女を散らしながら、腰振るのを止められなくなってるのよぉ……っ?? 私の小説で抜くより、この動画で、私が藍にイカされるところ見て、精子すっからかんになるまでシコりなさいよゴミィッ……??」 「あっ、あっ……? カメラさん、私も、見ててぇ……っ? 私、嘘つけないから、ぜんぶ言います……っ? シオリとこうして、女の子同士でひとつに繋がるの、気持ちよすぎて……もう部活のことも、なにも考えられなくなっちゃったぁ……っ?? シオリのおまんこ、すごく熱くて、私を引っ張ってくれて……私、シオリのことが、世界でいちばん大好きになっちゃいましたぁっ……??」 私が涙目で満面の笑みを浮かべながら、カメラに向かってそう叫んだ瞬間、上で腰を振っていたシオリの顔がボッと沸騰したみたいに赤くなり、その腰の動きがさらに激しさを増した。 「な、なにストレートに大好きとか言ってんのよ、このバカ藍ぃっ!! あんたがそんな可愛い顔でそんなこと言うから、私のあそこが、またキュウウッて締まって、もう限界になっちゃうじゃないのよぉっ……??」 「だって、ほんとうのことだもん……っ? あっ、シオリ、そこ、そんなに強く腰をぐりぐりって回したら……っ、私、また、おっきい波が、きちゃうよぉっ……??」 (グチュルルルッ、ズボッ、ズボボボッ!! パチン、パチン、パチンッ!!) 二人の結合部から、泡立った白い愛液がグチュグチュと音を立てて溢れ出し、ソファの革張りをびしょ濡れにして床へと滴り落ちていく。 校長は興奮のあまり荒い鼻息を吹きかけながら、「よし、最後は二人同時にカメラに向かってダブルピースをしながら、思いっきり潮を吹いてイきなさい!!」と号令をかけた。 「「は、はいっ、校長先生っ……??」」 私とシオリは、片腕でお互いの汗だくの身体をギュウウッと抱きしめ合ったまま、空いたもう片方の手をカメラのレンズへと向け、震える指先で「ピース」の形を作った。 そして、お互いの頬をピタリとすり寄せ、カメラのレンズを潤んだ瞳で見つめながら、最後の力を振り絞って、お互いの股間をギリギリまで強く押し付け合ったのだ! (グリュッ、ミチミチッ……ブウウウン!!) 「いくっ、藍、一緒に、イくわよぉっ!! あんたのまんこで、私のこと、もっと強く締め付けなさいよぉっ……??」 「うんっ、シオリっ!! いっしょに、イこっ……!! あっ、あぁっ、頭の中、また真っ白に、なっちゃうぅっ……??」 「「んああああっーーーっ??!! イく、ふたりで、イっちゃうぅぅぅっ??!!」」 (ビクンッ!! プシュゥゥゥッ、ジョロロロッ、ビュルルルッーーーッ!!) (カシャッ、カシャシャッ、カシャシャシャッ!!) 目もくらむような連続フラッシュの白い光のなかで、私とシオリは同時に背中を弓なりに反らせ、結合部のわずかな隙間から、お互いの熱い潮と愛液を噴水みたいにブシャーッ! と激しく噴き出させた。 二人の膣壁が、なかに埋まった双頭ディルドを同時に雑巾絞りみたいにギュウウウッと強く締め上げ、その圧倒的な収縮の快感がディルドを通じて相手の奥へと跳ね返り、一回、二回、三回と、終わりのない多重絶頂の波が二人を飲み込んでいく。 「あ、あぁ……っ? とまらない、シオリのなかが、ビクビクってするたびに、私も、またイっちゃうよぉ……っ??」 「ひぐっ、あ、うぅ……っ? し、死ぬ、気持ちよすぎて、バカになっちゃう……っ?? なにこれ、女の子同士なのに、こんなに、抜けなくなるなんてぇ……っ??」 全身の力を失ったシオリが、170センチの長い身体を私の胸の上へとドサリと重ねるように倒れ込み、私もその華奢で熱い背中を両腕でぎゅっと抱きしめ返した。 二人の肌は、噴き出した汗と潮と愛液でドロドロに濡れそぼり、お互いの心臓が「ドクン、ドクン」と早鐘を打つ鼓動が、密着した胸と胸から直接伝わってくる。 (パシャッ……パシャッ……ピピーッ……) 校長先生は、ソファの上で股間を双頭ディルドで連結させたまま、汗だくで抱き合ってぐったりと息を切らしている私たちの姿を、上から、横から、そしてまだヒクヒクと収縮を繰り返している結合部のアップまで、何十枚も丁寧に写真と動画に収め続けていた。 「くくくっ……完璧な映像が撮れたよ、桜川くん、シオリくん。これだけの証拠映像があれば、君たちはもう一生、私の命令に逆らうことはできないねえ。もっとも……今の君たちのその蕩けきった顔を見れば、脅すまでもなく、自分たちから毎日この校長室へ『百合調教してください』と通ってくることになりそうだがな」 校長の言葉に、私の胸の上に顔を埋めていたシオリが、小さく肩を震わせながら、私の鎖骨のあたりに「ちゅ……」と甘いキスを落とした。 「……はぁ、はぁ……っ、うっさいわよ、エロ校長……っ? べ、別にあんたのためじゃないんだから……ただ、この脳筋女の身体が、私の小説の取材対象として、ちょっと具合が良すぎただけよ……っ? ね、そうでしょ、藍……?」 上目遣いで私を見つめてくるシオリの耳は、やっぱり真っ赤に染まっていて、その股間はまだ私のなかと繋がったディルドを、名残惜しそうにキュウ、キュウと締め付けていた。 私は嘘がつけないから、シオリの汗で濡れた黒髪ぱっつんの頭を優しく撫でながら、頬にえくぼを作って、とろけるような笑顔で頷いた。 「えへへ……うん、そうだね、シオリ……? 教室に戻ったら、みんなの前ではまた、私とシオリは仲が悪いふり、しなきゃいけないけど……でも、放課後になったら、毎日ここで、校長先生にいっぱい写真撮ってもらいながら、ふたりで汗だくになって繋がろうね……?」 「……っ、バカ、そんな笑顔で言うなっての……っ、またあそこが疼いちゃうでしょ、死ね……?」 夕闇が完全に降りた校長室のなかで。 かつては水と油のように反発し合っていたはずの二人の美少女は、互いの体液と催眠の甘い毒にまみれて、もう二度と離れることのない共犯者として、熱い吐息と唇を何度も、何度も重ね合い続けていたのだった――。