メル・アンバー
[浴場1]
マキさんの手を引いたまま、個室へと入る。
マキリッサ
[浴場1]
「ここが個室のお風呂ですか…」メルさんの手を握ったまま周囲を見回している
メル・アンバー
[浴場1]
「そ、そうだね……」
「その、ごめんね? 急に個室に連れて来ちゃって……」
「どうしても、2人で話しておきたかったから……」
マキリッサ
[浴場1]
「いえ…私も、メルさんとは二人の方が話しやすいと思っていたので…」
「と、とりあえず冷えますし、お風呂に入ってから聞きますね」今度はこちらが手を引いて一緒に入る
メル・アンバー
[浴場1]
「うん」連れられて、一緒に入る。
「ふぅ……」あたたかくて落ち着く。
マキリッサ
[浴場1]
「…メルさんしかいないですし、タオルは取りましょうか?」
メル・アンバー
[浴場1]
「……う、うん」タオルを取る。何度も見せているとはいえ、まだ恥ずかしい。
マキリッサ
[浴場1]
「…」はらりとタオルを取り、湯船につかる
メル・アンバー
[浴場1]
「……」生唾を飲む。
マキリッサ
[浴場1]
「…だ、大胆でしたかね。お話があるって聞いてたのに」
メル・アンバー
[浴場1]
「ま、まあ……マキさんが意外と大胆だってことは、もう知ってるし……」
マキリッサ
[浴場1]
「お、お恥ずかしい…。と、とりあえずお話、聞きましょうか…?」まだ恥じらいは残しつつ、メルの手を握りながら顔を見つめる…
メル・アンバー
[浴場1]
「う、うん。ボク、ずっと考えてたんだ。自分のこと、マキさんのこと……」
「好きな人がいるってことは話したけど……やっぱりその人は好きなままだ。これからも変わることはないと思う」
マキリッサ
[浴場1]
「…はい。素敵なことだと思います」心なしか、握る手が震えたかもしれない
メル・アンバー
[浴場1]
「でも……それとは別に……マキさんのことも好きなんだ」
マキリッサ
[浴場1]
「えっ…!?」さすがに驚く
メル・アンバー
[浴場1]
「2つの好きは好きなんだけど、その……上手く伝えられないけど、それでも明確な違いがあって」
「マキさんのことは大事にしたいし、幸せになってほしいし、隣りにいたいと感じてる」
マキリッサ
[浴場1]
「隣に…はい。私も、メルさんの隣にいると、楽しいですよ」手を握る腕の二の腕同士がぴとりと触れる…
メル・アンバー
[浴場1]
「……」
マキリッサ
[浴場1]
「で、でも。私なんかを好きで、いいんですか?私、将来の練習のためだって、娼館で男娼を買うような女ですよ…?」
メル・アンバー
[浴場1]
「だからこそ、かな……?」
マキリッサ
[浴場1]
「だ、だからこそ!?」
メル・アンバー
[浴場1]
「ボクも、これからも色んな人と出会って、色んな経験をしてみたいと思ってる」
マキリッサ
[浴場1]
「そう、ですね…メルさんは若いですし、いいことだと思います」
メル・アンバー
[浴場1]
「好きなものは好きだし、興味あるものは経験してみたい。……ボクは多分欲張りなんだろうな」
「それでもマキさんを大事にしたいって気持ちは嘘じゃない」
マキリッサ
[浴場1]
「はい…それなら、私も欲張りです。メルさんと、えっちなことをしたの…興味も、ありましたし」前者に
「…!そ、そうなんですね…」後者に
メル・アンバー
[浴場1]
「だから、そういうボクだって分かった上で……それでもよかったら、ボクと付き合ってほしい」
マキリッサ
[浴場1]
「ふぇ…!?」
「あ、あの…好きな人のことは、いいんですか?それとも、そちらとも…?」
メル・アンバー
[浴場1]
「さっきも言ったけど……好きは好きだよ、今も」
「何というか、あの人は追いかけたい人で、マキさんは隣にいてほしい人、っていうか……」
マキリッサ
[浴場1]
「憧れ、みたいな…?」
メル・アンバー
[浴場1]
「憧れ……、うん、そうかも。ボクの憧れ」
マキリッサ
[浴場1]
「なるほど…。そ、そうですね…少し考えさせてください…!」と言って、その場で考えはじめる
メル・アンバー
[浴場1]
「うん、急だもんね。今すぐじゃなくてもいいから……」
「あと、これも言っておきたいんだけど」
マキリッサ
[浴場1]
「は、はい」
メル・アンバー
[浴場1]
「ボクが色んな人と出会って、色んな経験をしてみたいって思うなら……マキさんにも同じでいてほしいんだ」
「ボクだけ好き勝手して、マキさんにはボクだけ見てて、なんて言いたくない」
マキリッサ
[浴場1]
「う…いえ。付き合ったら勝手に浮気はしませんよ…?」そこは真面目だった
メル・アンバー
[浴場1]
「マキさんが誰かを素敵だって思ったり、その人のこと知ってみたいって思ったなら……ボクは、それを止めたくない」
「……まあ、実際そうなったら、ちょっと嫉妬するかもしれないけど」
マキリッサ
[浴場1]
「…えへへ。ちょっと先走りすぎな気もしますけど…そう言ってくれるのは、嬉しいです」嫉妬するくらい好きでいてくれて嬉しくなったようだ
メル・アンバー
[浴場1]
「う……ごめん」>先走りに対して
マキリッサ
[浴場1]
「いえ。私を好きでいてくれるのは嬉しいので、気にしないでください」
メル・アンバー
[浴場1]
「あ、あははは……」照れくさそうに笑う。
マキリッサ
[浴場1]
「……」そして少しの沈黙。まだ考えていたらしい
メル・アンバー
[浴場1]
「……」何も言わずにただ待っていた。
マキリッサ
[浴場1]
「…ええっと。お付き合いの話ですけど…まずはすみません。あ、これは断りの謝罪ではなくてですね…」
メル・アンバー
[浴場1]
「……」
マキリッサ
[浴場1]
「メルさんが可愛くて、話しやすくて…娼館でえっちなことに…二回も誘って。その…私も、メルさんに入れ込みすぎちゃってたみたいです」
「でも…それは、全然イヤじゃないんです。メルさんも、私のことを好きになってくれて、嬉しいなって、思ってます」ぎゅっと少し強く手を握る
メル・アンバー
[浴場1]
「本当に? 良かった……」
マキリッサ
[浴場1]
「はい。…経験を積んで、将来好きな相手に活かす…なんて。私には向いてなかったのかもしれませんね」
「だってもう…メルさんに好きだって言われて。経験を積んだら別れるなんて…考えられなくなっちゃいましたし」
「えーと…それで、お付き合いの話ですけど…」
メル・アンバー
[浴場1]
「う、うん」
マキリッサ
[浴場1]
「…今度、お部屋をとって。この前約束したことを、しましょう。その時の気持ちで、決める…っていうのは。だめ、ですかね…?」
メル・アンバー
[浴場1]
「……うん。分かった」
「ボク、頑張るからね!」
マキリッサ
[浴場1]
「はい。…私のはじめて、もらってください。メルさん」そう言って、マキリッサは潤んだ目でメルを見つめたのだった
メル・アンバー
[浴場1]
「っ……!」勢いよく抱き着きたくなる気持ちをぐっと抑えた。
「うん……!」マキさんの目をしっかりと見ながら、そう応えた。
マキリッサ
[浴場1]
「ありがとうございます。じゃあ…」
「約束のキス、しても、いいですか…?」
メル・アンバー
[浴場1]
「……うん」マキさんの背中に手を回し、唇を近付ける。
マキリッサ
[浴場1]
「…んっ…♡」マキリッサもメルを抱きしめ、唇を重ね合わせた…
メル・アンバー
[浴場1]
「んっ……ふ、ぅ……」目を閉じ、肌の温もりを感じながら、唇を重ねる。
マキリッサ
[浴場1]
そして、一瞬とも永遠ともつかない時間、唇を合わせ続け…ようやく、離した
「約束、ですよ…?メルさん…♡」顔のすぐ近くでそう伝えて…
メル・アンバー
[浴場1]
「っ……約束は、ちゃんと守るよ。マキさん」顔を赤くしながらも、力強く、そう返事をした。
マキリッサ
[浴場1]
「はい。…ちなみに、それはそうと…」そこで少し歯切れが悪くなって
「…今日は、大丈夫ですか?メルさん」マキリッサのお腹に何か当たっていたらしい…
メル・アンバー
[浴場1]
「うう、我ながら正直で情けない……」結局キスですっかり屹立させてしまった。
「でも、今日は我慢するから!」
マキリッサ
[浴場1]
「大丈夫ですよ。私でこうなってくれるの、すごく嬉しいですから…」
メル・アンバー
[浴場1]
「うっ……!」鋼の意志が音を立てて崩れる音がする。
「じゃあ……お願いします……」勝てませんでした。
マキリッサ
[浴場1]
「はい…♡」そして、マキリッサはメルの下腹部に手を伸ばし…
…その後については、あえて語るまでもないだろう。