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>来る日も来る日も、丘の上に一人 >まぬけな笑みを浮かべた男が、ぴくりとも動かない。 >それでも、誰も彼の事など知りたがらない、みんな彼をただの馬鹿だと思っている。 >そして、彼は何も答えない。 >でも丘の上の愚か者は、沈む夕陽を見ている >そして知性の眼で、ぐるぐる回る世界を見ている >あれこれ空想しながら >1000もの声を持つその男は、とてつもない大声で話している >それでも、誰一人として彼の声もその音も聞いた者はいない >そして、彼も全く気にしていない様子。 >でも丘の上の愚か者は、沈む夕陽を見ている >そして知性の眼で、ぐるぐる回る世界を見ている