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>衆院小選挙区定数の「10増10減」に伴い、公明党が選挙区の増える都市部で次期衆院選に向け、積極的な擁立作業を進めている。1月に発表した東京29区と広島3区での候補公認に加えて、埼玉14区で石井啓一幹事長(比例代表北関東ブロック)、愛知16区で伊藤渉政調会長代理(同東海ブロック)を新たに擁立する方針を固めた。ただ、連立を組む自民党との調整は十分とは言い難く、強気の姿勢が両党の間に禍根を残す可能性もある。 > 「物価高騰対策や子育て支援策には、公明党のネットワークがあればこそ取り組むことができる」。石井氏は26日、さいたま市大宮区のJR大宮駅前で街頭に立った。統一地方選候補者の応援演説との名目だが、埼玉14区に転出する見通しの石井氏の「顔見せ」の性格が色濃かった。 >https://mainichi.jp/articles/20230227/k00/00m/010/269000c