ムラついたバーヴァン・シーに起き抜けから襲われる 「おーいマスター、入るぞー?」 マイルームのドアが開く。 カツカツと足音を立ててやってきたのは落ち着いた魔女スタイルに身を包んだバーヴァン・シーであった。 「なんだよ…寝てんのか?おーい…起きないな…」 「すやすや可愛い顔して寝やがってこの…タオルケットもはだけてんじゃねえか」 不意の寝落ちであったのか格好もラフであり、タオルケットも傍らに追いやられ全くもって無防備な姿だ。 「いくら管理されてるとはいえ風邪ひいちまうぞ…ってお前…これさぁ…」 格好をなおしてやろうとしたバーヴァン・シーの目に入ったのは立派に主張する男性特有の生理現象。 見なかったことにしてタオルケットをかけ直してもよかったのだが、目が離せない。 「………ちょっと触るくらいなら、いいよな?」 白く細い指が伸びる。 ズボンの上から触れるか触れないかまで近づき、葛藤の末そっと手を添えた。 「うわ…固…熱………すっごい…」 初めて触れる男のそれは彼女にとって興味の尽きないものだった。 手は添えるだけではなく、握ったりさすったり、より刺激を与えて熱を増していく。 「どんどん固くなってくな…わっ…ピクってした…」 一瞬起きてしまったかと思ったがマスターはまだ夢の中。 深い眠りについているようで、まだ起きはしないようだ。 そして興味はより深いところを覗きたがった。 「起きないようだし…ちょっと見るくらい、いいよな?」 起こさないように気を配りつつ慎重、かつ大胆にズボンとパンツを下ろしていく。 ビン!と性器が晒された時、彼女の目は逸らせなくなっていた。 「うわ…すご…これがおちんちんなんだ…」 「血管浮き出てるし…服の上よりも熱い…」 観察のために行っていた愛撫は、臨戦態勢まで昂らせるのに十分だった。 そして熱気あてられてか、右手は観察を続けつつ左手は自身の性器に伸びていた。 「ん…♥やば…すっごい濡れてる…私、こいつのおちんちん見て発情しちゃってるんだ…」 「もう我慢できない…ちょっと使わせてもらうからな…」 スカートをたくし上げ、下半身の上に跨る。 「挿れる…のは流石にまずいよな、うん。擦るだけ、擦るだけなら…」 腰を下ろしていき、性器と性器が触れ合う。 「あっ…♥あっつい…♥手と全然違う…。粘膜同士だと、こんなに感じるんだ…♥」 既に潤滑に問題がないほど情念は溢れ出していて、腰を前後に動かし快楽を求めていく。 「ん…♥ふっ…♥はぁ……♥すご……こす、れて、きも、ち、いい…!」 粘ついた接触の音と吐息だけが部屋に響いていく。 ◆ いつの間にか眠ってしまっていた。 レポートが一段落したところだったか…休憩のつもりが睡眠になってしまっていた。 予定は特になかったからいいけど…疲れてるのかな?やけに身体が重い… いや、明らかになにかおかしい。身体の重さもそうだが、肌寒いようで生暖かいようで…気持ちいい? そんな微睡みから覚醒し目を開ける。 そうして、自分に跨っている魔女と目が合う。 「あ…」 「え…?」 「あー………やば」 「バーヴァン・シー…?………おはよう」 「おう…」 挨拶を済ませた後、数刻の間が開き… 魔女は腰を動かすことを再開した。 「いやいやいやちょっと待って!?」 「うっせ♥あともうちょっとでイケそうなんだよ♥」 「そういう問題じゃなくて!」 「あーもう♥少し黙ってろ♥」 覆いかぶさってきたバーヴァン・シーは強引に唇を奪って口を塞いでくる。 「ん…♥ちゅ…♥ふぅー…ふぅー…♥れぉ…♥きもちぃ……♥」 熱い吐息と舌が絶え間なく口内に押し込まれ、上も下も犯される。 ヤバい、このまま続けられたら射精てしまう。 そんな考えが脳裏をよぎった時。 「あぁ…♥やっば…♥もうイく、イく、ィっっっく…♥♥♥」 シャツをぎゅっと握られ、身体が腰の上で大きく跳ねる。 先に達したのは彼女でなんとか射精は免れた。 しかし限界まで張り詰めていて、これ以上刺激されたらすぐにでも達してしまいそうだ。 「ふー…♥ふー……♥ごめんな、次はお前も気持ちよくしてやるから♥」 そういって彼女は再び腰を動かす。 1度絶頂した事により、滑りと熱は増していて快感が更に伝わってくる。 「ちょっと待ってバーヴァン・シー!本当に射精ちゃうから!」 「いいよ♥射精しろ♥イけ♥イっちゃえ♥♥♥」 グラインドが速度を増す。 「あっ…!ごめん!射精る!」 「んっ…♥私もまた…!」 同時に達する。 彼女はまた痙攣を繰り返し、放たれた精は腹の上に落ちる。 お互い息も絶え絶えで余韻が続いた。 「バーヴァン・シー!」 抗議の声を挙げようとするが唇で口を塞がれそれは叶わなかった。 「なぁ…お前のここ、まだ固いままだな…」 「私もさ…まだ満足してないんだ…また一緒に気持ちよくなろう?」 怒張したままの性器をそっともうひとつの性器へ押し当てられる。 「待って…!それは本当にマズイって!」 「いいだろ…それに……もうおせぇよ♥」 どちゅん、と勢いよく挿入される。 挿れただけで軽く達したのか、全体が締め付けられる。 「ほら…よく見ろ、お前のちんちん、わるぅーい魔女に食べられちゃったぞ♥」 「それじゃ、一緒に気持ちよくなろうな♥」 ばちゅ、ばちゅと力強い抽挿が何度か行われ、グリグリと膣内に擦り付けられるというループでバーヴァン・シーは的確に快感を得ていく。 もうここまで至ってしまっては自分も快楽の虜になっていた。 「はー♥はー♥お前のちんちん、気持ちいいよ…♥イイトコ…当たって…♥お前はどう?気持ちいい?」 「うん…俺も気持ちいい、気持ちいいよバーヴァン・シー…」 「良かった…♥ね、キスしよ♥」 三度、唇を重ねる。 しかし今度は塞ぐためではなく愛を確かめあうためのキスだ。 「んっ♥あっ♥また私♥イきそ♥」 「俺も…!もう限界…!射精そう…!」 「いい♥一緒にイかせて♥射精せ♥射精せ♥射精して♥♥♥」 「でるっ…!」 また同時に達する。 彼女は一滴も逃さないように締め付け、こちらも一滴も逃さないように最奥まで迸らせる。 「んん♥射精てる♥奥…熱い♥気持ちいい♥」 「あっ…!まだ射精る…!締まって…!気持ちいいよ…!」 2人の痙攣が終わったあと、バーヴァン・シーは横へ倒れ込む。 「あー…気持ちよかったけど…疲れたな…」 「バーヴァン・シー…」 正直色々言おうかと思ったけど、流されちゃったしもういいか… 「なぁ…一応、ごめんな?」 「いいよ、別に。ちょっと驚いただけで」 「そっか…よかった。それじゃ…また寝る?一緒に」 「そうだね…寝よっか。俺も疲れちゃった。」 「うん、おやすみ」 「おやすみ、バーヴァン・シー」