『子たぬき揚げ本日から販売開始だし…』

コンビニTANUKIは今日から新しい揚げ物を提供することになったし…
素材はヒトの一口サイズぐらいのチビを使うし…
たぬ木から産まれたチビは甘酸っぱい木の実の中から産まれるから揚げても美味しいし…
裏の素材置き場にはチビを入れた簡易住処に詰めておくし…
一応食材として使うから三日ほど断食させたものだし…
食材用のチビたちには新しい飼い主のために飼われる三日前には身を清めておくと産まれた時から教えておくし…
幼いチビはそれを疑わないから楽なもんだし…
まずは適当にチビを選んでおくし…

「ｷｭｰ…？ｷｭｰｷｭｰ♪」

フフ…可愛いもんだし…
閉鎖された空間で涎と排泄物で汚れてるから勝負服を脱がして綺麗な水でもみ洗いをしておくし…
いくらたぬきでもチビが三日も断食したら餓死寸前だし…
それでも気持ちの良い水浴びにとても喜んでいるし…こっちも頬が緩むもんだし…

「ｷｭｰ…ｷｭﾑ？ｷｭｰ…ｷｭｰ…」

綺麗にしたら後は小麦粉を赤ちゃんパウダーのように優しくつけて溶き卵で浸していくし…
この辺でチビもおかしなことに気付くけどもう遅いし…
パン粉で塗して全身粉塗れになったチビを熱した油に入れるし…

「ｷｭ…？ｷﾞｭｷﾞｭｲ"ｨｲ"ｱ"ｱ"！！？ｷﾞｭｩｩｷﾞｭｱ"ｱｱ"！！ｷﾞｭｰ！ｷﾞｭｰｷﾞｨｷﾞｷﾞｭｱ！！」

うーん…チビたちの断末魔が良いアクセントになるし…
開発当初は煩いから口を縫ったほうがいいとあったし…
でもこうして叫ばせておくと食材としてのアクが抜けて良い味になると評判だし…
もちろん保管庫の食材チビには聞こえないように防音はしっかりしておくし…
断食を除いた無駄なストレスは味を落とすからダメだし…

「…ｷﾞｭ"…ｷﾞｭｷﾞｭ………」

サクッと揚げて出来上がりだし…
高温で揚げた割にはチビも中々死なないし…
食べてる最中まで反応が楽しめる…これぞ『子たぬき揚げ』の真骨頂だし…

「あっ、すみません…子たぬき揚げを二つお願いします」

おっとお客さんの来店でしたし…
売れ行きは上々で今期のコンビニ勲章授与は間違いなしだし…
丁度200円頂きますし…レシートはいりますかし…？はいレシートですし…
ではまたのお越しをですし…ありありやしー…

「ｷﾞｭﾑ…ｷﾞｰ…ﾀ"ﾇ"ｰﾀ"ﾇ"ｰ…」

お客さんも美味しいチビを食べれてチビもお客さんを満足させるし…
これぞwin-winの関係って奴だし…
そして食材は食われたチビのションボリをたぬ木が吸って永久機関だし…
フフ…これを元手にコンビニTANUKIは更なる飛躍を目指すし…！

あ、らっしゃせしー…子たぬき揚げ三つで300円になりますし…