「やつばし…」
「甘くモチモチし…」
「いやーんし…」

大阪のお土産で買ってきた生八つ橋
好きな和菓子の一つだ
モチっとした食感と中の餡の甘味は最高の組み合わせだと思う
そして箱の中には半分ほどたぬきがポップしていた
楽しみな菓子を台無しにされて落胆気味だ
とはいえ食べ物からポップしたたぬきはその食べ物と変わらない味らしいので気にせず食べるとする

「ｷｭ…さわるな…」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

手に持てばモチモチ感はそこまで変わらない
幸い服も着ていない個体だからそのまま一口で食べた
口に広がるモチモチ感と…これは桃の餡だな
毛の類も溶けたチョコのように食べやすくてこれは結構良いかもしれない
例えるなら溶けたチョコレートをかけた生八つ橋だ

他のたぬきたちも自分も自分もと言わんばかりにこちらを見つめている
どうやらこいつらは食べられる事に無頓着どころか食べ物らしく食べて貰うことが目的らしい
でも手に取ったらいつも通り触るなって言うのはどうなんだこいつら…

ポップした分の生八つ橋たぬきを食べて落胆した割には満足した
残りは少し時間をおいて食べるとしよう…まぁもう半分ぐらいはたぬきになってもらって食べるのも有りかもしれないな



たぬき余談話

この手の和菓子からポップするたぬきは勝負服を着ている個体だと服が抹茶風味になっていて結構レアだったりする