
春の終わりを告げるような暖かい昼下がり
一匹のたぬきはトボトボと歩いていた
彼女は元飼いたぬきだったが先週に飼い主が不慮の事故で無くなり天涯孤独のみとなってしまった
住む所もなく食うものに困りながらアテも無く彷徨っていた所だった
どれくらい歩いただろうか
気づくと目の前には大きめの公園があった
「…そうだし、今日からここに住むし…看板には…よし、たぬき可のマークがあるし…今日から私はこの公園のたぬきになるし…」
誰に言うでもなく独り言ちながら公園へと入っていった


公園に入ると木陰やら茂みやらにたぬきが住んでいるのが見えたが…
「…なんだし？この公園のたぬきは下を履いてないし…!?」
ここの野良たぬきは全員が上の服しか着用していなかった
ちびたぬき達はそもそも服を着ていなかったりするが下を履いている者はいなかった
驚いてマジマジと公園のたぬき達を見つめているとそのうちの一匹がこちらに気づいてもちもちと寄ってきた
「ん？お前ここらへんじゃ見ない奴だし…他所から来たたぬきだし？」
「そうだし…住む所を探しているんだし…ここに住みたいんだけど良いかし？」
「それは良いけどし…でも…」
「？？？何かあるし？」
野良たぬきは公園たぬきの煮え切らない態度にもやもやしている
どうしたものかと考えていると公園の入り口前に巨大なトラックがブゥン！と停車し始めた

「なんだし…あんなところに止られたら迷惑だし…変な人間もいるもんだし」
ぷりぷりと野良たぬきは不満を口にしていたが公園たぬきはトラックを見るなり青ざめて…



「みんなー！！！やばいし！もう来たし！『おしりペンペンズ』がもう来ちゃったしぃ！！！！」
公園たぬきがジタバタしながら他のたぬき達に大声で伝えた


「はぁ？おしり…ぺんぺ…？何言ってるし？」
公園たぬきの叫んだ言葉に面を喰らっていると
「やばいし！ちび達はやく隠れるし！」
「駄目だ間に合わないし！早くちび達を連れてくるし！」
「ｷｭｰ!?」「ｷｭ…ｷｭｰｷｭｰｷﾞｭｰ!!!」「ｷｭﾜｧﾝ!ｷｭﾜｧｧｧﾝ!!」
ちびたぬき達も親たぬき達の言葉にポカンとしていたがトラックを見るなりその場に転がり込んでジタバタしながら鳴きだした
「バカちび！早くこっちこいし！」
「もうだめだし…ちびは無視して私たちだけでも…あっ！！」

トラックの後ろの扉が開くと…肘から先以外を全身銀色のスーツに身を包んだ人間たちが降りてきた
俗にいう耐火スーツであるが腕だけ出ている特注品だ

野良たぬきは何が起こるか理解していなかったが公園たぬき達の怯え方を見るに良くないことが起きるのは理解していた
「な…何が起きるし…？」

『…イイイィィィィィィ！！！！！』
『キュアアアアアアアアアァァァァァ！！！』
『イエエエァアアアァァァァァアアィィィ！！！』
スーツの人間たちは気勢を上げながら公園のたぬき達に飛び掛かっていった

捕まったたぬき達は押さえつけられたり抱えられたり体の自由を奪われてしまった
そして、
『イイイィィヤッハァァァァァァァー！！！！』
パァン！！パァン！！パァン！！パァン！！パァン！！パァン！！
「だっ！だっだっ！ダヌー！！！！！」
たぬき達は尻を叩かれていた

パァンパァン！パパパン！パパパパン！パパァン！！
『チョホオオオォォォォォォォォォ！！！』
「いだい！いだい！痛いじぃいいいいい！！！」

スパパパパパパパパパパ…
『ウオオオオオオオオ！！！！』
「や！やだじぃ！！たぬきのおじりわれちゃうじぃ！！！」

野良たぬきは現実離れしたこの空間で恐怖のあまり動けず公園たぬき達が襲われていることを見ている事しか出来なかった
「何なんだし…こいつらたぬき駆除業者かし…！？」
やっとの事動けるようになるも自身の体がふわぁと浮かびあがった
後ろを見ると銀色スーツの人間に抱えられていることに気づいた
自分もやられる、そう思い人間の手を振り払おうとジタバタするも暖簾に腕押し

『イイイイイィォイィィィィィ！！！！』
奇声をあげる人間にスカートとパンティをビリビリに破られてしまいプリンともちもちとした桃のような臀部を晒してしまう
「いやーんし！！やめてし！！」
『オオオオオオオオオオ！！！』
人間は野良たぬきを米俵を抱えるように左肩に乗せ左手で両足をジタバタ出来ないようにして右手で尻を太鼓を叩くように尻を引っ叩いた
『ヨオオオォォォ！！！ッポンポンポンポンポン！！！』
パンパンパンパンパァァァン！！
リズムに乗ってたぬきの尻を振るわせていった
「いだ！いだい！じ！じ！じぃいいいいい～～～～！！！！」


30分後
公園のたぬき達がうつ伏せになりながら真っ赤なお尻を天に向けて倒れていた
「ひぃし…」
「痛いじぃ…」
「痛くて漏れたし…尻尾も濡れたし…」
「うんちも漏れちゃったし…」
「ちび…ちび…ああ…」
「ｷﾞｭｱｧ…」「……ｷﾞｭﾍﾟ」「ｷｭﾜｧ…」
「駄目だし…2匹は痛みのあまり死んじゃったし…」
痛みで動けないもの、失禁したもの、ちびを心配するもの、痛みに悶えるもの、痛みのショックで死んだもので埋め尽くされていた

野良たぬきも痛みのあまり動けないものだった
「動けないじぃ…トイレ行きたいのに動けないし…あっあっ…もう我慢でき…ああ～～」
ﾁｮﾛ…ｼｮﾜｧ…ｼﾞｮﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ…
せき止めていた尿があふれる…下半身あたりがじんわりと暖かくなった
「この年でおもらししちゃったし…ううう…」
恥辱に塗れたその顔は赤く腫れた尻の様に赤く染まっていた

その後人間たちは公園の真ん中に発泡スチロールのボックスを置いて去っていった



1時間後
「ひどい目に遭ったし…あいつらなんなんだしぃ！！」
野良たぬきは公園の水場で股座を洗いながら怒っていると公園たぬきがトボトボと近寄って説明してくれた
「あいつらは自らを『おしりペンペンズ』と名乗っている集団だし…」
「なんなんしそれ…」

「簡単に言うと日常生活でストレスを抱えた集団らしいし…ストレスのはけ口を私たち公園の野良たぬきで発散をしているんだし」
「ひどいし！ほかの人間は何も言わないし！？」
「野良たぬきを心配する人間はまずいないし…それにこの行為で快適な生活を過ごせるという理由で黙認されているんだし…」
「そんな…それならお前たちはなんでこんなところに住んでいるし？」
「お尻ぺんぺんが終われば大量の食糧を置いて行ってくれるし…これをやるから我慢しろ、という事だと思うし。
　公園の外で食料を探すのも大変だし…だったらここで我慢していた方がまだマシだし…」

「世知辛い世の中だし…私もスカートとパンツ破られたし…行くところ無くなっちゃったからここで厄介になるし…」
「ようこそだし…まずは死んだちび達の片づけをするし…」


人間たちが置いて行った食料でささやかなパーティをするたぬき達
明日以降もおしりペンペンズいつ来るかわからない恐怖に怯えながら静かに暮らしている…


おわり