「シャーッし…」「シャオッし…」
たぬき達が公園の土の上で、見事なアイスホッケーに興じていた。明らかに凸凹した土で出来る滑り方じゃない。
あまりに楽しそうで羨ましくて、つい混ぜてもらえないかと手近なションボリたぬきに話しかけてしまった…
「人間は神秘レベルが低いから滑れないし…代わりに年中凍ったリンクを作る技術があるのだから、そっちで満足しろし…」
神秘。
レベル。
それは上げれば上げられるものなのだろうか。
「無理だし…それは長い時の中で文明の発展と引き換えに失われたものだし…」
そうか…そうかぁ。
種族が違うという事をハッキリ突き付けられた。言葉は通じるのに、手は取り合えるのに。
「よそうします！次はわたしにパスがきます！」「ｿﾚｯ!ﾊﾟｽｶｯﾄﾀﾞ!」
ちょっと心がションボリしたので、少し休んでいく事にした。もう少しだけ、この楽しげな光景を見ていたくて…
「そう気落ちするなし…」
たぬきは時々やさしいなぁ。

「たうーっ！」「たうたうーっ！」
シンボリルドルフ達が公園の土の上で、短い手足をぴこぴこと動かしながらせながら身体をよじらせていた。そのせいで凸凹した地面を転げ回っているがそれが楽しくて仕方ないようだ。
あまりに楽しそうで羨ましくて、ついこのまま見学していてもいいかと手近なシンボリルドルフに話しかけてしまった…
「たうー？たぅ……たー♪」
静寂。
シンボリルドルフに言葉が通じているのだろうか。
「たぅーん♪たぅーん♪たうー♪たうたぅ♪」
そうか…駄目かぁ。
種族と知能指数が違うという事をハッキリ突き付けられた。言葉が通じない、手は取り合えるのに。
「たうううう！たうたー！」「たぅー！たーう！ぁあー！」
ちょっと心がションボリしたので、少し休んでいく事にした。もう少しだけ、この楽しげな光景を見ていたくて…
「たう…？たう♥たうーん♥」ﾍﾟﾛ…ﾍﾟﾛ♥
シンボリルドルフは時々やさしいなぁ。

公園で遊んでるたぬきがクソガキ集団に見つかった。
あるたぬきは砂場の砂を食べさせられているし、またあるたぬきはサッカーボールとしての短い余生を堪能している。
唯一逃げ延びたたぬきがこちらに助けを求めてきたので、身柄を確保して少年たちに引き渡した。
サッカーボール2と名付けられた元たぬきが泣きながら引きずられていく。
……神秘レベルが足りなかったのかな…

和服を着せられたたぬきが逆さ吊りにされている。いつからこうしているのか。しょんぼり顔のうっ血がひどい。
元々着ていた勝負服は汚い・臭い等の理由で処分されたが、たぬきにとっては死に別れた母親との思い出の品であり、唯一の宝物であった。
よだれを垂らしながらたぅーたぅーと声を上げる。その行為に意味はない。じきに死ぬ。
……神秘レベルが足りなかったのかな…

羊毛を纏ったたぬきがいる。聞くとジンギスカンからポップしたという。意味がわからない。
ふわふわだし♪ぽかぽかだし♪と満足げなたぬきだったが、こちらの頭部に目をやると急に身をちぢこませた。ハゲかわいそうと思っているのか。
気づくと手に持ったバリカンでたぬきの体毛をすべて刈り取っていた。みすぼらしい姿で泣くたぬき。寒いし…これから冬だし…と嘆いているが後の祭りだ。
……神秘レベルが足りなかったのかな…

たぬきが鮫の着ぐるみを着ている。さめルフくんというらしい。火をつけていいかと聞くが返事はない。
OKということだろうか、持っていたライターでさめルフに火をつける。みるみるうちに全身に燃え上がり、たぬきを焦がしていく。何か叫んでいるが聞く気はない。さっき無視されたから。
しばらくすると火が消えた。ニコニコ笑ってたたぬきの顔は醜く歪んでいた。
……神秘レベルが足りなかったのかな…

たぬきが震えている。どうやら正気を失っており、何もない空間に向かってｽｽﾞｷ…やﾋｼﾞｷ…と呟いている。
大丈夫かと尋ねるとインスリンが切れて苦しいと言う。糖尿病を患っているらしい。
それは治らないねと伝えるとビールを買ってこいと言う。支離滅裂だ。仕方ないので捨ててあった空き缶に吸い殻を詰めてたぬきに渡した。
……神秘レベルが足りなかったのかな…

ためきが浮遊している
それはそうとたぬき粘着荒らしの狂人はどうやら正気を失っており、何もない空間に向かってｽｽﾞｷ…やﾋｼﾞｷ…と呟いている。
大丈夫かと尋ねるとインスリンが切れて苦しいと言う。糖尿病を患っているらしい。
それは治らないねと伝えるとビールを買ってこいと言う。支離滅裂だ。仕方ないので捨ててあった空き缶に吸い殻を詰めてたぬきに渡した。
……知能レベルが足りなかったのかな…