

『コキャオギュルーティーン』


相変異を起こしたバッタによる蝗害、素数年毎に大量羽化する周期ゼミ、
降り積もる雪と見紛うほどに大発生するウスバカゲロウ…。
世界には様々な生き物の大量発生事例が存在する。
そして珍奇生物"たぬき"も数年に一度、何らかの要因が重なって一斉に大量ポップする場合がある。
数日前、とある街の路地裏や人気の無い公園、誰にも見向きされない木陰等のションボリが吹き溜まる場所に
突如としてポコっポコっ、ポムっポムっ、という音と共に赤ちゃんたぬきが次々出現した。
この連続ポップは丸一日続き、生まれたたぬきの総数は1万匹にも及んだ。

「「「「「「ｷｭｰ!ｷｭｰ!ｷｭｰ!ｷｭｰ!」」」」」」

そこら中に赤ちゃんたぬきの群れが出来、この街の経済活動は少し滞った。
そして、その1万匹のたぬきの中に人間でいうアインシュタイン級の、数億匹に一匹の超天才たぬきが誕生していた。
彼女は前世どころか6世代前までの記憶を持ち、生まれながらに高い知能を持っていた。

「ｷｭ…ﾜｶｯﾀ…ﾁ…」
(たぬきの全てが…うん…わかってきたし…
 そうかし…ションボリとポップとわたしの関係はすごく簡単な事なんだし…
 どうして地球にたぬきが生まれたのかも…今完全に理解したし…)

順調に成長すれば、いずれは人類とたぬきの関係に変革を齎し、
食物連鎖の最下層に甘んじるたぬき達の希望の星となる存在であった。


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貧乏学生の私は、たぬき大量発生の所為でバイト先が休業に追い込まれ、とても困っていた。
学費と家賃の支払いで生活費がカツカツなのである。
このままでは暫くは三食素うどんで過ごす羽目になりそうだ。そこで、

『知識経験資格不要！たぬき肉下処理アルバイト急募！』

の広告を見て、地元の食品加工場のバイトに応募してみた。
そういえば、街中を走り回るトラックが捕獲したたぬき達を何処かに運んでいるのを見た。
どうやらそれらは皆この加工場に集められているらしかった。
早速向かったバイトの面接はトントン拍子で採用となり、その日の内に働き始める運びとなった。
そして現場に行って初めて知らされたのだが、私の仕事は所謂ライン作業で、
ベルトコンベアを流れてきたちびたぬき達を屠殺するというものであった。
本来のたぬき食肉加工ラインでは屠殺も自動で行われるそうだが、このラインは今回のたぬき大量発生に際して用意された
急場凌ぎのラインなので、一部に人の手が入る必要があるのだ。
私の前の応募者は仕事の内容を知った途端辞退してしまったらしく、高給バイトなのにあっさり採用された理由にも合点がいった。

さて、普通の感覚であれば、ちびたぬきを日に何百匹も屠殺するのは残酷で気味が悪くて忌諱される仕事かもしれない。
だが私は不思議とこの作業に抵抗が無かった。
元々、何もない所からポコポコ生まれてくるヘンテコ生物を尊い命だと思えなかったのもある。
しかしそれ以上に、初めてちびの首を捻り折った時、言いようのない快感を覚えた事が一番の理由だった。
昔から梱包用のプチプチを潰したり、ハンドスピナーの様な"フィジェットトイ"を持ち歩いたりと、
手慰みになる玩具が大好きだった私は、ちびたぬきの首を捻る感触の虜になってしまったのだ。
手にした時のぷりぷりもっちりとした柔らかさは元より、想像よりも温かい体温は肌寒い加工場の中では格別に心地良く感じられた。
そして何より、首を捻った瞬間の頸椎が折れるコリっとした感触が堪らなく爽快なのである。
ちび達のピーピーギューギューという鳴き声が少し耳障りだが、それ以外は天職と言える程にこの仕事が愛しく、
短期バイトなのが惜しいとすら思った。
今日も朝から昼までの短い勤務時間の中で沢山のちびを捻っていきたい。

ウィーン…

駆動音を響かせるベルトコンベアに乗って、ちびたぬきが流れてくる。
本日最初の一匹とご対面だ。

「ｷｭｯ♪ｷｭｯ♪」

先頭一匹目はこれから何をされるか知らない為か、コンベアの上で景色が流れていく様を眺めて呑気に微笑んでいる。
因みにコンベアの左右には透明アクリル板の壁があり、ちびが逃げ出す心配はない。
私はゴム手袋をはめた手でちびをすくい上げ、胴を握る。

「ｷｭ? ｷｭｷｭｯ?」

キョトンとしているちびと目が合う。

「ｷｭ～♪」

ちびが私にニコリと笑いかけた瞬間、もう片方の手でちびの頭を掴み一息に捻り折る。

ｺｷｬ
「ｵｷﾞｭ!」

そして殺したちびをコンベアに戻し、下流へと流してやる。
この先で、死んだちびは勝負服と毛を剥ぎ取られ、洗浄され、冷凍の後に出荷されるらしい。

「ｷｭｰ!? ｷﾞｭｰ!ｷﾞｭｰ!」

そうこうしている内に次のちびが流れてくる。
先頭のちびが殺されるのを見たのだろう。驚いた顔で甲高い鳴き声を上げているが、無視して掴み上げる。

「ｷﾞｭ!? ｷｭﾋﾟｨｨｨｨｨ!」

喚いて抵抗するちびの頭を掴み、捻る。

ｺｷｬ
「ｵｷﾞｭ!」

続いて3匹目。

「ｷｭ!? ｷｭｯﾁ! ｷｭｯﾁ! ﾔｯ…ﾁ! ﾔﾀﾞ…ﾁ! ﾔﾀﾞﾁ! ﾔ
ｺｷｬ
「ｵｷﾞｭ!」

この小ささで喋れるちびは珍しかったが、私にとっては言葉も鳴き声も等しく耳障りなだけなので、やはり無視して捻った。
そして4匹目。

「ﾋｸﾞｯ…ｷｭﾋｸﾞｯ…ｷｭｪｪﾝ…ｷｭｪｪﾝ…」

恐怖で涙を零しているちびを掴み上げる。
泣き顔を覆う丸っこい手が邪魔なので引き剥がし、無理矢理"気をつけ"の姿勢にさせ改めて胴を持ち、
もう片方の手で頭を鷲掴みにし、少しずつ力を込めていく。

「ｷｭｷﾞｭ…!?…ｷﾞｭ…ｷﾞｷﾞ…!」

そして最後は一気に捻り折るのだ。

ｺｷｬ
「ｵｷﾞｭ!」

さて、5匹目以降のちびは団子になって続々と流れてきている。
じっくり感触を楽しめる時間は終わり、ここからは手際よくちびをしめていかねばならない。
少々勿体ない気もするが、連続ちび捻りもそれはそれで気持ちが良いのでOKだ。

「ｷｭｰ! ｷﾞｭｩｩ! ｷﾞｭｲ
ｺｷｬ
「ｵｷﾞｭ!」

「ｷｭｱｱ! ｷｭｱｱ! ｷｭ
ｺｷｬ
「ｵｷﾞｭ!」

「ｷ
ｺｷｬ
「ｵｷﾞｭ!」

ｺｷｬ
「ｵｷﾞｭ!」

ｺｷｬ
「ｵｷﾞｭ!」

ｺｷｬ…
……
…

そうして捻り続けること5時間、500匹近いちびを屠って終業時刻を迎えた私は満ち足りた気持ちで帰路に着くのだった。

それから数日を働いて過ごしたが、ベルトコンベアを流れてくるちびたぬきの数は減るどころか爆増していた。
ちびを捕獲する業者の人々が手慣れてきたのに加え、ちび運搬ルートが次第に確立・最適化され、
大量のちびが効率的に運ばれてくる様になったからだ。
しかし、この頃には私もちび捻りに熟達し以前の何倍ものスピードでちびを捻ることが出来る様になっていた。

ｺｷｬ「ｵｷﾞｭ!」ｺｷｬ「ｵｷﾞｭ!」ｺｷｬ「ｵｷﾞｭ!」ｺｷｬ「ｵｷﾞｭ!」ｺｷｬ「ｵｷﾞｭ!」
ｺｷｬ「ｵｷﾞｭ!」ｺｷｬ「ｵｷﾞｭ!」ｺｷｬ「ｵｷﾞｭ!」ｺｷｬ「ｵｷﾞｭ!」ｺｷｬ「ｵｷﾞｭ!」
ｺｷｬ「ｵｷﾞｭ!」ｺｷｬ「ｵｷﾞｭ!」ｺｷｬ「ｵｷﾞｭ!」ｺｷｬ「ｵｷﾞｭ!」ｺｷｬ「ｵｷﾞｭ!」
ｺｷｬ「ｵｷﾞｭ!」ｺｷｬ「ｵｷﾞｭ!」ｺｷｬ「ｵｷﾞｭ!」ｺｷｬ「ｵｷﾞｭ!」ｺｷｬ「ｵｷﾞｭ!」

唯一の不満点だった鳴き声にもしっかりと対策を取った私はまさに絶好調で、
加工場の社員すらドン引きする凄まじいスピードでちびを屠っていった。
今日は特に忙しく、捻ったちびの数は優に800匹を超えていたが、なんとか乗り切り終業時刻を迎えようとしていた。
それに合わせてベルトコンベアを流れるちびの数が急速に減っていき、
とうとう本日最後のちびたぬきが私の視界に入ってきたのだった。


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天才ちびは紛れもなく天才であったが、同時に運の無いたぬきであった。
どんなに頭が良くても身体が伴わなくては野生動物としては失格だ。
だというのに、まだハイハイしか出来ぬ生後10日の状態で人間に見つかり捕まってしまったのは不運としか言いようがなかった。
天才ちびはトラックの荷台で揺られながら思案する。

(野良として生きていればいつかは必ず人間と相対する時が来るし…これは乗り越えなくてはならない試練だし…
 ションボリしている暇は無いし…前向きに取り組むし…！)

その後、出会う人間全てと会話を試みた天才ちびだったが、その結果は芳しくなかった。
トラックの運転手、トラックから積荷を降ろす人間、積荷のちびを検査する人間、検査を通過したちびをベルトコンベアに乗せる人間…
皆仕事でたぬきと向き合っているのだ。
たぬきの"鳴き声"に一々反応してくれる者など居るはずもない。

(困ったし…この装置が全自動でたぬきを処理するものだったらわたしは万事休すだし…。
 どうにか殺される前に人間とコンタクトをとりたいし…)

暗がりの中でゴウンゴウンと音を立てて動くベルトコンベアの上を、為す術なく流れる天才ちび。
そこに突然、プシューッ！というけたたましい音と共に、コンベアを覆う低い天井からガスが吹き付けられる。

「ｶﾋｭｯ!? ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯﾁ!」
(殺たぬ剤…し！？…違うし…ちょっと息苦しいけど身体は何ともないし…)

天才ちびが辺りを見回すと、他のちびたぬき達も

「ｹﾎｯ…ｷｭﾎｯ…」

とむせてはいるが命に別状は無い様だった。

(これはまさか…前世で噂に聞いたリポップ抑制剤『ノンリポ X』し…！？
 いよいよピンチだし…これで来世に期待する訳にも行かなくなったし…)

「「「ｷｭｰ!?ｷｭﾜｧｧｧｧｧ!?」」」

ガスの霧が晴れた直後、コンベアの先の方がにわかに騒がしくなる。
トンネル状の天井が途切れ、明るい食品加工場の内部が見えてくる。
その先で、一人の人間が目にも留まらぬ速さでちびたぬきの首を捻り折っているのが目に入った。

「「「ｷﾞｭｰ!?ｷﾞｭｰ!ｷﾞｭｰ!ｷﾞｭｰ!」」」

パニックを起こし情けなくひっくり返り、ちたぱたと手足を揺らす仲間達を押し退け、天才ちびはよちよちコンベアを遡る。

(あの人間、流れ作業でたぬきを虐殺してるし…！今行ったら確実に殺られるし！
 なんとか他のたぬきが居なくなる機会を待って話しかけるしかないし…！
 やってやるし…こんな時こそわたしの頭脳の見せ所だし…！)

コンベアを必死に逆走した天才ちびは、体力が尽きるギリギリの所で流れるちびたぬき達の最後尾に着いた。
そして、処刑人が思わず手を止めて聞き入ってしまう様な自己PRを瞬時に5つ考案した。

(この5つを人間の反応を見て切り替えていくし…。
 まず最初に試すのは…お金の話だし…！きっとあの人は"アルバイト"ってやつだし…。
 能力も社会的地位も低いから、あんなおぞましくてつまらない作業をさせられてるんだし…。
 そういう人にはお金儲けの話が一番効果的だし…。わたしが金の卵を産むガチョウだって事をアピールするし！)

天才ちびは深呼吸をした後、ぽてぽてと立ち上がりコンベアが暗がりを抜けるのを待った。
明るい加工場内が見えてくると、白いマスクとキャップで性別も判らぬ人間と目が合う。

(こ…怖いし…でも…負けないし！理性は恐怖に打ち克つんだし！)

他のちびたぬきとの違いを示す堂々たる仁王立ちで、天才ちびは処刑人と相対した。

「人間さん！わたちは天才的な頭脳を持ったたぬきだち！1分、いや30秒でいいからわたちの話を聞いてち！」

天才ちびの言葉を聞いてか、人間は目を細めマスクの下で表情を綻ばせた。
しかし次の瞬間、天才ちびは胴体を掴まれ持ち上げられてしまう。

「ち！？」

恐怖で震え上がり、おしっこの穴が緩みそうになるが、気力を振り絞って人間の目を真っ直ぐ見据える。
すると人間は、胴を掴んだまま天才ちびの体や両頬をふにふに、もちもち、と指先で優しく弄んだ。

(明らかに他のたぬきへの対応と違うし…！これは…脈ありし…？)

天才ちびは勇気を出して言葉を続ける。

「に、人間さん！怒らないで聞いて欲しいち！このお仕事はきっとお給料が少ないと思うち！」

ふにふに、もちもち

「わたちを助けてくれたら、人間さんの時給と同じ額を1日で稼いでくるち！
　そして、もう少し待ってくれるなら、それを元手に2倍、3倍とお金を増やしてみせるち！そのお金を人間さんに…」

もちもち、ふにふに

「あ…あの…話聞いてますち？人間さん…？もちもーち…」

ふにふに、もちもち
一向に反応を示さない人間を不審に思った天才ちびは、人間の両耳に見慣れない器具が装着されている事に気付いた。

「人間さん…耳からうどんが出てるち…」

天才ちびは今まで歩んだ6度のたぬ生の中で一度も"ワイヤレスイヤホン"という物を見た事が無かった。
しかし、自分の言葉が人間に届いていない事は理解出来た。
人間はマスクの下で微笑むと、胴を掴んでいるのと反対の手で天才ちびの頭を鷲掴みにした。

「ﾀﾆｭ!?…や…やめてち…わたちは…世界中のたぬきを救う使命を背負ってるんだち…それが…こんな…やだち！」

モヂ…モヂモヂモヂヂヂヂヂヂ！
懸命にジタバタする天才ちびの柔らかな抵抗を楽しみながら、人間は手にじわじわと力を込め始めた。

「…や…やだち！…やだぁちぃぃぃぃぃ！！わたちは天才なんだちぃぃぃぃぃ！！
　まだ何にもしてないのに…こんな所で死ぬなんてやだぢぃぃぃぃ！！ﾀﾞﾆｭｩｩｩｩｩ!!」

じょわぁ…と天才ちびの股間からおしっこが溢れ出る。
結局のところ、恐怖と失禁は理性で制御出来るものではなかったらしい。

ミチ…ミチミチメチメチィ…！
ピキ…ピキ…ピシッ…！
「ﾋﾞﾜｧｧｧｧｧｧｧｧｧ!! いだいぢぃぃぃぃ！！ごわいぢぃぃぃぃ！！やめでぢ！！やめでぢぃぃぃぃぃ！！」

頭と胴体をゆっくり逆方向に捻られ、首の肉と骨が悲鳴を上げる。
その音は天才ちびには恐ろしく大きく感じられたが、人間の掌にはプチプチ、プキプキ、と小気味良い感触として伝わるだけだった。

「ひっひっ…あッ…うどん！…うどんたべだいぢ！！ダンスも…まだおどっでないぢ！！
　…やだぢ！！…やだぢやだぢやだぢｷﾞｬﾋﾞｨｨｨｨｨｨｨｨｨｨ!!!やだ

ｺｷｬ

人間が力を込めて捻ると、天才ちびの頸椎は、プキン！と軽い音を立てて真っ二つに折れた。
中にあったシンプルな構造のたぬ神経が断裂し、首を走る重要な血管も伸びてメチャクチャになった。
そして、潰れた気管から空気が絞り出される際、苦痛に震えた声帯が最後の仕事をした。

「ｵｷﾞｭ!」

こうして天才ちびは、有象無象のちびたぬき達と何ら変わらぬ平凡な断末魔の叫びを上げて絶命した。
リポップ抑制剤が効いていた為、彼女の高い知能を受け継ぐたぬきが生まれる事はなかった。


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今日最後に捻ったちびたぬきは変なヤツだったな。
私はそんな事を考えながら帰り支度をする。
最初はやたら堂々とした態度だったのに、いざ掴まれるとまくし立てる様に早口で鳴いていた。
声は聞いていないが、あんなに口をパクパク動かしているちびは見たことが無かったので、生き汚い奴だったのだと思う。
自分だけは殺される訳がないと高を括って仁王立ちしていたのだとしたら、その落差たるやなんともマヌケである。
きっと飛び抜けて馬鹿なたぬきだったんだろうなぁ。
ふふふ、と思い出し笑いをしながら私は帰路に着いた。

この日を境に、加工場に運ばれてくるちびたぬきの数は日に日に減っていった。
少し前までは街中の何処を見てもちびたぬきが視界に入ったのに、今はもう殆ど見かけない。
それからほどなくしてアルバイトは終わりを迎えた。
半月の勤務で捻ったちびの総数は8000匹にもなるだろう。
我ながら随分多くのたぬきを屠ったものだと思う。
その後私は大学を卒業し玩具メーカーに就職、手掛けた『もちこりスクィーズ』というフィジェットトイが大ヒットし、
以前の様な貧乏生活とは縁のないポストを手にした。
しかし、かつてのちび捻りバイトが忘れられず「ちびたぬき大量発生」の報を受けては、その度に長期休暇を取り、
「流れのちび捻り師」として各地を転々とする生活を送っている。
そして、行く先々で闇のちび捻り師達とちび捻りファイトを繰り広げる事になるのだが、それはまた別の話である。


END


もちこりスクィーズ:
達磨型をしたぷりぷりもちもちした手触りの玩具。
内部に仕掛けがあり、捻るとコリっ、ポキっ、とした感触が楽しめる。
ごく一部の闇のたぬき好きはこの玩具のモチーフに気付いているらしい。
