No.58「焦燥・前編」


ちび豆たぬきを買ってきた。
生活スペースは机の上で済むし、コストもそんなにかからない。
飽きたら首を捻って燃えるゴミでいい。

豆たぬき動画を見るのが最近の日課だった。
小さな存在を狭い世界で生活させ、生殺与奪の権利を握りながら眺めているだけでも味わい深いものだ。
時折、消しゴムなど固いものを投下されれば───豆たぬきが不審そうに遠巻きに見つめた後、ちょこんと手を出したり反応するのがおもしろいと感じていたのでやってみたいと思ったのがきっかけだったかもしれない。

孤独でかわいそうな一生を過ごすか。
自由を求めて机から落下して死ぬか。
いずれにしろ、後で動画として楽しむつもりで定点カメラを設置して撮影を開始した。


買ってきたのは、複数のちび豆たぬきからなる豆たぬき玉から1匹を選んだちびだ。
寝ている間に全てを済ませて来たので、目をぐしぐしと擦った豆たぬきは自分が飼われた事すらわかっていない。

「ｷｭ…ﾑ…ｷｭﾜ…？」

突如、見知らぬ景色の中に1匹きりにされたというのが幼心を支配しているのだろう。

ションボリ、トボトボと机の上を歩き回り
仲間や姉妹を探し始めた。
机の上には遊具代わりに置いているノック式ボールペンや定規などの鋭くない文具がいくつかあった。
筆箱の陰を覗き込んだり、机に這いつくばって遠くを見つめてみたりしている。
どこかに隠れているとでも考えたのだろうか。
突然後ろを振り向いてみても、誰もいない事にガッカリしてｷｭ…と短く鳴いて寂しがるだけだ。
置かれたたぬフードや水に手をつけず、いつまでもぐるぐると同じ空間を彷徨い続けた。
このままだと摂食障害を起こし衰弱して死んでしまうかもしれない。
「ｷｭｳﾝ…ｷｭｳｳﾝ…」
としっぽを抱きしめて嘆いているちび豆たぬきの姿に心打たれ、当初とは別の欲求が湧いてきてしまった。
しょうがない、仲間を増やしてやるとするか。

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ペットショップで、追加の諸々を買ってきた。
結局、初期投資の何倍もかかってしまった。
我ながら甘いな、と反省する。

ちび豆たぬきは相変わらず孤独に慣れないらしくしゃがみ込んでうつむき、そのまま動きを止めてしまいそうだった。
こちらが近づいてきた事に気がつき、顔を上げる。
「………ﾁﾞｭ……？」
「ほら、仲間を連れてきたよ」
「ｷｭｳｷｭｳー♪」
「ｷｭーｯ♪」
両の掌にそれぞれ包むように載せられた2匹の小さなたぬきが、どちらもご機嫌な声をあげて足を伸ばしたまま両手でぽちぽちと拍手をしている。
ゆっくりと掌を下ろしてやると、孤独だった豆ちびたぬきの世界にトコトコと降り立った。
「ｷｭｳ…ｷｭｯ…！」
豆ちびたぬきは両手を上げ、待ち望んだ仲間の登場を涙ながらに喜んだ。

「ｷｭｷｭｳ、ｷｭｷｭ」
「ｷｭｯ……ｷｭｳﾝ♪」
「ｷｭｳ〜……」
まずはお互いに手を出し合い、握手のようにぐいぐいと押しつけ合う。
次にお互いの輪郭を確かめ合うかのように、ほっぺやお腹を触り合った。
2匹が親愛のモチモチを行なっている間、残る1匹はやや寂しそうに見守り───やがて自分の順番が来ると嬉しそうにモチモチに没頭した。
「ｷｭﾁｷｭﾁ…」
「ｷｭﾌﾟｳ…♪」
「ｷｭｰ、ｷｭｯｷｭ！」
お互いのニオイと感触を覚え合う儀式めいたものが終わり、3匹はようやく姉妹になれたらしかった。

先に住んでいたちび豆たぬきは住処を案内し、ｷｭｳｷｭｳ言いながらあれはこう、これはこうだと身振り手振りを使って懸命に説明する。
2匹の追加たぬき達は真面目な顔で鼻息を鳴らしながら何度も頷いていた。
仲良くなれそうな個体を選んでよかったな、と安心した。
落ちて死んだら悲しいし───悲しむ残されたぬきを見たい気持ちはあったが───こちらも追加で買ってきたケージに入れて飼育する事にした。


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「みんな、おはようー」
「ｵﾊﾖ、ｼ…」
「ｵﾊﾖｯｼ！」
「ｵ､ﾊ､ﾖ…し…！

共同生活は脳への刺激で成長が促されるのか、この3匹になってからは言葉を覚えるのが早かった。
おはようと言いながらエサを用意するので、自分達もおはようと言えばごはんが出てくるとでも考えているのだろうか。
浅はか可愛い。


手を合わせていただきます、してから食べる事を教えてやると最初のちび豆たぬきがモチリと手を合わせ、他の2匹がそれに倣う。
「ﾀﾍﾞﾙ…ｼ…」
「ﾓｸﾞﾓｸﾞｯｼ…」
「ﾓｸﾞﾓｸﾞ、し…！」
「ｵｲｼ…」
「ｵｲｼー！」
「ｵｲｼ、し！」
同じものを同じ分だけ食べさせてやれば、ケンカすることもない。
幸い、味の好みの傾向は似ているらしかった。
甘いたぬフード(キューブタイプ)を用意してやればニコニコと顔を合わせながら食べているし、あんまり甘くないたぬフードをわざと出してやると、ｷｭｳｳｳ…と渋い顔をしながらも励まし合いながら食べていた。


仲の良い3匹だが、この先の事を考えて区別をつける必要がある。
おそろいのリボンをしっぽの先に結んでやると、3匹のたぬきは大層喜んだ。
赤いリボンを結んだ最初のちび豆たぬきはダイズと名付け、
その後のちび達は青いリボンのニマメ、黄色いリボンのミツマメと名付けた。
「ﾀﾞｲｽﾞ…ﾀﾞｼ！」
「ﾆﾏﾒ、ﾆﾏﾒ！」
「ﾐﾂﾏﾒ…し！」
名前にリボンと、個を強調しつつもお揃いのものをもらえて喜んでいるようだった。


ダイズは遊びやダンスの時はリーダーとして振る舞い、ニマメとミツマメがトテトテ…とその後ろをついていく。

「ｲｸｼ…！ｷｮｵﾊ、ﾀﾞﾝｽｵﾄﾞﾙｼ！」
「ｷｭｳー！ﾜｶﾀｼー！」
「ｻﾝｾｲ、し！」
手足を振り回すだけでダンスとも呼べない代物だが、3匹はとても楽しそうに身体を動かしていた。
センターは交代制らしく、かわるがわる移動するのが仲の良さを感じさせた。

「ﾀﾞｲｽﾞ…ｷｮｰﾊ、ｱﾚﾔﾛ、し！」
「ﾊﾞｯﾀﾝﾊﾞｯﾀﾝ…ﾀﾞｼ！」
「ｲｲｼ…ﾔﾛｳｼ！」
何やら相談していたちび達が、3匹揃ってトテトテトテ…とこちらに身を寄せてくる。
「ｶｲﾇｼｻﾝ…ｱﾚｵﾈｶﾞｲｼﾏｽ、ｼ！」
ダイズが代表して、こちらにお願いしてきたのは定規とボールペンを使ったシーソーだった。

片手で抑えたままのボールペンを軸に、定規を載せる。
むにむにモチモチの小さなニマメの身体をつまんで定規の端に載せてやると、その重みで反対側に乗ったダイズが持ち上がる。
その時の浮遊感が楽しいらしく、ダイズが喜びの声をあげる。
「ｷｭｯｷｭｯー♪」

「ﾂｷﾞﾊ、ﾆﾏﾒｼー！」
「ﾐﾂﾏﾒﾓ、ｼﾀｲし！」
「ｼﾞｭﾝﾊﾞﾝﾆ、ﾔﾙｼ…」
争う事なく、みんなが満足するまで繰り返す。

「ﾐﾂﾏﾒ、ｵｼﾃｱｹﾞﾙｼー！」
「ｷｭｳｳーーー♪しーー♪」
「ﾆﾏﾒﾓｽﾍﾞﾙｼ！ﾐﾂﾏﾒ、ﾊﾔｸｷﾃｼー！」
「ﾜｶﾀしー！」
「ｷｭｯｷｭｯ…ﾀﾉｼｲｼ…♪」
定規は傾斜をつければ滑り台がわりにもなり、こちらも3匹が順番に姉妹の背中を押し合ったりしてゆるゆると滑っていた。
ダイズが幸せそうに自分のほっぺをモチモチしながら台へと向かう。


遊び終わればお互いにモチモチし合い、疲れたら3匹で輪を作り仲間のしっぽを抱きしめ安心感に包まれて眠る。
「ｸｩ…ｸｩ…」
「…ｽﾋﾟ……ｽﾋﾟｨｨ…」
「ﾑﾆｬ…し…ﾑﾆｭ…し…」
しばらくの間は、そんな日々が続いていた。

───喋れるようになったし、そろそろ次の段階だな。


　　❇︎       ❇︎       ❇︎

1ヶ月近く経つと、変化が如実に現れ始める。
豆だろうが、普通のたぬきだろうがちびたぬきが生体に近づき始める頃合いだ。
明らかに最初の1匹よりも他2匹の方が大きく成長してきたのだ。

「なんでダイズは、背が伸びないし…？」
「ﾜｶﾝﾅｲｼ…」
「びょうきだし…？モチモチするし…」
「ｷﾞｭ…ｳｳｳｳ…」

大きい豆と書いて大豆ことダイズはちび豆たぬき。
他の2匹は、実は小さめの個体を選んだ普通のちびたぬきだった。
なので出発点は同じに見えて次第に成長する道筋は極めて異なる。
背丈は大きく突き放され、身体の厚みも違ってくるなど明らかな体格差が生まれてから、ようやく気がついたらしい。
自分だけは豆たぬきで、他は普通のたぬきなのだと。
いつまで経っても大きくなれないどころか、差はどんどん開いていった。

自分達と異なる存在を馬鹿にしたり、仲間はずれにしたり、食べてしまう結末を予想していたが2匹のちびたぬきにはちび豆たぬきを気遣うような所作が見られ始めた。

「オヤツの時間だよ〜」
3匹とも大好きなマシュマロを1つずつ、少し離れた所に置いてやる。わざとだ。
「わーいし！今日はマシュマロだしー！」
「モチモチするしー！」
「ﾀﾞｲｽﾞﾓ…ﾓﾁﾓﾁ…」
ニマメ、ミツマメが大はしゃぎでマシュマロに向かって走っていき、その後を比較するとあまりにノロノロした様子でダイズがついていく。
歩幅が違いすぎてどんどん距離が開いていくので、仕方がなかった。
ダイズは声も小さく気持ちも卑屈になっていたので仲間たちに待って、とも言えない。

随分遠くでモタモタ移動しているダイズを不思議そうに見つめて、ニマメはマシュマロをダイズの元へ持っていってあげていた。
ミツマメも自分の分を抱えて、合流を目指す。
「はい、し！」
「いっしょに食べるし！」
「……ｷｭ」
拒絶もできず、素直にありがとうとも言えず、ダイズは2匹から顔を背けるようにマシュマロにかぶりついた。
一生懸命食べ進めるその姿は、どうにか大きくなろうとしているのが見てとれた。
まあ、これ以上大きくなるのは無理なんだけど。
運動と現実を突きつける事を兼ねたオヤツの時間は、いつも愉しませてくれた。
2匹の気遣いが、ダイズを追い詰めているのは明白だった。

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普通にモチモチしているつもりでも、力が強くなっている2匹による接触行為は、ダイズの血管や皮膚にとっては強すぎる刺激であり、後日あちこちに殴られたような青あざを作っていた。

「ｳｳ…ｳｳｳｼ…」
「ダイズ…だいじょぶし…？」
「モチモチするし…？」
「ｲｲｼ…ｻﾜﾗﾅｲﾃﾞ、ｼ…」
「……し…」
「ミツマメ…そっとしておこうし…」

体格差はどんどん大きくなり、触れ合いが一方的な押し付けに変わるとモチモチする時も気を使わなければならないほどだ。
モチモチ大好きのミツマメは、寂しそうにしながらもダイズの痛ましい姿を見つめると諦めざるを得ないようだった。


定規シーソーはニマメとミツマメでしか成り立たなくなり、ダイズが悲しそうな顔で定規から降りるようになっていった。

「ダイズ…シーソーのらないし？」
「バッタンバッタンしよ、し…」
「ｲｲｼ…ﾑﾘﾀﾞｼ…」

特にシーソー大好きのニマメが残念がるが、ダイズを放置して2匹で遊ぶわけにはいかないと我慢することに決めたようだ。
滑り台は逆にダイズしか遊べなくなり、ダイズからは何も言い出せないので定規はただの長い板になってしまった。

うどんダンスを踊る時は代わる代わるセンターになっていたのに、今ではバランスを取るために常にダイズがセンターだ。
「ｷｯﾂｯﾈ…ﾀｯﾆｯｷ…ﾋｨ…ｼ…！」
「…てんぷっ……ダイズ…？」
「つっきっみ…し…？」
ダイズは巨体が迫り来る恐怖に耐えられず列から抜け出し、頭を抱えしゃがみこんでダンスをやめてしまった。
他の2匹はたぬきの本能で踊り終わるまで止める事ができない。
左右に腰を振り終えた2匹は、しゃがんだままプルプルと震えているダイズを見下ろしションボリした。
少しでも小さく見せるためか、やけに猫背で立っている。
「…ｷﾞｭ……ｷﾞｭ…ｯ…」
「…もっと、あいだをあけておどろうし」
「それがいいとおもうし…」

しかし体格の差で飛び跳ねるたびに距離が詰められていく。
てんぷっら♪の歌詞の時に大きく飛ぶのだが、ダイズは大して飛べていないしニマメは急制動をかけるように飛ぶのをためらってダンスになっていない。
踊り終えてから、やりづらそうにしていたニマメが提案する。
「…ダイズいちばん後ろにいた方がうまくいくと思うし…」
「ﾓｳｲｲｼ…ﾀﾞﾝｽﾓ、ﾔﾒﾙｼ！」
「……し…」
「ニマメ…ふたりでおどる、し…？」
「いいし…やめるし…」
ダイズのために思い切り手足を動かして踊れないストレスを感じながら、しかしそれでも2匹はダイズを仲間はずれにしようとはしなかった。


ダイズが先に精神を壊すかと思われていたが、豆たぬきは大きさの割に図太いというのは本当なのかもしれない。
普通のたぬき達が、大好きな姉妹を置いてけぼりに成長してしまった自分達の方がおかしいのだと言い出したのだ。

「ごめんし…ダイズ…ごめんし…」
「きっとミツマメたちのほうがびょうきなんだし…」
「ｿﾝﾅﾉ、ﾜｶﾝﾅｲｼ……ﾎｯﾄｲﾃｼ……」

ションボリする姉妹に、普通のたぬき達は申し訳なさそうに嘆いた。


距離を置き始めるダイズとその他2匹だが、やがて決定打となる出来事が訪れる。
発端は、たぬき玉になって寝ていた時だった。
ニマメがごろんと寝転がった際、強烈なラリアットを背中に見舞われたダイズがパニックを起こしジタバタと泣き叫んだ。
小さくとも高音の悲鳴で2匹はぱちりと目を覚まし、ニマメは己が無意識下でしでかした事を理解する。
「ｷｭｳｯ…！？ｷﾞｭｳｯ！ｷﾞｭーー！」
「ご、ごめんし…ダイズ…ごめんし…」
起き上がり、両手を振り上げてダイズが怒りをあらわにする。
ニマメは両手を合わせて出来る限り姿勢を低くして謝るが、その体格差は埋められない。
ミツマメはおろおろと見守るばかりだった。

謝っているニマメの方が精神的に大人で、騒ぎ立てるダイズの方が子供のようだった。
しかしダイズ視点からすれば遥かに大きいたぬきの寝相の悪さは致命傷となる打撃だと感じているはずだ。
結局ダイズは危険から逃れるため、
「ｷｮｵｶﾗ、ﾋﾄﾘﾃﾞﾈﾙｼ…」
離れたところで自分のしっぽを抱きしめて眠り始めた。
「ダヌ…」
「ダイズ…そっちいっちゃダメ、し…？」
「ｺｯﾁ、ｺﾅｲﾃﾞｼ…」
不安そうに話しかけるも、半ば睨みつけるようなダイズの眼差しに物怖じした2匹は諦めて上下を逆転させ、太極図のように互いのしっぽを抱きしめて寝る事にしたらしかった。

───その様子を、ダイズは遠くから寂しげに見つめた後、ｷｭ…と短く鳴いて眠りについた。目の端には、涙が滲んでいた。


　　　　❇︎      ❇︎      ❇︎
　

「ダイズ…ニマメのごはん食べていいし…」
「ｲﾗﾅｲｼ…」
「どしてし…？」
「ｺﾝﾅﾆ、ﾀﾍﾞﾚﾅｲｼ…ｷｭ…」
「もっと食べないと大きくなれないし…ニマメはもう、大きくならなくていいし…」
遂に、ニマメは拒食症に陥った。
少しでもダイズに大きくなって欲しいと、自分の分を勧めるようになったが豆たぬきがそんなに食べられるはずがなかった。


「ギュ…ギュギュ…ギュウ…」
「ミツマメ…何してるんだし…」
「ちょっとでもちいさくなるし…イラナイとこちぎるし…」
ミツマメは少しでも体積を減らすためにあらゆる毛を毟りだし、みすぼらしい姿を晒し始めた。
「いたそだし…やめたほうがいいし…」
「でも…でもし…ダイズが…」


「ﾔﾒﾃ…ｼ…ﾌﾀﾘﾄﾓ…」
自分のためにこんな無茶を繰り返している、と理解し始めたダイズは久々に自分から2匹に話しかけ、やめるように訴えかけた。
「でも…ダイズがかわいそだし…」
「ミツマメもそうおもうし…」
「ｶｯ…ｶﾜｲｿｼﾞｬﾅｲｼ！」
かわいそう、と言われた事が恥ずかしくなったらしく、
「ﾊﾞｶﾆｼﾅｲﾃﾞ、ｼ…！」
顔を真っ赤にしてチタパタチタパタと小さく身体を動かすダイズは、威厳も何もない。
傍目には子供サイズのたぬきが大人たぬきを前に癇癪を起こしているだけだ。

「ご、ごめんし…」
「ニマメもミツマメもそんなつもりじゃないし…わかってほしいし…」
「……ｷｭ」

あの頃、同じように笑い合っていた3匹はもういなかった。


ツヅク