
たぬきはある程度成長するとちびたぬきを育てようとする
子育て勲章が目当てだったり母性を満たすためだったり同族欲しさだったりと色々理由がある
以前飼っていたたぬきもちびたぬきを飼ってに拾ったりしていたが、汚い野良を拾ってくるのには抵抗があったので咎めていた
しかしその結果、飼っていたたぬきは不幸な目に遭い亡くなってしまった
その反省を活かして今飼っているたぬきにはちびたぬきを買い与えたのだが…

「こらー！まてー！！」
「しっしっしー捕まらないしー♪」「捕まらないしー！」「ﾅｲｼｰ!!」
ある程度の我儘も聞いていたのでイタズラっ子に育ってしまった
育てているちびたぬき達も同様にわがままでいたずらっ子になってしまった

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ!!
あちらこちらを逃げ回り最終的に二階に駆け上がるたぬき親子
「ちび達！この部屋に逃げるし！」
わざわざ逃げ場所の無い部屋に逃げるあたり所詮は頭たぬきか…と思っていた
しかしこのたぬき親子は予想の斜め上を行ってしまった

部屋に入ると窓を開けてそこから飛び降りようとしているたぬき親子が目に入った
「コラコラ！危ないぞ！！」
「しっしっし…たぬきは知っているし。この部屋の窓の近くにロープが電柱まで伸びているんだし…これを伝って逃げてやるし！！」
「逃げちゃうしー♪」「ﾁｬｳｼｰ!!」
「あっおいバカ止めろ！そこは」
「そんなこと言っても無駄だしー♪さぁちっちゃいチビから行くし…それっし！」
止めるのも聞かずたぬきは下のちびたぬきを【ロープ】に乗せた
その瞬間

ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ!!!!
「ｷﾞｭｷﾞｭｷﾞｭｷﾞｬｷﾞｭｷﾞｪ!!?…ﾌﾟｯｺﾛ!?」
感電した

たぬきの言っているロープとは家に繋いでいる専用の電線だ
高圧電流が流れているので鳥もとまらないほどだ
ﾋｭ～…ｸﾞｼｬｧ
まる焦げになり炭化したちびの残骸が落下し砕け散った

「え…ち…ちび…なんでし…！？鳥さんがよくロープに乗ってるの見てたし！！なんでちびはだめなんだし！？」
ばかものそれは普通の電線だ

たぬきがちびの死んだ事に混乱している間に後ろから
「ママ！そこどいてし！！ウスノロの飼い主が来ちゃうし！！」
上のちびたぬきが焦りながら親たぬきの横を通り抜け電線に乗ってしまう
「あー！ちび行っちゃだ」
「しっしっしお先にしつれｷﾞｮｷﾞｭｷﾞｪｷﾞｮｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｯｺﾞｺﾞｺﾞ！？」
あーあ感電した
「ﾌﾟｷﾞｮｹﾞﾛｷﾞｮｷﾞｭｷﾞｪ…ｷﾃﾊｧ!!」
ﾋｭ～…ｸﾞｼｬｧ


「あーあ…せっかく買ったちびたぬきを二匹殺しちゃったね」
「…ち、ちびー！！！！」


1時間後
外に落ちている残骸をゴミ袋に詰めて家に戻るとたぬきが睨んでいた
「いや…ゴミをそのまま放置は良くないだろ…」
「ゴミじゃないし！！ちびなんだし！！」
「お前がゴミにしたんだろ」
「ダヌー！！！飼い主があのロープ危ないって早く言えばちびは死ななかったんだし！！」
そう言いながらたぬきは私の足をもちもちと殴ってきた
「止めたし…警告無視してちびを殺したのはお前だからな？責任転嫁するなよ」
「たぬたぬたぬたぬ…だぬー！！！！」
言い返せないのかたぬきはダヌー癇癪をしながらジタバタをし始めた

ジタバタするたぬきを頭を撫でて落ち着かせ立たせる
「だぬ…」
「まぁ落ち着けよ…さて」

私は自作したグローブ型のスタンガンを装着しそれでたぬきに往復びんたを振るった
バチンバチン！！バチィイイン！！ビリリリリリ！！！
「ダ！ヌ！アアァァァァァ！！！？」
「お仕置きだ」
コレは痺れさせながらビンタができる優れものだ
たぬきはビンタと電撃の痛みで顔をゆがめながら直立不動で倒れた

ｼﾞｮﾛﾛﾛ…ﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾐﾁｯ!ﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘ…
電撃による麻痺で緩んだのか失禁をし始めた
流石に汚いので服を剥いで風呂場で適当に洗った
丸洗いしたたぬきは寝床に放り投げた




次の日
「か、かいにゅひ…」
キス待ちみたいな顔のたぬきがヨロヨロと歩いてきた
「何その変な顔、ふざけているの？」
朝一で変な顔をしたたぬきの顔を見せられたのでビンタするも様子がおかしい
「た、たにゅきのかおがおかしいし…」
「元々おかしいだろ…ってああそうか、おい病院に行くぞ」
「…しぃ？」


病院での診察の結果
「あーこれは表情筋が焼き切れていますし…なんででしょうかし…まあいいや、ナースさん！たぬ工表情筋用意してー！！」
「なんでだし…」
「ご主人が言うには電線で遊んでいたっていうし…子供たちもそれで死んだって聞きましたし…自業自得だし！」
「違うし！あの時…何があったし？でも記憶ないしぃいいい！！」
電撃とビンタの衝撃で記憶が吹き飛んだか…
「しかし酷い顔だし…なんでこんな顔になっているし」
「ぷぷっ…ムンクたぬき…」
「ダニュー！！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀｼﾞﾀﾊﾞﾀ


手術後
「さぁてこれで良しし…飼い主さんにはこれ渡しますし」
医者たぬきさんからたぬきの顔がプリントされたスイッチがたくさんついているリモコンを渡された
コレまさか…
「想像通りだと思うけどそのボタンを押すとおたくのたぬきが対応した表情をするし…
　一回押すとその表情で固まるから変えたいときは別のボタンを押すとよいし…ああ、舌は自由に動かせるから安心してし」
「ドラえもんでこんなのあったなぁ」
「かいにゅし…早くボタンおしてし…」
ションボリ顔のボタンを押すと
「キュウ…良かった顔が変わったし…ってずっとションボリ顔は嫌だしぃいいい！！！」
「顔を変えたかったらその都度言いなさい」
「それではお二人さんお大事にしー」
「ありがとうございました」


その日の夜
「かいぬし…ションボリ顔のままじゃ口が動かせなくてご飯食べられないし…」
「うわめんどくせ…じゃあ驚き顔と怒り顔を繰り返せば」
すごい勢いで口を開いたり閉じたりしている
「あっあっこれなら食べられそうだじぃい！！！！？」

喋りながら噛んでいたので舌を噛んでしまいそのまま死んでしまった…


おわり