体格が良い馬獣人が、空になった酒瓶を抱いて横向きで気持ちよさそうに眠っていた。典型的な酔っ払いムーブをしている彼の名はモリヤスさん。酒屋を営みながらヒーローとしても活動している獣人だ。 「んごぉ……もう飲めねぇぜ……」  この寝言から察するに、夢の中でも酒盛りしているのだろうか。  どんな夢を見ているのか気になるが、それ以上に気になるのは彼の身体だ。  彼はとにかく体格が良くてあちこち大きい。太股も、股間も、尻も──何もかもがでかいのが服越しでも良く分かる。  何もかもが大きいモリヤスさんの秘部を生で見てみたい。俺は前々からそう思っていた。彼が無防備な寝姿を晒している今なら、その望みが叶う。  白色の短い和風パンツに手をかけ、ゆっくりと引き摺り下ろす。すると、前面がこんもりと膨らんだ赤い六尺褌が視界に飛び込んだ。豊満な尻、その割れ目には細い紐が食い込んでいる。  俺は褌の前面に手を伸ばし、前袋を横にずらした。 「んんっ……」  馬並み。まさに、そう表現するのが相応しい巨根が姿を現した。萎えているのにとんでもなく太く、長い。もしこれが勃起したらどうなってしまうのだろうか。気になった俺は、巨根を両手で握って刺激を与えてみる事にした。 「ぐっ、うう……っ!」  何度か上下に擦ると、モリヤスさんの肉棒はあっという間に膨らんでびくびくと脈打ち始めた。鈴口から透明な我慢汁がとろりと垂れ、雄特有の臭いが辺りに漂う。 「へへっ、上手いじゃねぇかぁ……」  モリヤスさんが起きたのかと思って俺は全身を強張らせたが、彼の顔を見ると目を閉じたままだった。どうやら、ただの寝言だったらしい。誰かに肉棒を扱かれている夢を見ているのだろうか。それなら好都合だ。  俺はこのまま目を覚さないのを祈りつつ、我慢汁で濡れた亀頭部に舌を這わせた。 「うおっ……!」  汗と我慢汁が混ざり合った濃厚な雄の味が舌を突き刺す。刺激的な味だが全く不快ではない。それどころか、ひどく興奮する。 「んおおっ、気持ち良いぜぇ……!」  舐めれば舐めるほど、少し粘つく我慢汁がだらだらと溢れ出た。口内が、彼の味で満たされていく。  気分が高まるにつれ、モリヤスさんと一緒に気持ちよくなりたいという気持ちが強くなってきた。  一緒に気持ちよくなるために身体を重ねたいところだが、彼の巨根を俺が受け入れるのは無理だ。間違いなく尻穴が裂ける。ならば、残る選択肢は一つ。俺がモリヤスさんの尻に肉棒を挿入するという択だ。 「うっ、そ、そこも弄るのかぁ……?」  褌の紐をずらして肉厚な尻肉を掻き分けると、ぷっくりとした赤黒いアナルが露わになった。そこに、怒張した肉棒の切先を突き付けて擦り付ける。しばらくそうして、俺の我慢汁で彼の肉穴が充分に湿ったのを確認した後、俺は体重をかけて腰を前に突き出した。 「うおおぉっ!?」  ぐちゅりと湿った音を立てながら、俺の肉棒が肉穴を押し広げて彼の中へと沈み込んでいく。物凄い締め付けと熱だ。かつてない程の快感が俺を襲う。 「……まったく、寝たふりしてたらこんな事までやっちまうとはなぁ」  血の気が引いた。モリヤスさんは完全に起きている。  慌てて肉棒を引き抜く。そして俺が謝ろうとしたタイミングで、彼は寝返りをうって仰向けに寝転がり、股を大きく開いた。 「ほれ、続きをやろうぜぇ」  どうやら、怒っていないようだ。それどころか、自身の手で尻肉を左右に開いて俺を誘っている。  完全に理性を失った俺は、誘われるままに再び彼の中に肉棒を挿入した。 「すげ……深いとこまで……っ!」  根元まで肉棒を挿入した後、俺は快楽を貪るためだけに激しく腰を振った。 「へへっ。そんなにがっつかれると、おっちゃん嬉しくなっちまうぜぇ」  モリヤスさんは笑いながら、俺の身体を優しく抱きしめてくれた。それが俺をさらに興奮させ、絶頂に誘った。  モリヤスさんの中で肉棒が何度も跳ね、欲望の証が吐き出される。 「うおっ、あちぃのが入ってきて……俺も、イくっ!!」  俺に中出しされながら、モリヤスさんも全身を大きく震わせて絶頂した。蛇口を全開にした水道の如き勢いで、大量の白濁液が巨根から噴出する。 「……ふう。良かったぜぇ。またやろうなぁ」  そう言い残し、モリヤスさんは再び目を閉じて寝息を立て始めた。  ──次に彼が目が覚めた時、今の行為を彼が現実だと認識しているのか。それとも、夢だと認識してしまうのか。どちらにしても、俺は彼に謝らなければならないと思うのであった。 【了】