ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
長い時間を掛けた洗体を終え、広い湯舟にゆったりと浸かる。
「はふ~~~~~」
豊かな村では、家ではなかった。それに大人数だったから身体が浸かれるほどに湯を張れる。ということ自体が驚きに値することだ。
だから──旅に出たことで、冒険者になったことで良かったことの一つだ、このことは。
「仕送り、しませんとね……」
何かと入用だから大した額は出来ていないのだけれど。
リリィ・サキナ [大浴場2]
ひたり、湿った床に足音。
薄紫の長い髪の女が豊満な肉体を申し訳程度にタオルで隠しながら浴場に姿を現す。
「ん~お風呂楽しみ~あら」ぱち、と桃色の瞳を瞬かせて先客に気づく。
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
声に反応してそちらに振り向いて。
「こんばんわ」
柔和な微笑みを返す。
リリィ・サキナ [大浴場2]
「こんばんは~、お邪魔しまーす」にへ、と無邪気に笑う。頭上には小さな角が二つ、髪を押しのけて覗いていた。彼女はナイトメだ。
ご機嫌に鼻歌を歌いながら軽く体を清め、浴槽へと向かう。
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
(珍しいですね)
ナイトメアが。ではない。その角を晒していることがだ。お風呂ということもあるのだろうが……彼女は堂々としている。きっとここを出ても晒したままなのだろう。
リリィ・サキナ [大浴場2]
「あー、やっぱり気になる~? ごめんね~」
ペネト・レイト [大浴場2]
ざぶざぶとドルイド談義始まりそうだし離れて
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「いえ、気を害したわけではありませんから。こちらこそ勘違いさせて申し訳ありません」
ペネト・レイト [大浴場2]
「あ、こんばんわー」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「ただ……少し。凄いな、と」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「いいのいいの~、あ、こんばんは~」少女に笑って返しながら、少年に挨拶を返す
「もっとコソコソしてるんじゃないのって? たまに言われるよね~」
ペネト・レイト [大浴場2]
(わあ大きい)角を全く気にせず
リリィ・サキナ [大浴場2]
湯に身を沈めればなんとでっけぇのが浮力によって浮かぶのだった。
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「周囲の目を気にせずにいられる強さは……羨ましいものです」
わあ、すごい。私も大きいほうだと思ってたけど格が違うというやつなんでしょうね、これは。
リリィ・サキナ [大浴場2]
「そーでもないんだな~、これが」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「?」
「そうなんですか?」
ペネト・レイト [大浴場2]
(浮いてる…)
リリィ・サキナ [大浴場2]
「やっぱり生まれつきだし自分の身体だから、全く気にしないってわけにはいかないからね~」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「それは……そうですよね」
自分も、同じだ。
ペネト・レイト [大浴場2]
「ふーん…」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「普段は被り物してるから見えないけど、お風呂に来るとどうしてもねぇ。タオル巻くっていうのも手だけどさ」
「隠してない姿になって羽伸ばさないとね、息詰まっちゃうし」
悪戯っぽく笑う。子供のように。
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「……」
隠してない姿、か。どうにも想像できない。
ペネト・レイト [大浴場2]
「羽はいっぱい伸ばしていいよー。ラミアの人が元の姿でひっくり返ってたのはびっくりしたけどーー」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「あはは、それは驚きだね! 見てみたいな~そういうのも」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「ええ……ラミアが……?」
ペネト・レイト [大浴場2]
「ヴァラグランツの集会所のドア開けたらーーーーだらーーーんって」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「ええ……」
ペネト・レイト [大浴場2]
「世話役の人がこいつは大した働きして死ぬほど疲れてるんだって言ってたーーー」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「それは……ベッドで寝かせてあげるべきだったのでは……?」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「癒し手が必要だったのでは?」
ペネト・レイト [大浴場2]
「起きたら床のほうがひんやりして落ち着くのよ…アテテ…ごめんやっぱり腰揉んでって言ってた」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「あー、蛇っぽいし冷やしてるの好きなのかなー、知らないけど」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「下半身が蛇ですが……変温動物なのでしょうか」
ペネト・レイト [大浴場2]
「わかんないーーー」
「ともかく伸ばせるときはいくらでも伸ばしたほうがいいよーー?」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「まぁなかなかそうもいかない事情がある人もいるんでしょ~」
「人前ではちょっと見せられないこととか、誰でもあるだろうしね」
マリア [大浴場2]
少し移動してきた
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「そうですね……」
名前を聞いていないことに気付いて。
「ナイトメアさんも、羽を伸ばしていってくださいね」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「リリィでーす、よろしく~」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「ヴァレンシアと」
ペネト・レイト [大浴場2]
「ペネト・レイト」
マリア [大浴場2]
「こんばんは」リリィを見て
リリィ・サキナ [大浴場2]
「こんばんは~、お姉さんもよろしく~、ナイトメアのリリィちゃんだけどよかったらご一緒に~」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「うおー!今日はもやもやを吹き飛ばしにひとっ風呂浴びるぜー!」戸バーン!
マリア [大浴場2]
「マリアだ」隣で浸かる
ペネト・レイト [大浴場2]
「あ、ソルさんだーー」
「どうしたのーー?」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「人が増えて来たねぇ」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「おぉ!ペネトじゃねぇかー!元気そうで良かったぜー!」
「他にもいっぱいいんなー!」
ざばばばばー!(体ー!
ばしゃしゃしゃー!(頭ー!
おじゃまするぜー!(どばしゃー!
「初めましてのは初めましてだなー!俺はソルグッド・ワードズ!ソルでいいぜー!よろしくなぁ!!」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「わぶっ、うーん元気! ソルくんもよろしくねぇ」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「そのようですね」
賑やかになってきた。実家を思い出すから嫌いではない。しかしその輪の中心にいるのはあまり得意ではない。
マリア [大浴場2]
「貴公…風呂は静かに入りたまえよ」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「いやーそれがよー!以前久しぶりに依頼をこなしたんだが大変だったんだぜー!」
「うぉっと、すまねぇすまねぇ!|アリーシャ《こういう質》なもんでなー!」
「偶然あった冒険者メンバーで意気投合してよー!31軒も飲みに行ったらよー!」
「困った奴に頼まれて遺跡に行ったんだが大変過ぎて大変だったぜー!」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「大変だったか~」
ペネト・レイト [大浴場2]
「肝臓すごくなーーい?」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
種族柄……羽を伸ばす場所を必要とする人がいる一方、常に羽を伸ばしていると言える人もいる。ままならないものだ。世界とは。
ペネト・レイト [大浴場2]
「そういやお酒のんだことないなー」
マリア [大浴場2]
「依頼か…最近はあまり受けていないな…」
ペネト・レイト [大浴場2]
「どんな味なんだろーー」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「苦くてマズイよ」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「何とか困った依頼は解決したけどよー!大変だった埋め合わせとその後盛り上がりでまた飲みに行ったらよー!なんか報酬が消えちまったぜー!」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「私も、お酒は飲みませんね」
飲んでバラしてしまうことを恐れて飲んでいない。これからも飲むことはないだろう。
ペネト・レイト [大浴場2]
「やっぱりーー」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「でもそれが癖になるんだなぁ」
「あ、飲みやすいお酒もあるけどそっちはするする飲めるからって飲み過ぎると大変なことあるからほどほどにね~」
ペネト・レイト [大浴場2]
「ししょーは仕事終わったらいっぱいのんでたーー」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「悪酔いした方を介抱することは何度か……」
筋力25もあるから余裕なのだ。
ペネト・レイト [大浴場2]
「死んだから仲間で貯めてた酒分けたらあまったやつ全部墓にお供えしたーーー」
マリア [大浴場2]
「酒は精神を鈍らせる、あまり好きではない」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「それがいいのにね~」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「ええ……どこがいいんですかそれ……」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「ヤなこと忘れられるよ」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「今思い出すと31軒は周りすぎた気がするぜー!」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
ごくん。と生唾を飲み込んだ。その言葉に。
リリィ・サキナ [大浴場2]
「あくまで一時的だけどね~、ピリピリしたり、沈んでたり、そんな気分を消すためにお酒を飲む人も多いかな~」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
イケない。飲んでみたくなって来た。ぶんぶんと頭を振って振り切る。
ペネト・レイト [大浴場2]
「酒で心の濁りを浄化するんだっていってたーーー」
マリア [大浴場2]
「昔はよく飲んでいたが、飲む相手は遠くに行ってしまった…」
ペネト・レイト [大浴場2]
「そもそも売ってくれないーーー」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「いいことばかりでもないからねぇ」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「まぁ酒なんて飲みたくなったら飲んだらいいんだぜー!」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「酔うと判断力も下がるし感覚も鈍るし、過ぎると倒れるし」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「ジュースだろうが茶だろうが水だろうが盛り上がれる時は盛り上がれるぜー!」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「そういう方は何度も見て来ましたね……」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「お金もかかるし吐く人もいるし暴れる人もいるし秘密を喋っちゃう人もいるからねぇ!」おかしそうに笑う
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「いますねえ……」
だから、飲んだことがないのだけれど。
リリィ・サキナ [大浴場2]
「だからお酒飲むときは仲のいい人と始めるといいよ~」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「仲のいい人……ですか」
そんなものはいない。親し気に話せる人は家族だけだ。
リリィ・サキナ [大浴場2]
湯の中でそっと、ヴァレンシアの指に指先を触れさせる。
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「っ」
びっくりして肩が跳ねる。
リリィ・サキナ [大浴場2]
横目に視線を流して、薄く微笑み。
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
曖昧に、微笑みを返す。
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「そうだぜー!気がしれたのと飲むのがいちば……っとと」
(……こいつぁお邪魔しちゃいけねぇなぁ!)
リリィ・サキナ [大浴場2]
「言いたいけど言えないこと、聞いてほしいけど知られたくないこと、見てもらいたいけど受け入れられないこと」
ペネト・レイト [大浴場2]
「15になったら最高の酒飲ませてくれるっていってたのになー。ししょーのうそつきー」じめじめさの欠片のない声色で
リリィ・サキナ [大浴場2]
「そういう時にもお酒を飲むの。お酒の席で聞いたことは全部ジョークだから、朝になったら忘れるって約束で……ね」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「………ペネト、相変わらずお前ってばよー!」ナデェダゼー!
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「朝になったら忘れる……ですか」
ペネト・レイト [大浴場2]
「なんでなでるのーーー?」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
だからと言って──その口約束を信じられるほど、抱えているものは軽くない。決して、誰にも、バレてはいけないのだから。
リリィ・サキナ [大浴場2]
「まぁねー、必ず記憶が消えるってわけじゃないけど、そういうルールでね?」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「へへっ……俺がしたかったからしただけだぜー!」>ペネト
「見てろよー!俺だってペネト見てぇなすげぇ男になってやるぜー!」
ペネト・レイト [大浴場2]
「だからーーー」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「職業柄人の秘密聞くことも多いから、まあ参考程度にね~」へらへら笑う
ペネト・レイト [大浴場2]
「すごくないよーーー」
「職業ーー?そういやリリィさんの職業なあに?」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「神の使い」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「ご同業、ですね。信仰は違うと思いますが」
ペネト・レイト [大浴場2]
「神官ーー?」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「そうでーす、いぇいいぇい」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「神官が2人もいるぜー!」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「私はミリッツァ様の神官です。皆さん改めてよろしくお願いしますね」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「私アステリア様~」
ペネト・レイト [大浴場2]
「僕奈落魔法使えるよーーー」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「兼業娼婦で~す」
ペネト・レイト [大浴場2]
「しょーふ」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「え”」
しょうふ?
ペネト・レイト [大浴場2]
「へーー」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「なるほどなぁ!ショーフかぁ!………オイオイオイだぜー!?」
ペネト・レイト [大浴場2]
そうなんだーー以外に意味合いのない発音で
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「バトルダンサー、だよ」知らない声が一つ。
ペネト・レイト [大浴場2]
「別に娼婦でもいいんじゃなーーい?」
「こんばんわーー」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「うぉー!いきなり新顔が居たぜー!?」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「こんばんわ」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「あらもんばんは~」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「初めましてのは初めましてだなー!俺はソルグッド・ワードズ!ソルでいいぜー!よろしくなぁ!!」
「シューターとスカウトがメインだぜー!」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「こんばんは」
ペネト・レイト [大浴場2]
「ペネト・レイト」
「ソルさん投げる方ーー?」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「シャルル・ヴィクトワール、よろしくね」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「ヴァレンシアと」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「リリィでーす」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「へへっ……クロスボウだぜー!《リピータークロスボウ》が使って面白くてよー!」
ペネト・レイト [大浴場2]
「僕は普通の弓ーーー」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「なるほどだぜー!バトダン!ボウ!クロスボウ!神官!神官!……後衛が多いぜー!そんなのもありかー!よろしくなぁだぜー!」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「えもの?槍とケープ。片手にこうやって…あっ、見えちゃうか」バスタオルをケープ代わりにしようとして止める。
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「私は……聖印でしょうね」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「私もかな~、武器ではないけど」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「!?」
(こ……こいつ!仕草が怪しいぜー!?)
(まぁもっとすげぇのが既にいるけどよー!)
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「あまり、攻撃は得意ではありません。筋力だけはありますけど」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「か弱い女の子だから乱暴とかは苦手でーす」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「やりたいのをやるのが一番だぜー!」
「まぁ俺は|MP《マナ》の都合で元から魔法使う選択肢ないけどなー!あっはっは!」
「その分キャッツアイの魔晶石代がかさむぜー!」
ペネト・レイト [大浴場2]
「暴力しかしらなーーい」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「……そういうのは自分で言うもんかぜー?」>「か弱い女の子だから乱暴とかは苦手でーす」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「惑わして、貫く。それだけ」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「だって私、美人で可愛いから……!」
ペネト・レイト [大浴場2]
「一発に意地をかけて決めるだけ」と微かに微笑む
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「やる気満々だぜー!色んな意味でよー!」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「そうですね」
言うだけある、リリィさんは。
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「うん、綺麗。すごく、いいと思うよ」経験上、見る目はあるのだ。
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「………まぁそれだけ自信持って言うだけのことはあるぜ!色々とよー!」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「やた~うれし~! 自己肯定感爆上がり~」
ペネト・レイト [大浴場2]
「美人さんだよねーー」
「他の人もだけどーー」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「お、口説いちゃう? 口説いちゃう?」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
浴場を見渡せば、今は男女比が均等になってきている。その中でも女性と思しき人は確かに美形揃いだ。
「そうですね、皆さん美しいと思います」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「口説かれたら、嬉しい?」
ペネト・レイト [大浴場2]
「でしょーーー。もちろんヴァレンシアさんもーー」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「それは人に寄ると思いますが」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「口説く……口説くなぁ………」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「私は嬉しいよ~?」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「はぁ……。ありがとうございます」
曖昧に。奇妙な癖の人もいるんですね。とそんな感情。
リリィ・サキナ [大浴場2]
「下心はあるだろうけど、肯定されるって気分いいしね~」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「みんな、いいよ」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「何でいるの? とか、いないものとして扱われるとかよりずっといいよ~」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「…そうだね」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
私はいっそ、その方がありがたいと思うこともあるけれど。
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
過去を思い出すぜー!何かお見合い?みたいなのを言ったら早口で喋るレプラカーンがひとしきり喋って消えたりよー!
大浴場で意気投合したダクハングラランに思い切って振られたりよー!
ペネト・レイト [大浴場2]
「そんなことしないよーーー」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「では、まあ。リリィさんは口説かれるのがお好きなようですから」
「皆さん、どうぞ」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「は!?」
「いきなりだぜー!?」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「んふふ」
ペネト・レイト [大浴場2]
「だぜーー?」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「………行くぜー!」
ペネト・レイト [大浴場2]
「大丈夫かなあ」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「…………リリィ!俺は遺跡都市ソラーグの生まれ!俺の夢はでっけぇお宝を手に入れること!!」
「そして嫁さんも探してるんだぜー!」
「一緒に夢を探さないかぜー!?」
ペネト・レイト [大浴場2]
「それは目標大目標すぎじゃないーー?」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「うーん、50点」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「夢が大きいのはいいものと思いますが……」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「ちくしょー!!!!!」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「口説く…うん。こほん、お前を俺のものにしたい…他の誰にもお前を渡さない…お前は俺のものだ…?」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「素直で元気がいいのは評価点だけどそれだけじゃあね~」
ペネト・レイト [大浴場2]
「まずは仲良くなる用の口説き文句ー?」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「シャルル君は45点かな~」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「仲良くなるってもよー!話して盛り上がりゃ仲良くなるじゃねーか?」
ペネト・レイト [大浴場2]
「いきなりーんー…」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「ダメだった、残念」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「それと男女の関係は別、ということなのではないでしょうか?」
疑問形なのは恋なぞしたことも、男女の関係になったこもないからだ。
リリィ・サキナ [大浴場2]
「情熱は感じるけどめんどくさそう」
ペネト・レイト [大浴場2]
「共通目標のおしつけはだめーーー」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「シャルル……はなんかこう、独占欲?ってのが強くねぇか……?」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「それが良いってお姉ちゃんが言ってた、よ」
ペネト・レイト [大浴場2]
「というか僕もする流れなのーーー?」
マリア [大浴場2]
「さっきから何の話をしてるんだ…」横から
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「一途な方が好き、という人もいるでしょうね」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
(ってか口説く側になってるってことは男ってことかぁ、でも仕草は女らしい所あるんだよな、そういうやつなのか?)
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「リリィさんを口説いてリリィさんの自己肯定感をばくあげしています」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「あげあげ」
ペネト・レイト [大浴場2]
「えーと…」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「されてま~す」別にたのんでいるわけではないけどなぜかそうなっている
ペネト・レイト [大浴場2]
ざぶざぶとリリィに近寄って
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「リリィさんはナイトメアですから。上げられる機会は逃せませんね」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
(………まずリリィが一途なやつなのかぜー?と思ったけど怒られそうだから黙っておくぜー)
ペネト・レイト [大浴場2]
「リリィさんあそぼー?1日僕を好きにしていいよー?」とじっと見つめて笑顔で言います
リリィ・サキナ [大浴場2]
「え~? うれし~~」
ペネト・レイト [大浴場2]
くるっと振り向いて「こんな感じー?」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「65点~」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「今までで一番リリィさんが喜んでいますね」
ペネト・レイト [大浴場2]
「でも65-」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「ペネトさんが優勝です。ぱちぱち」
ペネト・レイト [大浴場2]
「むずかしいー」
マリア [大浴場2]
「辛口だな…」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
(………そういやペネトお前ツレが居るじゃねーか!いいのか!?いやまぁ前に見た感じ大丈夫そうな仲だがよー!?)
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「ぱちぱち」
ペネト・レイト [大浴場2]
ざぶざぶ戻る
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「なお優勝賞品は喜んだリリィさんの笑顔です」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「にこーっ」
ペネト・レイト [大浴場2]
「わーーい」喜んでる
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「可愛いですねえ」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「まぁそれはなー!」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「うん、かわいい」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「えへへ~ありがと!」
マリア [大浴場2]
「貴公はやらないのか?」ヴァレンシアへ
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「?」
「私女ですよ」
「それに優勝者はペネトさんで決定しましたし」
ペネト・レイト [大浴場2]
「じゃあマリアさんもやるーー?」
マリア [大浴場2]
「そうか…世には性別に拘らぬ者もいるが、違ったか」
「…私?」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「世の中は広いもんだぜー!……あー!俺も嫁さん欲しいぜー!いやまず彼女欲しいぜー!」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「お、マリアさんもやっちゃう~?」
マリア [大浴場2]
「あまり気の利いた事など言えんぞ……」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「にゅーちゃれんじゃー」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「チャンスは来た時に掴むもんだぜー!」
ペネト・レイト [大浴場2]
「ソルさんの彼女の条件ってなんだろー」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「彼女の条件………?そりゃあ!でっけぇお宝一緒に探してくれる相手だぜー!」
ペネト・レイト [大浴場2]
「じゃあその目当てのお宝見つけて攻略パーティー募集したらー?」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「どきどきわくわく~」
マリア [大浴場2]
「……リリィ、私は貴公の事が気になる。貴公の事が頭から離れず、貴公を求めて渇きが止まぬ。どうか一夜でも私のこの渇きを慰めてはもらえぬだろうか?」伏目がちにリリィを見つめて
「…やはり恥ずかしいな」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「おぉ~、いいねいね、グッとくるよ!」
ペネト・レイト [大浴場2]
「おーーー」
「これは優勝は決まったーー?」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「80……いや85! 85点です!」
ペネト・レイト [大浴場2]
「ゆうしょーーー」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「すごい、文句なしの高得点です」
ペネト・レイト [大浴場2]
ぱちぱちぱち
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「俺がパーティーリーダーかぁ!?その発想はなかっ……うぉ!高得点だぜー!」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
ぱちぱちぱち。
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「ぱちぱちー」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「痺れる言い回しだぜー!」
マリア [大浴場2]
「気障が過ぎるかと思ったが…まあ、気に入って貰えたなら何よりだ」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「ちょっとキュンと来ちゃった~」
「慰めちゃう? 慰めちゃう? 渇き癒しちゃう~??」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
随分と乗り気だ。リリィさんは同性もイける口らしい。
ペネト・レイト [大浴場2]
「わあーー」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「グイグイしてるぜー!……そっちも行けるんだぜー!?なるほどだぜー!」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「両刀だ。久しぶりに見た」
マリア [大浴場2]
「……機会があればな」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「脈アリ~!」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「だぜー!?」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「両刀……」
マリアさんも両刀らしい。もしかして私は希少派なのか。
リリィ・サキナ [大浴場2]
「あ、そだヴァレンシアちゃん」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「はい、なんでしょうリリィさん」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「またどこかで会ったらお話してくれる?」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「それはもちろん」
リリィ・サキナ [大浴場2]
にこり、嬉しそうに笑みを浮かべて。
ペネト・レイト [大浴場2]
「両刀は珍しいねー」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「なかよし」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「なんか気になっちゃってさ~、友達なってくれたら嬉しい~」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「何々ー?えっちの話ー?」ざぶさぶ
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「友達……ですか」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「仲良しじゃねぇか……良いことだぜー!」
「初めましてのは初めましてだなー!俺はソルグッド・ワードズ!ソルでいいぜー!よろしくなぁ!!」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「あ、店長じゃーん、おひさ~」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「こんばんは」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「店長……店長だぜー!?」
マリア [大浴場2]
「こんばんは」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「てんちょー」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「リリィちゃんもシャルル君もこんなとこにいてー。まぁ今は店閉めてるから良いけど」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「今ね~、ヴァレンシアちゃん口説いてたとこ」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「店長……」
さきほど、リリィさんは娼婦と言っていたから。
「娼館の、でしょうか」
「え?」
リリィ・サキナ [大浴場2]
にこ。
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「お前も娼婦にならないか?」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「なりませんけど……」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「やっぱりリリィの店長………は?シャルル?」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「だって」
ペネト・レイト [大浴場2]
「こんばんわー」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「だめだめ~、そういうのダメっぽいからさ~」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「その躰を見ればわかる。えっちだな?」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「えっち……?」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「…ってダメか。リリィちゃんがスカウトしてダメならダメかぁー。」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「……………え?お前も?」シャルル見て
あぁ、仕草の所々はそういうだぜ……?
ペネト・レイト [大浴場2]
「意外と多いねー」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「アレ?もしかしてリリィちゃんシャルル君に先輩だって説明してない?」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「そなの? 知らなかったけど」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「?」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「赤いバードパス亭スカウト娼婦第一号でーすよろしく」
ペネト・レイト [大浴場2]
「ふーん、娼館」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「バイト?なのかな。よろしく」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「ここ娼館の別館的大浴場になってねぇかー!?」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「赤いバードパス亭の店長でーす。いえーい。」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「まあ、”そういうこと”も出来る場であるとは聞いていますが」
「そのためには来ていませんけど……」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「まあよその店舗で営業かけるのはちょっとねぇ」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「ああ、この浴場もね?お噂はかねがね聞いてるけど。」
「ウェルカム!って言いたいところだけどねぇ。」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「お……俺だってそうだよ!俺は疲れを癒やしにと盛り上がりにだなぁ!」
マリア [大浴場2]
「私は無関係だ…」
ペネト・レイト [大浴場2]
「えっちーーー」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「娼婦たちの疲れを癒すためにこちらを利用するのはいいことではないでしょうか」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「えむあんどえー?」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「んふふ、いいのいいの。楽しんでるのに細かいことは言いっこなしでしょ?」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「冒険の疲れも取れるほどですから」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「まぁそれは全然良いと思うぜー!何せここはお世辞抜きに気持ちいいからよー!!!」
リリィ・サキナ [大浴場2]
くすくす笑うと、湯から身を引き上げる。
マリア [大浴場2]
「そろそろ出よう、それではな」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「マリアさん、お疲れ様です」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
(………でも俺娼館ってなぜかピンとこねぇんだよなー?)
リリィ・サキナ [大浴場2]
「私も長風呂しちゃったし、そろそろ出るね~」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「さよならー」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「リリィさん」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「んー?」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「うーん既にみんなどっぷり浸かった後だったか。のぼせないよう気をつけてねー」手をひらひら
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「……俺も出るかぁ!」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「また……お会いしましょう。友達……は、まだ私、よく分からないんですけど」
「リリィさんはいい人だと、思うので」
ペネト・レイト [大浴場2]
「さよならー」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「んふふ、良かった~」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「友達は、大事」
リリィ・サキナ [大浴場2]
「口説き文句だけど、嘘は言わない主義だよ?」
ぱちりとウィンクして「じゃ、またね~」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「!」
「………フッ、風呂場での出会い………良い関係じゃねぇか………」
「ソルグッド・ワードズはクールに去るぜ………」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「はい、また」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「じゃあね」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「………やっぱりでっけぇお宝ほしいぜー!それと嫁さん!そのために依頼だ依頼ー!」
とててー!
スコーン         ビターン!
                       「ぐえー!」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「あっころんだ」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「……凄い音しましたね」
ペネト・レイト [大浴場2]
「治療してくるー」
ててて
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「………コンチクショー!しまらねぇぜー!」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「ま、大丈夫でしょ。見た所グラスランナーっぽいし」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
俄かに浴場から人が減った気がする。少しは落ち着くだろうか、少しばかり心がホッとする。
ペネト・レイト [大浴場2]
「|裂界、第二階位の癒。虚構、縫合──幻癒《スリズ・ベルカナ・ラグズ──ウンジョ》」
「はい、じゃあねー」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
「…………へへっ、ペネトに借りを作りっぱなしだな俺ァ」
「今度の依頼で稼いでたら奢りたかったけどよー」
「今度こそ!今度こそ俺はやってみせるぜー!」
「じゃあな!ツレとも元気でなー!」
ペネト・レイト [大浴場2]
「ツレー?」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
てててー!
戸パターム!〆
ペネト・レイト [大浴場2]
「じゃあねー」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「ヴァレンシアちゃん」
ソルグッド・ワードズ [大浴場2]
戸ガラー!
「あのカワイイカワイイ言ってるやつだよ!これだよこれ」小指立てつつ!
「大事にしろよなー!じゃあなー!」
戸ビターム!〆
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「?」
「どうしましたかシャルルさん」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「ぱっくり食べられて、どっぷりハマっちゃう事もよくあるよ」
「うん」気の迷いで入ってきた女性客がお姉ちゃんをお姉様呼びしてたなあ、と、思い出した。
ペネト・レイト [大浴場2]
「ヒナさんがーーー?違うんじゃないーー?」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「食べられる……?ハマる……?」
「何かの比喩ですか?」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「あー。あんまりそう言うの慣れてない子かな」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「ん、そのままでもいいのかも」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「そのままだと意味が通じなくなるのシャルルくん。えーと…」
「狙った相手とえっちな事をするのを、『食べる』って比喩されることがあってね」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「はあ」
ノマド [大浴場2]
「ねえ!!!!!見て!!!!!!でっかいクラゲ出来た!!!!!!!!!」
「……あ、ごめんそういう話してない?」
ペネト・レイト [大浴場2]
「へーー」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「で、えっちな事って快楽だから、人によっては『どっぷりハマる』って事なのよ。」
ペネト・レイト [大浴場2]
「わーーー!」
「すごーーーい!!」キャッキャと喜ぶ
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「…無垢な花はどう咲くのかな。楽しみだね」一瞬妖しい笑顔を浮かべた。
「ん。てんちょー、ありがと」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「なるほど。あまり交尾のことは知らなくて。教えて下さりありがとうございます店長さん」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「シャルルくんも中々業が深いね?何だいシャルルくん」
ノマド [大浴場2]
「でしょ!!!!!!!」とペネトと一緒にきゃっきゃ。
「………あ、えっちな話してたの?ごめんあーし思っきりガキのノリで来ちゃった」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「でも私、誰にも狙われないので心配無用かと思います。でも、ありがとうございますね」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「何なら手取り足取り胸揉み教えて上げていいけどー。」
「無自覚!」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「そうかな?」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「?」
無自覚?なにがだろう。頭をコテンと落とす。
ペネト・レイト [大浴場2]
「えっちの話あんまりわからなーい」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「えーと…」
「はい皆さん横一列に並んで」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「たおるくらげ」
ペネト・レイト [大浴場2]
「?はーい」横並び
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「はあ」
取り敢えず従う。
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「はーい」
ノマド [大浴場2]
タオルクラゲちゃんを握ったままなんか並ぶことになった。
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「誰かに告白されたことある人手ぇ上げ!」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
当然あげません。
ペネト・レイト [大浴場2]
「ないよー」
ノマド [大浴場2]
挙げる。
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「ないよー」踊り子で部屋に呼ばれかけたりはしたけど違うよね
ノマド [大浴場2]
「あーしだけじゃんか」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「なんかショタ組が嘘ついてる気がするけどまぁいいか…」
「じゃあ今度は誰かに告白したことある人挙手!」
ノマド [大浴場2]
そろそろ手が疲れてきたからシュワシュワさせた。さようなら、タオルクラゲ……。
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
当然あげません。
ノマド [大浴場2]
「せくしあるはらすめんつ~」と言いながら手を挙げる。
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「ないよー」
ペネト・レイト [大浴場2]
「ないよーーー」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「恋愛事情を声高らかに聞くなんてセクハラもセクハラよ。でもこちとらセクハラしてセクハラされる職業なんで怖くなし!」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「くらげしぼんじゃった」
ノマド [大浴場2]
「くらげも自然に還さないとだから…」
そもそも自然から生まれてはいない。
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「さよならくらげ」
ペネト・レイト [大浴場2]
「さよならーー」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「クラゲはさておき。相手を好きになったり、相手に好きになられると、生物は皆えっちな事をしたくなるのよ。」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「それはそうでしょうね」
だから人も生物もこれまで続いて来ているのだし。
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「えっちー」
ノマド [大浴場2]
1d100 話半分でセカンダリーくらげを作っている。出来栄えガチャ開始!
[大浴場2]
SwordWorld2.5 : (1D100) → 31
ノマド [大浴場2]
さっきよりよくない。
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
くたっとしたくらげだ…
ペネト・レイト [大浴場2]
「だめだめだーー」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「好きって言っても大小もあれば、えっちな事へのハードルも人それぞれよ。」
「少しだけ好きでもえっちな事へのハードル画低ければえっちしまくりだろうし」
「逆にすごく好きでもえっちな事へのハードルが高けりゃ全然しないこともあるわ。クソっ!じれってーな!私ちょっとやらしい雰囲気にしてきます!」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「ふむ……」
まあ、そのあたりの許容度はそれこそ人に寄るというものなのだろう。セックス依存症になった人も見たことがないわけではない。
ペネト・レイト [大浴場2]
「あ、なんかトラウマ自分で踏んだーーー」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「蕩ける愛、溶けて、蝕むような、愛の毒」
「くらげ、くたっとしてる」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「詩的。今度お店で弾き語りやってみる?」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「愛にも毒があるのですか……シャルルさんは詳しいのですね……」
ペネト・レイト [大浴場2]
「詩的…弾き語り…」
「ふーむ…」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「で、さっき去っていったリリィちゃん。」
「優しいし包容力あるけど、えっちな事へのハードルは低いわけよ。」
「無理やりに、とは言わないけど、誘われるかもよ?」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「きゃっ」
ペネト・レイト [大浴場2]
「こわーい」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「……」
「えっ」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「そりゃあこんな可愛い子前にしてお預けはないでしょー。」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「いやいやいやいや……考えすぎですよ」
ノマド [大浴場2]
シュワシュワ……。
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「くらげばいばい」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「そう?まぁ実際のところ付き合いは短いけど」
「あなたみたいなタイプ見つけちゃうと、放っておけないタイプだと思うけどなー」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「そうですよ。リリィさんは強い人ですから、私などはとても」
「それに、”そういうこと”で言うならマリアさんですよ」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「そうかな」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「85点でしたし」
ペネト・レイト [大浴場2]
「僕達皆負けちゃったしね」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「まけたー」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「ええ、そうです」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「なんか私の知らないトコでまたファンキーな祭りやってんな…」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「まけちゃった、てんちょー」
ペネト・レイト [大浴場2]
「やっぱり女の子わかんないーー」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「それはそれで娼館として問題アリね…」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「シャルルさんは最下位でしたね……」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「うけうり、ダメだった」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「受け売りでも何でもいいのよ。人の上達の道は先ず先人を真似る処からよ。」
ペネト・レイト [大浴場2]
「全ては模倣から始まるよーーー」
「守破離だよーーー」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「ま、それはさておき。リリィちゃんがあなたをほおっておけないって話かな」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「…言葉なんて紡げないほど堕としちゃえば楽なんだけどね」そう妖艶に呟いて─
「なかよし、だいじ」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
ざぶざぶと浴槽を進んでヴァレンシアに接近。
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
店長さんをじっと見ている。
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「ん。」彼女の前で両手を広げます
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「……?」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「抱きしめていい?」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「え、っと。はい、どうぞ」
真似て両手を広げる。危篤の患者さんとか、安心させるためにそうすることはよくあることだ。
メアリー・レッドバード [大浴場2]
ではぎゅっと抱きしめる。
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「はぐー」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
4つの豊満な果実が触れ合いむに、と音が聞こえそうなほどに…というのはさておき
「私の体温、あったかいでしょ?お風呂に入ってるからってのもあるけどさ。」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「はい」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「誰かの体温を感じれるって、あったかくて、安心して、ドキドキ出来るのよ。」
「それは多分、どんな人にも安堵を与えてくれる。」
「ちょっと好きになった人にでもそれを振り撒くことが出来るから。リリィちゃんは優しいんだよ想うよ。」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「……そうですね」
知っている。それは、自分も本業で同じことをしているから。
メアリー・レッドバード [大浴場2]
因みに
ヴァレンシアさんの眼前に健康的な首筋あるけどどうする?
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
どうもしませんが?
メアリー・レッドバード [大浴場2]
くっ
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
何を仰られているのかわかりかねますねえ!
ノマド [大浴場2]
ヴァレンシアはばんぞくなんかじゃないもんな
ペネト・レイト [大浴場2]
「うーん」
「もしかして正少年の教育に悪い風景?」
ノマド [大浴場2]
「良くない風景だにゃー」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「それは熱で、火だから、当然消えたり小さくなる。そうすると、寒くなる、温かさを求める」
「むにむに」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「何?私とヴァレンシアちゃんの胸の隙間にちんちん突っ込みたい感じ?」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「えっ」
ノマド [大浴場2]
「え……?」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「それは困ります……」
わたわた。
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「私はお店なら対応できるけどヴァレンシアちゃんまだ未経験だろうしなぁ。」
「おお、ヴァレンシアちゃんの体温が暑くなった気がするぞ。なんだ、えっちなこと興味あるの?」
ペネト・レイト [大浴場2]
「??」
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
「えっちだ」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「ないというわけではありませんよ……私だって成人した女ですし……」
ペネト・レイト [大浴場2]
「いきなり何言うのーー?」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「今度リリィちゃんがいる時にウチのお店に来なよ。きっと優しくしてくれるからさ。」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「優しく……?」
いや、リリィさんは優しい人だったから、いつでもそうだということだろう。
「はい、またお会いしたいとも思っているので、そうします」
ノマド [大浴場2]
ぎゃるはけはいをころし…スッとさがる…
チャポチャポ…(遠くへ逃げていく音)
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「はいはーい、一名様ご案内ー」
ペネト・レイト [大浴場2]
「いかないでーー」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「赤いバードパス亭……でしたっけ。覚えておきます」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「ま、食事だけでも利用して行ってよ。」
「お酒は…宗教的にダメかな?」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「そんなことは。個人的に控えてはいますが」
メアリー・レッドバード [大浴場2]
「ま、偶にはハメを外してみるのも良いかもね。」
ヴァレンシア・ルーラル [大浴場2]
「……」
永劫、そんなことはないだろうけど。
あまり、意地になる姿も見せたくはなかった。”怪しい”からだ。
バレてはいけない。勘付かれることすらいけない。どこからバレるかなんてわからない。決して、正体に気付かせてなるものか。
私は人として生き、そして死ぬ。そのために。
メアリー・レッドバード [大浴場2]
妙に真剣に悩んでる彼女を見て、心から思う。
メアリー・レッドバード [大浴場2]
幸せになってほしい。出来れば、人として。
シャルル・ヴィクトワール [大浴場2]
その様子をぽやぽやと湯に浸かりながら眺めている。
彼女は花だ。紅く秘された無垢の花。その花弁を剥かれ手折られるのか、いつか咲き誇るのか。
「…くらげ」