tab name image message timestamp
RP2 GM 地下1階:改装フロア 元は駐車場。UGNが買い取るにあたって念入りに回収されてあり、UGNの拠点としてはここが本体。 銃の試射用のシューティングレンジや近接戦闘訓練のためのスペースなど、大きな音が出る施設はここに集中している。支部長のエフェクトによって防音加工済み。 機密データの端末や各種分析装置など、UGNの支部として活動するための機器もここに揃っている。 一角に2台分ほどの車両スペースが残されており、支部が現場出動するためのボックスカーが停められている。 用心深い支部長によって仮に何らかの襲撃があった際にいつでも放棄・脱出できるような細工が施されている。 1771157509948
RP2 稲倉 紫信 「ゆかりさんも、うちの一員になったわけだから……」 1771157582716
RP2 稲倉 紫信 「これからは、支部の施設は使っていいから」 という感じで案内と紹介の時間を設ける運びになったのである。 1771157630106
RP2 玖珂 ゆかり 「秘密基地のようですね……」ふむふむ、と様子を窺っております。 1771157693409
RP2 稲倉 紫信 「俺も一応出来はするんだけど……獲物が剣だからあまり使ってない」 試射用のシューティングレンジ。今まではたまに支部長が使っていたくらいの場所。 1771157762098
RP2 稲倉 紫信 「ゆかりさんの戦い方は結構……いやかなり特殊だけど。パトロール前はここで肩慣らししてから行ってもいいかもね」 1771157799273
RP2 玖珂 ゆかり 「当然のように拳銃が置いてあるのですね……」呆れたように嘆息する。 1771157839443
RP2 玖珂 ゆかり 「……紫信さんも撃ったことがあるのでしょうね」 1771157901545
RP2 玖珂 ゆかり じー。そわそわ。興味津々。 1771157913425
RP2 稲倉 紫信 「それは当然。普段は持ち歩かないけど、そういうシチュエーションが来ないとも限らないし」 1771157935891
RP2 玖珂 ゆかり 触ってみても良いのでしょうか。危険なものだとは理解しておりますが、普段見ないモノ故に気になります 1771158006942
RP2 稲倉 紫信 拳銃への目線に気付いて。 「やってみる?」 1771158030722
RP2 玖珂 ゆかり 「……良いのですか?」 1771158042342
RP2 玖珂 ゆかり 口調こそ疑問形かつ遠慮がちではあるものの、表情はぱぁっと楽しそう。 1771158067673
RP2 稲倉 紫信 「勿論。もうほぼ身内だし」 1771158073850
RP2 玖珂 ゆかり 「ふふ、ありがとうございます。……では、使い方をご教授頂いてもよろしいでしょうか?」 1771158115953
RP2 稲倉 紫信 つかつかと拳銃を置いてあるところにまで歩いて行って、手に取って。 「OK」 1771158125066
RP2 稲倉 紫信 「はい」 手渡す。 1771158150833
RP2 玖珂 ゆかり 「……ずっしりしておりますね」 1771158175844
RP2 稲倉 紫信 「そうかな?」 普段持ってるのが剣だからあまり感覚は分からないだろう。 1771158205418
RP2 玖珂 ゆかり わー、と確認する。これは……何やら丸い部分が……あっここに弾が入っているのですね。なるほど、くるくる回りそうです。 1771158252945
RP2 稲倉 紫信 ゆかりさんの背後に回って両腕を回して手を添えよう。 「まず拳銃を持つときは……」 1771158265337
RP2 玖珂 ゆかり そんな中、うっかり用心金の中に指を入れてしまい── 1771158306959
RP2 玖珂 ゆかり 「あっ」 1771158323233
RP2 玖珂 ゆかり 手を添えられたときの衝撃で、引き金を。 1771158336439
RP2 玖珂 ゆかり 「……あ、あれ。弾、出ませんね……?」 1771158384006
RP2 玖珂 ゆかり 確かに引いたのに、音もしなければ衝撃もありませんでした。 1771158403278
RP2 稲倉 紫信 「……銃口覗かないように」 1771158406186
RP2 稲倉 紫信 「試射の後は、銃弾は抜いておく決まりになってるから」 1771158488826
RP2 稲倉 紫信 「支部長がサボってなかったら今は入ってないはずだよ」 1771158524601
RP2 玖珂 ゆかり 「な、なるほど……。危ないですものね……」 1771158546949
RP2 稲倉 紫信 「……肝が冷えた」 1771158576579
RP2 玖珂 ゆかり カチン、カチン。引き金を引く毎に、くるくる回っております。ちょっと硬いですね、この引き金。 1771158627241
RP2 玖珂 ゆかり 「……銃自体も、引き金も重いです。すぐ疲れてしまいそうですね」 1771158655862
RP2 稲倉 紫信 「ゆかりさんがそれを本格的に使うことはないだろうね」 1771158677274
RP2 玖珂 ゆかり 「……そうですね。あまり物騒な物は持ちたくはありません」 1771158704870
RP2 玖珂 ゆかり 呪いのほうがよっぽど物騒ではありますが。 1771158715605
RP2 稲倉 紫信 (釘も大概だよなあ)とは思うものの口には出さない。 1771158737546
RP2 稲倉 紫信 ゆかりさんの手に添えている手を動かして拳銃を置かせて。 「上階の説明もしに行こうか。見たことある部屋もあるだろうけど」 1771158786530
RP2 玖珂 ゆかり 「はい、お願い致します」 1771158846149
RP2 GM 1つ上に行って、1階。 1771158867858
RP2 GM 1階:元バー「Bar Rosetta」 数年前に閉店したスポーツバー。カウンターや棚、ビリヤード台やダーツの的、古いグラスなどの内装がそのまま残されている。 通電した冷蔵庫なども置かれていて支部局員は自由に使ってよいというルール。 支部長の趣味で酒のボトルなどが棚に並んでいる。オフの日は支部長がプロジェクターでテレビを見ている。 1771158879034
RP2 玖珂 ゆかり 合流いたします? 1771158909819
RP2 稲倉 紫信 「元々バーが入ってたらしい。俺はしたことないけどビリヤードとかダーツとかでも遊べると」 1771158917049
RP2 稲倉 紫信 まだ上階にも行くし酒飲んでるから今回はしないかなー 1771158934873
RP2 玖珂 ゆかり なるほど、別日の話ですね 1771158949006
RP2 玖珂 ゆかり ではー 1771158957430
RP2 玖珂 ゆかり 「なるほど。……ふむ」ちょい、とダーツの矢を持つ。 1771158983277
RP2 玖珂 ゆかり 「紫信さん、せっかくですし勝負いたしませんか?」ルールは知らない 1771159003200
RP2 稲倉 紫信 「いいけど、俺ルールしらないよ。ゆかりさんは?」 1771159019626
RP2 玖珂 ゆかり 「知りません」 1771159027281
RP2 稲倉 紫信 「……中央への近さ勝負にしようか」 1771159074442
RP2 稲倉 紫信 「投げる本数は?」 1771159081986
RP2 玖珂 ゆかり 「では、5本で」 1771159114057
RP2 稲倉 紫信 「了解」 1771159125266
RP2 稲倉 紫信 「先行は譲るよ」 1771159146227
RP2 玖珂 ゆかり ふむ。では── 1771159156717
RP2 玖珂 ゆかり 8dx10+6 1771159197316
RP2 玖珂 ゆかり 8dx10+6 1771159221818
RP2 <BCDice:玖珂 ゆかり> DoubleCross : (8DX10+6) → 10[1,2,4,4,5,6,9,10]+8[8]+6 → 24 1771159221819
RP2 玖珂 ゆかり 「……案外、簡単なのですね?」 1771159240843
RP2 稲倉 紫信 「ゆかりさんが上手いだけだよ」 1771159257425
RP2 玖珂 ゆかり 全部マトの中心に中たりました。五本の矢が全て中央に突き刺さっております。 1771159269935
RP2 稲倉 紫信 「このあとにやるのも気が重いな……」 1771159298177
RP2 玖珂 ゆかり 「これは、勝負が付かないかもしれませんね……」矢を抜いて、紫信さんに手渡す。 1771159306020
RP2 玖珂 ゆかり 紫信さんも同じように中央に集まるでしょうし。 1771159328464
RP2 稲倉 紫信 2dx+10  1771159337235
RP2 <BCDice:稲倉 紫信> DoubleCross : (2DX10+10) → 9[4,9]+10 → 19 1771159337236
RP2 稲倉 紫信 :侵蝕+2  1771159339974
RP2 稲倉 紫信 侵蝕:35+2>37 1771159339976
RP2 玖珂 ゆかり ず、ずるした! 1771159350648
RP2 稲倉 紫信 「1本外したか」 1771159359953
RP2 稲倉 紫信 なんのことですかねえ…… 1771159364057
RP2 玖珂 ゆかり 「ま。……ふふ、わざと1本だけ外さずともよろしかったですのに」 1771159393477
RP2 玖珂 ゆかり 「華を持たせてくださり、ありがとうございます」 1771159408392
RP2 稲倉 紫信 「わざとじゃないよ」 1771159409561
RP2 玖珂 ゆかり 「ええ、そういうことに致しましょう」にこり、と見上げる。 1771159434632
RP2 玖珂 ゆかり いじらしく、お優しい方ですこと。 1771159465417
RP2 稲倉 紫信 笑みを浮かべながら見上げられて。その笑みは可愛いとは思うけれど。 1771159474898
RP2 稲倉 紫信 「射撃は俺、不得手だから」 信じてくれなさそうだが。彼女の俺への評価がどうなっているのかよく分からない。 1771159510657
RP2 稲倉 紫信 「ともあれ。勝者には賞品を渡そう」 そう言って、冷蔵庫へと向かって中身を吟味。 1771159535338
RP2 稲倉 紫信 「じゃあこれ」 と言って渡したのはマカロンだ。きっと和菓子は食べ慣れているだろうし。 1771159586032
RP2 玖珂 ゆかり 「ほむ」じーっ。お話に聞いたことはあります。学友の皆さまがおっしゃっておりました。 1771159630202
RP2 玖珂 ゆかり なるほど、これが“まかろん”…… 1771159647766
RP2 玖珂 ゆかり 「……どういったものなのでしょうか」ふわふわ? しっとり? サクサク? 1771159667299
RP2 稲倉 紫信 「食べたら分かるよ。摘む時は力入れすぎないようにね」外サク中しっとり 1771159729043
RP2 玖珂 ゆかり なるほど。ですが、そうですね。 1771159757262
RP2 玖珂 ゆかり 「……せっかくですし、今度お茶を持ってきますので、その時に一緒に食べましょう」 1771159792274
RP2 稲倉 紫信 「……それはゆかりさんにあげたんだけど」 そこまで言って、私のものになったのですからどなたと食べるのも自由ですよね。とか言われて閉口することになりそうだなと思いついた。 1771159869019
RP2 玖珂 ゆかり 「紫信さんは、緑茶、紅茶、白茶、黒茶、烏龍茶。何がお好みです?」 1771159902512
RP2 稲倉 紫信 「あー……お茶は麦茶しか飲まないから、分からないかな」 1771159936354
RP2 玖珂 ゆかり 「ま!」びっくりしたように目を丸くする。 1771159973952
RP2 玖珂 ゆかり 麦茶やるいぼすてぃー、あれらはお茶ではございません……! 1771159986478
RP2 稲倉 紫信 思想がつよい 1771159998561
RP2 玖珂 ゆかり 「では、私のお気に入りを持ってきますね。きっと気に入ってくださるかと」 1771160020325
RP2 玖珂 ゆかり そう言いつつ、紫信さんが持っているマカロンを、はむり、と。 1771160044564
RP2 玖珂 ゆかり もぐもぐ。 1771160059863
RP2 玖珂 ゆかり 「……なるほど、このような味なのですね。でしたらアレが合うでしょうか」 1771160082135
RP2 稲倉 紫信 「それじゃあ、こいつは戻しておくよ」 冷蔵庫に戻して。 「冷蔵庫は自由に使っていい決まりになってるから。ゆかりさんも入れておきたいものがあったら自由に入れるといい。俺はスイーツしか入れてないけど」 1771160150499
RP2 玖珂 ゆかり 「はい。ありがとうございます」 1771160211587
RP2 GM では上階──── 1771160229770
RP2 GM 2階:簡易オフィス 元は税理士事務所が入っていた。執務机がいくつか並んでいるが、今のところ使用されているのは2つだけ。 パーテーションで区切られた応接間があるものの、訪れる者はほとんどいないため普段使われることはない。 空いている机の上には一見書類が乱雑に積まれているようだが、実はきちんとジャンルごとに整理されてある。 以前はエアコンが古くて効き目が悪く局員から大不評だった。流石に暑すぎるので経費を奮発して新しいエアコンに変えたことで今はだいぶ快適。 1771160243160
RP2 GM ここは前回も訪れたので割愛。 1771160253840
RP2 GM 3〜4階:空フロア 元は学習塾とデザイン事務所が入っていた。今は一部を除いて使用されておらず、埃塗れの部屋も少なくない。 3階の一区画は支部長が自身の生活スペースに利用しており、部屋には寝台やちょっとした私物が置かれている。 4階の一区画を同じように紫信が利用している。 給湯室には一応ガスコンロや電子レンジがあるものの支部長が自分では料理をしない方針なので専らインスタント食品のために利用されている。 1771160260470
RP2 稲倉 紫信 「3階は支部長が。4階は俺が使ってて華園さんも4階の部屋を使うらしい」 1771160300658
RP2 玖珂 ゆかり 「ふむ。……給湯室はあれど、調理場はないのですね」 1771160365918
RP2 玖珂 ゆかり 「紫信さん、マトモな食事をとっておりますか?」 1771160406236
RP2 玖珂 ゆかり ……甘いものばかり食べているイメージですが。 1771160418534
RP2 稲倉 紫信 「栄養は取ってるよ。サプリで」 1771160436905
RP2 玖珂 ゆかり はぁー、と嘆息する。 1771160465275
RP2 玖珂 ゆかり 「確かに昨今の栄養補助食品は優秀です。しかし、固形物を食べることによる咀嚼や嚥下、胃の動きも大切なのですよ?」 1771160533383
RP2 稲倉 紫信 「そういうのも食べてないことはないけど」 1771160563978
RP2 玖珂 ゆかり 「そのような食事環境はよろしくありません」 1771160566679
RP2 玖珂 ゆかり 「ほう、例えば?」 1771160575254
RP2 稲倉 紫信 「学校の昼食にはおにぎり持って来てるじゃん」 コンビニおにぎりである。 1771160688434
RP2 玖珂 ゆかり 「えぇ、えぇ。おにぎりだけを、いくつも。ですね」 1771160753138
RP2 稲倉 紫信 「うん、食べてる」 十分だろうと言わんばかり。 1771160783425
RP2 玖珂 ゆかり 「はい。おにぎりだけを二桁も。明らかにおかしいです」 1771160850028
RP2 稲倉 紫信 「おかしい……?」 1771160862545
RP2 玖珂 ゆかり じとー、とした目で見つめる。 1771160881580
RP2 稲倉 紫信 「俺は体内で電を作る都合、エネルギーも多く補給する必要があるから量はおかしくはないと思うけど……」 1771160938139
RP2 玖珂 ゆかり 「……はぁ。今度、調理頭さんに、お弁当を二人分お願いしましょうか……」 1771160938140
RP2 玖珂 ゆかり やれやれ、といった感じで〆ましょう 1771160957954
RP2 GM 1771161033856
RP2 GM 1771161644617
RP2 黒耀 真澄 「───まあ、あまり緊張せず気楽に書いちゃって。厳密なもの……ではあるんだが、ある程度は僕の方で適当にしておくから」 1771162242727
RP2 黒耀 真澄 事務所に招いた玖珂くんを机につかせ、目の前に用紙を何枚か置いた。 1771162266144
RP2 玖珂 ゆかり 「はぁ……これは?」 1771162291017
RP2 黒耀 真澄 「あれこれと記入欄があるけど、要するにこれまでの履歴に加えてオーヴァードとしての特性を把握するための調査書だね」 1771162335983
RP2 黒耀 真澄 「君はUGNとしては現地雇用のオーヴァードということになるわけだが、それにしたってある程度書類は作らにゃならん」 1771162364174
RP2 黒耀 真澄 「お役所仕事というやつさ」 1771162382086
RP2 玖珂 ゆかり 一応、記入欄以外のところ、細かく文面を読んでいく。黒耀さんがそのようなことをするとは思いませんが、契約書の類でしたらしっかり確認せねばならないと言われております。 1771162435098
RP2 玖珂 ゆかり ……契約書ではないですね。 1771162491891
RP2 黒耀 真澄 注意書きを丹念に読み込む姿をつい観察していた。なるほど、こういうのはしっかりと読み込む方か。慎重だね。 1771162491935
RP2 黒耀 真澄 「これを綴ったところで何らかの契約を結ぶわけではない。というか、契約書についてはこないだ先んじて書いてもらったしね」 1771162521534
RP2 黒耀 真澄 「本当はもっとたくさんの工程があるんだ。オーヴァードとしての能力を細かく検査したり、人格面のチェックやカウンセラーを帯同させてのレネゲイドの力のコントロール訓練とかね」 1771162600336
RP2 玖珂 ゆかり 「……しかし、この街ですとその余裕がない、と?」 1771162656721
RP2 黒耀 真澄 「それも無くはないが、一番は君の背後に玖珂家があることだ。彼らの存在が君については保証になってくれる」 1771162686633
RP2 黒耀 真澄 「あとは支部長としての僕の判断だな。君は既に自身のレネゲイドの力については把握と制御ができていると踏んでいる」 1771162749167
RP2 玖珂 ゆかり 「ふむ。しかし、私は自分の、れねげいど? のことも、ちゃんと把握できてはおりませんが……」 1771162805786
RP2 黒耀 真澄 「そうかい?こないだの戦いでも見せてもらったよ、僕は」 1771162833568
RP2 黒耀 真澄 「レネゲイドウィルスの異能なんてものははっきりと数字にできるようなものじゃないんだ。計器で図った数値と実際に発揮される現象が全く違うなんてことはザラだ」 1771162879407
RP2 黒耀 真澄 「最終的には個々人の感覚によるところが大きい。そういう意味では君は既にかなりよくやっている方だ」 1771162920696
RP2 玖珂 ゆかり 「むぅ。過分な評価を頂いているようで、恐縮してしまいます……」 1771162983399
RP2 黒耀 真澄 微笑みながらも、その色合いを少しだけ変える。 「証拠は今こうしてここで喋っていることだ。それができずにUGNによって“処置”されるオーヴァードは少なくない」 1771162983696
RP2 玖珂 ゆかり 「……なるほど」 1771163029385
RP2 玖珂 ゆかり ──思い出すのは、隣子さん。 1771163032605
RP2 玖珂 ゆかり 思わず目を伏せてしまった。 1771163051651
RP2 黒耀 真澄 「……………。ま、というわけなので煩雑な工程は君の場合省くわけだが、それでもある程度の体裁は必要になる」 1771163073512
RP2 黒耀 真澄 「悪いがこの調書はそのためのものだと思って書いてくれ」 1771163091510
RP2 玖珂 ゆかり 「はい。書かせていただきます」 1771163168586
RP2 玖珂 ゆかり つらつらと、ところどころ悩みながらも埋めていく。 1771163185393
RP2 黒耀 真澄 ───綺麗な字だな、というのが感想。古い考えと言われるかもしれないが、字には綴っている人間の内面が滲み出るものだ。 1771163226144
RP2 黒耀 真澄 乱れたり崩した字ではない、しっかりと手習いによって固められた静謐な文字が紙面に綴られていくのを眺めていた。 1771163298048
RP2 玖珂 ゆかり 厳しく指導されたが故の美しく、しかし少し丸みを帯びた小さめの文字。そのせいで記述欄の空白が目立ち、なんとかそこを埋めようと文章を考えている。 1771163413869
RP2 玖珂 ゆかり ……自分のれねげいど能力についての自己所見。わ、分かりません……! 1771163455201
RP2 黒耀 真澄 「………ああ、わからないところは空白で構わない」 1771163467424
RP2 黒耀 真澄 「僕も後から僕の所見を添えて日本支部に提出するからさ。埋められるところだけで大丈夫」 1771163496903
RP2 玖珂 ゆかり 「お気遣いありがとうございます……」 1771163544190
RP2 黒耀 真澄 「……ふふ。しかし久しぶりだ。こうやって人に書類を書いてもらうのを横から見ているというのも。昔は散々やってたんだけどね」 1771163549768
RP2 玖珂 ゆかり 「警察の方、でしたと伺っております。書いてもらうことも多いのですか?」 1771163610596
RP2 黒耀 真澄 「そう、警察。その中でも公安というやつ」 1771163616400
RP2 玖珂 ゆかり 取り調べとかは、被疑者が話したことを警察の方が書いてまとめている印象でしたが。 1771163636646
RP2 黒耀 真澄 「あと、UGNに所属するようになってからもどちらかというと査察が仕事だったからね」 1771163703016
RP2 黒耀 真澄 「直接レネゲイドに関する案件に関わるのではなく、各支部がちゃんと支部として機能しているかをチェックする立場というの」 1771163727135
RP2 玖珂 ゆかり 「それ故に、各地の自己申告を要するものを書いてもらうことが多かったと。なるほど」 1771163761826
RP2 黒耀 真澄 「そうそう。“何故執筆者がそういうふうに書いたのか”も含めて考えるのがお仕事だったんだね。今じゃこうしてK市の支部長として書かされる側に回ってるわけだけれども」 1771163840337
RP2 玖珂 ゆかり 「大変ですねぇ」 1771163882285
RP2 玖珂 ゆかり 「……特に、頭の痛い案件も多いですものね」玖珂家とか、私とか。 1771163912625
RP2 黒耀 真澄 「そうだね。でも性にはあっていたと思うな」 1771163947283
RP2 黒耀 真澄 「僕が担当した相手はいつも嫌な顔をしてたけどね」 1771164025105
RP2 玖珂 ゆかり 「ふふ。黒耀さんの詰問は厳しそうですものね」 1771164048497
RP2 黒耀 真澄 「おや、玖珂くんもそういうふうに思ってるのかい?心外だな、僕はこれでもなるべく優しく振る舞っているつもりなんだけどな」 1771164078849
RP2 玖珂 ゆかり 「いえ、非常に頼りに思っておりますとも。その冷静で冷徹な視線を。容赦ない合理的な判断を」 1771164149054
RP2 玖珂 ゆかり 「お陰様で、紫信さんと違い、私を一つのコマとして受け入れてくださいますし」 1771164204817
RP2 玖珂 ゆかり 「そういった方もいらっしゃってくださったほうが、兄様も安心できるかと」 1771164286296
RP2 黒耀 真澄 「誤解……かどうかはさておき、一応正しておこう」 1771164350994
RP2 黒耀 真澄 「“必要な状況でなければ”僕は強制はなるべくしたくない人間だ。君をひとつの戦闘単位として扱ったのはあの時それが必要だったからだ」 1771164415562
RP2 黒耀 真澄 「そして強制されることなく君は自分の意志でこの支部へとやってきた。だから今後は君のことをひとりの支部局員としての扱いを優先し、玖珂家の御息女という視点を二の次に置く」 1771164480297
RP2 黒耀 真澄 「ただ、それでも君の立場が変わっただけで君の状況が変わったわけではないし、僕もそこの認識は違えていない。それは覚えておいて欲しいな」 1771164523937
RP2 黒耀 真澄 「君のことだから、分かっていることだろうけれどね」 1771164533937
RP2 玖珂 ゆかり 「えぇ、えぇ。完全に分かっている、といった自惚れはできませんが。一人の部下として、ご期待に添えられるよう、努力いたしますとも」 1771164583412
RP2 黒耀 真澄 「ありがとう。稲倉くんには直接言わないが彼は何かと融通がきかないところもあるからね。君は既に知っているかもしれないが」 1771164629345
RP2 黒耀 真澄 「彼では持てないような視点も君なら持てるのかもしれないと個人的にも期待をしている。よろしくね、玖珂くん」 1771164655498
RP2 玖珂 ゆかり 苦笑する。 1771164660784
RP2 玖珂 ゆかり 「はい。未熟な不束者ですが、お力になれるよう、精一杯努力いたします」 1771164706952
RP2 黒耀 真澄 「うん。………あと、ねぇ」 1771164715233
RP2 黒耀 真澄 「華園くん、しばらくうちにいることになったんだが……彼女、女の子だろ?」 1771164729762
RP2 黒耀 真澄 「玖珂くんがいないとうちは男所帯だからさァ。いろいろとね。……今どき、裏社会に属するUGNでもコンプライアンスがどうのとうるさくてね……」 1771164759337
RP2 黒耀 真澄 「そういう点でも心強い」 1771164779544
RP2 玖珂 ゆかり 「ふふ。早速お力になれているようで良かったです」 1771164855419
RP2 黒耀 真澄 「うん。……ああ、書類はこのくらいまで書けていれば十分、十分」 1771164882666
RP2 玖珂 ゆかり 「ルリちゃんさん良い方ですものね」 1771164896007
RP2 玖珂 ゆかり 「よかった。では、こちらでお願いいたします」 1771164910124
RP2 黒耀 真澄 「うん。もらっておくね。お時間取らせてすみませんでした、と」 1771164911857
RP2 黒耀 真澄 ざっと目を通す。ふと年齢欄が目に映ってつい呟いていた。 1771164946145
RP2 黒耀 真澄 「そうだ。お母さんはお元気?」 1771164960561
RP2 玖珂 ゆかり 「いえ。黒耀さんも、私のためにわざわざありがとうございました」 1771164967103
RP2 玖珂 ゆかり 「────」 1771164977312
RP2 玖珂 ゆかり 「……ええ。存命ですよ」 1771164989185
RP2 黒耀 真澄 「そうだね」 1771164993978
RP2 黒耀 真澄 「それでも、生きているというのはいいことだね」 1771165050378
RP2 玖珂 ゆかり 「元気かどうかは……すいません。近頃は、顔を合わせられておりませんので……」 1771165062353
RP2 黒耀 真澄 「ごめんね。少し無神経だったかな。でも……いいことだよ、本当に」 1771165113123
RP2 黒耀 真澄 言い残して自分の机に戻り、彼女が綴った書類をファイルに纏めた。 1771165135690
RP2 黒耀 真澄 ─────我ながら大変な失敗だった。余計な一言だった。ああ、生きていれば俺の娘はこのくらいの───なんてのはくだらない感傷だと、戒めた。 1771165199146