R18可SWRP卓「娼館の一幕」_2026-06-16_0048

サブ

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メリック・クライフォッシル店の裏。下処理された鹿が二頭、台車に横たわっている2026-06-15
22:52:22
メリック・クライフォッシル「……すまない。あなたに力仕事を頼む気はないが……」2026-06-15
22:52:55
リリィ・サキナ「あ、やっぱり? よかった~」2026-06-15
22:53:23
リリィ・サキナ「か弱い女の子だからそういうのはちょっと苦手だからね~」 明るく笑う2026-06-15
22:53:50
メリック・クライフォッシル「ああ、見たところ戦士でもないようだ。……こんなものの前に連れてきて悪かったと思ってる」2026-06-15
22:54:31
メリック・クライフォッシル「……ふぅ……」鹿を片方持ち上げる 「……で、……だ……」2026-06-15
22:55:04
リリィ・サキナ「まぁまぁ得意ってわけでもないけど苦手って程でもないし~」2026-06-15
22:55:11
リリィ・サキナ「みんなに隠れてこっそりヤりたいとかそういう話かな?」2026-06-15
22:55:33
メリック・クライフォッシル「……いや、そういう趣味ではない……」フードの下でやや紅潮2026-06-15
22:55:56
メリック・クライフォッシル「……あー、えー……その、だな……交易共通語の語彙は面倒だな……」2026-06-15
22:56:31
メリック・クライフォッシル「……柄じゃないな。単刀直入に聞こう」裏口に向かっている……リリィに背を向けたまま2026-06-15
22:57:04
メリック・クライフォッシル「……エルフと寝たか?」2026-06-15
22:57:12
リリィ・サキナ「うん」2026-06-15
22:57:29
メリック・クライフォッシル「…………そう、か…………」担いでいる鹿が揺れる2026-06-15
22:57:51
リリィ・サキナ「……ん~?」2026-06-15
22:58:05
リリィ・サキナ「私が不勉強なだけかもしれないけど、ドレイクの間でエルフって何かよくないモノとして扱われてたりするの?」2026-06-15
22:58:46
メリック・クライフォッシル「……いや。……おれにとっては、……好意的なものだが……」2026-06-15
22:59:21
リリィ・サキナ「えー……じゃあなんだろ」2026-06-15
22:59:30
リリィ・サキナ「高貴なエルフに無遠慮に引っ付いてる異種族が許せないとか……?」2026-06-15
22:59:55
メリック・クライフォッシル「…………いや、それもいい。個人の自由……と、人族は言うのだろう?……おれは、構わん」さっきから歩みを進めていない2026-06-15
23:01:08
リリィ・サキナ止まっちゃった。えぇ? うーん……何だろう。話が見えない。2026-06-15
23:01:26
リリィ・サキナ「……あっ」 何かに気づいたように声を出す。2026-06-15
23:01:41
リリィ・サキナ「そっか、ゴメンね、気付かなくて……メリックくん、そういうことかぁ……!」2026-06-15
23:02:16
メリック・クライフォッシル「…………?……ええっと、伝えるのが下手ですまない……」肩越しにちょっと振り向く2026-06-15
23:02:59
リリィ・サキナ「大丈夫大丈夫、いろんな趣味の人がいるからね! それこそ個人の自由だから」2026-06-15
23:03:15
リリィ・サキナ「メリックくんが男の人が好きでも引いたりしないからね!」2026-06-15
23:03:36
メリック・クライフォッシルずっこける 鹿が裏口の戸を思いっきり叩く2026-06-15
23:04:05
メリック・クライフォッシル「…………いや、…………そうだな、おれの語彙が悪かった……」2026-06-15
23:04:33
リリィ・サキナ「だ、大丈夫……?」2026-06-15
23:04:36
メリック・クライフォッシル「怪我はない。慣れている。……”寝る”は、そうか。娼館だったな……ここは……」2026-06-15
23:05:13
リリィ・サキナ「うーんと……私がどんなエルフの男とえっちしたかを聞いているわけではない?」2026-06-15
23:05:53
メリック・クライフォッシル「違う……うん、そうだな。すまない。えー……言葉を増やそう」今度は向き直って2026-06-15
23:06:30
メリック・クライフォッシル「エルフの女性と……寝たことは、あるだろうか」2026-06-15
23:07:48
メリック・クライフォッシル「……いや、これでも性的なものというのは拭えないか……いやしかし……何があったかは……」向き直ったのに目を逸らして悶々2026-06-15
23:08:28
リリィ・サキナ「ふむふむ……」 数度頷き2026-06-15
23:08:43
リリィ・サキナ「それって特定個人?」2026-06-15
23:08:49
メリック・クライフォッシル「……そうだ。……そうだ、最初から言えば良かったな……」改めて目を合わせる2026-06-15
23:09:30
メリック・クライフォッシル「ネムリナ・ドローズと寝たのは貴方か」2026-06-15
23:09:37
リリィ・サキナ「黙秘~」 にこ2026-06-15
23:09:52
メリック・クライフォッシル「…………まぁ……そうか。聞かれておいそれと名を溢すようでは一番にはなれまいか」2026-06-15
23:10:37
リリィ・サキナ「お、よかった。その辺理解あるんだ。助かる~」2026-06-15
23:10:48
メリック・クライフォッシル「ああ。貴方の偉業には敬意を払う」2026-06-15
23:11:08
リリィ・サキナ「まぁお客さんのとてもプライベートな領域を預かっているわけだから、聞かれたこと何もかも全部答えることは出来ないかなぁ」2026-06-15
23:11:39
メリック・クライフォッシル「まぁ……道理だ」目を伏せる2026-06-15
23:12:58
メリック・クライフォッシル「……しかしな。その……こちらは店長から聞いてしまっているのだ。ネムリナさん……が一番人気のものと寝た、と……」2026-06-15
23:13:09
リリィ・サキナ「店長ってばもう……」2026-06-15
23:13:24
リリィ・サキナ「まぁ、そういうわけだから私からは別のお客さんの情報を漏らすわけにはいかないけど」2026-06-15
23:14:08
リリィ・サキナ「ただ、それとは別に……」 少し角度をつけて、色気を含ませた微笑で流し見る2026-06-15
23:14:46
リリィ・サキナ「やって来たお客さんが個人的な悩みを打ち明けるなら、気の利いた相槌くらいは打てるかもよ?」2026-06-15
23:15:22
メリック・クライフォッシル「……なるほどな。……蛮族領から逃げ延びた者だ、こちらの流儀に従おう」言葉を切って一頭目の鹿を運び入れる2026-06-15
23:16:43
メリック・クライフォッシル「……うむ、しかし……」二頭目の鹿を前にして2026-06-15
23:17:26
メリック・クライフォッシル「……これまでで分かるように口下手でな……」2026-06-15
23:18:51
リリィ・サキナ「大丈夫、ちゃんと聞くからゆっくり……ね?」手近にあった木箱に腰を落ち着ける。2026-06-15
23:19:33
リリィ・サキナ「あなたは……そう。例えば最近、気になっている人がいるとか、そんな悩みがあるんじゃないかな?」2026-06-15
23:20:03
メリック・クライフォッシル「……そうだ。なんとか逃げ延びて以来、今までそういう気は起きなかったが。……人族に……その中でも、個人に。おれは惹かれているらしい」2026-06-15
23:21:53
リリィ・サキナ「うんうん、それで……その相手はどんな人なのかな?」2026-06-15
23:22:57
メリック・クライフォッシル「不思議な……女性だ。のんびりとしていて、木漏れ日のように温かく……今まで出会った人族とも違う、独特の雰囲気がある」2026-06-15
23:26:08
メリック・クライフォッシル「ヒトに受け入れてもらったのは初めてじゃない。冒険者をやっていれば、腕前で好かれることはある。……だが……それとも、違う気がするんだ」2026-06-15
23:27:10
リリィ・サキナ「なるほどなるほど。その口ぶりだと自分の気持ちや相手との関係性について明確にこうとは言えないけど、憎からず思っている……というところかな?」2026-06-15
23:28:11
メリック・クライフォッシル「ああ。交わした言葉も少ない。共に過ごした時間も、この命に比べれば砂の一粒に等しいだろう。向こうがどう思っているかも、無論分からん」2026-06-15
23:29:32
メリック・クライフォッシル「だがおれは……おれは、そう……」2026-06-15
23:30:06
メリック・クライフォッシル「…………客の情報を漏らすわけにはいかない……だったな」2026-06-15
23:30:18
リリィ・サキナ「こういうお仕事だからね。ただ、メリック君がちょっと仲良くなった友達の話をするのは……いいんじゃない?」2026-06-15
23:31:27
メリック・クライフォッシル「ああ。だから安心して言える」2026-06-15
23:31:51
メリック・クライフォッシル「おれはネムリナ・ドローズに惹かれている。彼女の眠りを守りたいと思っている。たとえ……彼女が、他の者を愛していても。蛮族故に……それ以外の理由で、拒絶されても。おれの気持ちは変わらない」2026-06-15
23:35:03
メリック・クライフォッシル「……ふぅ、それだけだ。どうにも、交易共通語は迂遠な表現が苦手で困る」2026-06-15
23:36:14
リリィ・サキナ「わぁ、情熱的~……」2026-06-15
23:36:27
リリィ・サキナドレイク語は迂遠な表現ができるのだろうか。気になって来ちゃったな……さておき。2026-06-15
23:36:52
リリィ・サキナ「……メリック君の気持ちは大体分かったよ。あと別に名前は伏せててもよかったんだけどもう前にも名指しで出てるし今更か」2026-06-15
23:37:42
リリィ・サキナ「その言葉が嘘ではないのなら、純粋な気持ちで惹かれ、慕い、想いを寄せているということなのでしょう。とはいえ、それとは別に、あわよくば……より親密になりたいと考えている」2026-06-15
23:39:05
リリィ・サキナ「別の誰かに彼女の気持ちが向いていたら、それはそれで思うところがないでもない、と」2026-06-15
23:39:36
メリック・クライフォッシル「ああ……彼女が誰かを想うなら、おれは身を引く。誰か、が人族なら余計にだ。……嫉妬も羨望も、してしまうだろうが」2026-06-15
23:41:15
メリック・クライフォッシル「それでも……想うというのは、そういうことだろう。エゴはある。だが……彼女の静かな眠りのためには、想いだって殺せる」2026-06-15
23:43:11
リリィ・サキナ「……そうですか」 静かに頷き。2026-06-15
23:44:51
リリィ・サキナ「そうですね、これは娼婦としてではなく、聖職者としての返答になりますが」2026-06-15
23:46:11
リリィ・サキナ「もしあなたが誰かを想うなら、その人のことを信じてあげてはいかがでしょうか」2026-06-15
23:46:30
リリィ・サキナ「勿論、それは容易ならぬ道であることでしょう。しかし、真に愛するのであれば、時に盲目であるほどに信じることも一つの形です」2026-06-15
23:47:44
リリィ・サキナ「そしてもしその相手があなたに助けを求めたり、あるいは親しき仲として共にあることを望むのであれば、その時は応じてあげるのがよいのではないでしょうか」2026-06-15
23:49:10
メリック・クライフォッシル「……無論、応じるつもりでいたが……信じる……か」2026-06-15
23:49:56
メリック・クライフォッシル「蛮族領では縁の無い言葉だったな。だが……そこから逃げ延びてきた者だ」2026-06-15
23:50:41
メリック・クライフォッシル「郷に入っては郷に従う……だったな。聖職者のお方……貴方の忠言、必ず覚えておこう。おれは……”信じる”、をすることにする」2026-06-15
23:52:21
リリィ・サキナ「疑心を抱き、あるいは疑心を向けられては安らかに眠れようはずもありません」2026-06-15
23:52:49
リリィ・サキナ「あなたと彼女に静かな眠りがありますよう」2026-06-15
23:53:02
メリック・クライフォッシル「ああ。貴方にも、静かな夜が訪れることを……ルミエルに連なる者達に、祈っている」2026-06-15
23:54:16
メリック・クライフォッシルぴん、と金貨を親指で弾いて投げ渡す2026-06-15
23:54:32
メリック・クライフォッシル「布施……兼、迷惑料だ。取っておいてくれ」2026-06-15
23:55:03
リリィ・サキナ「お恵みに感謝します」2026-06-15
23:55:23
リリィ・サキナ金貨を受け取り、手を組んで祈り……そして。2026-06-15
23:55:36
リリィ・サキナ「……はい! 真面目な話終わりおわり!」2026-06-15
23:55:46
メリック・クライフォッシル「……!?」2026-06-15
23:55:59
リリィ・サキナ「デート頑張ってね? 応援してるよ~」 先の厳かな振る舞いはどこへやら。2026-06-15
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メリック・クライフォッシル「デー……!?……ああ、応援ありがとう。……デート、デートか……蛮族領の方も知らないのに……」2026-06-15
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メリック・クライフォッシル呟きながら肉を運ぶ仕事に戻った2026-06-15
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リリィ・サキナ手をひらひら振って、微笑と共に戻っていく。2026-06-15
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