GM [大浴場]
星が輝く夜
ここはとある町にある大浴場
近場に似たような施設もなく、癒しを求めるならここ一択
多人数で入ると落ち着かないという客層向けに個室風呂まで完備
夜景を楽しめる露天風呂もあります
美容や傷病に効く薬湯を揃えていることで近頃人気です
湯女 [大浴場]
"そういう"サービスも質が高い
GM [大浴場]
君たちはいずれかを求めてここにやってきたのでしょう
また、君たちは当然お分かりでしょうが混浴です
入り口の混浴を示す看板は湯気かなにかで見えづらくなっていますが
混浴は常識ですし特に問題はないはずです!
クロナ [大浴場]
「ここが噂の? まあとにかく入ろうかしら」扉を開けて
かけ湯して汗を洗い流し、それから傷に効くという薬湯に浸かる
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
人の気配があまりしない大浴場。ガラリと扉を開け、鍛えられた肉体を持つ長身の男が入って来た。
クロナ [大浴場]
「ん…?」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
洗い場で汗をかいた身体をよく洗い、湯船につかる前にゴミや汚れが残っていないかをチェック。誰かいるか、あるいは誰か来るか、そう思いながら湯船へと向かう。
クロナ [大浴場]
「きゃーっ!?」そちらを見て、赤面して体を隠す
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
……どうやら、先約がいた。
「えっ、うおおっ!?」
この反応、まさかここは女湯!? ……ではない、間違いなくここはいつもの大浴場だ。
クロナ [大浴場]
「な、なななななななによいきなり入ってきて!」看板は湯気で見えてなかった
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
腰にタオルを巻いただけの大男がいたらそりゃそういう反応になるだろう。だが間違っているのはそちらである。困った。
なるべく彼女の方を見ないようにして、努めて落ち着いた声を出す。
「その反応からすると、よく確認しなかったようだが……ここは混浴だっ!」
ラナ・ニールセン [大浴場]
「なんだ随分騒がしいな?」細い体にタオルだけを身に着けたシャドウの少女が入ってきます
クロナ [大浴場]
「は、はぁ? 混浴?」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
視線を逸らした先にまた女体である、挟み撃ちの形になるな。
ラナ・ニールセン [大浴場]
「ははあ、なるほど?」どうやら女湯と勘違いして入ってきてしまったようだと察する
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「ああよかった。そちらの方も、説明してやってくれないか」
これでもう1人勘違いしていたら2VS1で負けるところだった……
ラナ・ニールセン [大浴場]
「そうだな、とりあえず君はあっちの壁のほうでも向いていてくれ」男に向かって
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「アッハイ」
うん、確かに俺がいると説明しにくいな。一抹の寂しさを感じながら、すでに冷え始めた身体を抱えて壁に寄る。
ラナ・ニールセン [大浴場]
「知らなかったのなら無理もない。お嬢さんここは混浴なんだ」
クロナ [大浴場]
「そ、そうなの?」2人がいってるし本当なのか? と
「う、ぐぐぐ…ご、ごめんなさい」顔は赤いがジュリオに謝る
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
その赤くなった顔を視認できない状態のまま
「うん、わかってくれたならいいんだ。それで悪いんだが、早速入っていいかな? 体が冷えて来た」
ラナ・ニールセン [大浴場]
「どうする?今なら2対1で叩きだすこともできるぞ?」そういう顔は明らかに面白がっている
クロナ [大浴場]
「い、いや、間違ったのはアタシの方だからいいわ…」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「ありがたい……では失礼して」
ペネト・レイト [大浴場]
「おふろだー」ガラガラ
「クロナさんとジュリオさんだー」
そう言いつつ洗い場に
イレーナ [大浴場]
からからと入場。
ラナ・ニールセン [大浴場]
「おやまた増えたか。まあ困ったら言ってくれ、助けてやるさ」そう言って洗い場に
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「あの声はペネトか」
イレーナ [大浴場]
ほぼ同じタイミングで入って来たらしい金髪の男の子の背を追うような感じで洗い場へと向かい、離れた場所に座る。
クロナ [大浴場]
「こ、こんばんは」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
一時的に浴槽付近で二人だけ。若干気まずくなりながらクロナから離れた位置で入ろうとして……
ペネト・レイト [大浴場]
ジャバジャンバ洗う
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
当然湯船に入るにはタオルは外さないとダメだ。今のやり取りの後だと、なんか変な緊張感が走るな……
イレーナ [大浴場]
雪国の、それも辺境の出身だ。お風呂。という文化にはあまり慣れていない。水も燃料もそんなにいっぱいは使えなかったのだから。
ペネト・レイト [大浴場]
ざぶざぶ
洗い終えて湯船に入って
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
それでも寒さには勝てない。ささっと外して、ザブンと湯に浸かる。ああ……温かい。
ラナ・ニールセン [大浴場]
静かに体を洗います
「~♪」
イレーナ [大浴場]
本人としてはちゃんと洗ってるつもりの。彼女と同じくらいの髪、体格の女性から見れば確実に早い洗髪と洗体をこなす。
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「ええと、こんばんは。まあたまに勘違いする客がいるから、本当に気にしないでくれ」
クロナ [大浴場]
「だ、大丈夫よアタシは」壁の方を見ながら
ペネト・レイト [大浴場]
「今日もよく戦ったー」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
悲しきファーストコンタクト、当然だが全く視線を合わせてくれない。
ペネト・レイト [大浴場]
「ジュリオさんどうしたのー?疲れたー?」
イレーナ [大浴場]
泡を洗い流すといざ浴場へ。湯船もそうだが……身体をいっぱいの水に浸してしまうことにもどうにも慣れていない。
おっかなびっくりと言った様子で湯船への侵入を幾度か試みる。
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「ん、いやそうじゃないんだが」
ここで事情をそのまま説明したら、彼女が悪者になってしまう。適当に誤魔化そう。
「ちょっとした勘違いで人に迷惑をかけてしまってな。大丈夫だから、気にしないでくれ」
イレーナ [大浴場]
湯船の隅っこの方で「ひあっ」とか言いながら挑戦中。
クロナ [大浴場]
「…混浴だと知らなくて、アタシが色々とね」
ペネト・レイト [大浴場]
「そうだったんだー」
「ここ見づらいよねー勘違いしちゃっちゃ人はいっぱいいるから大丈夫ー」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
(素直でいい人の様だ)
ラナ・ニールセン [大浴場]
洗い終えたので湯船に
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「まあそんな感じだ」
ラナ・ニールセン [大浴場]
「くふぅ~…たまらん」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
一人増えると連鎖するように増える。続々と入ってくるが、なんか女体率高くない? ドキドキしてきた。
クロナ [大浴場]
「そ、そう…」
イレーナ [大浴場]
くぅ……怖い……しかし折角お金を払って入場しているのに入らないのはお金がもったいない……
いっそ飛び込んでしまえば一瞬で済んでしまうが人が結構いる。来たばかりの子もいるからそうすぐには貸し切り状態にはなるまい。
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
(湯船の端で何をしているのだろう……手を貸した方がいいのだろうか)
「そちらのお嬢さんは、大丈夫か?」
ペネト・レイト [大浴場]
「ちょっと露天風呂行ってくるねー」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「ん、ああ。いってらっしゃい(?)」
イレーナ [大浴場]
「…………。」
はた、と顔を上げる。近くには先程壁に向かっていた男性だ。
「私の事でしょうか」
ペネト・レイト [大浴場]
ざばざばと上がって
男は一人だけになる
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「ああ、失礼その通りだ。何か苦戦している様だったから」
本当だ!? 助けてくれ!
ラナ・ニールセン [大浴場]
>壁に向かっていた男性
その通りなんだけども
イレーナ [大浴場]
「いえ」
「大丈夫です。問題ありません」
当方80歳。村を出るまでまともにコミュニケーションを取っていたのは二人の姉のみ。
つまり────こんなところで男性と話すことは多量の水と同じくらいの難敵である。
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「そうか? それなら……」
ラナ・ニールセン [大浴場]
「…湯になれないなら…まずはかけ湯をするといい…」お湯の中でほころびながら
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
いや、どこをどう見ても水を恐れているように見える。どうしよう、と思っていたらシャドウの女性がアシストしてくれた。
イレーナ [大浴場]
「かけ……ゆ……?」
シャドウの女性が告げる言葉は異文化の、耳に慣れない言葉であった。
クロナ [大浴場]
「そこのお湯を体にかけてから入るのよ」
ラナ・ニールセン [大浴場]
「ああ…一度そっちにいこう」苦戦してるエルフの近くに移動して
イレーナ [大浴場]
おかゆではなかった。
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「入る前に、身体をお湯の熱さにならすんだ」
ラナ・ニールセン [大浴場]
「手でお湯をすくって、体にかけてみろ」「ほらこんな風に」
褐色の肌の上をお湯が転がるように滑り落ちる
イレーナ [大浴場]
「なるほど……手で……」
choice[右,左]
[大浴場]
SwordWorld2.5 : (choice[右,左]) → 右
イレーナ [大浴場]
右手でシャドウの女性の真似をする。右手でタオルを握って支えていたからタオルがずり落ちて片方の乳房が顕わになるが気付いていないので些細なことだろう。
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「!?」
イレーナ [大浴場]
ぱしゃ……ぱしゃ……
ラナ・ニールセン [大浴場]
それとなく移動して哀れな男の視界を遮ってあげる
イレーナ [大浴場]
やはりおっかなびっくりと、しかし腕ならそう恐れるものではないとしっかりとかけゆに成功する。
クロナ [大浴場]
「?」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
不可抗力だが、タオルを指摘すると見てしまったのを告げるも同然だし、どうしようもない。ラナの気遣いはありがた……いや結局視界が女体なんですが。
イレーナ [大浴場]
「うん……うん……」
なるほど。なるほど。少し慣れてきたかもしれない。
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
不自然に天井を見上げたり壁を見たりしている。挙動不審だった。
ラナ・ニールセン [大浴場]
「そうだ、そうやって体の端のほうからならしていくといい」
イレーナ [大浴場]
「あ」
「すいません。礼を失してしまいました。私はイレ―ナ。親切に教えてくださりありがとうございます」
ラナ・ニールセン [大浴場]
「いやなに、暇つぶしのようなものだ。私はラナだ」ちらりと男の様子を見てニヤニヤしている
クロナ [大浴場]
「クロナよ」
イレーナ [大浴場]
「いえ、理由がどこにあれ助かっていますから」
「ラナさんにクロナさんですね」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「俺はジュリオ・リーベルトだ。……もう浸かったか?」
お湯に入れば光の屈折で大丈夫だ。多分。
イレーナ [大浴場]
何故か天を眺めている。
「ジュリオ……さん。あちらの方に露天風呂とやらもあるらしいですよ」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「星が見たいわけではないんだ……ええい」
「その、タオルは直したか?」
イレーナ [大浴場]
「タオル?」
そこでやっと状況に気付く。
「ああ……申し訳ありません。醜いものを」
直し直し。
「はい、直りました」
ラナ・ニールセン [大浴場]
「はっは、罪作りだな」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「ん、いや……醜くはないと思う。むしろ美しいと思うよ」
クロナ [大浴場]
「見ない方が無理でしょこんなところ…」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
やっと首の位置が正常に戻った。そして大浴場はタオル入浴が可能だった。
「それはそうなんだが、先ほどのお主……クロナの様な反応をされた後だとな」
「大浴場になれていない相手を見るのは気が引ける」
半分は先ほどの勘違いをやり返すように、冗談めかしてそういった。
クロナ [大浴場]
「うぐ」
イレーナ [大浴場]
「口が上手い殿方のようで」
全く響いていないらしい。
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「正直な意見を伝えただけだ。むしろ、醜いなどと卑下されるとこちらが困ってしまう」
イレーナ [大浴場]
「はい、はい」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
そこには先ほどまでの照れはなく、落ち着いて微笑んでいる。
……ナンパか何かと思われているのだろうか
ラナ・ニールセン [大浴場]
「なんだ、口説きに来たのか?不純な奴め」冗談めかして
ラナ・ニールセン [大浴場]
どう見ても顔が笑っている
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「ち、違うっ。俺は本当にそう思っただけだっ」
頭の中を覗かれたように同じ指摘をされてしまった。こうも動揺するとむしろ図星っぽい。
ラナ・ニールセン [大浴場]
「あっはっは、すまんすまん冗談だ。紳士的なのはわかってるよ」
クロナ [大浴場]
「まあ、変な奴じゃないのは確かね」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「はぁ……そう言って貰えると助かるよ」疲れたように溜息を吐く。
「取り繕うより素直な気持ちを伝えた方が美徳と学んだが、これはこれで逆効果かな」
そうしてより深く湯船に身体を沈めた。ブクブクブク……
ラナ・ニールセン [大浴場]
「真面目なのは美徳さ、間違いない」そのままくつろぎます
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「たまにもっと自由な遊び人だったらなと思うことがあるよ」
それならこうやって、からかわれるのにももっと耐性がついていたのかも。
ラナ・ニールセン [大浴場]
「まるで自分がただの冒険者じゃないような言いぐさじゃないか」
クロナ [大浴場]
「真面目な方がずっといいわ」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「いや、そういうわけでは……ただの冒険者だよ冒険者~」
「実家が貧乏貴族でね、三男坊はこういう仕事をして稼がないといけないわけだ」
イレーナ [大浴場]
醜くないわけがないというに。しかし面と向かって『ああ!醜いな!』などとは言えないであろうという程度の理解ができるくらいの社交性はある。
縁に腰掛け、足をゆっくりと入れていく。立ってはいろうとしていたのもよくなかった。
ラナ・ニールセン [大浴場]
「どうだ?熱い湯に入るというのもいいものだろう?」そんな様子を見て声をかけます
イレーナ [大浴場]
両足を浸けたあとは腕で支えて徐々に体を下げて湯船に入れていく。怖いから目はつぶっていた。
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
事情を聞こうとは思わないが、何かしら理由があっての火傷跡だろう。それはジュリウスにとっては美しさを損なうものではなく、彼女が何かに耐えたり乗り越えてきた人生の証のように思えた。
イレーナ [大浴場]
「どうも……」
「慣れない、です。でもここいらの女性冒険者はこうして身を清めると幾度も聞いているので……」
クロナ [大浴場]
「アタシも初めて見た時は驚いたわ、風呂なんて入ったことないもの」
ラナ・ニールセン [大浴場]
「慣れていないとそんなものか…」
イレーナ [大浴場]
「大量の水というものにそもそも縁がなく……」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「地方や国によって事情は変わるものな。温泉が湧く国もあれば、お湯で濡らした布で体を拭くだけの所もあるし」
「しばらくお湯に体を預けていれば、段々気持ちよくなってくるはずだ」
イレーナ [大浴場]
ウルシラに戻ることはもうない。こういう生活に、慣れていかなければ。
「でも怖いものは怖いですね……まだ……」
「心臓がよくない感じの鼓動を刻んでいます……」
ラナ・ニールセン [大浴場]
「いったん上がれ上がれ、無理はするな」「のぼせてしまうぞ」
イレーナ [大浴場]
「う……はい……」
上がって縁で体育座り。
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「危ないなぁ、何か飲んだ方がいいだろう」
クロナ [大浴場]
「水なんて持ってきてないわよ」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
ザバァと湯船から立ち上がり、腰にタオルを巻いて一度浴場から出て行く。1分もせず戻ってきた手には……牛乳瓶はラクシアにはないか?
ラナ・ニールセン [大浴場]
ギウニ・ウビン
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
冷蔵魔動機に冷やされたコーヒー牛乳が4人分、いい感じのカップに入っている。
「本来は風呂上りに飲むものだが、入りながらというのも乙だろう。はい、どうぞ」
イレーナ [大浴場]
「………………いえ、申し訳ありませんが…………大丈夫ですので…………」
近い…………。
ラナ・ニールセン [大浴場]
「気が利くじゃないか」あとでお代は払いましょう
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「いや、しかしその状態だと身体に悪いぞ。遠慮せず、さあ」
ラナ・ニールセン [大浴場]
「遠慮するな、ほれ」イレーナさんにコーヒー牛乳を手渡します
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
ありがたくラナさんに二人分渡して、自分は湯船へと戻る。
クロナ [大浴場]
「後でいただくわ」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
そして当然クロナへも。特に考えもなく近くへ座った。
イレーナ [大浴場]
「う」
ラナさんからの手渡しに変わったことにより多少心が落ち着く。
「すみません……ありがとうございます。いただきます……」
こくこく。
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「むぅ、温くなるぞ?」
クロナ [大浴場]
「浴槽に零したら湯が汚れるでしょ」
ラナ・ニールセン [大浴場]
「火照った体にこの冷たいのを流し込むのがまた…」ごくごく
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
そういう考え方もあるか。素直に受け取るラナとそうではないイレーナ、危険を説くクロナ。三者三様、難しいものだ。
イレーナ [大浴場]
冷えた飲料を流し込むと火照っていた思考回廊が少しずつ冷めていくのを感じる。
思えば……湯船の湯気のせいだろうか。この大浴場の気温自体が高めのようだ。
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「なら仕方ないな」
そもそもこぼさなければいいのだ、とばかりにグイッとコーヒー牛乳を呷る。美味い!
イレーナ [大浴場]
長年の雪国育ちにはやりにくい環境だった、ということか……。
そうと気付けば立ち上がる。
ラナ・ニールセン [大浴場]
「おっと、もう動いて平気そうか」
イレーナ [大浴場]
「一度、露天風呂に行ってみます。飲み物、ありがとうございます。お代はお支払いしますので」
「外気にあたったほうが落ち着けるかな、と」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「いや、このくらい気にしないでくれ」
イレーナ [大浴場]
3名にぺこりとお辞儀をして移動────。
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「ここであったのも何かの縁、ということだ」
そう言って露天風呂へ去っていく背中を見つめる。
「迷惑だったかなぁ……」
ぽつりとつぶやきを漏らして、湯船の壁へと背中を預けた。
ラナ・ニールセン [大浴場]
「そうか、不思議だったが彼女はスノウエルフか」ようやく先ほどまでの様子に合点がいく
「他種族のことはどうにもわからなくていけないな」
クロナ [大浴場]
「スノウエルフってあんな暑いのが苦手なの?」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「寒冷地に住むエルフの希少種だ、育ってきた環境が違うのだろう」
「寒冷地と言っても単に北部の寒冷な気候というだけでなく、より厳しい環境のことが多い。南のブルライト地方でもダイケホーンの様な」
クロナ [大浴場]
「たしかにダイケホーンじゃ湯船なんかないけど」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「といっても俺はダイケホーンには行ったことがないが、クロナは訪れたことがあるのか?」
俺は彼女がそこの出身ということは当然知らない
クロナ [大浴場]
「ダイケホーン出身よ」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「そうだったのか。いや、故郷を勝手に評してすまない」
あなたの故郷は人が生きづらいです、と言われて気分がいいものもいないだろう。反省。
クロナ [大浴場]
「なにがよ」
特に評されたと思っていない、何故なら厳しい環境なのは極めて正しいからだ
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「……クロナが気にしていないならいいのだが、故郷を厳しい環境とか言ってしまったからな」
困った様に頬をかいて
クロナ [大浴場]
「実際厳しいもの」
「いっつも吹雪だし、たまに晴れると雪が凍って滑るし」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「大変だな、それで今は冒険者を?」
クロナ [大浴場]
「そうよ、修行の為にね」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「修行かぁ、強くなって高みを目指すとか?」
ラナ・ニールセン [大浴場]
「あ゛あ~いい湯だった、満足だ」ふたりよりも細くて小さい体は既に十分温まっている
「お先に失礼するよ」するりと湯船を抜け出します
クロナ [大浴場]
「そうよ、まずは村の連中全員ぼこぼこにするぐらいにはね!」
「さよなら」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「また会おう。それと、さっきは助かった」
イレーナを助けた時のことを言っている。
ラナ・ニールセン [大浴場]
「うむ、またどこかで」すべすべになった肌の感触を楽しみながら出ていきます
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
さて、ここまで話せば流石に彼女が故郷のことをあまり好きではないことは理解出来てくる。
「はは、ボコボコか、それはいいな!」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「何があったか知らないが、そういう強くなる目標があるってのはいいものだな」
クロナ [大浴場]
「別に何ってわけじゃないけど、バカにされてむかついたってだけだもの」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「そうか」
「しかし、それで故郷を出て修行をすると決めるくらいには、重要なことだったんだろう?」
クロナ [大浴場]
「そういわれるとそうなのかしら」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「そうだとも。それにむかついて、見返したいって気持ちで故郷を飛び出すなんてなかなかできることじゃない」
クロナ [大浴場]
「そんなもんかしら…」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「そんなもんだ」
「見たところグラップラーとしてなかなかの実力がついているみたいだし、修行は順調なのか」
クロナ [大浴場]
「ええ、流派も教わったわ」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「おお、どんな流派だ?」
クロナ [大浴場]
「カスロット豪砂拳よ」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「ああ、あの一撃に込める……」
「入門を認められるくらいだ、色々と冒険もしてきたんだろう?」
クロナ [大浴場]
「ええ…色々とね」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
何か含みのある返答……
クロナ [大浴場]
なんだかあんまり言いたくなさげ
「そ、それよりアンタの方はどうなのよ」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「俺か? なんだ、興味があるのか」
体の鍛え方とか
クロナ [大浴場]
「冒険よ、冒険! なにかあるんじゃないの」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「ははは、冗談だ。うーん、人に話して面白そうな冒険は……」
ウルシラ地方に生息する美味な動物(魔獣)を狩った時の話をする。
クロナ [大浴場]
「ずいぶん遠くから来たのね」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
ドーデン地方からわざわざ人を遣わせるほどの美味さで、四人の冒険者が協力してその動物を探し出して捕まえたのだ。ついでに(ヒュドラルギュルム)バジリスクが邪魔してきたので退治した。
クロナ [大浴場]
「それで、どうだったの? 味は」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「食感は鶏肉の様なんだが、これがまた美味でな」
「歯に吸い付く様な弾力で肉汁があふれ出し、上等な鴨肉を思わせる香り豊かで濃厚な旨味で顎の付け根がギュッとなる様な」
「あれほどの肉は他にないだろうな。今思えばもっと確保しておきたかった」
クロナ [大浴場]
「そんなに?」目を輝かせる
「ど、どこに住んでるのかしらソイツは」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「あーウルシラ地方の、俺の故郷スフバールだったんだが」
実はこの魔獣、約百年に一度肉体を入れ替える。残された肉が美味なのだ。つまり……
「その肉が手に入るのは約100年に一度きりなんだ」
クロナ [大浴場]
「なんだ……」
「残念だわ……」耳がペタン
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
うわ、すごい罪悪感
楽しい冒険話をしたつもりが、期待させるだけさせてがっかりさせてしまった
「いや待て、余った肉は【プリザーベーション】や〈食料保存の札〉で保存してある」
「これでは自慢話をしただけになってしまうし、ここは是非食べて貰おう」
クロナ [大浴場]
「え? い、いやいいわよそんな要求したみたいに!?」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「そう言うな。俺が食べてもらいたいんだ」
「楽しさや感動は共有したいだろう。美味しいものならなおさらだ」
「それに、その耳は相当がっかりしていたみたいだしな」
クロナ [大浴場]
「うう…」
「す、少しだけ」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「ははっ、素直な方が俺は好きだ」
クロナ [大浴場]
「うう~! 食べたいわよそんなの!」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「よし。流石にいつも持ち歩いてはいないからな、この後数日用事はあるか?」
クロナ [大浴場]
「今は特にないわ」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「だったらそうだな……この後|取り寄せ《アポートす》るので、腕のいい料理人に焼いてもらうか」
こういう時に備えて一部ストックしてあるのだ。きっと食べたら驚くぞ、楽しみだ。
クロナ [大浴場]
「本当よね?約束よ!」尻尾ぶんぶん
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
感情がわかりやすいなぁ、とバシャバシャと揺れる尻尾を微笑ましく見る。
「ああ、約束だ。でももう少し入っていくかなぁ……」
ぐいーっと伸びをしてみる。
クロナ [大浴場]
「ハッ! いつのまにかこんな時間だわ…」
「アタシはそろそろ失礼するわ、今日はありがとうね」
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「おや、そうか? それだと約束が……」
クロナ [大浴場]
「外で待ってるに決まってるでしょ」コーヒー牛乳を飲む、ぬるくなってるが別に構わない
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
「はは、なら女の子を待たせるわけにはいかないな。俺も出よう」
「着替えたら、腕のいい料理人がいる店を探さないとな」
クロナ [大浴場]
「待ってるからね!」と言って風呂場を出た
ジュリオ・リーベルト [大浴場]
待ちきれないらしい彼女の姿を追って、こちらも浴場を後にするのであった……
GM [大浴場]
そうして大浴場は健全も不健全も飲み込んで、閉館時間まで稼働したのだった…