GM [隊商]
ブルライト地方
ハーヴェス──ユーシズ間の街道
隊商が街道沿いにある村に逗留、休憩を兼ねて商売をしている
君たちは隊商の護衛や付き添い
あるいは村になにかしらの用事があってそこにいたのだろう
近場の林で採取の依頼などをしている事もあるかもしれない
ともあれ、しばしの自由時間だ
メリック・クライフォッシル [隊商]
目深にフードを被った青年がロングバレルの点検をしている……
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「おっと、そこに荷物置かせてもらいたいんだが、ちょっといいか?」大きな木箱を担いだ男がフードの青年の下に訪れる
メリック・クライフォッシル [隊商]
「……ああ、邪魔になったか。悪いな……」手早く点検道具類を片付けて脇に退く
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「悪いな、邪魔して……よしっと」青年がいた場所に荷物を置き、一息つく
「えっと……アンタ、隊商の護衛の一人だったか?」風貌から見てそうなのだろうと話を持ちかける
メリック・クライフォッシル [隊商]
「……ああ。縁あって仕事することになった。メリックだ」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「そうか、じゃあ同僚だったってところだな。俺はバーミスト、戦う薬師だ」口ぶりからしてこの男もまた護衛の仲間なのだろう
「見た所獲物はガンか、手間隙かけてるみたいだな」木箱の上に腰をかけながら、青年に話しかける
メリック・クライフォッシル [隊商]
「……ああ。魔動機には疎いものでな……できる限りの手入れを心がけている」適当な木箱に背中を預け、地面にあぐらをかく
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「そうだったのか?それ使う奴らってのは、どいつもこいつも詳しいもんだと思ってたぜ」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「……ああ、そうか。今のおれはこれを見せても大丈夫だったな」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「ん……?」
メリック・クライフォッシル [隊商]
フードを外し、頭部を露わにする。人族にはない折れた角が現れる
センチネル・アムド [隊商]
てくてくてく
バーミスト・サイゼレス [隊商]
(角、ナイトメア……じゃないな、こいつは───)
センチネル・アムド [隊商]
「異常なし、哨戒終了」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「|剣無し《ブロークン》のドレイクだ」
(……あちらは……)新たに現れた者を見て仕事仲間だったろうか、と思案する
センチネル・アムド [隊商]
「ドレイク、珍しい」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「なるほど、それでか……っと」合点がいき、そこから更に深くは特に追求をしようとはしない。新たに訪れた人物がいるからだ
メリック・クライフォッシル [隊商]
「……ああ。育った場所には魔動機はなくてな……」被りなおす
センチネル・アムド [隊商]
「おつかれ、休憩中?」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「大体そんな感じだ」少なくとも自分はだが
メリック・クライフォッシル [隊商]
「……おれも……そんなところだ」
センチネル・アムド [隊商]
「私も休む」
センチネル・アムド [隊商]
:MP-1
センチネル・アムド [隊商]
MP:54-1>53
センチネル・アムド [隊商]
機動外骨格を収納します
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「冒険者の休息地へようこそ……とでも言っておくか」
「珍しい鎧をつけてると思ったら、それも魔動機か」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「……ふむ。纏うタイプの魔動機もあるのか」
センチネル・アムド [隊商]
「強いよ」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「確か機動……なんたら」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「強いか」納得
センチネル・アムド [隊商]
「機動外骨格。装甲でダメージ肩代わりしてくれるし戦闘補助してくれる」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「そうそれ、俺が前に見たやつとは色とか……違うもんでな」機動外骨格と殴り合った経験とかあります
メリック・クライフォッシル [隊商]
「見た目通り鎧のようなものか」
センチネル・アムド [隊商]
「いろんなタイプが有る」
「私のはゲリラ戦仕様」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「ゲリラ戦ね……どう違うかって聞いてみたいところだが、つまるところ冒険者向けって所か?」
センチネル・アムド [隊商]
「壊れにくくてメンテしやすい。あと弾薬不足に備えて銃以外の武器管制に対応してる」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「野戦向けって感じだな」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「なるほど。補給の薄い山でも役立ちそうだ」
センチネル・アムド [隊商]
「これ着てずっと野戦してた。あんまり憶えてないけど」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「憶えていない?」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「記憶でも飛んだか?」
センチネル・アムド [隊商]
「多分、そう」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「おっと、本当にそうだったか。そりゃ悪いな」
センチネル・アムド [隊商]
「それにしてもドレイクが銃なんて珍しい」
「オーガが物珍しげに銃を拾ったらそいつを斬り殺してたのをみたことある。惜しかった」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「助けた人族から教えられたものでな。以前は剣を使っていたはずなんだが」折れた魔剣を抜く
「見ての通りだ」
センチネル・アムド [隊商]
「治せるの?」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「さぁな。直す気もない。今はいいところで血抜き用のナイフだ」くるっと手の中で回してから再び鞘に収める
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「まあ、こっちではその方がやりやすそうではあるけどな」剣が折れてるほうが比較的ではあるが、受け入れられやすそうではあるという意
センチネル・アムド [隊商]
「狩りして暮らしてるの?」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「そう言えば山やらなんやらについては詳しそうだったな」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「気質にもよるだろうが……」特定個人の剣有りドレイクを思い浮かべる
「ない方が楽だろう。|蛮族領《あっち》に居場所がないのが分かるからな」
「……ああ。普段は山で暮らしている。|ガン《これ》も狩猟道具だ」こんこん、とストックを叩く
センチネル・アムド [隊商]
「山暮らし」
「私はしばらくいいや」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「そっちはシティ派か?」
センチネル・アムド [隊商]
「憶えてないくらい山で敵の進撃を阻止するためにゲリラ戦してた。お腹いっぱい」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「そいつは……まあ、そうもなるか」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「……なるほど」こっちは割と気ままに暮らしているのでなんとも言えない
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「俺も山っていうか、自然環境派だな。なんせ薬師だからな」
センチネル・アムド [隊商]
「そういえば」
「名乗ってなかった」
「センチネル・アムド。シューターでライダー」
メリック・クライフォッシル [隊商]
(弓騎兵……というやつだろうか)
「……メリックだ。家名はない」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「なかったのか。っと、バーミスト・サイゼレス。戦う薬師だ」一応改めて名乗る
メリック・クライフォッシル [隊商]
「薬師……か。たまに熊の肝を卸すことはあるが……」
センチネル・アムド [隊商]
「バーミストにメリック。よろしく」小さな手を二人に差し出します
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「薬に使うのはもっぱら薬草が多いがな……っとよろしく」手を差し出されたということは握手しようということだろう。取り敢えず受けて立つ
メリック・クライフォッシル [隊商]
「……………………」いいものだろうか。と思うが礼節には応えなければならないので握手
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「少なくとも今この場だけでは、お前の行いをとやかく言うやつはいないさ」少し遠慮気味だったのを見て、お節介かと思いながらもそう言ってしまう
センチネル・アムド [隊商]
ぎゅっと力強く二人の手を握る
メリック・クライフォッシル [隊商]
「……そうか。まだ人族の社会には疎いもので……」こちらは力をほとんど入れていない
センチネル・アムド [隊商]
「同じ釜の飯を食ったのなら別に今更気にしない」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「じゃあ問題があるようだったら、逆に遠慮なく言ってやるとするか」そう言って、軽く笑い飛ばす
メリック・クライフォッシル [隊商]
「ああ、よろしく頼む」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「あぁ、大船に乗ったつもりでいてくれ」
センチネル・アムド [隊商]
「私も実は常識に疎い」
「気にしないで」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「つまり……この場の常識は俺の手にかかってるわけか……」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「……そういうことになるな。山暮らしの無骨者ゆえ申し訳ないが……よろしく頼む」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「よし、分かった。ならここは俺が人族についてレクチャーしてやろう」
「気を許した仲間相手に、申し訳なさを感じる必要はない」
センチネル・アムド [隊商]
「別に人族をご飯にしてるわけでもないなら問題はない」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「……なるほど」確か似たようなことを言われたな、と思い出す
センチネル・アムド [隊商]
「遠慮しないでリラックスリラックス」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「そうそう、こんだけ仲良く会話したんだ。上っ面くらいは信用してくれていいぜ」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「……そうだな。もう少し力を抜いて……信用を、してみよう」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「嬉しい返事だ、これならこの先で何かあってもやりやすそうだな」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「何か……か。何事もないといいが」
センチネル・アムド [隊商]
「何が起きたら一緒に対処する」
「一緒に頑張ろう」おーと腕を突き上げます
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「大体なんとかなるさ!」ウオー
メリック・クライフォッシル [隊商]
おー、と控えめに腕を上げる
センチネル・アムド [隊商]
「えへへ、おそろい」とはにかむように笑います
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「おう、俺達みんな冒険者だ」な、とメリックさんに振っておく
メリック・クライフォッシル [隊商]
「ああ。……今ここにいるのは、冒険者のメリックだ」
センチネル・アムド [隊商]
「そういうこと」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「そういや、山暮らしとか言ってたが……」
「降りてきて依頼を受けてるってことは、色々入用って奴か?」
「まあ、使ってる得物を考えるに、時折降りてこなきゃならなそうだが」
センチネル・アムド [隊商]
「都会は楽しいよ?」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「ああ。弾薬やら、獲物を売るやら……色々だ」
「楽しい、というのも……最近は理解できるようになってきた」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「ほう、いいね。人生において大事だぜ、そういうもんは」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「……らしいな。実感している」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「そうか、そいつは言う事なしだな」
センチネル・アムド [隊商]
「?」
「昔は楽しくなかった?」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「ああ。……なくてもいい、と思っていた。食べる分だけ稼ぎ、暫くは山に籠もり続ける、と」
センチネル・アムド [隊商]
「一人でゲリラ戦してたんだね」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「山暮らしもゲリラ戦でいいのか……?」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「……ううむ、そこまで過酷ではないが……」
センチネル・アムド [隊商]
「生き延びるために楽しみもなく山籠りしてるのはゲリラか仙人か野生動物」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「そういう理屈か……とは言え、どっちかというと精神性は野生動物か仙人に近そうだが」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「……その中なら……野生動物、なのだろうか……?」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「……この部分を真面目に考えなくてもいい気もするがな」
センチネル・アムド [隊商]
「じゃあ楽しみを見つけたきっかけは⋯なあに?」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「……友人の勧めだ。街に降りて、街の遊びを知ってみたらどうか、と」
センチネル・アムド [隊商]
「友達いるんだ。よかったね」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「へぇ、友人か」勧め方はずいぶん攻めてるなと思いつつ
メリック・クライフォッシル [隊商]
「幸い、友人には恵まれている」野良でふらっとパーティを組んだりもしているので
センチネル・アムド [隊商]
「恋でもしたのかと思った」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「いいね、そういう縁はあって損はない」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「……………………」恋、と聞いて少し赤面する。おもむろにフードをより深く被る
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「ほう……」何かありそうな反応だなと見て
センチネル・アムド [隊商]
てててと近づいて顔を覗き込もうとする
メリック・クライフォッシル [隊商]
す……と顔を逸らす
センチネル・アムド [隊商]
「可愛い顔してるよ?」とブラフしよう
メリック・クライフォッシル [隊商]
「…………ああ、たまに言われる」目は伏せて腕はロングバレルの薬室を開いたり閉めたりしている
センチネル・アムド [隊商]
「好きな人に?」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「……いや、流石に当人に聞く勇気は……」
「……………………」
「……ハメられた……」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「ハッハッハ」ボロを出したなと笑っておく
センチネル・アムド [隊商]
「いえーい」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「く……」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「いやいや、いいじゃねえか。そういうの、恥じる必要はないと思うぜ」
センチネル・アムド [隊商]
「何か問題ある?」
メリック・クライフォッシル [隊商]
一旦手を止め深呼吸
メリック・クライフォッシル [隊商]
「……そうだな。問題は無い。おれがこの感覚に慣れていないだけだ」
センチネル・アムド [隊商]
「もう手遅れだと思う」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「ああ。どれにしろ、もうこの気持ちを捨てたり……無視したりは、できない」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「ほう、いいこと言うな」
センチネル・アムド [隊商]
「頑張る?」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「頑張るさ。そうしなければ……あと900年と少しの命と向き合えそうにない」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「だったらその慣れない感覚ってのも含めてさ、楽しめよ」
「そしたら後悔はしないさ」
センチネル・アムド [隊商]
「ドレイクは長寿」
「あ」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「らしいな」よく知らないけど
センチネル・アムド [隊商]
「報告に行くの忘れてた」
「行ってくるね」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「おう」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「ああ。気を付けて」
「……楽しむ、か。難しいな」
センチネル・アムド [隊商]
手を振って去っていく
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「不安のほうが大きいか?」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「そうかもしれん。何せ、余暇と呼ばれる諸々自体に不得手だ」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「そうか、まあ俺はあんたの好きな人についてはよく知らないからな……あまり無責任なことは言えないが……」
「さっきのお前の熱い想い、そういうの嫌いな奴はそんなに多くないと思うぜ」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「……そう、だろうか。そう、だと……いいのだが……」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「ま、だからせめて……そうだな、自信を持てとまでは言わないでおくか、背筋伸ばしておきな」
「そしたらきっと、よく見えるぜ」
シーズン・ライトニング [隊商]
「やあやあであるよ」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「……っと、お久しぶりか?」突如現れた声にそんな事を言う。そんなお久しぶりでもない気もするが
メリック・クライフォッシル [隊商]
「背筋、か。……おっと」見たことあるような……
シーズン・ライトニング [隊商]
「バーミスト殿は久しぶりであるな」
「息災であるか?」
メリック・クライフォッシル [隊商]
(知り合いだったのか……)と思いつつ再び休憩姿勢に戻る
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「あぁ、アレから特に危なっかしい目には遭ってない」
シーズン・ライトニング [隊商]
「それは良かったのであるな」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「逆にそっちはどうだ?最後に会った時は……まあ、あんなだったからな」
シーズン・ライトニング [隊商]
「冒険の日々であるな」
ネムリナ・ドローズ [隊商]
ぽてぽてぽて
と、エルフの女がその辺を歩いている
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「ほう、そいつは結構。その余裕があるなら心配いらなそうだ」
シーズン・ライトニング [隊商]
「枯れ木のアンデッドがなかなか爆破しにくかったり魔魚を盛大に爆破したぐらいであるよ」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「……あ」発見して声が漏れる
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「枯れ木のアンデッド……?なんか妙な冒険してるな……」
「って、ん……?」メリック君が反応したのに気づく。そして知ってるような知らないような危険人物だ!
ネムリナ・ドローズ [隊商]
「……ん?おやぁ~」
「メリック君じゃないですかぁ~」と手を振りつつ寄って行く
メリック・クライフォッシル [隊商]
「あ、ああ。ネムリナ、さん」小さく手を振って挨拶
シーズン・ライトニング [隊商]
「ふむ?」
ネムリナ・ドローズ [隊商]
「おやぁ。お知り合いの方ですかねぇ~?」シーズンさん・バーミストさん達の方を
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「俺はメリックの信頼のおける仲間兼友人……って所だな」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「あ、ああ。先ほど、知り合った」
シーズン・ライトニング [隊商]
「友人が多いのであるな」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
(このエルフ、確か以前に……)ナップ撃ってた人だ……
ネムリナ・ドローズ [隊商]
「ふむふむぅ~。それはいいことだぁ~」
「申し遅れましたぁ~。私はネムリナ・ドローズと申しまぁ~す」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「さっきなったばかりだがな」
ネムリナ・ドローズ [隊商]
こいつの方は覚えていない
ナップを撃つことはほぼ呼吸と同じだから
シーズン・ライトニング [隊商]
「シーズン・ライトニングであるよ⋯ふむ」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「俺は……バーミスト・サイゼレスだ」少し警戒はするが、まあ、下手なことはしてこないだろうと踏みながら
ネムリナ・ドローズ [隊商]
「シーズンさんにバーミストさんですねぇ~。よろしくお願いしますよぉ~」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「……ああ、そちらには名乗っていなかった。メリックだ。よろしく頼む」
シーズン・ライトニング [隊商]
「メリック殿であるか」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「で、メリック、この……人、がか?」出来るだけ回りにバレないよう、小声でメリック君に尋ねる
メリック・クライフォッシル [隊商]
「……ああ……」ネムリナさんの方を見ながら小さく首肯
シーズン・ライトニング [隊商]
「?」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「なるほどな、分かった」それだけ言って離れる
ネムリナ・ドローズ [隊商]
「おやぁ~?どうかしましたかぁ~?」シーズンさんの疑問に
メリック・クライフォッシル [隊商]
「助かる……」小さく応えて深呼吸
シーズン・ライトニング [隊商]
「メリック殿とネムリナ殿は親しいのであるか?」
ネムリナ・ドローズ [隊商]
「はぁ~い。酒場でお会いして、一緒にお出かけする約束をいくつかしてますよぉ~」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「……………………」人族社会での適切な返答法をロード中……
シーズン・ライトニング [隊商]
「デートであるな!」
ネムリナ・ドローズ [隊商]
「ですねぇ~」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「……あ、ああ。そう、出かける予定を……」
「……………………」ロード中……ロード中……
「……ああ」
シーズン・ライトニング [隊商]
「メリック殿もなかなか隅に置けないのである」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
(色々ぶっ込んでやがるな……)
メリック・クライフォッシル [隊商]
「……そうか、そういうものか……」混乱中
ネムリナ・ドローズ [隊商]
「そういえばメリック君の住んでるところってこの近くなんですかねぇ~?」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「それは……ああいや、もう少し離れるだろうか。そこまで遠くはないはずだが……」
ネムリナ・ドローズ [隊商]
「おやぁ。そうでしたかぁ~」がっかりするでもなく
「それならそれで、ここのお昼寝スポット探しするのも良さそうですねぇ~」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「ああ……そう、だな。近くに林もあるようだし……」
シーズン・ライトニング [隊商]
「”二人とも”お昼寝好きなのであるか」
ネムリナ・ドローズ [隊商]
「そうですよぉ~」にっこり
メリック・クライフォッシル [隊商]
「ああ。特に、自然の中がいい」
ネムリナ・ドローズ [隊商]
「いい感じの倒木とか、洞窟の中とかぁ~……いろんなところにまだ見ぬお昼寝がありますからねぇ~」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「……だったら見てきたらどうだ?暫く暇そうだし、仕事なら俺達だけでも対応できるぜ」行ってきてもいいと促す
ネムリナ・ドローズ [隊商]
「おやぁ。メリック君は大丈夫ですかぁ~?」
シーズン・ライトニング [隊商]
「何か起きたら爆発音でわかるから安心するのであるな」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「……その。……頼んだ、バーミスト……」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「それは安心でいいのかね……あぁ、任された」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「助かる。……では、行こう。ネムリナさん」す、と手を差し出す
ネムリナ・ドローズ [隊商]
「はぁ~い。ではではぁ~」と言って二人に手を振り
手を握って
バーミスト・サイゼレス [隊商]
(なんというか、思ってたより手応えありそうな感じだったな……)自信なさげにするほどでもなかったと感心しておく
シーズン・ライトニング [隊商]
「いってらっしゃいであるな」
ネムリナ・ドローズ [隊商]
「……おっきいですねぇ~」にぎにぎ、と
シーズン・ライトニング [隊商]
「なるほどであるなー」
メリック・クライフォッシル [隊商]
「……あ、ああ。山暮らしで、すっかり……」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「お前が着いていくとか言い出さなくて俺は安心したよ」納得しているみたいだし、分かっているのだろうなと思いながら会話でもしてよう
シーズン・ライトニング [隊商]
「我輩は馬に蹴られる趣味はないのであるからして」
ネムリナ・ドローズ [隊商]
「……はっ。すみませんねぇ~、行きましょうかぁ~」しばらくして目的を思い出し
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「そう言えばそうだったか」意外とそういうの気づくタイプだったなと
メリック・クライフォッシル [隊商]
「ああ。……では、失礼する……」手を差し出したのは大胆すぎただろうか……!?と思いながらも林の方へ向かった
シーズン・ライトニング [隊商]
「それに⋯まあわけありである御仁にあの気の許し合いは成立したも同然であるのであるよ」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「事前に好きな相手がいるとは聞いてたが、気に掛ける必要があるほどじゃなかったな」
「面白いものは見れたが」
シーズン・ライトニング [隊商]
「得てして休憩中でもフードを被ったりバンダナしてるのは訳ありであるからして」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「別にいいだろ、チャームポイントって奴だ」
シーズン・ライトニング [隊商]
「似合わない台詞であるな」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「あぁ、自分で言っててもそう思った」
「まあこいつは色々あるからな、今更外せって言われても、外す気はないぜ」
シーズン・ライトニング [隊商]
「バーミスト殿はなかなか頑固であるからして」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「俺は自分のこと、結構寛大だと思うがね」
シーズン・ライトニング [隊商]
「自分で自分を許してるのであるか?」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「───」
シーズン・ライトニング [隊商]
じっ
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「俺が自分を罰してるみたいな言い方だな」
シーズン・ライトニング [隊商]
「自己肯定感がちょっと無い気がするのであるからして」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「そうかぁ?むしろ自信に満ち溢れてるだろ」
シーズン・ライトニング [隊商]
「そうであるか?」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「自信がないやつはこんな台詞は吐かないと思うがな」
シーズン・ライトニング [隊商]
「ではお天道さまに胸を張って生きてるのであるか?」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「少なくとも、ティダン様は俺を見守ってくれてるとさ」
シーズン・ライトニング [隊商]
「ふむ⋯」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「流石に神様の名前まで出てきたら、納得してくれたか?」
シーズン・ライトニング [隊商]
「ティダン様ではなく自分が自分に胸を張って生きてるのであるか?これははいかいいえで応えてほしいのであるな」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「……」いつも通りの受け流す問答が続いていたが、ここで遂に言葉が途切れる
「そこまでして……聞く必要があるか?」そして結局、相手の問いを無視した答えを出す
シーズン・ライトニング [隊商]
「我輩が答えを聞く必要はないかも知れないのであるが⋯いつか来る道であるよ」
「それは憶えていてほしいのであるな。なにせ⋯」
シーズン・ライトニング [隊商]
「バーミストはいい人で心配する人に事欠かないからよ⋯」ちょっと照れくさそうに手袋を齧る
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「それは……」吐き出そうとした言葉に詰まり、暫し考える
「……」そして本当に僅かに、それでいて深く長く考え
「言いたい事は……分からないわけじゃないんだよ」複雑そうにそう、吐き捨てた
シーズン・ライトニング [隊商]
「わかってるならいいのであるよ」
「時間は残酷で優しい。有り余る時間は呪いであり⋯祝福なのであるな」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「……」
「はぁ……」ため息だけ、ついた
「ったく、余計なことまで喋らされたな」
シーズン・ライトニング [隊商]
「それがバーミスト殿の人望であるからして」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「偶にそれが重く感じるぜ」
シーズン・ライトニング [隊商]
「我輩を見るがいいのである」
「全然友達がいないのであるな」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「そうか?案外、望めばいくらでも出来るんじゃないか?」
「まあ、少し変わってるのは否定できないがな」
シーズン・ライトニング [隊商]
「まあマジレスするとであるが」
「よく自分を爆破した女と親しげに話せるのであるな?」くすくす笑って
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「言ったろ?寛大だって」
シーズン・ライトニング [隊商]
「まあ初期は我輩のハートも傷ついたのであるが」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「言っても、割と自分からも振ってなかったか?」
シーズン・ライトニング [隊商]
「敵同士の友情を期待したのであるからして」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「ま、今は十分チャラになってるよ。実力も分かってる分、そっちの方も信頼もしてるしな」敵同士の友情って奴だ
シーズン・ライトニング [隊商]
「しかしあの二人遅いのであるな」
「野暮なのは承知であるが流石に遅いのである⋯なれば⋯」
すっ⋯と立ち上がる
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「おい……お前なにするつもりだ?」
シーズン・ライトニング [隊商]
「|様子見《出歯亀》であるよ」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「ったく……そんな事する暇あるならあいつら2人分の仕事手伝え」そう言って立ち上がる
シーズン・ライトニング [隊商]
「それもそうであるな」
「さあお仕事であるよ」
バーミスト・サイゼレス [隊商]
「変なことをする暇がないよう、たっぷり仕事を引き受けないとな……」そう言って、この場を去っていくとしよう