夢幻の海岸_2026-08-14_0338

海底

nameimagemessagedatetime
プレイヤーログをクリアしました2026-08-10
22:41:51
GM【スキュラビングバブル】 1体全/1(∞m)起点指定/陸に上がるまで/抵抗・必中 身体に泡の膜を纏わせ、海底を自由に移動できます。 対象はこの魔法の効果を受けている間、対象の望む速度で海中を沈むことが出来ます また、呼吸や移動や行動に一切の制限なく自由に行動が可能です。 この魔法は一度発動すると、海水のマナを自動的に利用して維持するため 陸に上がるまで、半永久的に効果を及ぼします。2026-08-11
01:15:42
GM上記の魔法で自由に海底を探索してみよう2026-08-11
15:41:09
マガツメ気がつけば深い闇の中に一人、どうして自分がここにいるのか、ここはどこなのか、思い出せない2026-08-13
21:33:20
HB海底に入る時は自動的に【スキュラビングバブル】の魔法が付与される2026-08-13
21:33:40
マガツメ足に地の感触はなく、しかして落下しているわけでもなく2026-08-13
21:34:22
マガツメゆっくりと沈んでいく2026-08-13
21:34:34
マガツメ口の中の塩辛さからおそらく海なのであろう2026-08-13
21:35:04
マガツメ不思議と呼吸も問題ない2026-08-13
21:35:25
マガツメコロコロと口中の瞳石に意識を集中し、周囲の闇を見通そうとするが2026-08-13
21:36:17
マガツメしかし、全天の邪視は何も伝えることはない2026-08-13
21:36:52
マガツメ闇の中に、時折光が瞬く2026-08-13
21:39:23
マガツメ光はすっと近づき、こちらを伺うようにして、そして離れていく2026-08-13
21:41:50
マガツメやがて、ふわりと低く砂を巻き上げ、足が海底に届く2026-08-13
21:42:57
マガツメ(ここが底か……)2026-08-13
21:43:07
マガツメ背に手を回し、愛用のスリケンを取ろうとするが、掴むのは水だけ2026-08-13
21:47:03
マガツメ(ない…|星《シューティングスター》…!)2026-08-13
21:47:44
マガツメ水を切った手のひらを数度開閉2026-08-13
21:48:45
マガツメ手のひらに残る愛用のスリケンの重さ2026-08-13
21:49:02
マガツメ確かに直前まで握っていたその武器の重さが気づかせた2026-08-13
21:50:23
マガツメ(そうか、ここは夢の海……)2026-08-13
21:50:33
マガツメ上を見上げる2026-08-13
21:52:08
マガツメ星空のように、しかし星空に比べて遥かに密度の低い闇が広がっている2026-08-13
21:52:32
マガツメ(ここから出るには……)2026-08-13
21:53:13
マガツメ現実と違う。単純に海面に上がればいいというわけでもなさそうだ2026-08-13
21:54:08
マガツメしかし、ここでのんびりしているわけには行かない2026-08-13
21:56:52
マガツメ武器を握っていたということは、悠長にしていられる状況ではないということだ2026-08-13
21:57:13
マガツメ視界の端に、小さな光が瞬いているのが見えた2026-08-13
21:58:43
マガツメ(呼んでいるのか?)2026-08-13
21:59:03
マガツメ光の方向に足を向ける2026-08-13
21:59:23
マガツメが、思うように動かない2026-08-13
21:59:49
マガツメ「むぅ……」2026-08-13
22:00:24
マガツメ水中の不自由さに思わず唸るような声を上げる2026-08-13
22:00:38
マガツメ海底を蹴るのではなく、水を蹴るように……2026-08-13
22:01:30
マガツメ両の手は水をかき分けるように2026-08-13
22:01:47
マガツメ少しづつ水中での動きに慣れてくる2026-08-13
22:01:58
マガツメその間も、小さな光は少女を待つようにじっと待っている2026-08-13
22:03:10
マガツメ「待たせた」光に声をかけ、ゆっくりと光の方に進んでいく2026-08-13
22:04:24
マガツメ光は、マガツメが動き出したのを確認し、すぅと距離を取る2026-08-13
22:05:08
マガツメ一歩、一歩、海底の砂を小さく巻き上げながら、光の呼ぶ方向に歩く2026-08-13
22:06:04
マガツメ一定の距離を保って進んでいた光が不意に消える2026-08-13
22:14:50
マガツメ何事か?そう思い、光のあった場所へと急ぐ2026-08-13
22:21:53
マガツメ「いたっ!」なにかに頭をぶつけた2026-08-13
22:22:11
マガツメ水中であったし、何より夢の中、痛みを感じるのではなく痛みを想起されたに過ぎない2026-08-13
22:23:10
マガツメそれは、木の壁のようであった2026-08-13
22:23:57
マガツメ「船か……」2026-08-13
22:24:30
マガツメ巨大な沈没船であった2026-08-13
22:25:04
マガツメ(この中に入ったのだろうか?)2026-08-13
22:27:12
マガツメ船底に手を当て探るように歩くと、人が入れそうな穴を見つける2026-08-13
22:28:02
マガツメ(これが沈没の原因か)そう思いながらするりと穴に身を滑り込ませると2026-08-13
22:29:57
マガツメ同時に強い衝撃2026-08-13
22:30:20
マガツメくるくると船内で身体が回転する2026-08-13
22:30:41
マガツメ耳にはミシミシという船体の悲鳴2026-08-13
22:30:51
マガツメ何かが、船にぶつかったのだ2026-08-13
22:31:17
マガツメ穴から覗くと巨大な魚がゆっくりと離れ、旋回し、こちらに向かって泳いでくる2026-08-13
22:31:51
マガツメ急いで奥に逃げると再び衝撃2026-08-13
22:32:35
マガツメ天井でバウンドし、壁を蹴って床に着地2026-08-13
22:39:38
マガツメ船は見た目より頑丈で、壊れた様子はない2026-08-13
22:40:07
マガツメ(あの|魚《光》はここに逃げ込んだのか)2026-08-13
22:40:55
フルエ・レーム「もぶぼぼぼぼああ!!」船が揺れた後───船の奥から暴れるエルフが飛び出してくるではないか2026-08-13
22:41:59
フルエ・レーム「ごぶぶぶぶぶ……」水中で自在に動く君の目の前で、あからさまにどんくさい妙な動きを見せる───と言うより、溺れている人物の動きをする2026-08-13
22:43:26
フルエ・レームそう、溺れないはずの空間……と言うより、そもそも水の中で溺れる心配のないエルフが、溺れている2026-08-13
22:43:43
マガツメ「!」唐突な人の気配、床と壁の間、鋭角になっている部分に身を沈め、押し込んだバネのようなしせいで相手を確認する2026-08-13
22:43:51
マガツメ「何者か」2026-08-13
22:43:59
マガツメいつでも動ける姿勢をキープしつつ誰何する2026-08-13
22:44:17
フルエ・レーム「んー!んー!」発声も出来るはずなのに、息を止めるように喋ろうとしない。その様子から恐らく、"こいつは水の中で溺れていると思い込んでいる"2026-08-13
22:45:21
マガツメ全天の邪視でも見通せぬ闇2026-08-13
22:45:45
マガツメであるならエルフにおいてもその加護を失うこともあろうか?2026-08-13
22:45:58
マガツメエルフの中にはそういった加護を持たぬものもいると言うし、そう言った一族のものかもしれぬ2026-08-13
22:46:26
フルエ・レーム「んー!ん……!んん……」見るからに苦しそうにし始める。呼吸をすれば助かるのだが、それすら理解していない2026-08-13
22:47:23
マガツメ(さて…どうしよう)”溺れた人は無駄であるにも関わらず藁を掴んで助かろうとする”ということわざもある2026-08-13
22:47:55
マガツメこれは溺れている人間はパニック状態であり、物事を論理的に考えることが出来ないという意味であり、眼の前の女が説明したところで落ち着いて聞くだろうか?2026-08-13
22:49:04
フルエ・レーム「ごぱぁ……っ」遂に倒れ込む2026-08-13
22:49:34
マガツメならば、”静観”である2026-08-13
22:49:51
マガツメいつまでも息を止めることはできないだろうし、そうすれば状況にも気づく2026-08-13
22:50:14
マガツメ止めていられるならそれはそれで別に問題はあるまい2026-08-13
22:50:31
フルエ・レーム「……」水底、というより船底に沈み、一呼吸置く2026-08-13
22:50:32
マガツメその間に相手をじっと観察する2026-08-13
22:50:52
フルエ・レーム「ハッ……はぁっ!はぁーっ……!」息を吹き返す2026-08-13
22:51:15
フルエ・レーム「あ、い、息が出来……」2026-08-13
22:51:35
フルエ・レーム「あ、あああ、あれっ!?そ、それに喋れてる!?」そもそもエルフであれば驚くようなことでもないのだが2026-08-13
22:52:08
フルエ・レーム「……」自分の状態を確認した後、静観していたであろう声の主の方をゆっくり向いた2026-08-13
22:52:55
マガツメ目が合った2026-08-13
22:53:35
フルエ・レーム「え、へへ……へへへ……」下手くそな笑みを作る2026-08-13
22:53:41
マガツメそこで改めて問う「何者か?」2026-08-13
22:53:47
マガツメ覚えのない人物だ2026-08-13
22:54:06
フルエ・レーム「へぁっ!?あ、えっと!?」急に挙動不審となる2026-08-13
22:54:17
フルエ・レーム「あ、そ、その!あの、わ、わたしは!フ、フフフ……」笑っているように見えるが、そうではない。多分だが2026-08-13
22:54:47
マガツメそれとも、どこかで出会った誰かだろうか?自分の夢の中に現れるのだから、おそらく記憶の何処かにはあるはずなのだ2026-08-13
22:55:07
フルエ・レーム「フルっ……フルエっ……」2026-08-13
22:55:23
フルエ・レーム「フルエ・レームともうしましゅ!!!!」2026-08-13
22:55:36
マガツメ「?」なん笑っているのだ?2026-08-13
22:56:01
フルエ・レーム「怪しいものじゃありません!!!!」2026-08-13
22:56:15
マガツメ「エルフというのは見ればわかる……いや、エルフというのが名前か?」2026-08-13
22:56:27
マガツメ「それはこちらで判断すること」思い出せない2026-08-13
22:57:22
マガツメもう少し聞けば思い出すだろうか?2026-08-13
22:57:38
フルエ・レーム「フゅっ、フルエです……エ、エルフではな……あっ、いえ、エルフでした……」2026-08-13
22:57:46
マガツメ「ふるえ?エルフだから?安直な名前でござる」思わず素直な感想が口に出たが、ここは自分の夢の中、問題はあるまい2026-08-13
22:58:33
マガツメ「一体なにゆえこのような場所に?」2026-08-13
22:59:12
フルエ・レーム「ぐふへぇっ」安直、というのが刺さったらしい。自分でつけた名ではないのだが2026-08-13
22:59:16
フルエ・レーム「えっ!?あっ!いえ、その!」2026-08-13
22:59:25
フルエ・レーム「……」2026-08-13
22:59:30
フルエ・レーム「えっと……貴方もご存じないのですか……?」把握、していなかった2026-08-13
22:59:51
マガツメ「ここが夢の中というのは把握してござる」2026-08-13
23:00:12
フルエ・レーム「えっ!?あっ!夢!?夢なんですか!?」2026-08-13
23:00:26
マガツメ夢の中だと理解しても目覚めることは出来ない、恐ろしく厄介な夢であった2026-08-13
23:00:58
フルエ・レーム「じゃ、じゃあ、貴方は夢の住民の方……?なんですか?」2026-08-13
23:01:03
マガツメ「…!」2026-08-13
23:01:16
フルエ・レーム「す、凄い、夢なのにこんなに意識があるなんて……」2026-08-13
23:01:27
マガツメマフラーの上から拳を口元に当てて思案2026-08-13
23:02:00
マガツメ「異なことを……」自分の夢の中で登場人物に夢の中の人扱いされ、疑念が生じる2026-08-13
23:02:42
フルエ・レーム「や、闇の妖精魔法とかでもなきゃ、夢の中なんて覗けないと思ってたぁ……」2026-08-13
23:03:08
マガツメ「魔法であることは、おそらくそうなのであろうな」でなければ武器を持った状態で眠りに落ちることは……たぶんない2026-08-13
23:03:50
マガツメそうであるなら、自分の夢だと思っていたこの世界が、誰か別人の夢である可能性もあるかもしれぬ2026-08-13
23:04:30
フルエ・レーム「へ?」夢の住民かと思っていた人物が妙なことを言うものなので、思わず素っ頓狂な声が出る2026-08-13
23:04:34
マガツメそれならば、見知らぬ人物が現れたことにも説明はつく2026-08-13
23:04:57
フルエ・レーム「……」僅かに思索にふける2026-08-13
23:05:24
フルエ・レーム「あ、あああ、あの、もしかして……」2026-08-13
23:05:37
フルエ・レーム「あ、貴方は……夢の住民とかでは……ない?」2026-08-13
23:05:53
マガツメ「うん?」2026-08-13
23:05:53
マガツメ「違うでござる。歴とした現実に生きるものでござる」2026-08-13
23:06:55
フルエ・レーム「うへぁ!」夢の中なら見知らぬ相手でも臆する必要などない。そんな甘い考えが打ち砕かれる2026-08-13
23:07:14
フルエ・レーム(ほ、本物の人だったなんて……い、息が出来るのに溺れてたし、絶対に変な子だと思われた……!)2026-08-13
23:08:26
フルエ・レーム「そ、そそ、そうでしたかぁ……」2026-08-13
23:09:03
マガツメ「(その格好)|何処の《どこで眠りに落ちた》者でござるか?」2026-08-13
23:10:05
フルエ・レーム「格好……?」2026-08-13
23:10:24
マガツメおそらく水着だと思われる2026-08-13
23:10:28
フルエ・レーム自分の体を見る2026-08-13
23:10:31
マガツメ何処か避暑地にでも来ていて巻き込まれたのだろうか?2026-08-13
23:10:46
フルエ・レーム「てへぁっ!?」水着であることに今、気づいた2026-08-13
23:10:56
フルエ・レーム「な、ななな、なん!?」2026-08-13
23:11:03
フルエ・レーム「あっ!その!あの、こ、これは!」2026-08-13
23:11:41
フルエ・レーム「買っただけで着る機会がなくて、それで、その、あ、あの!」2026-08-13
23:12:08
フルエ・レーム「宿で普通に寝てたはずです!?!?!!!?」パニックに陥り、結果的に聞かれた答えだけが出た2026-08-13
23:12:38
マガツメ「むぅ……」言動がはっきりしない女でござる…憮然とした表情をマフラーの下で浮かべ、言葉を待つ2026-08-13
23:12:38
マガツメ「この夢から覚める方法は…」その様子だと知らなそうだ2026-08-13
23:13:18
フルエ・レーム「ゆ、夢から覚める!?え、えーっと……」2026-08-13
23:13:55
フルエ・レーム「あ!こ、こうとか!」頬を抓る2026-08-13
23:14:13
フルエ・レーム「い、いたひ……」痛みを感じた2026-08-13
23:14:28
マガツメ「それででられるなら先ほど頭をぶつけたときに…」2026-08-13
23:14:40
フルエ・レーム「……」2026-08-13
23:14:46
フルエ・レーム「えっ?あれ?これもしかして……お、起きられないんですか……?」2026-08-13
23:14:59
マガツメ「出る方法がわからぬ」2026-08-13
23:15:57
マガツメ「いや、掴みかけてはいたが」2026-08-13
23:16:05
フルエ・レーム「つ、掴みかけていたんですか!?」2026-08-13
23:16:44
マガツメ「見失った」2026-08-13
23:17:01
フルエ・レーム「えぇっ!?」2026-08-13
23:17:15
フルエ・レーム「……あ、もしかして……」2026-08-13
23:17:25
フルエ・レーム「わ、わたしのせい……とか……だったり……?」2026-08-13
23:17:39
マガツメ「それは(夢の中の理などどうとでもあろうから)わからぬが、おそらく違うと思う」2026-08-13
23:18:09
フルエ・レーム「そ、そうでしたかぁ……よかった……」2026-08-13
23:18:24
マガツメ「怪物に追われ、ここに逃げ込んだのだが…」周囲の気配を探れば、先程から静寂を取り戻しており、「どうやら諦めた様子」2026-08-13
23:19:30
フルエ・レーム「か、かか、かい……怪物までいるんですか!?」2026-08-13
23:19:57
フルエ・レーム「わ、わた、わたし達そんな所に!?」2026-08-13
23:20:13
マガツメ「海の中は未踏の地…どんな物が生息しているのか……」2026-08-13
23:21:19
フルエ・レーム「ひゅっ……」恐怖で思わず息を飲む2026-08-13
23:21:59
フルエ・レーム「うっ……」2026-08-13
23:22:27
フルエ・レーム「うぅっ……ぐすっ……」突然唸り声を上げたと思えば、こんな場所で涙を流し始める2026-08-13
23:22:59
フルエ・レーム「わ、わたし、こんな場所にっ、うぇっ、閉じ込められてっ、じゃ、ジャイアントグレートGもいなくてっ」2026-08-13
23:23:51
フルエ・レーム「か、怪物に食べられて、死んじゃうんだぁぁっ!!うえぇぇっ!」泣き崩れる2026-08-13
23:24:49
マガツメ「騒げばまた戻ってくるかもしれぬな」2026-08-13
23:25:07
フルエ・レーム「うぶぅーっ!」口を抑える。鳴き声は止まらず、変な声になる2026-08-13
23:25:45
マガツメ冒険者ではないのだろうか?そこそこのレベルのように見えたが2026-08-13
23:26:28
マガツメ装備と仲間を失うとこんなものなのかもしれない2026-08-13
23:26:52
マガツメ怪物が戻ってくる危険より騒ぐ人間を相手にする気苦労のほうが強く、静かになった様子に満足したように小さくウムと頷く2026-08-13
23:28:45
フルエ・レーム「うっ……うぅっ……」一先ず、落ち着こうと努力する2026-08-13
23:29:24
フルエ・レーム「あ、ああ、あの……」泣き崩れた姿勢のまま、縋り付くように迫る2026-08-13
23:29:55
マガツメ「某は探索に戻るでござる」2026-08-13
23:29:58
マガツメ「うむ?」2026-08-13
23:30:02
フルエ・レーム「そ、その……ひ、一人にしないでください……」2026-08-13
23:30:19
フルエ・レーム「ご、ご迷惑なのは分かってますけど……わ、わたし、もう、頼れる相手が、いなくてっ……」2026-08-13
23:30:57
マガツメ一刻も早く戻らねばならぬ状況、とても嫌な顔をして「好きにすればよいでござる」2026-08-13
23:31:09
マガツメ「が、某も頼られるような身の上ではないゆえ、なんの保証もできぬが」2026-08-13
23:31:35
フルエ・レーム「あ、ありがとうございまうぅ……!」嫌な顔を向けられることはすぐにでも分かる。昔からそうだった。でも、縋る事しか出来ず、感謝の言葉を述べる2026-08-13
23:32:28
フルエ・レーム「そ、それで、その……」2026-08-13
23:33:05
フルエ・レーム「探索って……言ってましたけど……」2026-08-13
23:33:16
フルエ・レーム「こ、ここから何処へ……?」2026-08-13
23:33:28
マガツメ「|おそらく魚《光》が…呼んでいたのだが」2026-08-13
23:34:27
マガツメ「先刻の怪物から逃れるためか、この中に入って見失ったでござる」2026-08-13
23:34:52
マガツメ「それを探そうと思うのだが」2026-08-13
23:35:03
フルエ・レーム「そ、そそ、そうなんですね!で、では……その、お、お供させていただきます!」2026-08-13
23:35:28
マガツメ「だが多分……」この夢から覚めるトリガーは、この夢の世界そのものを破壊できないのであれば各自別のものなのではないだろうか?と推測していた2026-08-13
23:36:17
マガツメ「貴殿は何か、違和感…そういった物を、なにか心に引っかかるようなものを見なかったでござる?」2026-08-13
23:37:04
フルエ・レーム「えっ!?違和感?心に引っ掛かる……ですか?」2026-08-13
23:37:27
フルエ・レーム「えっと、その……わたし、今さっきここにいた事に気づいたばかりで……」2026-08-13
23:37:55
マガツメ「ふむ…そうか……」2026-08-13
23:38:20
フルエ・レーム「目に入ったのも、その、貴方が初めてといいますか……」2026-08-13
23:38:22
マガツメ「マガツメ」2026-08-13
23:38:30
フルエ・レーム「へ?」2026-08-13
23:38:35
マガツメ「そう呼ばれている」2026-08-13
23:38:39
フルエ・レーム「えっ、あっ!ま、マガツメさん!わたしはフルエ・レー……あ、さっき言ったんだった」2026-08-13
23:39:04
フルエ・レーム「えっと、その……そういう、こと……なので、気になったものは、マガツメさんくらいしか……」2026-08-13
23:40:08
マガツメ「ふむ……」少し考え「何か(自分にとって引っかかるものが)あったらそちらにゆかれるのがよろしかろう」2026-08-13
23:41:27
フルエ・レーム「……」その言葉の意図を、マガツメさんなりの気遣いなのだろうか、と少し考え2026-08-13
23:42:20
フルエ・レーム「分かり……ました」2026-08-13
23:42:37
フルエ・レーム「あ、ありがとうございます」2026-08-13
23:42:57
マガツメ首を傾げ「礼を言われるようなことをした覚えはござらぬ。己が道は己が見つけるしかないだけのこと」2026-08-13
23:43:43
フルエ・レーム「そ、それでも……」2026-08-13
23:44:09
フルエ・レーム「お、お礼!言いたかったんです!……色々と……」2026-08-13
23:44:35
マガツメ「人族はおかしなことをする…」だがそういう人族のことも嫌いではない 長居をしたが船内の探索に戻る2026-08-13
23:45:47
フルエ・レーム「え、えへへ……」下手くそな笑みで誤魔化しながらついて行く。あれ?でも今、人族って2026-08-13
23:46:26
マガツメさて……2026-08-13
23:47:55
マガツメ前にあるのはー 階段を上る道 船員室へ続く道 船底へ降りる道2026-08-13
23:48:18
マガツメどこへ向かおうか、立ち止まり思案する2026-08-13
23:48:58
フルエ・レーム「……」立ち止まっているのを見て、その様子を眺める2026-08-13
23:49:18
フルエ・レーム「……えっと、何処へ向かうか、考えているんですか?」2026-08-13
23:49:40
マガツメ「うむ……道は3つ」2026-08-13
23:50:06
マガツメ「登る道、下る道、そして真っ直ぐ進む道」2026-08-13
23:50:24
フルエ・レーム「そ、そそ、そうですね……」2026-08-13
23:50:38
フルエ・レーム「魚を……探していたんですよね?」2026-08-13
23:50:47
マガツメ「深海に生息する、光を放つ魚でござった……と思う」2026-08-13
23:51:12
フルエ・レーム「し、深海で、光……」2026-08-13
23:51:30
フルエ・レーム「う、海の底にいて、ひ、光ってるって言うことは……その、あ、明るい場所に住んでいた子じゃないってことだと思うんです……」2026-08-13
23:52:17
マガツメ「ふむふむ」2026-08-13
23:52:39
フルエ・レーム「だ、だとしたら、あまり明るい方……例えば、水面の方とかにはあまり向かいたがらなかったりするのかなー……なんて……」偶にはセージらしい案を考える2026-08-13
23:53:11
マガツメチラッとフルエを見て2026-08-13
23:53:29
マガツメ船底へ降りる道へ歩を進める2026-08-13
23:53:43
フルエ・レーム「あ、あんまり自信はないんですけどぉ……」その背から離れないようについて行く2026-08-13
23:54:38
マガツメギシギシと軋む寒暖をおりていくと2026-08-13
23:54:57
マガツメ少しづつ水温が下がっているのに気づく2026-08-13
23:55:06
マガツメそこで、今まで水温というものを感じていなかったことに気づいた2026-08-13
23:55:37
マガツメだとすれば、この温度の変化はなにか意味があるはずだ2026-08-13
23:55:52
マガツメと考えるよりも前に、少女は本能で気づいていた2026-08-13
23:56:03
マガツメこの慣れた冷気は自分の内の冷たさだ2026-08-13
23:56:43
マガツメこの冷気は、自身がダークハンターとしての技を振るう時のもの2026-08-13
23:57:19
マガツメ「どうやら合っているようだ」2026-08-13
23:57:30
フルエ・レーム「そ、そうでしたか!?お、お役に立てなら何よりです……」2026-08-13
23:57:48
マガツメ背中越しにフルエに礼を告げ、さらに底を目指す2026-08-13
23:57:49
フルエ・レーム「わ、わたし、探索とかは苦手なので……」昔はスカウトだったような気がしましたが気の所為でした2026-08-13
23:58:41
マガツメやがて階段は終わり、靴が船底を踏む2026-08-14
00:10:34
マガツメ船底は広く、闇も手伝いともすれば無限の広さを持つようにも見えた2026-08-14
00:11:22
マガツメその暗がりに小さな光が見える2026-08-14
00:11:36
フルエ・レーム「あっ!あああ、ああ、あれ!」流石に鈍感でも暗がりに灯りがあれば気づくだろう。後ろで喧しく指を指す2026-08-14
00:12:23
マガツメ「しっ!」2026-08-14
00:12:29
マガツメしかしそれは、一つではなかった2026-08-14
00:12:36
マガツメいくつもの小さな光が不規則に並び2026-08-14
00:12:46
マガツメそしてこちらを見ている2026-08-14
00:12:51
フルエ・レーム「むぐっ」咄嗟に自分の口を手で抑える2026-08-14
00:12:52
マガツメそれは、無数の魚の目であった2026-08-14
00:13:05
フルエ・レーム「な、なんだか多くないですか?」口を手で抑えながら、もごもごと喋る2026-08-14
00:13:21
マガツメ「しっ!構えよ」2026-08-14
00:13:37
マガツメその魚たちの目に敵意を感じ、かばうように左手を広げ、右手でスリケンを……2026-08-14
00:14:14
マガツメ探すが「ちっ……」背中にないのを思い出して舌打ち2026-08-14
00:14:48
フルエ・レーム「か、かまっ!?」構える物は持ち合わせていなかったため、慌てふためく事しか出来ず2026-08-14
00:14:59
マガツメ「やむなし」2026-08-14
00:16:05
マガツメ口元にかかるマフラーに人差し指をかけて降ろす2026-08-14
00:16:24
マガツメと、同時に牙を持った小さな魚が勢い良く泳いでくる2026-08-14
00:17:27
フルエ・レーム「マ、マガツメさ───」2026-08-14
00:17:44
マガツメ突き出した舌の上に眼球のような石が転がり出て2026-08-14
00:17:44
マガツメ「忍法凶眼開眼!アンホーリーゲイザーの術!」今までのダウナーな様子とはうってかわってハイテンションで叫ぶと、舌の上の瞳石が魚を睨む2026-08-14
00:18:36
マガツメ睨まれた魚はその体を宝石と化し、勢いを失ってマガツメの横を軌道も定まらぬ様子で抜けていった2026-08-14
00:19:25
フルエ・レーム「───ん……へ?」いい終えた頃には魚は宝石となり通り過ぎていく2026-08-14
00:20:07
マガツメ「まだ来るぞ」考えている余裕はない、と言外に告げ2026-08-14
00:20:40
フルエ・レーム「えっ!?あっ、は、はい!」2026-08-14
00:20:55
マガツメ乱れくる魚を舞うように視線で撃ち、宝石に変えて撃墜していく2026-08-14
00:21:06
フルエ・レームその光景をただ眺めることしか出来ないが、背から離れないようにしつつ、宝石が出来上がる様を見ていく2026-08-14
00:21:54
マガツメ「来るぞ」2mを超えるオニカマスが突撃してくる2026-08-14
00:22:13
フルエ・レーム「でっ……!?」2026-08-14
00:22:27
マガツメ石化の邪視はその巨体を一睨みで石に変えることは出来ないが、動きを鈍らせることに成功2026-08-14
00:22:59
マガツメオニカマスはぎこちない動きで踵を返し、奥に逃げていった2026-08-14
00:23:30
フルエ・レーム「に、逃げていった……」2026-08-14
00:23:56
マガツメ静寂が戻り、一呼吸…二呼吸2026-08-14
00:24:08
マガツメそれでやっと危険が去ったことを判断し、石を口中に収める2026-08-14
00:24:26
マガツメ「怪我は?」2026-08-14
00:24:30
フルエ・レーム「あ……」2026-08-14
00:24:41
フルエ・レーム「そ、その、ない、です。マガツメさんのおかげで……」少しだけぎこちなくそう言う2026-08-14
00:25:01
マガツメ「そうか」そういう視線に慣れたようすでマフラーをあげると周囲に転がる魚の姿の宝石を小さく蹴り、少し嫌な顔をする2026-08-14
00:26:24
マガツメ闇の中で宝石は光を放つこともなく石ころと変わらなかったが2026-08-14
00:26:48
マガツメ魚の眼は光を放っていた2026-08-14
00:27:02
マガツメマガツメはその光の中に自身の記憶を幻視していた2026-08-14
00:27:49
マガツメこれは、今まで自分が倒してきた相手の記憶なのかもしれない2026-08-14
00:28:25
マガツメそう思い、眉をひそめると2026-08-14
00:28:31
マガツメ「先へ参る」そういって、バラクーダの逃げていった先に進む2026-08-14
00:28:47
フルエ・レーム「えっ!?あっ!ま……」少し、ためらう。生き物を、見ただけで宝石に変えれるような生き物など、一つしか思い当たらない2026-08-14
00:29:17
フルエ・レーム「……」彼女は恐らく、バジリスクだ。ウィークリングですらない、上位蛮族とされる種族、その一つだろう。そのせいで足が僅かに止まり───2026-08-14
00:29:52
フルエ・レーム「い、一緒に行きます!」でも、それでも、今ここで足を止めて彼女を見送ってしまったら、後悔してしまうと感じ、その背を追って踏み出す2026-08-14
00:30:49
マガツメここで分かれるというのならそれでもよい、一族とはそういうものだし、彼女が選んだ道だ2026-08-14
00:31:29
マガツメだが、ついてくる彼女に少し意外そうに振り向き2026-08-14
00:31:45
マガツメ髪の下の瞳がそれでいいのかと問いかける2026-08-14
00:32:15
フルエ・レーム瞳が向けられる。当然、その目に見られるのは少し恐ろしい気持ちはある。だがこの夢で巡り合い、夢で助けられ、夢で僅かにでも共に歩んだのであれば───2026-08-14
00:32:56
フルエ・レームそれはきっと、冒険を共にした仲間だ。少なくともこの夢の中では、絶対にそうだと、確信をもって、強く見つめ返す2026-08-14
00:33:36
マガツメフッ…とマフラーの下で口元がほころんだように見えたかもしれない2026-08-14
00:33:59
マガツメ何も言わず前を向くと、闇の中に進んでいった2026-08-14
00:34:12
フルエ・レーム躊躇わず、闇の中だろうと進んでいく2026-08-14
00:34:41
マガツメ冷気はますます強くなる2026-08-14
00:35:27
マガツメ身体を内側から蝕むほどの強い冷気を感じ、足を止めると2026-08-14
00:36:03
マガツメ底には大きな穴が開いている2026-08-14
00:36:18
マガツメバラクーダはそこから逃げたのだろうか?2026-08-14
00:36:25
マガツメなどと考えていると船に小さな揺れ2026-08-14
00:36:38
マガツメ直後にミシミシという船体の悲鳴2026-08-14
00:36:53
フルエ・レーム「ひぇ……!」音と揺れに慄く2026-08-14
00:37:07
マガツメ連続する破砕音に折れた木片がゆっくりと周りを落ちてゆく2026-08-14
00:37:51
マガツメ「フルエ!」名を呼んで、穴に滑り込む2026-08-14
00:38:15
マガツメこのまま中にいれば船とともに押しつぶされてしまう2026-08-14
00:38:25
フルエ・レーム「えっ!?あ、は、はい!マガツメさん!」名を呼ぶ声に呼応して、穴へと飛び込むように泳ぐ2026-08-14
00:38:56
マガツメ外に出ると、明滅する光、光、光2026-08-14
00:39:17
マガツメエレクトリカルな巨大な生き物が船に巻き付いている2026-08-14
00:39:47
マガツメそれは巨大なイカだった2026-08-14
00:39:54
フルエ・レーム「えっ、あっ……」船と同じ大きさのイカ、いやクラーケンと呼ぶにふさわしいそれに、声が出なくなる2026-08-14
00:40:25
マガツメ見上げると、イカと|目があう《・・・・》2026-08-14
00:40:58
マガツメ「来るぞ!」2026-08-14
00:41:07
フルエ・レーム「は、はい!」魔法すら打てない身で、威勢よく返す2026-08-14
00:42:05
マガツメ逃げろと言ったつもりで、着物の胸元に指を入れる2026-08-14
00:43:13
マガツメ一瞬でとけた帯に、着物は少女の周囲をふわふわと漂い、闇の中に小さな白い裸身2026-08-14
00:43:54
マガツメ口中の瞳石を飲み込み2026-08-14
00:44:10
マガツメ「忍法異形転身の術!」そう叫ぶやいなや、白い裸身は輪郭を失い溶け落ち、ひろがる黒いシミが爆発的に広がって、コールタールを思わせるドロドロとした表皮を持つ真っ黒い巨大なトカゲと化した2026-08-14
00:45:39
マガツメ意味不明の咆哮を上げ、海水を大きく震わせると、腹部から一列に瞳石が覗き、クラーメンに向かってビームを放つ2026-08-14
00:47:12
フルエ・レーム「マガツメさん……!」2026-08-14
00:47:27
フルエ・レーム「も、もしここが夢だとして、それでも、わたしに応えてくれるなら……」戦いが始まり、息を呑む。ここまで助けてくれた彼女を、助けもせずに終われない。自分に出来ることが何か、必死に考える2026-08-14
00:48:03
フルエ・レーム魔法の発動体すらない中で、プリーストですらないのに、必死に祈る。ああ、そうだ、自分が祈るのは神ではない。自分が祈るのはいつだって自分を、仲間達を助けてくれる強大で偉大な───2026-08-14
00:48:49
マガツメバジリスクを脅威と見たクラーケンは足を船から離し、マガツメ《怪獣態》に触手を伸ばして締め上げる2026-08-14
00:49:06
フルエ・レーム「ジャイアントグレートG……!マガツメさんを助けて……!」友だけだ2026-08-14
00:49:32
フルエ・レームそしてその時───2026-08-14
00:49:47
ジャイアントグレートG巨大な拳が巨大なイカの腹を、殴る。巨大な、というのは決して比喩などではない。文字通り、巨大なイカと蛮族に並べるほどの巨大なゴーレムが、拳を突き出してそこに立っている2026-08-14
00:50:12
フルエ・レーム「ジャ……ジャイアントグレートG!」夢の世界であれば、彼女が望む英雄がそこに現れる。彼女にとって、あのゴーレムは絶対無敵の英雄だ。なればこそ、その巨体は2026-08-14
00:51:10
ジャイアントグレートG無敵である。バジリスクを縛り上げる触手へと手を伸ばし、それを掴み、引きちぎらんとする2026-08-14
00:51:45
マガツメクラーケンに発声機能があればちぎれた触手に悲鳴を上げただろう2026-08-14
00:53:23
マガツメそう思わせるほどの巨体を怒りに震わせ、ゴーレムに触手を絡みつかせる2026-08-14
00:53:45
ジャイアントグレートGゴーレムが巨大な触手に絡まれる!身動きが取れなくなることはないが、煩わしくその身を振るいながら、クラーケンへと突き進み、その身体を力強く掴む2026-08-14
00:54:50
フルエ・レーム「マ、マガツメさん!」ジャイアントグレートGが巨大なクラーケンを抑え込むその間にと、魔物と化したバジリスクに必死に叫ぶ!2026-08-14
00:55:25
マガツメぎりぎりと関節部に触手を突き入れて動きを止めようとするが、それ以上のパワーで押さえつけられる2026-08-14
00:55:37
マガツメ水中の浮力を利して立ち上がったトカゲはクラーケンの頭上で無貌の頭部に大きく真一文字の口を開いて2026-08-14
00:56:54
マガツメクラーケンの頭部をその口中に収めると並んだ牙を食い込ませながら噛みちぎる2026-08-14
00:57:42
マガツメ頭部の半分を失ったクラーケンは動かなくなり、明滅していた光も小さくなり、やがて闇が海底を覆った2026-08-14
00:58:30
ジャイアントグレートGクラーケンの動きが止まり、無敵の巨人は雄々しくポーズを取る2026-08-14
00:59:05
マガツメ顔のない巨大なトカゲは、そのポーズを見て少し笑ったのかもしれない2026-08-14
00:59:48
フルエ・レーム「や……やったぁ~!ジャイアントグレートGにマガツメさん……かっこいいよぉ~!」二人の勝利を祈っていた少女は喜びの笑みを浮かべていた2026-08-14
01:00:09
マガツメ海水よりも重く、その体が溶けるように崩れていくと、中央に小さな白い裸身が佇んでいた2026-08-14
01:00:35
マガツメ「このロボ……すごいな」驚愕に忍者の言葉遣いも忘れて、素直に感嘆の声をあげてジャイアントグレートGを見上げた2026-08-14
01:01:43
フルエ・レーム「えへへ……ジャイアントグレートGはわたしの友達で最強のゴーレムなんです!」最強、というのは予定だが2026-08-14
01:02:08
マガツメ「人間の友人も持ったほうがよろしかろう」そう言ってふふっと笑う2026-08-14
01:02:40
フルエ・レーム「あっ、そ、それは、その……ま、また考えておきます……」2026-08-14
01:03:04
フルエ・レーム「……」2026-08-14
01:03:12
フルエ・レーム「で、でも……」2026-08-14
01:03:26
フルエ・レーム「ば……蛮族の、と、友達なら……」2026-08-14
01:03:39
フルエ・レーム「つ、作っても、いい、でしょうか……?」2026-08-14
01:03:54
マガツメ大きく目を見開いて2026-08-14
01:04:04
マガツメ小さく首を振って目を閉じ、「蛮族を信頼するものではない」2026-08-14
01:05:02
フルエ・レーム「……そう、ですか……」2026-08-14
01:05:22
マガツメ彼女も冒険者であれば、いろいろな蛮族と出会うこともあるだろう2026-08-14
01:05:44
マガツメその中でも上位蛮族はほとんどが狡猾で冷酷だ2026-08-14
01:06:11
マガツメ蛮族と友人になれる と考えることはいつか彼女の足元をすくうことになる2026-08-14
01:06:40
フルエ・レーム「……でも」2026-08-14
01:07:03
フルエ・レーム「今日、マガツメさんに会えたことは……わたし、忘れません」2026-08-14
01:07:21
フルエ・レーム「例え騙されていたとしても……騙されていて良かったって、思います!」2026-08-14
01:07:36
マガツメ「そうか……」静かにそう言って頷くと2026-08-14
01:08:08
マガツメ視界の端に小さな光が見える2026-08-14
01:08:15
マガツメそれは、自分をここまで導いた光だった2026-08-14
01:08:24
マガツメその光の中に、マガツメは一人の忍者の姿を見た2026-08-14
01:09:10
マガツメ大きなスリケンを手に、マガツメを見ている2026-08-14
01:09:27
マガツメ闇の中でその姿は良く見えないが、マガツメは確信していた2026-08-14
01:09:48
マガツメそのバジリスクの体を蝕む強い冷気の中に歩を進め2026-08-14
01:10:08
マガツメ忍者からスリケンを受け取る2026-08-14
01:10:15
マガツメそのスリケンの感触はすぐに手に馴染み2026-08-14
01:10:26
マガツメそして、マガツメを現実へと引き戻していく2026-08-14
01:10:37
フルエ・レーム「───」その光景にもう、お別れであることを感じ取る2026-08-14
01:11:28
マガツメマガツメはフルエを振り向く2026-08-14
01:11:29
マガツメ開いた口はもしかしたら「ありがとう」といったのかもしれないが、もう言葉も届かなかった2026-08-14
01:11:57
フルエ・レーム「───ありがとうございました」もう二度と、彼女に会うことはないかもしれない。会った時は刃を交える時かもしれない。けれど、今は彼女と、出会いと、この冒険に、感謝の言葉を返した2026-08-14
01:12:46
フルエ・レーム「行っちゃったね……ジャイアントグレートG」暗い海の底、夢の中でしか許されない、理想の巨人へと語りかける2026-08-14
01:14:05
ジャイアントグレートG当然、ゴーレムが言葉で返すことはない。夢の中ですら、彼女はそれをイメージ出来ない2026-08-14
01:14:32
ジャイアントグレートGただその代わりに、彼女を手に乗せて、その巨人は海底から海面へとめがけ───飛んだ2026-08-14
01:15:28
フルエ・レームぐんぐんと近づく水の天井、向こう側に歪んで見える月の明かりめがけ飛び───2026-08-14
01:16:22
ジャイアントグレートG巨大なゴーレムは海上へと飛び出し、飛沫とともに光と混ざる2026-08-14
01:17:16
フルエ・レーム「はぁっ……」月明かりに息を呑む。それが水底から開放されての息継ぎだったのか、その光景に見惚れてだったのかは分からない2026-08-14
01:18:49
フルエ・レーム「素敵な夢だったね」ただ本心からそう言って、水と光に溶けていく友の手のひらの上で、眠りにつくことにした2026-08-14
01:20:37