トレーラー
キャラクター/ハンドアウト
“血染めの復讐姫”朱星 朔姫
- ブリード
- クロスブリード
- シンドローム
- ブラム=ストーカー/エグザイル
- Dロイス
- 復讐者
君はN市公立高校に通う高校生のオーヴァードだ。
君には桜井若歌という友人がいた。彼女は3年前に事故で亡くなった。そう、彼女は君がオーヴァードとして覚醒するに至った事件における犠牲者だ。
仮にあの時の君にもっと力があったなら救えたはずだった。君がオーヴァードとして弱々しかったばかりに救えなかった人だ。君は今もそう思っているかもしれない。
しかし、ある春の日、君は若歌と再会する。3年前に喪われたその姿そのままで、3年が経って成長した君の目の前に彼女は現れた。
記憶を失っているようだが、その少女は間違いなく桜井若歌だった。
“他ならぬ誰か”姫花つつじ
- ブリード
- クロスブリード
- シンドローム
- キュマイラ/ハヌマーン
- Dロイス
- 複製体
君はUGNのN市支部と関わりを持っているイリーガルのオーヴァードだ。
君は“ソードキャッスル”桜井暁都というチルドレンと知り合いだった。当時彼はN市とは違う支部でエースと目されていた優秀なオーヴァードだった。
君はイリーガルとしてその支部の抱えた事件解決に協力したことがあり、その際に彼と優れたオーヴァード同士として交友関係を結んだことがあった。
しかし彼はその後別件において家族を失ったショックで戦えなくなり、前線からは退いたはずだった。
そんな彼が突然N市に現れた。暁都はUGNの監視を振り切り独自行動を起こしているという報告を君は受けている。彼の目的を知らねばならない。
“羅睺氏”九条 鈴
- ブリード
- クロスブリード
- シンドローム
- オルクス/バロール
- Dロイス
- 亜純血
君はUGNのN市支部の支部長だ。不祥事により退いた前任の支部長に代わり、これからN市支部を纏めねばならない。
ある日、赴任先の春の街を歩いていた君は不気味なオーヴァードと遭遇した。花を咲かす直前の桜の幹と向かい合う、黒い靄めいた陰のような存在だ。
それは己をシャドウカインドと名乗り、やがてこのN市を亡者の街に堕とすと告げて去っていった。当然ながらそのようなことを看過するわけにはいかない。
君は急遽赴任したばかりのN市の日常を守ることができるだろうか。
“日常の支配者”風見 澪
- ブリード
- ピュアブリード
- シンドローム
- ウロボロス
- Dロイス
- 輪廻の獣
君はN市に住むUGNの協力者のオーヴァードだ。
今回君はN市で起きている怪事件の調査をN市支部から委託された。死んだ人間が街中で目撃されるという話だが、N市には古くから死者復活の逸話があるらしい。
任務ではあるがせっかくの桜だ。愛する幼馴染と共に花見に興じつつ花見客から聞き取りを行なっていたところ、この春から正式にN市所属となったエージェントがやってくる。
君と同等に君の幼馴染とは古い付き合いである彼女は君たちの関係を誂いつつも、レネゲイドによる異変について真剣に話し合うのだった。
“燃える天空” 榛原 慧一
- ブリード
- クロスブリード
- シンドローム
- ウロボロス/サラマンダー
- Dロイス
- 古代種
君はN市に住むUGNの協力者のオーヴァードだ。
ある時、ゼノスの都築京香が君に接触してきた。彼女はシャドウカインドというジャームがN市を狙っていると告げる。
君へはそのように情報をただ伝えるだけで、その情報がどのように必要になるかということについて伝えることはなかった。
とまれ、彼女が語るその陰謀を阻止するには千年桜という桜が鍵となるらしい。ジャームの陰謀からN市を守るつもりがあるならば、京香の思惑に乗せられるのも手だろう。
第一夜/プリプレイ
セッション開始前(クリックで開閉)
姫花 つつじ:わは~
GM:準備ヨシ
わはー
姫花 つつじ:アイスだ
GM:アイスです 80円
姫花 つつじ:当たりが出たらもう一本?
GM:当然
姫花 つつじ:わぁい
姫花 つつじ:あ、それと多分普通の時のPL+GMくらいの人数だと問題ないとは思うんだけど
アックスのRP卓で重くなるとちょっとリログしなきゃいけない時あったからひょっとしたらちょいちょい反応遅れるかもとあらかじめ
GM:了解
改良に次ぐ改良でだいぶ軽くなったとも聞きますから大丈夫と思いたい
GM:せっかくなので積極的に使っていきたい次第です アックス
姫花 つつじ:ありがたいですね
GM:ありがたいです
姫花 つつじ:支部長はひつじスタンプであったがもこもこだろうか
もこもこだといいな
姫花 つつじ:というか今日は全員ひつじスタンプだ
うれしい
GM:ひとり空気を読まずに[忍 殺]する人いませんしね
姫花 つつじ:あの毎回のバラバラ具合好きですよ
GM:そういえば新しい部屋まだスタンプ登録してませんね いずれしておこう
姫花 つつじ:わは~
GM:わはー
GM:ハチャメチャに怪しいやつがきた
九条 鈴:わはー
姫花 つつじ:もこもこ……ではないが着こんでいる
GM:あ、立ち位置は6へどうぞ
九条 鈴:はーい
姫花 つつじ:好感度微プラスからスタートです
九条 鈴:こんな不審者相手に好感度上げちゃだめだよ!
姫花 つつじ:ロングコートの材質次第ではもうちょっと上がる
九条 鈴:秋冬ものなのでまあそれなりの厚着
姫花 つつじ:↑↑↑
GM:しかし3話の作中季節は4月上旬ですが4話以降は…おそらく初夏~夏…
九条 鈴:ダメだって!
九条 鈴:PC的には肌を晒すのが好きではないので夏場は地獄を見ながらもあんまり脱がないかもしれない
九条 鈴:PL的には厚着の方が胡散臭さ出しやすくて……
姫花 つつじ:とても仲良くできそうだ
GM:そこは…薄手の上着はおるとか…
九条 鈴:まあ夏になったら差分が増えることでしょう たぶん…
GM:(絶対この人サングラスはずした差分こっそり用意してる)
姫花 つつじ:王道ゆえにハズレなしだ
九条 鈴:あるけど問題はいつ晒すかということ…!
九条 鈴:頑張って恰好よく外せるようRPに尽力いたします…
GM:よろしくお願いします…今回2連続で3年前時空シーンなので現在時間RPはあなただけです…
姫花 つつじ:回想シーン~
GM:ひつじちゃんがトップバッターです…
姫花 つつじ:中学生時代の服用意しようかと思ったけどひつじちゃんずっと同じ服着てそうだなと思ったのでそのままです
姫花 つつじ:ものもち……
九条 鈴:体格もあまり変わってないタイプか…
姫花 つつじ:伸びず肥えず
九条 鈴:完成されているとも言えよう
姫花 つつじ:ずんど~
朱星 朔姫:わは〜
九条 鈴:わはー
姫花 つつじ:わは~
GM:わはー
風見 澪:わはー イモゲリウムじゃなかった!
GM:わはー
九条 鈴:わはー
姫花 つつじ:わは~
GM:せっかくなので積極的にアックスを使っていく所存です
GM:あ、でもこっちだと接続切れますという方いらっしゃいましたら申告くださいね
九条 鈴:今のところは問題なし!
朱星 朔姫:はーい
姫花 つつじ:おっけ~
風見 澪:大丈夫でーす
風見 澪:アックスはすでにテスト済みなので接続環境に影響はありません!
朱星 朔姫:てすと
GM:kawaii
風見 澪:KAWAII
姫花 つつじ:中学生時代朔姫ちゃんだ~
九条 鈴:kawaii!!
姫花 つつじ:とってもかわいい
風見 澪:そして九条さん胡散臭い!!!
朱星 朔姫:中学時代はこっちで
姫花 つつじ:シルエットいいよね……
九条 鈴:いい…
九条 鈴:今度の支部長は胡散臭さ全振りです
風見 澪:胡乱な支部長ばっかり遭遇するなぁ!
姫花 つつじ:(「今回の」っていうけど天狗支部長とかちょくちょくうさん臭さ全振り支部長やってるような)
GM:ウィンドウまとめられるの超便利だなアックス
風見 澪:タブ変更で確認できるのすごいですよね
九条 鈴:まともなPC1-2あたりが難しくて…
九条 鈴:新機能多過ぎて全然使い切れてない気がするぜ……
GM:ジカンダ
風見 澪:イモゲリウムの新機能は馬に乗れるということです
風見 澪:ジカンダ
姫花 つつじ:おじかん……
九条 鈴:ヨシ!
GM:では改めまして
GM:いろいろありましたが
GM:第1回にしてyugiriさん欠席ですが
GM:月曜DXサンプルリレー 3話 始めていきたいと思います
GM:よろしくお願いします
九条 鈴:よろしくお願いします!
風見 澪:よろしくお願いします!
姫花 つつじ:よろしくお願いします~
朱星 朔姫:よろしくお願い致しますわ〜
GM:では今回新しいPCがいますので彼に簡単に自己紹介してもらいましょう
GM:HO3 九条鈴くん 起立
九条 鈴:はい
九条 鈴:(教壇に立つ音)
九条 鈴:「やあ、足元の敷居は踏まないでおくれよ、気の巡りが乱れるからね」
九条 鈴:「……実に胡散臭いものを見たという表情だなぁ! ま、怪しい看板に怪しい店主、看板に偽りなしってやつさ」
九条 鈴:「改めまして、九条 鈴と申します。見ての通りの風水師であり、見ての通りじゃないほうで言えば……不審者が一番近いかな、うん」
九条 鈴:「男なのか女なのか、いくつに見えるか、とかは好きに推し量ってくれて構わないよ」
九条 鈴:「どう見てくれるかで、こっちも勝手にあんたを計るからさ」
九条 鈴:「で、えっと今日はどっちだっけ? 占い? それとも……超常?」
九条 鈴:そんな感じの胡散臭い風水師支部長!
九条 鈴:《妖精の手》《赤方偏移世界》で後押ししつつそこそこの行動値から3体にC5アタック硬直付与をバラまく射撃型です
九条 鈴:ミーミルの覚書もあるから情報収集で置物になったりはしない…はず!
九条 鈴:以上! よろしくお願いします!
風見 澪:よろしくお願いします!
姫花 つつじ:よろしくお願いします~
GM:なかなか醸し出せない胡散臭さですよ よろしくお願いします
朱星 朔姫:よろしくお願い致しますわ〜
GM:じゃ自己紹介も終わったことだしマスターシーンから始めていきましょう
GM:今回シーンは3つだけなのでゆっくり進行でいきます
姫花 つつじ:なんと彼なのかどうかすら不詳なのである
風見 澪:風水師!?
風見 澪:胡散臭い!
九条 鈴:風水師への偏見で出来ているPCです
姫花 つつじ:秋冬もののロングコートということでひつじちゃんの好感度は+30程度からスタートです
朱星 朔姫:風水自体はまぁ……おそらく実用的な理屈もなくはないんでしょうけどね……
九条 鈴:もっと警戒心をもって付き合う人を選ばないと駄目っすよつつじさん……!
マスターシーンⅠ
GM:森は静かだった。
GM:真夜中ともなれば森に投げかけられる光は月光以外に無く、木々の重なりは地上まで届く光を細かく砕き、森の奥には薄暗い緑の影が幾重にも折り重なっている。
GM:風が梢を渡る。葉擦れの音が遠くから近づいてはまた遠ざかっていく。鳥の声も、獣の気配も、どこか遠い。
GM:その森の奥まったところに、一本の桜が立っていた。
GM:老いた桜だった。長い年月を生きてきた幹は太く、幾度となく季節を越えたことを物語るように、樹皮には深い皺が刻まれている。
GM:それでも────その姿は朽ちてはいなかった。
GM:地中深くへ根を張り、太い幹から伸びた枝は森の空へ向かって大きく広がっている。これほど見事な威容を誇る桜の巨木は稀だろう。
GM:ただそこに生えているだけで幽玄の気配が漂い、周囲の木々もそんな桜へ敬意を示すかのように間隔を開けて並んでいる。
GM:月明かりに照らされて巨木は淡い燐光を放っているかのように神秘的に佇んでいた。あるいは────本当に自ら光を放っているのか。
GM:そして今、その枝々には無数の蕾が膨らんでいた。淡い色の花弁が、固く閉じた蕾の隙間からわずかに覗いている。
GM:ひとつ。またひとつ。まだ咲ききらない花々が、春の訪れを確かめるように、ゆっくりとその身をほどいていく。
GM:風が吹く。枝が静かに揺れる。そのたびに、いくつもの蕾がかすかに震えた。
GM:まるで長い眠りから目を覚ましたものが、まだ明るさに慣れない目を開くように。少しずつ時間を費やしながら、己の役割を思い出すかのように。
GM:森の中には人の姿はない。ただ、この老木だけがいる。
GM:幾度の春を見送り、幾度の春を迎えてきたのかも分からないまま、今年もまた同じ季節を迎えている。
GM:やがて────ひとつの蕾が、静かに開いた。
GM:続いて、その隣でも。枝の先でも。幾重にも重なった枝々の奥でも。花は少しずつ、その数を増やしていく。
GM:まだ満開ではない。けれど、それももう遠くはない。
GM:森の静寂の中で、老いた桜はただゆっくりと、春の盛りへ向かっていた。
GM:まるで長い長い時間の果てに、何かを待ち続けていたかのように。
GM:それは桜咲く頃に始まった、まるで白昼夢のような物語。
GM:N市にはある伝説があった。
GM:古い桜が思いをつなぎ、亡くなった大切な人ともう一度会えるという。
GM:しかし、いまその伝説を悪用し、ある兄妹をもてあそぼうとする陰謀がうごめく。
GM:桜吹雪がN市を包む時、思い出の中の誰かがそっと振り向く。
GM:ダブルクロス 3rd Edition 『サクラ・デイドリーム』
GM:ダブルクロス─────それは裏切りを意味する言葉。
風見 澪:桜シナリオなんだけど、こいつら厚着だ……!
朱星 朔姫:私は薄着寄りなのであまり好まれてなさそうですわね
姫花 つつじ:もこもこ好きに悪い人はいないから……
朱星 朔姫:ストールがわずかに加算ポイントでしょうか
姫花 つつじ:朔姫ちゃんも厚着似合いそうなのになぁ~って思ってるよ~
風見 澪:あえて薄着を維持
朱星 朔姫:厚着すると……太って見えてしまうので……
姫花 つつじ:ただでさえ細いのに~
朱星 朔姫:ウエストを絞る必要がありますの
見学3rd:わはー
見学権限だと発言できなかった
姫花 つつじ:わは~
九条 鈴:わはー
朱星 朔姫:わは〜
風見 澪:わはー!
風見 澪:本日は一人抜けでセッション、私は出番なしでお送りしております
見学3rd:アックス!
告知見て条件反射でイモゲリウムでお部屋探したけどなかったんだぜ
風見 澪:びっくりですよね
GM:わはー
見学3rd:わはー
(GMのアイコンが)ヴァニラ・アイスだ……
風見 澪:わはー!
風見 澪:ガオン!されちゃうんだ…
九条 鈴:わはー コワイ!
オープニングⅠ 前半/PC2 姫花 つつじ
GM:●OP1 前半 シーンプレイヤー:つつじ 他PC登場:なし
GM:シーン終了条件:3年前の記憶の回想を打ち切る
GM:三年前。
GM:その日、君が応援要請に応じて出入りしていたUGN支部はひどく静かだった。いっそよそよそしいまでに。
GM:人の営みが途絶えたわけではない。廊下には職員の姿があり、遠くではキーボードの打鍵音も聞こえている。それなのに、支部全体が息を潜めているようだった。
GM:誰もが声を落としている。誰もが何かを恐れるように、ひとつの部屋を避けている。
GM:────桜井暁都が、そこにいる。
GM:そう聞かされて、君はその部屋の前に立った。
GM:“ソードキャッスル”。
GM:かつて幾度となく同じ戦場に立ち、その剣を振るう姿を目にしてきた少年。
GM:敵を前にすれば一歩も退かず、どれほど不利な状況であろうとも勝機を拾い上げる。そんな勇猛果敢で頼りになるUGNチルドレンの彼の姿を君は知っている。
GM:だからこそ。扉の向こうにいる彼がいつもの彼ではないことを、開ける前から感じていた。
GM:軋む音を立てて扉を開く。
GM:部屋の中には、冷めきった空気が淀んでいた。窓から差し込む光さえ、まるで居場所を失ったように床へ細く伸びている。
GM:その中央に、桜井暁都がいた。
GM:椅子に腰掛け、俯いたまま動かない。握りしめた両手には、何かを掴もうとしてそれでも指の隙間から零れ落ちてしまったものを、今もなお追い続けているような力が込められている。
GM:君の知る彼は、そこにはいなかった。
GM:戦場で見せた鋭さも。仲間と交わした軽口も。優れたオーヴァードとしての自負も。それらすべてが、誰かに一息で吹き消された蝋燭のように失われている。
GM:ただ、そこにいる。大切なものを喪った人間として。
GM:君が部屋へ足を踏み入れたことにも気づかないまま────あるいは気づいていたとして反応も返さぬまま、暁都は俯いていた。
GM:では登場とRPをどうぞ
このシーンは3年前の回想なので登場による侵蝕率増加はナシです
姫花 つつじ:おっと、了解です~
姫花 つつじ:『────』
姫花 つつじ:たしか────あの時の自分は。
姫花 つつじ:そんな彼の様子を目の前に、はじめ何も口にすることができなかった。
姫花 つつじ:オーヴァードとして覚醒して、ほんの1年ほど。
姫花 つつじ:イリーガルとして活動し、UGNへ協力することはあっても────
それは、どこか。
姫花 つつじ:漫画やアニメ、ゲームの中のような。
どこか、現実離れしたものとして受け止めていた。
姫花 つつじ:だから────きっと。
姫花 つつじ:本当に、大切なものを喪ってしまう人を目にするのが。
以前からの知人が、そうした人になってしまうのを目にするのが。
姫花 つつじ:────どうしようもない現実が、こうした風に降りかかりうるものだと知るのが。
その時初めてだったのだと、思う。
桜井 暁都:「────────────」
桜井 暁都:部屋の真ん中で、暁都は一言も発さずに扉を開いたつつじを迎えた。
桜井 暁都:君が見てきた彼の背中は、君が感じていた漫画やアニメ、ゲームの中のような。そんな世界から現れたような人物だった。
桜井 暁都:剣を手に、いつも先陣を切り。世を乱す悪を率先して討ち、勝利の栄光よりも傷ついた仲間のことを気にかける。
桜井 暁都:そんな彼の姿は、どこにもなかった。
風見 澪:こんな濃厚で陰湿なシーンが二人確定しているのに
この雰囲気をブチ壊すヤツが一人確定しているですってよ、奥様
九条 鈴:許せねえぜ……いったい誰なんだ!
風見 澪:いったいだれなんだ……!
姫花 つつじ:躊躇いながら、歩を進めた。
どこまで近づけば反応してくれるだろう、というよりも。
姫花 つつじ:どこまで近づいても、反応を返してはくれないだろうと。どこまで近づいたら、自分でもそう分かってしまうのだろうと、思いながら。
桜井 暁都:「────────ひつじか」
桜井 暁都:そうやって、しばらくして。沈黙は続いて。永遠にそれは破られないのではないかというほど重々しくて。それでも。
桜井 暁都:唇を微かに開き、彼がぽつりと声を漏らす。……言葉というより、吐息だった。
姫花 つつじ:「っ」
姫花 つつじ:びく、と。
返ってきた言葉に、安堵というより。
姫花 つつじ:その言葉に籠ったものを────あるいは。
何も籠っていないのを、感じ取って。
姫花 つつじ:歩を、止める。
姫花 つつじ:「……おねむのところだったかな~。邪魔しちゃってごめんね~」
桜井 暁都:「いや………………」
桜井 暁都:「………………その反応だと、もう話は聞いてるんだな」
姫花 つつじ:かろうじて……作ろうとした、虚勢の空元気を、霧散させながら。
姫花 つつじ:「……うん」
姫花 つつじ:こくり、と。ただ頷く。
桜井 暁都:「…………大切な、妹だったんだ」
桜井 暁都:「生まれた時から親父はいなくて、そのうちおふくろは病気で死んじまって」
桜井 暁都:「爺さん婆さんの家にふたり預けられてな」
桜井 暁都:「………俺が。俺が見守ってやらなきゃ。そう、思ってた」
姫花 つつじ:言葉を返すこともできないまま。
うん、うん、と。何にもならない相槌を、ただ打ちながら。傷口から流れ落ちるような言葉を、ただ受け止める。
桜井 暁都:ぽつり、ぽつりと。暁都の口から幽霊の囁きのような声が発せられる。でも、そんなこともう君は知っている。
桜井 暁都:だって暁都が何度も繰り返し口にしてきたことだ。照れくささを誤魔化す淡々とした素振りで、でも誇らしげに。
桜井 暁都:「でも、俺がこんな身体になっちまってさ。そばにいてやることができなくなって」
桜井 暁都:「………それでも、いい。離れたところから見守ろう。あいつには寂しい思いをさせてしまうが……」
桜井 暁都:「……あいつが平穏無事に生きていける世界を、俺が陰から守ろう」
桜井 暁都:「そう、思っていたのに」
姫花 つつじ:「……」
姫花 つつじ:知っていた。
以前の彼を知っていれば、今の彼の状態を知っていれば。
姫花 つつじ:どのような思いを抱えているかなんて、容易に想像が付くことだ。
姫花 つつじ:────それでも、それは共感たり得ない。
知ったような口を利いたところで、彼の抱く気持ちには到底届かない。
姫花 つつじ:私は、彼と同じ傷を負うことはできない。
朱星 朔姫:ひつじさんがどんどん曇っていかれますわ……
九条 鈴:これがOPの曇り方か……!?
見学3rd:後は上がるだけ……いやむしろもう少し落としたって……
風見 澪:底まで落ちていく……
姫花 つつじ:澪君がバランス取ってくれるらしいから……つい……
風見 澪:よし、バランスとりは任せろ……!
桜井 暁都:その独白を吐き出す相手は、この部屋に訪れた何者かなら誰でも良かったのか。
桜井 暁都:それとも、共にUGNの任務にあたる中で背中を預けて戦ったつつじが相手だからなのか。
桜井 暁都:────────暁都以外に、誰にも分かりはしない。
桜井 暁都:「なんであいつが死んだと思う? 例えば、交通事故による不慮の死────納得はできないが、間が悪いというのはそういうものなんだろう」
桜井 暁都:「…………わざわざレネゲイド事案でだぞ。学校の校舎でジャームが暴れたのに、巻き込まれたんだそうだ」
桜井 暁都:机の上に置かれていた暁都の拳が固く、固く握り込まれた。爪が刺さって血が滴るのではないかと思わせるほどに、固く。
姫花 つつじ:────思い返す。
今までだって、きっと。
姫花 つつじ:自分が、自分達が。対応するまでに出た被害者たちの中にも。
その人を想う人が、こうしていたはずなのだ。
姫花 つつじ:────それを、"最小限の被害"と呼んだことも。何度だって、ある。
桜井 暁都:そうして、つつじが文字で、数字で、データで、そうして流してきたちっぽけで不幸な被害者が────目の前にいる。
桜井 暁都:「────だというのに、俺は仇討ちにも行けないんだと」
桜井 暁都:「事案の起こった区域が、このUGN支部の管轄外だから」
桜井 暁都:「行方不明という扱いにされている俺が直接現地に赴けば、証拠隠滅のための手間が増えるから」
桜井 暁都:「ハ────────────」
桜井 暁都:一瞬、可笑しそうに微かな笑声を零したあと。
桜井 暁都:「────────どうなってるんだ!! この世界は!!」
風見 澪:そうだねx1
朱星 朔姫:敵討ち、しに行ったら仇を前に冷静さ失って危ないことになる可能性もあれば、我慢させることで苛立ちからジャーム落ちの危険性もあって、上層部も対応が難しそうですわね……
姫花 つつじ:優秀なエージェント一人無気力状態に置いておくのかってのはあるけど許可しても敵討ち終わったら元に戻るかって言われるとまた怪しいしねえ
風見 澪:人員不足が悪いんだ…
桜井 暁都:突然激昂し、机を拳で叩いた。叩かれた部分が粉々に砕け、机はその一部が“机だったもの”に姿を変える。
姫花 つつじ:僅かに、悲しそうに眉を寄せた。
桜井 暁都:「…………………………」
桜井 暁都:「………すまん。ひつじ。本当にすまない」
桜井 暁都:「お前が悪いわけじゃない。もちろんだ。お前が悪いわけじゃない……なのに怒鳴ってすまない……」
姫花 つつじ:「ん。……いいよ~」
姫花 つつじ:「ほら、ひつじちゃんはとっても毛皮が分厚いので~」
姫花 つつじ:無理矢理に、笑顔を形作る。
姫花 つつじ:「ちょっと大きな声を出されるくらい、全然へいちゃらだからさ~」
朱星 朔姫:ひつじさんは無理に作った下手な愛想笑いが似合う御方で……とても悼ましいですわね……
姫花 つつじ:「……」
姫花 つつじ:「……だから、さ」
姫花 つつじ:「……今すぐに、じゃなくていいから」
「また、もとの暁都くんに戻ってくれたらいいな~、って思ってるよ」
桜井 暁都:「…………。いいやつだよ、お前は。優しいやつだ」
桜井 暁都:一瞬だけ、暁都はいつものように────いや。いつものものよりも、どこか寂しげに微笑んだ。
姫花 つつじ:ううん、違うよ。違うんだよ。
姫花 つつじ:私は、そんな人じゃないよ。
姫花 つつじ:だって、今。
風見 澪:第一人称変更!
姫花 つつじ:この話を聞いている間だってずっと。
姫花 つつじ:私の頭の中にあるのは。
姫花 つつじ:────お父さんとお母さんが死んじゃったら。
私は、こんな風に悲しめるだろうか、って。
姫花 つつじ:どこまでも、自分勝手な思いだから。
桜井 暁都:君の胸中を彼が知る由もなく。再び暁都は机に両肘を突き、頭を抱えて項垂れた。
桜井 暁都:離れ離れになっても心の底から大切に想っていた妹を喪った深い悲しみが、その大柄な身体を覆っていた。
桜井 暁都:「ひつじ。すまない………俺はそいつに応えられない」
桜井 暁都:「俺はここまでだ。これ以上………戦えない。いや、戦うための理由を自分の中で見つけられない」
姫花 つつじ:「……」
姫花 つつじ:「……そ、っか」
姫花 つつじ:誰かにとっての、"助けてくれる誰か"になりたかった。
自分にとっての行動原理は、それがすべてだ。
姫花 つつじ:望んでくれる相手として。誰かがいるなら、それだけでいい。
姫花 つつじ:だけど。
姫花 つつじ:だけど……彼が、望まれたい相手は。
喪った妹、ただひとりだったのだろうから。
姫花 つつじ:「……」
姫花 つつじ:「……じゃあ、さ」
姫花 つつじ:「戦う、じゃなくてもいい」
姫花 つつじ:「何か、そうだな……例えば、カラオケとか」
「ゲーセンとか、ボウリングとか。フードコートでの、買い食いとか」
姫花 つつじ:「……何でもいいから。何かしたい、って思った時には、付き合うからさ~」
姫花 つつじ:「その時は、是非是非ひつじちゃんに声をかけてほしいな~、って」
「……ケータイの番号、知ってるよね~?」
桜井 暁都:「ああ………」
桜井 暁都:「そう、だな。………気が向けば、かけてみる、いずれそういう気分にもなるだろうから………」
姫花 つつじ:「……ん。今は、それを覚えててくれたら大丈夫~」
桜井 暁都:………暁都の曖昧な返事。それはきっとそんな出来事が未来に訪れることはないだろうという予感を覚えさせる。
桜井 暁都:「………UGNの方にはもう伝えてある。処遇は……追って知らせるとだけ聞いている」
桜井 暁都:「………………………。何度も謝るばかりで悪い。少し………ひとりにさせてくれないか」
桜井 暁都:俯き、君に視線を合わせないままぽつりと暁都は言った。
姫花 つつじ:「……ううん、大丈夫~。暁都くんも、お年頃の男の子だもの~」
姫花 つつじ:「……」
姫花 つつじ:「何か、あったら」
「遠慮なく、頼ってね」
桜井 暁都:「ああ……」
姫花 つつじ:届いたのか、届いていないのかすら曖昧なその返事を最後に。
その時の会話は、ふつりと途切れて。
姫花 つつじ:後ろめたさを抱えたまま、その場を去ったと、記憶している。
桜井 暁都:その記憶の最後。そうして去ろうとして部屋を出ようとした君の背中に、暁都の声が投げかけられた。
桜井 暁都:「ひつじ」
桜井 暁都:「………最後まで、ひつじ“ちゃん”と呼んでやれなくて悪かったな。………照れ臭くて」
姫花 つつじ:「ん」
朱星 朔姫:何が最後ですか! 今後呼び方を変えればよいではありませんか!
風見 澪:そうそう、これからちゃんづけしよう
姫花 つつじ:「……それは」
「次会った時は、呼んでくれるってことで。いいのかな~?」
九条 鈴:そして3年後…
姫花 つつじ:だって。
まるで────今生の別れみたいな、口振りじゃないか。
GM:────返事は返ってこなかった。
GM:壊れた机に向かい合い、誰とも視線を合わさず沈黙している。それが君が3年前のあの日に見た、かけがえのないものを喪った青年の残骸だった。
GM:GMからは以上です
GM:あとはいい感じに〆てくだされば
姫花 つつじ:はぁ~い
GM:3年後は次週でーす
姫花 つつじ:「……」
姫花 つつじ:「次会った時は、呼んでもらうよ」
姫花 つつじ:返事がないなら、と。
念押しのような形に言い換えて。
姫花 つつじ:……それにも返事が返ってこないことを知りながら、少しだけ待って。
それから、やっと。部屋を出た。
姫花 つつじ:あの時、他に何ができただろう。
姫花 つつじ:あの時、他に何が言えただろう。
姫花 つつじ:それでも────今、いくらそれらを考えても。
姫花 つつじ:その時に在った会話の、それがすべてだった。
姫花 つつじ:ということで〆~
GM:ありがとうございましたー
姫花 つつじ:ありがとうございました~
姫花 つつじ:ふーっ
GM:では続いてOP2前半 朔姫ちゃん3年前のシーンです
朱星 朔姫:かしこまりましたわ
姫花 つつじ:凄いですよねGM
ひつじちゃんRPあっさりめをウリにしているのに1時間もいただいてしまった
風見 澪:凄いGMですよ、恐ろしい…ハードルが高くて…
九条 鈴:あっさり…あっさり…?
風見 澪:こってりですよね
姫花 つつじ:あっさりだよ~
風見 澪:我々は薄口らぁめんRPでいきましょう、支部長
姫花 つつじ:アレーッ
九条 鈴:つまりわれわれは端麗醤油味…というわけだ
オープニングⅡ 前半/PC1 朱星 朔姫
GM:●OP2 前半 シーンプレイヤー:朔姫 他PC登場:なし
GM:シーン終了条件:3年前の記憶の回想を打ち切る
GM:三年前。
GM:まだ君がレネゲイドに纏わる様々な非日常を知らなかった頃。世界に陥穽などなく、見たままの日常だけが広がっていると思っていた時分。
GM:かつて君が通っていた中学校の放課後の校舎には、一日の授業の終わりを告げるべく淡い西日が差し込んでいた。
GM:教室から生徒たちが次々と吐き出され、廊下には帰宅を急ぐ足音と、名残惜しそうに交わされる話し声が重なっている。
GM:そんなまだまだ幼く姦しい少年少女たちが帰路に就く中を、君もまた桜井若歌と並んで歩いていた。
GM:彼女は、君にとって得難い友人のひとりだった。
見学3rd:JCお嬢ですって!
GM:現在とは違い────あるいは、現在も装っているだけで────当時の君は気弱で控えめな性格の少女だったからだ。
GM:資産家の娘であるという肩書と身体に流れる血が故の金髪。君の周囲はそんな特徴を持つ君を異物として距離を置き、君自身も周囲のそんな態度に甘んじてしまっていた。
GM:教室の隅の透明な壁の中で黙って本を読んでいた君へ、そんな壁の存在などまるで知らないような素振りで話しかけてきたのが若歌だった。
GM:誰かと話すことが特別なことではないように。友達になることが何かを乗り越えなければならないような大したことでもないように。
GM:いつの間にか君の隣にいて、当たり前のように話しかけてくれる。そんな彼女と過ごす時間は、不思議なくらい自然で温かみに満ちたものだった。
GM:校門を出る。夕暮れを迎えるにはまだ日は高く、学生たちの中には真っすぐ帰らずに放課後の時間を遊興に費やす者もいるのだろう。
GM:君にとってそれはあり得ないことだった────のは、若歌がいつの間にか君の友人となっていたことで必ずしもそうではなくなっていた。
GM:若歌が何気ない話をする。
GM:学校であったこと。くだらない噂話。明日の予定。帰り道に見つけた小さな出来事。
GM:世界を揺るがすようなことなど、何一つ起こらない。
GM:ただ、少女と少女が仲良く並んで歩き、明日もまた同じように学校へ行く。そんな穏やかな日々の1ページに過ぎなかった。
GM:当時の君は知らなかった。この帰り道がいつまでも続くものではないことを。
GM:この少女と過ごす時間が、やがて君にとって二度と戻らないものになることを。
GM:────この日には、まだ何も起きていなかった。
GM:では登場とRPをどうぞ
このシーンは3年前の回想なので登場による侵蝕率増加はナシです
朱星 朔姫:はい
朱星 朔姫:──あの日、私は。迎えを寄越すという連絡を、初めて、要らないですと断って。
朱星 朔姫:若歌さんと一緒に、のんびりと、通学路を歩いていた。
朱星 朔姫:「──それで、若歌さんは、どうしたのですか?」
朱星 朔姫:彼女の体験談に、思わず笑いを零しながら、そう尋ねていた。
桜井 若歌:「んーと。今日はどれにしようかなー。……よし、これにきーめた。おばちゃーん、これちょーだいっ」
桜井 若歌:「え? もちろんぶん殴ってやったよ。誰が『クラスの中だと4番目くらいに付き合いたい系』だよ、ふざけちゃってさ!」
桜井 若歌:などと。ぷりぷりと怒りながら駄菓子屋のクーラーボックスをかき回している。
姫花 つつじ:思ったよりアグレッシブな子だ
九条 鈴:ひでえ口説き文句!
姫花 つつじ:せめて本人の前で言うなし!
風見 澪:こう、ずいぶんとファンキーな子だ……
見学3rd:クラスで4番目……某型月主人公の次席と考えれば
桜井 若歌:そうしてアイスクリームのバーを2本選び出し、小銭を渡して受け取る。
朱星 朔姫:その様子を物珍しそうに見つめていた。なにせ、駄菓子屋なんて来るのは初めてだったから。
桜井 若歌:そのうちの1本を「はい、これ朔姫ちゃんの」と差し出すのだった。
朱星 朔姫:「……え?」
姫花 つつじ:お嬢様ムーブだ
見学3rd:庶民のアイス
朱星 朔姫:戸惑いながら、目線を若歌さんとアイスへ、交互に移しながら。受け取るまで引かない、と言わんばかりの彼女の気迫に押されて、受け取った。
朱星 朔姫:「え、と。ありがとうございます。ええと、お代を……」
桜井 若歌:「いいのいいの。今日は朔姫ちゃんが一緒に帰ってくれるからね。お祝いだ、受け取ってくれたまえ~」
朱星 朔姫:「……小銭を持っておりませんので、ひとまずこちらで」千円札を渡そうとします。
朱星 朔姫:「お、お祝い……?」そんなことで……?
桜井 若歌:などと言って千円札は受け取る素振りも見せず、自分の分の包装を破って駄菓子屋の店先でぱくりと咥えた。
桜井 若歌:当然ながら、朔姫が家で口にするような高級なアイスクリームとは雲泥の差、と言うのもおこがましい。
桜井 若歌:1本100円にも満たないような、安っぽいアイスクリームバー。
桜井 若歌:若歌はそれを「うん、今日も美味しい!」などと満面の笑みで頬張っている。
朱星 朔姫:戸惑いつつも、外装を剥がして、じっと観察する。……そして、えいっと口に含んだ。
朱星 朔姫:「ひゃっ……冷たい、ですね……」
朱星 朔姫:美味しい、と言わないところがアレだった。
姫花 つつじ:GMが食べられた
風見 澪:GMを口に含んだ
姫花 つつじ:えっちな卓か?
九条 鈴:ほな今日は終わりか…
風見 澪:終わっちゃダメだーっ
桜井 若歌:「でしょー。私はこれを春夏秋冬、季節を問わず常食してるのだ~」
朱星 朔姫:「冬は……寒いのでは……?」
桜井 若歌:「だからいいんじゃん。寒い中で凍えながらアイスを食べる! それが醍醐味なんだよ」
桜井 若歌:朔姫の含みのある発言にもまるで気がついた素振りなく、けらけらと笑っていながらぱくぱくとアイスクリームバーを頬張っている。
桜井 若歌:………ちょっと変なところのある子だった。だがまあ、人間なんてそんなものだ。誰であろうとどこかしら変なところがある。
朱星 朔姫:「それは、風邪を引いてしまいそうです……」はむはむ。小さな口でちびちびと食べ進めていく。
桜井 若歌:「でも嬉しいな。ずっと朔姫ちゃんと一緒に帰りにここへ寄って食べたかったんだ、アイス」
朱星 朔姫:「そう、なのですか?」
姫花 つつじ:←へんなところがある
朱星 朔姫:分かりません。何故そうも、私なんかを気にするのか。
桜井 若歌:「うん。朔姫ちゃんはお迎えが下校時刻ぴったしに校門前へビターッ! って到着しちゃうもんね」
桜井 若歌:「ずっと残念だな~って思ってたの。やっぱりアイスはさ、友達と一緒に食べるほうが美味しいから」
朱星 朔姫:「友達と一緒が……美味しい……」
朱星 朔姫:なんの芸もなく、オウム返しにしてしまって。
朱星 朔姫:「では今は……美味しいのですか?」話の流れからして、そういうことだろう。もしかしたら、私の勘違い、自惚れかもしれないけれど。
桜井 若歌:「あっっっったり前じゃん! ……あれ?」
桜井 若歌:「むむむ。というようなことを聞くということは、朔姫ちゃんはひょっとして美味しくない? つまり私のことを友達とは思ってない?」
朱星 朔姫:食べ進めるのが遅いため、少し溶けてきているアイスに苦戦しながら。
朱星 朔姫:「そ、そんなことはありませんよ」
朱星 朔姫:慌てて首を振る。
朱星 朔姫:「若歌さんは……私のお友達だと、思っております……」
朱星 朔姫:アイスが美味しい、とは言わなかった。嘘になってしまうから。
姫花 つつじ:なんか兄妹でアイスだと倒れる方は違うけど某ライダーを思い出すな……
朱星 朔姫:奢ってもらったものに文句をつける、なんて高飛車な女……
風見 澪:うーむ、お嬢様……
桜井 若歌:「そっかー。良かった~。むぅ、そういえば朔姫ちゃんとはいつ友達になったんだっけ。……………あはは、分かんないや!」
桜井 若歌:もう3分の1ほどしか残っていないアイスバーを手に、わははと若歌はひょうきんそうに笑った。
桜井 若歌:────こういう子だった。容姿は美人というよりは可愛いとか、愛嬌があるとか、そういう感じで。それはそれで人好きのする要素ではあるのだろうけれど。
桜井 若歌:それ以上に、人当たりが穏やかで優しかった。まるで温かい空気のようにいつの間にかそばに寄り添っている。
朱星 朔姫:それが、とても心地良かった。私は引っ込み思案で、人見知りだったから。グイグイ来るようでいて、不快感があるような迫り方ではなくて。
朱星 朔姫:気付けば、側で笑っている。そんな彼女のことが……私は、好きだった。
姫花 つつじ:キテル?
九条 鈴:キテル…
姫花 つつじ:《原初の赤:氷の塔》を立てるか
風見 澪:マカセロ
姫花 つつじ:頼もしいぜ
桜井 若歌:「あ、あれ高校の制服だ。……高校生かぁ。なんか先生はもう受験の話始めたよねぇ。まだ3年生にもなってないのに」
朱星 朔姫:「私は……そのまま高等部に上がりそうです」
朱星 朔姫:成績によって、高等部に上がれない人も居るけれど。また、あえて別の高校に行く人も居るけれど。
朱星 朔姫:私は多分……幼稚園から大学まで、この学園に居るのだろう。
桜井 若歌:歩道のフェンスにだらしなく寄りかかりながら、車道を挟んだ先を歩いている学生に目をやって何の気なしに口にする。
桜井 若歌:そして傍らの君の発言を耳にして驚いたような表情で勢いよく振り返るのだった。
桜井 若歌:「え!? 朔姫ちゃん、もっと遠いところのもっといい進学校に行ったりしないの!? すっごく頭いいのに!!」
朱星 朔姫:頭がいい、という発言に苦笑する。私はそんなに賢くない。中学生の今は、ちゃんと授業を受けていれば点くらい取れるでしょう。問題は高校や大学に行ってから……そう、聞いています。
朱星 朔姫:「今の学園も、良いところですからね。大学までそのままだと思いますよ。勿論、授業について行けなくなったらそうもいかないでしょうが……」
朱星 朔姫:勝手に幼稚園から大学までエスカレーター式の名門にしてGMを困らせる──
風見 澪:ラノベにありがちなのでヨシ!
桜井 若歌:中学編入だったんでしょうね若歌は
桜井 若歌:ちょっと無理して入った
姫花 つつじ:お兄ちゃんが学費頑張ったんだろうか
朱星 朔姫:UGNのお仕事してたらお金貯まるでしょうしねぇ
姫花 つつじ:めっちゃ残してる
朱星 朔姫:自分が近くにいられない分良いところに……! というのもありそう
風見 澪:あんまり食べてないのわかる
姫花 つつじ:お兄ちゃんがオススメして入れたんだったらそこがピンポイントで狙われたの凄い罪悪感在りそう
桜井 若歌:「────そっかぁ。ふふふ、授業についていけるかだいぶ怪しいラインのお馬鹿さんが今朔姫ちゃんの目の前にいるわけですが……」
桜井 若歌:「……でも、予定がちょっと狂っちゃったな。や、どちらかというとラッキーなんだけど」
桜井 若歌:なんてことを、溶けかかったアイスクリームバーを行儀悪く舐めながらぽつりと言う。
朱星 朔姫:「……どうなさったのです?」
朱星 朔姫:2/3が残っているアイスが溶けて手に垂れてきている。困ってティッシュで拭き取りつつ、慌てて食べ進めている。
桜井 若歌:「ん? ああ……」
桜井 若歌:「朔姫ちゃんがね。このままエスカレーターで上がるんじゃなくてよその学校を受験するんだったら、私もいっちょ頑張って同じところ行こうかなーって」
桜井 若歌:そう思っていたから、と。
桜井 若歌:君からすれば、理由を思いつくのに苦しみそうなことを言った。
朱星 朔姫:「……えっ?」
朱星 朔姫:何故でしょう、と問おうとした口を噤んだ。流石に、そう言われることの意味くらいは分かる。……いつ、そんなに好いて貰えたのかは分からないけれど。こんな根暗で、教室の隅で本を読んでいるだけの私に。
朱星 朔姫:「……えと、その。ありがとう、ございます?」
朱星 朔姫:だから、頓珍漢な返答になってしまった。
風見 澪:本人が路傍の石と思い込んでて、高嶺の花になってるパターンきたな…
姫花 つつじ:自分は好いているって言ってたのに向けられる側だと思わない朔姫ちゃんクオリティ
桜井 若歌:「うむ。苦しゅうないぞ」
桜井 若歌:「なーんてね。朔姫ちゃんといると楽しいしさ。でも、今の学校で頑張るだけでずっと一緒にいられるならあんしんあんしんだ~」
桜井 若歌:落第しないように勉強頑張らないと、と何故か楽しそうに若歌は笑う。
朱星 朔姫:「……私も、若歌さんとこうしてお話ししているのは……楽しい、です」
朱星 朔姫:照れ臭くてはにかみながら、そう応えた。
桜井 若歌:「ほんとぉ? やったぁ! 朔姫ちゃんにそう言ってもらえてうれしー♪」
桜井 若歌:「…………。ここだけの話、さ」
桜井 若歌:ふと。いつも明るい若歌が、笑顔はそのままに少しだけ昏い色合いを滲ませる。
桜井 若歌:「中学に上がったばかりの頃かな。前にも話したと思うけど、ずっと私のことを可愛がってくれてた兄さんが行方不明になってさ」
桜井 若歌:「学校じゃいつも通りにしようと思ってたんだけど、やっぱりキツいとこあったんだよね」
朱星 朔姫:「…………」聞いたことはあった。明るく振る舞っている若歌さんに、わざわざそのことを持ち出すことはなかったけれど。
桜井 若歌:「でもあの時、朔姫ちゃんがさ。『大丈夫ですか?』って心配してくれたよね。私その時ニコニコ笑ってたはずだったのに」
桜井 若歌:「────────あれ、嬉しかった。朔姫ちゃんって素敵な子だな、とも思った」
朱星 朔姫:「それは……その、すいません。覚えていません……」
朱星 朔姫:申し訳なくて、シュンと頭を下げる。
姫花 つつじ:つみなおんな……
風見 澪:そういうところだぞ、お嬢
朱星 朔姫:何故叩かれているんですの……!?
姫花 つつじ:いやぁ……
姫花 つつじ:ちょっとこれは言い訳できないかな~
桜井 若歌:「そうなんだ? でも覚えてないならそれはそれで、朔姫ちゃんはそういうこと当たり前にできるってことだよね」
桜井 若歌:「やっぱりそれって素敵だなって思うな」
朱星 朔姫:「そういうものでしょうか……?」
朱星 朔姫:……あぁ、なんとなく思い出してきました。確かあの時若歌さんが、外部生特有の緊張だけでなく、妙な憂いを帯びていたようだったので、心配になったのです。
朱星 朔姫:緊張であれば、ほぐせば良いですし、いずれ時間が解決しますが。何やら、少々無理をしている様子だったので……。
桜井 若歌:「そ、そうなのっ! とにかくあの時のことは感謝してますってこと! あーもう、これ以上マジトーンは無理っ! 限界っ!」
桜井 若歌:「あ、勘違いしないでほしいんだけどそれと友達になった理由は別だからね。そっちはあくまで朔姫ちゃんのこと好きだから、だから」
朱星 朔姫:「は、はい。ありがとうございます」
朱星 朔姫:「私も、若歌さんのこと、好きですよ」
見学3rd:はい言質!
風見 澪:こんなクラスメイトが自分を卑下して距離バグって立ち回るなんて……
そりゃあダメですよね
九条 鈴:脳を灼かれてるクラスメイト多そうだな…
朱星 朔姫:「ふふ。良いお友達ですね、私達」
桜井 若歌:「うん! なかよしなかよしだ~」
桜井 若歌:あっけらかんとそんなことを口にしつつ、自分の分のアイスクリームバーを食べきる。『当たり』じゃなかったねぇ、とぼやきながら。
桜井 若歌:「良ければさ、またたまにこうやって一緒に帰らない? お迎えに来る人には悪いかもだけど」
朱星 朔姫:「若歌さんがよろしいのでしたら、是非とも」
朱星 朔姫:こちらは、アイスが溶けて大変なことになっていますが。べとべと……。
朱星 朔姫:それでもなんとか食べ切りました。
朱星 朔姫:「……あ」
朱星 朔姫:そこで、気付く。
朱星 朔姫:「……あたり……?」
朱星 朔姫:棒に書いてあった文字に、目を丸くする。
桜井 若歌:「えっ、マジ!? 私一度も当たったことないのに!!」
桜井 若歌:「こ、これがビギナーズラックというやつかぁ~……!」
朱星 朔姫:「このあたりというのは、どういう意味なのでしょうか」
桜井 若歌:「これね、お店でもう一本同じのと交換してもらえるってこと!」
朱星 朔姫:「なるほど……では、そうですね」
朱星 朔姫:「若歌さんは、こちらをいつも食べているほどお好きなのですよね?」
桜井 若歌:「え? うん。そうだね」
朱星 朔姫:「では、本日、このアイスを頂いたお礼として。こちらで代わりになりますでしょうか?」
朱星 朔姫:ティッシュで棒を拭って綺麗にしてから、そっと差し出した。
桜井 若歌:「え、ホント!? いいの!? やった~!! おばちゃん、もう一本────」
桜井 若歌:と、受け取った当たり棒を渡そうとして────はたと止まり、そして。
桜井 若歌:「────いや、やめとこう」
朱星 朔姫:「本日はもう食べましたものね。また後日にしましょう」
見学3rd:これが【D:罪人】ちゃんですか
風見 澪:朱星が気があるのは俺(私)だ
…みたいな思考のクラスメイトズ
姫花 つつじ:言い値で買いたいクラスメイトいそう
桜井 若歌:「え? あ、うん。それもそうなんだけど」
桜井 若歌:「この当たり棒は私たちの友情の証として大事に取っておこう、と思って」
桜井 若歌:「たぶん、この当たり棒を見るたびに今日一緒に帰った日のことを思い出すと思うから」
桜井 若歌:「……なーんて。ちょっと大げさだったかな?」
朱星 朔姫:「……そ、うですね。大げさでしょう」
朱星 朔姫:照れ臭くて、恥ずかしくて、少し頬を朱に染めながら。
朱星 朔姫:「……一緒に帰るなんて、これから沢山行うことなんですし」
桜井 若歌:だよねぇ、これが友情の契の証でござる! なんて大げさだよねぇ、ただのアイスの当たり棒なのに、だなんて。
桜井 若歌:君の返事に破顔しながら、若歌はどこまでも楽しそうにこれからのことを語る。
朱星 朔姫:思い出すまでもないでしょう? と。
姫花 つつじ:魔性の女では?
風見 澪:そうだねx2
朱星 朔姫:普通の引っ込み思案で人見知りがちで大人しい陰キャ女ですが……
九条 鈴:(俺だけは魅力を分かってるけどな……)
姫花 つつじ:>((((((俺だけは魅力を分かってるけどな……))))))
桜井 若歌:────今から3年前。どこにでもあるような、取るに足らない、少女と少女同士による他愛のないワンシーンだった。
GM:少なくとも。その時までは。
GM:GMからは以上かな あとは〆てくだされば前半終了です
GM:残りは来週
朱星 朔姫:若歌さんが楽しそうに話すその未来を、私もにこにこと微笑みながら聞いていた。
朱星 朔姫:……そんな日々が、ずっと続くんだって。そう思っていた。
朱星 朔姫:──なんとも愚かで、呑気で、蒙昧だったのでしょうね。私は。
風見 澪:何やってんだあいつら、みたいな顔をしてた側としては
割と気安く話しかけるだけで噂されそうだ……
見学3rd:しかし……日常はすでに崩壊していた
朱星 朔姫:以上で。ありがとうございましたわ
GM:こちらこそありがとうございました
GM:いいシーンだった はず
九条 鈴:良いシーンでしたぜ…!
GM:では続いてOP3であります
姫花 つつじ:お疲れ様でした~
朱星 朔姫:お時間を沢山いただいてしまいましたわ。お付き合い頂きありがとうございました。
姫花 つつじ:いいシーンだった
風見 澪:いいシーンでした
オープニングⅢ/PC3 九条 鈴
GM:●OP3 シーンプレイヤー:鈴 他PC登場:なし
GM:シーン終了条件:“シャドウカインド”と名乗るレネゲイドビーイングがその場から消失する
GM:『N市支部という多くの厄介事を抱える支部の支部長が不祥事で退くこととなった。君にはその後任をお願いしたい』
GM:そんな辞令が君へと下され、半ばなし崩し的にN市へ赴任することになって、まだ幾日も経っていない。
GM:新たな任地となったこの街を知るために君は夜のN市を歩いている。
GM:昼間とは違う顔を見せる街には、仕事を終えて家路を急ぐ人々の姿があり、通りの店々からは穏やかな明かりが漏れている。
GM:まだ見慣れない景色。まだ歩き慣れない道。どの路を進めばどこに辿り着くかも感覚としてきちんと把握できていない。
GM:それでも、この街でこれから多くの人々の日常を預かることになるのだと思えば、ひとつひとつの風景にも自然と目が向いたことだろう。
GM:“ニードル・ポイント”。“ダダイスト”。N市は直近の数カ月で2つの凶悪なレネゲイド事案に晒された。
GM:どちらも仮に解決できなかったとすれば大規模な情報統制が必要になるほどの甚大な被害が発生したであろうことは君に渡された調書からも明らかだ。
GM:この街は街そのものが奇矯な運命の只中にある────そのように君が解釈しても不思議のないことだろう。
GM:やがて、君の視界にN市中央公園────街の中心地にある最も大きな公園が入ってくる。
GM:等間隔で並ぶ街灯の明かりに照らされて薄ぼんやりと漂う色合いがあった。今は夜桜の季節だ。
GM:公園の内外を取り囲む桜は夜の闇の中に淡い花明かりを浮かべている。昼間ならば多くの花見客で賑わうのだろうが、夜の公園は昼間よりもずっと静かだった。
GM:それもむべなるかな。まだ桜は満開というわけではない。全ての蕾が目いっぱいに花開いた頃合いにはきっとこの公園には夜通し人々の歓声が満ちるのだろう。
GM:風が吹く。枝先がかすかに揺れ、幾枚もの花びらが夜空へ舞い上がっていく。君はそんな公園の傍らを通り過ぎようとしていた。
GM:────N市で迎える、最初の春。
GM:それは、まだ何の変哲もない夜の出来事だった。
GM:登場とRPをどうぞ
九条 鈴:はーい
GM:軽く綴ってもらえれば状況が進行します
GM:具体的に言うと突然ワーディング発生します
九条 鈴:──気脈とは何か、というのを説明するのは難しい。
九条 鈴:それは土地の生命線であり、都市のレイ・ラインであり、宇宙における血脈であり……。
九条 鈴:つまり、解説するだけでも休憩時間が丸々欲しくなる程度には複雑な概念なのである。
九条 鈴:そして……"風水師"はその手の説明を、更にややこしくする達人だった。
九条 鈴:「斯かることは自明である。つまり──」から始まる、土星の成り立ちから剥きエビの調理法まで縦横に飛び回る解説。
九条 鈴:これに耐え切れなかった支部の方々は、結局"風水師"の言う「気脈の探索」の許可を出した。
姫花 つつじ:剥きエビの調理法まで!?
見学3rd:風水ってスゲー!
風見 澪:風水すげー!
風見 澪:今度占ってもらおう……恋愛運!
GM:ちょっと彼が何を言ってるか分かりませんね
朱星 朔姫:占われるまでもないのではなくて?
見学3rd:(咳き込む声)
九条 鈴:という感じでよろしいでしょうか…!
GM:ありがとうございます!
九条 鈴:……もっとも、奴にとってそれは、単に散歩の延長線上に過ぎないのだが。
九条 鈴:そして事実、風水師は夜の街を楽しんでいた。
九条 鈴:春の夜の気配に浮かれ、ぺたぺたと歩き回り……
九条 鈴:掌に落ちた花弁をにやにやと眺めていた時。
九条 鈴:……"それ"は起きた。
九条 鈴:PLも正直何いってるのかわかんね……
姫花 つつじ:駄目だった
GM:その時────。
GM:────不意に、空気が変わった。
GM:風が止まったわけではない。音が消えたわけでもない。まして時間が止まったわけでもない。
GM:けれど、確かに何かが違う。
GM:つい先ほどまでそこにあった街の気配が、薄い膜を隔てた向こう側へ遠ざかっていく。
GM:人の声も、車の走る音も、夜の街を形作っていたあらゆるものが急に現実感を失っていく。
GM:まるでそれは大気が色も香りもそのままに全く別の物質へと変換されていくかのようだった。
GM:オーヴァードであるならばその能力の多寡を問わず、誰にでも何が起こったのかすぐに分かる。
GM:────《ワーディング》。
GM:周囲にレネゲイド由来の化学物質を散布することで人間の識閾下に作用し区域内から排除、または無力化する能力。
GM:誰かが、この街の一角にその力を放った。そして、その発生源は────。
GM:君のすぐ目の前にある、N市中央公園の中だった。
GM:という感じで 公園内部に突入していただければ状況進行です
姫花 つつじ:何言ってるか分かんないは恋人持ちで恋愛運占ってもらおうとか言ってる方だからご安心~
朱星 朔姫:ペラペラと自分でも分からないことを立て板に水の如く……
風見 澪:彼女がいても恋愛運って興味あるじゃないですか?
朱星 朔姫:不義を行えば振られるやもしれませんものね
朱星 朔姫:千尋さん、けっこう頻繁に澪さんの周囲に女性が多いことを気に病んでおられるようですし。
風見 澪:この女子二人に自覚がないから大丈夫じゃないかとタカをくくっています
姫花 つつじ:もしもし澪君かい
君が油断している隙にちっひーに
姫花 つつじ:もこもこを着せる
風見 澪:もこもこちっひーに
姫花 つつじ:澪君にも着せる
風見 澪:グワー!暑いー!
見学3rd:でもちっひーはペアルックになれてうれしそうです
姫花 つつじ:ほら……澪君時々ひんやりしてるから……
姫花 つつじ:ちょうどいいかなって……
姫花 つつじ:仮にも輪廻の獣に対してこのくらいの認識の女
風見 澪:いいんだ…
九条 鈴:慣れたくはないものの、この手のアクシデントには何度も対処してきた。
九条 鈴:目の前の一般市民を気にかける必要は……少なくとも、今この瞬間消え失せた。
九条 鈴:すべきことは事態の把握、そして流れの把握。
九条 鈴:掌の花弁を指先で擦り潰すと、足取りはふらふらとしたまま、曲線を描きながら"それ"の元へと歩き出す。
九条 鈴:こういう時、"支部長になんてなるものではない"という気持ちを、特に強く感じながら。
GM:────程なくして“発生源”は見つかった。
GM:今年の冬にだろうか。積雪の重みによるものか、あるいは自然にそうなるものだったのか。桜の古木が倒れたままになっている。
GM:その倒木の前に────“それ”はいた。
GM:明らかに人間ではなかった。黒い靄、としか形容のしがたい“何か”。
GM:だというのにその靄の蠢くさまは人のカタチというものをどことなく連想させる。
GM:“それ”は、倒木を見下ろして────見下ろす目があるのかどうかすら疑わしいが────何やら観察をしているようだった。
GM:あとは近寄ってもらえれば話が進みます
九条 鈴:「やあ、ご同輩。春の桜の樹の下で何を話し込んでいるのかと思えば……」
九条 鈴:不定形、けれども人の形を保とうとしている気配があり、何かを"観察"する意識を持つ。
九条 鈴:「……あー、ずいぶんと黒い影を背負い込んでいるじゃないか」
九条 鈴:レネゲイドビーイング、の可能性は高そうだ。
“シャドウカインド”:「ン────────────」
“シャドウカインド”:振り返った────たぶん、振り返ったのだろう。黒い靄が宙空を蠢くだけでは、おそらくそうなのではないかとしか分からない。
“シャドウカインド”:「おや。これはこれは」
“シャドウカインド”:「厄介払いをしたつもりだったのだが、かえって呼び込んでしまったか。……おっと、こちらの話だよ」
九条 鈴:「はっは、いやいや……我ながらそういう気配には敏感なタイプでしてね」
九条 鈴:声かけに反応あり。対話の意志はあると見て良い。言語能力は成人程度。
九条 鈴:「何かしていたようだが……ふむ、小生の鑑定で見立ててあげようか?」
九条 鈴:ただし、企みあり。
“シャドウカインド”:「おお、興味深い。私がこうしてここにいたというだけで可能な推測を是非聞かせてもらいたいな」
“シャドウカインド”:黒い靄はどこから発声しているのか分からないが、君へとはっきりとしたカタチの言語を伝えてくる。
“シャドウカインド”:いやに親しげで、いやに愛想が良さそうだった。
風見 澪:“シャドウカインド”か……なんだろう、くらやみのくもっぽい
九条 鈴:「ずばり……君は桜を見、人生の儚さとその美しさを偲んだことで……」
九条 鈴:不穏、不快。
九条 鈴:「……人類、特にこのN市の人々を幸せにしようと、桜を満開にする開花計画を立てているのだ!」
九条 鈴:早急に対応すべき可能性は高い。
“シャドウカインド”:「────────素晴らしい」
“シャドウカインド”:返ってきたのは称賛だった。それも侮りや嘲りといった色合いはない。どうやら、純粋に感心している。
“シャドウカインド”:「まったくもって正解だよ。私はそういうつもりでここにいるんだ。………ああ、すまない。人間は初対面の際に名乗り合う風習があったね」
九条 鈴:死ぬほど適当なこと言ってるのに褒められて逆に怖い!
見学3rd:“正解”!
姫花 つつじ:なーんだシャドウカインドってすげーいいやつじゃん!
風見 澪:いいやつじゃーん!
“シャドウカインド”:「はじめまして。私はシャドウカインド」
“シャドウカインド”:「キミたち人間でいうところの────────友人に相当する存在だ」
“シャドウカインド”:靄が蠢く。………まるで、恭しく一礼したかのように。これからサーカスの幕を開こうという道化師のように。
九条 鈴:「ふふん、見て分かると思うが小生は超級風水師でね」
九条 鈴:"あくま"に関する知識がある。こちらの妄言に皮肉を返すだけの教養がある。
九条 鈴:「この程度の観察眼がなけりゃ、喰っていけない商売ってやつなのさ」
九条 鈴:応援を呼ぶ暇は……たぶん、ない。
“シャドウカインド”:「風水師────なるほど。大陸から伝わる思想を用いて、土地の選定や建物の間取りなどの方位などを鑑定し、環境を整えて吉凶を導く専門家、だったかな?」
“シャドウカインド”:「人間は面白い。“それ”が“そこ”にあるという、ただそれだけの事象にすらそのように意味合いを与え、力を与えてしまう」
“シャドウカインド”:「私もまたそうしたものでね。キミたちによって育まれ、キミたちによってここに陰を為している」
“シャドウカインド”:「だから、私はキミたちが私に与えた私のカタチのままにすべきことをしようと思っていてね。……おっと」
“シャドウカインド”:ふと靄が揺らめく。何かを察したかのように見えたのは、合点がいって頷いたかのように蠢いたからだ。
“シャドウカインド”:「私を警戒し、応援を呼ぼうと思っているね。ははあ、なるほど。キミはひょっとしてUGNに関係するオーヴァードじゃないか?」
朱星 朔姫:思い込みを力にできる。レネゲイドであれば
風見 澪:レネビだとたやすく具現化しますからね…
九条 鈴:……一瞬、胡散臭い笑みが崩れ、冷や汗が垂れる。
九条 鈴:「ほう、そうなると風水師よりも専門家だねぇ」
九条 鈴:「いや流石の観察眼だ、大したもんだ、明日から君も風水師になれるぜ」
九条 鈴:"風水師"はゆっくりと距離を詰める。
九条 鈴:「……ところで、その幸せ開花計画にはまだボランティア枠など空いているかな?」
九条 鈴:"支部長"として、目の前の"それ"が何をするつもりなのか、見極めなければならない。
九条 鈴:「UGNの手だったらいくらでも貸せるんだがねぇ……」
“シャドウカインド”:「いや、悪いね。その枠についてはもう“埋まっている”」
風見 澪:うーん、渋いやりとり
でも席は埋まってる
姫花 つつじ:桜の木の下には~というのを思い出した
九条 鈴:コワイ!!
“シャドウカインド”:君が躙り寄ることを察知しているのか、それとも気づいていないのか。靄は倒木の前でゆらゆらと揺蕩うだけで何の動きも見せない。
“シャドウカインド”:「じきに面白いものを見せてあげられると思うよ。ああ……だが、その過程でキミたちにも協力してもらうことになるかな」
“シャドウカインド”:「ということは、キミたちは既にボランティアとして私に協力してくれる立場であるということか。いやはや、これはこれは。先に御礼申し上げる」
九条 鈴:「キミィ、そりゃ嫌味ってもんだぜ? よく居酒屋のトイレとかに"綺麗にご利用いただきありがとうございます"って貼ってある類のやつ!」
九条 鈴:逃げ出さないのは、既に仕込みが完了しているからか?
見学3rd:ボランティアに報酬は出ぬ!
九条 鈴:まあボランティアって本来そういうものである
“シャドウカインド”:「そう聞こえたのなら申し訳ない。だが、そら。先程も言った通り、私はキミたちにとっての────」
“シャドウカインド”:「────キミたちの楽しい想像が育んだ、友人なものでね。多少の戯れは許してくれ給え」
“シャドウカインド”:「ま、そう遠くない内の話だ。期待して待っていて欲しい。実に愉快なことになるはずだよ。生者にとっても────死者にとっても」
九条 鈴:「っ……死者……?」
九条 鈴:"風水師"でも、"支部長"でもない、"九条"の声が漏れた。
“シャドウカインド”:「おっと」
“シャドウカインド”:ずっと穏やかで愛想の良さそうな調子で喋っていた黒い靄は芝居がかった素振りで言った。わざと、だなんて言うまでもないだろうと。
“シャドウカインド”:「喋りすぎたね。ここから先はまだ台本の中だ。観客は次の幕が上がるのを首を長くしてお待ちいただきたく存じ上げる」
風見 澪:死者って何する気だ……!
姫花 つつじ:支部長も一人称で自分を覆ってる系だねぇ
姫花 つつじ:素直なのはひつじちゃんと澪君くらいか……
朱星 朔姫:ま。私も素直でしてよ
風見 澪:君たち、全員一人称で変えてるだろうが!
見学3rd:この仮面舞踏会がよ……
姫花 つつじ:アックス君長めの傍点ルビがちょっとやりづらいのだけ難点かもしれない
姫花 つつじ:短めならまだいいんだけどね
風見 澪:君とかならいいんですが
風見 澪:あなたとか3文字以上になると怪しくなりますね
姫花 つつじ:うむり
姫花 つつじ:要望出したら通るかな
ちょっと出してみようか
九条 鈴:「……こりゃあ、愈々腰を据えてお話を伺う必要がありそうだな」
九条 鈴:「どうです、ウチでお茶でも? こっちは招待主になってもいいんだがね」
九条 鈴:射程圏内に入った。今なら……届くはずだ。
九条 鈴:ジャケットの裏に隠した銃を、そっと握る。
“シャドウカインド”:「なかなか興味深い誘いだが、悪いね────」
“シャドウカインド”:「────こちらも、次の幕の準備で忙しい身でね。今宵は失礼させてもらうとしよう────」
“シャドウカインド”:君が自身のレネゲイドの力を発しようとした、その一呼吸前。それを読んでいたかのように黒い靄がどろりと蕩けた。
“シャドウカインド”:まるで水の中に一滴の墨を垂らしたかのように。空気の中へと霧散し、夜闇へとシャドウカインドは溶けていく。
九条 鈴:……黒い残り香が消えてゆくのと、銃口がジャケットから"影"のいた位置に収まるのとは、殆ど同時だった。
九条 鈴:まるでこちらの思考全てを読んでいたような……嫌な予感を、勘違いだったことにしてしまいたくなる。
九条 鈴:「……パーティは何時に開始なのさ」
九条 鈴:「ゲストにはもう少し優しくしてやるもんだぜ」
九条 鈴:苦々しい表情で、そう吐き捨てる。
姫花 つつじ:洒落た言い回しの会話だった
九条 鈴:読んでおいてよかったぜ…スペースコブラ!
姫花 つつじ:ヒューッ!
風見 澪:ヒューッ!
姫花 つつじ:ダークブラスターって左手に仕込まれてます?
GM:返事はなかった────おそらくこの一瞬の間にシャドウカインドは立ち去ったのだろう。
GM:同時に《ワーディング》が解かれ、レネゲイドの粒子による薄いヴェールによって覆われていたN市中央公園に春の清浄な空気が戻ってくる。
GM:あとには何もなかった。シャドウカインドと名乗る怪しい黒い靄も。それがそこにいたということを、君だけが知っている。
GM:GMからはこのシーンは以上です いい感じに〆てもらえればOP3終了です
九条 鈴:はーい
九条 鈴:長い、長い溜息を吐いてから、桜の幹に手をやる。
九条 鈴:「……前任が不祥事で放り出したツケにしては、初手から引く貧乏くじの度が過ぎる!」
風見 澪:獺……
GM:いやまったくごもっとも
九条 鈴:一体何を企んでいるのやら、そもそもアレは何なのか?
九条 鈴:支部に戻ったら、まずは報告。そして資料の再確認と、それから警戒範囲の設定……。
九条 鈴:「……適当なこと言って、仕事をサボると……」
九条 鈴:「ロクなことにならないんだなぁ……」
九条 鈴:そう、酷く実感の篭った溜息を零した。
九条 鈴:という感じでOKでしょうか!
GM:ヨシ ありがとうございました
風見 澪:初支部長お疲れ様でした!
GM:第1回はここで終了です
GM:お疲れ様でした
姫花 つつじ:お疲れ様でした~
風見 澪:お疲れ様でした~
九条 鈴:お疲れさまでした! ひどい目に逢いそうな気配がする!
風見 澪:へへっ
朱星 朔姫:お疲れ様でした
姫花 つつじ:お疲れ様でした~
九条 鈴:これから先がもう怖いんですけど!
見学3rd:お疲れさまでした~
風見 澪:見学さんもお付き合いありがとうございました!
朱星 朔姫:お疲れ様でしたわ〜
九条 鈴:お疲れさまでしたぜー
姫花 つつじ:見学の方もお疲れ様でした
第二夜
セッション開始前(クリックで開閉)
風見 澪:わはー!
風見 澪:今のうちにお洗濯してまいります
姫花 つつじ:わは~
九条 鈴:わはー
姫花 つつじ:わは~
GM:だいたい準備完了かな わはー
姫花 つつじ:わは~
GM:そういえば置いてあったコマですが提出されたキャラシートと照らし合わせて数字調節しておいたつもりですけれども間違っている部分あるかもしれません
GM:お暇な時に確認してくださいませ
九条 鈴:はーい ありがたい…
風見 澪:わはー、戻りました
九条 鈴:おかえりなさいませー
GM:おかえりなさい
朱星 朔姫:わは〜
GM:わはー
風見 澪:わはー
風見 澪:確認いたしました、大丈夫です!
GM:よかったよかった
九条 鈴:わはー
姫花 つつじ:おっとちょっと目を離してた間に
わは~
yugiri:わはー
姫花 つつじ:わは~
風見 澪:わは~
朱星 朔姫:わは〜
九条 鈴:わはー
榛原 慧一:部屋一覧に見当たらなくてあれ?と思ったがそういえばアックス!なのでした
姫花 つつじ:最近馬鹿の初期侵蝕使い過ぎて初期侵蝕37に一瞬違和感持っちゃった
榛原 慧一:うわ不審者…!
姫花 つつじ:でももこもこだよ?
朱星 朔姫:酷い
GM:おっと時間だ
風見 澪:初期侵蝕35という安心感……
朱星 朔姫:40の時点で高いですからねぇ……
GM:おじょう…おてんこ…
GM:ヨシ
姫花 つつじ:見えてない現象ってアックスでもあるのかしらと思った 違ったみたいでよかった
風見 澪:主張がちょっと弱めはあります、おてんこ
朱星 朔姫:すいませんおてんこ気づいてませんでした……見えてなかった……(探した)
姫花 つつじ:クソデカSEと同時に画面のど真ん中に出てきてもらうか
榛原 慧一:ひつじちゃんの背景色が黒いのがなんかなんかだ
GM:ババーンッ
榛原 慧一:文字色に反応するらしいがこれどっかで統一できるのかな
GM:色設定のところから吹き出しの色をいじれば背景色は変えられますね
姫花 つつじ:文字色暗色にすれば白くはなる~
GM:一括設定はできないと思う たぶん
榛原 慧一:できなかった
榛原 慧一:見やすくなった ありがたい
姫花 つつじ:このくらいの文字色でいこう
言ってくれてありがたい~
榛原 慧一:さて 先週は改めて失礼しました
榛原 慧一:合流初回 がんばります
姫花 つつじ:いいんだ
リアル事情ばかりはいかんとも~
GM:では再開していきます よろしくお願いします
風見 澪:よろしくお願いいたします!
九条 鈴:よろしくお願いします!
朱星 朔姫:よろしくお願い致します
榛原 慧一:よろしくお願いします!
GM:ひつじちゃんがまだだが進めちゃうか では
姫花 つつじ:あっごめん
よろしくお願いします~
姫花 つつじ:タブ横長全開にしとかないと通知気付かないな……失敬した
朱星 朔姫:点呼を見逃した私。挨拶を見逃したひつじさん。お仲間ですね
風見 澪:どんまい!
姫花 つつじ:へへぇ……
オープニングⅣ/PC5 榛原 慧一
GM:●OP4 シーンプレイヤー:慧一 他PC登場:なし
GM:シーン終了条件:『少女』との話を終える
GM:春の陽射しが街を淡く照らしている。通りには新しい季節の気配が満ちていた。
GM:仕立てたばかりなのだろう、まだ身体に馴染んでいない真新しいスーツ。袖口や襟元にどこか初々しさを残した学生服。
GM:期待と緊張をそれぞれ胸に抱えた人々が、春という季節に背中を押されるようにして街を行き交っている。
GM:その様子を眺めながら君は喫茶店が道路に張り出したテラス席の一席に座っていた。
GM:待ち合わせの相手はこちらから指定した人物ではない。
GM:突然、君のもとへ届いた一つの連絡。差出人の名は────『あの日』の邂逅の後、その出来事を打ち明けたN市支部の局員が渋面と共に口にした名前。
GM:そして彼女は、今日この時、この場所を指定してきた。
GM:どういう意図なのか。なぜ自分なのか。連絡にはそれを説明する言葉はほとんどなかった。
GM:店内には珈琲の香りと穏やかな話し声が漂っている。窓の外では春という季節に当たり前の光景が何事もなく過ぎていく。
GM:君にとってのその平穏は、不意に対面の椅子が引かれることで破られた。
GM:自分の席を用意しようとしていたのは一人の『少女』だった。近隣の学校のものらしい可愛らしいセーラー服を身に纏っている。
GM:非常に印象的で魅力的な美少女であることを除けば、春の街にはよく似合うどこにでもいそうな姿だ。
GM:『少女』はまるで最初からそこに座ることが決まっていたかのように君の向かいへ腰を下ろした。
“プランナー”:「お待たせしました」
GM:『少女』が顔を上げる。顔立ちは年相応の女の子らしい愛くるしいものでありながら、その瞳には年相応の少女らしさなど少しも浮かんでいなかった。
GM:春の日常という舞台の上にはあまりにも不釣り合いな非日常的存在が、日常の中で何の違和感もなく席に着いていた。
GM:では登場とRPどうぞ
姫花 つつじ:PLに紐づけされたヒロイン
榛原 慧一:本日はおめかしですね
榛原 慧一::侵蝕+1d10
榛原 慧一:侵蝕:37+10[10]>47
榛原 慧一:うわたか
姫花 つつじ:あるある
GM:しんどい
榛原 慧一:─────待ち合わせ、である。
榛原 慧一:誰が来るのか、当然に理解しているし把握しているし覚悟していてそれを望んでいる。
榛原 慧一:が─────同時に。
榛原 慧一:「いいえ。少しも」
榛原 慧一:声に緊張が混じる。
GM:心をプランナーにしなきゃ…
朱星 朔姫:なんの修行ですの?
九条 鈴:大丈夫? 戻ってこれます?
風見 澪:エナヴェイトDのませなきゃ…
姫花 つつじ:なんかyugiriさんお知り合いに心がプランナーになる人多いな……
九条 鈴:周囲をプランナーに変える能力…
朱星 朔姫:ウイルスかなにかでして?
風見 澪:流行性プラ感冒
榛原 慧一:感覚としては、先の"悪魔"に対するモノに近い。格上であり、敬意を払うべきと理解できる相手であること。
榛原 慧一:そして、そうした理性の判断とは別に。
榛原 慧一:本能的に、ざわつく相手であること。
榛原 慧一:服の下で、炎がのたうつ。
榛原 慧一:「…………………普段は」
榛原 慧一:「学校に、通われている?」
榛原 慧一:間の抜けた質問だった。
“プランナー”:「────ふふ。そう見えますか?」
“プランナー”:楽しそうに『少女』は微笑む。注文を取りに来た店員にもにこやかに応じ、アイスティーを頼んでいた。
“プランナー”:………目の前のこの存在も、喫茶店の席に着けば普通に注文をし飲み物をもらうらしい。
朱星 朔姫:プランプラン中学校
榛原 慧一:おまえもプランナーになりなさい。
風見 澪:いずれ第二第三のプランプラン小学校が……
九条 鈴:コワイ!
姫花 つつじ:コワ~……
榛原 慧一:なるほど、とても似合っている。愛らしい。
榛原 慧一:「品の良い私立の御嬢様、そんな感じですね」
榛原 慧一:世辞のようで、本音だ。
榛原 慧一:何処からどう見ても普通の小学生ではない。
“プランナー”:「ありがとうございます。なるほど、確かにそれも悪くありませんね。検討に値する経験になるかもしれません」
“プランナー”:「とはいえ────残念ながら学び舎に通ってはいません」
“プランナー”:「こうして街中にいるとこの装いは目立ちませんからね。いわば都市迷彩の一種です」
“プランナー”:どうです、悪くはないでしょう、と席に着いたまま腕を広げて軽く身体を回しセーラー服姿を君に見せてくる。
“プランナー”:迷彩、と言うにはその役割を果たしているかは微妙なところだった。整った容姿も相まって少々可憐に過ぎるのが理由である。
風見 澪:小学生に向かって堅気とかいう単語を使うのを初めて見た
朱星 朔姫:そも小学生ではないのでは……?
姫花 つつじ:セーラー服なら中学生↑かな~……?
風見 澪:そうか、中学生だった……え、中学生だったの!?
榛原 慧一:おじゅけんで入るような私立小学校ってイメージでの発言でした!
榛原 慧一:プランナーの見た目は10歳くらいの認識ですね
風見 澪:はい、同じく私立の小学校だと思っていました
“プランナー”:(次はこの格好で小学校に潜入ですね)
姫花 つつじ:私立小学校って制服あるのか
しらなかった
風見 澪:あるところはありますねぇ
九条 鈴:だいたいおハイソな印象…
風見 澪:大学付属のマンモス校なんかはよくあります
朱星 朔姫:私立ですとむしろ制服ある方が多いですわね。無論私立の私服校もありますが
朱星 朔姫:そもそもとして小学校の私立がそこまで数ありませんが
姫花 つつじ:なるほどな~
榛原 慧一:「なるほど……」
榛原 慧一:どう見ても目立ちすぎるくらいに目立つように思われるが、しかしそれでも、いつぞやのような私服で居るよりは確かに当たり障りないのかもしれない。
榛原 慧一:この素材を如何にすれば地味に覆い隠せるかという思索は、そも社会のキャパシティを高く見積もり過ぎている。
榛原 慧一:店員さんもさっきからちらちら見て来てるよ。通報されたらどうしよう。
“プランナー”:君の胸中の心配事を知ってか知らずか、アイスティーが目の前に配膳されるとありがとうございますと店員へ笑顔で礼を告げていた。
九条 鈴:地の文からしてもうベタ惚れじゃないですか…!
風見 澪:前世の記憶が
朱星 朔姫:どんどん盛られていきますわね。これが恋は盲目
綾瀬 真花:しくしく… はいばらくんはロリコンだったんだね…
姫花 つつじ:ね~
風見 澪:前シナリオヒロイン!
朱星 朔姫:浮気者……でしたのね……
榛原 慧一:離れていく店員さんが胸を押さえていた。
榛原 慧一:かわいそうに。暫く夢に見る事だろう。
“プランナー”:ガムシロップもしっかりと投入してストローでかき混ぜ、軽く口をつけている。それだけで絵になる。何かのコマーシャルみたい。
“プランナー”:「最初にお会いして2週間。いえ、3週間ほどでしょうか」
“プランナー”:「あれからどのようにお過ごしですか? ────“こちら”側へとやってきてからは」
“プランナー”:アイスティーで喉を潤した『少女』が対面に座る君を見つめている。つぶらな瞳に宿る真意は計り知れない。
榛原 慧一:視線に対して棘を出すように、刺すような痛みが首裏で爆ぜた。
榛原 慧一:「…………まぁ、なんというか」
榛原 慧一:「はじめが随分派手だった反動か、穏やかに過ごさせてもらっています」
榛原 慧一:無論、そのはじめの事後処理は今も完全終了とは行かないし、自分も雑用に駆り出されている。
榛原 慧一:学業の合間にレネゲイドコントロールの座学と訓練を詰め込んで、バイトも減った。生活は慌ただしい。
榛原 慧一:支部長も怒髪天のテレーズ女史にドナドナされて行ってしまった。まだ新しい支部長とは顔合わせも済んでいない。
榛原 慧一:その上で─────
榛原 慧一:「彼女も、相変わらずです。暢気にしてますよ」
榛原 慧一:炎との対話は、相変わらず上手くいっていない。取り付く島もない、というか。
榛原 慧一:何かにつけて、痛みを発しているが。脂汗が滲まない内は平常運転だ。
榛原 慧一:酷いことをいっぱい言われている
“プランナー”:「そうですか。それは良かった。彼女とは是非仲良くしてあげてくださいね」
“プランナー”:「しかし────────オーヴァードにとって、平穏とは不意に破られるものでもあります」
“プランナー”:「そう、今まさにこの街で起ころうとしていることのように」
“プランナー”:瞬間、雰囲気が────変わることは、なかった。
“プランナー”:『少女』は相変わらず感情の読めない涼やかな笑みを浮かべたままだし、緊迫した空気を滲ませているわけでもない。
“プランナー”:きっと目の前の『少女』はこれから何か甘いものを注文しようとする時も、世界の終わりを告げようとするときも────
“プランナー”:こんなふうに、泰然と微笑んでいるのではないかと思わせた。
榛原 慧一:目を細めた。
榛原 慧一:何か、警戒を起こすような態度があった訳ではない。
榛原 慧一:同時に─────日常のささやかな一コマとして収まらない、かつごくありふれた一瞬が在った。
榛原 慧一:それは─────きっと。
榛原 慧一:「先達の忠言として、胸に留めておきます」
榛原 慧一:この少女にとっては─────何もかもが、均して普通の範疇に収まる程度のことなのだろう、と。
榛原 慧一:穏やかなティータイムも。
榛原 慧一:世界の存亡も。
榛原 慧一:並べて比較して、差を感じない。そういう縮尺を以て、此処に居る。
“プランナー”:「ふふ。素直ですね。では……あなたをここに呼んだ本題に入りましょう」
“プランナー”:「────“シャドウカインド”というレネゲイドビーイングがいます」
“プランナー”:「私のことについてはおそらくUGNの方で知識を与えられたかと思いますが………」
“プランナー”:「彼は私たちと同朋になるのをよしとせず、FHに籍を置いている変わり者なのです」
榛原 慧一:レネゲイドビーイング。レネゲイドそのものであるいのち。
榛原 慧一:自らの裡で不機嫌に鼻を鳴らす炎もその一種であると、UGNで教わった。
榛原 慧一:そして─────目の前の少女が、最古のレネゲイドビーイングであることも。
榛原 慧一:冗談のような話だ。こうしてお茶を頂いてるのを眺めていて納得しかないよ。
榛原 慧一:「シャドウカインド………」告げられた名を口の中で弄ぶ。
榛原 慧一:彼、彼女……いや、何方とも言えないかな?知っている例がどちらも雌性を有する故に、何処か女性的な傾向を感じてしまうな。
“プランナー”:爽やかな春風が吹いてくる。周囲に人々のざわめき。談笑する客の声も聞こえてくる。
“プランナー”:なのに君と『少女』のまわりだけ、空間が切り取られて音や気配が遮られたかのように淡々と話が進む。
“プランナー”:「彼は、そう。一言で言うならば“悪魔”と言うべき存在です」
“プランナー”:「“悪魔のような”、ではありません。“悪魔”なのです」
“プランナー”:「人間が弛まず編んできた人類史の中で語られるモノ。伝承に登場する、人々をそそのかし堕落させる存在。“悪魔”」
“プランナー”:「『人を破滅させる』。その欲求に取り憑かれたモノです」
朱星 朔姫:悪魔……ディアボロス!?
春日 恭二:今回は関わっとらんわ!
九条 鈴:しれっとミドルあたりで出てくるものかと…
姫花 つつじ:けーくん悪魔エンカ2回目~
榛原 慧一:目を細めた。
榛原 慧一:それはまぁ、なんというか。
榛原 慧一:「悪魔のような、悪魔ですね」
榛原 慧一:間の抜けた形容だ。まさしくそういうものである。
“プランナー”:「はい、そうなのです。悪魔なので、悪魔のようなことをします」
“プランナー”:間の抜けた形容に間の抜けた形容で返したが、この『少女』がにっこり微笑んで言うと違って聞こえる。
“プランナー”:具体的に言うと愛嬌がある。
“プランナー”:「彼はこの街へ既に潜伏しています。そして、N市に息づくとある『伝説』を利用して何かを企んでいるようなのです」
風見 澪:ディアボロス再登場はなかった…
榛原 慧一:おかわいい…
綾瀬 真花:しくしく
朱星 朔姫:公式NPCであることを良いことに容赦なく地の文で盛られていく──
九条 鈴:やっぱ強いッスね公式ヒロインは…
朱星 朔姫:プランナーが公式ヒロイン……そうかな……そうかも……
姫花 つつじ:どう見るかだ
風見 澪:公式ヒロインかもしれない…かもしれない…
朱星 朔姫:ヒロイン「隕石つんつんっ♡」
風見 澪:やめやめて
榛原 慧一:「伝説に準える。芝居がかった……とも、言えないのか」
榛原 慧一:何しろ、悪魔なのだから。
榛原 慧一:何をどうしたって神話性が付随する。
榛原 慧一:「その彼を─────貴女は、どう望んでいるんですか?」
榛原 慧一:そして、告げられた本題に対して、此方から踏み込んだ。
榛原 慧一:ペースを握り返そうとか、そういう意図は特にない。
榛原 慧一:何の深いこともない会話の運びだ。この少女に対しては、そういう言葉ひとつすら、何か意味が籠りそうな気がするだけで。
“プランナー”:「私からは、直接の干渉はしません」
“プランナー”:君の一歩踏み込んだ問いかけに対し、やはり表情を崩さずに『少女』は桜色の唇からそう告げた。
“プランナー”:「望ましい結果と望ましくない結果はありますが、私としてはそのどちらでも構わないためです」
“プランナー”:「ただ、おそらくシャドウカインドの企み通りに事が進めばUGNにとっては拒絶したい事態に発展するでしょう」
“プランナー”:「そして、どちらかと言えばあなたたちが努力してくださる方が私にとっても望ましい結果ではあります」
“プランナー”:「ですので、今日はヒントを伝えるためにあなたをここへお呼びしました」
“プランナー”:「────────────“千年桜”」
“プランナー”:ぽつりと。何か厳かなものの名を口にするかのように『少女』は呟いた。
榛原 慧一:……?
榛原 慧一:知らない単語だ。それを口にする時だけ、少し少女の言葉のニュアンスが変わったことが気になった。
“プランナー”:「このN市においてはいにしえの彼方に忘れ去られた名であり、そして彼が企みに利用しようとしているものです」
“プランナー”:「今日はこの“千年桜”という名だけ、覚えていってください」
“プランナー”:「私からあなたにお伝えすることは、それで全てです」
榛原 慧一:「…………なるほど」
榛原 慧一:回りくどい言い回しは間違いなく本心だろう。
榛原 慧一:嘘はないと感じる。そうする意味がないというのもあるけれど─────それ以上に。
榛原 慧一:「重要な情報の提供でした。ありがとうございます」
榛原 慧一:この少女は、人間の転がし方をこの上なく熟知している。
榛原 慧一:それは悪意的な意味ではなく。
榛原 慧一:「─────それが、誰かの命を脅かす者であるなら」
GM:うお 時計見てなかったけどだいぶ経ってたな ちょっと巻きます
榛原 慧一:あいさい
榛原 慧一:相手の心の中にある柔らかな部分に対して、少女には顕微鏡の先に試薬でも垂らすような真剣さがあった。
榛原 慧一:俺のやる気の出し方を、良く知っていた。
榛原 慧一:「貴女の期待に叶う程には、努力しようと思います」
“プランナー”:君の返事に『少女』はほんの小匙の先ほど程度に微笑みを深くする。
“プランナー”:今日のこの話は有意義だった。────いや。
“プランナー”:『今日のこの話は有意義だった』と、きっと後で気付かされるのだろう。
“プランナー”:……いつの間にか『少女』の目の前に置かれていたアイスティーは空になって、氷だけがグラスの中に詰まっていた。
“プランナー”:「────“輪廻の獣”という、私たちからすれば不倶戴天とも言えるべき存在を抱えた支部……」
“プランナー”:「そこへあなたのような方が現れた意味を、私は興味深く捉えています」
“プランナー”:「期待していますよ」
“プランナー”:くすりと『少女』が笑う。君は瞬きした。1回、2回。────3回目には目の前から『少女』の姿が消えていた。
姫花 つつじ:厄ネタ支部~
朱星 朔姫:恐ろしい方々揃いですわ……
風見 澪:へへっ
風見 澪:輪廻の獣を選択していた時からわかっていたのです……プランナーとは相容れないことを
“プランナー”:絶不許
榛原 慧一:「………………」
榛原 慧一:驚きが半分。納得が半分。
GM:そこには最初から誰もいなかったかのように。
GM:飲み干されたアイスティーのグラスと、丁寧に置かれた料金ぴったりの小銭が彼女がそこにいた証だった。
榛原 慧一:「…………甘いものでも、なんて」
榛原 慧一:口にするのは、馬鹿らしかったかもしれない。今は無言の対面には、その思考も読まれたようで、少し気恥ずかしい。
榛原 慧一:吐息を一つついて、伝票を手に取った。
姫花 つつじ:レネビの人は大変だね~
GM:………よし
朱星 朔姫:(席のチャージ料は含まれていない)
風見 澪:前世から敵なのだ……!
九条 鈴:せこいですプランナー…
GM:HO2後半を次回に回す覚悟をしよう
姫花 つつじ:だいじょぶだよ~
GM:ウス すみません 本当に
姫花 つつじ:なんかそんな気はした
風見 澪:大丈夫ですよ、巻かなくても良かったのに!
榛原 慧一:こんなところでしょうか ポエットな結びはあえて…しない!
綾瀬 真花:なお、そうしてテラス席から立ち上がったところを偶然通りかかった真花に見られて「誰と一緒にいたの?」と聞かれることになったという。
榛原 慧一:なんてこった。
榛原 慧一:どうして……
九条 鈴:修羅場ってる!
榛原 慧一:対戦ありがとうございました
GM:対戦ありがとうございました
GM:思ったより…かかった!
風見 澪:修羅場ばばば
姫花 つつじ:誰よその女!
風見 澪:相手は10歳程度の少女……だが危険だ
GM:では続いてHO4!けーくん!なのではいばらくんはちひーにキャラチェンジです!
姫花 つつじ:いけーっ浮かれポンチーッ
和泉 千尋:にゃーっ
朱星 朔姫:コスプレ綾瀬さんvsロリンナー
風見 澪:うおー!
オープニングⅤ/PC4 風見 澪
GM:●OP5 シーンプレイヤー:澪 他PC登場:なし
GM:シーン終了条件:情報収集を切り上げて公園を離れる
GM:春の風がN市中央公園をゆっくりと吹き抜けている。
GM:見上げれば、空を覆うように枝を広げた桜が淡い色の花を咲かせていた。風が枝先を揺らすたびにほどけた花びらがひとひら、またひとひらと舞い落ちてくる。
GM:まだ満開とはいかないものの、既に十分なほど美しいその景色を楽しもうと今日は大勢の人が公園を訪れていた。
GM:ござを広げて弁当を囲む家族。飲み物を片手に笑い合う学生たち。写真を撮る人々。子供の手を引きながら、桜を見上げる親子。
GM:どこを見ても、人の営みがある。笑い声があり、話し声があり、春を喜ぶ顔がある。
GM:その人波の中を、君は最愛の彼女────和泉千尋と並んで歩いている。
GM:もちろん、ここへ来た目的はただの花見ではない。
GM:N市では桜の季節になると死んだ人間が街へ戻ってくる。そんな噂がある。あるいは伝説と言ってもいいだろう。
GM:今回、君が調査を依頼されたのも、その噂が単なる都市伝説では済まない可能性が出てきたからだ。
GM:だから君は行き交う人々や酒盛りに興じる花見客たちにそれとなく話を聞きながら、何か有用な情報を得られないかと練り歩いている。
GM:────とはいえ。
GM:今日ばかりは、任務だけに心を割く必要もないだろう。
GM:隣を歩く千尋が、風に舞う桜を顔に微笑みを浮かべながら見上げている。その横顔に花びらがひとつ、ふわりと降りかかる。
GM:それを見ているだけで、胸の奥が少しだけ浮き立つ。
GM:死者が蘇るという噂も。レネゲイドにまつわる怪事件も。今はひとまず、桜の向こう側へ置いておこう。
GM:春の陽射し。柔らかな風。舞い散る花びら。
GM:そして、愛する人と肩を並べて歩く時間。
GM:それだけで今日は、十分に心華やぐ一日だった。
GM:登場とRPどうぞ
風見 澪::侵蝕+1d10 登場/リザレクト
風見 澪:侵蝕:35+9[9]>44
風見 澪:ちょっと意識高いな……
九条 鈴:よくよく考えるとなんて恐ろしいウワサがある街なんだN市
GM:では適当にイチャイチャしてください
GM:そのうちニンジャが邪魔しに来ます
風見 澪:はーい!
風見 澪:ちょっとだけ考え中……
GM:「────みんなで酒盛りしてたらさ、去年死んだダチがいつの間にか一緒に騒いでたんだよ」
GM:「いつの間にかいなくなってたけど、他の人もその時のことを覚えてたよ。勘違いじゃないと思うけどねぇ」
GM:────以上が、まだ満開でないのにも関わらず花見で酒盛りをしている酔客から得られた証言の中のひとつである。
風見 澪:行き交う花見客の話にそれとなく耳を傾けながら、公園の中をゆっくりと歩いていく
風見 澪:もっとも、隣には愛しい人がいるのだ。
仕事一辺倒というわけにもいかず、時折その横顔を盗み見ては、自然と頬を緩ませているわけで──
風見 澪:──にへら──
朱星 朔姫:ニヤけ澪さん
GM:はい ではデートどうぞ
和泉 千尋:あっうかれぽんち
姫花 つつじ:そうだちっひー お前がそうした
風見 澪:おっと、いけない。BE COOL、BE COOL。
風見澪はクラスメイトの間では、クールでマイペースな美形少年として通っている、ごく普通の一般学生なのだ。(本人調べ)
和泉 千尋:くすり。
風見 澪:俺がうかれポンチなどという不名誉な噂が立ち始めているが、けっしてそうではないことを今日は証明してみせたい
和泉 千尋:そんな自認を知ってか知らずか─────というのはかなり贔屓目に見たところであって。
姫花 つつじ:>風見澪はクラスメイトの間では、クールでマイペースな美形少年として通っている、ごく普通の一般学生なのだ。(本人調べ)
(疑わしい目)
GM:クール(要出典)
朱星 朔姫:クール→×
マイペース→△
美形→◯ですが自分で言います?
和泉 千尋:澪はカッコいいから仕方ないね…
GM:浮かれポンチがここにもいた
九条 鈴:駄目だ、つっこみ役がいない…!
GM:あなたがなるんですよ!
和泉 千尋:誰がどう見ても分かるというのは、当然誰よりも傍で君を見ている少女もまた、誰よりそれを知るところである。
和泉 千尋:「へんなかおしてる」
風見 澪:「そうかな……今日は千尋と一緒に来てよかったと思ってるだけなんだけど」
風見 澪:おかしいな、顔に出てたかな。
風見 澪:まじめな話、支部長が変わってからというもの、ここ最近のN市は平穏無事という言葉を体現する日々を過ごしている。
風見 澪:問題は……新しい支部長、まだ見てないんだよなぁ……
風見 澪:どんな人なのか、ちょっと不安だ
せめてあの生真面目と自己犠牲が制服を着た、朱星を制御できるような優秀な人であることを祈ろう。
和泉 千尋:「今度は、ちょっと心配した顔だ」
風見 澪:もう、ツッコミ役はお役目ごめんのつもりなのだ。
姫花 つつじ:集合すると澪君もツッコミ側なんだけどね~
和泉 千尋:くすりくすりと微笑む。「もう、わかりやすいよ」
風見 澪:「ああ、ごめんごめん……ちょっと、ね」
風見 澪:「最近はホラ、あんまり大きなイベントがないから、こうやって千尋と過ごせているのが、すごくうれしくて……」
風見 澪:「時々不安になる」
風見 澪:「君が隣にいなくなるのが、すごく不安になるし、
僕が君の隣から抜け出してしまうことも、やっぱり不安だ。」
風見 澪:「だから、今この瞬間をたっぷり噛み締めたいなって」
和泉 千尋:─────はわ。
和泉 千尋:ひとつ立ち止まった。
風見 澪:どうしたのだろうか、特に変な言動をしたつもりはないのだが。
和泉 千尋:見れば、先程までの余裕ある、いつもカッコイイがちょっとかわいい旦那様を見守る姐さん女房めいた背伸びを感じるほんわかした微笑みから一転。
和泉 千尋:頬を染めて、眼をぐるぐるしているのが見て取れる。
風見 澪:「……」
風見 澪:「……」
朱星 朔姫:ふぅ……ツッコミ役を一手に引き受けることになりそうですわね……
朱星 朔姫:マトモな方が少なすぎますわ……
GM:そうかな…そうかも…
姫花 つつじ:まあまとも枠が少ないのは事実なんだけど
榛原 慧一:え…!
風見 澪:「よし、帰りながらクレープでも奢ろうか」
風見 澪:たぶん、変なことを言ってしまったのだろう。
風見 澪:慧一くんとも距離を置いているせいか、最近は自分の中に眠るものが騒がない。マトモという感性を取り戻しつつあるらしい。
風見 澪:であれば今こそ、攻めて攻めて攻めて、攻める。
風見 澪:これだ。
風見 澪:矢神氏の遺品にもあった通り、僕は攻めるぞ。
姫花 つつじ:こうなったら目いっぱい胡乱成分を出していくしかないね
ねっしぶちょ~
姫花 つつじ:それ参考にしていいやつ?
九条 鈴:さあ……?
和泉 千尋:エロ漫画知識を現実に応用したらダメだよ!
風見 澪:だが風見澪は一味違う。
姫花 つつじ:エロ本知識で彼女にアプローチするって中々酷いぞ
風見 澪:参考にするのだ……!
GM:なるほどこれがクールさか…
朱星 朔姫:さいてい……
姫花 つつじ:冷え切った関係にならないアツアツさ加減に感謝することだよ
朱星 朔姫:クール ×
フール ◯
ムッツリ ◎
姫花 つつじ:ボロカス~
和泉 千尋:その教本は一般的には全く参考にならない類のものであるのだが─────
和泉 千尋:「ぇっと、その」
和泉 千尋:「わっ」
風見 澪:「えっと、あの……ごめん、何かマズったかな?」
和泉 千尋:どもった。
和泉 千尋:「わ、私は、ずっと、お傍に居ります、よ?」
風見 澪:忘れてはならない、風見澪は基本はヘタレだ。
とにかく見に回りがちである。
和泉 千尋:謎の畏まり方だった。
風見 澪:「……えと。」
風見 澪:「た、大変恐縮ですが……」
和泉 千尋:「ふ、ふつつかですが……」
風見 澪:「……このまま、お花見デートを続けていただけないでしょうか」
和泉 千尋:言葉に対して、おっかなびっくりで、ぴとっと腕にくっついてくる。
姫花 つつじ:なんだこいつら……かわいいな……
朱星 朔姫:お二人とも浮かれ過ぎですわね……
朱星 朔姫:平和で良いことですわ
姫花 つつじ:ベッドメイクはひつじちゃんに任せておけ……
姫花 つつじ:入った瞬間即寝落ちするくらいのふかふかにしておくから
和泉 千尋:そろそろ衣替えを意識する季節。
和泉 千尋:見納めの近い冬服姿の、厚めの生地の上からでも伝わる、壮絶な柔らかさ。
風見 澪:もう定位置とばかりに、左腕の肘を掴ませて。
生地越しの膨らみを意識する。
風見 澪:今は冬服姿だが、澪は知っている。
風見 澪:夏の千尋は───すごいのだ。
篝 いろは:そろそろ狩るか...♠
姫花 つつじ:ヒソカになってて駄目だった
風見 澪:「……それじゃあ、他の人に会わないように」
風見 澪:「クレープ屋に急ぎましょう」
風見 澪:何故か丁寧語になって、先導するのであった。
朱星 朔姫:まだ学生なのですから健全なお付き合いをしていただきたいものですわね
和泉 千尋:私はいいと思う
風見 澪:実際、お兄さんがあの状態なのもあって、そこまで踏み込むのは多分エンディング後かなと
和泉 千尋:焦らしプレイ…!
GM:その時────────
GM:ふたりの首筋が急激に冷却された。氷のように凍てつき(※当社比)、体温が奪われる。
GM:オーヴァードによるエフェクト攻撃────────ではなく。
風見 澪:来るか、邪気が
GM:よく冷えたペットボトルが背後からぴとりと首筋に当てられたのだった。
風見 澪:いいんですよ、私がGMのときに千尋が出なくても
でもそれは世界の意思が許さない
姫花 つつじ:マフラーを貫通するひんやりピタ……ひつじちゃんも鍛えておく必要があるね
和泉 千尋:「ひゃっ」
和泉 千尋:ぴこんっ と背筋が伸びる。
風見 澪:「ひゃんっ」
風見 澪:すごくかわいいソプラノボイスが上がった。
朱星 朔姫:邪気が来るって、今邪なのは澪さんでなくて……?
風見 澪:健全です!
九条 鈴:本当に…?
風見 澪:……はい、不健全です!
和泉 千尋:正直…!
姫花 つつじ:ヨシ!
篝 いろは:「………盛り上がっているところ大変恐縮ですけれども。ここに訪れた理由、まだ覚えてます?」
篝 いろは:ほんのりと呆れ気味な声がふたりの後ろからかかる。
風見 澪:アイヤー、ニンジャ!ニンジャナンデ!
篝 いろは:相変わらず気配というものを全く感じさせないのだった。癖になっているんだろうかと思わせるほど。
風見 澪:声にならない悲鳴を上げて、錆になったゼンマイのごとく首を唸らせて、あたりを見回す。
姫花 つつじ:作品が混線している!
風見 澪:「……や、だってこれ俺向きじゃないですって、どう探ろうにも浮かれた花見客ばっかりじゃないですか」
和泉 千尋:はわわ……顔を赤くして縮こまる。恥ずかしい。
風見 澪:小声を漏らす、千尋には聞こえないように。
和泉 千尋:だが残念、くっついた腕から離れないのが一番恥ずかしいことには気が付いていない。
風見 澪:腕を包む二子山に気づいて、うわー!うわー!と内心は焦りでいっぱいである。
篝 いろは:そう。振り返った君が目にしたのはN市支部ではいよいよ見慣れつつある人物。
篝 いろは:表の顔は保育園の保育士。しかして裏の顔は現代に生きる本物の忍者とかいう、外連味たっぷりの設定を抱えた同僚である。
篝 いろは:「こんにちは、千尋ちゃん。風見さんとは相変わらずなんですね。ふふ、結構結構」
姫花 つつじ:実際情報収集能力一番高いのってこの支部だとしぶちょ~になるのかな
ミーミルあるし
風見 澪:何気に諜報苦手ですからね……
九条 鈴:情報なら任せろー
和泉 千尋:一般的なオーヴァードの社会は1(当社調べ)
姫花 つつじ:モコモコー
姫花 つつじ:キリタニコネクションで地味にちょびっと情報に強いひつじちゃんなのであった
和泉 千尋:頬の朱が一層深まる。腕にくっつく柔らかさの圧が増す。
風見 澪:「……ど、どうも、いろはさん。
いやもう、イタズラが過ぎますよ。」
風見 澪:いかん……そんなにひっつかれると……釈明もできない
篝 いろは:「ふふふ、すみません。からかいすぎちゃいましたか」
篝 いろは:お熱いふたりへそれぞれ先ほど首筋に当てたペットボトルを差し入れる。
篝 いろは:「………でも、聞き込みのひとつやふたつくらいはしたんでしょう? どんな調子でした?」
風見 澪:そろそろRC伸ばして無形の影ルートを検討しています
次回はおやすみになるので
和泉 千尋:でもよ澪くん…侵蝕が!
和泉 千尋:キリコネはコネならなんでも反応するので情報以外に使える奴と組むと変な挙動するのがちょっと好き
和泉 千尋:コネ:戦神の軍師とか
和泉 千尋:戦神の軍師って誰だよ
姫花 つつじ:支部長みたいなうさん臭さだ
朱星 朔姫:コネクション+ミーミルすき
風見 澪:「ありがとうございます……
それがですね、どうも要領を得ない話ばかりで」
風見 澪:「死んだトモダチが生き返ったように動いていた、だとか。
与太話で終わるならまだしも、それが事件を起こしたとかならわかるんですが」
風見 澪:「何も事件を起こしていないし、それっぽい話を聞いただけなんですよね……実際に確認しようにも。」
風見 澪:澪はグルリと見回した。
あたりの客は泥酔して頭にネクタイを巻いたサラリーマンやら、ビニールシートを広げて子供と一緒に花見飯に興じている光景が広がっている。
風見 澪:「……どうにも、確証が得られなくて。」
篝 いろは:「ふむ…………」
風見 澪:「いっそジャーナリストやyoutuberでも捕まえるとか、警察に話を聞くとかのほうが有益じゃないですかね?」
篝 いろは:君の視線の先をいろはも共に見遣る。まだ本咲きで無いのにも関わらず、N市中央公園には多くの客が花見に訪れている。
風見 澪:呆れるほど……いや、だからこそ大事な……平和な光景だ。
守りたい、とは思う。
和泉 千尋:話している内容は分かっていないが、釣られて視線を向ける。
和泉 千尋:其処にある平和の価値を少女は知っている。
和泉 千尋:それが失われる痛みを、知っている。
風見 澪:侵蝕が重いのは重々承知……成長過程何もおもいつかない!
姫花 つつじ:ピュアウロって意外と何取るか悩むよね~
風見 澪:近接ピュアウロにすべきだったかなあとかいろいろと考えてしまいますね
姫花 つつじ:まあこっちがピュアウロで悩んでるのは単発用に灰以外の原初縛るクソバカの構築したせいなんだけど
和泉 千尋:白、虚、虹はごついのが多いのでその辺ですかねー
姫花 つつじ:1回分くらい貯めて赤2個取れるやつとか積むのがいいのかねぇ
あれどのくらい強いのかいまいち測りかねる
和泉 千尋:単体で強いのだと白:時間凍結 虚:ハイブリとかですけど
和泉 千尋:ハイブリは回復させるものがまだないか
姫花 つつじ:一応マスヴィジョンは回数縛りアリなくらいかな~?
風見 澪:マスヴィジョン回復させるほど撃ちませんからね…・
姫花 つつじ:とはいえ100%3回使ってまだ足りないのは想像したくねえな
和泉 千尋:な
姫花 つつじ:オートアクションはいいぞ委員会になるかぁ……?
和泉 千尋:虚だと他には氷熱の軍団とか……?虹はフルオープン強いんですけど澪君は移動必要ですしね
篝 いろは:「どうでしょうね。とはいえ、私の方で集めた情報も似たようなものです」
篝 いろは:「気がついたら故人がすぐそばでそこにいるのが当たり前のような顔をしていた、とか」
篝 いろは:「…………耳に挟んだあの噂話はただの噂話と片付けられないのかもしれませんね」
篝 いろは:思案に耽って視線を落とし、いろははそんな謎めいたことを口にした。
風見 澪:「それなんですよね」
風見 澪:「こちらでも似たようなものですけど……
故人が傍にいるだけで大事件になるはずなのに、誰も気にしていない」
風見 澪:ふむ、と言葉を一瞬区切り。
風見 澪:「あるいは……僕らが知覚できないように、浸透している?」
篝 いろは:「分かりません。ただ、この街にはとある都市伝説があって……」
篝 いろは:「もしかしたら、私よりもN市にずっと住んでいる風見さんや千尋ちゃんのほうが詳しいかもしれないのですけれども」
篝 いろは:「なんでも、このN市には桜の咲く時期に死者が蘇る伝説があるそうなんです。かなり古くからの言い伝えのようですね」
篝 いろは:口にしているいろは本人も半信半疑というような表情で、そう言った。
風見 澪:「ああ、N市にずっと住んでいるといえばその通りですけど……
そうなると、僕や千尋は適任じゃあないかもしれませんね。」
風見 澪:「亡くなった身内がいれば、わかるかなと思うんですが……」
和泉 千尋:「……お母さんやお父さんが帰って来たら…………うーん」
和泉 千尋:呟いてみつつ、あまりピンとは来ない顔で首を捻った。
和泉 千尋:和泉兄妹の両親が亡くなったのは千尋がまだ物心つかない頃だ。イメージできないのだろう。
風見 澪:「僕も千尋のご両親は知らないですからね───」
篝 いろは:「そうですねぇ。今のところ、風見さんが言うように『要領を得ない』というところですね」
風見 澪:「しょうがない……こうなったら虱潰しにあたるほかないかな。
よもや、あなたの友達が死んでるんじゃないですかなんて聞くわけにもいかないし……」
風見 澪:「都合よく、支部の人間にそんな親しい人物がいたら、なんて考えてしまいますよ」
篝 いろは:「────まあ、実のところあまり悪い噂も聞きません」
篝 いろは:「蘇った人物が悪行を成すということもなく、噂は平和的な内容ばかりです」
篝 いろは:「なんらかのレネゲイドによる作用が働いているのか、それとも本当にただの噂話に過ぎないのか……」
篝 いろは:「案外後者ということも少なくありませんからね。私がエージェントとして現場に調査に赴いて、実はレネゲイドとは全く関係ない案件でしたなんて意外とよくあるんですよ」
風見 澪:「そうした類の現象が起きている。とでも、頭の片隅にでも置いておきます」
風見 澪:「”読書百遍義自ずから見る”。
根掘り葉掘り探って何も出なきゃ、噂ってことで決着しましょう」
篝 いろは:「ええ。あまり肩肘張らず、“気がかり”程度に気に留めておいてください」
風見 澪:そんな──澪が普段口にしないような諺を口にして。
風見 澪:「それじゃあ、千尋を送り届けますね。
暖かくなったからって、調子を崩すといけない。」
和泉 千尋:「ぁ、…………ぅん」
篝 いろは:「ええ。調査のお邪魔をしてしまっていますものね?」
風見 澪:「………」
風見 澪:「以後、気をつけマス……」
和泉 千尋:頬を染める。
篝 いろは:くすくすと可笑しそうに笑う。「いいんですよ」と言ってやんわりと澪の言葉を遮った。
篝 いろは:「私は一旦支部に戻りますけれども、風見さんは適当な頃合に今日の調査の報告に向かってくださいね」
風見 澪:「わかりました、それじゃあ朱星にも連絡を入れておきます。
あとは……噂の新支部長さんにも、顔を合わせておきたいですし」
九条 鈴:会いたいのか…? こんな胡散臭さの塊に…!
風見 澪:素直に頷いて了解、と軽くつぶやいた。
今日は平穏無事な一日を過ごせそうだ──そんな甘い幻想に浸るために。
篝 いろは:「あの方ですか………そうですね、初見はちょっと驚いちゃうかもしれません。お楽しみに」
風見 澪:「……え!?」
姫花 つつじ:まあ……驚くだろうな……
和泉 千尋:なんて胡散臭い人なんだ…!
風見 澪:なんだろうか、どういう意味だろうか。
風見 澪:頭脳は大人で体が子供とか、ものすごいトップがデカい女性とか。
天狗の仮面をつけているとか、はたまた堅気とかけ離れた白髪のご老体とかだろうか。
風見 澪:すごい───すごい、不安だ!
和泉 千尋:何処かで見たようなのが並んだな…
九条 鈴:色々バレてる…!
姫花 つつじ:支部長も十人十色ってェ言うからなァ
篝 いろは:澪が顔色をくるくる七変化させるのをくすくすと笑った後、「それでは失礼します」といろはは告げた。千尋には親しげに手も振ってみせる。
篝 いろは:踵を返してN市中央公園の桜が咲く中を伸びやかな足取りで歩いていく。……立ち去る時は普通に去っていった。
和泉 千尋:頭を下げる。……びっくりしたなぁ、とも思いつつ。
和泉 千尋:「…………ね」
風見 澪:さすがにこんな場所で消え去ったりはしないだろうとは思っていたが──と。
思わず胸をなでおろす。
和泉 千尋:声は少し控えめに。
風見 澪:「うん……うん?」
GM:あとは適当にイチャつき〆てもらったらこのシーンはおしまいですね
和泉 千尋:はーい
風見 澪:はーい!
GM:うん やはりHO2後半は無理ですな
姫花 つつじ:うむり
GM:時間管理が甘いふしだらなGM────
和泉 千尋:少女はこの平和の価値を知っていて、喪われるときの痛みを知っていた。
和泉 千尋:だから、少年がそれを護るために、また戦いに赴くことも分かっていて……けれど。
和泉 千尋:「……………もうちょっと、こうしてて、いい?」
風見 澪:「……」
和泉 千尋:腕にくっついたまま、頬を染めた。
風見 澪:「当たり前だろ、僕は──」
風見 澪:「──千尋だけの王子様なんだから」
風見 澪:照れくさそうに、それでも素直な言葉を傾けて。
風見 澪:今という青春を謳歌する、それこそが僕の存在価値だ。
和泉 千尋:此方からは以上です!
姫花 つつじ:かーっ
風見 澪:同じく以上です!
GM:見んねおじょうっ
九条 鈴:お嬢に見せてよいものなのですかこれは?
姫花 つつじ:これでシナリオ全体の浮き沈みの調和が取れたって訳
和泉 千尋:これからもっとひどい世の中になっていくぞ。
和泉 千尋:ヨシ!楽しく話せたな…
九条 鈴:ヤダーッ!!
和泉 千尋:対戦ありがとうございました
風見 澪:対戦ありがとうございました!
GM:ありがとうございました!
GM:20分余りですか…ちょっと中途半端ですし今日はここまでにしておきましょう
榛原 慧一:はーい
榛原 慧一:お時間を大変頂きました 恐縮です
姫花 つつじ:はぁーい
朱星 朔姫:お疲れ様でしたわ
姫花 つつじ:フルに稼働していた
風見 澪:大変ありがとうございました……うかれポンチロールが久々でした
GM:ちょっと早いですが今晩はここまでにしておきましょう
GM:お疲れ様でした 次回はOPのHO2後半 HO1後半と続いていきます
姫花 つつじ:お疲れ様でした~
風見 澪:お疲れ様でした!
榛原 慧一:お疲れ様でした!
九条 鈴:お疲れさまでした!
朱星 朔姫:お疲れ様でしたわ〜
GM:時間は現代に戻りひつじちゃんとおじょうにはいっぱい曇ってもらうことになります よろしくね
姫花 つつじ:がんばるぞ~
九条 鈴:恐ろしい…!
榛原 慧一:どうして…
風見 澪:ひえ……
榛原 慧一:では保存して散!
第三夜
セッション開始前(クリックで開閉)
九条 鈴:わはー
GM:準備よし
姫花 つつじ:わは~
GM:わはー
九条 鈴:わはー
朱星 朔姫:わは〜
風見 澪:わはー!
九条 鈴:わはー
GM:わはー
姫花 つつじ:わは~
榛原 慧一:わはー ぎりぎり
風見 澪:わはー!
姫花 つつじ:わは~
九条 鈴:わはー
GM:時間でーす
風見 澪:わーい!
朱星 朔姫:わいわいがやがや
九条 鈴:やんややんや
GM:おじょう おてんこおてんこ
榛原 慧一:アックス!のおてんこは終わるまでウィンドウが消えないのだなぁ
朱星 朔姫:お点呼見逃す……
榛原 慧一:よくある
風見 澪:よくある!
姫花 つつじ:タブの通知とかもうっかり見逃しとかはあるしね~
GM:では再開していきます
GM:よろしくお願いします
朱星 朔姫:よろしくお願いします
姫花 つつじ:よろしくお願いします~
風見 澪:よろしくお願いします!
九条 鈴:よろしくお願いします!
榛原 慧一:よろしくお願いします!
GM:ではひつじちゃんのシーンからスタートだ
姫花 つつじ:うぉ~っ
風見 澪:いけーっ
オープニングⅠ 後半/PC2 姫花 つつじ
GM:●OP1 後半 シーンプレイヤー:つつじ 他PC登場:なし
GM:シーン終了条件:“再会”し、別れる
GM:春の陽射しを受けて、穏やかに流れるN川の川面がきらめいている。
GM:川沿いに植えられた桜は盛りへ向けて急いで花を咲かせようとし、風が吹くたび、その枝から気の早い薄紅色の花びらが散っていく。
GM:水面へ落ちた花びらは、流れに身を任せてゆっくりと下流へ運ばれていった。
GM:君はその桜並木の下を歩いていた。
榛原 慧一:カシュッ
九条 鈴:飲むのが早い!
GM:美しい光景は追憶を呼び起こすものだ。かつてこんなふうに桜が咲いていた頃、赴任先の支部で優れたオーヴァードと肩を並べて戦っていた。
GM:強力なチルドレンだった。自身がオーヴァードとなったことで関係を絶たねばならなくなった妹のことを常に気にかけていた。
GM:離れた街で安全に暮らしているはずだった妹がレネゲイド事案に巻き込まれたことで亡くなり、心の支えを失った彼が剣を手放したのは桜咲く季節からしばらく経った時のことだった。
GM:そんなことを考えながら歩いていた君の視界に、一人の男の姿が入った。
GM:────見覚えがある。
GM:向こうもまた君に気づいたらしい。いや────君がここを通ることを知っていて待っていたのか。
GM:そこにいた彼はかつてとは違っていた。身に纏う雰囲気は荒み、以前の彼が持っていた張りつめた鋭さには、濁った影が差している。
GM:けれど、その顔を見間違えるはずがない。
GM:三年前。彼が剣の柄から手を離して蹲ってしまったあの日のこと。そのとき妹を失った彼は、それ以来UGNの最前線から退いていたはずだった。
GM:少なくとも、君はそう聞いている。
GM:だからこそ、最近UGNの中で囁かれている噂がふと脳裏をよぎる。
GM:────“ソードキャッスル”がUGNの監視を振り切って独自行動を行なっている。目的は不明────
GM:風が吹いた。桜の花びらが二人の間を横切り、川面へと落ちていく。
GM:彼は、何も言わずに君を見ていた。
GM:登場とRPどうぞ
姫花 つつじ::侵蝕+1d10 登場/リザレクト
姫花 つつじ:侵蝕:37+7[7]>44
姫花 つつじ:「……」
姫花 つつじ:見覚えのある……しかし、変わってしまったその姿を目にした時。
浮かんできた感情は、喜びと、不安と。それから、一縷の希望。
姫花 つつじ:「……ひ」
姫花 つつじ:「久しぶり~、暁都くん」
「どうしたのさ、近くにいるんだったら連絡くれたってよかったのに~」
姫花 つつじ:喜びは、無事で姿を現してくれたこと。
姫花 つつじ:不安は、その身に纏う雰囲気がかつての彼と全く異なってしまっていること。
姫花 つつじ:そして一縷の希望は。
まだ、元の彼に戻ってくれるんじゃないか、という。
姫花 つつじ:あまりにも、自分の所属する世界において。
非現実的な、希望。
桜井 暁都:「………………………」
桜井 暁都:「………ああ。久しぶりだな、ひつじ」
姫花 つつじ:「うんうん。やー、何年ぶりくらいだろ~、もう3年くらい~?」
「ひつじちゃんももう花の女子高生ですよ~」
桜井 暁都:「そうか。お前ももう高校生になったのか。あの頃の────俺と一緒だな」
桜井 暁都:3年越しに出会った暁都は少なくともその姿形は十分に暁都と言えた。加齢のぶん多少顔立ちは変わっても、暁都は暁都だ。
桜井 暁都:ただ、その眼差しに宿る生気は3年前よりもむしろ凛々としていた。いや、生気というよりこれは────
姫花 つつじ:「そだね~。あの頃は結構、高校生ともなると大人びて見えるんだな~って思ってたんだけど~」
姫花 つつじ:「ひつじちゃんはほら、この通り~。3年前から変わらずゆるかわふわもこ愛されキャラを貫いてきておりますよ~」
姫花 つつじ:「……暁都くんの」
姫花 つつじ:「最近のこととかって、聞いてよかったり?」
桜井 暁都:「………確かに。お前はあの頃とまるで変わっていない。身長もまるで伸びてないんじゃないか?」
桜井 暁都:少し離れて向かい合った先で、暁都がくすりと微笑む。その笑顔が一瞬3年前の彼と重なった。
桜井 暁都:あの頃、つつじへ時折見せてくれていた兄貴分っぽい優しい微笑みに。
姫花 つつじ:「むっ。ちょっと人が気にしてることを~……」
「いいもん、お気に入りのコートが入らなくなっちゃうよりはずっとね~」
姫花 つつじ:その笑顔を見て……少しだけ、安堵する。
姫花 つつじ:ああ、こうしておどけていれば。
姫花 つつじ:彼が戻ってくる一助になれるのかもしれない、と。
姫花 つつじ:────叶うはずのない希望を、抱いている。
榛原 慧一:グビグビ
榛原 慧一:たまらない重さ~~~
風見 澪:満喫している……!
桜井 暁都:しかし────────近況を尋ねられた瞬間。
桜井 暁都:「……………………………」
桜井 暁都:重苦しい沈黙が訪れる。君はきっと悟るだろう。
桜井 暁都:その淡い希望は、儚く砕かれるものでしかないことを。
桜井 暁都:次に暁都の唇が開かれれば、それが決定的になってしまうことが、きっと君には分かる。
桜井 暁都:咲きかけの桜が美しくほころび、もうじき満開を迎えてこの通りを華麗に彩るだろうに────この場の空気だけが凍りついている。
姫花 つつじ:「……えっと、ね」
姫花 つつじ:「話したくなかったら、無理に、とは言わないから」
姫花 つつじ:────ああ。たまらなく、怖い。
姫花 つつじ:彼が、今から何を口にするのか。
姫花 つつじ:彼との関係性が、決定的に変わる言葉を聞くのが。
姫花 つつじ:────それを聞いた自分は、何を思うのか。
姫花 つつじ:何も思えないのか。
姫花 つつじ:それが、怖い。
桜井 暁都:「────────────ひつじ」
姫花 つつじ:「……ん。なあに、暁都くん」
桜井 暁都:暁都がまっすぐ君を見つめる。硬質で鋭く尖ったその一声はまるで君の不安を抉るかのようだった。
桜井 暁都:「俺は、N市支部に戦いを挑む。そのためのこの街へやってきた」
桜井 暁都:─────そして、言ってしまった。
姫花 つつじ:「………………」
姫花 つつじ:「……」
姫花 つつじ:「……どうしても、なのかな。それって」
桜井 暁都:「理由がある。必ず成し遂げなければならないことがある」
桜井 暁都:「それをそうしなければ、俺はどこにも立ち行けない」
桜井 暁都:「そのために────お前たちN市支部を相手にしなければならない」
桜井 暁都:はっきりと暁都は言った。それは絶対に変えることのできない決意であるということが、その宣言にありありとこもっていた。
姫花 つつじ:「……やめようよ」
姫花 つつじ:「今のN市支部、どんな人がいるか知ってる?」
姫花 つつじ:「覚醒したばっかりなのに、こっちのことに巻き込まれちゃって。それなのに、文句の一つも言わずに、自分のやるべきことだから、って頑張ってくれてる子が2人」
九条 鈴:「どんな人」の中にまさか風水師が含まれているとは2人とも思うまい…
朱星 朔姫:このメンバーで一番じっとりしているの、ひつじさんでなくて?
GM:その可能性はありえますね
風見 澪:湿っている……乾かさなきゃ……
榛原 慧一:互角…といったところだね
姫花 つつじ:「普段は凄くおっとりしてて、優しいのに……すっごく冷静で、現実としてやらなきゃいけないことの判断ができる、いろはさん」
姫花 つつじ:「それに、とっても優しくて、周りに気を配れて……誰よりも傷付きやすいのに、必死に頑張ってる、朔姫ちゃん」
姫花 つつじ:「……新しい支部長のことは、まだよく知らないけど……きっと、話せば楽しい、と思うよ」
姫花 つつじ:────そんな人たちと、暁都くんが。
殺し合うところなんて、見たくないよ。
桜井 暁都:「知っている。非常に危険で強力な〈ウロボロス〉のオーヴァード、それが2名も在籍している」
桜井 暁都:「日本支部付きの凄腕に、検体志願を繰り返しているという噂のオーヴァードもいると聞いている」
桜井 暁都:「支部長の方は新任がやってくるという話しか知らないが……………それに」
桜井 暁都:「お前がいる」
桜井 暁都:「………………ぞっとしないな。正直なところ、やりあって無事で済む気はまるでしない」
姫花 つつじ:────ああ。
姫花 つつじ:既に自分も。
姫花 つつじ:ひつじちゃんはいつでも洗濯したてのお布団のようなもこもこですが……
榛原 慧一:確かに洗濯したまま干してないみたいにべちゃべちゃだが…
朱星 朔姫:強力なウロボロス二人
日本支部の凄腕
ただの検体
情報不足支部長
お前
……一人だけしょぼ……
姫花 つつじ:(ひつじちゃんのことだろうか)
朱星 朔姫:ひつじさんは名指しでぞっとしない扱いされていたではありませんの
風見 澪:朱星はほら、ウチのクラスのマドンナだから…
姫花 つつじ:彼と戦ったらどうなるだろうと、予測を立て始めている。
姫花 つつじ:戦闘スタイルも、大まかな初速も、一撃の鋭さも、最初に狙う箇所も。
それらを記憶から掘り起こして、それが自分に向けられた時にどう対処すべきかを。
姫花 つつじ:────彼を引き止める言葉よりも多く、思考の比重を割いて。
桜井 暁都:「だが、ひつじ」
桜井 暁都:「例え俺のことを指一本で片付けられるような、そんなオーヴァードがいたとしてもだ」
桜井 暁都:「俺はそれでも、N市支部と戦わなくてはならない」
桜井 暁都:「ダメなんだ。ここでないといけない。この街の支部でないと」
姫花 つつじ:「……?」
姫花 つつじ:言葉の意味は、分からない。
それでも……きっと。
姫花 つつじ:聞き逃していいことでは、ない。
桜井 暁都:「理由はひとつだ────────あの日、不意に失われた俺のかけがえのないものを取り戻す」
姫花 つつじ:彼が折れた理由。
彼が再度、立った理由。
姫花 つつじ:そんなものは、一つしか存在し得なかった。
桜井 暁都:暁都は君の表情を見て、その発言で君がすぐに思い至ったことを察したらしい。頷いた。
桜井 暁都:「そうだ。俺の妹。若歌を取り戻すために俺はこの街へ来た」
桜井 暁都:「そのためであれば、例えお前が相手であろうと俺は諦めない」
桜井 暁都:「────────────決して」
姫花 つつじ:「……もし」
姫花 つつじ:言葉を紡ぐ。
姫花 つつじ:「もし、それが嘘だったら、どうするの」
姫花 つつじ:きっと、いい方には向かわない言葉を。
姫花 つつじ:あの日、何ができただろう。
あの日、何が言えただろう。
姫花 つつじ:そんな後悔を……二度、抱えたくはないから。
桜井 暁都:検体志願何度も繰り返してるなんて相当頭のネジの外れたヤバいエージェントだな…
桜井 暁都:かなり強力に違いない…
朱星 朔姫:ネジが外れているのはそう
榛原 慧一:阿頼耶識禁断の三度撃ちくらいのヤバさ
風見 澪:目が……!
桜井 暁都:「たとえ、それが嘘だったとしても」
桜井 暁都:「何も掴めなかったとしても」
桜井 暁都:「それは、俺が目的のために行動することをやめる理由にならない」
桜井 暁都:「必要ならば俺はありとあらゆる手段を探し出し、必ず成し遂げる」
桜井 暁都:「────分かっているだろうひつじ。俺がこう言い始めたら、他のことは頑として聞かないなんてことは」
姫花 つつじ:分かっている。
分かっているとも。
姫花 つつじ:だけど……それでも。
縋らずには、いられない。
桜井 暁都:確かに、3年前の彼はそういう人だった。仲間を救うと決めたら制止されても拒む。命を守ると決めたら必ずその通りにする。だから信頼されていた。
桜井 暁都:背負っている袋が君にも見える。3年前からずっと愛用しているだろうウェポンケース。あの中にきっと暁都の使っていた剣が入っている。
桜井 暁都:その刀が振るわれるたび彼の固い意思が有言実行していくのを、君は幾度となく見たはずだ。
姫花 つつじ:"ソードキャッスル"と呼ばれた彼の、その由来。
姫花 つつじ:王城の如く堅牢に、その背に庇う相手を守り抜くその姿は。
榛原 慧一:(《剣の王城》を使うんだな…)
朱星 朔姫:(モルフェウス/ノイマンでヴァリアブルウェポンですのね……)
桜井 暁都:伝えることは伝えたからそろそろ〆にいきますね
姫花 つつじ:はぁーい
姫花 つつじ:今なお、自分にも影響を与えているのだから。
姫花 つつじ:「……私は」
姫花 つつじ:「君を、止めるよ。……だって」
姫花 つつじ:「必死に足搔いて、もがいて……それでも、その先に何もなくて」
「それを知るまでに、いろんなものを喪ってしまったら」
姫花 つつじ:「きっと……今度こそ、君は折れちゃうから」
桜井 暁都:その時、君は見ただろう。
桜井 暁都:暗澹とした表情で、それでも決意を込めて告げられたその言葉を耳にして、暁都がほんの一瞬だけ君と同じように悲痛な表情をしたことを。
桜井 暁都:口を開きかけ、何かを告げるのを押し留めるように再び結んだことを。
姫花 つつじ:「……それに、さ」
姫花 つつじ:無理矢理に……笑う。
姫花 つつじ:「今度会った時は、『ひつじちゃん』、って呼んでもらうって約束したのにさ~。まだ『ひつじ』、としか呼んでもらってないからね~」
姫花 つつじ:「このまま喧嘩別れみたいな形なんて……したく、ないよ」
姫花 つつじ:自分は今、ちゃんと笑えているだろうか。
朱星 朔姫:じめ……じめ……
風見 澪:じめ……
榛原 慧一:うう…おつらい…
朱星 朔姫:今何杯目です?
榛原 慧一:二杯目かな お前は?「」リコ
九条 鈴:今日のOPみたいな雨だな
姫花 つつじ:違うか。
君が笑ってくれたら、それでいい。
桜井 暁都:「…………………………………」
桜井 暁都:春の青い風が強く吹いてくる。咲きかけの蕾から花びらが引き千切れた。風に舞い、彼の像を曖昧にする。
桜井 暁都:「────お別れだ。次に会う時は敵だろう」
GM:視界を桜吹雪が遮る。次の瞬間に、暁都はその場からいなくなっていた。
姫花 つつじ:「……」
GM:これも君は見たことがある。《猫の道》のエフェクトだ。3年前の彼は多用していた。
GM:このたった一瞬だけで、今ごろ彼は離れたところを歩いているに違いない。
GM:桜咲く川沿いの道に残されたのは、ただ君ひとりだけだった。まるでこの場には最初から誰もいなかったかのように、ただ風が梢をざわめかせる音だけが響く。
GM:GMからは以上です
いい感じに〆てくださいませ
姫花 つつじ:はーい、そうですねぇ
姫花 つつじ:5点余らせてるんですけど今イージーエフェクト取得宣言していいですか?
榛原 慧一:なにっオルクス
朱星 朔姫:剣を大量に生やしてオーバーロード……
榛原 慧一:オーバーエッジ!
GM:ヨシ
榛原 慧一:オーバーエッジってなんだよ
姫花 つつじ:ありがとうございます
風見 澪:エッジの向こう側にいったんだな…
朱星 朔姫:固有◯界からの壊れた◯想
GM:干将・莫耶かな?
姫花 つつじ:今の彼が……どこにいるかは、わからない。
姫花 つつじ:それでも、届けばいい、と思って。
姫花 つつじ:《彼方からの声》を取得し、使用します。 :侵蝕+1
姫花 つつじ:侵蝕 : 44 → 45
姫花 つつじ:「絶対……絶対」
姫花 つつじ:「こんな、殺伐とした関係じゃなくて……」
姫花 つつじ:「くだらない話したり、遊びに出かけたりして……普通の学生さんみたいに、過ごそうよ」
姫花 つつじ:声を、風に乗せる。
姫花 つつじ:届いたかどうかは、分からない。
姫花 つつじ:届いていたらいいな、と思った。
姫花 つつじ:〆!
GM:ヨシ!
GM:では次のシーン おじょうです
GM:ひつじちゃんはありがとうございましたー
榛原 慧一:生のドラマ二本目─────
風見 澪:カシュッ
姫花 つつじ:ふーっ……
姫花 つつじ:ありがとうございました~
姫花 つつじ:これでひつじちゃんもカシュッする側に回れる
九条 鈴:酒臭い桜だな!
風見 澪:へへっ
姫花 つつじ:桜の下では定番だよしぶちょ~
榛原 慧一:お花見が始まっていた
風見 澪:桜……酒盛り……プランプラン小学校……
榛原 慧一:うっ頭が…
オープニングⅡ 後半/PC1 朱星 朔姫
GM:●OP2 後半 シーンプレイヤー:朔姫 他PC登場:なし
GM:シーン終了条件:“再会”し、保護する
GM:街路樹の桜が春の空へ枝を広げている。
GM:蕾はほとんどほどけ、薄紅色の花が枝先を埋め始めていた。満開まではあとほんの少し。
GM:その下を人々が行き交っている。
GM:買い物袋を提げた人。足早に駅へ向かう会社員。友人同士で笑いながら歩く学生。春の陽射しに誘われるように、いつもより少しだけゆっくりと歩く人。
GM:どこにでもある、春の街の光景だった。
GM:だからだろうか────そのあまりにも平穏な景色を眺めながら歩いているうちに、君はふと三年前のことを思い出していた。
GM:────桜井若歌。
GM:もう、三年になる。
GM:それでも記憶というものは妙なもので、日常の連鎖の中で薄れかかるたび、何気ない瞬間に鮮明な輪郭を取り戻す。
GM:一緒に歩いた帰り道。取り留めのない話。彼女の笑い声。もう2度と目にすることのない、愛嬌に満ちた小柄な後ろ姿。
GM:そういえば────。
GM:若歌は学校帰りの道にある駄菓子屋でよくアイスクリームを買っていた。
GM:別に特別な店でもなかった。古びた軒先に子供向けの菓子や玩具が並んでいるだけの小さな店。
GM:それでも彼女にとっては、学校から家へ帰るまでの道のりにあるちょっとした楽しみだったのだろう。
GM:季節や気温なんて関係なく、暑いだの寒いだの言いながら店先でアイスを選んでいた。
GM:そんなことをどうして今になって思い出したのだろう。
GM:風が吹く。桜の枝が揺れ、まだ散るには早い花びらが、ひとひらだけ君の前を横切っていった。
GM:登場とRPどうぞ
GM:導入に沿ってちょこっとRP描写してもらえたら進行します
朱星 朔姫::侵蝕+1d10
朱星 朔姫:侵蝕:31+10[10]>41
朱星 朔姫:ふふっ
GM:ドンマイ…
朱星 朔姫:──それを思い出したことに、特別な理由はありません。だって……いつだって頭の中にあって、ことあるごとに想起されるものなのですから。
朱星 朔姫:だから、ただの、いつものこと。
朱星 朔姫:「──ふぅ」
朱星 朔姫:軽く息を吐いて、頭を振る。そうやって切り替えるのも、もはや慣れたもの。
朱星 朔姫:早く支部へと向かいましょう。やらねばならないことが山積みなのですから。
朱星 朔姫:「はぁ。新たな支部長、もう配属されているハズなのですが。いつになったら顔を出すのでしょうか」
朱星 朔姫:そんな感じで歩いています。
GM:街路樹の桜が並ぶ道を君は歩いていく。
GM:春の風に枝先が揺れるたびに淡い花びらがひらひらと足元へ落ちてくる。その景色を眺めながら歩いているうちに、ふと道端の小さな店へ目が留まった。
GM:古びた木造の軒先。色褪せた看板。店先に並べられた、子ども向けのお菓子や玩具。
GM:今では少し珍しくなった、昔ながらの駄菓子屋だった。
GM:何ということのない店だ。けれど、その程よく古びた佇まいにはどこか見覚えがあった。
GM:────そうだ。ここは、かつて若歌と何度も訪れた店によく似ている。
GM:瓜二つというわけではない。外観は全く違う。けれど纏っている雰囲気が醸し出す少し埃っぽい温かみがよく似た店だった。
GM:学校帰りに立ち寄って、若歌が真剣な表情でどのアイスを買うか迷っていたこと。彼女に唆されてアイスの買い食いなんて端ない真似をして、他愛のない話をしたこと。
GM:そんな何気ない記憶が、桜の花びらに誘われるように、ふいに胸の奥から浮かび上がってくる。
GM:────店先に客が一人いた。店頭に置かれているアイスクリームの詰まったアイスボックスの中身を物色していた。
GM:描写に沿ってRPしていただいて客にふと気がついてくれたら進行します
朱星 朔姫:その駄菓子屋に用件などありません。寄る必要もまた、なく。
朱星 朔姫:されど……他愛のない懐旧にさそわれて、少しばかり足をとめる。
朱星 朔姫:「……そこの貴方。目当てのものを探したいのは分かりますが、アイスケースに頭を突っ込むのは、よろしくなくてよ」
朱星 朔姫:ふと、呆れたように声を掛けていた。……私には関係ないことではありますが、看過するのは流石に。
朱星 朔姫:「冷気も逃げて、溶けてしまいますし」
朱星 朔姫:描写は物色しているだけなのに勝手に頭まで突っ込んでいることにする
姫花 つつじ:まあでもやりそうだよ若歌ちゃん
GM:「うーん、どれにしようかな……やっぱりこれ……あれ!? 80円じゃなくなってる、なんで!?」
GM:などと。ケースの中に頭まで突っ込んで中身を漁っていた少女の服装は、どこか既視感があって────────
桜井 若歌:「────────────ん?」
風見 澪:ウワーッ
見学3rd:わはー
姫花 つつじ:わは~
桜井 若歌:わはー
榛原 慧一:わはー
風見 澪:わはー!
榛原 慧一:ちょっと考えたがまほよ曲だなコレは
榛原 慧一:いいよね
姫花 つつじ:からっとしたひつじちゃんの後はじっとりした朔姫ちゃんのパートだよ
桜井 若歌:今回おおよそまほよと月姫ですねBGMは
見学3rd:タブレットからでも割と見れるわ、アックス
姫花 つつじ:初期めちゃくちゃ重かったけど軽くなっててありがたいよね~
姫花 つつじ:環境次第では初期から軽かったらしいけど~
GM:────────振り返ったのは、ここにいるはずのない少女だった。
朱星 朔姫:「──────ぇ」
朱星 朔姫:絶句をする。だって、彼女は。……喪われてしまった、ハズで。
朱星 朔姫:目の前の光景はあり得ないこと。されど、見誤るほど、彼女の顔の記憶はボヤケてはいなくて。
朱星 朔姫:「……若、歌さん……?」
桜井 若歌:しかし応じる少女の方はきょとんとした顔で君を見つめてる。
桜井 若歌:「え、キミだれ? 私のこと知ってるの?」
桜井 若歌:ああ、でも無理もない。だって君はこの3年でずいぶんと垢抜けて────
朱星 朔姫:「……ふ」忘れられるのは、致し方ありません。私なんて、部屋の隅にいる目立たない存在でしたもの。
姫花 つつじ:またおじょうが何か言ってる……
朱星 朔姫:ただ、その可能性はあれど……。亡くなったハズの御方が当然のように歩いている、その異変と照らし合わせれば。
朱星 朔姫:「……貴方は、桜井若歌さん。違いますか?」
朱星 朔姫:──なんらかの事件、その端緒でしょう。
桜井 若歌:「ん~? ん~。うーん……」
桜井 若歌:「それがさぁ。聞いてくださいよ通りすがりのお姉さん」
朱星 朔姫:「……あぁ、何が言いたいのか分かりました」
朱星 朔姫:額を抑えながら、嘆息して。
朱星 朔姫:「自分が誰か分からない。記憶がない。……そう、仰りたいのでしょう?」
見学3rd:お嬢が通りすがりのメンタリストみたいになってる
桜井 若歌:「え。すごいっ! なんで分かったのお姉さん! ひょっとしてエスパー? 私の心を読んじゃった?」
桜井 若歌:「そうなんだよ、なーんにも覚えてないんだよね。気がついたら知らない街をふらふら歩いててさ~」
朱星 朔姫:「……貴女が、色々と分かり易すぎるからですわね……」
桜井 若歌:「────────あ」
桜井 若歌:その時。ふと少女が君の顔を見つめて何かに思い至った、そう言いたげな顔をした。本当に表情だけで何が言いたいのか分かりやすい子だった。
桜井 若歌:「そうなんだ? そうかな…そうかも…。でもね、今思い出したんだけど……なんとなく見覚えあるなぁ、お姉さんのこと……」
桜井 若歌:「────────────ひょっとして、朔姫ちゃん?」
朱星 朔姫:「────」
榛原 慧一:きゅうしょにあたった!
風見 澪:きゅうしょにあたった…
姫花 つつじ:カシュッ
九条 鈴:いちげきひっさつ! じゃないだけマシか…
風見 澪:自分の名前を忘れている…むう、いったいなぜ…
朱星 朔姫:くしゃりと、崩れそうになる表情を、堪えて。優雅ではない振る舞いに、ならないよう。
朱星 朔姫:「えぇ、私は朱星朔姫でしてよ。貴女の記憶の片隅にでも引っ掛かっていたようで、僥倖ですわね」
桜井 若歌:「────わぁ、ホントに朔姫ちゃんなんだぁ! でも身長伸びてるし、その制服も高校生のでしょ!」
桜井 若歌:「いつの間にか大人になってる~! なんでなんで~? どうして~?」
桜井 若歌:そう言ってきゃらきゃらと若歌が笑う。
桜井 若歌:仕草も。表情も。声音の溌剌さも。
桜井 若歌:何もかも。何一つ。
桜井 若歌:3年前と、一切変わるところのない、若歌の笑顔だった。
朱星 朔姫:「御自身のことは覚えていないのに、私のことは覚えているのですね……」
朱星 朔姫:されど、彼女の刻は、三年前と……あの事件の時と、変わっておらず。止まったままなのでしょう。
朱星 朔姫:──悪趣味、ですわね。
朱星 朔姫:「……若歌さん。気付いたら知らない街を歩いていた……となりますと、何処か行く宛もなく、自分のことも分からないのであれば、帰る先も不明なのでしょう?」
朱星 朔姫:「で、あれば。……私との旧交を深めるのに、お付き合いいただいてもよろしくて?」
桜井 若歌:「そうなんだよねぇ。ねぇねぇ朔姫ちゃん、さっきから呼んでるその若歌って名前、ひょっとしなくても私の名前?」
朱星 朔姫:「えぇ」頷いて。
朱星 朔姫:「貴女は、桜井若歌さん。……私のお友達、だった人です」
姫花 つつじ:わたし!
風見 澪:わたし!
桜井 若歌:「そっちは知ってるよぉ~! 朔姫ちゃんのことは不思議といっぱい思い出せるもん!」
桜井 若歌:「仲良くなりたいな~って思って、仲良くなって、すっごく好きだった子だってはっきり覚えてる!」
桜井 若歌:「でもそっか。桜井若歌。桜井若歌かぁ」
桜井 若歌:「………けっこういい名前じゃん」
桜井 若歌:「そう思わない?」
朱星 朔姫:「自画自賛、ですか」
朱星 朔姫:「……いえ。私も、良い名前だと思いますよ」
桜井 若歌:だよね~! と悪びれることもなくにこにこ笑っている。こういうところのフランクさもあの頃と全く変わらず。
桜井 若歌:まるであの日の若歌をそっくりそのまま連れ出してきたかのようで。
桜井 若歌:「さて、行く宛の話だったよね。うんうん、朔姫ちゃんご明察でーす」
桜井 若歌:「まずここが何処でどんな街かも知らないでしょ? 次に自分が住んでた街のことさえ思い出せないでしょ?」
桜井 若歌:「そうなると自分の家のことも全然覚えてなくて、なのに朔姫ちゃんのことは覚えていたのです」
桜井 若歌:なんでだろねぇ、とこんな状況なのにふにゃふにゃと相好を崩して笑っていた。
朱星 朔姫:「奇特なことですわね」
朱星 朔姫:「大事なことを忘れて、どうでもいいことだけ思い出して。まったく、困ったものですわ」
榛原 慧一:かわいいねぇ
風見 澪:かわいい…
姫花 つつじ:コラッ朔姫ちゃんコラッ
朱星 朔姫:「……ともあれ。いつまでもこうして道端で話していても仕方ありません」
朱星 朔姫:す、と若歌さんが頭を突っ込んでいたアイスケースに手を伸ばす。手に取ったのは、変哲のないバニラアイスバー。
朱星 朔姫:それを、レジへと持っていって、買う。……え、カードは使えませんの? ではこちらを……え、大きいとお釣りに困る? ではお釣りは良いので取っておいてくださいまし。
榛原 慧一:御嬢様仕草
九条 鈴:これ支部の経費で落とせばいいのかな…
風見 澪:アイスは経費にならないんですよ…
桜井 若歌:朔姫ちゃん1万円札出してお釣りは取っとけって言ってる。お店の人困った顔してるよ~。
朱星 朔姫:「どうぞ、若歌さん。このアイスに釣られて、着いてきてくださいません?」
朱星 朔姫:買ったアイスを、差し出しました。
桜井 若歌:「ホント? ありがとぉ! 手持ちの小銭じゃ払いきれないなぁって諦めようとしてたんだ。値上がりしてるんだもんね~」
桜井 若歌:「それじゃほいほい釣られちゃおうかな。朔姫ちゃんの釣り針にならすぐに食いついちゃうもんね、私」
桜井 若歌:若歌はそう言っておどけて針にかかった魚みたいな真似をしてみせた。いたいいたい。ひっぱられるー。
朱星 朔姫:「ありがたいですわね。では、参りましょう」
朱星 朔姫:アイスを持つ方とは逆の彼女の手を取って、支部の方へと歩を進めます。
朱星 朔姫:……『不可解な事象と遭遇、レネゲイド案件の可能性アリ』と、支部の皆様にメッセージを送りながら。
姫花 つつじ:アイスで釣られる子だと思っている……!
榛原 慧一:一々仕草がかわいいんだよね
榛原 慧一:ワザマエ
風見 澪:ワザマエ!
風見 澪:こう、結構強引
姫花 つつじ:これひつじちゃんあの対峙の後これ聞くことになるのかぁ~
九条 鈴:また曇る材料が…
風見 澪:曇りの連鎖だ……
桜井 若歌:「うん! えへへ、手を繋いで歩くなんてなんだかすごく久しぶりな気がするねぇ。変なの」
桜井 若歌:「────あ、そうだ。ひとつ訂正しなきゃいけないことがあるんだった」
桜井 若歌:包装を剥いたアイスを咥えかけた若歌が、ふとした拍子に君の方を見つめて言った。
桜井 若歌:「全然“どうでもいい”ことじゃないよ、朔姫ちゃんのこと!」
桜井 若歌:「とっても大事なことだから、覚えてたんだと思うな!」
朱星 朔姫:「………………」
桜井 若歌:にっこりと屈託なく微笑む。朔姫の無言の真意も分からぬまま、無邪気に。
GM:GMからはこのシーンはこんなところですかね
GM:いい感じに〆ていただければと
朱星 朔姫:「……もっと大切な事を忘れていては、仕方ないではありませんの。お馬鹿さん」
朱星 朔姫:ふい、と顔を前へと向けて。彼女の手を引いて、足を速めました。
朱星 朔姫:これでヨシです〜。
GM:朔姫の手が握る指がぎゅっと優しく握り返してくる。
GM:3年前、もう二度と感じることのないものと思っていた温もりが君の手の中へ確かに宿っている。
GM:君と若歌らしき少女は、そうして少なくとも傍目には仲の良い友人のようにUGNのN市支部まで歩いていったのだった。
GM:よし ありがとうございました
朱星 朔姫:ありがとうございました〜
GM:ではマスターシーン02
榛原 慧一:何となく思ったこと
朱星 朔姫:中学生を連れ回す高校生。通報されてしまうやもしれませんね……
榛原 慧一:中の人は黄泉がえりとか見ると死ぬほどキレ散らかしそうだなぁ
榛原 慧一:ムムーッ
マスターシーンⅡ
GM:────その日、君は日常の中途に空いていた陥穽から転がり落ち、非日常側の存在となった。
GM:君が悪かったわけではない。たまたま学園の送迎バスに乗っていたのだ。たったそれだけだ。
GM:たまたまそのバスが標的となり、たまたま乗り合わせていた学生たちの多くは原型を留めないほどに爆発の暴威へ晒されたバスと運命を共にした。
GM:咄嗟に君は隣の席に座っていた親友と抱きしめあって────そしてたまたま生き残った。ふたりは共に超人へと覚醒を果たしたから。
GM:けれど────力を得たからといって、悲劇が終わるわけではなかった。
GM:君がUGNによって保護され、この世界の裏側の仕組みを伝えられ、混乱と戸惑いを隠しきれないまま現実と向き合おうとしていた頃のことだ。
GM:呆然と君は校舎へと歩み寄る。あの日共に覚醒めた親友は傍らにいなかった。彼女はバスを破裂させた張本人に連れ去られていた────君と違って彼女には“才能”があったから。
GM:見慣れていた校舎は、その姿を大きく変えている。
風見 澪:バス爆発だ……!
姫花 つつじ:ふたりともオーヴァードになってる……
GM:校舎の一部は崩れ落ち、壁は大きく裂け、窓という窓からはガラスの破片が散っていた。かつて教室や廊下があった場所には瓦礫が積み重なり、机や椅子が無造作に転がっている。
GM:昨日まで────いや、つい先程までには、そこには当たり前のように人の声があった。
GM:授業を告げるチャイムが鳴り、廊下を走る足音が響き、放課後になれば友人たちが笑いながら校門をくぐっていった。
GM:それが今はない。
GM:残っているのは、崩れた建物と立ち込める埃の匂い。展開された《ワーディング》により聞こえてくるのはUGNの関係者が瓦礫を掘り返す音だけだ。
GM:夕暮れが近づいていた。空は赤い。血糊めいた赤い赤い夕焼けが、崩壊した校舎を一面に染め上げている。
GM:その落陽の光の中を、君は歩いていた。足元に散らばる瓦礫を越え、崩れた校舎の奥へ。
GM:そして────そこで、君は見つけた。
GM:桜井若歌。
榛原 慧一:モ
ツ
GM:彼女は瓦礫の傍らに静かに横たわっていた。まるで襤褸布のように。君以外の者にとっては、取るに足らない犠牲者Aでしかないかのように。
GM:身体にはジャームから受けた傷が大きく裂けた穴として残されている。けれどそれ以上に君の目を奪ったのは、その静けさだった。
GM:胸は、もう上下していない。呼吸の気配がない。どれほど呼びかけても、いつものように顔を上げることはない。
GM:きっとつい先ほどまで生きていたはずの少女が、まるで時間だけを置き去りにされたように、そこにいる。
GM:頬に残った夕陽が彼女の顔を淡く照らしている。
GM:おそらく口から吐いたであろう血液の跡は彼女が即死“できなかった”ことを示していた。
GM:臓腑を傷つけられたことによる激烈な苦悶の中で息絶えたとするならば、その瞼が閉じられていること以外に若歌への救いなど存在しなかった。
GM:────もう、助からない。助かるはずもない。何もかもがあまりにも手遅れで、どうしようもなく詰んでいた。
朱星 朔姫:「……ご、め。ごめ、なさい……。わた、私が、弱かったから……!」
GM:伸ばした手の先にあるのは、君の知っている日常ではなかった。夕陽だけが静かに彼女の姿を照らしている。その光景を前にして。
GM:君は、自分の中に芽生えたばかりの力が、あまりにも遅すぎ、あまりにも弱々しすぎたことを知る。
GM:せっかくだしちょっとRPします? おじょう
GM:おっと
朱星 朔姫:あ、大丈夫です。せっかくなので一つだけ挟みたかっただけなので……
GM:りょうかい
朱星 朔姫:そもマスターシーンに勝手に突っ込むのは良くなかったですね。すいません
GM:いえいえ ちょうどよかったです
GM:────もし、もっと早くこの場に辿り着けていたなら。
GM:────もし、もっと強かったなら。
GM:────もし、自分が彼女を救えるだけの力を持っていたなら。
GM:そんな「もしも」だけが、崩れた校舎の隙間から吹き込む夕風のように、いつまでも君の胸を通り過ぎていった。
ミドルⅠ/全員
GM:●ミドル1 シーンプレイヤー:全員 他PC登場:-
GM:シーン終了条件:情報を交換し、若歌が検査のため出発するのを見送る
GM:開けられた窓から青々しい春風が吹き込んでくる。そんなN市支部ビルには現在、程よい緊張感が漂っていた。
GM:支部内を行き交う局員たちの表情には普段よりも幾分かの険しさが見て取れる。交わされる会話もいつもより短く慎重なものが多い。
GM:各所から寄せられた報告を整理し、情報を照合し、原因究明から隠蔽処理に至るまで今後の対応を検討する。異常事態に際して、UGNの支部として当然の動きだった。
GM:とはいえ、そこにあるのは切迫した危機感というよりも、正体の分からない事態に対する警戒心に近い。
GM:かつてN市を揺るがした“ニードル・ポイント”や“ダダイスト”の事件では、街の異常は明確な被害となって人々の日常を侵食していた。
GM:街が傷つき、人命が脅かされ、対処を誤れば取り返しのつかない事態へと転がり落ちていく。そうした嵐のような危機を君たちは知っている。
風見 澪:出番だ!
見学3rd:覚醒したお友達はFHで英才教育を……?
風見 澪:かもしれない…
GM:だが、今回の異変はまだ違った。
GM:死んだはずの人間が街中で目撃される。説明のつかない現象が起きている。警戒を緩めることはできないが、少なくとも現時点では街に明確な被害が広がっているわけではない。
GM:だからこそ、支部の空気にはいくらかの余裕が残されていた。局員たちの表情に悲壮感がないのはそういうことだ。
GM:危険が迫っているのか、それとも、まだ誰も知らない何かが始まったばかりなのか。その判断を下すためにも、情報を集め事実を見極める必要がある。
GM:それぞれに異なる場所で異なる異変を目の当たりにした者たちが、得られた情報を携えて支部へと集まってくる。
GM:特に────今回の会議において、何よりも人々の注目を集める存在があった。
桜井 若歌:「………あ。この漫画知ってるかも。そっかぁ、いつの間にかこんなに話が進んでたんだねぇ」
篝 いろは:「そうですか。あなたの記憶の中ではどんなシナリオが進行していましたか? 覚えている限りで構いませんので」
GM:事務室の真横にある小さな会議室で聞き取り調査が行なわれている。君たちが事務室へ移動してくる際も遣り取りをする声が聞こえただろう。
GM:それは、死んだはずの少女。
GM:三年前に命を落としたはずの少女が、今、こうしてこの支部に保護されている。
GM:報告書に記された文字でも、誰かの証言でもない。会話をし触れることのできる一人の人間として。
GM:それは、これまでに集まったどんな情報よりも雄弁に、今回の異変が単なる噂話ではないことを物語っていた。
GM:………そうして君たちは事務室へ集合した。この中にはひとり、新しく加わったばかりの人物にして君たちを指揮する立場の者が加わっている。
GM:調査報告の場ではあるが、ここを赴任にあたっての挨拶とする他ないだろう。着任を祝うかのように事態は進行しつつあるのだから────
GM:登場とRPどうぞ
風見 澪::侵蝕+1d10 登場/リザレクト
風見 澪:侵蝕:44+6[6]>50
姫花 つつじ::侵蝕+1d10 登場/リザレクト
姫花 つつじ:侵蝕:45+8[8]>53
九条 鈴::侵蝕+1d10LZ 登場
九条 鈴:侵蝕:34+2[2]>36
姫花 つつじ:デカいんだよぉ!!!
朱星 朔姫::侵蝕+1d10
朱星 朔姫:侵蝕:41+1[1]>42
GM:で
GM:あとは支部長の顔合わせだけで終わってもいいかなぁくらいの気持ちでいます
実際に情報を照らし合わせるのは次回以降でもいいかなぁと
榛原 慧一::侵蝕+1d10
榛原 慧一:侵蝕:47+10[10]>57
榛原 慧一:キレてるらしい
GM:これ以上特に話すこと無いなとなったらその時に進行するとしてひとまず初対面RPをおたのしみください
姫花 つつじ:毎回毎回ガード屋の癖に登場侵蝕の上振れで侵蝕上位を走りやがって……!
姫花 つつじ:激おこだ
九条 鈴:はーい
姫花 つつじ:了解~
風見 澪:悲しみ…
風見 澪:了解しました!
見学3rd:とんだ着任祝いだぜ!
九条 鈴:本当だよ!!
風見 澪:さて、とびきりのサプライズ案件が用意されたわけですが
風見 澪:どう入るかな…
姫花 つつじ:あ、ちょっとしぶちょ~にご相談しよう
九条 鈴:あ、はい
姫花 つつじ:コートの裾触っていい?
九条 鈴:どうぞどうぞ!
姫花 つつじ:ヨシ!ありがとうございます
九条 鈴:サングラスさえ外されなければ基本なにをされても良い
GM:さて
GM:カシュッ
風見 澪:マスク…いいんだ…
九条 鈴:マスクはかなりどうでも良い!
風見 澪:ひどい言い草だ……!
榛原 慧一:ふむ─────
榛原 慧一:事務室の席に腰かけ、自他の様子を確認する。
榛原 慧一:風見君はいかにもウカレポンチを極めた様子のふわふわ度合いだが、他の女子陣は幾分以上に気疲れのある感じ。
榛原 慧一:そして、何かこう。
榛原 慧一:言語化し辛い風体の怪人が一名座っていらっしゃる。
姫花 つつじ:もちもち、と。
ほっぺを掌の中でこねて、笑顔を作ってから。
朱星 朔姫:「…………」眉間を揉んでいる。困っている。
GM:言語化し辛い風体の怪人
クククひどい言われようだな まぁ事実だからしょうがないけど
見学3rd:彼が新支部長だなんて僕は信じないぞ 彼自身がそう名乗ったなら信じるしかないけど
榛原 慧一:そして自分はと言えば、あれから綾瀬さんに対する謎の罪悪感にしどろもどろになりながら退散してきたので若干の気疲れがあるが。
榛原 慧一:この際それはどうでもいい。
風見 澪:浮かれポンチを極めた主はといえば、今日も今日とて手の込んだ弁当を引っ提げて、茫然とポツンと立っていた。
姫花 つつじ:「さてと~」
「今回起きてることについて、色々お話する前に~……」
姫花 つつじ:くるり、と。
支部長の方へ向く。
姫花 つつじ:「あなたが、噂の新しぶちょ~さんってことでいいのかな~」
風見 澪:何というか、怪しさしかない人物が新支部長などというエキセントリックな展開ではないことを祈りながら───
九条 鈴:「それで全く間違いがないとも」
姫花 つつじ:「ふむふむ」
朱星 朔姫:「……どうして、この支部の支部長は……」いえ、見た目で判断してはなりませんが……。とはいえファッションは最も初歩の自己表現ですし……。
姫花 つつじ:すすす……と寄っていく。
風見 澪:そっかー、間違いなかったかー
一本取られたなー
姫花 つつじ:そしておもむろに足元に屈み込んだかと思うと。
姫花 つつじ:「……ふむふむ……」
姫花 つつじ:コートの手触りを確かめている。
九条 鈴:あ、待ってたよ職員くん
風水占いしながら
風見 澪:「いや、何をしてるんだ……ひつじちゃん。」
姫花 つつじ:「もこもこ……とまではいかないけど~……もこ、くらいかな~……?」
榛原 慧一:もこ。
姫花 つつじ:「つまり悪い人ではなさそうだね~」
風見 澪:「もこ、て」
九条 鈴:「はっはっは! 流石の慧眼だなヒメノカくん!」
見学3rd:名乗った〜!!しかもなんか風水占いしてる〜〜!!
事務員:この支部の支部長ならば私と勝負して勝てるはずです
見学3rd:〈運転:四輪〉Lvは十分か
GM:急に作画が変わりBGMがデジャビュッに
姫花 つつじ:「ひつじちゃんと呼んでくれたまえ~」
九条 鈴:「おっと! ならばひつじちゃん! 君は実によく見ておられる!」
九条 鈴:胡散臭い人物は胡散臭い笑い声をあげながら、自分の胡散臭い服装の裾を払う。
榛原 慧一:まぁ……うん。
姫花 つつじ:「ふふん。そうでしょうそうでしょう~」
榛原 慧一:悪い人ではないんだろう…………支部長を任されるなら…………
姫花 つつじ:……と、いう。
普段通りにも見える挙動を取りつつも。
姫花 つつじ:普段の彼女であれば、初対面の相手のもこもこ度合いの計測は目視に留めるはずである。
姫花 つつじ:接触まで行くのは交流を深めた後のことだ。
榛原 慧一:調子の出方が独特過ぎる
姫花 つつじ:そうだね
姫花 つつじ:無理にいつも通りに振る舞おうとした結果過剰なくらいになっているというやつ
姫花 つつじ:ちょっといつも通りがおかしいだけで……
GM:聞かないだろうからそれはいいけど。
九条 鈴:すっかり性格を把握しておられる
見学3rd:既に匙を投げられている
風見 澪:何かあるのかな、と悪い意味で察してしまう
ひつじちゃんのパーソナルスペースの取り方は独特を極める
風見 澪:新しい支部長がよほどの人物か、
はたまたひつじちゃんが不調かのどちらかだ。
榛原 慧一:それを見やりつつも、より分かりやすい方に視線を向ける。
榛原 慧一:「朱星さん。無理はしないで─────といっても聞かないだろうからそれはいいけど」
榛原 慧一:己の首を抑えつつ。
風見 澪:「あー、ゴホン。」
榛原 慧一:「無理をするなら、整えた方がいい」
榛原 慧一:身体も、気持ちも。
風見 澪:「あー、ゴホン。」
風見 澪:「ええと……新支部長さん……何と呼べばいいかわからないけれど……」
九条 鈴:「ああ、適当に九条でも支部長でも」
九条 鈴:「リンちゃんでもスズやんでもなんでもかんでも構いはしないよ」
姫花 つつじ:「ほうほう。ならばリンちゃんしぶちょ~とでも呼ぶとしよ~」
見学3rd:うわーっリンちゃんだーッ
風見 澪:「す、スズやん……いや、それじゃあリン支部長でいこう……」
風見 澪:「僕は風見澪。澪ではなく澪です、よろしくお願いします。 UGNのイリーガルっていう、やつです。」
風見 澪:「特技はこう──」
GM:澪くんの特技はさ
GM:お姉さんの画像フォルダの中にあるよね
朱星 朔姫:どういうことでして……?
姫花 つつじ:それ以上いけない
風見 澪:コロンボの嫁さん的脅威の存在、実姉です。
姫花 つつじ:ひつじちゃんにも見てみぬふりをする温情というものがあるのだよ……
榛原 慧一:把握してはいるんだ…
姫花 つつじ:サンタコスでお腹を出すのはやめた方がいいと思うよ~
風見 澪:手のひらを空になったコップの口を覆うと、四角になった氷がジャラジャラ……と注がれていく。
風見 澪:「──こんな感じのヤツ、です。よろしくお願いします。」
九条 鈴:「オーケイ、カザミくん。キミは水なのね」
九条 鈴:モッカドゴンスイ、と呪文のように何事かを呟く。
風見 澪:「す、水……?」
風見 澪:なんだろう、スピリチュアルな感じはあるのだが
どうしたことか言いくるめているというわけでなく──言い当てられている気がする
九条 鈴:「気にすることはない! 小生はよく人から何を言っているのか分からないと言われるし」
九条 鈴:「自分でも自分が何を言っているのか、3割くらいは分かっていないフシがある!」
風見 澪:「ダメなやつじゃん!!!」
朱星 朔姫:「人に分かりやすく話す心づもりはありませんの……?」
姫花 つつじ:「話す内容もふんわりしている……」
風見 澪:ついツッコミが口に出てしまった
そうか───ボケ枠が追加してしまったか───
姫花 つつじ:「手練れだね……!」
九条 鈴:「かもしれんね! しかし大事なのはカザミくん、キミが自分を理解出来るように伝えてくれたことだ!」
九条 鈴:「それは君の心の形態のひとつを開いたということであり……」
九条 鈴:「ああいや、実は分かりやすく話すというのがとても苦手でさ……」
九条 鈴:何の前触れもなく、今度は"お嬢"の方へ視線を向け、応える。
風見 澪:ふむふむ、と頷いてみせて。
なるほどな……言語化が苦手な人なんだ、と。把握した。
榛原 慧一:理解が早い
九条 鈴:「何だろうな、口から伝えたいことは溢れるのだが、どうもそれを……」
九条 鈴:「きちんと纏めるという意志と技巧が欠けているんだなあ小生は」
姫花 つつじ:「意志もないんだ~」
朱星 朔姫:「技巧はともあれ、意志は変えられるのではなくて……?」
九条 鈴:「無いね! 重要なのは流れだからさ!」
九条 鈴:「ただまあ……それが不愉快を招くというのも分かるから」
九条 鈴:ぴん、と自分のサングラスを軽く弾く。
榛原 慧一:既に濃すぎるなこの人
見学3rd:自分なりにわかりやすく纏めることは出来るが それが必ずしも他人に伝わりやすいとは限らない……
姫花 つつじ:澪君慧一君おじょうがわりと王道なんだけど後の3人がキワモノという
九条 鈴:信頼出来そうな相手だとかなり思考を口から垂れ流すタイプ…
篝 いろは:キワモノ枠に入れられてる────
姫花 つつじ:適当な掛け合いしてる時が一番楽しい
九条 鈴:「これからどうにかするよ!」
榛原 慧一:「なるほど……」頷く。
榛原 慧一:「どうにかなることを祈りましょう」
風見 澪:うーむ……こういった手合いは初めてだ。
初めてだが……歩み寄ってくれている誠意は感じている。
風見 澪:「どうにかなるようにしましょう」
姫花 つつじ:「のんびり長いお付き合いをよろしくね~」
九条 鈴:「ああ、末永くジイサンバアサンになるまでの付き合いを期待しようじゃないか!」
姫花 つつじ:「そうそう、末はリヴァイアサン~」
九条 鈴:「おいおい、それは下剋上の予告かい?」
姫花 つつじ:「霧谷さんを1日8時間寝かせるというひつじちゃんの野望には……必要なことなのだよ~」
風見 澪:「ダジャレでまとめるんじゃないよ!」
九条 鈴:「うむ、日本支部の福利厚生は明るい!」
九条 鈴:はっはっは、と何の重みもない高笑いをしてみせる。
"リヴァイアサン"霧谷雄吾:抵抗してみせる 絶対に
見学3rd:霧谷さんの労働時間が6時間も減ってしまう
姫花 つつじ:なんで2時間しか寝てねえんだよ
榛原 慧一:そうだねとしかいいようがない
風見 澪:抵抗をあきらめろ……!
九条 鈴:「……で、だ」
榛原 慧一:「はい」
姫花 つつじ:むふー、と満足げに息を吐いてから。
姫花 つつじ:「うん」
姫花 つつじ:少し姿勢を正す。
九条 鈴:「小生はこの通りの不審極まりない人物であるが」
九条 鈴:「それを上回る不審人物と早々に遭遇してしまったんだな、これが」
九条 鈴:「聞けば貴君らもまた、それぞれに怪しげな"何か"を見たという」
榛原 慧一:怪しげなプランナー
姫花 つつじ:怪しげな浮かれポンチ……
九条 鈴:そこでひとつ聞きたいのだが、と机に人差し指を置く
九条 鈴:「……"それ"に危険を感じた者は、すぐにそのことを教えてほしい」
九条 鈴:「ま、危険度の基準が必要だろうから……」
九条 鈴:「まずはこの怪しい人間から見た不審者情報を伝えよう! それはある夜の事……」
九条 鈴:という感じで、何か突っ込みなどがなければ、風水師は奇妙な"影"について語り出す。
GM:あ、いいですね
それぞれが報告し合ったタイミングで最後に朔姫ちゃんが口開くタイミングでニンジャが若歌ちゃん連れてきて
それで時間的には〆にちょうどいいかもですね
風見 澪:そう、こいつは怪しげなニンジャしか見ていないのである
九条 鈴:ではそんな感じでお願いしたいです……!
姫花 つつじ:はぁーい
姫花 つつじ:順番的にはひつじちゃんが朔姫ちゃんの前を希望しておきましょう
榛原 慧一:ちょっとやりたいこと
GM:ついでに報告する過程でネオ支部長に名乗ってもいいかも
姫花 つつじ:危険度で言うと上の方になっちゃうんだろうけども
風見 澪:何も見てないに等しいので一番手で自己紹介してよかった…
GM:(なんだか見学席が獣臭いと思ったらリカントがいるな)
見学3rd:出ておじゃれ!
姫花 つつじ:バレてしまっては仕方ない……
風見 澪:獣はにおいでわかりますぞ!
榛原 慧一:プランナーからの話を共有した上で、実は今中の人が不機嫌過ぎて脂汗を通り越して冷や汗が出て来てるからちょっとダウンするねみたいな
見学「」リカント:わはー なぜバレた
姫花 つつじ:ほほう
姫花 つつじ:わは~
九条 鈴:コワイ!
GM:匂いで分かりまするぞ
姫花 つつじ:おなかま……
GM:わはー
見学3rd:わはー
風見 澪:わはー
九条 鈴:わはー
榛原 慧一:ぶっ倒れるなら最後が良かろうかなぁ
榛原 慧一:わはー
GM:わかってきた
GM:朔姫ちゃんが話を始めようとしたタイミングで若歌ちゃん連れてきて
GM:話し始めようとしたところでけーくんが遮って
GM:ぐえー
GM:これね
姫花 つつじ:あ~ 蘇った現物を見てキレる感じだ
榛原 慧一:なるほど~
姫花 つつじ:そうなるとしぶちょ~の次ひつじちゃんがいいかな、澪君は見てなくて朔姫ちゃん慧一君は後だし
GM:しぶちょー→(一応澪くん)→ひつじちゃん→けーくん→おじょう(の話は次回に続く)
姫花 つつじ:にしましょうか~
GM:よろしくお願いします
榛原 慧一:そういうことになった。
風見 澪:よろしくお願いします
九条 鈴:よろしくお願いします…!
九条 鈴:「……そして"彼"は消えたんだが」
九条 鈴:「これはまあ……危険度は"7"くらいだと小生は考えているのだよ」
九条 鈴:放っておきゃ確実に死人が出る感じね、とあっさり告げる。
九条 鈴:「なんでまあ、これを基準にしていただいて……諸賢らには自分たちの見たものがどれくらいの"対処"が必要なのか」
九条 鈴:「教えて欲しい! なに、厳密な検証などはこれからなのだから、そうハッキリとした"危険"を考慮する必要はない!」
九条 鈴:「要は、"君達にとって"それが危ないかどうかを知りたいのだからね」
九条 鈴:……そこまでを一息に語ると、満足した様子で口を閉じる。
九条 鈴:サングラスの奥は伺えないが、少なくとも暫くは聞き役になるようだ。
GM:ちなみに若歌ちゃんは『ちょっと待って今いいところだから…!』ってエ◯バフ編読んでます
九条 鈴:たしかにいいところだけどさあ!
姫花 つつじ:駄目だった
GM:若歌ちゃんからしたら3年後までの内容一気読みですよ
九条 鈴:この支部長はちょっと原液そのままだとよくない危険さを感じる!
九条 鈴:のでたぶん次回から調整かけます…
榛原 慧一:三年であんまり進んだ感じもしませんねぇ
朱星 朔姫:完結はしていなかった
GM:まあ面白いからいいかと思ってたところでした
姫花 つつじ:楽しくていいと思うよ~
GM:ここはホラ OPを3週かけてやるような卓なので全然大丈夫でしょう
榛原 慧一:とんでもねぇ卓を立てちまったもんだぜ
見学「」リカント:汝の為したいように為すがよい良い卓だ
風見 澪:さて──なら最初に口にした自分からいくか。
風見 澪:「いろはさん……ああ、ここにはいないニンジャの人なんですが、あの人に頼まれて公園で聞き耳を立ててきたんです。」
風見 澪:「でも残念ながらこれといって。」
風見 澪:「あくまで聞いた話でしかないんですが……なんでも、死んだはずの人が甦って、死んだことにも気づかずにふつうに日常を過ごしている、だとか。」
風見 澪:「花見客の与太話だから、なんとも」
風見 澪:そも、物証らしい物証がないのだ。
なんとも言えない──そう語る澪本人こそが一番疑いを持っている。
風見 澪:「僕からは以上です」
GM:ちなみにニンジャは先んじて支部長には会っておいたことにします
姫花 つつじ:今からGM回が怖いんだよね
頑張る所存ではあるけどさ
GM:前回がほぼオリジナルシナリオだったぶん今回は割とサンプル通りなので極めて気が楽です
九条 鈴:はーい さすがニンジャ
GM:まあ立場としても日本支部から出向の形でN市支部に在籍してる身なのでアイサツは大切ですよね
見学3rd:ほんとにそうか?
九条 鈴:信じよう
GM:信じて…
風見 澪:私でハードルを下げるから大丈夫ですよ!
GM:スケベティック水着回featテレーズ様らしいですからね
風見 澪:PC1は九条さんですが、とくにハンドアウト差とかがないシナリオです
朱星 朔姫:地を這ってハードルをくぐる用意はできております
姫花 つつじ:……ふむ。
朱星 朔姫:ぴくり、と眉を顰めつつ。
姫花 つつじ:なるほど……彼の語った内容の、いくつかは腑に落ちた。
姫花 つつじ:”影”の話と、蘇る死者の話。
きっと、自分の見聞きしたものはそれを繋ぐピースになり得るのだろう。
姫花 つつじ:……むにむに、と頬をこねる。
姫花 つつじ:「は~い。それじゃあひつじちゃんこと姫花つつじ、"他ならぬ誰か"よりご報告~」
姫花 つつじ:「3年前に失踪したUGNのオーヴァード、"ソードキャッスル"……桜井 暁都が、うちの支部を狙ってるみたい」
姫花 つつじ:「何故うちなのか、は謎だけど。目的は、亡くなった妹さんを取り戻すこと、みたい」
姫花 つつじ:「敵対した場合……どうだろうね、勝てなくはないと思うよ」
姫花 つつじ:彼一人を相手なら、と口の中で呟く。
姫花 つつじ:ひとりに対して、そうした評価を下さなければならない、ということでもあり。
他にも敵対する相手がいれば、戦況はなおのこと読めない、ということでもある。
姫花 つつじ:「生半可じゃ諦めてくれないみたいだから~……危険度は結構高い、と思う」
「……ひつじちゃんからは、こんなところかな」
姫花 つつじ:交友のすべてを伏せて、淡々と語るべき部分だけを語った。
風見 澪:"ソードキャッスル"、元UGNがこちらを狙ってくる。
風見 澪:それはそれで問題だ、問題だ……
榛原 慧一:…………首を摩る。
榛原 慧一:話に不足はないようだが、言葉の節に、表にしていない感情があるように思われた。
姫花 つつじ:あ、そういえば澪君GM回のスタートでちょっとお願いしたい一幕があるんだ
風見 澪:はーい
姫花 つつじ:海に行くって事前に聞かされて柱かどっかにセミみたいにしがみついて嫌だーっひつじちゃんは絶対に水着なんか着ないぞーって喚き散らして駄々こねたいです
榛原 慧一:ダメだった
風見 澪:ダメだった
九条 鈴:強い意志を感じる…!
見学3rd:もこもこがしっとりしてしまう
風見 澪:大丈夫ですよ!
GM:12時3分前か
すみません ちょっとオーバーします
姫花 つつじ:ありがたい……
姫花 つつじ:はぁーい
見学「」リカント:物で釣るか、寝てる間に連れていくか
九条 鈴:はーい もとはといえば支部長が悪い…!
姫花 つつじ:もこもこの水着について朔姫ちゃんか澪君辺りから言及してもらえればついて行くと思います
姫花 つつじ:でも寝てる間の連行も面白いな……
風見 澪:眠っている間に連行するか……
姫花 つつじ:多分布団で簀巻きにしてもらえば何事もなく連れていかれます
見学3rd:リアル羊毛は羊油で雨水くらいなら弾く つまり身体に油を塗るんだ
姫花 つつじ:オイリーシープ!
GM:や 支部長紹介だけでもいいかなと思ってたのに情報すり合わせパートをまぁなんとかなるかとGOサインしてしまった自分にも責ありますので
GM:巻くならここでけーくんぶっ倒れる手がありますね
GM:次回は朔姫ちゃんの話からけーくんの話に繋げる形で
榛原 慧一:わざわざ宣戦布告を受け取ったということ自体、何某かあることの証左のように想われるし……
榛原 慧一:とはいえ、その疑念というにもか細い心配を口にすることは、まだ必要ではないだろう。
榛原 慧一:「─────自分が、確認したことと言えば─────」
榛原 慧一:と、件のカフェでの人外の子女との会話について仔細を説明する。
榛原 慧一:いや実際美しかったし似合ってたしすごかったんだけどそれを差っ引いてもちょっと目立ちすぎるよね、とか。
榛原 慧一:どうでもいい感想も加えつつ……
姫花 つつじ:あいつ
風見 澪:あいつ
綾瀬 真花:しくしく
榛原 慧一:「"千年桜"。自分は寡聞にして存じませんが、この街に眠る伝説、だそうですね」
榛原 慧一:「九条支部長が遭遇した─────恐らくはその"悪魔"が狙っているのも、恐らくはそれなのでしょう」
榛原 慧一:自分からはそれくらいです、と結ぶ。
榛原 慧一:同時に、首元を摩った。
榛原 慧一:さっきから─────どうにも、何か…………ジリジリと、焦げ付いたような…………
榛原 慧一:お待たせいたした
GM:じゃ、ここで朔姫ちゃんが切り出しかけたタイミングで入ります
榛原 慧一:嘘は佳くないから…
朱星 朔姫:はーい
朱星 朔姫:「……えぇ、と。そうですね、私からは──」
朱星 朔姫:そう、口を開いた時。
篝 いろは:「────すみません、おまたせしました。聞き取りが今終わって……」
GM:と、事務室の扉を開いてふたつの人影が入ってくる。ひとりはいろはのもので、もうひとつの小柄な方は。
桜井 若歌:「わあ、なんだかすごいところだね。朔姫ちゃんのアルバイト先……?」
GM:きょろきょろと、事務室に備え付けられた大型のモニターやら計器やらを興味深げに眺めながら入室してくる少女。
風見 澪:「……うん?」
GM:そして、その時とは、『その時』でもあった。
榛原 慧一:「ああ、いろはさん。どうも──────────、 」
見学3rd:バイト先の風水屋さんだよ
姫花 つつじ:どんなバイトだよ
榛原 慧一:───────────────、
榛原 慧一:………………
榛原 慧一:挙手。
篝 いろは:「……………はい?」
風見 澪:首筋を無意識に抑える。
榛原 慧一:「すみませんいろはさん。貴方がその子を連れて来たことには何ら瑕疵はないことなのですけど」
榛原 慧一:「それと、すまない朱星さん。君の話を聞く前にこういうことを言うのはとても申し訳ないことなのだけど」
榛原 慧一:良くわかないことを言いつつ─────室温が、少し上がったように思われた。
榛原 慧一:熱源は──────────
榛原 慧一:「いや─────大変申し訳ないのだけれど」
榛原 慧一:「今、ちょっと、俺。痛いのがすごくて脂汗を通り越して冷や汗がすごいから、うん、ちょっと、」
榛原 慧一:「だめ──────────」
榛原 慧一:最後まで、言葉だけは努めて穏やかに。
姫花 つつじ:「おぉっとぉ?」
風見 澪:「え、ちょ、慧一さん………!?」
榛原 慧一:だが、表情は明らかに蒼褪めて─────派手な音を立てて、椅子ごとぶっ倒れた。
朱星 朔姫:「…………」目を細めて見つめる。
篝 いろは:「…………………………………」
桜井 若歌:「…………………………………」
九条 鈴:「あー……これってその……」
風見 澪:「うわ、ちょ、慧一さん?慧一さーん!?」
九条 鈴:「定期イベント……ではないよね、うん……」
姫花 つつじ:「氷嚢でも当てよっか~。澪君、氷お願いね~」
姫花 つつじ:よいせよいせ、とソファに寝かせる。
風見 澪:「こんなコトに能力使うの初めてなんだけどぉ!作るよ、そりゃ作るが!!」
朱星 朔姫:「……はぁ。とはいえ、鈴さんの自然な反応を見れて良かったですわね」
桜井 若歌:「朔姫ちゃんのバイト先ってさ」
桜井 若歌:「ひょっとして、面白いところなんだね」
朱星 朔姫:「……面白いと思える程度の距離感であれば、良かったのですが」
桜井 若歌:「そうなんだ……難しいんだねぇ……」
桜井 若歌:脂汗かいてぶっ倒れたお兄さんを見下ろしながらしみじみと若歌は言った。
見学「」リカント:ほんわかBGMを差し込むことで不穏な気配を漂わせながら大きなトラブルが起きないようにする手腕お見事
榛原 慧一:ヨシ!楽しく話せたな…
見学3rd:バイト先のお兄さんがぶっ倒れた このままではとんでもないブラックだと誤解されてしまう
姫花 つつじ:オチとしてもヨシ!
風見 澪:はーい!
九条 鈴:ヨシ!
朱星 朔姫:気絶オチ。
GM:ヨシ
GM:こんな感じでよろしいでしょうか
姫花 つつじ:OK!
榛原 慧一:OK!
九条 鈴:OK!
朱星 朔姫:大丈夫ですわ
風見 澪:OK!
GM:ヨシ ちょっとオーバーしてすみません
風見 澪:大丈夫です!
姫花 つつじ:いいんだ
九条 鈴:いいんだ…
姫花 つつじ:こっちも時間頂いたしね
GM:というわけで第3回はこれにて終了です
GM:次回ミドルバトルです よろしくお願いします
榛原 慧一:え…!
姫花 つつじ:お疲れ様でした~
早い!?
九条 鈴:お疲れさまでした! 戦闘だー
風見 澪:ミドルバトルもう!?
朱星 朔姫:お疲れ様でした〜
風見 澪:お疲れ様でした!
見学「」リカント:お疲れ様でした~
見学3rd:お疲れ様でした〜
榛原 慧一:見学さんもお疲れ様でした~
姫花 つつじ:見学の方もありがとうございました
朱星 朔姫:私も沢山使ってしまいました
姫花 つつじ:ではこれにて失礼!
GM:見学の方々もありがとうございました
GM:当卓はリカントも歓迎します
風見 澪:見学さんもお付き合いありがとうございました!
榛原 慧一:君達が主役だからな…
見学「」リカント:わーい また都合つきましたらお邪魔します
榛原 慧一:そこはかとない差別感情を感じる…
見学「」リカント:では、これにて失礼
榛原 慧一:はーい
榛原 慧一:ではこちらも保存して散!
九条 鈴:おやすみなさいませー
見学3rd:おやすみなさいませー
GM:全員撤収確認したら保存しますね 散っ
ログ制作にあたり、お借りした素材
キャラクターシート作成・出力 ゆとシートⅡ(ゆとらいず工房)
各PL様のPC・NPCキャラクター立ち絵
朱星 朔姫様
姫花 つつじ様
九条 鈴様
榛原 慧一様
GM/澄様 ご用意のNPCの数々
lute様 【論破素材】初登場カットイン風(V3)
文責
風見 澪の中の人