「ふふっ、この程度の獲物、このサニー様にかかればワケないわ!」 金髪ツインテールの派手なドレスを着た少女が、暗闇に包まれた屋敷の一室で高らかに叫んだ。 「どれどれ、アイツらのお目当てだった宝石はっと...」 屋敷の金庫に掛けられていた電子ロックは、サニーにあっさりと解除された。巨大金庫内の宝石や骨董品を、無造作にポイポイと外に捨てて物色していく。 彼女は、金目のものにはまったく興味がなかった。 潜入した理由が、ライバルのイビルツインへの復讐目的だったからである。 「あったあった♡これをノコノコやってきたアイツらに“アタシ一人で”やったことを高らかに見せつけてやれば、完璧ね!」 お目当ての怪しげに赤く輝く宝石を手に入れて、ぴょんぴょんと跳ねるサニー。 サニーは普段コンビで活動しているのだが、ライバルのイビルツインに「一人だとダメダメなくせに!」と煽られたことで、相方のルーナを置いて、イビルツインの予告状が出された屋敷へと単独潜入を決行したのだ。 一人でも出来ることをイビルツインに証明するためである。 「盗るもんは取ったし...そうね、これの見せつけ方が大事よね!屋敷の高い時計台に上って...クールにポーズを決めて勝利宣言っていうのが、このサニー様に似合うわ。ふふっこれでアイツらもルーナも見直すに違いないわ!まあ、妙に警びがしょぼいやしきだった、けど.........?あ、れ......あたまが......」 サニーは戦利品の宝石を見つめるうちに、頭がぼーっとしていき、ついにはその輝きに囚われてしまった。 眼からは光が失われて、無防備に立ちつくした状態で沈黙した。 「......」 「おや...イビルツインを嵌めるつもりでしたが、思わぬ獲物が掛かりましたねェ...まあこれはこれでヨシとしましょうか」 屋敷の主がパチリと部屋の電気をつけて、彫像を鑑賞する時のように、顎に手をあてながらサニーを眺める。 屋敷の主は、イビルツインの予告状を受けて、ターゲットだった赤い宝石を催眠効果をもたらす偽物へとすり替えておいたのだ。 金庫の電子ロックを簡単なものにし、警備を緩めたのも当然ワザとである。 「......」 「ふむ、残念ながら金庫内の物を戻して、イビルツインを捕らえるために罠を張り直す時間はありませんね。彼女らにはこの荒らされた金庫を見て、物取りが先に宝石を盗み出したと勘違いさせておきましょう。では、こちらへ行きましょうか“サニー様”?」 「はい...」 屋敷の主は、虚ろな表情のサニーの背中へと腕を回し、屋敷の奥へと連れ去っていく。 部屋を閉じる音と、コツコツと廊下を歩く音だけが闇夜の屋敷に響いていた。 ─────────────────────────────────── 「エロバラエティークイズ~!実際に性行為をやってみた~!今回のゲストはサニーさんでーす!」 「ふんっ、このサニー様に分からない事なんてないわ!どんな事でも答えてあげる!」 サニーは、バラエティー番組の様なセットの上できわどいビキニ水着の姿になり、司会役の男性と並んでいた。 サニーは先ほどとは違い、普段の調子を取り戻しているが、それは見せかけだけで実際は催眠が深くまで浸透されてしまっている。 バラエティー番組風ではあるがR18の撮影なので、そんなものに水着姿で出演してしまっている事が、その催眠の深さを表していた。 「サニーさんは、こういうエッチな事には詳しくないイメージがありますが...」 「大丈夫よ!投げキッスで観客を失神させるぐらい朝飯前よ!」 「よく分かりませんが、とにかく自信があるということですね!」 サニーは根拠のない自信を示し、それに司会と観客は苦笑いをする。 この観客達は一般人であり、この撮影に参加するために集まった。 「じゃあ、このクイズでその自信が本当か確かめてみましょう!ルールを説明すると、このクイズではテロップに書かれた性行為の体位などがどんなものか考えて、サニーさんに実際に行ってもらいます~。それが合っていればそこでその問題は終了ですが、間違っていた場合は正解のプレイも実践して頂きます!」 「どのみち正解のプレイはしてもらうってこと?」 「はい、そうです!それがどんな変態的なプレイでも、間違ったプレイでサニーさんが絶頂から戻ってこれなくてもです!」 「ま、それは当然ね!受けて立つわ!」 司会の無茶苦茶な説明にも、いつもの調子でサニーは無い胸を大げさに叩いて了承した。 そもそも、プレイも絶頂の意味も分かっていないのだが。 「では早速、チャレンジしてもらうとしましょう!オープン」 司会が、アシスタントのバニーガールに指示を出し、持っていたテロップを掲げさせた。 そのテロップには「合掌コキ」と書かれていた。その内容に観客から好奇の声が上がる。 「ふむ、「合掌コキ」ですか...サニーさん、プレイ内容の意味分かりますか?」 「え...ええ!分かるわ!」 「そうですか~まあ実際にやってみましょう!」 司会の問いに詰まりながらも、問題ないように装うサニー。 無論、全く分かってないのは誰の目にも明らかだが、司会と観客はそれも良しと笑って流した。 司会がまた合図をすると、バニーガールがくじ引きで選ばれた観客をサニーの相手役として連れ出す。 この観客の多さと、異常な盛り上がりは実際に参加できる可能性があるためであった。 「では、10分タイマーを始めさせて頂くので、その制限時間内にテロップに書かれたプレイで絶頂させてください、スタート!」 司会は開始の合図とともに腕を下におろし、後ろの電子掲示板のタイマーがスタートさせた。 ステージ上に置かれたベッドに寝かされた観客に、サニーは小走りで近づいた。 「えっと...こうかしら?サワサワ」 絶頂の意味すら分かっていないサニーは、ベッド上で半裸の観客の体を撫でるように手のひらを動かす。 合掌という言葉から手のひらを使う事は分かっているようだが、まるで見当がついていないようだ。 「どう?ぜっちょう、しそうかしら!」 当然、こんな方法では射精には導くことは出来ない。 だが、ビキニ姿の幼女が体をなぞっているという背徳感で、ムクムクと観客のズボンは大きくなった。 「おっと...?これはある意味成功か~!?」 「うわっ、なにこれ...パンツが膨らんでる?とにかくこれを続ければよさそうね!」 学校の保健体育で、男女の体の仕組みを覚える前に盗みを覚えたサニーは、男のペニスの構造を知らない。 ここまで無知なのは、ルーナがサニーをそういう事から遠ざけていたのも原因ではあったが。 「ほら、ぜっちょう、しなさい!」 こねくり回すように、男の体を小さい掌で撫で続けるが、一向に絶頂する気配はない。 抱き着いたり、観客の腕をマッサージするように揉んだりするが、絶頂には至らない。 男のペニスをドンドン上向きにさせるだけの前戯にしかならなかった。 そうこうしている内にタイマーが鳴り、時間切れとなった。 「サニーさん!時間切れなので失敗となります」 「え、もう時間切れ...いや、失敗例を先に見せてあげただけよ!」 「では、成功例の方をサニーさんに見せていただきましょうか~」 強がるサニーを尻目に、バニーガールが正解例を絵で表したものを掲げる。 男のペニスを合掌するように手を合わせて挟んでから、そのまま上下に動かす手コキの絵だ。 「...?真ん中に描いてる、先の膨らんだ棒みたいなやつは何?」 「おや、男性器を御存じでない?それは...こちらのブツですね」 絵のペニスを見て全く分かっていないサニーに、司会が目の前の観客の股間を指さす。 そこには、前戯で勃起して、ついにパンツから飛び出たペニスがあった。 「わっ、なにこれ...」 「こちらを両手で挟んで、絶頂まで上下に動かしていただくことになります!」 「え、ええ...?わかったわ」 サニーは、寝転がった男の性器に恐る恐るといった様子で触った。 柔らかくぶよぶよした感触が、挟み込んだ両手に伝わる。 「あったかくて、柔らかい?えっとこう動かして...」 「はぁいそうです!」 サニーはバニーガールが掲げた絵を見ながら、それに従って手を合わせて上下に動かす。 先程じらされていたベッドの観客は、その小さな指で出来た檻に一気に射精しそうになるくらい、体を震わせていた。 「えいっ、えい...!」 拙い手つきではあるが、既に大きくなっていたペニスには十分だった。 先走り汁が漏れ、陰茎がびくびくと動く。 「はぁ、ふぅ...」 両手を何度も動かしている内に、サニーの漏れた吐息がペニスに当たる。 そのもどかしくも、くすぐったい快感に、ビクビクと男の亀頭が動く。 「ん、震えている...ぜっちょう?しそう...ね!」 絶頂の事はよく分かってはいないが、勘でその絶頂が近いことをサニーは理解した。 合わせた両手をさらに強く動かして、刺激を強くしてみると...。 「わっ!出てきた...」 「おみごと!これにてクリアです!」 観客は幼い子供の指の中で、ビュルビュルと射精する。 サニーの指の間から精液があふれ出し、勢い余って顔にもわずかに飛んだ。 「クリア...ぜっちょうしたのね!...ん、しょっぱい?」 サニーは両手を挙げて喜んでから、頬に付いた精液をチロリと舐め、その味に軽く困惑する。 無邪気、無自覚ゆえの仕草だったが妙にエロく、観客と司会から昂る声が飛ぶ。 「初めてとは思えない、素晴らしいテクニックでした!」 「ふふん、このサニー様にできないことなんてないわ!当然よ!」 チャレンジ失敗ではあったが、そのエロさを司会は褒め、サニーは得意げになった。 「では、次のお題に移ろうかと思います、次のお題は~「騎乗位」です!」 バニーガールがプレイ内容のフリップを挙げるとともに、ベッド付近のセットの一部が回転した。 プレイを終えた観客はそのまま退場し、新たなベッドと手コキ中に決めていた相手役の観客が出現する。 「騎乗位...分かったわ!」 「おや?今回は自信満々のご様子ですね?ではタイマースタート!」 タイマーの音と同時にベッドに仰向けに寝た観客の元へと、どすどすと自信ありげに近づいていくサニー。 そのまま観客にまたがり、観客のパンツの上にビキニ尻を乗せた。 「“騎乗”ってことは乗っかるってことでしょ!この状態でぜっちょうさせればいいのよ!お尻で上手く刺激を与えればいいのかしら?」 「ああ、なるほど~」 方向性は間違ってはいないのだが、サニーの幼い性知識では限界があった。 「ほら、早く出しなさい!」 サニーは観客に乗っかった状態で、そのパンツに手を入れてペニスを出させた。 サニーはビキニ姿のため、観客のペニスに直で尻の柔らかく温かい感触が当たる。 観客の目の前には、サニーの幼さを感じさせながらも整った顔が。そんな状況に、観客の股間がムクムクと上がっていく。 「はぁ、ふぅ..!」 幼い体にしては大きめのお尻で、尻肉を擦り合わせるようにしてペニスを刺激する。 その弱めの刺激が、ドクドクと金玉から精子を増産させる。 「最初は弱めにして...刺激を強くして...!」 さっきの手コキでコツは掴んだのか、尻肉を動かしながら確認するようにつぶやく。 サニーはその優れた直感と能力を、男性のペニスを射精させるためにだけに使っていた。 「どう、かしら...ふふっ♡効いてそうね?」 そのまま丁寧に、ゆっくりとペニスを尻コキし続ける。 サニーは尻肉越しにペニスが熱を帯びていくいたのを感じて笑みを浮かべる。 「はっ、っと...十分大きくなってるわね!これなら問題ないわ!」 尻の甘コキを続けて先走り汁が漏れ、勃起して血管が浮き出ているのを確認したサニー。 確信を持った表情で次の段階へと入ろうとした。 「じゃ、ここから一気にぜっちょうさせてあげるわ!」 「おお、見事なラストスパートだ~!」 サニーは尻をペニスに更に食い込ませて、尻コキの速度と力を強めていく。 寸止め尻コキから一気に攻められた観客は、その攻めに一気に声を上げつつも、何とか耐えようとするが...。 「ふふっ、もうこれくらいで限界?」 サニーはまだ本気ではなかった。 快楽に悶えて苦しそうな姿を見て、得意げになって攻めをさらに強くするサニー。 「ほら、出しなさい!もっと溢れるくらいに出しちゃいなさい♡」 無知、無邪気ゆえの容赦のない攻め。サニーのSっけのある性格は催眠で捻じ曲げられ、その得意げな態度とは裏腹の甘い奉仕をする。 そんなサニーについに観客のペニスは屈した。 「んっ♡出たわね!」 観客はのけぞりと共に射精した。精液はサニーのビキニ尻にかかり、温室育ちで真っ白な肌を更に白に染めていく。 その射精を尻で受け止めたサニーは得意げな顔で司会を見た。 「お見事!ですが...」 「えっ、違うの!?」 観客は射精はしたが、尻コキであって、騎乗位ではないので不正解である。タイマーは停止しなかった。 改めて射精させる時間もなく、サニーは乗っかった状態でいろんなことを試してみるが、間違った方法でなんとか再勃起させるのが限界だった。 タイマーが終了の合図を告げる。 「あちゃ~残念でしたね...」 「もう、どこが間違いなのよ!」 司会が頭を抱えて、サニーに不正解であることを告げた。 サニーは頑張って奉仕したのに正解ではなかったため、男に跨った状態のままベッドに地団太を踏み軋ませる。 「それで!どうするのが正解!?」 「それはですね...」 鋭い剣幕で詰め寄るサニーを受け流し、目線を正解のテロップを掲げたバニーガールに送る司会。 サニーがそれに合わせて目線を追うと、そこには女性が男性にまたがり、ペニスを挿入する「騎乗位」の姿が描かれていた。 「...?何よこれ?」 「まあ、お股におちんちん入れることは、まだ知らない歳ですよね~サニーさんは」 「...馬鹿にしないで!これくらい何とかするんだから!」 サニーは、わざとらしく子ども扱いする司会に怒りながら、ビキニの下を脱いでテロップと同じ騎乗位の姿勢を取ろうとするも、ペニスの上で腰を浮かした姿勢で体は止まった。 催眠下でも、自分の体に何かを受け入れるという事には忌避感があったようだ。 「...」 「どうしましたか?サニーさん?」 停止したサニーを見て、司会が訝しげに声を掛ける。 ペニスは勃起しているので、腰を下ろせばそのまま挿入は可能だが怖がって動かない。 「ちょ、ちょっと心の準備が...」 「手伝ってあげますね、スタッフさーんお願いします!」 「いや、自分で─────」 このままだと撮影事故になると判断した司会が、スタッフのバニーガールに声を掛けた。 腰を浮かしたサニーに対して、バニーガールが背に腹と胸を押し付け、そっと覆いかぶさるような形で背中を押す。 サニーの腰が、男性器目掛けてゆっくりと下ろされる。 「だから待っ、うぎゅ♡んん...ぐぅ♡っく♡」 ペニスがサニーのロリ膣にじっくりと突き刺さっていく。 当然処女であるため、初体験でこの体格差と来れば、快楽より苦痛が伴うものなのだが、催眠によって念入りに感度を上げられていた。 「あっぐぅ♡♡なんっなの♡これえ...」 催眠の力により、きつきつの膣内に成人男性のペニスを挿入しても、サニーは全く苦痛は感じていなかった。 むしろ、奥まで掻き分けられ蹂躙されていく過程で、絶頂してしまいそうなくらいだった。 「おおっ♡♡おっぎゅ、ううっ♡♡」 「お見事、流石ですサニーさん!」 子宮奥までペニスを突っ込まれ、挿入されただけでも、のけぞる様に絶頂した。 司会が笑顔でそれを称え、観客からは挿入できた男をうらやみ、興奮するような黄色い歓声が飛ぶ。 「ん、んぎゅ♡しんじゃう♡♡」 ペニスが入りきる限界まで到達し、恍惚の表情で悶絶するサニー。 逃げようにも、バニーガールに体を押さえつけられて抜くことができない。 「サニーさん~?ここから射精させるために、腰を動かさなければいけませんが...」 「んっぐうう♡♡むっむりぃ...♡」 騎乗位というプレイを成立させ、挿入された観客を射精させるためには、サニー自身が腰を動かす必要があった。 だが、サニーは、自分の体に何かが入っているという異物感と、初めて味わう女としての強烈な快楽にそれどころではなかった。 「そうですかぁ~ここから、サニーさんが自分で動くのは難しそうなので...引き続きお願いしますね」 「ま、待っちぇ...♡ふぐっ♡んんぉ♡」 サニー自身が動くことは無理だと判断した司会は、バニーガールに引き続き、サニーの体を動かさせるように指示した。 サニーの体は軽く、容易に持ち上がった。その抜く過程でサニーはまた普段からは考えられない下品な声で絶頂する。 「じゃあ、あと5回だけ動かしましょうか、サニーさん」 「ご、ごかいもぉ♡♡無理よぉ...」 司会がこの後もプレイすることを考え、サニーにジュニアアイドルを扱うように目線を合わせて提案した。 それでもサニーは、イヤイヤと首を振って拒否する。 拒否したり怒ったりはするが逃げ出さないのは、催眠で全てを受け入れる人形にしてもつまらない、という館の主の意向である。 その拒否が受け入れられるわけではないが。 「では行きますよサニーさん、いーち」 「んんっ♡ぐっ...うぁ♡」 バニーガールに押されて、じっくりとそのロリ膣でペニスを味合わされる。 サニーは歯を食いしばって何とか耐えようとするが、口元がだらしなく緩み、その我慢は一瞬で溶けた。 挿入している観客もその快楽で震えており、この5回のうちで射精しそうな様子だ。 「にーぃ」 「うっぐゅ♡うっぎゅう♡♡♡」 「さーん」 「お゛ぉお♡♡♡ひゅぎいいいぃ...♡」 司会の声で、バニーガールに持ち上げられた腰が落とされて、地獄のピストン運動が始まる。 1回目で理性が吹き飛んでいるのに、2回、3回と数を重ねられるごとに更に遠い場所へと連れ去られる。 そんなサニーに、観客からは司会の声に合わせるコールが飛んでいた。 「よ~ん」 「おおっぐう♡♡♡ああっうゆぎゅううう♡♡♡」 もう、サニーには、会場に響く回数のコールも聞こえてはいなかった。 ただ、女として蹂躙される喜びを享受するだけのメスになっていた。この強烈な初体験は催眠を解かれても残り、サニーの性癖は元には戻らないだろう。 「ごーぉ!サニーさんお疲れさまでした~!」 「あひっぐひぃ♡♡♡おおおおお゛お゛♡♡♡」 耐えきったご褒美といわんばかりに、5回目のコールで観客はサニーの膣内に大量の精液をプレゼントした。 サニーはその瞬間に連続絶頂し、舌をだらしなく垂らして倒れ、男の体に寄りかかった。 「では、次のコーナーを...。サニーさん?あら、ダメそうですね~、...ん?......さん?...あっはい、はい、なるほど...」 サニーの状態を確認した司会が、このままの続行は難しいと判断した瞬間、耳に付けた通信用のインカムに連絡が入った。 通信先の人間と何度か言葉を交わすと、観客の方へと向き直る。 「ちょっと、サニーさんが戻ってこれなさそうなので、次のコーナーの準備を含めて30分の休憩を取りまーす」 連絡先の人間と相談し、何かを決めたのか、司会は休憩時間を多めに宣言した。 司会とバニーガールが、ぐったりしたサニーをステージ奥へと連れてはける。 休憩時間中、撮影側で何かのトラブルがあったのかと観客がざわめくが、休憩時間が終わる時刻通りに明るい表情を作った司会が現れるとそれも止んだ。進行は問題ないと理解したのであろう。 「皆様お待たせしました!え~次のコーナーですが、予定を変更して───」 「心配かけたわね!サニー様は、これくらいじゃへこたれないわ!」 司会の陰から、サニーが体も言葉も割り込ませて、元気な様子をアピールした。 そんなサニーを司会は少し呆れた表情になりながらも、無視して言葉を続ける。 「まあ、この通りサニーさんは大丈夫です!その、次の相手も観客の皆様からくじ引きで決定する予定でしたが、趣向を変えまして...」 司会は観客の不安が消えるように、サニーを手のひらで指し、元気な様子を再度確認させた。 無駄に前に出る小柄なサニーをスタッフのバニーガールが持ち上げて、後ろへと移動させている内に、司会は裏方の人間に合図をし、先ほどと同様にステージの一部を回転させた。 「とある女スタッフさんが、サニーさんのお相手をして頂けるようです」 回転したセットから、壁と下半身を露出させて埋め込まれた、壁尻状態の女性が登場する。 美しい褐色肌とスラリとした足から、その露出した下半身を見るだけで、モデル体型の美しい女性ということが理解できた。 この壁はステージを二つに分けるように置かれており、ステージ側にいるサニーからは顔を見ることは出来ない。だが、観客からはその人物が誰なのか見える形だ。 壁尻にされた女性を見た観客は納得し、参加を突然打ち切られた事への不満の表情を止めて、喜悦の視線でサニーとその女性を見つめた。 「では、このスタッフさんをサニーさんは、制限時間以内に与えられた方法で絶頂させてください!」 サニーを移動させたバニーガールはテロップを掲げる。書かれた言葉は「ふたなり壁尻レイプ」であった。 ポニテの別のバニーガールが、いろんな淫具をワゴンに乗せて壁尻の女性の横に置いた。 「ふーん、とにかくぜっちょうさせてあげればいいんでしょ!今度は女の人だけど、さっきのアタシみたいにしてあげればいいの?」 「はい、そうですね~思う存分やっちゃってください」 バニーガールによって、一旦後ろに戻されたというのに、すぐに前に出たサニーは自信満々の態度で司会に質問した。 「そうね、さっきのアタシ以上に...嫌というほどぜっちょうさせてあげる!」 「───っ!んんんっ!んぅーー!」 先ほどいいように扱われたサニーは、そのうっぷんを壁尻の女性にぶつけるようだ。 壁尻の女性が言葉にならない声を上げて、その長い足を動かし声を上げて、サニーから逃れようとする。だが、足は一部壁に埋め込まれており全く動けず、声も猿轡を嵌められているため、言葉は形にはならなかった。 「んんーううっ、んんおああえうっ!」 「...?なんかこの女の人、どこかで見たような気が...」 サニーは、何かを伝えようとしているこの褐色肌の女性に違和感を感じたようだ。 ここのスタッフというには、妙に抵抗しすぎているように感じ、それにこの女性の声と足をどこかで見たような気もしていた。 (パンパンッ!) 「ん...あれぇ...?」 「他人の空似ですよサニーさん、それよりもこれからのチャレンジに集中したほうがいいんじゃないですか?」 「そう、ね...そうだったわ!」 「んんんっ!んっうう!?」 司会は手を鳴らし、勘づいたサニーを深い催眠状態にして認識を捻じ曲げた。壁尻の女性の抵抗も空しく、サニーにこの窮地は伝わることはなかった。 そう、この壁尻にされた女性は、サニーのパートナーであるルーナだ。 サニーが捕らえられたことに気づいたルーナは、救出するために屋敷へ侵入したのだ。だが、サニーとイビルツインの二人が来襲した後のため、更なる火事場泥棒が入らぬよう、警備は非常に厳重になっていた。それでも、何とか侵入できたが窮地に追い込まれて、更に館の主にサニーを人質に脅されたところを不意打ちの麻酔銃で眠らされ、今に至る。 「ではチャレンジスタートと致します!」 「よぉ~し...えっと、これね!」 先ほどのチャレンジ同様、10分のタイマーを告げる音が鳴った。 性知識の無いサニーは、様々な淫具が乗せられたワゴンから、使いやすそうなディルドを手に取る。 「たっぷり、虐めてあげる」 「んんうっ!んーー!」 「こら、抵抗しない!」 サニーがディルドを構え、サディスティックな笑みを浮かべる。 サニー側からはルーナの表情は見えてはいないが、ルーナ側からは目の前に設置されたモニターで、壁尻前に立っている人物がサニーであることには気が付いている。 パートナーであり、敬愛する主であるサニーに犯されようとしている状況に足をばたつかせようとするが、それはまるで効果が無かった。 サニーに尻を片手で押さえつけられ、膣内をロックオンしたディルドが近づいてくる。 「ほら、こんなのは...どう!」 「んんっ♡んぎゅうううう♡♡」 いきなり奥までディルドを突っ込まれ、猿轡ごしのくぐもった声で絶頂するルーナ。 ルーナは認識を変える催眠はかけられていないが、サニー同様に感度は上げられている。 いきなり奥まで突っ込むという、普通なら苦痛に感じる行為でも軽く絶頂するほどだ。 「あら、すぐにぜっちょうしちゃったわね...でも、こんなんじゃ済ませないわよ!」 「んぐおお゛♡♡♡??ふぎゅう♡♡」 お尻を手で抑えられた状態で、何度もディルドを抜き差しされるルーナ。抜く動作で1回絶頂し、入れる動作でまた絶頂する。逃げることのできない快楽拷問。 ルーナは既に絶頂しているので、この器具を使った攻めは間違いであることはサニーにも分かってはいた。 でも、先ほどのチャレンジで弄ばれた恨みを解消するために、女スタッフと思いこまされた人物に八つ当たりで何度も突っ込む。 その女スタッフは自分の大切なパートナーであるルーナで、元凶は今も笑っているというのに。 「んぎゅうう♡♡♡んんおももぉぉぉ♡♡」 「まるで牛さんみたいな鳴き声ね、そんなに欲しいなら、もっと入れてあげる!」 「んんもおおおおおおお♡♡♡」 ディルドを突っ込まれたまま、サニーの目についた尻の穴にもアナルパールを挿れられる。じゅぽじゅぽと下品な水音を立てて大きなつぶつぶが尻穴に侵入しては、引き抜かれる。 サニーのうっぷん晴らしの攻め。ルーナの普段のクールな言動からは考えられない、発情期の獣のような声を観客の前で上げさせられた。 「じゃあこれは?」 「んんぎょっっっおおおおおおおおお♡♡♡」 今度は電動マッサージ機を手に取った。 股間に押し付けられ、クリトリスの先にその振動が触れて何度もイカされる。 「これ?」 「ふひぎうゅゅゅっ♡♡♡♡おおぎゅうううう♡♡♡」 次はローター。 適当に女性器の周りに何個も取り付けて電源を入れた。振動もよく分からないので強に。 複数の同時強振動からもたらされる快楽に、ルーナは声にならない許しを請いて逃げだす。腰を振ってローターを振りはがそうとするが、粘着テープで固定されたローターは外れない。 ただ蹂躙されるだけだ。 「もう、どれなのよ!」 「おくゅううう♡♡♡ふひごぎょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ♡♡♡♡♡♡」 軽い電撃を流す電流パッド、クリを吸って虐めるクリ吸引バイブ、動かすたびにぬるぬるした快感をもたらすローションガーゼ...。サニーの時間切れへの焦りと苛立ちから、矢継ぎ早に淫具が変わる。 あらゆる大人のおもちゃがルーナの下半身を襲い、何度も絶頂させた。 「あの、サニーさん~?タイムアップです」 「もう、殆ど試したのに何が間違いなの!?」 「あふぅひぐううう♡♡♡はぁひう...♡♡♡」 制限時間の10分が経過し、時間切れのタイマーが鳴った。 サニーはその時間切れのタイマーを無視して続行したため、司会から抑えるようにストップがかかる。 あらゆる大人のおもちゃを試して絶頂させたが、正解には至らなかった。 ルーナはそのおもちゃ地獄で、尊厳をずたずたに破壊され、肉壺から愛液を垂らしてぐったりとしている。 「それはですね、この注射器を使うんですよ」 「?」 大人のおもちゃを乗せたワゴンに、ポツリと残っていた注射器を指差す司会。 チャレンジ中、サニーは流石にこれでは気持ちよくなれないと、判断して放置したものだ。 司会がその注射器を手に取ると、裏側には「ふたなり化薬」と書かれている紙が貼られていた。 「ではサニーさん、失礼しますね」 「いっ...!」 唐突に手に取った注射器をサニーに突き刺す司会。 サニーは身構えていなかったためか、その行動に驚く。 「ちょっと、なにすんのよ!」 「サニーさん、サニーさん、自分の下半身見てみてください」 「え、下半身...って」 催眠のおかげで注射針の痛みはなかったが、唐突に刺されたことに詰め寄って怒るサニー。 司会は、そんなサニーをなだめるように、下半身の事を伝えた。 サニーが自分の下半身を見ると、そこには、生えているはずのない男のペニスがそり立っていた。 「え、なにこれ...」 「先ほどの観客にも生えていた男の性器ですね、この注射器はそれを生やす薬が入っていて...」 「男の人にもあったやつ...?んっ...♡」 男性器が、自らに生えたことに驚くサニー。 説明する司会を横目に、そっと自分の手で触るとビリっと頭に快楽が伝わった。 サニーのペニスは男性の平均サイズほどであったが、その小柄な体形から生えると、とても大きく感じるサイズだった。 「「ふたなり壁尻レイプ」はそのブツを使ってあのルー...女性を犯すわけです」 「~~~っ!」 ルーナはぐったりとした状態から、耳から入る司会の説明で飛び起きた。ルーナは正確なチャレンジ内容を知らなかったのだ。 チャレンジ内容を書いていたテロップは、ルーナの目の前のモニターからは画角の都合で見えず、今までサニーや司会からも口には出されていないためだ。 さらに言えば、生理も迎えていないサニーと違い、ルーナは膣内に射精されてしまえば孕む危険すらある。しかも、生やされた相方の肉棒で。 「じゃあ...♡やってみるわ!」 「はい、どうぞ~..................女スタッフさんに、トドメを差してあげてくださいね」 「んんんーーーっ!うーーーっ!!」 ルーナは、くぐもった状態でも大声を出し、体を逸らして全力で抵抗した。 敬愛する主であり、パートナーであり、幼少のころから知っていたサニーに犯されて、孕まされる。 そんなことは絶対に、起きてはならないと。 「...♡」 「んんうぅ...!?」 だが、サニーには伝わらなかった。 サニーの肉棒がルーナの褐色尻に、ペタリと張り付くように乗せられる。 もう、ギロチンの刃がそこまで迫っていた。 「...♡せー......のっ!」 「んごゅううううううううううっ♡♡♡♡♡♡おほっおごおおおおおおおおおおお♡♡♡♡♡」 この瞬間、ルーナの誇りは完全に壊れた。 サニーのSっ気が働き、肉棒を褐色尻に乗せて脅した状態から、一気にずぶりと奥まで入れた。 その肉棒はルーナのGスポットを一気にえぐる。弄んだ今までのおもちゃとも、比べ物にならないほどの凄まじい快感だった。 「んんっ...ううっ...♡ほら...♡もっと...鳴きなさい!」 「んゆぎゅおおおお♡♡♡♡♡あひゅおおおおおお♡♡♡♡♡」 サニーは尻を掴み、前戯で濡れ孕む準備を完了した肉壺に、何度もパンパンとペニスを突っ込む。 最愛のパートナーであるためか、二人の体の相性も最高だった。ルーナはもう何も考えられなくなるほどイカされ続けて、サニーも気を抜けば一瞬で射精しそうなほどだ。 「ほら、ほら、ほらぁ...♡♡」 「んふゅうううう♡♡♡♡おほおおお♡♡♡♡おおおおおっ♡♡♡♡」 気を良くしたサニーは、パァンパァンとルーナの尻を叩きながら犯す。 極限まで、性感を高められたルーナの身体には、スパンキングでも痛みと同時に快感が走る。 「んううっ...♡はぁっ♡♡♡」 「おっっ♡♡♡♡うぎゅいいいいいいいいいいい♡♡♡♡♡♡♡♡」 サニーは子供への仕置きのように何度も尻を叩く。どんどんルーナの褐色尻が真っ赤になっていく。 子供のサニーが、大人であるルーナをお仕置きして犯す絵面に、会場の興奮も高まっていった。 「んんっ...♡こういうのでも気持ちよさそうね...♡やっぱり...♡ヘンタイっ!」 「んんおっ!?ふびゅいいい♡♡♡♡♡♡♡♡ひょぐううううううう♡♡♡♡♡♡♡♡」 真っ赤になった柔らかそうな褐色尻を、サニーは犯しながら手で握った。 傷口をえぐられるような行為に、最初は快感より痛みが走ったが、すぐに快感に変わり、嬌声を上げさせられ続ける。 「うくっ...♡♡結構締め付けるわねっ...♡でちゃう...♡♡♡♡♡」 「んんぎょっっっおおおおおおおおお♡♡♡♡♡♡♡♡」 サニーは、ルーナの強烈な締め付けに限界を迎えようとしていた。 だが、ペースを緩めることはなく、更にそこからサニーはスパートをかけて、何も考えられなくなるほどルーナの表情をゆがませる。 「んんぐっ...♡♡♡でるっ...♡♡♡♡♡トドメ...差してあげるっ...♡♡♡♡♡♡」 「んぎょゅううううううううううっ♡♡♡♡♡♡おおほっあごおおおおおおおおおおお♡♡♡♡♡」 限界のサニーが最後に一気に突き刺して、奥に中出ししてやろうという姿勢を見せる。 ルーナは相棒に孕ませられる直前だというのに、むしろ受け入れる姿勢で媚びるような声を出して膣内を濡らした。 「ううっあああああっ...♡♡♡♡♡♡んんんんんっ...♡♡♡♡♡♡」 「お゛お゛お゛っおごおおおおおおおおいいいい♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」 サニーはルーナの腰を掴んで、体を逸らし子宮の最奥まで挿入しきって射精した。 二人は同時に嬌声を叫ぶように上げて深イキし、会場全体に響き渡るほどの絶頂を見せつけた。 「はぁ...♡はぁ...♡」 「ひゅううう...♡」 ルーナは快感のあまり、絶頂で歪んだ表情で気絶した。 サニーはルーナの膣内に挿れたまま、肉棒で栓をするようにして倒れこんだ。 この様子では、サニーの精子でルーナの卵子が襲われて孕ませられるのは確実だろう。 「ふふっ...次はどうするか...」 この様子をモニターで見ていた館の主が笑う。 今度は、サニーは正常のままで、ペニスを生やしたルーナに誤認催眠を掛け、本物のサニーを偽物と誤認識させて、お仕置きふたなりレイプで孕ませてやっても良いと妄想をする。 更には射精するたびに認識を入れ替えて、サニーがその幼膣でペニスを襲うようにし、犯す側を変えてやってもいい。お互いが信じていた相方に何度も犯されて、快楽に泣き叫ぶのだ。 どうあがいても、このコンビが世間に戻ることは二度と無いだろう...。