① 前置き(スキップ可能) 「こんなこと‥‥決して許されません‥‥!後で出る場所に出て貰いますからね!」 『1回目の処理完了、続いてカード処理を続けます』 今私は、ネットで配信されながら、決闘をしている。 その様子をネットで、【閃刀姫レイの特別慰安配信】として配信しているらしく、コメント欄は盛り上がっている‥‥らしい。 だけど、今この配信が盛り上がっている理由は、ただ決闘しているからではない。 『これ本物?』『本物だろ』 『レイちゃん可愛い』 『マジモンの閃刀姫レイじゃん!』 そんなコメントが飛び交うのを見せられながら、私はソックスを脱ぎ捨てる。 今、私は強制的に野球拳を行わされているのだ。 何故こんな事になったのか、それは数刻前まで遡る‥‥ 「貴女は、今国民の英雄を超えてアイドル的な人気があるようですが、どうお思いですか?」 インタビュアーの質問に、私は笑顔を崩さず答えた。 「国民の皆様の為に働ける事は、私の喜びでもあります」 少し模範解答のようだったかな、そう思ったけれど。 その言葉に、インタビュアーさんは満足気に微笑んでくれた。 今日は軍部の商材写真とビデオの撮影日である。 私は軍の広報活動に協力、という事で戦場から一時離れ、こうしてインタビューを受けているのだ。 「はい、それではインタビューの終了になります、一旦休憩時間を挟んだ後、写真の撮影に移らせて頂きますね」 「わかりました」 インタビュアーさんは忙しなく動き回りながら、休憩スペースへと向かっていった。 ※ツクール上のキャラ移動で描写出来るならそれで描写 その様子を見送りながら、私はぼんやりと自分の現状について考えていた。 「アイドル‥‥ですか」 未だに、自分が人気だという実感がない。 こうして宣材写真を撮って、誰が喜ぶのか疑問に思っても、これが案外売れているらしい。 「こんちわー、それじゃ、次の撮影場所に移動しよっか」 そうしていると、先ほどのスタッフより少し軽薄そうなスタッフが声をかけてきた。 休憩時間にしてはやけに短かったな、と思っていると、 「ほら、カメラさんもうスタンバってるからさっさと行こっか」 「え?あ、はい」 急かされるように手を引かれ、そのまま撮影スタジオへ連れていかれた。 「はい、休憩終わりです‥‥あれ、レイちゃんどこか行っちゃってません?」 休憩時間が終わると同時に戻ってきたスタッフだったが、そこにいたはずの私の姿はなかった。 全方位をカメラで囲われた部屋で、私は最新のデュエルロボと決闘をすることになっていた。 「レイちゃんの決闘の様子は全部配信されてるから、よろしく!」 自分をここに呼んで来たスタッフの声が聞こえてくる。 (下手なプレミなんかは出来ないですね) 軍の宣伝にもなる以上、手抜きなどするわけにはいかないだろう。 「それじゃ、デュエル始まるのと同時に配信するからね」 ニヤニヤと笑うスタッフの顔を見て、何となく嫌な予感がした。 『決闘開始』「決闘!」 機械音声が響き渡り、私達の決闘が始まり、それと同時にカメラが起動し、配信が開始される。 『ワタシのターン、≪連弾の魔術師≫を召喚、≪地獄の拷問部屋≫を発動』 「え?」 デュエルロボの行動に、一瞬思考が停止する。 (配信用の決闘で【連弾バーン】デッキ使いますか!?普通!) 心の中で抗議のツッコミを入れるが、今はそれを表に出すことは出来ない。 『≪無の煉獄≫』『≪トゥーンのもくじ≫』『≪トゥーンのもくじ≫』『≪トゥーンのもくじ≫』『≪トゥーンのしおり≫』 『≪闇の誘惑≫‥‥≪トゥーン・仮面魔導士≫を除外』 『≪強欲で謙虚な壺≫』『≪デス・メテオ≫』 『‥‥カードを1枚伏せて、ターンエンド、デス』 「うそぉ‥‥」 あっという間にライフを1100まで削ったデュエルロボに、思わず本音が漏れてしまう。 一応私のターンは回って来たけれど、まだ1枚の伏せは残っている。 「私のターン‥‥ドロー」 これがもし、≪仕込みマシンガン≫のような罠だったとしたら、と考えるだけで手が止まる。 引いたカード自体は良いものだが、ライフ1100では≪地獄の拷問部屋≫含め、後一回でも受けただけで負けだろう。 (そもそも先行で焼き尽くされてたらプレイングも何も無いじゃないですか!誰ですかロボにこんなデッキ握らせたの!) 心の中で愚痴をこぼしながらも、相手の反応を待つ。 もしもフリーチェーンのバーンカードを握っているなら、ここで使ってくるはずだからだ。 『ワタシは≪強制脱ぎ出し装置≫を発動します』 「強脱‥‥?」 想定外のカードに、頭が混乱する。 『それでは、効果処理を行います、宜しいですか?』 「え?あ、はい」 ロボの言葉がよく分からないままに、返事をしてしまう。 (【連弾バーン】に強脱‥‥?そもそもこっちにモンスターも居ないのに発動‥‥?意図が全然分からない‥‥) 疑問に思うことは山ほどあるが、今考えても仕方がない。 とりあえず、デュエルロボの次の行動を見ることにした。 自分の場のモンスターを自分で退けてくれるなら、この手札なら8000ライフは削り切れる。 そう思っていた矢先、 『‥‥一定時間、貴女の手の提示が為されなかったので不戦敗処理を行います、それでは、まず1枚脱いでください』 「‥‥へ?」 意味不明な言葉をロボが放ち、私は困惑してしまう。 「もしかしてレイちゃん、カード勘違いしてない?」 ここに連れてきたスタッフが、ニヤニヤしながら声をかけてくる。 改めて、私はロボの発動したカードの内容を確認していく。 強制脱ぎ出し装置 通常罠 ①:相手プレイヤーが服を着ている場合に発動できる。 プレイヤー同士がジャンケンをする。 ジャンケンに敗北したプレイヤーは、自身の服を1つ脱がなければならない。できない場合、そのプレイヤーは1000ポイントのダメージを受ける。 その後、お互いにこの処理で支払う事が出来なくなるまで、この効果を繰り返す。 「な‥‥?なんですか‥‥!そのバカげたオリカは‥‥!≪強制脱出装置≫というか、≪ラストバトル!≫じゃないですか!」 至極当然の感想を叫ぶが、それがロボに届くことはない。 「ふざけないでください!こんなカードを使ったデュエルは無効です!今すぐデュエルを中止‥‥」 「おーっと、良いのかいレイちゃん、そんなこと言っても」 スタッフの男は、その笑みをより深くする。 「な、何を言ってるんですか!」 「あの閃刀姫が国民の前で、自分から負けを認めてサレンダーなんてしちゃうのかい?」 「っ‥‥それとこれとは別です!だからって、こんなふざけたカードの効果に従うなんて‥‥!」 男の挑発的な態度に、思わず声を荒げてしまう。 「じゃあ、コメントの皆に聞いてみようか。レイちゃんが野球拳で勝つ雄姿が見たい人ー?」 『はいはーい!みたいみたーい』 『俺も見たいなー』『レイちゃんがんばれー』 コメントは、私の味方をする物‥‥いや、その後の事を期待するような物しか無かった。 「ほら、レイちゃんのファンはみんな優しいなぁ?」 「っ‥‥」 悔しさに歯噛みするが、もはや私に逃げ場は無かった。 「それにさ、これが≪仕込みマシンガン≫でも≪ご隠居の猛毒薬≫でも、なんなら≪火の粉≫ですら負けてるんだよ?態々勝てるチャンスをこっちが与えてるのに、それを無視して負けました、なんて言っちゃって良いのかな?」 「それは‥‥」 屈辱的な言葉に、思わず口籠ってしまう。 卑劣な手段に陥り、自ら負けを認める。 それで本当に良いのかと、私の中のプライドが語りかけて来る。 「ほら、早くしないと時間切れになっちゃうよ?」 「わ、分かりました!やれば良いんでしょう!?ジャンケンに勝てば良いだけの話です!」 私は靴下を脱ぎ捨て、手袋の代わりに投げつけた。 ここまでスキップ可 ②敗北(レイちゃん勝利) 初敗北(レイ勝利) 「馬鹿げたカードですけど、勝てば良いんですよ!勝てば!一応ルール?には乗っ取ってるテキストなんですし、私が勝てばそこで終わりの筈です!」 2回目以降敗北 「よし、何とか勝ちました…このまま勝って終わらせます!」 ラスト1回前 「後1回‥‥!」 ラスト 「よし、勝った‥‥さあ!出る所出て貰いますからね!」 どうやら彼等は偽物のスタッフだったようで、本物のスタッフさんに取り押さえられ、しかるべき裁きを受けたのだとか。 ③敗北(レイちゃん勝利・ベースフォームまで追い詰められてから) 初敗北(レイ勝利) 「や、やっと1回‥‥でも、まだ7回も勝たないといけないの‥‥?」 2回目以降敗北 「よ、良かった‥‥脱がないで良いんですね‥‥」 ラスト1回前 「後1回‥‥勝てば、終わる‥‥!」 ラスト 「‥‥良かった、良かったよぉ‥‥」 どうやら彼等は偽物のスタッフだったようで、 彼等は本物のスタッフさんに取り押さえられ、しかるべき裁きを受けたのだとか。 だけれども、私は知ってしまった。 私が最後の1枚を脱ぎ捨てるのを期待する声を、下卑た視線を。 ④勝利(レイちゃん敗北) 1勝目 じゃんけんの結果は、私の負け。 だけど、まだここで焦る必要はない。 「1枚は1枚、まだ服は沢山あります‥‥!」 ネクタイを解き、首元から抜き取る。 「次こそ勝って見せます‥‥!」 2勝目 じゃんけんの結果は運なのか、それとも実力なのか。 そんな事を考えても仕方がない、私が負けたことに変わりはないのだから。 「負け‥‥ですか」 私はアウターを一枚脱ぎ、次のじゃんけんの準備をする。 靴下やネクタイと違い、大きな服を脱ぎ捨てた事に、観客のボルテージも上がるのを、私はコメントで理解してしまった。 (ここでコメント演出) 3勝目 「ぅ‥‥」 戦場でそうするように、息を吐き、心を落ち着かせる。 3敗目。 私はコートを脱ぎながら、自分が後何回まで服を脱げるかを数え始めてしまう。 「駄目です、負ける事を考えたら‥‥勝たないと、なんだから」 だけど、その声は少し震えてしまっていた。 4勝目 「ぅ‥‥!」 認めがたい敗北。 ここまでで勝てれば良い、そんな楽観的な見通しが私の中のどこかにあった事は否めない。 だが事実として、4回の敗北の末に、ワンピースを脱ぎ、下着を晒さなければならなくなった。 「ま、負けません、負け‥‥ない!」 下着姿になった私は、自分を鼓舞するように必死に繰り返すけれど、 負け、その言葉を口にした瞬間に、自分が晒しものになる瞬間を想像してしまい、震えてしまった。 (ここでコメント演出) 5勝目 「そんな‥‥」 とうとう、自分の胸を包む布に手をかける。 コメント欄は、私の脱衣への期待に満ちたコメントに溢れていた。 (こんな‥‥こんなはずじゃなかったのに‥‥) 私は今まで、ただただ純粋に、この国のために、皆のために、戦おうとしていた。 だけど、今の現実は違う。 自分は今、国民達に望まれて、彼等に恥部を晒そうとしている。 (どうして‥‥私は、こんなことを‥‥?) 後ろに回した、ブラジャーのホックを外す手が、止まってしまう。 だけれども、ずっと止まっている訳にもいかない。 最初の時点で、手を出さなかったからと負けた事にされた以上、遅延行為だとみなされれば更なる罰を受けかねない。 そうして、諦めたように胸を守るブラジャーを外すと、冷たい空気が胸に触れる。 コメントは一層盛り上がりを見せ、まるでお祭り騒ぎの様だったけれど、 私にとってそれは、自分を追い詰める言葉でしかなかった。 (ここでコメント演出) 「まだ、まだ一枚残ってるんです‥‥!」 私は自分に言い聞かせるようにして、何とか対戦相手を睨みつけ、虚勢を張る。 6勝目 「う、嘘‥‥ですよね」 私は、自分の目を疑った。 その視線の先には、自分の出した手に対し、ロボの手が勝利している現実が示されている。 「私の‥‥負け?」 受け入れがたい現実に、思わず呟いた言葉が、ズシリと圧し掛かる。 「こんな‥‥こんなぁ!」 涙を浮かべながら、最後の一枚であるショーツに手をかける。 『レイちゃん、お疲れ様!』『よく頑張ったね』 コメントにはそんな優しい言葉が並ぶけれども、それがかえって心を抉る。 「こんなの‥‥こんなのって‥‥」 どうにか逃れられないか、ここで終わりに出来ないか、そう思うけれども、会場の熱気がそれを許さない。 そのまま、一番大切な所を守る、最後の砦を下ろしていく。 だけど、その時、私は思いついた。 ‥‥思いついてしまった。 「‥‥っ、そうだ!≪エンゲージ≫!」 私が叫ぶと、光の粒子が私を包む。 光が晴れた後、そこにはベースフォーム、薄いボディスーツを纏った私の姿があった。 「なっ‥‥!レイちゃん!?」 驚く声を上げるスタッフ。 「ま、まだ私には脱ぐ服があります!だから、まだ負けていません!」 苦し紛れの言い逃れ、負けを認めない駄々っ子みたいな言葉をどうにか絞り出す。 コメント欄は賛否両論だったが、それはそれ、と盛り上がる声の方が多かった。 例 『往生際が悪いぞ!』『まだ負けてないって、もう負けてるだろw』『俺はそういう頑張ろうとする女の子好きだよ』 『これはこれでアリ』『いいや、ナシだ!そもそも、あれだけ脱いでおいて、今更恥ずかしいも何もないだろ?』 「あー、分かった分かった、先に嵌めたのはこっち側だし、一回だけなら見逃すけどさ、次は無いからね」 スタッフの男が、仕方が無いといった様子で言い、 私は、ホッとした様に息を吐く。 『では、第二ラウンドとして、再度処理を開始します』 目の前の対戦相手、無機質なロボの声が、淡々と響く。 中間セーブ 7敗目 負け、ちゃった。 その事実を噛み締めながらも、私はなんとか思考を巡らせる。 私を守る鎧の一部が、剥がれ落ちていく。 でも、だからと言って、このまま負けたままで終わるわけには行かない。 「まだ、まだ全部負けた訳じゃありませんから!」 自分を鼓舞するように、声を出す。 8勝目 「お願いします、神様‥‥!」 戦場ですらした事が無い神頼みも空しく、私はまたも、敗北を喫してしまう。 今度は腕の鎧が消えていく。 『レイちゃん、可愛いよ!』『レイちゃん、ファイト!』 その言葉の裏に、私が敗北する事を望んでいるのを、私は理解している。 9勝目 「ぅ‥‥ぅぅ‥‥」 胸の鎧が、消える。 ボディスーツ越しに、私の乳房が観客に晒されてしまう。 「嫌‥‥ぁ」 情けないその声は、自然と口から漏れた。 10勝目 「もう、許して下さい‥‥」 遂には、腰を守る鎧も無くなる。 視界に映るのは、観客の喜ぶ声。 「うぅう‥‥ぅ‥‥!」 自分の敗北を喜ばれる、悔しさと羞恥で頭がおかしくなりそうになりながら、私は嗚咽を漏らしてしまう。 11勝目 負けて、負けて、負けて。 私は、どんどん惨めになっていく。 ベーススーツを脱いで裸体を晒すか、あるいは。 私には、もう一つだけ脱ぐ物が、頭に付けたアンテナがある。 だけど、これを外したら‥‥ 「ぅ‥‥ぅううううう!!」 涙が止まらない。 「X-003!カガリ!」 私の叫びと共に、光が溢れ、攻撃用の鎧が私の身体を纏う。 これが反則だと分かっているのに、私は使ってしまった。 コメントが私を責める。 『なんだ?またズルするのか?』『卑怯者!』『レイちゃん、悪い子だ!』 ロボの出す次の手にも私は負けて、カガリは一瞬で全部剥ぎ取られてしまった。 シズクも、ハヤテも、カイナも、私を守る鎧が、全部全部剥がされる。 「ぃゃ‥‥ぁ‥‥」 ベースフォームのアンテナが光になって消える。 これで、私はもう装備を呼び出す事が出来なくなってしまった。 エピローグ 最後の砦すら失い、私は生まれたままの姿を、観客の前に晒してしまった。 「見ないで‥‥みな‥‥みないでよぉ‥‥」 涙を流し、懇願するが、誰も聞き入れてくれるはずがない。 スタッフが私に近付き、私に語り掛ける。 「効果の最中に割り込むなんて、1回は許したけど、何回も続けるなら流石に見逃せないな」 「ごめんなさい‥‥」 「まったく、しっかりと反則した上で負けた事を皆に謝るんだ」 スタッフはそう言うと、カメラを向ける。 「ひっ‥‥!」 自分の置かれている状況に、思わず悲鳴を上げてしまう。 「わ、私‥‥閃刀姫レイは‥‥ま、負けました!」 涙を流しながら、どうにか声を振り絞る。 「この度は!私‥‥わたしっ!反則までしてっ、勝とうとしてぇ‥‥!」 恥ずかしくて死にそうだったけれど、どうにか謝罪の言葉を口にする。 「本当に‥‥すみませんでした‥‥ごめんなさい‥‥ゆるしてください‥‥」 涙が止まらない。 だけど、その姿を皆が望んでいるのを、私は知っている。 「じゃあ、レイちゃんにはしっかりと反省して貰う為に、皆に身体をじっくりと見て貰おうか」 「っ‥‥!分かり、ました」 身体が震える、だけど、もう私にその言葉に逆らう気力は残っていなかった。 「皆さん‥‥プライドも捨てた、恥知らずの私の裸で良ければ、どうか御覧になって下さい!」 無理矢理笑顔を浮かべ、隠したかった裸を、自ら公開していく。 乳首や秘部を手で隠したいけれど、それは私には許されないのだろう。 負けてしまった私は、皆に私の全てを晒す。 「あ‥‥あははっ、これで‥‥これでいいんですよね?」 泣き笑いの様な表情を無理やり作りながら、視聴者へと媚びを売る。 私はずっと、国を守る為、皆の笑顔の為に戦ってきた。 だけど、その皆が、今こうして私の敗北を喜んでいる。 私の中の何かが崩れ落ちる音が聞こえた気がした。 「えへ‥‥あはは‥‥」 コメントの賞賛が、今の私にとっては、嬉しくて仕方が無かった。 惨めに負けて全部壊れた私を皆が望むのなら、私はそうなるべきなのだろう。 だって、そうする事で皆が笑ってくれているんだから。 「あはは‥‥!は‥‥!それじゃあ‥‥っ!じっくりじっくり、私の恥ずかしい身体、見てください‥‥っ!」