ある日、僕はミドラーシュに対して、とある提案をした。 「ミドラーシュ、ちょっとお願いがあるんだ」 「何ですか?マスター」 不思議そうに首をかしげるミドラーシュ。 「一緒に外に連れていってみたいかな」 「外に出て、ですか?」 「うん。まあ、お散歩って感じじゃないと思うけど」 「それは構いませんけど‥‥この身体では、大分目立つのでは?」 彼女の手足は、明らかに人間の物でない。 確かに、この状態では目立ちすぎるだろう。 「そこはちょっと考えてある。」 「ええ、貴方が良いなら私は何処へでもお供しますよ」 そう言って、彼女は笑った。 まず外に出る前に、彼女をベッドに横たえる。 「‥‥外に出る前に、えっちな事するんですね♡」 彼女の身体は、僕のイメージで大分左右される。 だから、彼女の身体が普段の状態からそういう事をする為の身体に変化する事で、 彼女には僕の意図がバレてしまったようだった。 普段は陶器のような白い肌に血色が差してほんのりと赤くなり、少し息も荒くなっている。 最初は徐々にイメージを投影していたのだが、 最近はお互いの共通認識がある程度出来たのもあるのか、僕がイメージしただけで、彼女の身体を作り替えられるようになっていた。 「ごめん、嫌だったら止めるよ」 「いえ、その必要はありませんよ。だって」 そう言って彼女は僕の手を取ると、自分の胸に誘導して、言った。 「貴方が望む事は、全部叶えてあげたいんですから♡」 「じゃあ、お言葉に甘えて‥‥今日はこっちの穴を使おうか」 そう言って僕は、ミドラーシュのお尻に手を当てる。 排泄の必要が無い彼女のそこは、ただ気持ち良くなる為だけの器官だ。 僕は彼女のお尻を掴み、左右に広げてみせる。 「あっ♡」 すると、薄いピンク色の蕾がゆっくりと開き、パクパクと開閉を繰り返し、無言のおねだりをしてくる。 指を入れてみると、ギュッと締め付けられ、奥に誘うように肛門が動くのを感じる。 「あっ♡ふぁああ♡♡」 ミドラーシュは身体を震わせながら声を上げる。 そのままゆっくりと、絡みつく尻肉に逆らって指を抜いていく。 「ひぅっ♡んんっ♡♡」 ミドラーシュは甘い声を上げながら、腰を浮かせる。 指先までしっかりと吸いつく彼女の肛門から、指を抜くと、つぽん、という音がして、ミドラーシュの口から獣じみた声が上がり、身体が大きく仰け反る。 「はーっ♡はぁっ♡はっ♡」 ミドラーシュは、身体をビクビクと痙攣させ、大きく呼吸をする。 「まだ指だけだけど、大丈夫?」 「はい♡♡私の事は気にせず、マスターのしたいようにしてください♡♡」 ミドラーシュは、蕩けた表情で答える。 僕は自分の硬くなった物を押し当て、ゆっくりと押し込んでいく。 「お尻っ♡お尻に入ってきますっ♡♡♡」 入り口のキツい締まりとは裏腹に、中は驚くほど柔らかい。そして腸壁が僕のモノにぴったりと張り付いてくる。 「あっ♡ああっ♡♡」 「凄いね。お腹の中、こんな風に出来てるんだ」 「はいっ♡♡私のお尻、マスター専用ですからっ♡」 僕のモノが根本まで入り、彼女のお尻が僕の下腹部に密着する。 「んっ♡♡♡」 お尻が、僕のモノの形になっているのが分かる。 「ふふっ♡凄い事してあげます♡」 そう言うとミドラーシュは、お尻に力を入れた。 すると、まるで吸い込まれるように、彼女の中が動き、奥へと引き込まれていく。 「うわっ!」 「どうですか?私のお尻は出す穴じゃなくて、入れる穴♡だからこんな事も出来ちゃうんです♡」 腰を引いたら、勝手に彼女の奥に吸い込まれてしまう。 「んっ♡♡」 ミドラーシュが力を込める度に、僕のモノが根元まで飲み込まれ、ふわふわとした腸内に包まれる。 「はーっ♡はぁーっ♡♡」 ミドラーシュはお尻に力を込め、僕のモノを締め付ける。 「どうですか?♡私の中で、びくびくってなってるの分かりますよ♡」 そのまま、ミドラーシュはお尻を締めたり緩めたりを繰り返し、思わず呻き声を出してしまう。 ミドラーシュはお尻を締め、僕の射精を促す。 「ふふ♡マスター可愛い♡ほら、出してください♡♡」 僕はミドラーシュの中に、ありったけの精液を放った。 「あは♡いっぱい出てますね♡♡」 どくどくと、彼女の中に大量の白濁を流し込む。 いや、彼女の中に飲み込まれていく、と言った方が正確かもしれない。 うぞうぞと動き、尿道に残った分までしっかりと搾り取られてしまった。 「ふぅ♡♡」 やがて、彼女のお尻の動きが止まる。 「はい、これでおしまいですね♡」 先端までしっかりと吸いついてくるミドラーシュの肛門から、名残惜しさを感じつつ、ずるりと抜き取る。 すると、彼女の肛門は一滴も精液を逃さないように、キュッと口を閉じていた。 「ふふ、何がしたいか分かっちゃいました♡お尻の穴に入れたまま、お外を歩くんですね♡♡」 そう言って、彼女は微笑む。 「うん、それでさ、さっき言ってた一緒に外に出る方法だけど‥‥」 そう言って、僕が指を鳴らすと、ミドラーシュの腕と脚が外れ、ごろんと転がった。 「へ?」 手足が無くなり、ミドラーシュは呆然としている。 手足まで生身の肉体にしようとイメージしても、それはミドラーシュでは無くてウィンダだという意識が働くのか上手くいかない。 だから、彼女を隣で歩かせる事はやめて、持ち運び出来る物にする事にしたのだ。 「良いですよ♡その代わり、優しくしてくださいね♡」 無防備なミドラーシュは、仰向けのまま僕にアピールしてくる。 「‥‥乱暴にしたいなら、それはそれで受け入れますけど♡」 僕はミドラーシュの身体を持ち上げると、この為に用意したリュックに入って貰う。 「んっ♡」 バッグはミドラーシュの身体に合わせた物だけれども、彼女の豊満な胸はその中で圧迫して形を変える。 「じゃあ、行こうか」 僕は、リュックを前に抱えて、部屋を出た。 「はい、お願いしますねマスター♡」 ミドラーシュをリュックの中に入れ、外を歩く。 今の彼女はどちらかと言えば生身に近い状態なので、彼女の体温がリュックの中から伝わってくる。 荷物も含めて持っている為、結構重たい。 「えへへ、こうしてると、ずっとマスターに抱きしめられてるみたいですね」 誰かに見られると駄目だから、こうしてリュックの中に完全に入って貰っているけれど、楽しめているようなら良かった。 とはいえ、外でのミドラーシュは流石に目立つ。 だから、まずは自然豊かな公園に向かう事にする。 「はーい、楽しみにしてますね」 ミドラーシュの返事を聞きながら、ゆっくりと道を歩いていく。 ミドラーシュの身体が、僕の歩くのに合わせてリュックの中で動くのを感じる。 しばらく歩いて、丁度良さそうな場所を見つけたので、そこで休憩を取る。 「到着しましたね‥‥重く無かったですか?」 「全然大丈夫だよ」 僕はそう答えながら、地面に腰を下ろし、ミドラーシュの入っているリュックも横に下ろし、側面のジッパーを開く。 「うわっ‥‥」 いきなり明るくなったせいで、ミドラーシュは驚いているようだった。 外にバレないように、開くのは最小限に抑えていたが、それでも薄暗い所に慣れてきた目には眩しいだろう。 「大丈夫?」 「はい、ちょっとびっくりしただけですから」 僕はミドラーシュが外に見えないように、こっそりと彼女に外の風景を見せる。 「わぁ‥‥」 ミドラーシュは、嬉しそうに声を上げる。 そこには一面の花畑が広がっていた。 「綺麗‥‥」 ずっと家に居るとよりはと、彼女を余り外に出さなくても大丈夫な花畑に連れてきたのだが、正解だったようだ。 「どう?気に入った?」 「はい!とっても!」 ミドラーシュは目を輝かせて、外の光景を見つめる。 その様子にほっとしつつ、彼女が喜ぶ姿を眺めた。 とは言え、ずっとリュックを開けていて、誰かに見られてしまうと不味い。 女の子をリュックに入れて持ち運ぶなんて、傍目から見たらただの変態だ。 「ミドラーシュ、そろそろ次の場所に行こうか」 「はい」 ミドラーシュは素直に返事をする。 リュックを閉め、再び背負うと、また歩き始める。 「次はどこに行くんですか?」 「そうだね、もうすぐ着くよ」 「ふふ、早く着かないかな」 「焦らないで、ちゃんと連れていくよ」 ミドラーシュは、まるで遠足にでも行くかのようにわくわくしていた。 僕達は暫くの間、目的地に向けて歩いていた。 とはいえ、彼女も出かける前にあんな事をしたのだから、何となくは気づいているのかもしれない。 僕が向かった先は、いわゆるラブホテルという奴で、一応事前にネットで、一人で入れるか調べておいた。 こういう施設には、男一人だと入れないところもあるらしいが、幸いここはそうではなかった。 人数でなく部屋で料金が決まるのもあり、ミドラーシュの分を踏み倒しているような気もしない、というのも選んだ理由のひとつだが。 「へぇ~‥‥」 部屋の中に入ると、リュックから出したミドラーシュは、きょろきょろと興味深げに周りを見る。 「知識はありましたけど、実際にはこんな感じなんですね」 「‥‥そういえば、ミドラーシュの知識ってどういう風に仕入れてるの?」 「んー、設定として知ってる事と、後はマスターのイメージから何となくですね」 まあ、この辺を考え始めると、今こうして目の前に居る彼女が何なのか、を考える事になるから辞めておこう。 ミドラーシュを持ち上げて、ベッドに寝かせる。 ずっとリュックの中に居たからか、蒸れて甘い匂いが漂ってくる。 そして、もう一つ。 彼女の他に、ここで使う為に用意した道具を、肩下げのバッグから取り出す。 ローター、アナルパール、バイブ、電マ、吸盤付きのブラシ、その他諸々。 これらを使って、彼女を気持ち良くさせてあげるつもりだ。 「あ、あの、これ全部使うんですか‥‥?」 流石に多すぎたのか、ミドラーシュは若干引き気味に聞いてくる。 とは言え、今の彼女は無防備その物。手足も無いし、抵抗出来ない。 「うん、ミドラーシュは沢山可愛がってあげないとね」 僕はそう言って、スマホを取り出す。 「それじゃ、これ全部使うから、事前に記念撮影しておくね」 そう言うと、僕はカメラアプリを立ち上げる。 蕩けた顔のミドラーシュのお腹を指でなぞり、 「これから私♡この玩具ぜーんぶ使われちゃいます♡」 という文字を身体の上に落書きしてやる。 イメージの反映は、こういう事も出来るから便利だ。 そして、無防備な身体の横に、沢山の性玩具に囲まれ、これから彼女が使われるのだと示す写真を撮影する。 「じゃあ、早速使っていくね」 「はい♡」 まずは、ローターから。 電源を入れると、フィィィン、と言った作動音が部屋に響く。 小さく丸っこい形をしたそれを、ミドラーシュの無防備な身体に這わせていく。 「んっ♡」 ミドラーシュは敏感に反応し、甘い声を漏らす。 胸の先端に当てると、ローターに弾かれた乳首がふるふると震えて可愛らしい。 「あっ♡ああっ♡それっ♡」 そのまま押し当てていると、ミドラーシュは身体を捩らせる。 沢山あるのだ、テンポよく使っていかないといけない。 「ひゃうぅ!?」 次に使ったのは、吸盤のついたブラシ。 「やぁっ♡あああっ♡」 柔らかい毛の生えたそれを、彼女の乳首に吸いつかせて動作させる。 「これはどう?」 「は、はいっ♡いいですっ♡」 一つ一つ、彼女の身体の反応を確かめるように、色々なおもちゃで弄んでいく。 ディルドを使う時には、一番弱い所がどこなのかを探り、そこを中心に攻める。 「んやぁああ♡これっ♡ここぐりぐりしないでっ♡」 「嫌じゃないよね?」 「はいぃっ♡きもちいいれすっ♡」 ミドラーシュの弱点を見つけた僕は、そこばかりを攻め立てる。 「イキますっ♡イきますっ♡」 「良いよ、その為に沢山用意したんだからね」 ミドラーシュは絶頂を迎え、秘部から潮を吹き出す。 「はぁ♡はぁ♡はぁ♡はぁ‥‥♡」 「次はこれを挿れるね」 「え、まっ―――」 ミドラーシュの静止を無視し、今度はバイブを挿入する。 振動機能付きだから、さっきとは違い、一定のリズムで膣内を責められる。 「あっ♡これだめぇ♡」 「駄目じゃないよ」 「だめなのぉ♡これ知らないっ♡おかしくなっちゃうぅ♡」 ミドラーシュは涙を流しながら喘ぐ。 その次は、アナルパールを挿入する。 入れたパールをぐちゅ、ぬぷ、と水音をさせながら排泄させると、朝入れた精液が掻き出されるように流れ出る。 「お゛っ♡あ゛っ♡ん゛あ゛ぁ゛っ♡」 ミドラーシュは獣のような声で鳴く。 新しい玩具を使う度、彼女の喘ぎ声が変わり、それが楽しい。 「よし、反応良さげなので色々準備出来たし、最後はこれかな」 乳房、膣、肛門。 それぞれに彼女の反応が特に良かった玩具が取り付けられ、彼女を悶えさせる。 「あっ♡あっ♡あっ♡ああっ♡これっ♡ごれっ♡♡♡♡」 ミドラーシュの表情が快楽に染まっているのを確認してから、僕は電動マッサージを彼女の子宮上辺りに添え、スイッチを入れた。 「あ゛ッ!!!!あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」 ミドラーシュは絶叫しながら全身を痙攣させる。 それと同時に、股間からは潮が吹き出し、ベッドに飛び散った。 「あ゛~~♡あ゛ぁ゛~~~~~~♡♡♡♡♡♡」 ミドラーシュは白目を剥いて、舌を突き出していた。 手足が今は無いせいで、快楽から逃れる事も出来ず、ただひたすらに受け入れ続けるしかない。 ベッドの上で悶え、叫び続けるミドラーシュが、糸が切れたように気を失ったのを確認すると、僕は準備に入った。 彼女から玩具を取り外し、ベッド横に並べる。 「ミドラーシュ、起きて」 そう言いつつ、彼女のクリトリスを摘まむ。 「んひっ♡」 ミドラーシュはびくんっと身体を震わせ、意識を取り戻す。 「お疲れ様、凄い乱れっぷりだったよ」 「あ、ありがとうございます‥‥♡」 ミドラーシュは顔を赤らめ、俯く。 「それじゃ、玩具全部使った証拠の写真撮ろうか」 彼女の横には、さっきと同じように沢山の玩具が並んでいる。 そして、それぞれの玩具には、たっぷりと彼女の愛液が絡みつき、彼女の中にどれくらい入ったのかを教えてくれる。 「この玩具ぜーんぶ使われちゃいました♡」 と、彼女の下腹部に書いた文字を書き換え、 恥ずかしそうに蕩けたミドラーシュの写真を撮る。 「えっと、それじゃあ、今度は私の番ですね♡」 ミドラーシュが、淫らな笑みを浮かべ、舌なめずりをする。 「沢山玩具を使ってくれたから、貴方も玩具で気持ちよくなってください♡」 彼女の花弁が、ひくひくと蠢き、僕のモノを飲み込もうとしているのを感じる。 「今日は貴方専用の極上オナホです♡好きなだけ使って下さい♡」 ベッドの上に並んだ玩具に絡んだ玩具から、彼女の蜜の匂いが漂い、部屋の中は性臭に包まれていた。 玩具の真ん中で横たわる彼女は、まるで本当に玩具になったかのように見えた。