熱く重なる二人の体は汗で滑り、レバニラ先輩の熱い体温がブリブリウルフの背中に直接伝わってきた。その灼熱感が彼を貫き、内側からも外側からも体温が急上昇する。 「レッドバーニングライオンさん…あ、熱い…!」 ブリブリウルフは、荒く息を吐きながらも笑みをこぼす。目の前の陽気な先輩の激しい動きに戸惑いながらも、その狂おしいほどの熱に惹かれていた。相手の本名を呼ぶたびに、さらに深く燃え上がるような感覚が襲う。彼の中で揺れる情熱と冷気がぶつかり合い、全身に快感の波が広がっていく。 「大丈夫か?ブリリアントブリザードウルフ、無理はしないでいいぞ」 レバニラ先輩は心配そうに声をかけながらも、その動きを止めることはなかった。その声には本気の優しさが滲み出ている。しかし、ブリブリウルフは首を横に振り、むしろその優しさに甘えたくなる自分を否定するように言い返す。 「いや…そのまま…もっと…強く…お願い…」 その一言でレバニラ先輩の目が鋭く輝く。ブリブリウルフの心の奥底にある熱望を感じ取った彼は、より激しく腰を打ち付ける。体内で熱がさらに暴れ、氷と炎の絶妙なバランスが崩れそうになる。 「これでいいのか?ブリリアントブリザードウルフ…お前、意外とドMじゃないか…?」 「違います…! ただ…レッドバーニングライオンさんに…されるのが、嬉しいだけで…!」 ブリブリウルフの顔は完全に赤く染まり、彼の言葉は喘ぎ混じりで途切れ途切れだった。しかし、その瞳には決意と欲望が交差する。レバニラ先輩はそれに応えるように彼の耳元に顔を寄せ、囁くように言う。 「お前のその気持ち、しっかり受け止めたぞ…」 その瞬間、さらに深く押し込まれ、ブリブリウルフの体は限界に達する。体内でぶつかり合う熱と氷のエネルギーが頂点に達し、彼の意識は一瞬白く飛びそうになる。それでも、彼はレバニラ先輩の腕の中で必死に耐え続ける。 「うぉぉぉ…!」 レバニラ先輩が大きく声を上げ、最後の力を振り絞って動く。その激しさに、ブリブリウルフの体はピクンと反応し、ついにその瞬間が訪れた。 「も…もうダメ…!」 彼の体は一瞬にしてガクンと崩れ落ち、レバニラ先輩の腕に支えられる。 ブリブリウルフは完全に力を失い、レバニラ先輩の逞しい胸板にしなだれかかる。彼の全身は火照り、肌には汗がきらめき、息も荒い。体の中を流れる熱さが徐々に消えていくが、それでも心にはまだ微かな炎が燃えている。 「すごかったな、ブリリアントブリザードウルフ…」 レバニラ先輩は笑いながら彼の背中を優しく撫でる。その温かな手のひらの感触に、ブリブリウルフは安心感を覚える。普段は無口で控えめな彼が、ここまで自分をさらけ出せたのは、レバニラ先輩が見せてくれる無償の優しさと情熱があったからだ。 「はい…レッドバーニングライオンさん…でも、こんな自分…恥ずかしいです…」 ブリブリウルフは顔を伏せ、微かに震えながらも素直に自分の気持ちを吐露する。だが、レバニラ先輩はそれを聞くと、大きな手で彼の顎を持ち上げ、真剣な眼差しを向ける。 「何も恥ずかしくないさ。お前の本音を聞けて、俺は嬉しいぞ」 その言葉に、ブリブリウルフの瞳には涙が浮かぶ。普段、誰かに心を開くことができなかった彼が、この瞬間、初めて自分の弱さを認め、受け入れられたことに感動していた。レバニラ先輩の手が彼の頭を優しく撫で、耳元にそっと囁く。 「…まだ、終わってないぞ」 その言葉の意味を理解する前に、再びレバニラ先輩の手がブリブリウルフの体を探り始めた。先ほどの熱が消えかけていた彼の体は、またもや少しずつ熱を取り戻していく。汗ばんだ肌が触れ合うたびに、互いの体温が混じり合い、新たな興奮が湧き上がってくる。 「レッドバーニングライオンさん…!」 ブリブリウルフはもう一度、彼にしがみつく。先輩の圧倒的な存在感に包まれ、心も体も支配される感覚が心地よい。レバニラ先輩は彼の腰をしっかりと掴み、再びその身を奥深くまで沈める。 「お前が望むなら、何度でもだ」 その言葉と共に、再び熱が体内に押し込まれ、ブリブリウルフの背筋がビクンと跳ねる。獣戦士たちの激しい交わりは、燃え上がる炎と凍てつく冷気の融合として再び始まる。