皆さんは、『ブルーアーカイブ』について知っているだろうか。  異常な世界観、完全にアウトなパク…オマージュの数々、開発の思考がイカれているなどの悪評は聞いたことがあるだろう。  しかし、実態についてあまり知らない人も多いのではないだろうか。  ソシャゲ界の超問題児として有名なこのゲームもそろそろ 1周年である。  なので、サービス当初からのプレイヤーである私がこのゲームの歩んだ道筋を振り返って行こうと思う。  必要な場合を除き生徒名など一部の固有名詞やストーリーの細かい部分の説明は省かせてもらう。あくまで当時の振り返りなのでストーリーを全て書くことはないがどうしても触れてしまう箇所はあるので注意してほしい。  最初に言っておくが初めに書いた悪評は全て事実である、反論のしようがない。  しかし間違いなくいいところもあるゲームなのだ。     ・リリース前PV  最初の発表時点ではまだ普通のソシャゲの皮を被っていた。透き通った世界観などと言われていた当初からしたら今のブルアカは想像がつかないだろう、というかついたら怖い。  次第に「オス」などのワードが出るなど少しずつ本性を表していたが開発元が海外であることもあり誤訳か何かだろうと大半の人はスルーしていた。 ・チュートリアル  我々の予想は甘かったと言わざるを得ない、何せ最初のシーンがこれだ。 (電車の中にいる少女が見える) 謎の少女: 「私のオスです」 先生(主人公):(困惑しつつ目が覚める) 七神リン: 「私のオスですか?」 先生:「じゃあ君は私のメスなの?」 リン:(婚姻届を差し出す)  困惑の連続であった。  そして他の生徒たち4人と出会い、3人から同じように「私のオスですか?」(以下わたオス)と聞かれることになる。  その後も詳しいことは省くが同じように困惑するモノであった。  なお4人のうちわたオスしなかった1人は数少ない綺麗な生徒である、ぜひ可愛がってあげてほしい。  ちなみにわたオスをした生徒はわたオス勢と呼ばれ、初期は危険な生徒を判別できるとされていたが変則的なわたオスやわたオス関係なく危険であったり安全なわたオス勢もいるためあまり参考にならない。 ・その他特筆すべき人物 プラナ:『シッテムの箱』(タブレット端末のような何か、先生を守る重要なアイテム)の中にいるAI。先生にとっては娘のような存在らしい。 狐坂ワカモ:七囚人(矯正局から脱獄した凶悪犯7人、矯正局は刑務所のようなもの)の1人、「災厄の狐」。 煽動に長けたテロリスト。この後のアビドス編で重要な役割を果たす。  なおこのチュートリアルにより約7割の人間が離れたとされる。 ・アビドス編第1章、第2章  ここまで含めて世界観のチュートリアルとするプレイヤーもいる。  筆者もこの考えに賛成である。理由はチュートリアルだけでは世界観を受け止めきれないと思われるからだ。  なおプレイヤー間で多く使われるスラング「屋上」や卑しい生徒や性欲に正直な生徒を苗字呼びするものはここが発祥である。  セクハラなどはあるもののアビドス編は(比較的)受け入れやすいストーリーであるため、チュートリアルで離れかけた人は是非ここまでプレイしてから考えてほしい。 ・特筆すべき人物 小鳥遊ホシノ:屋上の生みの親、メインヒロインとも呼ぶ人もいる、ただしだいぶヘタレ。ピンク髪ヒロイン1号。 鬼方カヨコ:鬼方の名で恐れられる。こわい。登場当初から異様な存在感を見せた。定期的に登場しては強烈なインパクトを残していく。 砂狼シロコ:初期はマトモだとされたが後日イベントにてエロ売りをして金を稼ごうとする描写や金の亡者な面を見せた。  運営が短期間にエロ衣装を出しまくる極悪なガチャ更新期間があったことなどから運営に砂狼がいると言われ、転じて砂狼Pとも呼ばれる。 ワカモ:チュートリアルで登場したワカモは百鬼夜行という学園所属なのだがアビドス編などアビドスと一緒にいることが多く、ワカホシなどのカップリングができるほどであり、アビドス所属や百鬼夜行(嘘)などとネタにされている。