祭後終 ☆基本プロフィール 年齢:26歳 身長:168cm 住居:最低限の家具しかないマンションの低層階に一人暮らし 身体:右腕に過去の事件で負った傷が今も残り、痛むたびに過去のトラウマが甦る 好み:タバコは吸わない/好きな食べ物は特に無いが、味覚障害気味から極端に濃い味を好む(砂糖たっぷりのコーヒーなど)。 ───────────────── ☆概要・現在の姿 傷だらけのユキアグモンを保護したことをきっかけに、デジタルワールドの騒動に巻き込まれる。 表向きは「気のいい兄貴分」として振る舞い、仲間たちに信頼されている。 だが本質的には、「誰も傷つけない立派な大人」であろうと苦しみ続けている男。 リアルワールドに現れる野良デジモンを追い返し、悪人や組織と対立する過激な自警団的存在。 警視庁からもマークされ、電脳捜査課(鳥藤すみれ、竜崎大吾など)と逃げる・追われるで漫才のような関係を繰り返す。 戦闘では冷静かつ戦略的。力押しではなく環境や心理を操るタイプ。 ユキアグモンとのコンビネーションは、ボケとツッコミの軽妙さが特徴。 しかし、普段の陽気な振る舞いはすべて演技であり、本人は「虚言癖」と自認している。 ───────────────── ☆性格と特徴 @一見ドライだが情に厚くコミカル 基本的に気のいい兄貴分として振る舞い、誰に対しても気さくな態度を崩さない。 シリアスな場面でも軽口・皮肉・つまらないギャグを織り交ぜ、普段は二枚目気取りの三枚目として飄々と振る舞う。 ユキアグモンとのやり取りはボケとツッコミのような軽妙さがあり、警察相手との関係でも逃げる・追われる掛け合いが漫才のように繰り返される。 オアシス団たちに対してもツッコミを入れながらなんだかんだで付き合う姿勢が見られ、交流の幅が広い。 戦闘では仲間の生存を最優先に考え、力押しではなく環境や心理を活かした冷静で戦略的な立ち回りを得意とする。 土壇場ではしっかりと熱くなれる芯の強さを見せ、言い訳せずに素直に謝る誠実さを持ち合わせているので信頼を寄せる者も少なくない。 ───────────────── A虚言癖と「いい人」の仮面 彼が見せる明るさや兄貴分らしさは、多くが演技として積み重ねられたものにすぎない。 他人を傷つけ、そのことで自分が嫌われたり傷つくのを恐れる彼は、10年以上にわたって「いい人」であり続けようとしてきた。 咄嗟に「誰かが求めていそうな言葉」を口にするが、その行動は後から見れば辻褄が合わないことも多く、振り返るたびに「無責任な善意をばらまいてしまった」という悩みに苛まれる。 過去に親友たちを裏切り失った痛みから、今でも誰かに頼られることを心の底で怖れている。 それでもなお、あらゆる全ての理想の人間(シュウはこれを【光】と呼ぶ)であり続けようとする意地だけが残り、救うことを止められない。 その行動は結果的に人を助ける場面もあり、「救う→頼られる→また恐れる」という負のループの地獄に自らを閉じ込め続けている。 長年いい人のフリを重ねた結果、演技と本音の境界は曖昧になり、今では意識せずとも「いい人の振る舞い」が自然にできてしまうほどに染み付いている。 そんな自分を「偽善者で嘘つき」と自嘲し、内心では嫌悪している。 大人・自己嫌悪・自己否定・責任…それら全てから抜け出すために、彼は「誰かを救うことで身代わりとなって死ぬ」ことを望むようになっている。 こうした精神の負荷は身体にも影響を及ぼし、味覚障害が発症。現在では、極端に濃い味を好む嗜好が目立つ。 ───────────────── Bそのた 強い責任感を持っているが、それ以上に自己否定が強く、失敗や問題を自分の責任として過剰に背負い込む傾向がある。 自分が好かれるとは思っておらず、優しさや許しに対しても本当に受け入れられたわけではないと考えるなど、悲観的で肯定を信じきれない。 その上、自己評価が低さから他人の善意を真正面から受け取ることができず、好意や同情を向けられると「自分はそんなに簡単な人間ではない」と感じて逆に距離を取ろうとする。 他人に期待しないし、期待されることも避けたいと考えている。一方で、「理想の存在」ではありたいという強い願望がある。 人間関係は基本的に良好で表面上は柔らかい印象を与えるが、プライベートな話題には踏み込ませず必要以上に深くは関わらない。 命を懸けて仲間や子供を守ることに躊躇はない。自己の生存を勝敗の条件に含めることはなく、必要とあらば自己犠牲を選ぶ。 食べ物に対する好き嫌いは特になく、自分の「好きなもの」を明言することを避ける傾向がある。 現在の生活の多くを「死ぬ前に見る夢」のように感じており、ミヨの捜索とユキアグモンの育成だけが「現実」として認識されている。 ───────────────── ☆過去 @9歳、春 シュウが親友・結城啓明(タカアキ)と出会ったのは小学3年生の頃だった。 タカアキの部屋にランドセルと教科書を散らかし、二人は並んでゲームのコントローラーを握っていた。 シュウが遊んでいたのは、当時大流行中のTPSゲーム・ダイヤモンドシューターズ(通称:ダイシュー1)。 その実力に驚いたタカアキは興奮し、シュウを仲間に引き入れることを決めた。 タカアキは来年発売されるダイシュー2の全国大会に出場すると夢を語り、その場でもう一人の友人・藤原遼輔(リョースケ)に紹介しようと玄関から飛び出す。 この日、シュウはタカアキの笑顔に初めて「友達」と呼びたい存在を感じた。 父親は仕事に明け暮れ、母親も家にあまりいない彼にとってタカアキは孤独から救いだしてくれた存在であった。 夜空に光る一番星のような、手を伸ばせば届きそうで届かない光だった。 この出会いをきっかけに、シュウ・タカアキ・リョースケの三人は、ジェムブラスターズと呼ばれるダイシューの小学生チームとして活動を始めることになる。 だが、その光はやがて影と痛みを残す運命へと繋がっていく。 ───────────────── A11歳、夏 二年後。大会準決勝の前日、シュウの家庭は崩壊を迎える。 母親・美々の不倫と出産が発覚。父・瑛都は怒りをにじませながらもヒステリックに喚く妻との対話は不可能と判断し、シュウを連れて家を出た。 感情を抑えつつも理性を保っていた父はホテルにシュウを預け、一時的に避難させる形を取った。 突然の環境の変化にわずか11歳のシュウは呆然とし、翌日のゲーム大会へ行くことなど考える余裕すらなかった。 母が机を叩く音は耳に焼きつき、今も「ドンドン」という音は彼の中に根強く残っている。 (かつてはその音を聞くだけで身体が固まったが、それだけは克服している) その頃、会場でシュウを待ち続けたタカアキはやがて彼を探しに飛び出した。 それを追うようにリョースケもまた、外へと駆け出していく。 だがその先でタカアキは交通事故に遭い命を落とし、リョースケも巻き込まれ右足に重い傷を負った。 事故の原因は彼らと運転手双方の不注意だったが、シュウにとっては「自分のせい」であるという事実しか残らなかった。 その報せは、ホテルのテレビから偶然流れたニュース映像によって知ることになる。 ショックと絶望の中シュウは部屋の物を手当たり次第に破壊し、その際に右腕に深い傷を負った。 今もその傷跡は身体に残り、痛むたびに過去の痛みと向き合わされ続けている。 リョースケは右足に松葉杖が必要となる後遺症を患った。 タカアキの死後、シュウはそのまま父に連れられ転校を余儀なくされ「夏休み明けに消えた存在」となってしまった。 そんな彼を覚えているのはリョースケなどの一部の人間だけである。 ───────────────── B【光】への執着と歪み この出来事は、シュウの【光】への執着と、他人の期待に応えられなかったことへのトラウマを生んだ。 シュウにとって【光】とは、タカアキの示した無償の善意や他者を守る強さ…自分の理想だった。 しかし、タカアキの死によってその理想は過剰に美化され、シュウ自身を縛るものとなった。 タカアキ自身決して完璧な人間ではなく、勉強が苦手で感情的な少年だった。 悩みや弱さを抱えながらも、持ち前の明るさで誰かを助けようとする姿勢こそがシュウにとっての本来の【光】だった。 彼が生前残した「誰かのために頑張れる人が立派な大人」という言葉を強く信じ、それを果たさなければならない・果たせない自分は「存在価値の無い汚れた自分」と否定するようになった。 ───────────────── 18歳、春 高卒で社会人一年目となったシュウは家庭崩壊の痛みと親友の喪失を抱えながら、父親から逃げるように一人暮らしを始めていた。 そんなある日、彼は塾帰りに時間を潰していたミヨと偶然出会う。 ミヨは美々が浮気相手(視否 深一)との間に作った子供であり、生まれながらにして家族の軋轢の象徴だった。 深一はミヨの出産を知るとすぐに彼女を捨て美々は貧しい中でギリギリネグレクトではない形で育てるが、次第にその怒りや不満を元夫・瑛都に責任転嫁するようになっていった。 そんな環境の中で育ったミヨはヒステリックな母に嫌気がさし、塾帰りに時間を潰すことで家への帰りを遅らせるようになる。 そしてその帰り道で偶然シュウと出会い、互いに兄妹とは知らないまま親しくなっていく。 ミヨに依存されていくシュウも、【光】でありたいと願いながら期待されることが怖いという矛盾を抱えたまま彼女との関係を続けていった。 だが、ミヨがその存在を母に話してしまったことで事態は急変する。 美々はシュウの名前を聞いた途端「元夫・瑛都との失敗した過去」がいま自分の目の前に戻ってきたかのような錯覚に囚われる。 自分の全肯定装置だったミヨが「過去に汚された」と感じ、異様な焦りと怒りを募らせていく。 彼女は暴力を振るうことはなかったが、ヒステリックな言葉や態度でミヨを精神的に追い詰めていく。 その怒りの矛先は次第にエスカレートし、家庭内の空気はさらに悪化していった。 この騒動によりミヨは二人が血のつながった兄妹であることを知る。 だが二人は互いにその歪んだ絆を理解しつつ、どこかぎこちないまま「普通でいよう」とする関係を続けていた。 この頃のシュウにとってミヨは、救いであり、戸惑いであり、壊れた家族の中で唯一まだ繋がれる存在だった。 ───────────────── D24歳、夏 本編開始の一年半前、24歳の夏。 シュウにとって唯一とも言える家族・ミヨがデジタルワールドの騒動に巻き込まれて失踪する。 この事件をきっかけに、かねてより不安定だった美々は完全に錯乱し怒りの矛先を瑛都へと向ける。 そして美々は瑛都を包丁で滅多刺しにし、植物状態に追い込むという事件を起こしてしまう。 (彼女はその後、数時間の逃亡の末に逮捕された) この出来事により、シュウは「自分が【光】になって誰かを救う」という理想が現実には通じないと痛感する。 それでもミヨだけは救いたい。せめて彼女には自分のような人生を送らせたくないという切実な願いが、彼の胸に深く刻まれる。 警察や情報屋と連携しながらミヨの失踪を独自に調査していたある夜、怪我だらけで倒れていたユキアグモンとの出会う。 彼の中にかつての自分を思わせる純粋さを見出だしたシュウは彼を導くことで、諦めかけていた「理想の自分」を再構築しようとする。 だがそれは、「自分のような汚れた存在を消し去り、理想の自分だけを残す」という極端な自己救済の始まりでもあった。 シュウの【光】への執着は、ただの理想主義ではない。 それは自己否定と自己救済の狭間で揺れ動く、痛みと執着の混合物だった。 シュウはタカアキ(を過剰に美化)し、彼の残した「誰かのために頑張れる立派な大人」という言葉に囚われている。 その理想を追い続けるうちに、「理想の自分」と「汚れた自分」の二極化が進行していく。 ユキアグモンはその象徴となり、彼を守り導くことでシュウは【光】を体現しようとする。 だがその果てに辿り着くのは、理想以外の自分は不要だという歪んだ結論なのだった。 ───────────────── ☆シュウの現在の目的 @ミヨの行方を追うこと ミヨがデジタルワールドの騒動に巻き込まれ失踪して以降、シュウは彼女の行方を追い続けている。 野良デジモンの撃退や犯罪組織との戦いを繰り返しながら独自に調査を進め、ついにデジタルワールドに手掛かりを見つける。 デジタルワールドにて「デジモンイレイザー」と呼ばれる少女がミヨを幽閉していると知り、彼女の拠点である五つのイレイザーベースを攻略する。 だが最終的に、ミヨこそが「デジモンイレイザー」その人であると判明。なぜ彼女がそんな行動をとっているのか、その真意を知ることがシュウの大きな動機となっている。 A ユキアグモンを導くこと 密かにかつての自分を重ね、あの頃の自分のまま成長して欲しいと一方的な理想像を押し付けている。 それはユキアグモンの意志を無視した、自己救済のための行為に過ぎない。 シュウは自分を「汚れた存在」と捉えており、「綺麗なままの理想の自分」をこの世界に残すために、ユキアグモンを自分の“代替品”として完成させようとしている。 最終的にはどさくさに紛れて死ぬことで、その目的を果たそうとしている。 彼は【光】を追い求めながら、同時に深い自己否定と歪んだ救済願望に囚われている。 ───────────────── ☆ダイヤモンドシューターズ(ダイシュー) 17年前に発売された家庭用TPS型アクションゲーム。 小中高生に人気を博した。3vs3のチーム戦・陣取り要素が特徴。 銃撃は非致死性のエネルギー弾であり、「撃ち合いではなく遊び」というポップな世界観が支持された。 シュウ・タカアキ・リョースケの三人はジェムブラスターズというチームを組んでいた。 @歴史 2002年:ダイシュー1  家庭用ゲーム機で爆発的に流行。1.5などアップデート版ソフトも発売された。 2008年:ダイシュー2  全国大会が開かれ、幅広い年齢層からeスポーツの先取りといった様相を見せる。 2014年:ダイシュー3  売り上げは凄まじかったが、テーマパーク建設の失敗やイベントの乱発により運営会社が破綻。 2020年:ダイシュー4  運営会社の変更。以後、バランス崩壊・悪質な課金要素・作風を無視した悪辣な新設定が導入され、プレイヤー離れが進行。 2023年:ダイシュー5  シリーズ最新作。納期の短さから来るバランスや再現性の無いバグで過疎化し「古参プレイヤーたちが義務感で残っているだけ」と揶揄される状況。 2025年:ダイシュー6  年末発売予定。現在の開発チームにあまり期待はされていない。 Aシュウのプレイスタイル シュウは現在かつてのチーム名「ジェムブラスターズ」を名乗り「傭兵(マーセナリープレイ)」として、どのチームにも所属せず個人スコア最優先の立ち回りを徹底している。 これは、かつてタカアキと交わした「ずっとダイシューを続ける」という約束のために今もトップ帯に留まり続けている。 一方チャットやVCには一切参加せず、無言のトップランカーとして孤独にプレイしている。 仕事と両立していてもトップランカーであるくらいの実力を持っているが、もはや楽しんでプレイしているわけではなく、続けることそのものが贖罪と化している。 ───────────────── ☆関係性 @自キャラ ○ユキアグモン  「汚れていないあの時の俺」  -単純。熱血バトルバカ。  -日常的に口喧嘩をするが、互いに信頼は厚い。  -友達を救えず臆病になったシュウが「もしも汚れずに成長できていたら」と考える、理想になれる可能性を持った自分。 ○祭後 瑛都(えいと)  「父親」  -学者らしい。立派な人だとは思う。  -大学に行かず、出ていった自分をよく思っていないのは知っている。  -仕事ばかりで家にいた記憶はあまりないが、なんだかんだ自分を18年育ててくれた。 ○視否 深一(しいな しんいち)  「会ったことはない」  -認めたくはないが、ミヨの父親。  -母さん(あのひと)を捨てて普通に恋人と結婚して立派な父親をしているらしい。  -息子の名前は希望(のぞむ)くん…らしい。 ○時令 狼渡  「強い。強いが負けるつもりはない」 ○津久井 深夜  「大切な妹」  -よりによって今の俺に似て友達はいないみたいだ。  -普通に恋愛したり、普通に働いたり…マトモな人生を送ってほしい。  -優等生のフリをしているらしいが、この生意気さからは全く想像はできない。 ○津久井 美々(びび)  「…母親。一応、血の繋がりだけは」  -今思うと、遊び歩いていたんだと理解する。  -あんなんでも親だったが、もう会うことは無いだろう。 ○藤原 遼輔  「かつてのチーム仲間」  -会わせる顔が無い。  -穏やかで、真面目で、優しい。尊敬している。   ○面乗 跳雨  「変な事はやめておけ」 ○結城 孝明  「届かない光」  -熱くて、誰かのために走れる。尊敬している。 A他キャラ ○相原 浩介 「昔から変わらないってのはこういうヤツの事を言うんだろうな」  -真っ直ぐで、強くて、優しい。自分がなれなかった存在に近い人物だと思っている。  -今でも変わらず頼れる男である彼に、劣等感と憧れの混ざった感情を密かに抱いている。 ○青井 ヨネ 「鼻につくが、実力は間違いない」  -異世界人A。自己主張が強くて生意気。  -同年代の友達がいるなら大切にしてほしい。  -行動力の高さが羨ましい。高いところに登りたがりがちだな? ○芦屋川 みのり 「普通の子供と違う雰囲気がある子」  -”おじさん”の存在を不穏に思う。  -寂しがり屋。もう少し素直になっても悪いことはないだろう。  -感情表現が控えめだが、ちゃんと心の中では色々と考えているな。 ○東日 蓮也 「お人好し過ぎる」  -ちょっと大きすぎる。どうなってんの?  -彼の強さと優しさを認めているが、危ういとも思う。  -赤いドラコモンはユキアグモンと気が会ってそう。安心。 ○カノン(東日 汐音) 「妹を思い出す少女」  -意地っ張りで生意気な最近の若者。  -ふとした瞬間に妹・ミヨと重ねてしまう。  -故に、守るべき存在。俺の命なんかは安い。 ○唐橋 チドリ 「今更になって腐れ縁になるとは思わなかった」  -感情の読めないタイプ。素面の酔っぱらい。真剣な顔をして冗談を言うな。  -小学校の同級生。昔はあまり他人と絡まず、落ち着いていた気がする。  -情報屋としては有能。勘も鋭く、行動力もあるが一々振り回してくるのが厄介。 ○神田 颯乃 「勇敢で物怖じしない少女」  -子供らしさを感じさせない落ち着きがある。  -しっかりしているが、負けず嫌いで勝ち気に見える。  -片腕の傷に少し共感しているが、自分の自己責任で作ったモノと重ねるのは失礼だ。 ○霧桐 雪奈 「頑張ってるのはわかるが、無理すんな」  -一緒に何ができるかを探していこう。  -本人はたぶん気づいてないが、意外と図太いと思う。  -受動的に見えて仲間を放っておけないところに危うさを感じる。 ○國代 良子 「わりと遠慮なく人の懐に飛び込んでくるな…?」  -家族想い。友達想い。暖かい家庭が羨ましい。  -空気が読めないように見えて、実はそうでもない。  -行動力おばけ。迷う暇があるなら身体を動かしているタイプ。 ○厳城 幸奈 「大丈夫だよとか、簡単に言わないでくれ」  -真っ直ぐさはタカアキを思い出させる。  -迷いなく信じてくる。見てるとこっちが苦しくなる。  -だから守らないといけない。でも、その手に触れるとまた壊してしまいそうで…怖い。 ○神裂 八千代 「キミの道はキミ自身が決めるべきだと思っている」  -イグドラシルとの因縁から共闘できると信じている。  -辛すぎる過去を持つ子供。守らなければならない存在。  -自己嫌悪や贖罪のために動いている姿が、自分の姿と重なる。 ○千本桜 冥梨栖 「君は唯我独尊が過ぎる」  -彼女の正体を知らない。  -傲慢で騒がしい。次会っても見なかったフリをしよう。  -我が道を往く彼女は場の制御をしたがる身としては大変な相手。 ○滝谷 陽奈美 「押しが強い女の子」  -子供である彼女を守らなければと考えている。  -おどおどしたところがあるが、弱々しいわけではない。  -生真面目なドラコモンと仲良し。ロイヤルナイツってなに? ○デジモンジャッジメンター(樫戸 正規) 「いつかその仮面は剥がしてやる」  -なにか「目的」があることを言動の裏に感じており、それが妙に引っかかっている。  -だが、そのためにデジモンたちの命を奪い続ける事が正しいとは思えない。  -イグドラシルと融合させられた妹・ミヨを助けようとするシュウはイグドラシルの破壊を目指す彼等との対立は必然。 ○鉄塚 クロウ 「見た目通りのわかりやすいやつ」  -うお…キミちょっと身長高くないか?  -根が陰側なので実はヤンキーが少し怖い。  -ぶっきらぼうだが仲間を気にかけているのは伝わってる。 ○鳥藤 すみれ 「さっさと彼氏でも作って落ち着いてくれ」  -立場上衝突することが多いが、敵視はしていない。  -小学校の同級生。昔から真面目でめんどくさいけど、その点は信用できるやつ。  -手を伸ばしてくれたら嬉しいくせに、伸ばさないでくれと思ってる。勝手だ、俺は。 ○ハッカーテイマー・ナナシ 「俺の事、好きなの?」  -彼につきまとう影から自分と似た所を感じる。  -敵というよりも放っておけない少年として見ている。  -過去や個性の否定から過去の痛みや孤独を感じさせる。 ○松戸 城士 「強面だが悪いヤツじゃないな」  -なんだか助けてもらってばかりだ。  -いいヤツではあるが…このガタイとこの顔は怖いぞ。  -異世界人。自分の世界に帰ることを優先してほしい。 ○マモ/ガモ 「勝手に子分扱いしてくる騒がしい子供」  -自由な所に自分に無い強さを感じる。  -言動から苦労や裏表のない性格を感じる。  -未来から来たガモの正体には気付いていない。 ○三上 竜馬 「優しくは無いが、拒絶もされていない」  -無口。見透かされている?  -最近の子供ってちょっと身長高くないか?  -守るべき大人である自分が助けられ過ぎている事を危険視。 ○三下 慎平 「斜に構えてるけど、案外仲間想いだよな」  -頭は回る方。意見は聞いた方がいい。  -皮肉屋な貧乏くじ担当。ウンコ連れてるのに。(運だけに)  -ぼやきながらも全員を繋いでいる存在。重要なポジション。 ○リーゼロッテ・モルゲンシュテルン 「不気味な天才」  -年齢を感じさせない目つきや態度に異常性を感じる。  -本質が見えないことが最大の恐怖だと認識している。  -デジモンを道具として使いながら、何か別の意図を隠している気がしている。 ○竜崎 大吾 「俺は悪いコトなんてしたことないんだってば!」  -なんだか付き合くなってきた男。  -誠実で生真面目。気にかけられているのは察している。  -だからこそ、自分の事情に巻き込む事はしたくない相手。 ○KU-100号(浅村 ゆらぎ) 「こんなんだったっけ…こいつ…」  -なんか…えらいことになってるな…  -小学校の同級生。実はタカアキが片想いしていた事を知っている。  -実は金持ちらしく、勝手に俺の事情を調べているらしい。あまり嬉しくは無い。 ○MKT-820号(煉獄 マガネ) 「なんでこんなに騒がしいヤツなんだ…」  -調子に乗りやすく悪役風の演技をするポンコツ。  -面倒くさいと思っているが、付き合いが増えている。  -学生。なにかがあれば守るべき対象なのは間違いない。 ○PL-89号(ピエール伯爵) 「胡散臭さが凄い…!」  -変人だが、案外筋は通っている。  -虚飾だらけのように見えて、内面は意外と硬派。  -誇りや美学がぶれないことに、少しだけ嫉妬している。 ○オアシス団 「気味が悪い不思議集団」  -迷惑。  -存在に疑問。  -正直、日頃のおいかけっこは悪い気がしない。