ローライフが なつのIRCドネートで しょうかんされた 「こんな あついひに そとにでてるやつは イディオットだぜ」  ローライフは ヘンタイIRCきっさの こしつで すずんでいる  カネがないので オイランオプションはつけず かれこれにじかんは アイスコーヒーいっぱいで しのいでいるのだ 「 しかし このみせは れいぼうがいまいちだな きゃくをなんだとおもってるんだ」  ローライフは ぐちぐちともんくをいいながら インターネットに ぼつにゅうしている  …そのとき! とつぜん IRCのせつぞくが きょうせいてきに せつだん!  がめんが あんてん! 「アイエッ!?」  あんてんした IRCのモニターには くろいはいけいに 『じかんぎれな』『えんちょうふか』『またきてね』のもじが 256しょく はっこう! 「クソッ!またこれか!しかたない つぎのみせをさがすか このみせのもんくは インターネットに たれながしてやるからな!」  これで ローライフが みせをかえるのは ほんじつで さんどめ だ ロングポールが なつのIRCドネートで しょうかんされた 「ワオオーッ!」「ブッダをころせ! せいじんをころせ!」「しょうとくたいしの くびをはねろ!」  くろミサめいた ABBMのやがいフェスが おこなわれている 「アイエエエ!ナムアミダブッダ!ナムアミダブッダ!」  ひっしに ブッダにすくいをもとめているのは いけにえにされた わかいボンズだ 「ARRRGH せいじんをころせ! ボンズをころせー!」  ABBMのひとりが ボンズに フランベルジュを ふりおろす!  だが! 「イヤーッ!」  いろつきのかぜとなって インターラプトしたのは もえるボーをてにした ロングポールだ! 「ドーモ!ロングポールです! はんブッダそんざいめ ほろびよォーッ!」  すぐれたボー・ジツにより フランベルジュをはかいすると そのまま ABBMのずがいをも つらぬいた! 「アバーッ!?」 「おお ブッダ! たすかりました!」  たすけられたボンズが ふかぶかと あたまをさげた  それをみたロングポールのめに きょうきがもえる! 「イヤーッ!」 「アバーッ!?」  ロングポールは さきほどのABBMとおなじく ボンズのとうぶを ボーでたたきわった! 「カカッ! ブッダがひとをすくわぬように われもひとをすくおうとはおもわぬ! われは ブッダをころし ブッダセイタンもころし ゆいいつぜったいの そんざいとなるのだ! われいがいはほろびよ!」 「アイエエエ!?」「はんはんブッダそんざいニンジャナンデ!?」  フェスのさんかしゃたちはきょうふ! 「カカカッ! わがにえとなり しょうとくたいしさいたんの いしずえとなれ!」  ロングポールのボーにともされたほのおが きょうきにこおうするように よりはげしく もえる! ウェットワーカーが なつのIRCドネートで しょうかんされた 「ヨー ひさしぶりジャン」  あなたは むかしなじみの ウェットワーカーに こえをかけられた  ヤンクめいたウェットワーカーは へらへらわらいながら きやすいようすで あなたのかたに うでをまわした 「さいきんどーよ? いいしごとあったか? エエ?」  あなたは てきとうなへんじをして のがれようとするが ウェットワーカーは かたにまわしたうでに ちからをこめて あなたをにがそうとしない 「それより はらへってないか? おごってやンよ」  そういって ウェットワーカーは さいふをみせてきた  さいふには ちがついていた 「アァ? これ? あんしんしろよ! おれのじゃねェから! そのへんの だいがくせいを カラテして てにいれたんだぜ!」  ウェットワーカーは けいはくに わらう 「それより いいはなしがあるんだ おまえにも てつだってもらいてェんだよ」  ウェットワーカーは かたにてをまわしたまま ぐっと あなたにかおを ちかづけた 「くわしくは めしをくいながら な」  あなたは にげることが できない…! ヘッズマンが なつのIRCドネートで しょうかんされた  「ヘイラッシェー!」  あなたはぐうぜん ヘッズマンがいとなむ やきそばやたいに たどりついてしまった  「わしは ながねん このオキナワで やきそばやを やっておった! あんさつしゃを いんたいしてからな!」  ジャーッ!ジャッ!ジャッ!  そういいながらヘラで やきそばをやいているのだが どことなく ちからまかせのようにも みえる  めんが ちぎれても おかまいなし!  「なうてのアサシンであったわしは やきそばやでも そのワザマエで なをはせたものじゃ!」  ジャーッ!ジャッ!ジャッ!  あつあつのてっぱんに わぎりになったバイオイカが ぶちまけられる!  いちぶは みが つながったままだ! 「そんなわしが ニンジャとなった! つまりワザマエにワザマエをかけて100ばいだ! わかるか! このさんすうが!」  ジャーッ!ジャッ!ジャッ!  あつあつのてっぱんに やきそばのソースがぶちまけられる!  そのしぶきが あなためがけて とんできた!  あつい! 「やきそばは あおのりが きめてよォーッ!」  ヘッズマンが あおのりのびんを ちからまかせにふる!  すると! ふたがはずれて びんのなかのあおのりすべてが やきそばに ぶちまけられた!  むせる! 「これで できあがりよ! うまそうじゃろう!」  やきそばが できあがったようだが めんは こげているし バイオイカは まだひがとおりきっていないし ソースと めんと ぐが まざりきっていないし なにより あおのりが おおすぎる… 「くってみろ! うまいぞ!」  あなたは しぶしぶたべてみると おもったより まずくはなかったが かといって おいしいといえるほどの ものでもない ひょうかにこまる あじだった サビクが なつのIRCドネートで しょうかんされた  オキナワのビーチのいっかくをかしきって サビクは きゅうかを たのしんでいた 「ホワイトカラーのわたしにも きゅうかは ひつようです」  ヤクザビーチパラソルでひざしをさえぎり ヤクザデッキチェアにからだをあずけているそのすがたは ふだんのヤクザめがねのかわりに ヤクザサングラスをかけ ふくそうもこうきゅつヤクザスーツではなく ヤクザアロハシャツとヤクザショーツできめている 「アー イイ… はるかにイイ…」  ヤクザビーチテーブルのうえの キンキンにひえた1680まんしょくはっこうしているブルーハワイをのもうと てをのばした   …そのとき!  『ザッケンナー!ザッケンナー!』  ブルーハワイのとなりにおかれた けいたいIRCたんまつが けたたましいヤクザちゃくしんおんをならした 「…おれのきゅうかを じゃまするとは どこのイディオットだ エエッ…!?」  いっしゅんで サビクのかおが バカンスをたのしむ やみブローカーのものから さっきだった きょうぼうなヤクザのものにかわる  だが IRCたんまつをてにとったときには すでに やみブローカーとしての いやみたらしいかおにもどっていた 「ドーモ ドーモ! ええ! あたらしいドラッグですね! おやすく ていきょう できますよ! イマダケ! アナタダケ! トクベツ! ンフフ!」  ふたつのかおを じざいにつかいわける  これがサビクの しょせいじゅつだ