『「けれどもほんとうのさいわいは一体何だろう。」  ジョバンニが云いました。  「僕わからない。」  カムパネルラがぼんやり云いました。』 ―――宮沢賢治著、『銀河鉄道の夜』より抜粋 昏い、昏い、闇の底。 寒い、寒い、夢の澱。 永い、永い、時の末。 ひとつだけ灯った、白い光。 それはいつしか、地平と成って―――。 ダブルクロス The 3rd Edition 『Times Dreams Victims』 ダブルクロス―――それは裏切りを意味する言葉。 どうか、この夢よ醒めないで。